JP2006113424A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常の習字や絵画等の習得時と同等の環境下で用紙に手本を表示させ得る表示装
置を提供する。
【解決手段】用紙設置位置(用紙3を載置する下敷き2の上)よりも上方に設置可能に構
成されて表示用データDd1,Dd2に基づく表示用画像を表示するための投射光Lを用
紙設置位置に向けて投射するプロジェクタ15を備えている。したがって、例えば習字習
得時に光透過性を有さない極く一般的な下敷き2を使用したとしても表示した表示用画像
を確実に視認させることができ、通常の習字習得時と同等の環境下で表示用画像を表示さ
せることができるため、筆の走りに違和感を覚えさせる事態を回避することができる。ま
た、下敷き2の交換が不要な分だけ低コストで習字の習得ができる。さらに、例えば絵画
習得に際してキャンバス等の光透過性が低い用紙に対しても表示用画像を投射することができる。
【選択図】図1
置を提供する。
【解決手段】用紙設置位置(用紙3を載置する下敷き2の上)よりも上方に設置可能に構
成されて表示用データDd1,Dd2に基づく表示用画像を表示するための投射光Lを用
紙設置位置に向けて投射するプロジェクタ15を備えている。したがって、例えば習字習
得時に光透過性を有さない極く一般的な下敷き2を使用したとしても表示した表示用画像
を確実に視認させることができ、通常の習字習得時と同等の環境下で表示用画像を表示さ
せることができるため、筆の走りに違和感を覚えさせる事態を回避することができる。ま
た、下敷き2の交換が不要な分だけ低コストで習字の習得ができる。さらに、例えば絵画
習得に際してキャンバス等の光透過性が低い用紙に対しても表示用画像を投射することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、習字や絵画を習得するための手本画像を表示する表示装置に関するものであ
る。
る。
この種の表示装置として、液晶パネルの上に載置した半紙を透過させて手本(手本画像
)を表示する卓上平置型液晶表示装置(以下、表示装置ともいう)が特開2001−10
0629号公報に開示されている。この表示装置を用いて手本を表示させるには、まず、
液晶パネルの上に専用用紙(専用下敷き)を載置する。この場合、専用用紙は、液晶パネ
ルからの光を透過可能で、かつ、吸水性を有する材料(一例として、和紙)で形成されて
いる。次いで、専用用紙の上に半紙を載置して文鎮で固定する。続いて、パソコンから表
示装置に手本用の画像データを出力することにより、液晶パネルに手本(手本画像)を表
示させる。これにより、液晶パネルに表示された手本が専用用紙および半紙を透過して視
認可能な状態となり、この手本をなぞるようにして文字を書くことによって習字の自己学
習が可能となる。
特開2001−100629号公報(第2−3頁、第1−3図)
)を表示する卓上平置型液晶表示装置(以下、表示装置ともいう)が特開2001−10
0629号公報に開示されている。この表示装置を用いて手本を表示させるには、まず、
液晶パネルの上に専用用紙(専用下敷き)を載置する。この場合、専用用紙は、液晶パネ
ルからの光を透過可能で、かつ、吸水性を有する材料(一例として、和紙)で形成されて
いる。次いで、専用用紙の上に半紙を載置して文鎮で固定する。続いて、パソコンから表
示装置に手本用の画像データを出力することにより、液晶パネルに手本(手本画像)を表
示させる。これにより、液晶パネルに表示された手本が専用用紙および半紙を透過して視
認可能な状態となり、この手本をなぞるようにして文字を書くことによって習字の自己学
習が可能となる。
ところが、従来の表示装置には、以下の問題点がある。すなわち、この表示装置では、
液晶パネルに表示させた手本を半紙を透過させて視認させる構成が採用されている。した
がって、この表示装置では、文字を書く半紙と液晶パネルとの間に光透過性を有する専用
用紙を配設する必要がある。このため、習字に際して半紙の下に敷く一般的な下敷き(フ
ェルト等)の硬さと、専用用紙の硬さとが大きく相違することに起因して、筆の走りに違
和感を覚えるという問題点がある。また、従来の表示装置では、半紙に文字を書くことに
よって墨汁が専用用紙に吸収されて専用用紙が汚れるため、その汚れの存在によって手本
の表示が妨げられないように専用用紙を毎回交換する必要があるという問題点も存在する
。さらに、この表示装置を用いて絵画を習得する際には、液晶パネルに表示させた手本の
視認が可能な用紙(光透過性を有する用紙)を使用する必要がある。このため、光透過性
が低いキャンバスを使用する油絵等の習得に際してこの表示装置を用いるのは困難であるという問題点も存在する。
液晶パネルに表示させた手本を半紙を透過させて視認させる構成が採用されている。した
がって、この表示装置では、文字を書く半紙と液晶パネルとの間に光透過性を有する専用
用紙を配設する必要がある。このため、習字に際して半紙の下に敷く一般的な下敷き(フ
ェルト等)の硬さと、専用用紙の硬さとが大きく相違することに起因して、筆の走りに違
和感を覚えるという問題点がある。また、従来の表示装置では、半紙に文字を書くことに
よって墨汁が専用用紙に吸収されて専用用紙が汚れるため、その汚れの存在によって手本
の表示が妨げられないように専用用紙を毎回交換する必要があるという問題点も存在する
。さらに、この表示装置を用いて絵画を習得する際には、液晶パネルに表示させた手本の
視認が可能な用紙(光透過性を有する用紙)を使用する必要がある。このため、光透過性
が低いキャンバスを使用する油絵等の習得に際してこの表示装置を用いるのは困難であるという問題点も存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、通常の習字や絵画等の習得時と
同等の環境下で用紙に手本画像を表示させ得る表示装置を提供することを主目的とする。
同等の環境下で用紙に手本画像を表示させ得る表示装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る表示装置は、光源からの光を画像データに基づいて
表示用画像に変調して投射するプロジェクタを備え、当該プロジェクタは用紙設置位置よ
りも上方に設置され、表示用画像を用紙設置位置に向けて投射する。
表示用画像に変調して投射するプロジェクタを備え、当該プロジェクタは用紙設置位置よ
りも上方に設置され、表示用画像を用紙設置位置に向けて投射する。
この表示装置によれば、画像データに基づく表示用画像(手本画像)を表示するための
投射光をプロジェクタによって用紙設置位置に向けて投射することにより、例えば習字の
習得時には、液晶パネルに表示した手本を専用用紙および半紙を透過させて視認させる従
来の表示装置とは異なり、極く一般的な下敷き(光透過性を有さない材料で製造された下
