JPS62125051A - 流体噴射式織機による製織方法 - Google Patents

流体噴射式織機による製織方法

Info

Publication number
JPS62125051A
JPS62125051A JP26198485A JP26198485A JPS62125051A JP S62125051 A JPS62125051 A JP S62125051A JP 26198485 A JP26198485 A JP 26198485A JP 26198485 A JP26198485 A JP 26198485A JP S62125051 A JPS62125051 A JP S62125051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reed
yarn
weft
weaving
selvedge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26198485A
Other languages
English (en)
Inventor
釜本 健太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP26198485A priority Critical patent/JPS62125051A/ja
Publication of JPS62125051A publication Critical patent/JPS62125051A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、空気および水の噴射力により緯入れを行う流
体噴射式!ha<以下、ジェットルームと称す)の製織
方法に関するものであり、特に、高速回転下での製織に
おける筬の摩耗を防止する有効な手段を提供するもので
ある。
(ロ)従来の技術 ジェットルームは、近年来、汎用性および生産性におい
てその性能は著しく進歩してきた。特にその生産性の点
において、ウォータージェットルームとエアージェット
ルーム共に高速運転となり。
!ti機回転回転数00〜800回/分に達し、この速
度で合繊フィラメントを中心に製織され、大規模な工場
でも実績が現れてきている。
しかしながら、これら高速回転下での製織については1
種々の問題点を含んでいることも事実である。本発明者
は、稼動率の向上や消耗品節減という基本的な問題にお
いて、筬の摩耗の問題があることを見出した。
ここでいう筬摩耗とは、一般に問題として従来よりいわ
れる筬打ち装置、すなわち、ビーティングライン部に発
生する筬摩耗や、織物の両端部を中心とする筬摩耗では
な(、給糸側の特定の筬羽のみに発生する特異な現象で
あり、高速回転下での長期ランニングにより初めて顕在
化してきたものであり、現在までその原因と有効な対策
を見出せなかったものである。すなわち、ここでいう筬
摩耗とは、緯糸給糸側の耳組糸の入った筬羽のみに摩耗
が発生し、ついには耳組の糸切れや、耳組糸と同−筬羽
間にある地経糸の糸切れや開口不良等を誘発し、製織性
の不良を生ずるものであり。
現在までその有効な対策はなく、消極的な方法によりそ
の都度応急処置をしてきたのが実情であった。
(ハ)本発明が解決しようとする問題点本発明は、かか
る特殊な場所にのみ発生する筬摩耗を対策すべく鋭意検
討の結果なされたものである。
本発明者は、まず、この特殊な場所、すなわち。
緯糸給糸側の耳組糸の入った筬羽のみが摩耗する原因に
ついて調査した結果、その原因は以下に述べる理由にあ
ることを見出した。
−S的に、ジェットルームは2本の耳組糸に開口運動と
緯入れされた緯糸との間でひねり運動を有する緯糸給糸
側と反給糸側にある遊星歯車装置からなる耳組み装置に
より、織物の両端部を固定する方式を採用している。し
かるに、これらの装置により製織を行う場合1反緯糸給
糸側の耳組糸の開口タイミングは、地経糸とほぼ同一タ
イミングに設定し、緯糸給糸側の耳組糸のタイミングは
地経糸の開口タイミングより織機クランク角度で50°
以上先行させる必要性があった。すなわち。
緯糸給糸側においては、緯糸は毎回の緯入れごとに切断
されるため2確実な耳組織を得るため、その緯糸切断時
期の担当以前のタイミングで耳組糸と交錯させる必要が
あるためであった。すなわち。
ここに耳組糸による筬摩耗の基本的問題があった。
以下1図面により説明する。
第1図、第2図は、いずれも織機の緯入れ側側面よりみ
た地経糸(w+、W2)、耳組糸(Y+、Yz)および
筬(R)との相対的な位置とタイミングの配置関係を示
す概略説明図である。従来の方法では。
第1図、第2図のように、一定の織機クランク角度で緯
入れされた直後の緯糸(F)は、上経糸(W、)・上翼
組糸(Yl)と下経糸(W2)・上翼組糸(Y2)との
間に位置する。しかるに、第2図に示すごとく、緯入れ
後筬打ち運動が進行し、先に述べたごとく、耳組糸(Y
+、Yz)の開口運動は地経糸の開口タイミングより5
0〜60°前進しているため。
筬打ち以前、いいかえれば、経糸(W + 、W z)
の閉口以前に緯糸との交錯を終え、緯糸を挟持した状態
で筬(R)は織前点Pまで前進することになる。
この耳組糸(Y I 、 Y Z)により緯糸が挟持さ
れることにより、挟持した位置から織前点にいたる間。
耳組糸は筬羽との相対位置が変化することなく筬羽の同
一個所(X)部を摺動することになるものであり、これ
