JP4889158B2 - 低圧引き込み電線 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、低圧引き込み線に係り、特に施工性がよく、識別が容易にできる低圧引き込み電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の電線を撚り合わせてなる低圧引き込み電線は、屋外の電柱から各家の軒先へ電線の引き込みをするもので、屋外で使用されるものである。
この低圧引き込み電線としては、従来、図4に示すようなDVR電線が主に用いられていた。このDVR電線50は、三心撚り線の場合、電線51、電線52及び電線53の三心を撚り合わせて構成されている。このDVR電線50は、DVR電線50を構成する三心の電線それぞれを識別できるように、電線51には、導体54に絶縁体55を被覆して構成され、電線52には、導体56に絶縁体57を被覆して構成され、電線53には導体58に絶縁体59を被覆して構成されている。そして、この電線51の絶縁体55、電線52の絶縁体57、電線53の絶縁体59はそれぞれ識別できるように、たとえば絶縁体55は黒色、絶縁体57は青色、絶縁体59は緑色というように異なった彩色の樹脂で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような青色の絶縁体57及び緑色の絶縁体59は樹脂にカーボンを含有していないため、樹脂にカーボンを含有している黒色の絶縁体55に比べると太陽光に含まれる紫外線の遮断効果が少なく、酸化劣化しやすい。このため、電線52,53の絶縁体57,59は屋外で太陽光にさらされると劣化による亀裂が生じやすくなっていた。電線の亀裂の発生は、電線の絶縁特性を低下させ、亀裂部に汚れが付着し、雨水の滞留を生じると、導電部が形成されてしまい、絶縁耐力の低下を招来するという問題がある。
【0004】
このようなDVR電線の耐候性を向上させるものとして、図5に示すようなVVRケーブル60がある。
【0005】
このVVRケーブル60は、図4に図示のDVR電線50の周囲に介在物61を介在させて円形に成形し、押巻きテープ62を巻きつけ、その上にシース63を被覆して形成されているものである。このVVRケーブル60は、DVR電線50を構成する電線51,52,53を識別のために着色された絶縁体55,57,59をシース63で被覆しているため、図4に図示のDVR電線50よりも紫外線による影響は少なく、絶縁特性の劣化を防止する効果は向上されている。
しかしながら、このVVRケーブル60を屋外に配線するにあたっては、端末処理の際に、シース63を剥離し、押巻きテープ62及び介在物61を取り除き、さらにVVRケーブル60を構成する各電線51,52,53の絶縁体55,57,59を剥離する作業をしなければならず、施工性が悪くなるという別の問題がある。
【0006】
本発明の目的は、容易に識別することができ、耐候性、施工性に優れている低圧引き込み電線を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の低圧引き込み電線は、第一の導体にカーボンを配合して黒色に着色する第一の絶縁体を被覆してなる第一の電線と、
カーボンを配合して黒色に着色してなる最外絶縁層と、該最外絶縁層の下側にカーボンを含有しないで黒色以外の色に着色してなる絶縁層とによって複数層に形成してなる第二の絶縁体を第二の導体に被覆してなる第二の電線と、
を撚り合わせて構成したことを特徴としている。
このように請求項1に記載の発明によると、容易に識別することができ、耐候性、施工性に優れている低圧引き込み電線を提供することができる。
【0008】
上記目的を達成するために、請求項2に記載の低圧引き込み電線は、請求項1に記載の低圧引き込み電線において、前記第二の電線の第二の絶縁体の外周面に,該第二の電線の長手方向に突起または凹部を設け、前記第一の電線と前記第二の電線とを容易に識別することができるようにしたことを特徴としている。
このように請求項2に記載の発明によると、容易に識別することができ、耐候性、施工性に優れている低圧引き込み電線を提供することができる。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項3に記載の低圧引き込み電線は、
第一の導体にカーボンを配合して黒色に着色する第一の絶縁体を被覆してなる第一の電線と、
カーボンを配合して黒色に着色してなる最外絶縁層と、該最外絶縁層の下側にカーボンを含有しないで黒色以外の色に着色してなる絶縁層とによって複数層に形成してなる第二の絶縁体を第二の導体に被覆してなる第二の電線と、
カーボンを配合して黒色に着色してなる最外絶縁層と、該最外絶縁層の下側にカーボンを含有しないで黒色以外の色であって、前記第二の電線の絶縁層と異なる色に彩色を施してなる絶縁層とによって複数層に形成してなる第三の絶縁体を第三の導体に被覆してなる第三の電線と、
を撚り合わせて構成したことを特徴としている。
このように請求項3に記載の発明によると、容易に識別することができ、耐候性、施工性に優れている低圧引き込み電線を提供することができる。
【0011】