敷き)を使用したとしても手本画像を確実に視認させることができる。したがって、通常
の習字のときと同等の環境下で手本画像を表示させることができる結果、筆の走りに違和
感を覚えさせることなく手本画像をなぞるようにして習字を習得させることができる。ま
た、下敷きが墨汁によって汚れたとしても手本画像の表示に何ら影響を与えないため、専
用用紙を毎回交換する必要がある従来の表示装置とは異なり、低コストで習字を習得させ
ることができる。また、例えば絵画の習得に際しても、液晶パネルに表示した手本画像を
専用用紙および半紙を透過させて視認させる従来の表示装置とは異なり、光透過性を有さ
ない(若しくは光透過性が低い)キャンバス等の用紙に対しても手本画像を投射すること
ができる。
投射光をプロジェクタによって用紙設置位置に向けて投射することにより、例えば習字の
習得時には、液晶パネルに表示した手本を専用用紙および半紙を透過させて視認させる従
来の表示装置とは異なり、極く一般的な下敷き(光透過性を有さない材料で製造された下
敷き)を使用したとしても手本画像を確実に視認させることができる。したがって、通常
の習字のときと同等の環境下で手本画像を表示させることができる結果、筆の走りに違和
感を覚えさせることなく手本画像をなぞるようにして習字を習得させることができる。ま
た、下敷きが墨汁によって汚れたとしても手本画像の表示に何ら影響を与えないため、専
用用紙を毎回交換する必要がある従来の表示装置とは異なり、低コストで習字を習得させ
ることができる。また、例えば絵画の習得に際しても、液晶パネルに表示した手本画像を
専用用紙および半紙を透過させて視認させる従来の表示装置とは異なり、光透過性を有さ
ない(若しくは光透過性が低い)キャンバス等の用紙に対しても手本画像を投射すること
ができる。
また、本発明に係る表示装置は、上記の表示装置において、画像データは外部装置によ
って生成され、当該外部装置によって生成された画像データを取得する画像データ取得部
を備え、プロジェクタは画像データ取得部によって取得された画像データに基づく表示用
画像を投射する。
って生成され、当該外部装置によって生成された画像データを取得する画像データ取得部
を備え、プロジェクタは画像データ取得部によって取得された画像データに基づく表示用
画像を投射する。
この表示装置によれば、習字等の習得の進行に応じて各種の手本が描かれた画像データ
が外部装置によって生成され、その外部装置によって生成された画像データを画像データ
取得部が取得して投射することにより、装置が大型化することなく持ち運びが容易で簡易
に設置可能である。
が外部装置によって生成され、その外部装置によって生成された画像データを画像データ
取得部が取得して投射することにより、装置が大型化することなく持ち運びが容易で簡易
に設置可能である。
さらに、本発明に係る表示装置は、上記の表示装置において、画像データ取得部が、画
像データを記憶可能な記憶媒体を接続可能に構成されて当該記憶媒体に記憶されている画
像データを読み出して取得する。
像データを記憶可能な記憶媒体を接続可能に構成されて当該記憶媒体に記憶されている画
像データを読み出して取得する。
この表示装置によれば、記憶媒体に記憶されている画像データを画像データ取得部が読
み出して取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数台の表示装置と1台の
パソコンとを用意するだけで、このパソコンによって生成した画像データをメモリカード
等を介して各表示装置に取得させて表示用画像をそれぞれ投射させることができる。
み出して取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数台の表示装置と1台の
パソコンとを用意するだけで、このパソコンによって生成した画像データをメモリカード
等を介して各表示装置に取得させて表示用画像をそれぞれ投射させることができる。
また、本発明に係る表示装置は、上記の表示装置において、画像データ取得部が、無線
通信によって外部装置から画像データを取得する。
通信によって外部装置から画像データを取得する。
この表示装置によれば、画像データ取得部が無線通信によって外部装置から画像データ
を取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数台の表示装置と1台のパソコ
ンとを用意するだけで、このパソコンによって生成した画像データを無線通信によって各
表示装置に取得させて表示用画像をそれぞれ投射させることができる。
を取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数台の表示装置と1台のパソコ
ンとを用意するだけで、このパソコンによって生成した画像データを無線通信によって各
表示装置に取得させて表示用画像をそれぞれ投射させることができる。
さらに、本発明に係る表示装置は、上記の表示装置において、表示用画像は文字画像で
あり、文字データを取得する文字データ取得部と、書体データを記憶する記憶部と、文字
データおよび書体データに基づいて画像データを生成する画像データ生成部とを備え、プ
ロジェクタは画像データ生成部によって生成された画像データに基づく文字画像を投射す
る。
あり、文字データを取得する文字データ取得部と、書体データを記憶する記憶部と、文字
データおよび書体データに基づいて画像データを生成する画像データ生成部とを備え、プ
ロジェクタは画像データ生成部によって生成された画像データに基づく文字画像を投射す
る。
この表示装置によれば、文字データ取得部によって取得された文字データと、記憶部に
記憶されている書体データとに基づいて画像データ生成部が画像データを生成することに
より、例えば、習字を習得する者が選択した任意の文字列についての文字画像を投射させ
ることができる。したがって、例えば習字の先生が書いた手本等が存在しないときであっ
ても、任意の文字列が描画された文字画像を投射させて習字の習得を行うことができる。
記憶されている書体データとに基づいて画像データ生成部が画像データを生成することに
より、例えば、習字を習得する者が選択した任意の文字列についての文字画像を投射させ
ることができる。したがって、例えば習字の先生が書いた手本等が存在しないときであっ
ても、任意の文字列が描画された文字画像を投射させて習字の習得を行うことができる。
また、本発明に係る表示装置は、上記の表示装置において、文字データ取得部が、文字
データを記憶可能な記憶媒体を接続可能に構成されて当該記憶媒体に記憶されている文字
データを読み出して取得する。
データを記憶可能な記憶媒体を接続可能に構成されて当該記憶媒体に記憶されている文字
データを読み出して取得する。
この表示装置によれば、記憶媒体に記憶されている文字データを文字データ取得部が読
み出して取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数台の表示装置と1台の
