JPS6397929A - 液晶パネルを用いたｏｈｐ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に産業上の利用分野】 本発明は、０ｌ−ＩＰ（オーバーへラドプロジェクタ）
と称され、会議、講演会などに用いられているスライド
映写機に関するものであり、特にステージに電気的に書
込、消去の可能な装置を設けることで一層の性能の向上
を計るものである。

Ｋ従来の技術】 従来のＯＨＰ装置は第４図に示すような構造のものであ
り、筐体１の内部にはハロゲン電球など光輝度の電源が
設けられると共に、その上面に設けられているステージ
２に対して効率良く前記光源の光が集中するようにコン
デンサレンズ、反射鏡なども設けられているものである
。　前記ステージ２は透明な平面ガラスで構成されてい
るものであり、該ステージ２の鉛直上にはアーム３など
を介して反射鏡とレンズとで構成されたヘッド４が取付
けられているので、前記ステージ２上に透明樹脂フィル
ムにフェルトペンなとで記入したシート１０を載せるこ
とで、前記ヘッド４で略９０直曲げられ、結像されてス
クリーン５に拡大されて投影されるものである。

Ｋ発明が解決しようとする問題点】 しかしながら、前記した従来のＯＨＰ装置は前記ステー
ジ２上に被写体であるシート１０を載せて投影するもの
であるので、例えば講演の内容が複雑なものであれば前
記シート１０の数も多いものになることは避けられず、
これ等のシート１０の交換のために講演者が−々に演壇
とＯＨＰ装置とを往復し、講演の流れを阻害すると云う
問題点を生じたり、或いは前記シートの交換のために補
助者を必要とし、この連絡のために講演者に負担が掛か
るような問題点も生ずるものであった。

Ｋ問題点を解決するための手段】 本発明は前記した従来の問題点を解決するための具体的
手段として、光源と、被写体を載せるステージと投影レ
ンズとで成るＯＨＰ装青において、前記ステージには該
ステージを覆うドツトマトリクスの液晶パネルが装着さ
れ、前記ＯＨＰ装冒内には外部記憶読取装置を含む前記
液晶パネルの駆動回路と、前記０ｆ−ＩＰ装置に適宜に
設けられたキーボードに接続された文字発生回路とが配
設されていることを特徴とする液晶パネルを用いたＯＨ
Ｐ装置を提供することで従来のシートを不要のものとし
て前記従来の問題点を解決するものである。

Ｋ実　施　例】 つぎに、本発明を図に示す一実施例に曇づいて詳細に説
明する。

尚、理解を容易にするために従来例と同じ部分には同じ
符号を付して説明し、重複する部分については一部その
説明を省略する。

第１図に符号１で示すものは筐体であり、従来例のもの
と同様に光源などが設けられているものであり、上面に
は光学的に同様なステージ２が設けられているものであ
るが、該ステージ２には本発明によりドツトマトリクス
の液晶パネル６が固定的に設けられている。　ここで該
液晶パネル６について説明を行うと、この液晶パネル６
は表示面を例えば６４０Ｘ６４０ドツトに分割しである
ＴＮ（ツイストネマチック）液晶セルであり、前記分割
された夫々のドツトはダイナミックドライブなど適宜の
駆動方法を用いることで独立して駆動でき、任意のドツ
トをオン／オフ、即ち、不透明／透明に指定することが
可能となっている。

この様にしたことでこれ等のドツトのオン／オフを組合
せることで任意の文字、図形が前記ステージ２面上に表
示できるものとなり、この文字・図形が前記ヘッド４で
スクリーン５（図示は省略しである、第３図参照）に投
影されるものとなる。

ここで前記液晶パネルの分割を６４０ｘ６４０ドツトと
すると現在市場に供給されているパーソナル・コンピュ
ータの大部分が採用している０８１面でのドツト数６４
０Ｘ４００に合致し、更に縦長位置の投影も考慮したも
のとなり、この様にすることで前記パーソナル・コンピ
ュータの図形作製・プログラムなど用いて作製したもの
と表示ドツトの配置が全く共通のものとすることができ
原稿作製に好都合であり好ましい。