上記目的を達成するために、請求項4に記載の低圧引き込み電線は、請求項3に記載の低圧引き込み電線において、前記第二の電線の第二の絶縁体の外周面には、該第二の電線の長手方向にリブ状の突起を一条、または該第二の電線の長手方向に凹部を一条形成してなり、
前記第三の電線の第三の絶縁体の外周面には、該第三の電線の長手方向にリブ状の突起を前記第三の導体を中心に左右に対象な位置に、または該第三の電線の長手方向に凹部を前記第三の導体を中心に左右に対象な位置に形成してなり、
前記第一の電線と前記第二の電線と前記第三の電線とを容易に識別することができるようにしたことを特徴としている。
このように請求項4に記載の発明によると、容易に識別することができ、耐候性、施工性に優れている低圧引き込み電線を提供することができる。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項5に記載の低圧引き込み電線は、請求項3に記載の低圧引き込み電線において、前記第二の電線の第二の絶縁体の外周面には、該第二の電線の長手方向にリブ状の突起を一条、または該第二の電線の長手方向に凹部を一条形成してなり、
前記第三の電線の第三の絶縁体の外周面には、該第三の電線の長手方向にリブ状の突起を形成し、前記突起の形成位置と前記第三の導体を中心に左右に対象な位置に該第三の電線の長手方向に凹部を形成してなり、
前記第一の電線と前記第二の電線とを容易に識別することができるようにしたことを特徴としている。
このように請求項6に記載の発明によると、容易に識別することができ、耐候性、施工性に優れている低圧引き込み電線を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る低圧引き込み電線の実施の形態について説明する。
図1には、本発明に係る低圧引き込み電線の一実施の形態を示す断面図が示されている。
【0014】
図において、1はDV電線等の低圧引き込み電線で、同じ外径を有する電線2、電線3を撚り合わせて構成してある。この低圧引き込み電線1は、二本の電線を撚り合わせたものである。
【0015】
第一の電線2は、第一の導体5に第一の絶縁体6を被覆して構成してある。この絶縁体6は、カーボンを含有して黒色に着色された状態となっている。このように電線2の絶縁体6は、カーボンを含有しているため、優れた紫外線遮断効果を有している。
【0016】
第二の電線3は、第二の導体7の上に、第二の絶縁体8が被覆されており、この第二の絶縁体8は、黒色以外の色に着色されている絶縁層9と、最外層を形成し、カーボンが配合されて黒色に着色された最外絶縁層10とによって構成されている。絶縁層9は、本実施の形態においては青色に着色されており、第二の導体7を直接被覆している。着色された絶縁層9は、従来の着色された絶縁体と同様に構成されており、カーボンは含有されていない。最外絶縁層10は、カーボンを含有した黒色に着色されており、紫外線遮断効果に優れている。このように第二の電線3は、紫外線遮断効果が小さい絶縁層9の上に、カーボンを含有してなる最外絶縁層10を絶縁体8として被覆しているので、優れた紫外線遮断効果を得ることができる。
【0017】
図1における低圧引き込み電線1を三心に束ねた構造の低圧引き込み電線が図2に示されている。図2における電線2及び電線3は、図1と同様の構造となっている。
【0018】
第三の電線4は、導体11の上に、第三の絶縁体12が被覆されており、この第三の絶縁体12は、黒色以外の色に着色されている絶縁層13と、最外層を形成し、カーボンが配合されて黒色に着色された最外絶縁層14とによって構成されている。絶縁層13は、本実施の形態においては緑色に着色されており、導体11を直接被覆している。着色された絶縁層13は、従来の着色された絶縁体と同様に構成されており、カーボンは含有されていない。最外絶縁層14は、カーボンを含有した黒色に着色されており、紫外線遮断効果に優れている。このように電線4は、紫外線遮断効果が小さい絶縁層13の上に、カーボンを含有してなる最外絶縁層14を絶縁体12として被覆しているので、優れた紫外線遮断効果を得ることができる。
【0019】
低圧引き込み電線1は、この電線2、電線3、電線4を撚り合わせて形成されている。この三本の電線は、いずれも最外層がカーボンを含有してなるものであって、黒色の絶縁体で被覆されているので、低圧引き込み電線1は三本の黒色の電線が撚り合わせられた形状となっている。
【0020】
この低圧引き込み電線1を構成する各電線は、低圧引き込み電線1の接続等の作業時に、低圧引き込み電線1の切断面を目視することで識別することができるようになっている。たとえば、電線2、電線3、電線4の三本の電線で構成された低圧引き込み電線1を切断した際に、切断面において、三本の電線のうち、絶縁体内層が青色の絶縁層で構成された電線は電線3である、と識別することができる。また、絶縁体内層が緑色の絶縁層で構成された電線は電線4である、と識別することができる。一方、切断面において、絶縁体が黒色の単層で、着色された絶縁層が無い電線の場合、その電線は電線2である、と識別することができる。つまり、低圧引き込み電線1は、作業時に低圧引き込み電線1を端末処理する際の切断面における絶縁層の色によって電線の識別を行うことができる。
