JPS6213293Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213293Y2 JPS6213293Y2 JP1981176668U JP17666881U JPS6213293Y2 JP S6213293 Y2 JPS6213293 Y2 JP S6213293Y2 JP 1981176668 U JP1981176668 U JP 1981176668U JP 17666881 U JP17666881 U JP 17666881U JP S6213293 Y2 JPS6213293 Y2 JP S6213293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- strands
- strand
- wire
- concentric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 239000004850 liquid epoxy resins (LERs) Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
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- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、同心撚線導体の外周から水密混合物
を一括して各層の素線間に完全充填できるように
した水密電線用同心撚線の構造に関するものであ
る。
を一括して各層の素線間に完全充填できるように
した水密電線用同心撚線の構造に関するものであ
る。
近年、導体素線間に水分が浸入し、導体素線を
腐蝕させることによつて生じる断線等の事故を防
止するため、ケーブル全長に亘つて水密混和物
（例えばポリブデン油にポリエチレンワツクスを
溶解したものや液状のエポキシ樹脂に硬化剤を添
加しさもの等）を充填した水密電線への需要が高
まつている。ところが、従来の同心撚線では、第
ｎ層の素線数をｍとすると、ｍ＝6nで素線が密
接状態となつているため、中心層まで完全に水密
混和物を一括して圧入充填するのが困難であつ
た。
腐蝕させることによつて生じる断線等の事故を防
止するため、ケーブル全長に亘つて水密混和物
（例えばポリブデン油にポリエチレンワツクスを
溶解したものや液状のエポキシ樹脂に硬化剤を添
加しさもの等）を充填した水密電線への需要が高
まつている。ところが、従来の同心撚線では、第
ｎ層の素線数をｍとすると、ｍ＝6nで素線が密
接状態となつているため、中心層まで完全に水密
混和物を一括して圧入充填するのが困難であつ
た。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、同
心撚線の構造を改善して水密混和物の一括圧入充
填を容易にできるようにしたものである。
心撚線の構造を改善して水密混和物の一括圧入充
填を容易にできるようにしたものである。
以下、本考案を図面に基いて説明する。
第１図は、従来の二層同心撚線ケーブルの断面
図であり、１は中心素線、２は第１撚線層の素
線、３は第２撚線層の素線で、中心素線１の周囲
に６本の素線２、更に12本の素線３が撚り合わさ
れ、外部は絶縁被覆層４で保護され、内部には水
密混合物５が充填されているが、各層の素線２，
３はそれぞれ密接した状態にある。
図であり、１は中心素線、２は第１撚線層の素
線、３は第２撚線層の素線で、中心素線１の周囲
に６本の素線２、更に12本の素線３が撚り合わさ
れ、外部は絶縁被覆層４で保護され、内部には水
密混合物５が充填されているが、各層の素線２，
３はそれぞれ密接した状態にある。
第２図は本考案に係る二層同心撚線ケーブルの
断面図であり、中心素線１に対し、第１層の素線
２は５本、第２層の素線３は11本が配設され、第
ｎ層目の素線数をｍとすると、ｍ＝6n−１の関
係を満たすように同径の素線が撚り合わされ、各
層の素線２，２間及び３，３間にはそれぞれ微少
な間隙ｕが形成されている。
断面図であり、中心素線１に対し、第１層の素線
２は５本、第２層の素線３は11本が配設され、第
ｎ層目の素線数をｍとすると、ｍ＝6n−１の関
係を満たすように同径の素線が撚り合わされ、各
層の素線２，２間及び３，３間にはそれぞれ微少
な間隙ｕが形成されている。
本考案によれば、上記のように、各層の素線間
に間隙ｕが形成されているので、各層の素線間は
もとより各撚線層間も連通状態になるから三層以
上の多層同心撚線の場合でも水密混合物を同心撚
線の中心部まで容易に一括充填することができ、
水分浸入による腐蝕等のない安定な品質の水密電
線用同心撚線を提供することができ、この場合に
おいては第ｎ層の素線数ｍ＝6n−１に設定した
ので撚線全体を同径の素線で構成することがで
き、従つて製造上において直径の相異なる素線を
用意する必要がなく、トラブルの防止等製造管理
の点で優れているものである。
に間隙ｕが形成されているので、各層の素線間は
もとより各撚線層間も連通状態になるから三層以
上の多層同心撚線の場合でも水密混合物を同心撚
線の中心部まで容易に一括充填することができ、
水分浸入による腐蝕等のない安定な品質の水密電
線用同心撚線を提供することができ、この場合に
おいては第ｎ層の素線数ｍ＝6n−１に設定した
ので撚線全体を同径の素線で構成することがで
き、従つて製造上において直径の相異なる素線を
用意する必要がなく、トラブルの防止等製造管理
の点で優れているものである。
第１図は従来の二層同心撚線ケーブルの断面
図、第２図は本考案に係る二層同心撚線ケーブル
の断面図である。 １……中心素線、２……第１撚線層の素線、３
……第２撚線層の素線、４……絶縁被覆層、５…
…水密混和物。
図、第２図は本考案に係る二層同心撚線ケーブル
の断面図である。 １……中心素線、２……第１撚線層の素線、３
……第２撚線層の素線、４……絶縁被覆層、５…
…水密混和物。
Claims (1)
- 一本の中心素線の周囲に複数の素線を撚り合せ
た同径の素線から成る同心撚線において、第ｎ層
の素線数をｍとしたとき、ｍ＝6n−１とし、同
一層の各素線間に間隙を形成したことを特徴とす
る水密電線用同心撚線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17666881U JPS5881816U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 水密電線用同心撚線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17666881U JPS5881816U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 水密電線用同心撚線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5881816U JPS5881816U (ja) | 1983-06-02 |
| JPS6213293Y2 true JPS6213293Y2 (ja) | 1987-04-06 |
Family
ID=29969841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17666881U Granted JPS5881816U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 水密電線用同心撚線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5881816U (ja) |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17666881U patent/JPS5881816U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5881816U (ja) | 1983-06-02 |
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