パソコンとを用意するだけで、このパソコンによって生成した文字データをメモリカード
等を介して各表示装置に取得させて文字画像をそれぞれ投射させることができる。
み出して取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数台の表示装置と1台の
パソコンとを用意するだけで、このパソコンによって生成した文字データをメモリカード
等を介して各表示装置に取得させて文字画像をそれぞれ投射させることができる。
さらに、本発明に係る表示装置は、上記の表示装置において、文字データ取得部が、無
線通信によって外部装置から文字データを取得する。
線通信によって外部装置から文字データを取得する。
この表示装置によれば、文字データ取得部が無線通信によって外部装置から文字データ
を取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数台の表示装置と1台のパソコ
ンとを用意するだけで、このパソコンによって生成した文字データを赤外線通信等によっ
て各表示装置に取得させて文字画像をそれぞれ投射させることができる。
を取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数台の表示装置と1台のパソコ
ンとを用意するだけで、このパソコンによって生成した文字データを赤外線通信等によっ
て各表示装置に取得させて文字画像をそれぞれ投射させることができる。
また、本発明に係る表示装置は、上記の表示装置において、前記プロジェクタが台形歪
み等の画像補正処理を実行可能に構成されている。
み等の画像補正処理を実行可能に構成されている。
この表示装置によれば、プロジェクタが台形歪み等の画像補正処理を実行することによ
り、用紙設置位置よりも奥側に表示装置を設置したとしても、台形歪みのない表示用画像
を投射させることができる。したがって、用紙設置位置に対して真上から投射光を投射し
て手本画像を表示させることにより手暗がりが生じて手本画像の視認が妨げられるという
ような事態を回避することができる。また、フォーカスがずれて輪郭線等がはっきりしな
いというような事態も回避することができる。
り、用紙設置位置よりも奥側に表示装置を設置したとしても、台形歪みのない表示用画像
を投射させることができる。したがって、用紙設置位置に対して真上から投射光を投射し
て手本画像を表示させることにより手暗がりが生じて手本画像の視認が妨げられるという
ような事態を回避することができる。また、フォーカスがずれて輪郭線等がはっきりしな
いというような事態も回避することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る表示装置の最良の形態について説明する。最
初に、表示装置1の構成について、図面を参照して説明する。表示装置1は、図2に示す
ように、例えば机上に設置された下敷き2の上に載置された用紙3に向けて投射光Lを下
向きに投射することにより、用紙3に習字習得用の表示用画像G(一例として毛筆体で「
手本」の2文字が描画された文字画像)を表示可能に構成されている。具体的には、図1
に示すように、表示装置1は、画像データ取得部11、文字データ取得部12、記憶部1
3、表示用データ生成部14、プロジェクタ15、操作部16および主制御部17を備え
て構成されている。この場合、用紙3が載置される部位(この例では、下敷き2の上)が
本発明における用紙設置位置に相当する。また、図2に示すように、表示装置1は、箱体
内に上記のプロジェクタ15などが収容されて本体部10cが構成され、この本体部10
cがベース板10aに立設された柱部10bの上端部に取り付けられている。これにより
、プロジェクタ15から用紙3に投射光Lを下向きに投射して表示用画像Gを投射表示可
能に構成されている。なお、この表示装置1を用いて習字を習得する際には、通常の習字
に際して使用する極く普通の下敷き2(一例として、フェルト)や用紙3(半紙等)を使
用する。
初に、表示装置1の構成について、図面を参照して説明する。表示装置1は、図2に示す
ように、例えば机上に設置された下敷き2の上に載置された用紙3に向けて投射光Lを下
向きに投射することにより、用紙3に習字習得用の表示用画像G(一例として毛筆体で「
手本」の2文字が描画された文字画像)を表示可能に構成されている。具体的には、図1
に示すように、表示装置1は、画像データ取得部11、文字データ取得部12、記憶部1
3、表示用データ生成部14、プロジェクタ15、操作部16および主制御部17を備え
て構成されている。この場合、用紙3が載置される部位(この例では、下敷き2の上)が
本発明における用紙設置位置に相当する。また、図2に示すように、表示装置1は、箱体
内に上記のプロジェクタ15などが収容されて本体部10cが構成され、この本体部10
cがベース板10aに立設された柱部10bの上端部に取り付けられている。これにより
、プロジェクタ15から用紙3に投射光Lを下向きに投射して表示用画像Gを投射表示可
能に構成されている。なお、この表示装置1を用いて習字を習得する際には、通常の習字
に際して使用する極く普通の下敷き2(一例として、フェルト)や用紙3(半紙等)を使
用する。
画像データ取得部11は、図1に示すように、パソコン等(本発明における外部装置の
一例)によって生成された画像データDpを主制御部17の制御下で取得して表示用デー
タDd1(本発明における画像データの一例)としてプロジェクタ15に出力する。この
場合、画像データDpは、例えば、パソコンに接続されたスキャナ(図示せず)を用いて
、習字の先生によって書かれた「手本の書」をデジタルデータ化して生成されている。そして、画像データ取得部11は、メモリカード(本発明における記憶媒体の一例)を接
続可能なカードスロット(図示せず)と、例えば赤外線通信(本発明における無線通信の
一例)によってパソコンに接続可能な光通信部(図示せず)とを備え、主制御部17の制
御に従い、カードスロットに挿入された(接続された)メモリカード(一例として、パソ
コンを用いて生成された画像データDpを記憶しているメモリカード)からの画像データ
Dpの読み出しや、赤外線通信によるパソコン等からの画像データDpのダウンロードを
実行する。
一例)によって生成された画像データDpを主制御部17の制御下で取得して表示用デー
タDd1(本発明における画像データの一例)としてプロジェクタ15に出力する。この
場合、画像データDpは、例えば、パソコンに接続されたスキャナ(図示せず)を用いて
、習字の先生によって書かれた「手本の書」をデジタルデータ化して生成されている。そして、画像データ取得部11は、メモリカード(本発明における記憶媒体の一例)を接
続可能なカードスロット(図示せず)と、例えば赤外線通信(本発明における無線通信の
一例)によってパソコンに接続可能な光通信部(図示せず)とを備え、主制御部17の制