【0021】
また、絶縁体内層の着色された絶縁層9,13は、導体の外側を覆うように導体7,導体11をそれぞれ被覆しているため、端末処理時に切断面が略円状になる。このため、作業時において、導体を傷つけるのを防ぐために絶縁体を斜めに削った場合においても、二層で構成された絶縁層の色を容易に識別することができる。
【0022】
本発明における着色された絶縁体を有する電線の製造方法は、従来の二層における電線の製造方法と同様で、押出しにおいて絶縁体とシースのタンデムによる二層押出しの方法で行う。すなわち、電線3を例にとって説明すると、着色された絶縁層9を絶縁押出し機と芯がね、口がねで押出した直後に、最外絶縁層10を別の絶縁押出し機と芯がね、口がねで押出すことによって形成される。
【0023】
なお、本実施の形態においては、着色された絶縁層9と絶縁層13の色は青色及び緑色であったが、これに限られるものではなく、絶縁層9と絶縁層13が異なる色であって、かつ最外絶縁層と容易に識別が可能な色であればどんな色でもよいものとする。
【0024】
なお、紫外線遮断効果を得ることのできるカーボンを含有させた絶縁体は、絶縁体のベースのコンパウンドにカーボンを混練することで形成されている。
【0025】
また、本実施の形態においては、着色された絶縁層と、最外絶縁層の厚さの割合が図面において同じように示されているが、必ずしも同じ厚さにする必要はない。すなわち、電線の外径を同じにするために、着色された絶縁層または最外絶縁層のいずれかを比較的薄くすることが可能である。
【0026】
図3には、本発明に係る低圧引き込み電線の別な実施の形態を示す断面図が示されている。
図において、20はDV電線等の低圧引き込み電線であって、同じ外径を有する電線21、電線24、電線28を撚り合わせて構成してある。この低圧引き込み電線1は、二本の電線を撚り合わせたものもあるが、ここでは三心構造の低圧引き込み電線を例にとっている。
【0027】
電線21は、導体22を絶縁体23で被覆している構造となっている。絶縁体23は、カーボンを含有して黒色に着色されて形成されている。この電線21の絶縁体23はカーボンを含有しているため、優れた紫外線遮断効果を有している。
【0028】
電線24は、導体25を絶縁体26で被覆した構造となっている。この絶縁体26はカーボンを含有して黒色に形成されている。絶縁体26の表面には、電線の長手方向にリブ状の突起27が一箇所に設けられている。この突起27は電線21と異なることを示す識別手段の作用をしている。突起27は、絶縁体26の形成時に、絶縁体26と同時に押出して形成することができる。
【0029】
電線24における突起27を配置する箇所は、電線24が撚り合わせてある状態においても撚り合わせ内部に入りづらく、目視しやすい箇所であることが望ましい。
【0030】
電線28は、導体29を絶縁体30で被覆している構成となっている。絶縁体30は、カーボンを含有して黒色に着色されている。絶縁体30には電線の長手方向にリブ状の突起31,32が二箇所に設けられている。突起31,32は、絶縁体30形成時に、絶縁体30と同時に押出して形成されたものであって、本実施の形態においては、導体29を中心に左右に対象な位置に設けられている。
【0031】
電線28における二つの突起31,32を配置する箇所は、電線28が撚り合わせてある状態においても、撚り合わせ内部に入りづらく、目視しやすい箇所であることが望ましい。
【0032】
上記のような電線21、電線24、電線28の三本を撚り合わせることで低圧引き込み電線20が形成されている。低圧引き込み電線20は、その絶縁体がいずれも黒色であって、単層で構成されているものであるが、絶縁体表面に設けられた識別手段によって各電線の識別をすることができる。たとえば、低圧引き込み電線20を接続等に使用する場合、接続部分の電線の撚り合わせをほぐそうとする。電線の撚り合わせをほぐすと、各電線における表面の識別手段を明確に目視することができる。すなわち、本実施の形態によれば、目視した電線の絶縁体に、一箇所の突起があれば、その電線は電線24である、と識別することが可能である。また、目視した電線に二箇所の突起があれば、その電線は電線28である、と識別することが可能である。一方、目視した電線に突起が無い場合は、その電線は電線21である、と識別することができる。
【0033】
また、本実施の形態のように電線21には識別手段を設けず、電線24には一箇所の識別手段である突起27を設け、電線28には二箇所の識別手段である突起31,32を設けたことで、絶縁体表面の色が全て黒色であっても、三本の電線の種類を識別することが可能となる。また、三本のうち一本は電線21に示すように識別手段を設けないことによって、製造上容易となると共に、製造コストの削減にもつながる。
【0034】
なお、本実施の形態における電線の識別手段としては、突起を設けているが、これに限られるものではなく、突起の代わりに凹部を設けても同様の効果を得ることができる。
【0035】
