JPS62131065A - 高分子正温度特性組成物 - Google Patents
高分子正温度特性組成物Info
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- JPS62131065A JPS62131065A JP60270700A JP27070085A JPS62131065A JP S62131065 A JPS62131065 A JP S62131065A JP 60270700 A JP60270700 A JP 60270700A JP 27070085 A JP27070085 A JP 27070085A JP S62131065 A JPS62131065 A JP S62131065A
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- JP
- Japan
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- weight
- conductive powder
- positive temperature
- crystalline polymer
- mixture
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/02—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material having positive temperature coefficient
- H01C7/027—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material having positive temperature coefficient consisting of conducting or semi-conducting material dispersed in a non-conductive organic material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は正温度特性(PTC)を有する組成物に関し、
詳しくは耐電圧が高く、しかも発熱体として用いた場合
発熱の分布が均一で製品の寿命が長く、過電流保護素子
や発熱体として有効に利用することのできる高分子正温
度特性組成物に関する。
詳しくは耐電圧が高く、しかも発熱体として用いた場合
発熱の分布が均一で製品の寿命が長く、過電流保護素子
や発熱体として有効に利用することのできる高分子正温
度特性組成物に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕電気抵
抗値が特定の温度領域に達すると急激に増大する特性(
正温度特性)を有する材料として、チタン酸バリウムの
ような無機材料や結晶性重合体にカーボンブラックなど
の導電性粒子を配合した組成物が知られている(特公昭
50−33707号、同56−10352号など)。
抗値が特定の温度領域に達すると急激に増大する特性(
正温度特性)を有する材料として、チタン酸バリウムの
ような無機材料や結晶性重合体にカーボンブラックなど
の導電性粒子を配合した組成物が知られている(特公昭
50−33707号、同56−10352号など)。
これら従来から知られているものは、過電流保護素子や
発熱体として有用ではあるものの、電圧の比較的高い条
件下での使用や予期しない過電圧が印加された場合、耐
電圧が十分でなく、破壊されてしまうという問題があっ
た。
発熱体として有用ではあるものの、電圧の比較的高い条
件下での使用や予期しない過電圧が印加された場合、耐
電圧が十分でなく、破壊されてしまうという問題があっ
た。
そこで本発明者らは上記従来の問題点を解消し、十分な
正温度特性を有し、しかも耐電圧性の十分に高い高分子
正温度特性組成物を得るべく種々検討を重ねた。その結
果、結晶性重合体と導電性粉体からなる混合物に半導電
性無機物質を配合することにより耐電圧性にすぐれた素
子を製造しうろことを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
正温度特性を有し、しかも耐電圧性の十分に高い高分子
正温度特性組成物を得るべく種々検討を重ねた。その結
果、結晶性重合体と導電性粉体からなる混合物に半導電
性無機物質を配合することにより耐電圧性にすぐれた素
子を製造しうろことを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
すなわち本発明は、結晶性重合体40〜90重量%およ
び導電性粉体60〜10重量%からなる混合物100重
量部に対して、比抵抗10−”〜108Ω(至)の半導
電性無機物質を10〜300重量部配合してなる高分子
正温度特性組成物を提供するものである。
び導電性粉体60〜10重量%からなる混合物100重
量部に対して、比抵抗10−”〜108Ω(至)の半導
電性無機物質を10〜300重量部配合してなる高分子
正温度特性組成物を提供するものである。
本発明において用いる結晶性重合体としては特に制限は
なく様々なものを挙げることができるが、通常は高密度
ポリエチレン、低密度ポリエチレン。