御に従い、カードスロットに挿入された(接続された)メモリカード(一例として、パソ
コンを用いて生成された画像データDpを記憶しているメモリカード)からの画像データ
Dpの読み出しや、赤外線通信によるパソコン等からの画像データDpのダウンロードを
実行する。
文字データ取得部12は、図1に示すように、パソコンや携帯電話等によって生成され
た文字データDtを主制御部17の制御下で取得して表示用データ生成部14に出力する
。この場合、文字データDtは、例えば利用者がパソコンや携帯電話の操作部を操作して
指定した文字を示すテキストデータで構成されている。また、文字データ取得部12は、
メモリカード(本発明における記憶媒体の一例)を接続可能なカードスロット(図示せず
)と、例えば赤外線通信(本発明における無線通信の一例)によってパソコンに接続可能
な光通信部(図示せず)とを備え、主制御部17の制御に従い、カードスロットに挿入さ
れた(接続された)メモリカード(一例として、パソコン等を用いて生成された文字デー
タDtを記憶しているメモリカード)からの文字データDtの読み出しや、赤外線通信に
よる携帯電話等からの文字データDtのダウンロードを実行する。
た文字データDtを主制御部17の制御下で取得して表示用データ生成部14に出力する
。この場合、文字データDtは、例えば利用者がパソコンや携帯電話の操作部を操作して
指定した文字を示すテキストデータで構成されている。また、文字データ取得部12は、
メモリカード(本発明における記憶媒体の一例)を接続可能なカードスロット(図示せず
)と、例えば赤外線通信(本発明における無線通信の一例)によってパソコンに接続可能
な光通信部(図示せず)とを備え、主制御部17の制御に従い、カードスロットに挿入さ
れた(接続された)メモリカード(一例として、パソコン等を用いて生成された文字デー
タDtを記憶しているメモリカード)からの文字データDtの読み出しや、赤外線通信に
よる携帯電話等からの文字データDtのダウンロードを実行する。
記憶部13は、毛筆体(楷書体や行書体等)やペン書体等の各種フォントデータDf,
Df・・(本発明における書体データ)を記憶する。表示用データ生成部14は、文字デ
ータ取得部12から出力された文字データDtと記憶部13に記憶されているフォントデ
ータDfとに基づいて表示用データDd2(本発明における画像データの他の一例)を生
成してプロジェクタ15に出力する。具体的には、表示用データ生成部14は、例えば、
文字データ取得部12によって取得された「手本」の2文字を示す文字データDtと、記
憶部13に記憶されているフォントデータDf,Df・・のうちの毛筆体(一例として、
楷書体)とに基づいて、図2に示す表示用画像Gを表示するための表示用データDd2を
生成する。
Df・・(本発明における書体データ)を記憶する。表示用データ生成部14は、文字デ
ータ取得部12から出力された文字データDtと記憶部13に記憶されているフォントデ
ータDfとに基づいて表示用データDd2(本発明における画像データの他の一例)を生
成してプロジェクタ15に出力する。具体的には、表示用データ生成部14は、例えば、
文字データ取得部12によって取得された「手本」の2文字を示す文字データDtと、記
憶部13に記憶されているフォントデータDf,Df・・のうちの毛筆体(一例として、
楷書体)とに基づいて、図2に示す表示用画像Gを表示するための表示用データDd2を
生成する。
プロジェクタ15は、光源と、光変調素子(一例として、DMD(Digital Micro Mirr
or Device )や液晶ライトバルブ)と、投射レンズと、表示制御部とを備え、光源からの
光を主制御部17の制御に従い、画像データ取得部11から出力された表示用データDd
1や表示用データ生成部14から出力された表示用データDd2に基づいて、光変調素子
が光変調した投射光Lを投射レンズから射出する。また、表示制御部は、主制御部17の
制御下で用紙3に対するプロジェクタ15の設置場所に応じた台形歪み等の画像補正処理
を実行する。操作部16は、画像データ取得部11や文字データ取得部12をパソコン等
に接続する際の手順を指定する操作、メモリカードから画像データDpやフォントデータ
Dfを読み出すための操作、および表示用データ生成部14が表示用データDd2を生成
する際に使用すべきフォントデータDfを指定するための操作などを実行するための各種
操作ボタンを備えている。主制御部17は、操作部16に対するボタン操作に応じて、画
像データ取得部11、文字データ取得部12、表示用データ生成部14およびプロジェク
タ15を制御する。
or Device )や液晶ライトバルブ)と、投射レンズと、表示制御部とを備え、光源からの
光を主制御部17の制御に従い、画像データ取得部11から出力された表示用データDd
1や表示用データ生成部14から出力された表示用データDd2に基づいて、光変調素子
が光変調した投射光Lを投射レンズから射出する。また、表示制御部は、主制御部17の
制御下で用紙3に対するプロジェクタ15の設置場所に応じた台形歪み等の画像補正処理
を実行する。操作部16は、画像データ取得部11や文字データ取得部12をパソコン等
に接続する際の手順を指定する操作、メモリカードから画像データDpやフォントデータ
Dfを読み出すための操作、および表示用データ生成部14が表示用データDd2を生成
する際に使用すべきフォントデータDfを指定するための操作などを実行するための各種
操作ボタンを備えている。主制御部17は、操作部16に対するボタン操作に応じて、画
像データ取得部11、文字データ取得部12、表示用データ生成部14およびプロジェク
タ15を制御する。
次に、表示装置1を用いて用紙3に表示用画像Gを表示させる方法について、図面を参
照して説明する。まず、例えば画像データDpが記憶されているメモリカードを画像デー
タ取得部11に接続する。この際に、画像データ取得部11は、主制御部17の制御下で
メモリカードから画像データDpを読み出し、その画像データDpに対して各種画像処理
を実行することによって表示用データDd1を生成してプロジェクタ15に出力する。具
体的には、例えば、取得した画像データDpの画像サイズと、プロジェクタ15に出力す
べき表示用データDd1の画像サイズとに鑑みて、予め規定されたサイズよりも画像デー
タDpの画像サイズが小さいときには画像拡大処理を実行し、予め規定されたサイズより
も画像データDpの画像サイズが大きいときには画像縮小処理を実行して表示用データD
d1を生成する。なお、この際には、メモリカードを介して取得した画像データDpのみ
ならず、赤外線通信によってパソコンからダウンロードした画像データDpに基づいて表
示用データDd1を生成することもできる。
照して説明する。まず、例えば画像データDpが記憶されているメモリカードを画像デー
タ取得部11に接続する。この際に、画像データ取得部11は、主制御部17の制御下で
