JPS62130645A - ヨ−グルトカプセルの製造方法 - Google Patents

ヨ−グルトカプセルの製造方法

Info

Publication number
JPS62130645A
JPS62130645A JP60268300A JP26830085A JPS62130645A JP S62130645 A JPS62130645 A JP S62130645A JP 60268300 A JP60268300 A JP 60268300A JP 26830085 A JP26830085 A JP 26830085A JP S62130645 A JPS62130645 A JP S62130645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yogurt
yoghurt
capsules
sodium alginate
capsule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60268300A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ejima
江嶋 正之
Koji Nagasaki
長崎 幸治
Hideki Suzuki
鈴木 英毅
Michio Kanbe
道雄 神辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Milk Products Co Ltd filed Critical Meiji Milk Products Co Ltd
Priority to JP60268300A priority Critical patent/JPS62130645A/ja
Publication of JPS62130645A publication Critical patent/JPS62130645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヨーグルトとアルギン酸ナトリウムを混合、反
応させることを特徴とするヨーグルトカプセルの製造方
法に関する。更に詳しくは、ヨーグルトに含まれるカル
シウムとアルギン酸ナトリウムとの反応性を利用したヨ
ーグルトカプセルの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
カルシウムなどの多価金属塩を添加したペクチンを原料
とした粒ゼリー、或いはゼリーをアルギン酸カルシウム
で被覆した粒ゼリーは既に開発され、製品化されている
(例えば、特公昭4B−1,6183号、特公昭、1.
5−29422号)。
しかしながら、ヨーグルト(プレーン、ハード、ソフト
などの各タイプ、または果肉果汁入りソフトタイプ、或
いはこれらをホイップしたもの)をアルギン酸カルシウ
ムで被覆したものは知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のアルギン酸カルシウムを被覆した粒ゼリーにおい
ては、その芯部のゼリー剤としてはカルシウムなどの多
価金属塩を添加したゼラチン等が用いられているが、本
発明はヨーグルトがioo g当たり100〜150m
gのカルシウムを含むことに注目し、多価金属塩を添加
することな(単にヨーグルトを芯部として使用し、この
ヨーグルトをアルギン酸ナトリウム液と接触反応させる
ことにより、簡単に、しかも従来知られていないアルギ
ン酸カルシウムで被覆したヨーグルトカプセルを製造す
る方法を見出し、更に従来の粒ゼリーではその表面から
水が飛散して表面に皺がより、形状が不安定になる欠点
があったところ、これらを改善する方法を見出し本発明
を完成するに到った。
〔問題点を解決するための手段〕
ヨーグルトを常法により調製し、これをノズルの先から
アルギン酸ナトリウム溶液中に滴下する。すると、ヨー
グルト中のカルシウムとアルギン酸すトリウムとが反応
して直ちに直径3〜20顛の球状のヨーグルトカプセル
が形成される。
このヨーグルトとじては、プレーン、ハード、ソフトな
どの各タイプ、または果肉果汁入りソフトタイプ或いは
これらをホイップしたものが使用される。
更にこの方法で使用するヨーグルトは常法により調製さ
れたもののほか、安定剤により粘度を付けたヨーグルト
が使用される。これにより、ヨーグルトカプセルの形成
がより容易になる。
安定剤としてはゼラチン、スターチ、ローガストビーン
ガム等が用いられる。
ヨーグルトカプセルの形成の温度は50°C以下が好ま
しい。50℃を超えるとヨーグルト中の乳蛋白質が熱凝
固し、組織が荒れ、外観が悪(なる。又、乳酸菌も死滅
する恐れがある。但し、安定剤を使用した場合は乳蛋白
質の熱安定性が高められ50℃を超えてもヨーグルトカ
プセルを形成することができる。アルギン酸ナトリウム
の溶液としては5〜10%アルギン酸ナトリウム溶液が
使用される。
ヨーグルトカプセルは、アルギン酸ナトリウム溶液から
取り出してそのままでも製品となるが、カプセルのアル
ギン酸カルシウムの膜を通して水分が飛散し、膜面に皺
が生じ外観を損う恐れがある。そこで、該ヨーグルトカ
プセルを形成後直ちにアルギン酸ナトリウム溶液から取
り出し、殺菌水中或いは糖液中に加えることにより、ヨ
ーグルトカプセルの球の安定性を高めることができた。
この方法で使用される殺菌水又は糖液は、水又は砂糖、
グルコース等からなる糖液を85°C130分もしくは
それと同等以上の条件で加熱殺菌したものが使用され、
そして加熱殺菌の目的は二次汚染の防止にある。例えば
、糖液としては砂糖8〜40%、水60〜92%から成
る糖液を85℃。
30分加熱したものが使用される。更に、この殺菌水又
は糖液としては殺菌水又は糖液にクエン酸、乳酸等の有
機酸を添加してpH4,5以下にするか又は砂糖、グル
コース等の糖を更に加えて糖度40度以上として二次汚
染を防止したものが使用される。
この方法で得られるヨーグルトカプセルは、直接食用に
供されるが、更に、乳酸菌飲料、ヨーグルト (ハード
、ソフト、ドリンク)、シロップ、ゼリー等に混合して
使用される。この場合、ヨーグルトカプセルを適当な色
に着色して使用すると混合した食品を見た目に美しくす
ることができ食欲をそそるものとすることができる。
実施例1 第1表のヨーグルト原料から常法によりヨーグルトを8
周製する。
