JPS6212486A - 二輪車用シ−トクツシヨンパツド及びその製造方法 - Google Patents

二輪車用シ−トクツシヨンパツド及びその製造方法

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JPS6212486A
JPS6212486A JP60150048A JP15004885A JPS6212486A JP S6212486 A JPS6212486 A JP S6212486A JP 60150048 A JP60150048 A JP 60150048A JP 15004885 A JP15004885 A JP 15004885A JP S6212486 A JPS6212486 A JP S6212486A
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JP
Japan
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cushion pad
foaming
stock solution
mold
foaming stock
Prior art date
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Pending
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JP60150048A
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English (en)
Inventor
北 哲夫
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPS6212486A publication Critical patent/JPS6212486A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、二輪車のシートに用いられるクッションパッ
ド及びその製造方法に関するもので、特に、比較的硬質
のプラスチックフオームと軟質のプラスチックフオーム
とにより形成される二輪車用シートクッションパッド及
びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 二輪車用シートには、通常、跨座式のシートが用いられ
ている。このような跨座式シートにおいては、乗員の横
方向移動が防止されるようにするために、そのクッショ
ンパッドは、ある程度硬度の高いものとすることが求め
られている。しかしながら、硬すぎると、車体振動がそ
のまま乗員に伝えられてしまい、乗員の疲労の原因とな
るばかりでなく、着座時のフィーリングも損なわれてし
まう。
そこで、従来は、クッションパッドを比較的硬質のポリ
ウレタンフォーム等のプラスチックフオームにより形成
し、その表面を、内部にソフトパッドを収容した二重構
造の表皮によって覆うようにしていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、そのように表皮の間にソフトパッドを挟
み込むようにしたものでは、そのソフトパッドの厚さが
限られてしまい、十分な振動吸収効果を期待することは
できない、また。
二輪車用シートのクッションパッドの表面は、急発進時
や急停車時等にも乗員の前後方向移動が規制されるよう
にするために、座面部を凹面とするなど、複雑な形状と
されているが、そのように複雑な形状のクッションパッ
ドの表面に、内部にソフトパッドを収容した二重構造の
表皮を、密着して固定することは難しい、そのために、
急発進時や急停車時等にその表皮がずれることがあるが
、そのように表皮がずれると、ソフトパッドの厚さが不
均一となり、フィーリングが著しく損なわれてしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その第1の目的は、クッションパッド自体に十分な
支持力と高い振動吸収特性とを持たせるようにすること
によって、疲労が少なく、着座フィーリングの良好な二
輪車用シートが得られるようにすることである。
また、本発明の第2の目的は、そのようなりッションパ
ッドが、簡単な製造工程によって製造されるようにする
ことである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために1本発明では、二輪車用シー
トクッションパッドを、比較的硬質のプラスチックフオ