メモリカードから画像データDpを読み出し、その画像データDpに対して各種画像処理
を実行することによって表示用データDd1を生成してプロジェクタ15に出力する。具
体的には、例えば、取得した画像データDpの画像サイズと、プロジェクタ15に出力す
べき表示用データDd1の画像サイズとに鑑みて、予め規定されたサイズよりも画像デー
タDpの画像サイズが小さいときには画像拡大処理を実行し、予め規定されたサイズより
も画像データDpの画像サイズが大きいときには画像縮小処理を実行して表示用データD
d1を生成する。なお、この際には、メモリカードを介して取得した画像データDpのみ
ならず、赤外線通信によってパソコンからダウンロードした画像データDpに基づいて表
示用データDd1を生成することもできる。
次いで、図2に示すように、表示装置1の手前側に下敷き2を敷いて、その上に用紙3
を載置して文鎮で押さえる。続いて、操作部16の投射開始ボタンが操作されたときに、
主制御部17が、プロジェクタ15を制御して表示用データDd1に基づく表示用画像G
を投射させる。具体的には、プロジェクタ15では、表示制御部が、光源を点灯させると
共に、画像データ取得部11から出力された表示用データDd1に基づいて光変調素子を
制御して光源からの光を光変調させる。これにより、プロジェクタ15の投射レンズから
下敷き2の上の用紙3に向けて投射光Lが投射されて表示用画像Gが用紙3に表示される
。この際に、表示装置1が用紙3(下敷き2)よりも奥側に設置されているため、図3に
示すように、用紙3に投射された表示用画像Gは、手前側が幅広となるような歪んだ台形
歪みが生じる。したがって、操作部16の調整ボタンを操作することにより、この台形歪
みを補正する。具体的には、プロジェクタ15が、主制御部17の制御下で操作部16の
ボタン操作に応じて台形歪み補正処理を実行することにより、図4に示すように、表示用
画像Gにおける手前側の一辺および奥側の一辺の長さが等しくなるように表示用データD
d1を画像変形処理する。これにより、同図に示すように、台形歪みのない表示用画像G
が用紙3に投射される。この後、用紙3に投射された表示用画像Gの「手本」の文字をな
ぞるようにして文字を書く。これにより、画像データDpに基づいて表示させた手本(表
示用画像G)を真似ての習字の習得が可能となる。また、本体部10cの柱部10bに対
する取り付け位置の調整や投射レンズの調整をすることによりフォーカス調整ができ、輪
郭線の明確な表示用画像Gを投射することが可能となる。
を載置して文鎮で押さえる。続いて、操作部16の投射開始ボタンが操作されたときに、
主制御部17が、プロジェクタ15を制御して表示用データDd1に基づく表示用画像G
を投射させる。具体的には、プロジェクタ15では、表示制御部が、光源を点灯させると
共に、画像データ取得部11から出力された表示用データDd1に基づいて光変調素子を
制御して光源からの光を光変調させる。これにより、プロジェクタ15の投射レンズから
下敷き2の上の用紙3に向けて投射光Lが投射されて表示用画像Gが用紙3に表示される
。この際に、表示装置1が用紙3(下敷き2)よりも奥側に設置されているため、図3に
示すように、用紙3に投射された表示用画像Gは、手前側が幅広となるような歪んだ台形
歪みが生じる。したがって、操作部16の調整ボタンを操作することにより、この台形歪
みを補正する。具体的には、プロジェクタ15が、主制御部17の制御下で操作部16の
ボタン操作に応じて台形歪み補正処理を実行することにより、図4に示すように、表示用
画像Gにおける手前側の一辺および奥側の一辺の長さが等しくなるように表示用データD
d1を画像変形処理する。これにより、同図に示すように、台形歪みのない表示用画像G
が用紙3に投射される。この後、用紙3に投射された表示用画像Gの「手本」の文字をな
ぞるようにして文字を書く。これにより、画像データDpに基づいて表示させた手本(表
示用画像G)を真似ての習字の習得が可能となる。また、本体部10cの柱部10bに対
する取り付け位置の調整や投射レンズの調整をすることによりフォーカス調整ができ、輪
郭線の明確な表示用画像Gを投射することが可能となる。
一方、この表示装置1では、パソコン等によって生成した画像データDpに基づく表示
用画像Gのみならず、例えば携帯電話によって生成した文字データDtと記憶部13に記
憶されているフォントデータDfとに基づいて表示用データDd2を生成して表示用画像
Gを表示させることができる。具体的には、まず、携帯電話の操作部を操作して「手本」
の2文字を入力操作することによって文字データDtを生成する。次いで、表示装置1の
操作部16を操作して文字データ取得部12を赤外線通信モードにセットする。これによ
り、携帯電話と表示装置1(文字データ取得部12)とが赤外線通信によって通信可能な
状態となる。続いて、携帯電話から文字データDtをダウンロードする。この際には、文
字データ取得部12が赤外線通信によって携帯電話からダウンロードした文字データDt
を表示用データ生成部14に出力する。この際に、赤外線通信による文字データDtの取
得のみならず、メモリカードを介してパソコン等から文字データDtを取得することもで
きる。
用画像Gのみならず、例えば携帯電話によって生成した文字データDtと記憶部13に記
憶されているフォントデータDfとに基づいて表示用データDd2を生成して表示用画像
Gを表示させることができる。具体的には、まず、携帯電話の操作部を操作して「手本」
の2文字を入力操作することによって文字データDtを生成する。次いで、表示装置1の
操作部16を操作して文字データ取得部12を赤外線通信モードにセットする。これによ
り、携帯電話と表示装置1(文字データ取得部12)とが赤外線通信によって通信可能な
状態となる。続いて、携帯電話から文字データDtをダウンロードする。この際には、文
字データ取得部12が赤外線通信によって携帯電話からダウンロードした文字データDt
を表示用データ生成部14に出力する。この際に、赤外線通信による文字データDtの取
得のみならず、メモリカードを介してパソコン等から文字データDtを取得することもで
きる。
次いで、操作部16を制御して、例えば毛筆体(一例として、楷書体)で手本を表示さ
せる旨を指示する。これに応じて、表示用データ生成部14が、文字データ取得部12か
ら出力された文字データDtと、記憶部13に記憶されているフォントデータDf(この
例では、楷書体のフォントデータDf)とに基づいて楷書体で「手本」と描画された画像
についての表示用データDd2を生成してプロジェクタ15に出力する。続いて、操作部
16により投射開始の操作がなされた際に、主制御部17が、プロジェクタ15を制御し
て表示用データDd2に基づく表示用画像Gを投射させる。この際には、前述した表示用
データDd1に基づく表示用画像Gの表示と同様にして、プロジェクタ15の表示制御部
