JPH08207493A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH08207493A
JPH08207493A JP7017751A JP1775195A JPH08207493A JP H08207493 A JPH08207493 A JP H08207493A JP 7017751 A JP7017751 A JP 7017751A JP 1775195 A JP1775195 A JP 1775195A JP H08207493 A JPH08207493 A JP H08207493A
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JP
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display
magnetic
image
display board
board
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JP7017751A
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English (en)
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Koji Maruyama
浩司 丸山
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は表示部に磁性体を用いた表示装置に
係り、鮮明度を向上し、部屋を暗くすることなく、多く
の人が原稿の拡大画像を見ることができる表示装置を提
供することを目的とする。 【構成】 本発明は2枚のフイルム14、15間に磁性
体が封入され、仕切り板17により多数の表示素子が形
成されたディスプレイボード2と、電磁石で構成された
磁気ヘッド13を有し、画像データに従って磁気ヘッド
13に設けられたスイッチ21をオン、オフ制御するこ
とにより、ディスプレイボード2内の磁性体をフイルム
14側(表示面側)に吸引し、画像データに従った表示
を行う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示部に磁性体を用いた
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】会議等において、原稿で作成された画像
を表示する場合オーバーヘッドプロジェクタが使用され
ている。オーバーヘッドプロジェクタは、原稿データを
例えば透過型液晶ディスプレイに書き込み、下方から光
を照射することにより、その透過光をスクリーンに照射
する装置である。このオーバーヘッドプロジェクタを使
用する場合、上述の液晶ディスプレイに書き込む画像デ
ータを順次変更しつつ、例えば表示画面に対する解説を
行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の様なオーバーヘ
ッドプロジェクタは、多くの人が表示画像を見ることが
でき便利である。しかし、オーバーヘッドプロジェクタ
を使用する為には部屋を暗くする必要がある。また、鮮
明度も悪く、斜め方向からはスクリーン上の画面が見に
くい。さらに、オーバーヘッドプロジェクタは装置自体
も大きく、広いスペースが必要である。
【0004】本発明は上記従来の問題に鑑み、鮮明度を
向上し、部屋を暗くすることなく、多くの人が原稿の拡
大画像を見ることができる表示装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明によれ
ば、表面シートと裏面シートからなる積層シート間に多
数のセル室内を変位可能に表示部材を保持する表示面手
段と、前記積層シートの一方の面に近接しながら走査
し、印加される画像情報に従って磁界を発生し、前記表
示部材を一方の面側に移動させる記録ヘッド手段と、該
記録ヘッド手段に表示すべき画像情報を印加する画像情
報発生手段とを有する表示装置により達成される。
【0006】また、前記表示部材は、例えば浮遊保持剤
中に分散した磁性体で構成する。また、前記表示部材
は、例えば保持液体中に指示され偏った部分に磁性体を