また、本実施の形態においては、電線24には一箇所の突起27を設け、電線28には二箇所の突起31,32を設けているが、これに限られるものではなく、例えば電線24には一箇所の突起27を設け、電線28には図示しない一箇所の凹部を設けた構造としても、電線の識別をすることが可能で、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、電線24には一箇所の凹部を設け、電線28には一箇所の突起を設けた構造としても電線の識別をすることが可能で、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0036】
また、本実施の形態において、絶縁体を構成する素材には、電線の絶縁体として一般的なポリ塩化ビニル(PVC)を使用しているが、これに限られるものではなく、PVCの代わりにポリエチレン(PE)を使用しても本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、耐候性に優れ、良好な紫外線遮断効果を得ることができる低圧引き込み電線を提供することができる。
【0038】
内側の絶縁体を着色することで、端末を目視して容易に電線の識別を行うことができる。電線のうち一本の電線の絶縁体は単層で構成されているので、製造を簡易化させることが可能であると共に、施工性にも優れた低圧引き込み電線を提供することができる。
【0039】
絶縁体の表面に電線の識別手段を設けたことによって、容易に電線の識別を行うことが可能な低圧引き込み電線を提供することができる。また、電線のうち一本の電線の絶縁体には識別手段を設けていないので、製造を簡易化させることが可能であると共に、施工性にも優れた低圧引き込み電線を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低圧引き込み電線の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明に係る低圧引き込み電線の他の実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る低圧引き込み電線の別な実施の形態を示す断面図である。
【図4】従来のDVR電線を示す断面図である。
【図5】従来のVVRケーブルを示す断面図である。
【符号の説明】
1,20……………………低圧引き込み電線
2,3,21,24………電線
5,7………………………導体
6,8………………………絶縁体
9……………………………絶縁層
10…………………………最外絶縁層
Claims (5)
- 第一の導体にカーボンを配合して黒色に着色する第一の絶縁体を被覆してなる第一の電線と、
カーボンを配合して黒色に着色してなる最外絶縁層と、該最外絶縁層の下側にカーボンを含有しないで黒色以外の色に着色してなる絶縁層とによって複数層に形成してなる第二の絶縁体を第二の導体に被覆してなる第二の電線と、
を撚り合わせて構成したことを特徴とする低圧引き込み電線。 - 前記第二の電線の第二の絶縁体の外周面には,
該第二の電線の長手方向に突起または凹部を設け、
前記第一の電線と前記第二の電線とを容易に識別することができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の低圧引き込み電線。 - 第一の導体にカーボンを配合して黒色に着色する第一の絶縁体を被覆してなる第一の電線と、
カーボンを配合して黒色に着色してなる最外絶縁層と、該最外絶縁層の下側にカーボンを含有しないで黒色以外の色に着色してなる絶縁層とによって複数層に形成してなる第二の絶縁体を第二の導体に被覆してなる第二の電線と、
カーボンを配合して黒色に着色してなる最外絶縁層と、該最外絶縁層の下側にカーボンを含有しないで黒色以外の色であって、前記第二の電線の絶縁層と異なる色に彩色を施してなる絶縁層とによって複数層に形成してなる第三の絶縁体を第三の導体に被覆してなる第三の電線と、
を撚り合わせて構成したことを特徴とする低圧引き込み電線。 - 前記第二の電線の第二の絶縁体の外周面には、該第二の電線の長手方向にリブ状の突起を一条、または該第二の電線の長手方向に凹部を一条形成してなり、
前記第三の電線の第三の絶縁体の外周面には、該第三の電線の長手方向にリブ状の突起を前記第三の導体を中心に左右に対象な位置に、または該第三の電線の長手方向に凹部を前記第三の導体を中心に左右に対象な位置に形成してなり、
前記第一の電線と前記第二の電線と前記第三の電線とを容易に識別することができるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の低圧引き込み電線。 - 前記第二の電線の第二の絶縁体の外周面には、該第二の電線の長手方向にリブ状の突起を一条、または該第二の電線の長手方向に凹部を一条形成してなり、
前記第三の電線の第三の絶縁体の外周面には、該第三の電線の長手方向にリブ状の突起を形成し、前記突起の形成位置と前記第三の導体を中心に左右に対象な位置に該第三の電線の長手方向に凹部を形成してなり、
前記第一の電線と前記第二の電線とを容易に識別することができるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の低圧引き込み電線。
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