が、台形歪み補正処理を実行して、図4に示すように、表示用画像Gにおける手前側の一
辺および奥側の一辺の長さが等しくなるように表示用データDd2を画像補正処理する。
これにより、同図に示すように、台形歪みのない表示用画像Gが用紙3に投射される。こ
の後、用紙3に投射された表示用画像Gの「手本」の文字をなぞるようにして文字を書く
。これにより、文字データDtおよびフォントデータDfに基づいて表示させた手本(表
示用画像G)を真似ての習字の習得が可能となる。
せる旨を指示する。これに応じて、表示用データ生成部14が、文字データ取得部12か
ら出力された文字データDtと、記憶部13に記憶されているフォントデータDf(この
例では、楷書体のフォントデータDf)とに基づいて楷書体で「手本」と描画された画像
についての表示用データDd2を生成してプロジェクタ15に出力する。続いて、操作部
16により投射開始の操作がなされた際に、主制御部17が、プロジェクタ15を制御し
て表示用データDd2に基づく表示用画像Gを投射させる。この際には、前述した表示用
データDd1に基づく表示用画像Gの表示と同様にして、プロジェクタ15の表示制御部
が、台形歪み補正処理を実行して、図4に示すように、表示用画像Gにおける手前側の一
辺および奥側の一辺の長さが等しくなるように表示用データDd2を画像補正処理する。
これにより、同図に示すように、台形歪みのない表示用画像Gが用紙3に投射される。こ
の後、用紙3に投射された表示用画像Gの「手本」の文字をなぞるようにして文字を書く
。これにより、文字データDtおよびフォントデータDfに基づいて表示させた手本(表
示用画像G)を真似ての習字の習得が可能となる。
このように、この表示装置1によれば、表示用データDd1,Dd2に基づく表示用画
像Gを表示するための投射光Lをプロジェクタ15によって下敷き2上の用紙3に向けて
投射することにより、液晶パネルに表示した手本を専用用紙および半紙を透過させて視認
させる従来の表示装置とは異なり、極く一般的な下敷き2(光透過性を有さない材料で製
造された下敷き)を使用したとしても表示用画像Gを確実に視認させることができる。し
たがって、通常の習字のときと同等の環境下で表示用画像Gを表示させることができる結
果、筆の走りに違和感を覚えさせることなく手本(表示用画像G)をなぞるようにして習
字を習得させることができる。また、下敷き2が墨汁によって汚れたとしても表示用画像
Gの表示に何ら影響を与えないため、専用用紙を毎回交換する必要がある従来の表示装置
とは異なり、低コストで習字を習得させることができる。
像Gを表示するための投射光Lをプロジェクタ15によって下敷き2上の用紙3に向けて
投射することにより、液晶パネルに表示した手本を専用用紙および半紙を透過させて視認
させる従来の表示装置とは異なり、極く一般的な下敷き2(光透過性を有さない材料で製
造された下敷き)を使用したとしても表示用画像Gを確実に視認させることができる。し
たがって、通常の習字のときと同等の環境下で表示用画像Gを表示させることができる結
果、筆の走りに違和感を覚えさせることなく手本(表示用画像G)をなぞるようにして習
字を習得させることができる。また、下敷き2が墨汁によって汚れたとしても表示用画像
Gの表示に何ら影響を与えないため、専用用紙を毎回交換する必要がある従来の表示装置
とは異なり、低コストで習字を習得させることができる。
また、この表示装置1によれば、パソコン等の外部装置によって生成された画像データ
Dpを画像データ取得部11が取得し、その画像データDpに基づいて光変調した投射光
をプロジェクタ15が投射することにより、習字等の習得の進行に応じて各種の手本が描
かれた画像データDp,Dp・・を取得して、その表示用画像Gを投射することができる
。したがって、装置が大型化することなく持ち運びが容易で簡易に設置可能である。
Dpを画像データ取得部11が取得し、その画像データDpに基づいて光変調した投射光
をプロジェクタ15が投射することにより、習字等の習得の進行に応じて各種の手本が描
かれた画像データDp,Dp・・を取得して、その表示用画像Gを投射することができる
。したがって、装置が大型化することなく持ち運びが容易で簡易に設置可能である。
さらに、この表示装置1によれば、メモリカードに記憶されている画像データDpを画
像データ取得部11が読み出して取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複
数台の表示装置1,1・・と1台のパソコンとを用意するだけで、このパソコンによって
生成した画像データDpをメモリカードを介して各表示装置1,1・・に取得させて表示
用画像Gをそれぞれ投射させることができる。
像データ取得部11が読み出して取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複
数台の表示装置1,1・・と1台のパソコンとを用意するだけで、このパソコンによって
生成した画像データDpをメモリカードを介して各表示装置1,1・・に取得させて表示
用画像Gをそれぞれ投射させることができる。
また、この表示装置1によれば、画像データ取得部11が赤外線通信によってパソコン
等の外部装置から画像データDpを取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて
複数台の表示装置1,1・・と1台のパソコンとを用意するだけで、このパソコンによっ
て生成した画像データDpを赤外線通信によって各表示装置1,1・・に取得させて表示
用画像Gをそれぞれ投射させることができる。
等の外部装置から画像データDpを取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて
複数台の表示装置1,1・・と1台のパソコンとを用意するだけで、このパソコンによっ
て生成した画像データDpを赤外線通信によって各表示装置1,1・・に取得させて表示
用画像Gをそれぞれ投射させることができる。
さらに、この表示装置1によれば、文字データ取得部12によって取得された文字デー
タDtと、記憶部13に記憶されているフォントデータDfとに基づいて表示用データ生
成部14が表示用データDd2を生成することにより、例えば、習字を習得する者が選択
した任意の文字列についての表示用画像Gを用紙3に投射させることができる。したがっ
て、例えば習字の先生が書いた手本が存在しないときであっても、それに代えて任意の文字列が描画された表示用画像Gを投射させて習字の習得を行うことができる。
タDtと、記憶部13に記憶されているフォントデータDfとに基づいて表示用データ生
成部14が表示用データDd2を生成することにより、例えば、習字を習得する者が選択
した任意の文字列についての表示用画像Gを用紙3に投射させることができる。したがっ