保持する表示素子で構成する。
【0007】
【作用】本発明は、例えばフイルム等で構成される表面
シートと裏面シート間に、磁性体を封入した表示素子を
形成し、例えば電磁石で構成される記録ヘッド手段に画
像データに従った信号を出力し、表示面に表示を行うも
のである。また、記録ヘッド手段は表示面に沿って移動
し、記録ヘッド手段から出力される磁界に従って磁性体
を表示面に吸引し、画像表示を行うものである。この構
成により、部屋等を暗くすることなく、表示画像の鮮明
度を増し、極めて見やすい表示とすることができる。
【0008】また、前記表示部材は、例えば透明液体等
の浮遊保持剤中に分散した磁性体で構成され、画像デー
タに従って記録ヘッド手段が磁性体を表示面に吸引する
ことで、鮮明な画像表示を行うことができる。
【0009】さらに、前記表示部材は、例えば透明樹脂
等の保持液体中に磁性体を保持する表示素子で構成され
ている。また、表示素子は六角形、四角形、円形等で形
成され、見易い画面としている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、一実施例の表示装置の全体
構成図であり、表示装置を正面から見た斜視図である。
また、図2は、表示装置を裏面から見た斜視図である。
両図において、表示装置1はディスプレイボード2と、
ディスプレイボード2の表面を移動するトラックタ3
と、ディスプレイボード2の下方に設けられたイメージ
スキャナ4で構成されている。また、トラックタ3やイ
メージスキャナ4の駆動は、ディスプレイボード2の下
方に設けられた操作パネル5を操作することにより行わ
れる。尚、ディスプレイボード2は2本の脚7、8によ
って保持され、脚7、8にはそれぞれローラ7’又は
8’が設けられ、ディスプレイボード2を自由に移動で
きる構成である。
【0011】ディスプレイボード2は、強度が確保され
たフイルム間に磁性体を含む液体を封入して構成され、
トラックタ3を矢印A又はA’方向に移動することによ
りトラックタ3に設けられた磁気ヘッドを作用させてデ
ィスプレイボード2に表示を行う構成である。尚、ディ
スプレイボード2の裏面側にもトラックタ3と一体的に
移動するトラックタ3’が配設され、トラックタ3’に
設けられたイレーサによりディスプレイボード2の表示
を消去できる構成である。また、イメージスキャナ4は
ディスプレイボード2に表示するデータを読み込む装置
であり、原稿を挿入する原稿挿入口4aと原稿トレイ4
bで構成されている。
【0012】図3は本実施例の表示装置のシステム構成
図である。上述のイメージスキャナ4で読み取られた原
稿Pの画像情報は、画像処理部10に送られ処理が行わ
れる。この処理は、例えば送られてくる画像情報をディ
スプレイボード2に表示する為の画像情報の表示処理
や、画像情報を一時記憶しておく為の圧縮処理等であ
る。また、画像処理部10にはコンピュータ11等を接
続でき、コンピュータ11から画像処理部10を制御す
ることができる。また、画像処理部10で作成した圧縮
データは、コンピュータ11に設けられたディスクに記
憶しておくこともできる。画像処理部10で作成した画
像データは、ドライバ12を介して磁気ヘッド13に出
力され、ディスプレイボード2への画像データの書き込
みに使用される。
【0013】ここで、ディスプレイボード2の断面構
成、及び磁気ヘッド13の構成を図4を用いて説明す
る。尚、図4は図1の紙面上方より見た時のディスプレ
イボード2と磁気ヘッド13の配設構成をも示す図であ
る。ディスプレイボード2はフイルム14、15間に磁
性液体16を封入して構成され、フイルム14、15間
に多数枚の仕切り板17を設けることにより多数個の表
示素子(セル)を形成している。また、フイルム14、
15間には多孔性フイルム18が、フイルム14、15
に対して平行に配設され、磁性液体16が自由に多孔性
フイルム18間を移動できる様に構成している。
【0014】フイルム14はディスプレイボード2の表
示面を形成し、透明なフッ素系樹脂で構成され、例えば
ホワイトボードに用いる水性マーカ等で文字を記載する
ことができ、また、フェルト材等のクリーナで簡単に消
すことができる材質である。また、裏面に位置するフイ
ルム15は透明ではないが、フイルム14と同じ材料で
