JPS62125411A - アクチユエ−タのアクセス制御方法 - Google Patents

アクチユエ−タのアクセス制御方法

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JPS62125411A
JPS62125411A JP60263699A JP26369985A JPS62125411A JP S62125411 A JPS62125411 A JP S62125411A JP 60263699 A JP60263699 A JP 60263699A JP 26369985 A JP26369985 A JP 26369985A JP S62125411 A JPS62125411 A JP S62125411A
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actuator
circuit
access
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trapezoidal
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誠 水上
Koji Otani
大谷 幸司
Shuichi Takanami
修一 高波
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
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    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気円板記録再生装置等において、停止して
いるアクチュエータを、任意のアクセス距離離れた位置
へ高速かつ円滑に移動のうえ停止させるアクセス制御方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
オンライン処理に用いられる大容量の磁気円板装置では
、大きな記憶容量を有効に利用するため、記憶容量の増
大に応じたスループット(単位記憶容量を単位時間内に
取り出し得る回数)の向上が重要な課題となっており、
この対策上データの記録、再生を行かうヘッドの位置決
め機構を複雑化したマルチアクチュエータ構成が一般に
採用されている。
なお、マルチアクチュエータ構成では、ヘッドを少数ず
つ複数のアクチュエータに分割のうえ配置しており、ア
クチュエータ当たりの容量負荷を軽減できると共に、ア
クチュエータの分割に伴々う可動部の小形・軽量化によ
り高速アクセス動作が実現できるため、スループット向
上の効果は極めて大きいものとなっている。
たソし、マルチアクチュエータ構成では、複数のアクチ
ュエータが各独立に動作するため、高速アクセス中のア
クチュエータに対する駆動力がヘッドディスクアッセン
ブリ(以下、HDA)の機構要素を介し、他の位置追従
制御中のアクチュエータへ伝達され外乱として作用し、
これのヘッド位置に偏位を招来するおそれを生じており
、マルチアクチュエータ構成を採る場合、このヘッド位
W除去することがHDA機構の設計および制御ループ回
路設計上の重要な技術課題となる。
第16図は、二つのアクチュエータを有する小形・軽量
な揺動形ポジショナの従来例を示す斜視図であり、1は
アクチュエータ、2は揺動軸、3はアクチュエータφノ
\ウジング、4はサブペース機構部であって、二つのア
クチュエータ1は揺動軸2、アクチュエータ・ノ・ウジ
ング3、および、サブベース機構部4によって結合され
ており、これらを介するアクチュエータ1相互間の機構
振動伝達が問題とがっている。
通常、この機構振動周波数成分は数100Hzから数K
Hzの帯域に及び、位置決め制御ループ回路のカットオ
フ周波数を100Hz(アクチュエータ1の主機械共振
周波数の約1/7)程度とする制御では、この振動に追
従してヘッド位置偏位を抑圧することができず、機構部
の振動はほとんどそのままヘッド位置偏位となυ、位置
決め精度の劣化を生ずる。
この対策上有効な手段としては、アクチュエータ1の駆
動用電流のスルーレートを制限し、ヘッド位置偏位の原