ームからなるクッション基材と、そのクッション基材の
上面及び左右両側面に連続して積層状に一体形成された
軟質のプラスチックフオームからなる表面層と、によっ
て構成するようにしている。その表面層の厚さは、全体
がほぼ均一の厚さとなるようにされている。
また1本発明では、そのクッションパッドを5発泡して
軟質のプラスチックフオームとなる第1の発泡原液と発
泡して比較的硬質のプラスチックフオームとなる第2の
発泡原液とを順に型の中に注入し、型の内部にこれら第
1及び第2の発泡原液の層を形成させて発泡硬化させる
ことにより、成形するようにしている。
(作用) このように、クッションパッドの上面及び両側面の表面
層を軟質のものとすることにより、乗員の臀部及び大腿
部はクッションパッドに柔らかく支えられ、振動伝達も
吸収されるようになるので、そのクッションパッドを用
いたシートは、疲労を与えることが少なく、着座フィー
リングの良好なものとなる。また、乗員に加えられる前
後及び横方向荷重は、そのクッションパッドの内部の硬
質クッション基材によって確実に支持されるので、急発
進時、急停車時、あるいはコーナリング時等にも、乗員
は安定した運転姿勢で保持されるようになる。
そして、型の内部に2種類の発泡原液の層を形成させて
、同時に発泡硬化させるようにすることにより、このよ
うな異硬度層を有するクッションパッドが、単一の成形
型を用いた簡単な工程によって成形されるようになる。
しかも、得られる製品は、硬質プラスチックフオームの
クッション基材の表面に、軟質プラスチツクフオーム層
が完全に一体化されたものとなり、その間が剥離する恐
れもないものとなる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
図中、第1図は、本発明による二輪車用シートクッショ
ンパッドの一実施例を示す一部破断斜視図である。
この図から明らかなように、二輪車用シートクッション
パッド1は、左右対称の、比較的幅の狭い縦長のもので
、表皮で覆われて二輪車の車体フレーム上に取り付けら
れ、乗員がまたがって着座するようにされている。この
クッションパッド1はダブルシート型のもので、その前
後部には、それぞれ前席乗員用の座面部2と後席乗員用
の座面部3とが設けられている。
これら座面部2.3の上面は凹面状とされ1乗員の前後
方向の移動が規制されるようになっている。また、その
前部は、停車時に容易に路面に足をつけて車体を支える
ことができるようにするために、やや幅が狭くされてい
る。
このクッションパッド1は、その外形に対応した形状の
クッション基材4と、その上面、前後両端面、及び左右
両側面を覆う表面層5とにより、積層体として形成され
ている。そのクッション基材4は比較的硬質のプラスチ
ックフオームであるポリウレタンフォームにより形成さ
れ、表面層5は軟質のプラスチックフオームであるポリ
ウレタンフォームにより形成されている。そして、これ
らクッション基材4と表面層5とは、連続して一体形成
されている。また、表面層5の厚さは、全体にわたって
ほぼ均一とされている。
このようなりッションパ7ド1を用いた二輪車用シート
においては、乗員の荷重は硬質のポリウレタンフォーム
からなるクッション基材4によって支持される。したが
って、確実な支持力を得ることができる。しかも、その
クッションパッド1の表面の、乗員の身体が接触する表
面層5は、軟質ポリウレタンフォームによって形成され
ているので、柔らかい感触が得られ、フィーリングの良
好なものとなるとともに、車体から伝えられる振動が十
分に吸収されるようになる。また、表面層5がほぼ均一
の厚さに形成され、左右の大腿部に同様な感触が与えら
れるようにされているので、座り心地の良いものとなる
このようなりッションパッド1は、硬質ポリウレタンフ
ォームによって成形されたクッション基材4の表面に、
軟質のポリウレタンフォームによって成形された表面層
5を接着して製造することが考えられる。しかしながら
、二輪車用シートのクッションパッド1は、上述のよう
にかなり複雑な形状をしているので、表面層5をクッシ
ョン基材4に密着させて接着することは難しく、接着し
たとしてもその接着面から剥離しやすいものとなってし
まう。
そこで、本発明では、そのような異硬度層を有するクッ
ションパッドlを、型によって同時に成形するようにし
ている。
第2図は、そのようなりッションパッド1の製造方法の
一実施例を示すもので、その製造過程の各段階における
型の内部の発泡原液の状態を示す縦断面図である。
この図から明らかなように、型10は、クッションパッ
ド1の上面側を成形する上型11と、その下面側を成形
