JPS62132696A

JPS62132696A - 画像表示装置

Info

Publication number: JPS62132696A
Application number: JP27244485A
Authority: JP
Inventors: 勝雄斉藤
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-12-05
Filing date: 1985-12-05
Publication date: 1987-06-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は原稿等の画像を黒板状の平面に表示可能とした
画像表示装置に関する。

（従来の技術）従来、会議や打合せ等のため黒板を使用する際、この黒
板に筆記された内容を逐一ノート等に転記するための時
間や転記中に説明者の説明をききもらしたり手間を省く
ため、黒板上に書かれた文字や図形等の画像情報を読み
取って記録する所謂電子黒板なる装置が提案され、実際
に使用されてもいる。また、この電子黒板装置の筆記面
は、白色であり、オーバーへッドブロジェクタ（以下、
ＯＨＰと称する）やスライド等のスクリーンとして使用
できる。そのため、会議などでＯＨＰの資料やスライド
を電子黒板装置の筆記面に投影して、説明或いは議論を
しながら、筆記面に新たな内容を書き加えるような場合
がある。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、斯かる従来技術の場合には、既に書かれた画像
情報を読み取って記録するためのものであり、筆記面へ
の筆記は人手によって行なわなければならず、面倒であ
ると共に時間を要し、また、筆記面に予め作成された資
料を表示するためには、資料の原稿を透明なフィルムに
コピーし、この透明なフィルムをＯＨＰにて筆記面に投
影しなければならない。そのため、原稿をフィルムにコ
ピーしたり投影する際部屋を暗くしたりする必要があり
、筆記面へ資料等を表示するのが非常に面倒であるとい
う問題点があった。

また、画像情報を書込む方法としては、バブルジェット
方式等によるものもあるが、この場合装置が大型になり
コストも高くなると共に一端書き込むと消去が不可能に
なる。

そこで、木発明は、上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので、通常の原稿等の画像を容易に黒板
状の平面に表示可能であると共に消去可能であり、装置
も大型化せず安価な画像表示装置を提供することにある
。

（問題点を解決するための手段）木発明は、上記の目的を達成するために、情報記録媒体
の画像を読取って画像信号に変換する読取手段と、画像
信号に対応した磁化を行なう磁化手段と、磁化方向の切
換によって磁性体が移動して表示状態と非表示状態とに
変化する表示単位部を多数有する平板状の表示手段とを
備えるように構成されている。

（作　　　用）木発明にあっては、磁化手段によって表示手段の表示単
位部を画像信号に応じて特定方向に磁化して表示状態と
することにより、表示手段に画像を表示可能としたもの
である。

（実　施　例）以下に木発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図は本発明に係る画像表示装置の一実施例を示す正
面図である。図において、画像表示装置本体１は、表示
手段として白色平板状の表示板２を備えていると共に、
該画像表示装置本体ｌの前面側には、矢印ａ方向に移動
可能なガイド３が配設されている。このガイド３には、
磁化手段としての磁気へラドアレイ４が矢印す方向に沿
って移動可能に設けられている。上記磁気へ一７ドアレ
イ４は、第２図及び第３図（ｂ）に示すように、鉄心５
にコイル６を巻いた小さな磁気ヘッド７１　　。

７２・・・を１複数直線状に配列して形成されている。

前記表示板２は、第３図（ａ）　、　（ｂ）に示すよう
に、合成樹脂等からなる白色の基板８の表面に、例えば
１ｍｍ角の立方体状の小さな凹所９をマトリックス状に
設け、該凹所９内に黒色の磁性粉１０と白色の液体１１
を収納すると共に、基板８の表面には透明かつ筆記可能
なポリエステル等の透明なシート１２が凹所９を密閉す
るように貼着されてなっている。上記磁性粉１０は、通
常凹所９の底部に位置しており、表示板２の外観は、透
明なシート１２を介して白色の基板８及び白色の液１１
が見えることにより白色の平板となっている。また、表
示の際には、磁性粉１０がシート１２側に移動して黒色
のドツトとして画像が表示される。上記凹所９の面積、
配列間隔及び磁性粉１０の量によって、表示手段として
の表示板２の解像度及び階調性が決定される。