因となる機構共振周波数近傍の駆動力成分を除去する手
段が採用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このスルーレート制限式の手段では、位置決め
制御ループ回路の安定性を失うことなく、かつ、簡単々
回路構成により実現できる特徴を有するが、高速アクセ
スを実現する場合、駆動電流波形が三角形状となるため
、駆動電流の振幅が大となり所要電源電圧を高くせねば
ならず、かつ、モータのコイルおよび′IK動増幅器の
消費電力が多くなり、HDAの温度上昇が犬になる等の
問題を生じている。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手段により
構成するものとなっている。
すなわち、アクチュエータをモータにより駆動し、任意
のアクセス距離離れた位置へ移動させてから停止させる
アクセス制御方法において、加速時と減速時とに振幅が
等しく、かつ互に逆極性であると共に上底と下底との比
がほぼ0.1〜0.3、かつ、はぼ等脚の台形駆動電流
をモータへ与え、アクチュエータを目標位置に向けてア
クセス動作させるものとしている。
〔作用〕
1〜たがって、台形駆動電流を用いると共に、この波形
上、上底と下底との比を0.1〜0.3として選定する
ことにより、振動相互干渉の原因となる機構共振周波数
近傍の駆動力成分を効ホよ〈除去できると共に、従来と
同等、1)I、下の消費電力によってより高速かつ高精
度々位置決めを行なうことができる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によって本発明の詳細な説明する
が、便宜上、まず本発明の詳細な説明する。
こ−において、マルチアクチュエータ構成の基本となる
二つのアクチュエータを有する第16図の機構部を考え
ると、その機構伝達特性は次式により表すことができる
たソし、Hl:ヘッド1の変位 FI:アクチュエータlの駆動力 なお、G1いGlt は自己コンプライアンスでありア
クチュエータ自身の伝達関数に相当し、Go、Gtlは
相互コンプライアンスであり主にアクチュエータ支持機
構部の伝達関数に相当し、特に第16図の揺動形アクチ
ュエータの場合では、二つのアクチュエータ1を一つの
揺動軸2により支持しているため、相互コンプライアン
スGl!、Gltには揺動軸2の曲げ共振が顕著に現れ
る。
このため、マルチアクチュエータの振動相互干渉を低減
するには、機構設計において相互ご/プライアンスGt
t s Gltを抑圧する必要を生ずるが、機械的構造
および機構部材による振動の低減には自ずから限度を生
ずる。
したがって、(1)式からアクチュエータ1間の振動相
互干渉が相互コンプライアンスと駆動力との積(Glt
−Ft、G!、・r+)により表されることに着目すれ
ば、相互コンプライアンスG1z 、Cttの共振に対
して駆動力F 1 、F 2のスペクトラム成分が集中
しない条件によシアクチュエータ1を制御すればよいも
のとなる。
すなわち、リニアアクチュエータの場合には、駆動電流
を一対の台形状とすることによ)、相互コンプライアン
スG81、Cttの機構共振周波数近傍及び高周波域の
駆動力成分を抑圧し、マルチアクチュエータの高精度位
置決めが可能とカリ、この台形状の駆動電流を用いれば
、駆動電流の形状を変えることにより振動相互干渉のレ
ベルを制御できる。たソし、一般に振動相互干渉が少な
い台形状にするほどモータ駆動コイルの消費電力が増大
する傾向を呈するため、この対策を考慮する必要が生ず
る。
第1図は、基本とする台形駆動電流の波形を示し、この
一対かつ互に逆極性の台形波を次式の波形率(γ、δ)
により定義のうえ、この波形率をパラメータとして振動
相互干渉の目安となる台形駆動電流のパワースペクトラ
ム分布と、駆動コイルの消費電力との関係を考察する。
たyし、(r、δ)二台形波の波形率 jacc:加速または減速の時間(下底)TCON:加
速または減速中の定加速 度駆動(駆動電流=一定) 時間(上底) To :加速から減速に切り換える 間の定速度駆動(駆動電流 二〇)時間 第2図は、アクチュエータ1が同一距離を同一時間によ
υアクセスするものとし、(γ=0.5〜0.0)の範
囲において変更し、かつ(δ=0)としたとき、駆動電
流のパワースペクトラム分布が変化した様子を示してい
る。すなわち、波形率(0゜0)はスルーレート制限に
よる三角形状の駆動電流波形を意味し、波形率(1,0
)はバンク・バンク(]3ang−13ang)制御に
よる矩形形状の駆動電流波形を意味するが、駆動電流波
形を(γ=1.0)の矩形波から(γ=0゜0)の三角
波へ接近させるにしたがい、規格化周波数ω・TACC
/2が3,5π以上の高周波域においてパワースペクト
ラムのパワー値Pが小さくなるのに対し、(γζ0.2
)を境として再び高周波域のパワースペクトラムが増大
している。したがって、振動相互干渉を抑圧するには(
γ=0.1〜0.3)とし、特に(γ#0.2 )の台
形波を用いることが望ましいものとなる。
第3図は、γに対する駆動電流の振幅Aと駆動コイルの
消費電力PLとの関係を示しておセ、γを犬にするほど
駆動電流の振幅Aおよび駆動コイルの消費電力PLが共
に小となることが明らかであり、振動相互干渉防止の余
裕がある場合には、(γ)0.2)の台形波を用い駆動
コイルの消費電力を低減することが望ましい。
第4図囚は、第2図および第3図を基準として駆動電流
零の定速度区間を設けた場合、すなわちγ及び駆動電流
の振幅Aを変更せずδのみを変化させたとき、駆IJh
1!流のパワースペクトルラム分布が変化する状況を示
しており、第4図(B)は同図(4)に示すパワースペ
クトラムの包絡線を示しているO すなわち、(A)のとおりにδを変化させたとき、駆動
電流のパワースペクトラムの包絡線は、同図(C)に波
形Eとして示すとおり、一対となった台形駆動電流に対
し2倍の振幅を有する単一の台形波により与えられ、包
絡線の形状はδに関わりなくγとアクチュエータ1の加
速時間T ACCとにより決定され、定速度区間を設け
た場合、振動相互干渉の最大レベルは加速駆動電流の形
状によってのみ定まシ、アクセス距離には依存しないも
のとなる。
したがって、振動相互干渉とアクセス時間とに共に余裕
がある場合には、(γ) 0.2 )の台形波を用いる
と共に(δ〉0)の定速度区間を設け、駆動コイルの消
費電力を大幅に低減することができる。
以上の原理に基づき、本発明においてはアクセス条件に
応じ、■加速時間Tムccが短く、駆動電流の基本波成
分が高周波域にシフトする短トラックアクセス領域では
、(r#0.2)として振動相互干渉を抑圧し、■加速
時間T ACCが比較的長く、振動相互干渉防止上に余
裕のある中トラックアクセス領域および長トラックアク
セス領域では、(γ>0.2)とし、かつ、(δ〉0)
として振動相互干渉のレベルを短トラックアクセス程度
に許容し、駆動コイルの平均消費電力を最小とする波形
率(γ、δ)をアクセス距離毎に定めるものとしている
第5図は、この状況を示す波形図であり、(4)の短ト
ラックアクセス領域では、(γ#0.2.δ=0) (B)の中トラックアクセス領域では、(γ)0.2.
δ=0) (C)の長トラックアクセス領域では、(γ)0.2.
δ〉0)としてお シ、 (4)の短トラックアクセス領域では、加速時間T A
CCが短く高周波成分の割合が最も多い駆動電流波形と
なるが、アクセス距離が短く駆動電流の振@Aも小さい
ため消費電力は少なく、振動相互干渉の抑圧に主眼をお
いて波形率を(γ″;0.2.δ=0)としても発熱の
問題は生じない。
(B)の中トラックアクセス領域になると、アクセス距
離が増大しアクチュエータ1の加速時間TACCが長く
なるため振動相互干渉防止に余裕を生ずるが、アクセス
発生確率が比較的大きいため、アクセス時間および駆動
コイルの消費電力に対する要求が厳しくなる。したがっ
て、波形率を(γ>0.2゜δ=0)とし、高速アクセ
スを実現しつつ駆動コイルの消費電力を極力低減してH
DA内部の発熱を抑圧する。また、第4図の関係から(
γ)0.2)とすることKより駆動電流の振幅Aを小さ
くできるため、所要電源電圧および駆動増幅器の消費電
力も低減できる。
(C)の長トラックアクセス領域では、アクチュエータ
1の加速時間T AcCが長く駆動電流の基本波成分が
低域に集中し、振動相互干渉のレベルはそれほど大にな
らないと共に、アクセス発生確率が小さいため、定速度
区間(δ〉0)を設けてアクセス時間を長めに設定して
も平均アクセス時間はほとんど増加しない。しだがって
、波形率を(γ〉0.2.δ〉0)として消費電力を大
幅に低減することができる。また、定速度区間を設ける
ことによりアクセス時の最大速度を抑圧できるため、暴
走等によりヘッド位置決め機構系へ与える衝撃を軽減す
ることができる。
以上、マルチアクチュエータ構成における振動相互干渉
の抑圧を中心として本発明の詳細な説明したが、本発明
の作用は(1)式により示すアクチュエータ自身の伝達
関数Gl、、G!tに対しても及ぶため、アクチュエー
タ1自身の機構共振による振動も抑圧され、円滑なアク
セス動作を実現できるものとなシ、単体のアクチュエー
タ1に対する制御においても極めて効果的と々る。
第6図は、上述の原理に基づ〈実施例のブロック図であ
り、15は位置信号再生回路、16は台形駆動信号発生
回路、11は減速基準速度プロフィール発生回路、18
は速度検出回路、19は速度追従制御回路、20は駆動
信号切υ換え回路。
21は位置追従制御回路であって、16の台形駆動信号
発生回路は1例えば第7図のブロック図に示スマイクロ
プロセッサ31 、 D/A変換器32゜および、残差
トラックデークラッチ回路33により構成すればよく、
マイクロプロセッサ31は第8図のフローチャートにし
たがい、互に形状が等しくかつ逆極性であると共に台形
状の加速・減速駆動信号をアクセス距離に応じて発生し
、アクチュエータ1を所定の位置まで移動させる制御を
行なう。
この台形駆動信号によるフィードフォワード速度制御を
再現性よくかつ安定に実現するため、アクチュエータ1
を駆動する駆動増幅器22には、電源の電圧変動および
温度上昇に基づく駆動コイルの抵抗値変化による影響の
ない電流制御形を用いるが、外乱やアクチュエータ1の
トルク定数変化により、フィードフォワード速度制御中
に僅かながら制御誤差を生ずる。
このため、第9図のとおり、位置追従制御期間■の中間
へ挿入されるアクセス時間をフィードフォワード速度制
御期間■と残余20〜30係のフィードバック速度制御
期間■とに分割することにより、制御誤差を除去しなが
らアクチュエータ1を目標位置へ向けて減速制御すれば
よく、この目的上、台形駆動信号発生回路16と、アク
チュエータ1を減速基準速度プロフィールに追従させる
駆動信号を発生する速度追従制御回路19とを同時に動
作させておき、台形駆動信号発生回路16の出力が速度
追従制御回路19の出力より犬の条件が成立したとき、
駆動信号切換回路20によシ速度追従制御回路19によ
るフィードバック速度制御に切り換える。
この場合、減速基準速度プロフィール発生回路11によ
り、目標位置へ向けて減速駆動信号がほぼ直線状に減少
する速度プロフィールを設定すれば、駆動電流を台形状
に保ったままアクチュエータを目標位置へ向けて正確に
減速させることができる。
たソし、台形波駆動による振動抑圧制御が制御パラメー
タの変動に対して低感度である点に着目すれば、減速基
準速度プロフィール発生回路17を省略し、位置誤差を
減速基準速度とすることにより回路構成を簡素化しても
よい。
なお、位置追従制御回路11は、フィードバック速度制
御によりアクチュエータ1が目標位置に到達すると、図
上省略した別途の検出制御によりスイッチ23が作動す
るため、速度追従制御回路19に代って動作し、目標位
置へアクチュエータ1を追従させる駆動信号を発生する
第8図においては、同図(A)のとおり駆動電流波形を
各変化点の間隔毎に単位時間T o −T sへ分割す
ると共に、各々の変化状況に応じた増分値Δ。
〜Δ6を定め、これらをマイクロプロセッサ31中のメ
モリへテーブルとして格納のうえ、これを用いて同図(
B)の処理を実行するものとなっている。
すなわち、第6図および第7図のアクセス指令ACCが
磁気円板の何トラック分をアクセスすべきか残差トラッ
クデータとして与えられると、これがマイクロプロセッ
サ31からの指令に応じてラッチ回路33により保持さ
れ、これにしたがって[アクセス開始?J 101がY
 (YES)となり、「残差トラック数入力」102に
より、このデータをマイクロプロセッサ31が取込み、
「テーブル読み出し」111によりT。−T6、Δ。〜
Δ6を順次に読み出し、「タイマー=TN、Δ=Δ、+
J 112により自己の中へ構成しだカウンタ等のタイ
マーへTNをセットすると共に、ΔNを出力用レジスタ
等へセットしてから、「0LIT = OUT+Δ、、
OUT→D/A 、タイマー= TP、−IJ 113
に↓υ、ΔNの逐次加算、これの内容のD/A変換器3
2への送出、および、タイマーの内容に対する逐次減算
を行ない、フィードフォワード制御出力V、とフィード
バック制御出力V、との対比によるrvr>Vm?J1
21を判断し、これのN(No)を前提とし、かつ、「
タイマー=O?J122がNの間、ステップ113以降
を反復する。
また、ステップ122がYとなれば、ステップ112以
降の反復により、つぎの単位時間に応じた処理を行ない
、ステップ121がYとなるのにしたがい、「切換回路
制御信号送出」131により、駆動信号切換回路20を
速度追従制御回路19へ切換えてから、ステップ101
へ戻ル。
したがって、以上の構成によれば、汎用のマイクロプロ
セッサにより任意の台形1更動信号を発生できるため、
アクチュエータ1毎の機構共振レベルに応じた最適な台
形駆動電流を設定できる。
また、以上の構成は、ディジクル位置決め制御にも好適
である。すなわち、アクチュエータ1を高速動作させる
には高精度な速度検出性能が要求され、ディジタル位置
決め制御においては信号処理の広帯域化および位置信号
の高精度化が必要であり、以上の構成によれば、制御プ
ロセスの大半を加減算機能により処理できるフィードフ
ォワード速度制御とし、かつ、アクチュエータ1の速度
が最大速度の約175以下にまで十分減速してからフィ
ードバック速度制御へ切り換えているため、アクセス制
御回路の所要信号処理帯域を大幅に低減できる。
したがって、乗算器を内蔵した汎用シグナルプロセッサ
による完全ディジタル化が容易であり、更にマルチアク
チュエータ1の時分割多重制御も容易となる。
第10図は第2の実施例を示すブロック図であり、41
は1/2アクセス距離差引回路、42は基準最大速度信
号発生回路、43はアナログ加算器であって、基準最大
速度信号発生回路42はメモリによって構成されており
、アクセス距離に応じたアクチュエータの最大基準速度
を送出し、1/2アクセス距離差引回路41は1/2ア
クセス距離までの残差距離を求めるために設けである。
こ\においては、台形駆動における速度信号の対称性に
着目し、第11図に示す基準速度プロフィールV = 
Vmax −f (X’) (X’は1/2アクセス距
離までの残差距離〕とV = f (x) (xは目標
位置までの残差距離〕とを発生させ、アクチュエータ1
の加速時と減速時とにフィードバック速度制御を行なっ
ている。
なお、駆動電流零の定速度区間を設ける長ストロークの
アクセス動作では、1/2アクセス距離差引回路41は
、定速度制御開始地点までの残差距離を求める動作を行
なう。
したがって、この構成によれば、フィードフォワード速
度制御における制御誤差をアクチュエータ1の加速中に
も補償できるため、耐外乱性能を飛躍的に向上させるこ
とができる。
第12図は第3の実施例を示すブロック図であり、51
は第1基準速度プロフィール発生回路、52は第2基準
速度プロフィール発生回路、53はスルーレート制限回
路、54はパラメータ制御回路である。
同図においては、第10図に対し新たにV=K・(x)
1Aの信号を発生する第1および第2基準速度プロフィ
ール発生回路51.52を追加し、第13図に示す基準
速度プロフィールを発生させ、台形駆動電流をフィード
バック速度制御により与えるものとしている。
したがって、アクチュエータ1をアクセス動作させるに
は、まず、期間■において第2基準速度プロフィール発
生回路52と基準最大速度信号発生回路42とを動作さ
せ、V = Vmhx −K” fF’) 1//2の
基準速度プロフィールを発生する。すると、アクセス制
御回路全体はこの基準速度プロフィールにアクチュエー
タ1を追従させるため、振幅一定の最大駆動電流を流す
方向へ動作するが、期間■におけるスルーレート制限回
路53の動作により、あらかじめアクセス距離毎に定め
られた電流の立ち上がり特性に応じて最大電流値まで増
加する。
また、第1基準速度プロフィール発生回路51により、
第6図の減速基準速度プロフィール発生回路1γと同様
、基準速度プロフィール”=”m1LX−f(x’)の
特性にアクチュエータ1を追従させる駆動信号を発生さ
せておき、第2基準速度プロフィール発生回路52から
の駆動信号が第1基準速度プロフィール発生回路51か
らの駆動信号よシ大の条件が成立したとき、期間■の第
1基準速度プロフィール発生回路51による速度追従制
御へ切り換える。これによってアクチュエータ1の加速
制御が完了する。
つぎに、第2基準速度プロフィール発生回路52および
第1基準速度プロフィール発生回路51へ目標位置まで
の残差距離Xを与え、各回路52による期間■、51に
よる期間■、53による期間Vによりアクチュエータ1
の加速時と同様の制御を逆方向へ行えば減速制御を行う
ことができる。
なお、これらのアクセス制御及び各機能回路のアクセス
距離に応じた制御パラメータの設定は、パラメータ制御
回路54によって行われるが、これには第7図と同等の
ものを用いればよい。
したがって、第12図の構成によれば、従来のアクセス
制御回路とほぼ同等の回路構成を用いながら台形駆動を
実現できると共に、耐外乱性能が極めて高く安定したア
クセス動作を実現できることは勿論で必る。
第14図および第15図は、揺動形2アクチュエータ構
成の動作特性例であり、二つのリニアアクチュエータ中
いずれか一方を駆動した場合の駆動電流工。の波形、お
よび振動相互干渉によるヘッド位置偏位Δdを示し、第
14図は従来の駆動方法において振動相互干渉がほぼ最
大となるトラックアクセスの場合であり、第15図(4
)は本発明による短トラックアクセス、同図(B)は同
様の中トラックアクセス、同図(C)は同様の長トラッ
クアクセスの場合である。したがって、本発明によれば
、振動相互干渉によるヘッドの位置偏位を15dB以上
抑圧できると共に、高速かつ高精度な位置決め制御を現
現できることが明らかである。
たソし、各ブロック図の構成は、状況に応じた選定が任
意であると共に、駆動電流波形のrは、条件にしたがい
0.1〜0.3の範囲において定めればよい等、種々の
変形が自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明によシ明らかなとおり本発明によれば、アク
チュエータの加速度パターンを台形状とする駆動電流波
形の採用により、振動相互・干渉によるヘッド位置偏位
の原因となる機構共振周波数近傍の駆動力成分が抑圧さ
れ、従来に比し飛躍的に高精度な位置決め制御を低電力
により実現することができると共に、位置決め整定時に
生ずる過渡振動の一因となるアクチュエータ可動部の機
構共振も抑圧できるため、アクチュエータ自身の高速位
置決め制御が実現し、単一または3以上のアクチュエー
タを有する構成に対しても何等変更彦く適用自在である
等、各種アクチュエータのアクセス制御において顕著な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第15図は本発明の実施例を示し、第1図は
台形駆動電流の基本波形を示す図、第2図台形波駆動電
流のγを変えた時のパワースペクトラム分布図、第3図
は台形波駆動電流のrに対する駆動コイルの消費電力と
駆動電流との振幅を示す図、第4図は台形波駆動電流の
δを変更したときのパワースペクトラム分布とその包絡
線を示す図、第5図はアクセス距離に応じた台形駆動電
流波形を示す図、笛6図は第1の実施例を示すブロック
図、第7図はフィードフォワード速度制御信号発生回路
のブロック図、第8図は台形駆動信号の発生状況を示す
フローチャート、第9図はフィードフォワード速度制御
とフィードバック速度制御とによる駆動電流波形を示す
図、第10図は第2の実施例を示すブロック図、第11
図は第10図による基準速度プロフィールを示す図、第
12図は第3の実施例を示すブロック図、′第13図は
第12図による基準速度プロフィールを示す図、第14
図は従来の駆動方法によるヘッド位置偏位の特性例を示
す図、第15図は本発明によるヘッド位置偏位の特性例
を示す図、第16図は二つのアクチュエータを有する揺
動形ポジショナの斜視図である。 1・−−−アクチュエータ、2・・・・揺動軸、3φ・
φ・アクチュエータ・ハウジング、4・・・・サブペー
ス機構部、15・・・・位置信号再生回路、16・・・
・台形駆動信号発生回路、1γ・・・・減速基準速度プ
ロフィール発生回路、18・・・・速度検出回路、19
・・・・速度追従制御回路、20・・・・!:l動信号
切り換え回路、21・・・・位置追従制御回路、31・
・・・マイクロプロセッサ、32轡・φ・D/A変換器
、33・・−・・残差トラックデークラッチ回路、41
−・・・1/2アクセス距離差引回路、42・・・・基
準最大速度信号発生回路、43・・・・アナログ加算器
、51・・・・第1の基準速度プロフィール発生回路、
52・・・・第2の基準速度プロフィール発生回路、5
3・・・・スルーレート制限回路、54・・・・パラメ
ータ制御回路、A・φ・・振幅、TcoN+1Φ・・上
底、TACC” ” a 拳下底、’ro φ・・・時
間々隔。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代 理 人  山 川 政 樹(ほか1名)第3図 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0−m
−と □ω゛)42 uJ−Tacc/2 第5図 第7図 第8図 (13)          (A) 第9図 第11図 第13図 第14図 Ot(msec)  20 第15図 0     →t (m 5ec)   20第15図 第16図 手続補正書輸発) 昭和   7(−月   日 J、1.i’1庁長白゛、殴           6
1,2,191、・II (’+の表示 昭J1160年 特 許 願第263699吋2、発明
のと、弥 アクチュエータのアクセス制御方法 3、浦11−をする者 ・IGf’1′との関係     特  許  出願人
名作(氏名)(422)日本電信電話株式会社5′f+
li +l:の対策 m  明細書の発明の詳細な説明の欄 (2)図 面 (′・□・パ1.′リー・ 6、油止の内容                  
    )(1)明細書2頁19行の「複雑化」を「複
数化」と補正する。 (2)第2図を別紙のとおり補正する。 (3)第4図(4)および(B)を別紙のとおυ補正す
る。 以  上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクチユエータをモータにより駆動し、任意のア
    クセス距離離れた位置へ移動させてから停止させるアク
    セス制御方法において、加速時と減速時とに振幅が等し
    くかつ互に逆極性であると共に上底と下底との比がほぼ
    0.1〜0.3かつほぼ等脚の台形駆動電流を前記モー
    タへ与え、前記アクチユエータを目標位置に向けてアク
    セス動作させることを特徴とするアクチユエータのアク
    セス制御方法。
  2. (2)アクセス距離の増加に応じ台形駆動電流の上底と
    下底との比を大とすることを特徴とした特許請求の範囲
    第1項記載のアクチユエータのアクセス制御方法。
  3. (3)加速時と減速時との台形駆動電流をあらかじめ定
    めた一定の時間間隔を隔てて与えることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項記載のアクチユエータ
    のアクセス制御方法。
  4. (4)加速時の台形駆動電流と減速時の台形駆動電流と
    の時間間隔をアクセス距離の増加に応じて大とすること
    を特徴とした特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    アクチユエータのアクセス制御方法。
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