構成されている。磁性液体16は液体中に磁性粉等の磁
性体を含ませたものであり、例えば磁性体の色は黒であ
る。この磁性液体16は上述の多孔性フイルム18に形
成された多数の孔を介してフイルム14側から15側
へ、又はフイルム15側から14側へ移動可能に構成さ
れている。
【0015】一方、磁気ヘッド13は軟鉄等の磁心にコ
イル19を巻装して構成され、コイル19には直流電源
20が接続されている。磁気ヘッド13を使用する場
合、スイッチ21をオンしコイル19に電流を流すこと
により、磁気ヘッド13の先端13’に発生する磁界に
よって磁性液体16内の磁性体をフイルム14側に引き
寄せ、画像表示を行う構成である。スイッチ21は所謂
無接点スイッチであり、上述のドライバ12から出力さ
れる画像データに従ってオン・オフし、オンのタイミン
グで磁性体をフイルム14側に吸引することによりディ
スプレイボード2に画像表示を行う。尚、具体的には矢
印A方向への1回の操作でディスプレイボード2全体に
画像表示を行う為、磁気ヘッド13は図4の紙面垂直方
向に列状に多数個配設されている。また、磁気ヘッド1
3の配設は図5に示す様に印字密度を向上させる為、左
右から交互に配設されている。
【0016】尚、ディスプレイボード2の裏面に配設さ
れたイレーサ21は、例えば電磁石等で構成され、イレ
ーサ21は図6に示す様に、矢印A’方向への移動に伴
って、その磁力により磁性液体16内の磁性体をフイル
ム15側に吸引し、ディスプレイボード2の表示面を初
期状態(何も表示されていない状態)にセットする。ま
た、図7に示す様に、磁気ヘッド13とイレーサ21は
後述するヘッドスキャンモータの駆動に従って同方向に
移動する。
【0017】図8は、上述の構成の表示装置1のシステ
ム構成を示す。表示装置1はインターフェイスコントロ
ーラ(以下、I/Fコントローラという)22、ボード
コントローラ29を中心に構成され、I/Fコントロー
ラ22には前述のイメージスキャナ4、操作パネル5の
他に、リモコン23、無線機24、25、(ヘッド)ド
ライバ26、ファクシミリ(FAX)27が接続されて
いる。また、ボードコントローラ29にはヘッドスキャ
ンモータ30、イレースモータ31、オートフィーダモ
ータ32が接続され、また、トラックタ3の位置等を検
出するセンサ類33も接続されている。
【0018】リモコン23は赤外線(IR)を介して、
例えばP/C(パーソナルコンピュータ)とデータの授
受を行うものである。また、無線機24は無線を介して
P/Cとデータの授受を行うものであり、無線機25は
前述のイメージスキャナ4とは異なるスキャナユニット
34と無線を介してデータの授受を行うものである。ま
た、前述の磁気ヘッド13はドライバ12を介してCP
U35に接続されている。
【0019】I/Fコントローラ22は、図9に示す構
成であり、CPU35(中央処理部)、システムROM
36、システムRAM37、画像処理LSI38、画像
メモリ39、ヘッドI/F40等で構成されている。ま
た、このI/Fコントローラ22は、I/Oポート41
を介して上述の図8に示すシステムに接続されている。
【0020】CPU35はシステムROM36に記憶さ
れたプログラムに従って、本実施例の表示装置1の駆動
制御を行う。また、システムRAM37は後述する外部
のコンピュータ等からプログラムを入力した時、そのプ
ログラムを格納するエリアでり、CPU35がシステム
RAM37に格納されたプログラムに従って表示装置1
の駆動制御を行うこともある。画像処理LSI38は、
CPU35と共に、図3に示す画像処理部10を構成す
る。画像処理LSI38は、前述のイメージスキャナ4
で読み取ったデータを処理し、画像メモリ39に格納す
る。尚、画像メモリ39は、ビデオインターフェイス4
3を介して入力する外部からのビデオ信号の画像処理等
も行う。
【0021】尚、シリアルインターフェイス44は、例
えば公衆電話回線を介した通信や、コンピュータ等を接
続して使用する場合のI/Fであり、パラレルインター
フェイス45はセントロニクス仕様のプリンタを接続し
て使用する場合のI/Fである。また、CPU35には
フロントROM42も接続されている。ヘッドI/F4