第1表 原乳  62.00% 脱脂粉乳    10.00 スターター    2.00 水          26.00 合計  100.00 すなわち、配合表に従って、原乳、脱脂粉乳及び水を混
合、溶解し、95℃で5分間加熱殺菌し、48℃まで冷
却する。予め調製しておいたストレプトコッカス・サー
モフィラス(S trep toc。
ccus thermophilus)とラクトバチル
ス・ブルガリクス(Lactobacillus bu
lgaricus)を含むスターターを接種して43±
1°Cで約5時間乳酸発酵を行う。このヨーグルトのカ
ードを粉砕しつつ、10℃以下まで冷却する。これを1
6時間以上、粘度が10℃において2000cp以上と
なるまでエージングする。
別に70℃で殺菌後10℃まで冷却しておいたアルギン
酸ナトリウム溶液に、上記の粘性を付与したヨーグルト
を直径5Nのノズルから毎分11の速度で滴下すると、
ヨーグルトの周囲にアルギン酸カルシウムで被覆された
球状のヨーグルトカプセルが形成された。
このヨーグルトカプセルをアルギン酸ナトリウム溶液か
ら取り出し、殺菌冷却水で洗浄して回収するか、又は、
このヨーグルトカプセルを殺菌冷却水に浸漬して球の形
状を維持した。
実施例2 第2表のヨーグルト原料から常法によりヨーグルトを調
製する。
第2表 原乳  60.00% 脱脂粉乳     6.Oo 無塩バター    1.00 スターター    3.00 水         30.00 合計  ioo、o。
すなわち、配合表に従って、原乳、脱脂粉乳、及び無塩
バターを混合、溶解し、95℃で5分間加熱殺菌し、4
8℃まで冷却する。予め調製しておいたストレプトコッ
カス・サーモフィラス(Streptococcus 
thermophHus)とラクトバチルス・ブルガリ
クス(Lactobacillus bulgarjc
us)を含むスターターを接種して43±1℃で約4時
間、乳酸酸度が1.35%となるまで乳酸醗酵を行い、
pH3,8〜4.6のヨーグルトを調製する。
このヨーグルトのカードを粉砕しつつ、10℃以下まで
冷却する。これに予め加熱殺菌して25℃まで冷却して
おいた20%ゼラチン溶液を10%添加して混合する。
そして静置冷却し、粘度が10℃において2,000 
CP以上となるまでエージングする。
別に70℃で殺菌後10℃まで冷却しておいたアルギン
酸ナトリウム溶液に、上記の粘性を付与したヨーグルト
を直径5uのノズルから毎分11の速度で滴下すると、
ヨーグルトの周囲にアルギン酸カルシウムで被覆された
球状のヨーグルトカプセルが形成された。
このヨーグルトカプセルをアルギン酸ナトリウム溶液か
ら取り出し、殺菌冷却水で洗浄して回収するか、又は、
このヨーグルトカプセルを殺菌冷却水に浸漬して球の形
状を維持した。
実施例3 第3表の原料からプレーンヨーグルトを常法により調製
する。
第3表 原乳  90.00% 脱脂粉乳     2.00 スターター    2.00 水           6.00 合計  1oo、o。
このプレーンヨーグルトを使用して以下実施例2と同様
に行いヨーグルトカプセルを調製した。
実施例4 第4表の原料からフルーツコーグルト(ハードタイプ)
を調製する。
第4表 原乳  30.00% 脱脂粉乳     2.00 ストロベリー  10.00 安定剤(セラチン寒天)0.50 香料   0.10 色素   0.10 スターター    2.00 水          51.30 合計  100.00 このフルーツヨーグルトを使用して以下実施例2と同様
に行いヨーグルトカプセルを得た。
〔発明の効果〕
ヨーグルトとアルギン酸ナトリウム溶液とを接触させて
、従来知られていないヨーグルトカプセルを製造し、更
にこのヨーグルトカプセルを殺菌水や糖液中に加え、そ
の形状を安定に保持することができた。このヨーグルト
カプセルは、そのまま又は他の食品に添加して食用に供
することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヨーグルトとアルギン酸ナトリウム溶液とを接触
    反応させてヨーグルト表面にゲル状皮膜を形成させるこ
    とを特徴とするヨーグルトカプセルの製造方法。
  2. (2)ヨーグルトが安定剤で粘度をつけたものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のヨーグルト
    カプセルの製造方法。
  3. (3)ヨーグルトが安定剤で粘度をつけた後、更にホイ
    ップしたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のヨーグルトカプセルの製造方法。
  4. (4)ヨーグルトとアルギン酸ナトリウム溶液とを接触
    反応させてヨーグルト表面にゲル状皮膜を形成させ、次
    いでこのヨーグルトカプセルを直ちに殺菌水或いは糖液
    中に加えることを特徴とするヨーグルトカプセルの製造
    方法。
  5. (5)ヨーグルトが安定剤で粘度をつけたものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のヨーグルト
    カプセルの製造方法。
  6. (6)ヨーグルトが安定剤で粘度をつけた後、更にホイ
    ップしたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載のヨーグルトカプセルの製造方法。
JP60268300A 1985-11-30 1985-11-30 ヨ−グルトカプセルの製造方法 Pending JPS62130645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60268300A JPS62130645A (ja) 1985-11-30 1985-11-30 ヨ−グルトカプセルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60268300A JPS62130645A (ja) 1985-11-30 1985-11-30 ヨ−グルトカプセルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62130645A true JPS62130645A (ja) 1987-06-12