なく様々なものを挙げることができるが、通常は高密度
ポリエチレン、低密度ポリエチレン。
ポリプロピレン、エチレン−プロピレンコポリマーなど
のポリオレフィン、オレフィン系共重合体、各種のポリ
アミド、ポリエステルあるいはフッ素含有エチレン系重
合体さらにはこれらの変性物などであり、これらを単独
で若しくは組合せて用いる。
のポリオレフィン、オレフィン系共重合体、各種のポリ
アミド、ポリエステルあるいはフッ素含有エチレン系重
合体さらにはこれらの変性物などであり、これらを単独
で若しくは組合せて用いる。
次に本発明においては導電性粉体を用いる。ここで導電
性粉体としては種々のものが挙げられ、具体的には例え
ばオイルファーネスブラック、サーマルブラック、アセ
チレンブラック等のカーボンブランク;グラファイト;
金属粉体;炭素繊維粉砕物あるいはこれらの混合物等が
挙げられ、特にカーボンブラック、グラファイトが好適
である。
性粉体としては種々のものが挙げられ、具体的には例え
ばオイルファーネスブラック、サーマルブラック、アセ
チレンブラック等のカーボンブランク;グラファイト;
金属粉体;炭素繊維粉砕物あるいはこれらの混合物等が
挙げられ、特にカーボンブラック、グラファイトが好適
である。
この導電性粉体としては平均粒径が10〜200mμ、
好ましくは15〜loomμのものが用いられる。ここ
で平均粒径が10mμ未満のものであると、特定温度領
域に到達した際の抵抗増大倍率が十分でな(、一方、平
均粒径が200mμを超えたものであると、室温での電
気抵抗値が大きくなるため好ましくない。
好ましくは15〜loomμのものが用いられる。ここ
で平均粒径が10mμ未満のものであると、特定温度領
域に到達した際の抵抗増大倍率が十分でな(、一方、平
均粒径が200mμを超えたものであると、室温での電
気抵抗値が大きくなるため好ましくない。
上記導電性粉体としては粒径を異にする2種以上の導電
性粉体を混合したものであってもよい。
性粉体を混合したものであってもよい。
前記結晶性重合体と上記導電性粉体の配合比は、前者4
0〜90重量%、好ましくは50〜80重量%に対し後
者60〜10重量%、好ましくは50〜20重量%であ
る。ここで導電性粉体の配割合が上記割合より少ないと
十分な導電性が得られない。
0〜90重量%、好ましくは50〜80重量%に対し後
者60〜10重量%、好ましくは50〜20重量%であ
る。ここで導電性粉体の配割合が上記割合より少ないと
十分な導電性が得られない。
本発明は、このように結晶性重合体と導電性粉体を混合
して得られる混合物に対して、比抵抗1O−2〜10”
Ω備の半導電性無機物質を配合し混練してなるものであ
る。ここで半導電性無機物質として具体的には炭化ケイ
素、炭化ホウ素などの炭化物;チタンブラック等を例示
することができ、これらの中でも炭化ケイ素、炭化ホウ
素など炭化物が好ましい。
して得られる混合物に対して、比抵抗1O−2〜10”
Ω備の半導電性無機物質を配合し混練してなるものであ
る。ここで半導電性無機物質として具体的には炭化ケイ
素、炭化ホウ素などの炭化物;チタンブラック等を例示
することができ、これらの中でも炭化ケイ素、炭化ホウ
素など炭化物が好ましい。
この半導電性無機物質は粉体または繊維を用いることが
できる。半扉電性無機粉体としては平均粒径300μ以
下、好ましくは100μ以下のものが用いられる。ここ
で平均粒径が300μを超えたものであると耐電圧性の
向上効果が小さくなるため好ましくない。半導電性無機
繊維としては糸径0,1〜100μ、繊維長1〜500
0μのものが好適である。
できる。半扉電性無機粉体としては平均粒径300μ以
下、好ましくは100μ以下のものが用いられる。ここ
で平均粒径が300μを超えたものであると耐電圧性の
向上効果が小さくなるため好ましくない。半導電性無機
繊維としては糸径0,1〜100μ、繊維長1〜500
0μのものが好適である。
本発明において、上記結晶性重合体および導電性粉体の
混合物と、半導電性無機物質の配合割合は、前者100
重量部に対し後者10〜300重量部、好ましくは15
〜200重量部である。ここで半導電性無機物質の配合
量が10重量部未満であると十分な耐電圧性を得ること
ができない。
混合物と、半導電性無機物質の配合割合は、前者100
重量部に対し後者10〜300重量部、好ましくは15
〜200重量部である。ここで半導電性無機物質の配合
量が10重量部未満であると十分な耐電圧性を得ること
ができない。
−古手導電性無機物質の配合量が300重量部を超える
と混練が困難となるため好ましくない。
と混練が困難となるため好ましくない。
なお、上記両者の混練は通常の混練機、例えばバンバリ
ーミキサ−や混練ロールなどを用いて行なえばよい。混
練温度は特に制限はないが、通常、用いる結晶性重合体
の融点以上の温度、好ましくは該融点より30℃以上高
い温度とする。このような温度で混練することにより常
温での比抵抗を小さくすることができる。また、?ri
bi時間としては上記混練温度、すなわち用いる結晶性
重合体の融点以上の温度に達してからの混練時間が5分
間以上であれば十分である。なお、この混練時乃至は混
練後に結晶性重合体の架橋剤、例えば有機パーオキサイ
ドを添加してもよい。有機パーオキサイドとしては2.
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キシン−3,ベンゾイルパーオキサイド、t−プチルパ
ーオキシヘンゾエート。
ーミキサ−や混練ロールなどを用いて行なえばよい。混
練温度は特に制限はないが、通常、用いる結晶性重合体
の融点以上の温度、好ましくは該融点より30℃以上高
い温度とする。このような温度で混練することにより常
温での比抵抗を小さくすることができる。また、?ri
bi時間としては上記混練温度、すなわち用いる結晶性
重合体の融点以上の温度に達してからの混練時間が5分
間以上であれば十分である。なお、この混練時乃至は混
練後に結晶性重合体の架橋剤、例えば有機パーオキサイ
ドを添加してもよい。有機パーオキサイドとしては2.
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キシン−3,ベンゾイルパーオキサイド、t−プチルパ
ーオキシヘンゾエート。
ジクミルパーオキサイド、t−プチルクミルパ−オキサ
イド、t−ブチルパーオキサイドなどを例示することが
できる。また、必要に応じて混練物の成形後、放射線に
よる架橋を行なってもよい。
イド、t−ブチルパーオキサイドなどを例示することが
できる。また、必要に応じて混練物の成形後、放射線に
よる架橋を行なってもよい。
このようにして得られる本発明の高分子正温度特性組成
物は既知の各種成形手段により所望形状に成形され素子
など最終製品とされる。
物は既知の各種成形手段により所望形状に成形され素子
など最終製品とされる。
本発明によれば耐電圧性の高い、特に瞬間的な過電圧に
対する耐電圧性の高い正温度特性素子を得ることができ
る。
対する耐電圧性の高い正温度特性素子を得ることができ
る。
しかも本発明の高分子特性組成物を成形し発熱体として
用いた場合、半導電性無機物質成分も同時に発熱し熱伝
導にもすぐれるため、発熱の分布が均一で製品の寿命が
長い。勿論本発明の組成物は特定温度領域に昇温時の抵
抗増大倍率も大きい。
用いた場合、半導電性無機物質成分も同時に発熱し熱伝
導にもすぐれるため、発熱の分布が均一で製品の寿命が
長い。勿論本発明の組成物は特定温度領域に昇温時の抵
抗増大倍率も大きい。
したがって、本発明は過電流保護素子や発熱体、特に高
圧用過電流保護素子の素材として有効に利用することが
できる。
圧用過電流保護素子の素材として有効に利用することが
できる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1
結晶性重合体として高密度ポリエチレン(出光石油化学
(構製:出光ポリエチレン520B)24gと、導電性
粉体としてカーボンブランク(三菱化成■製:ダイヤブ
ラックE、平均粒径43mμ)16gとを混合した。こ
の混合物100重量部に対して、半導電性無機物質とし
て炭化ケイ素粉(不二見研磨材工業■製:SiC#40
00.平均粒径3μ、比抵抗110Ωcn+)を100
重量部配合してラボプラストミルに供給し、溶融混練し
たのち、架橋剤として2.5−ジメチル−2,5−ジ(
t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3を0.6重量部加
え、さらに混練して高分子正温度特性組成物を得た。こ
こで得られた組成物をプレス成形してシートを得たのち
、このシートの表裏両面に肉厚35μの電解ニッケル箔
を重ね合せ、プレス成形機により圧着して、肉it、
8 mmの積層シートとした。この積層シートより8×
9關の小片を切り取り、この小片の両面ニッケル箔間の
室温における電気抵抗値を測定したところ、2oΩであ
った。
(構製:出光ポリエチレン520B)24gと、導電性
粉体としてカーボンブランク(三菱化成■製:ダイヤブ
ラックE、平均粒径43mμ)16gとを混合した。こ
の混合物100重量部に対して、半導電性無機物質とし
て炭化ケイ素粉(不二見研磨材工業■製:SiC#40
00.平均粒径3μ、比抵抗110Ωcn+)を100
重量部配合してラボプラストミルに供給し、溶融混練し
たのち、架橋剤として2.5−ジメチル−2,5−ジ(
t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3を0.6重量部加
え、さらに混練して高分子正温度特性組成物を得た。こ
こで得られた組成物をプレス成形してシートを得たのち
、このシートの表裏両面に肉厚35μの電解ニッケル箔
を重ね合せ、プレス成形機により圧着して、肉it、