て、例えば習字の先生が書いた手本が存在しないときであっても、それに代えて任意の文字列が描画された表示用画像Gを投射させて習字の習得を行うことができる。
また、この表示装置1によれば、メモリカードに記憶されている文字データDtを文字
データ取得部12が読み出して取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数
台の表示装置1,1・・と1台のパソコンとを用意するだけで、このパソコンによって生
成した文字データDtをメモリカードを介して各表示装置1,1・・に取得させて表示用
画像Gをそれぞれ投射させることができる。
データ取得部12が読み出して取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて複数
台の表示装置1,1・・と1台のパソコンとを用意するだけで、このパソコンによって生
成した文字データDtをメモリカードを介して各表示装置1,1・・に取得させて表示用
画像Gをそれぞれ投射させることができる。
さらに、この表示装置1によれば、文字データ取得部12が無線通信によってパソコン
等の外部装置から文字データDtを取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて
複数台の表示装置1,1・・と1台のパソコンとを用意するだけで、このパソコンによっ
て生成した文字データDtを赤外線通信によって各表示装置1,1・・に取得させて表示
用画像Gをそれぞれ投射させることができる。
等の外部装置から文字データDtを取得することにより、例えば、習字の塾などにおいて
複数台の表示装置1,1・・と1台のパソコンとを用意するだけで、このパソコンによっ
て生成した文字データDtを赤外線通信によって各表示装置1,1・・に取得させて表示
用画像Gをそれぞれ投射させることができる。
また、この表示装置1によれば、プロジェクタ15が画像補正処理を実行することによ
り、用紙3よりも奥側に表示装置1を設置したとしても、台形歪みのない表示用画像Gを
用紙3に投射させることができる。したがって、用紙3に対して真上から投射光Lを投射
して表示用画像Gを表示させることにより手暗がりが生じて手本画像の視認が妨げられる
というような事態を回避することができる。また、フォーカスがずれて輪郭線等がはっき
りしないというような事態も回避することができる。
り、用紙3よりも奥側に表示装置1を設置したとしても、台形歪みのない表示用画像Gを
用紙3に投射させることができる。したがって、用紙3に対して真上から投射光Lを投射
して表示用画像Gを表示させることにより手暗がりが生じて手本画像の視認が妨げられる
というような事態を回避することができる。また、フォーカスがずれて輪郭線等がはっき
りしないというような事態も回避することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、上記の例では、用紙3に習字用
の表示用画像Gを表示させているが、本発明はこれに限定されず、絵画の練習用の表示用
画像Gをキャンバス等に投射させることもできる。この際には、前述した習字用の画像デ
ータDpに代えて、画像データ取得部11が絵画習得用の画像データDpを取得し、プロ
ジェクタ15が、画像データ取得部11によって生成された表示用データDd1に基づく
表示用画像G(絵画習得用の表示用画像G)をキャンバス等に投射する。この際に、この
表示装置1によれば、液晶パネルに表示した手本画像を専用用紙および半紙を透過させて
視認させる従来の表示装置とは異なり、光透過性を有さない(若しくは光透過性が低い)
キャンバス等の用紙に対しても表示用画像Gを投射することができる。なお、本発明にお
ける「表示用画像」には、習字の手本および絵画の手本などの各種画像が含まれる。また
、「習字」には、「毛筆習字」のみならず「ペン習字」も含まれる。
の表示用画像Gを表示させているが、本発明はこれに限定されず、絵画の練習用の表示用
画像Gをキャンバス等に投射させることもできる。この際には、前述した習字用の画像デ
ータDpに代えて、画像データ取得部11が絵画習得用の画像データDpを取得し、プロ
ジェクタ15が、画像データ取得部11によって生成された表示用データDd1に基づく
表示用画像G(絵画習得用の表示用画像G)をキャンバス等に投射する。この際に、この
表示装置1によれば、液晶パネルに表示した手本画像を専用用紙および半紙を透過させて
視認させる従来の表示装置とは異なり、光透過性を有さない(若しくは光透過性が低い)
キャンバス等の用紙に対しても表示用画像Gを投射することができる。なお、本発明にお
ける「表示用画像」には、習字の手本および絵画の手本などの各種画像が含まれる。また
、「習字」には、「毛筆習字」のみならず「ペン習字」も含まれる。
また、上記の表示装置1では、画像データ取得部11および文字データ取得部12が本
発明における記憶媒体としてのメモリカードを接続可能に構成されているが、本発明はこ
れに限定されず、光記録媒体や磁気記録媒体等の各種記憶媒体から画像データDpや文字
データDtの読み出しが(取得)可能な画像データ取得部11および文字データ取得部1
2を構成することもできる。さらに、上記の表示装置1では、画像データ取得部11およ
び文字データ取得部12が本発明における無線通信としての赤外線通信によってパソコン
や携帯電話等と通信可能に構成されているが、本発明における無線通信は赤外線通信に限
定されず、各種無線LANやBluetooth などの各種無線通信によって外部装置から画像デ
ータDpおよび文字データDtを取得可能に構成することもできる。加えて、USB規格
やIEEE1394規格に準じた通信ケーブルを介してパソコン等と接続可能に構成する
ことで、これらの通信ケーブルを介して画像データDpや文字データDtを取得するよう
に構成することもできる。
発明における記憶媒体としてのメモリカードを接続可能に構成されているが、本発明はこ
れに限定されず、光記録媒体や磁気記録媒体等の各種記憶媒体から画像データDpや文字
データDtの読み出しが(取得)可能な画像データ取得部11および文字データ取得部1
2を構成することもできる。さらに、上記の表示装置1では、画像データ取得部11およ
び文字データ取得部12が本発明における無線通信としての赤外線通信によってパソコン
や携帯電話等と通信可能に構成されているが、本発明における無線通信は赤外線通信に限
定されず、各種無線LANやBluetooth などの各種無線通信によって外部装置から画像デ
ータDpおよび文字データDtを取得可能に構成することもできる。加えて、USB規格
やIEEE1394規格に準じた通信ケーブルを介してパソコン等と接続可能に構成する
ことで、これらの通信ケーブルを介して画像データDpや文字データDtを取得するよう
に構成することもできる。
1 表示装置、2 下敷き、3 用紙、11 画像データ取得部、12 文字データ取
得部、13 記憶部、14 表示用データ生成部、15 プロジェクタ、Dd1,Dd2