0は磁気ヘッド13の駆動制御を行う回路である。
【0022】一方、画像データに基づいて磁気ヘッド1
3に設けられた前述のスイッチ21をオン、オフする回
路は、磁気ヘッド13に接続された制御回路13’(図
7参照)である。図10は、制御回路13’の具体的な
回路図である。制御回路13’は n 個のフリップフロ
ップで構成されるシフトレジスタ46、ラッチ回路4
7、アンドゲート48、インバータ49で構成されてい
る。また、制御回路13’の出力は、スイッチ21をオ
ン、オフ駆動するソレノイドL1〜Lnに接続されてい
る。尚、ソレノイドL1〜Lnにはサージ電流防止用の
ダイオードが接続されている。また、上述のクロック信
号(CLK)はインバータ50を介して出力され、画像
データ(D)はバッファ51を介して出力され、ラッチ
信号はバッファ52を介して出力される。
【0023】シフトレジスタ46を構成するフリップフ
ロップの数は、磁気ヘッド13の配設個数(スイッチ2
1の個数)に対応し、クロック信号(CLK)に同期し
て画像データ(D)をn個格納する。シフトレジスタ4
6に入力した画像データは、ラッチ信号に同期してラッ
チ回路47に出力される。また、ラッチ回路47の出力
はストローブ信号に同期してアンドゲート48に出力さ
れ、インバータ49を介して接続するソレノイドL1〜
Lnに出力される。磁気ヘッド13は、ソレノイドL1
〜Lnのオン、オフに従ってコイル19に電流を流し、
対応する磁気ヘッド13を駆動する。
【0024】一方、図8に示すヘッドスキャンモータ3
0は、上述のトラックタ3を駆動するモータであり、ボ
ードコントローラ30の制御に従ってヘッドスキャンモ
ータ30を矢印A又はA’方向に移動する。また、オー
トフィーダモータ32はイメージスキャナ4に載置した
複数枚の原稿を自動送りするモータである。尚、イレー
スモータ31は、イレーサ21を単独で駆動するモータ
であり、本実施例ではトラックタ3の裏面にイレーサ2
1が一体に配設されており、イレースモータ31を単独
で駆動することはない。
【0025】以上の構成の表示装置1において、以下に
その表示動作を説明する。原稿Pを原稿挿入口4aから
挿入し、イメージスキャナ4により原稿の画像データを
読み取る。この画像データはCPU35の制御に従っ
て、I/Fコントローラ22内の画像処理LSI38に
送られ、磁気ヘッド13に出力する為の画像処理が行わ
れる。
【0026】一方、ディスプレイボード2側では、ボー
ドに表示データが残っていれば、その表示を消去すべ
く、ボードコントローラ29からヘッドスキャンモータ
30に制御信号を出力し、トラックタ3を矢印A’方向
に移動する。そして、トラックタ3が矢印A’方向に移
動する間、イレーサ21を駆動し、ディスプレイボード
2の表示データを削除する。すなわち、イレーサ21を
駆動しつつ、トラックタ3を矢印A’方向に移動するこ
とによりディスプレイボード2内の磁性体をフイルム1
5側へ吸引する(図6参照)。
【0027】一方、画像処理LSIで画像処理が行われ
た画像データは、画像メモリ39に展開され、ドライバ
12を介して制御回路13’に出力される。具体的に
は、画像データは1ライン毎にシフトレジスタ46に出
力され、ラッチ信号の出力に同期してラッチ回路に出力
された後、ストローブ信号の出力に同期して磁気ヘッド
13に出力される。
【0028】CPU35は、磁気ヘッド13への印字デ
ータの出力に対応してヘッドスキャンモータ30を駆動
し、トラックタ3を矢印A方向に移動する。この間、ト
ラックタ3に取り付けられた磁気ヘッド13から磁界が
ディスプレイボード2に出力され、ディスプレイボード
2に画像が表示される。すなわち、制御回路13’から
出力されたデータに基づいてソレノイドL1〜Lnを駆
動又は非駆動とし、駆動するソレノイドに対応したスイ
ッチ21をオンして、磁気ヘッド13に磁界を誘起す
る。したがって、ディスプレイボード2内の磁性体は、
画像データに従って磁性流体16内を移動し、フイルム
15側に位置する磁性体は多孔性フイルム18に形成さ
れた孔を介してフイルム14側に移動し、ディスプレイ
ボード2の表面に画像データに従った画像を形成する。
尚、図11は上述の表示処理により、ディスプレイボー
ド2に文字ア、及びイを表示した例を示す。
【0029】以上の様に本実施例は、磁性流体16内に
磁性体を含ませ、画像データに従って磁性体をディスプ
レイボード2の裏面から表示面に移動し、画像表示を行
うものであり、ディスプレイボード2に鮮明な表示を行
う。
【0030】尚、上述の実施例では、フイルム14、1
5間に多孔性フイルム18を介装したが、図12に示す
様に、多孔性フイルム18を介装することなく構成して
もよい。この場合、磁性液体16内にブロック状の磁性
体16’を入れて構成している。
【0031】次に、本発明の他の実施例を説明する。本
実施例は、上述の一実施例の表示装置と機構構成は同じ
であるが、ディスプレイボードの構成が異なる。すなわ
ち、表示装置の全体構成や磁気ヘッド13がトラックタ
3に取り付けられている点は同じであるが、ディスプレ
イボード内の磁性体の構成が異なる。
【0032】図13は本実施例で使用するディスプレイ
ボード50内の磁性体の構成を説明する図である。本実
施例で使用する表示素子51は球状であり、球の半分は
黒色であり、半分は白色である。尚、その比は白色部分
がやや多く構成されており、実際に表示した時、多少球
に傾きがあっても白色のバックグランドを確保する為で
ある。表示素子51の黒色の部分は磁性体52であり、
磁性材料と黒色樹脂材料を組み合わせたものである。ま
た、白色部分は透明樹脂53で構成されている。
【0033】上述の構成の表示素子51は、表面と裏面
をフイルム54、55で形成されたディスプレイボード
50内に配設され、それぞれの表示素子51は仕切り板
56で仕切られた領域に配設されている。尚、仕切り板
56は六角(柱)構造であり、図14はディスプレイボ
ード50の表示面側から仕切り板56の配置構成、及び
表示素子51の配設構成を示す。また、図13は、図1
4のBーB断面を示す図でもある。尚、図13に示す磁気
ヘッド13や図15に示すイレーサ21の配設構成は、
前述の実施例と同様である。
【0034】以上の構成の他の実施例の表示装置におい
て、その表示動作は前述の実施例と同様、原稿をイメー
ジスキャナ4により読み取らせ、この読み取りデータ
(画像データ)をCPU35の制御に従って、画像処理
LSI38で処理し、磁気ヘッド13に出力する。ま
た、ディスプレイボード50では、必要に応じて表示内
容を消去し、ヘッドスキャンモータ30に制御信号を出
力してトラックタ3を矢印A方向に駆動する。この様に
制御することにより、磁気ヘッド13は画像データ1ラ
インごとのデータに従って、磁界の発生、又は非発生を
繰り返し、画像データに従った表示をディスプレイボー
ド50に行う。尚、図14に示すアルファベット文字A
は、上述の処理によりディスプレイボード50に表示を
行った例である。
【0035】尚、本実施例では、球状の表示素子51を
使用したが、球状の表示素子51に限るわけではなく、
図16(a)〜(d) に示す様に構成してもよい。例えば、
同図(a) は磁性樹脂52内に磁性体53を分散させたも
のであり、同図(b) は表示素子51の真ん中を中空に
し、全体の重さを軽くした構成である。さらに、同図
(c) は中空の表示素子51の一部を中空とし、この中空
の中に磁性体を収納する構成であり、同図(d) は表示素
子51の片面のみに磁性体53を配置した構成である。
【0036】また、本実施例では仕切り板56を六角
(柱)構造としたが、四角(柱)、円(柱)構造として
もよいことは勿論である。さらに、上述の2つの実施例
において、ディスプレイボード2又は50に表示する画
像情報は、イメージスキャナ4で読み取ったデータであ
ったが、ファクシミリ(FAX)27や、外部のコンピ
ュータ11等から出力される画像データであってもよ
い。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ディスプレイボード内
に磁気変化により移動する磁性体を設け、画像情報に従
って磁性体をボード表面に移動して画像表示を行うの
で、鮮明度の優れた画像表示を行うことができる。
【0038】また、部屋を暗くすること無く画像表示を
行うことができ、また、オーバーヘッドプロジェクタの
様な大がかりな装置を必要とすることがなく、スペース
を有効利用することができる。
【0039】さらに、本発明の表示装置は、その表示面
に直接ペン等で記入することができ、操作性も優れたも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の表示装置の全体構成図である。
【図2】一実施例の表示装置の裏面の斜視図である。
【図3】一実施例の表示装置のシステム構成図である。
【図4】ディスプレイボードと磁気ヘッドとの配設関係
を説明する図である。
【図5】磁気ヘッドの配設構成を説明する図である。
【図6】ディスプレイボードとイレーサとの配設関係を
説明する図である。
【図7】一実施例の表示装置の断面構成図である。
【図8】一実施例の表示装置のシステムブロック図であ
る。
【図9】I/Fコントローラのシステムブロック図であ
る。
【図10】制御回路の回路構成図である。
【図11】表示例を説明する図である。
【図12】ディスプレイボードの変形例を説明する図で
ある。
【図13】他の実施例のディスプレイボードと磁気ヘッ
ドとの配設関係を説明する図である。
【図14】磁性体の配設構成を説明する図である。
【図15】他の実施例のディスプレイボードとイレーサ
との配設関係を説明する図である。
【図16】表示素子の変形例を説明する図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 ディスプレイボード 3 トラックタ 4 イメージスキャナ 5 操作パネル 7、8 脚 10 画像処理部 11 コンピュータ 12 ドライバ 13 磁気ヘッド 13’制御回路 14、15、54、55 フイルム 16 磁性液体 17、56 仕切り板 18 多孔性フイルム 19 コイル 20 直流電源 21 イレーサ 22 I/Fコントローラ 23 リモコン 24、25 無線機 26 ヘッドドライバ 27 ファクシミリ 29 ボードコントローラ 30 ヘッドスキャンモータ 31 イレーサモータ 32 オートフィーダモータ 35 CPU 36 システムROM 37 システムRAM 40 ヘッドI/F 41 I/O ポート 42 フロントROM 43 ビデオI/F 44 シリアルインターフェイス 45 パラレルインターフェイス 46 シフトレジスタ 47 ラッチ回路 48 アンドゲート 49、50 インバータ 51 表示素子 52 磁性体 53 透明樹脂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面シートと裏面シートからなる積層シ
    ート間に、多数のセル室内を変位可能に表示部材を保持
    する表示面手段と、 前記積層シートの一方の面に近接しながら走査し、印加
    される画像情報に従って磁界を発生し、前記表示部材を
    一方の面側に移動させる記録ヘッド手段と、 該記録ヘッド手段に表示すべき画像情報を印加する画像
    情報発生手段と、 を有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部材は、浮遊保持剤中に分散し
    た磁性体であることを特徴とする請求項1記載の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示部材は、保持液体中に指示され
    偏った部分に磁性体を保持する表示素子であることを特
    徴とする請求項1記載の表示装置。
JP7017751A 1995-02-06 1995-02-06 表示装置 Withdrawn JPH08207493A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103770529A (zh) * 2014-02-19 2014-05-07 马根昌 电子教学板系统

Cited By (2)

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CN103770529A (zh) * 2014-02-19 2014-05-07 马根昌 电子教学板系统
CN104773013A (zh) * 2014-02-19 2015-07-15 马根昌 电子教学板系统

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