第４図は制御系を示すブロック図である。図において、
２は前記表示板、３は前記ガイド、４は前記磁気へラド
アレイである。工３は制御部、１４はシリアル−パラレ
ル変換部、１５は上記磁気へラドアレイ４の駆動部であ
る。１６及びエフは前記ガイド３を主走査方向ａに移動
する主走査方向駆動モータ、及び前記磁気へラドアレイ
４を副走査方向すに移動する副走査方向駆動モータであ
る。１８は制御部１３からの信号によってモータ１６，
１７の制御信号を発生するモータ制御信号発生部、１９
はモータ制御信号に基づいて制御するモータ制御部、２
０はモータ１６゜１７を駆動するモータ駆動部である。

また、２１は読取手段としての原稿読取用リーダ一部で
、２２は情報記録媒体としての原稿、２３はコンタクト
ガラス、２４１士読取用光源４２５はセルフォックレン
ズ（商品名、日本板硝子株式会社製）、２６はＣＯＤ　
（電荷結合素子）２２７はＣＯＤからのアナログデータ
をデジタルデータに変換するＡ／Ｄ変換器であり、上記
読取用光源２４とセルフォックレンズ２５とＣＣＤ２６
は、矢印方向に一体的に移動して原稿２２の画像を所定
幅で読取走査する。この所定読取幅と磁気へラドアレイ
４の幅とは対応している。

以上の構成において、本実施例に係る画像表示装置では
、次のようにして画像の表示が行なわれる。すなわち、
原稿読取用リーダ一部２１のＣ０Ｄ２６の往復移動によ
って原稿２２の画像が所定幅ずつ読取られ、この画像信
号はＡ／Ｄ変換器２７を介してシリアル−パラレル変換
部１４に送られる。上記画像信号は、シリアル−パラレ
ル変換部１４によってパラレルデータに変換され、該パ
ラレルデータに変換された画像信号は駆動部１５を介し
て磁気へラドアレイ４に送られる。この磁気へラドアレ
イ４は、パラレルな画像信号に対応して磁気ヘッド７１
．７２・・・が磁化される。

その際、上記磁気へラドアレイ４は、Ｃ０Ｄ２Ｂの走査
と同期して制御部１３によって駆動されるガイド３と共
に主走査方向ａに移動し、表示板２の各凹所９の磁性粉
を移動させて画像の表示を行なう。次に、ガイド３が表
示板２の右端に達したならば、制御部１３はガイド３を
左端に戻すと共に、磁気へラドアレイ４を副走査方向す
に移動させて上記の動作を繰り返す。

こうすることによって、表示板２上に原稿２２の画像が
、凹所９内の黒色の磁性粉１０の移動による黒いドツト
によって拡大表示される。

なお、上記表示板２上の表示画像を消去するには、表示
板２を形成する基板８の裏側を永久磁石等を全面にわた
って走査し、移動した磁性粉１０を凹所９の底部に戻す
ことによって行なえる。

前記実施例では、原稿読取用リーダ一部２１からのデジ
タルデータに応じて磁気へラドアレイ４を駆動する場合
について説明したが、これに限定されるわけではなく、
原稿の画像を光ファイバー等によって光学的なデジタル
データとして読取り、この光信号を直接電気信号に変換
して磁気へラドアレイを駆動するようにしてもよい。

こうした場合には、制御系を筒中にすることができ、コ
ストダウンが可能である。

（発明の効果）本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、原稿の画
像を拡大して黒板状の平面に表示することができると共
に消去も容易であり、また、磁気的に画像の表示を行な
うため、装置の構成が簡単で小型化、低価格化が可能で
ある。そのため、従来ＯＨＰを用いていたような不都合
を解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像表示装置の一実施例を示す正
面図、第２図は磁気へラドアレイを示す平面図、第３図
（ａ）は表示板と磁気へラドアレイ。の配置関係を示す斜視説明図、第３図（ｂ）は第３図（
ａ）の縦断説明図、第４図は制御系を示すブロック図で
ある。符号の説明

Claims

【特許請求の範囲】

情報記録媒体の画像を読取って画像信号に変換する読取
手段と、画像信号に対応した磁化を行なう磁化手段と、
磁化方向の切換によって磁性体が移動して表示状態と非
表示状態とに変化する表示単位部を多数有する平板状の
表示手段とを備えた画像表示装置。