表示用データ、Df フォントデータ、Dt 文字データ、Dp 画像データ、G 表
示用画像、L 投射光
得部、13 記憶部、14 表示用データ生成部、15 プロジェクタ、Dd1,Dd2
表示用データ、Df フォントデータ、Dt 文字データ、Dp 画像データ、G 表
示用画像、L 投射光
Claims (8)
- 光源からの光を画像データに基づいて表示用画像に変調して投射するプロジェクタを備
え、当該プロジェクタは、用紙設置位置よりも上方に設置され、前記表示用画像を前記用
紙設置位置に向けて投射する表示装置。 - 前記画像データは外部装置によって生成され、当該外部装置によって生成された前記画
像データを取得する画像データ取得部を備え、前記プロジェクタは前記画像データ取得部
によって取得された前記画像データに基づく前記表示用画像を投射する請求項1記載の表
示装置。 - 前記画像データ取得部は、前記画像データを記憶可能な記憶媒体を接続可能に構成され
て当該記憶媒体に記憶されている前記画像データを読み出して取得する請求項2記載の表
示装置。 - 前記画像データ取得部は、無線通信によって外部装置から前記画像データを取得する請
求項2または3記載の表示装置。 - 前記表示用画像は文字画像であり、文字データを取得する文字データ取得部と、書体デ
ータを記憶する記憶部と、前記文字データおよび前記書体データに基づいて前記画像デー
タを生成する画像データ生成部とを備え、前記プロジェクタは前記画像データ生成部によ
って生成された前記画像データに基づく前記文字画像を投射する請求項1から4のいずれ
かに記載の表示装置。 - 前記文字データ取得部は、前記文字データを記憶可能な記憶媒体を接続可能に構成され
て当該記憶媒体に記憶されている前記文字データを読み出して取得する請求項5記載の表
示装置。 - 前記文字データ取得部は、無線通信によって外部装置から前記文字データを取得する請
求項5または6記載の表示装置。 - 前記プロジェクタは、画像補正処理を実行可能に構成されている請求項1から7のいず
れかに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302472A JP2006113424A (ja) | 2004-10-18 | 2004-10-18 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302472A JP2006113424A (ja) | 2004-10-18 | 2004-10-18 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006113424A true JP2006113424A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36381980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004302472A Withdrawn JP2006113424A (ja) | 2004-10-18 | 2004-10-18 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006113424A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008033049A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Ricoh Co Ltd | 対象物指示装置 |
JP2011170138A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Seiko Epson Corp | 筆記補助画像表示装置 |
JP2012073399A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Kyocera Corp | 電子機器および投影システム |
JP2012094014A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Kyocera Corp | 電子機器、表示制御方法および表示制御プログラム |
CN108447339A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-08-24 | 程瑞东 | 一种书画练习方法、装置和终端 |
KR20230006170A (ko) * | 2021-07-02 | 2023-01-10 | 제갈선희 | 핸드라이팅 연습 기능을 제공하는 프로젝터 시스템 |
JP7326641B1 (ja) * | 2023-02-10 | 2023-08-15 | 朋愛 中村 | 描画支援装置、描画支援方法、描画物製造方法 |
-
2004
- 2004-10-18 JP JP2004302472A patent/JP2006113424A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008033049A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Ricoh Co Ltd | 対象物指示装置 |
JP2011170138A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Seiko Epson Corp | 筆記補助画像表示装置 |
JP2012073399A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Kyocera Corp | 電子機器および投影システム |
JP2012094014A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Kyocera Corp | 電子機器、表示制御方法および表示制御プログラム |
CN108447339A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-08-24 | 程瑞东 | 一种书画练习方法、装置和终端 |
CN108447339B (zh) * | 2018-03-12 | 2024-05-24 | 程瑞东 | 一种书画练习方法、装置和终端 |
KR20230006170A (ko) * | 2021-07-02 | 2023-01-10 | 제갈선희 | 핸드라이팅 연습 기능을 제공하는 프로젝터 시스템 |
JP7326641B1 (ja) * | 2023-02-10 | 2023-08-15 | 朋愛 中村 | 描画支援装置、描画支援方法、描画物製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |