JPS62131807A - 車輛用滑止め具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、降雪の日などの際に車情のタイヤに滑止めと
して装着する滑止め具に関するものである。

従来、この種の滑止め貝としてチェーンが広く使用され
ていた。ところが、前述のチェーン全タイヤに装着する
のに非常に手間がかかり、しかも走行中に相当の騒音全
発生すると共に、チェーンの圧接により路面およびタイ
ヤを著しく損傷する欠点があった。

そこで、上述の欠点を解消するため、特公昭５７−５３
２０１号公報、特開昭５７−１８６５０８号公報の如く
チェーンに代ってゴムや合成樹脂等の弾性体全使用した
滑止め具が開発された０この滑止め具、一般に、ゴムや
合成樹脂等の弾性体によりタイヤの外周面および両側面
に適合し得る内側形と所要巾とに形成した滑止め部材と
、チェーン、ワイヤー等に固定金具を適宜間隔をおいて
かしめ付けて固定した連結部材とよりなり、前記連結部
材の固定金具に前記滑止め部材を固定して滑止め部材を
タイヤに適宜間隔をおいて連結してなるものである０ しかしながら、前述の滑止め具のうち、前者の場合は固
定金具の棒状部がタイヤの側面に接触してタイヤの側面
を傷付ける欠点があり、また後者の場合に固定金具の棒
状部によりタイヤの側面は傷付かないが、滑止め部材に
車輛の重責が加った時に前記滑止め部材の両側端部、即
ちタイヤの両側面に適合する内側形部分が外方に拡開す
る結果、前記固定金具の棒状部が車体のフェンダ−内面
、またハ皇体の他の部分に当って滑止め部材自体、ある
いに車体を破損する慣れがあった。

本考案は前記固定金具の棒状部が、タイヤの側面に接触
するのをできるだけ少くしてタイヤの側面が傷付けら汎
るの全防止するとともに滑止め部材の両側端部が外方に
拡開しても固定金具の棒状部が車体のフェンダ−内面、
または車体の他の部分に当って滑止め部材自体、あるい
は車体を破損することがないようにして従来の欠点を除
去したものである。

以下、本発明に係る車輛用滑止め具の一実施例を添付図
面について説明する。

第１図は、本発明の滑止め具をタイヤに装着した状態の
側面図であって、図中、八にタイヤ、１は滑止め部材、
２はロープ、３は固定金具、４は緊締具である。

前記滑止め部材１は、ゴムや合成樹脂等の弾性体？使用
し、あらかじめタイヤＡの外周面Ｂおよび両側面Ｃに適
合し得るように内側形を折曲形成したＦＪｒ便細巾から
なる滑止め具、′！たに非使用時に平板状となっており
、使用時のみこれをタイヤＡの外周面Ｂおよび両側面Ｃ
に沿って折曲げ装着するようにした滑止め具等いずｎの
ものでもよく、またその形状も工状、Ｘ伏その池いずれ
のものでもよい。而して前記滑止め部材１はその両端部
に側部開口切欠溝１ｂ、ｌｂ付の係合孔１ａ、ｌａを２
個づつ穿設しであるとともに前記係合孔１ａ。

１ａの直上部の内側面には、必要に応じ後述する固定金
具３の上端部、即ち滑止め部材取付部３ｂがタイヤＡの
側面Ｃへ接触するのを防止するためのタイヤ接触防止用
突出部１ｄ、ｌｄが設けられている。また前記固定金具
３は、棒材を０字形状に折曲し、その上端を稍々水平方
向に折曲するかまたは下方へ逆Ｊ字状に折曲げて滑止め
部材取付部３ｂとし、さらに下端を上方へＵ字状に、し
かも前記滑止め部材取付部３ｂと反対方向に折曲げて索
条取付部３ａとし、前記ロープ２に前記索条取付部３ａ
をかしめ付けて、固定金具３をロープ２に適宜間隔をお
いて固定するものである。またロープ２（索条〕全チェ
ーンとした場合は、第５図示の如く前記固定金具３の索
条取付部３ａｉチエーンにゆるく巻着して取付けるもの
である。

なお本発明における滑止め部材１の両端部分の厚さは固
定金具３の両Ｓ字状部３　ｃ３ｃの間隔ｔより稍々小さ
く（薄く）形成することにより、前記滑止め部材１を前
記固定金具３に取付けるに際し、滑止め部材１の端部を
第４図示一点鎖線の如く捻って前記固定金具３の両Ｓ字
状部３ｃ、３ｃ間に挿入し、然る後こｎ、’ｉ同図示実
線の如く戻して係合取付けることにより、容易に取付け
ることができるものであるが、前記滑止め部材１の両端
部の厚さは必ずしもＳ字状部３ｃ、３ｃの間隔ｔよシも
薄くなくともよく、同等か、あるいは稍々厚くてもこれ
全自身の弾力性を利用して圧縮することにより係合取付
けることもできるものである。

またロープ２の場合は前記固定金具３の索条取付部３ａ
がロープ２の伸び等によって左右にずｎ動かないよう前
記Ｓ字状部３ｃ、３ｃの間にビスまたは凝固剤等による
膨出部２ａｔ形成することもある。

以上のような構成からなる本発明においては前進が筒車
で、かつ容易にタイヤに装着することができることは勿
論であるが、特に本発明においては、棒材を０字形状に
折曲し、その上端を稍々水平方向に折曲するか、または
下方へ逆Ｊ字状に折曲して滑止め部材取付部３ｂとし、
さらに下端を上方へＵ字状に、しかも前記滑止め部材取
付部３ｂと反対方向に折曲して索条取付部３ａとしたも
のであるから、固定金具３は全体が略Ｓ字状となり、従
来品の如く棒状部がタイヤの側面に接触するようなこと
が殆んどなくなり、その結果、タイヤの側面？傷付ける
惧ｎが少く、また前記固定金具を取付けた滑止め部材の
両側端部が外方へ拡開するようなことがあっても車体の
フェンダ−内面、または車体の他の部分に前記固定金具
３が当って滑止め部材自体、あるいは車体を破損するよ
うなことがなく、長期に亘り使用することができる効果
がある。

なお本発明において○字形状に折曲した棒材の端部はス
ポット溶接等により一体に接続すること可能である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図はタイヤに
装着した状態の側面図、第２図および第３図は第１図に
おける■−Ｈ線断面図およびｍ矢視図、第４図は滑止め
部材の取付状態全示す斜視図、第５図に索条全チェーン
とした場合の固定金具の取付状態を示す正面図である。 １・・・滑止め部材、ｌａ、ｌａ・・・係合孔、１ｂ。 ｌｂ・・・側部開口切欠溝１１０１１Ｃ・・・外側面、
１ｄ、ｌｄ・・・タイヤ接触防止用突出部、２・・・ロ
ープ、２ａ・・・膨出部、３・・・固定金具、３ａ・・
・索条取付部、３ｂ・・・滑止め部材取付部、３ｃ、３
ｃ・・・Ｓ字状部、４・・・緊締具、Ａ・・・タイヤ、
Ｂ・・・外周面、Ｃ・・・両側面Ｏ 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ゴムあるいは合成樹脂等の弾性体によりタイヤの外周面
   および両側面に適合し得る内側形と所要巾の滑止め部材
   を形成し、その滑止め部材の各端部を２条の索条および
   取付金具によりタイヤに適宜間隔をおいて連結してなる
   車輛用滑止め具であつて、前記滑止め部材は各端部に側
   部開口切欠溝付係合孔を穿設し、前記固定金具は棒材を
   Ｏ字形状に折曲しその上端部を逆Ｕ字状に折曲げて滑止
   め部材取付部となすとともに下端を上方へＵ字状に、し
   かも前記滑止め部材取付部と反対方向に折曲げて索条取
   付部とし、さらに前記固定金具の索条取付部を索条に適
   宜間隔をおいて取付け、かくしてなる固定金具の前記滑
   止め部材取付部を前記滑止め部材の側部開口切欠溝付係
   合孔に係合させて滑止め部材を固定金具に取付けること
   を特徴とする車輛用滑止め具。