第２図は、この０ｆ−ＩＰ装置に組込まれている制御回
路の例を示すもので、前記で説明したパーソナル・コン
ピュータなどの図形製作プログラムで製作された図形の
イメージは外部記憶読取装置であるフレキシブルディス
クＦＤに書込れて前記コンピュータから出力することが
可能であるので、このフレキシブルディスクＦＤを従来
のシート１０に換える原稿とすることが本発明の要旨で
あり、前記フレキシブルディスクＦＤの内容はフレキシ
ブルディスクドライブ８で読み取られ、ＲＡＭなどで構
成され、前記液晶パネル６の夫々のドツトに対応するよ
うに設けられた一時記憶装置Ｍにデータとして蓄えられ
、該データは市場に液晶ドライバＩＣなどとして半導体
製造業者により供給されている駆動回路りを用いて前記
液晶パネル６は駆動され、これにより前記コンピュータ
で製作した原稿が投影されるものとなる。　尚、図中に
符号ＣＰｔＪで示したものはマイクロコンピュータであ
り、第一の機能としては複数の画面の切替などをキーボ
ード７を操作することで、前記フレキシブルディスクＦ
Ｄから次のデータを読みだし一時記憶装置Ｍに記憶させ
るなどの制御を行うものである。　また、第二の機能と
してはこの種のＯＨＰ装置で説明を行うときには、講演
者が追加の書込を行う必要がたびたび生ずるものである
ので、このキーボード７に設けられた文字キーを用いて
前記液晶パネル６の任意の位置に任意の文字が書き込め
るようにしたものであり、具体的には例えば前記キーボ
ード上に設けられた矢印キーなどで投影両面上、即ち、
一時記憶装置Ｍ上で位置の決定をし、文字キーを押ずこ
とで前記定められた位置の記憶セルに文字発生回路ＣＧ
からの信号を書き込むことで行うものであり、通常にコ
ンピュータなどの画像表示で行われているものと全く同
様の技術で実施可能である。　尚、図中に符号ＰＲで示
したものはプリンタであり、追加の書込などが行われた
ときにはその状態をハードコピーとして記録するもので
あり、必要に応じて設ければ良いものである。

第３図に示すものは、本発明の別の実施例を示すもので
あり、従来例のものが前記シート１０に原稿を作製する
ときに異なる色彩のフェルトペンを用いることで多色の
原稿が得られることに対応するもので、前記液晶パネル
６の表示面を例えばカラーＣＲＴの表示面と同様にＲＧ
Ｂの三原色の三面のものとして、夫々の表示面に対応す
るＲ（赤色）、Ｇ（緑色）、Ｂ（青色）三原色のカラー
フィルタ９を付属させたものであり、このときにこの液
晶パネル６は前記ヘッド以外の位置から観視されること
は無いものなので視差を考慮する必要はなく、それによ
り該カラーフィルター９は液晶パネル６の外面に貼着し
た簡易な構成のもので良い。　尚、図示はしないがこの
様にカラー液晶パネルを用いたときには各色ごとに前記
一時記憶装ａＭ、駆動回路りが必要となることは云うま
でもない。

Ｋ発明の効果】 以上に説明したように本発明により、ＯＨＰ装置をステ
ージにドツトマトリクスの液晶パネルを設け、更に駆動
回路なども組込んだものとしたことで、キーボードを押
すなど簡単な操作で前記ステージ上に直接に図形など投
影を目的とするものが次々に書替えられて表示されるこ
とになり、更に任意の書込も可能としてシートを−々に
交換する弔問を無くして補助者なども不要とし、講演者
をして講演に専念させることを可能として、講演の流れ
を阻害しないと云う優れた効果を奏するものであり、ま
た、パーソナル・コンピュータを使用して原稿の製作が
可能となり、従来の手書きなどの方法に比して美麗な原
稿が容易に得られる効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る液晶パネルを用いたＯＨＰ装置の
一実施例を示す斜視図、第２図は同じ実施例での電気回
路の例を示す略示的なブロック図、第３図は同じく本発
明の別の実ｔＭＰＡＩ７）要部を示す断面図、第４図は
従来例を示す説明図である。 １・・・・・・筐体　　　　　　２・・・・・・ステー
ジ３・・・・・・アーム　　　　　４・・・・・・ヘッ
ド６・・・・・・液晶パネル　　　７・・・・・・キー
ボード８・・・・・・フレキシブルディスクドライブ９
・・・・・・カラーフィルり Ｍ・・・・・・一時記憶装置　　Ｄ・・・・・・駆動回
路ＦＤ・・・フレキシブルディスク 特許出願人　　スタンレー電気株式会社第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光源と、被写体を載せるステージと投影レンズと
   で成るＯＨＰ装置において、前記ステージには該ステー
   ジを覆うドットマトリクスの液晶パネルが装着され、前
   記ＯＨＰ装置内には外部記憶読取装置を含む前記液晶パ
   ネルの駆動回路と、前記ＯＨＰ装置に適宜に設けられた
   キーボードに接続された文字発生回路とが配設されてい
   ることを特徴とする液晶パネルを用いたＯＨＰ装置。
2. （２）前記液晶パネルは該液晶パネルの外面側に貼着さ
   れたカラーフィルタによりＲＧＢ三原色のカラードット
   を持つカラー液晶パネルとされていることを特徴とする
   特許請求の範囲（１）項記載の液晶パネルを用いたＯＨ
   Ｐ装置。