Family

ID=17456610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60268300A Pending JPS62130645A (ja) 1985-11-30 1985-11-30 ヨ−グルトカプセルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62130645A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01240166A (ja) * 1988-03-18 1989-09-25 Taishi Shokuhin Kogyo Kk 粘性のない納豆及びその製造方法
NL1034260C2 (nl) * 2007-08-16 2009-02-17 Friesland Brands Bv Ingekapselde eetbare vloeistoffen.
CN111248279A (zh) * 2020-02-25 2020-06-09 东北农业大学 一种基于包埋原料后发酵风味酸奶爆珠的制备方法
KR20220006226A (ko) * 2020-07-08 2022-01-17 주식회사 온다에프엠비 요거트 파우더 조성물의 제조 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871878A (ja) * 1981-10-23 1983-04-28 Toyo Seikan Kaisha Ltd 流動食品内蔵粒状カプセル体の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871878A (ja) * 1981-10-23 1983-04-28 Toyo Seikan Kaisha Ltd 流動食品内蔵粒状カプセル体の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01240166A (ja) * 1988-03-18 1989-09-25 Taishi Shokuhin Kogyo Kk 粘性のない納豆及びその製造方法
NL1034260C2 (nl) * 2007-08-16 2009-02-17 Friesland Brands Bv Ingekapselde eetbare vloeistoffen.
WO2009022909A1 (en) * 2007-08-16 2009-02-19 Friesland Brands B.V. Encapsulated edible liquids
CN111248279A (zh) * 2020-02-25 2020-06-09 东北农业大学 一种基于包埋原料后发酵风味酸奶爆珠的制备方法
KR20220006226A (ko) * 2020-07-08 2022-01-17 주식회사 온다에프엠비 요거트 파우더 조성물의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3625702A (en) Preparation of sour milk drinks
EP0524298B1 (fr) PROCEDE DE GELIFICATION THERMIQUE INSTANTANEE DE SOLUTIONS D'UNE PROTEINE COAGULABLE AU pH ISOELECTRIQUE, TELLE QU'UNE CASEINE, PAR MODIFICATION DE LA TENEUR EN IONS ALCALINS, COAGULUMS AINSI OBTENUS, ET LEUR APPLICATION NOTAMMENT A L'OBTENTION DE PRODUITS ALIMENTAIRES
JPH01231857A (ja) 繊維状組織を有するゼリーの製造法
JPS58111652A (ja) カスタ−ド風プリンの製造法
JPS62130645A (ja) ヨ−グルトカプセルの製造方法
JPH03215500A (ja) ラクトフェリン含有液の処理方法
JP2001346528A (ja) ゲル状食品組成物及びその製造方法
JPS5921357A (ja) ペクチンゼリ−の製造方法
JPH01196254A (ja) ヨーグルトの製造法
JPH01228456A (ja) 生菌体カプセルの製造方法
JPH0691799B2 (ja) 組合せゼリ−状食品の製造法
JP2000069918A (ja) 積層デザート及びその製造法
JP3841946B2 (ja) 斑点模様ゼリー
JP3920032B2 (ja) 積層食品
JP2836867B2 (ja) ゲル状食品の製造法
JPS63309150A (ja) 即席ゲル状物の製造法
JPS63283545A (ja) ゲル状食品の製造法
JPH01262760A (ja) ゼリーの製造方法
JPH03254647A (ja) シロップづけゼリー
JP3181975B2 (ja) ゼリーインゼリー
JP3910753B2 (ja) 熱可逆性ゲル及びその製造方法
US1118369A (en) Method of making date marmalade.
JP2017212961A (ja) ゼリー状固形食品
JPH0648960B2 (ja) ゼリ−状食品の製造方法
KR100303467B1 (ko) 제과,제빵용우유및그제조방법