8 mmの積層シートとした。この積層シートより8×
9關の小片を切り取り、この小片の両面ニッケル箔間の
室温における電気抵抗値を測定したところ、2oΩであ
った。
次いでこの小片を130℃に昇温した際の電気抵抗値の
室温における電気抵抗値に対する倍率(抵抗増大倍率)
を測定したところ10’・1倍であった。また、室温に
おいてこの小片に瞬間的に電圧を印加して破壊に至る電
圧(動的耐電圧)を測定したところ630Vであり、徐
々に印加電圧を上げた場合の耐電圧(静的耐電圧)は1
00OVまで上げても破壊には至らなかった。さらに、
この小片の表裏面のニッケル箔にリード線をハンダ付け
し、本体をエポキシ樹脂により被覆した場合の動的耐電
圧、静的耐電圧も上記と同じであった。
室温における電気抵抗値に対する倍率(抵抗増大倍率)
を測定したところ10’・1倍であった。また、室温に
おいてこの小片に瞬間的に電圧を印加して破壊に至る電
圧(動的耐電圧)を測定したところ630Vであり、徐
々に印加電圧を上げた場合の耐電圧(静的耐電圧)は1
00OVまで上げても破壊には至らなかった。さらに、
この小片の表裏面のニッケル箔にリード線をハンダ付け
し、本体をエポキシ樹脂により被覆した場合の動的耐電
圧、静的耐電圧も上記と同じであった。
実施例2
実施例1において、半導電性無機物質として炭化ホウ素
粉(電気化学工業■製:デンカボロンF1、平均粒径5
μ、比抵抗0.55Ωcm)を100重量部用いたこと
以外は実施例1と同様の操作をして積層シートを得た。
粉(電気化学工業■製:デンカボロンF1、平均粒径5
μ、比抵抗0.55Ωcm)を100重量部用いたこと
以外は実施例1と同様の操作をして積層シートを得た。
この積層シートから切り出した7×8−璽の小片につき
室温での電気抵抗値を測定したところ20Ωであり、1
30℃における抵抗増大倍率は106・2倍であった。
室温での電気抵抗値を測定したところ20Ωであり、1
30℃における抵抗増大倍率は106・2倍であった。
また、このものの動的耐電圧は450vであり、静的耐
電圧は100OVにおいても破壊しなかった。さらに、
実施例1と同様にしてこのものにリード線を取り付け、
エポキシ樹脂で被覆した場合の動的耐電圧、静的耐電圧
も上記と同じであった。
電圧は100OVにおいても破壊しなかった。さらに、
実施例1と同様にしてこのものにリード線を取り付け、
エポキシ樹脂で被覆した場合の動的耐電圧、静的耐電圧
も上記と同じであった。
比較例1
実施例1における高密度ポリエチレンとカーボンブラッ
クとの混合物をラボプラストミルにより混練し、同様の
架橋剤を加えて混練組成物を得た。
クとの混合物をラボプラストミルにより混練し、同様の
架橋剤を加えて混練組成物を得た。
この組成物より実施例1と同様にして肉r!L2.0龍
の積層シートを得た。このシートから切り出した8×8
■1の小片につき室温での電気抵抗値を測定したところ
20Ωであった。また、130℃に昇温した際の抵抗増
大倍率は107・5倍であった。
の積層シートを得た。このシートから切り出した8×8
■1の小片につき室温での電気抵抗値を測定したところ
20Ωであった。また、130℃に昇温した際の抵抗増
大倍率は107・5倍であった。
さらにこの小片の動的耐電圧を測定したところ300■
であり、静的耐電圧は100OVにおいても破壊しなか
った。
であり、静的耐電圧は100OVにおいても破壊しなか
った。
比較例2
実施例1において、炭化ケイ素粉に代えて電気絶縁体で
ある水酸化アルミニウム(日本軽金属!41製:B2O
2,平均粒径0.4μ)を100重量部用いたこと以外
は実施例1と同様の操作をして肉厚1.8msの積層シ
ートを得た。この積層シートから6×6■lの小片を切
り出し、室温における電気抵抗値を測定したところ20
Ωであった。また、130℃に昇温した際の抵抗増大倍
率は10h1倍であった。さらにこの小片の動的耐電圧
は355Vであり、静的耐電圧は700Vであった。
ある水酸化アルミニウム(日本軽金属!41製:B2O
2,平均粒径0.4μ)を100重量部用いたこと以外
は実施例1と同様の操作をして肉厚1.8msの積層シ
ートを得た。この積層シートから6×6■lの小片を切
り出し、室温における電気抵抗値を測定したところ20
Ωであった。また、130℃に昇温した際の抵抗増大倍
率は10h1倍であった。さらにこの小片の動的耐電圧
は355Vであり、静的耐電圧は700Vであった。
Claims (2)
- (1)結晶性重合体40〜90重量%および導電性粉体
60〜10重量%からなる混合物100重量部に対して
、比抵抗10^−^2〜10^8Ωcmの半導電性無機
物質を10〜300重量部配合してなる高分子正温度特
性組成物。 - (2)半導電性無機物質が炭化ケイ素、炭化ホウ素また
はこれらの混合物である特許請求の範囲第1項記載の高
分子正温度特性組成物。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60270700A JPS62131065A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 高分子正温度特性組成物 |
US06/934,495 US4732701A (en) | 1985-12-03 | 1986-11-24 | Polymer composition having positive temperature coefficient characteristics |
EP86116686A EP0224903B1 (en) | 1985-12-03 | 1986-12-01 | Polymer composition having positive temperature coefficient characteristics |
DE8686116686T DE3687062T2 (de) | 1985-12-03 | 1986-12-01 | Polymerzusammensetzung mit positiven temperaturkoeffizienten-charakteristiken. |
CA000524339A CA1301986C (en) | 1985-12-03 | 1986-12-02 | Polymer composition having positive temperature coefficient characteristics |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60270700A JPS62131065A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 高分子正温度特性組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62131065A true JPS62131065A (ja) | 1987-06-13 |
JPH0474383B2 JPH0474383B2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=17489740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60270700A Granted JPS62131065A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 高分子正温度特性組成物 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4732701A (ja) |
EP (1) | EP0224903B1 (ja) |
JP (1) | JPS62131065A (ja) |
CA (1) | CA1301986C (ja) |
DE (1) | DE3687062T2 (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
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JP2009203441A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Denso Corp | コンポジット材料、その製造方法、及び複合構造体 |
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JP2810740B2 (ja) * | 1989-12-27 | 1998-10-15 | 大東通信機株式会社 | グラフト化法によるptc組成物 |
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JP3930905B2 (ja) * | 1995-03-22 | 2007-06-13 | レイケム・コーポレイション | 導電性ポリマー組成物およびデバイス |
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