が本発明でいう特殊位置に発生する筬摩耗の主因となる
ことを見出し2本発明に至ったものである。
(ニ)問題点を解決するための手段および作用本発明は
、2本の耳組糸に開口運動とひねり運動を与える遊星歯
車装置からなる耳組機構を有するジェットルームによる
製織に際して、緯糸給糸側の耳組糸として、紡糸速度3
000m/分以上で得られ、複屈折率が0.035〜0
.045 、切断伸度50〜65%であるナイロン6フ
ィラメント糸を使用することを特徴とする製織方法であ
る。
すなわち2本発明者は、前述のとおり、耳組糸の開口運
動の軌跡が、織前点から数個の位置にわたって該耳組糸
を挿入した筬羽に対して相対的に同一位置で摺動するこ
とにより、特に高速回転下で筬羽摩耗が著しく進行する
ことを防ぐため、摩耗の直接の原因となる耳組糸につい
て鋭意検討を行った結果9本発明に到達したものである
筬摩耗の防止対策としては、耳組糸の複屈折率と切断伸
度、さらにヤング率の特性が非常に大きい影響を及ぼす
ことが判明できたのである。
本発明の作用を推測すれば、糸の剛さを示すヤング率と
直接関連ある複屈折が小さいほど筬との摩耗が減少し、
さらに適度の伸度を有することにより、筬への摺動時に
耳組糸が歪みやす(、結果として筬への摩擦効果を減じ
ているものと考えられる。
(ホ)実施例 次に、比較例および実施例によって本発明を具体的に説
明する。
耳組糸の原糸の種類と筬摩耗との関係を第1表に示す。
この原糸は、紡糸速度3000m/分以上の高速紡糸(
一工程法という)、または紡糸延伸の2段で作られた二
工程法のいずれかによって得た。
この際の製織条件は次のとおりとした。
使用織機:ウォータージエソトルーム (津田駒工業製、ZW−303型) 織機回転数=700回/分 製織品種:ナイロンタフタ 経  糸ニア0デニール/12フィラメントのナイロン
6フィラメント糸 緯  糸ニア0デニール/24フィラメントのナイロン
6フィラメント糸 使用筬 エフ2羽/鯨寸、2本/羽入れ織上密度:経糸
107本/吋、緯糸80木/吋織上げ長:52.5m/
疋 第1表からも明らかなごとく、ポリエステル系の繊維に
ついては、複屈折率、ヤング率等がいずれもナイロン6
に比較して格段に太き(、筬摩耗に関してはまったく効
果が認められなかった。
ナンロン6に関しては1本発明(1)〜(3)に記載し
たごとく、一工程法の糸条のうち、複屈折率0.035
〜0.045.切断伸度50〜65%の特性を示すもの
が最も良好な結果が得られ、比較例(1)に示すごと(
、一工程法でも複屈折率0.035未満であっても、伸
度が65%を超えるものは筬摩耗については効果はある
が、製織時に耳組糸がゆるむ現象が発生し、実用には供
せなかった。
また、従来から使用されている紡糸延伸の二工程法で得
られた比較例(2)に示すものは、やはり筬摩耗に対し
て顕著な効果は認められなかった。
(ホ)発明の効果 このように2本発明は耳組糸を選定することにより容易
にその効果が得られ、高価な材質の筬等を使用しなくて
も、700〜800回/分の高速運転にて製織が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、v@機の開口の概略説明図であ
る。 W−・−・地経糸、Y−耳組糸、  R−筬P−−−織
前点、F −緯糸 特許出願人  ユニ子力株式会社 手続ネ甫正占岨発) 昭和61年1月 20日 1、事件の表示 特願昭60〜261984号 2、発明の名称 流体噴射式織機による製織方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県尼崎市東本町1丁目50番地〒541 住 所 大阪市東区北久太部町4丁目68番地名称二二
亭力株式会社特許部 電話 06−281−5258 (ダイヤルイン)4、
補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 (1)  明細書の第2頁第15行目の「筬打ち装置」
イー筬打ち位置」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2本の耳組糸に開口運動とひねり運動を与える遊
    星歯車装置からなる耳組機構を有する流体噴射式織機に
    よる製織に際して、緯糸給糸側の耳組糸として、紡糸速
    度3000m/分以上で得られ、複屈折率が0.035
    〜0.045、切断伸度50〜65%であるナイロン6
    フィラメント糸を使用することを特徴とする製織方法。
JP26198485A 1985-11-21 1985-11-21 流体噴射式織機による製織方法 Pending JPS62125051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26198485A JPS62125051A (ja) 1985-11-21 1985-11-21 流体噴射式織機による製織方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26198485A JPS62125051A (ja) 1985-11-21 1985-11-21 流体噴射式織機による製織方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62125051A true JPS62125051A (ja) 1987-06-06

Family

ID=17369383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26198485A Pending JPS62125051A (ja) 1985-11-21 1985-11-21 流体噴射式織機による製織方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62125051A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139860A (en) * 1977-05-13 1978-12-06 Rieter Ag Maschf Device for selvage formation on loom
JPS5714448A (en) * 1980-07-01 1982-01-25 Nippon Saamokemikaru Kk Casting assistant for ingot making
JPS60173166A (ja) * 1984-02-17 1985-09-06 東レ株式会社 ポリアミド織物
JPS60224833A (ja) * 1984-04-17 1985-11-09 ユニチカ株式会社 ナイロン6織物の製織方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139860A (en) * 1977-05-13 1978-12-06 Rieter Ag Maschf Device for selvage formation on loom
JPS5714448A (en) * 1980-07-01 1982-01-25 Nippon Saamokemikaru Kk Casting assistant for ingot making
JPS60173166A (ja) * 1984-02-17 1985-09-06 東レ株式会社 ポリアミド織物
JPS60224833A (ja) * 1984-04-17 1985-11-09 ユニチカ株式会社 ナイロン6織物の製織方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62125051A (ja) 流体噴射式織機による製織方法
JPS62125050A (ja) ジエツトル−ムの製織方法
JP4242031B2 (ja) 補強用織物の製造方法および装置
Hari et al. Developments in weaving machines
JPH11503797A (ja) 織 機
JP2000064153A (ja) 無杼織機用カッター
JP2796124B2 (ja) 粘着テープ基布の製織方法
JPH0250227B2 (ja)
JPS59112051A (ja) 無杼織機のヨコ糸切断装置
US4059133A (en) Weft insert apparatus for ribbon looms
JP3628459B2 (ja) 三軸織機
JPH07279000A (ja) パイル織物の製造方法
JPH09302557A (ja) 水噴射織機用オサ及び当該オサを用いる製織方法
JPS6253442A (ja) 消極ドビ−開口式無杼織機による製織方法
JPH02169742A (ja) ウォータージェットルームによるモノフィラメント製織方法
CN116397362A (zh) 一种涤维棉多组分棉织物及其生产方法
JPS6354816B2 (ja)
JPH0699857B2 (ja) 流体噴射式無杼織機の製織方法
JPH02264030A (ja) スパンライク織物の製造方法
JPH06184878A (ja) 無撚糸織物の製造方法
JPS63159545A (ja) ポリエステル長繊維加工糸織物の製造方法
JPH02169746A (ja) シックアンドシン糸のエアージェットルームによる製織方法
JPS60215868A (ja) 嵩高性布帛の製造法
JPS63270844A (ja) 織機
JPH0135096B2 (ja)