する下型12とを備えている。
クッションパッド1を成形するときには、この型lOを
加熱状態に保っておく、そして、まず、第2図(A)に
示されているように、上型11を開き、下型12の内面
上に、発泡して軟質のポリウレタンフォームとなる第1
の発泡原液13を所定量注入する。このとき、型10が
加熱されているので、この第1の発泡原液13は直ちに
発泡を始め1発泡しながら下型12の内面に沿って流れ
広がっていく。
続いて、第2図(B)に示されているように、その第1
の発泡原液13の上方から1発泡して比較的硬質のポリ
ウレタンフォームとなる第2の発泡原液14を所定量注
入する。このときには、第1の発泡原液13はある程度
発泡が進行して比重が小さくなっているので、第2の発
泡原液14は、比重差によってその第1の発泡原液13
の下方に潜り込む、あるいは、第2の発泡原液14を高
圧吐出することにより、第1の発泡原液13がほぼ液体
状態を保っている間にその下方に潜入させるようにする
こともできる。
こうして、下型12の内面上には、第1の発泡原液13
と第2の発泡原液i4との層が形成される、このとき、
軟質のポリウレタンフォームとなる第1の発泡原液13
は、粘性が比較的小さく流動性が高いので、はぼ均一な
厚さの層となって下型12全体に広がっている。そこで
、上型11を閉じ、各発泡原液13.14の発泡を進行
させる。
ある程度発泡が進行すると、第2図(C)に示されてい
るように、第1の発泡原液13の上面が上型11の下面
に一部接触した状態となる。このときには、発泡倍率の
高い第1の発泡原液13は、はとんど完全に膨張した状
態となっている。しかも、その層は、全体にわたってほ
ぼ均一の厚さとなっている。
一方、発泡倍率の低い第2の発泡原液14は更に膨張す
る。そして、その第2の発泡原液14は、型lO内の空
間が残っている部分へと押し広げられる。こうして、第
2図CD)に示されているように、第2の発泡原液14
は型10の内面形状にほぼ対応した形状となり、その上
面、前後両端面、及び左右両側面にほぼ均一な厚さの第
1の発泡原液13が積層された状態となる。
第1及び第2の発泡原液13.14は、この状態で完全
に発泡硬化し、それぞれ軟質のポリウレタンフォーム及
び比較的硬質のポリウレタンフォームとなる。したがっ
て2硬質ポリウレタンフオームの上面及び左右両側面に
軟質ポリウレタンフォームがほぼ均一の厚さで連続して
一体積層された成形品が得られることになる。
すなわち、第1図に示されているような二輪車用シート
クッションパッド1を得ることができる。
このように、2種類の発泡原液13.14を単一の型1
0の内部に順に注入して発泡させるだけで、クッション
パッド1の硬質のクッション基材4と軟質の表面層5と
が同時に成形されるようになるので、その製造工程は極
めて単純なものとなる。しかも、それによって得られる
クッ9.7 ハツトlは、そのクッション基材4と表面
層5とが完全に一体化したものとなるので、その間の境
界面から剥離するようなこともない。そして、型10に
よって成形されるので、二輪車用シートクッションパッ
ド1のように複雑な形状のものであっても容易に製造す
ることができるとともに、表面層5の厚さも1発泡原液
13.14の量を調整することによって任意の厚さに設
定することが可能となる。
なお、上記実施例においては、クッションパッド1をポ
リウレタンフォームにより形成するものとしているが、
その他のプラスチックフオームにより同様に形成するこ
ともできる。
また、ダブルシート型のクッションパッド1としている
が、シングルシート型のものであっても同様の効果が得
られることは明らかであろう。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、クッ
ションパッドを、比較的硬質のプラスチックフオームか
らなるクッション基材と。
少なくともその上面及び左右両側面を覆うほぼ均一な厚
さの軟質プラスチックフオームからなる表面層とによっ
て形成するようにしているので、乗員が確実に、しかも
柔らかく支えられるようになり、振動吸収特性に優れ1
着座フィーリングが良好で、疲労を与えることの少ない
二輪車用シートを得ることができるようになる。
また、本発明によれば、発泡して軟質のプラスチックフ
オームとなる第1の発泡原液と、発泡して比較的硬質の
プラスチックフオームとなる第2の発泡原液とを、順に
型の中に注入し、型の内部にそれら第1及び第2の発泡
原液の層を形成させて発泡硬化させることにより、クッ
ションパッドを成形するようにしているので、複雑な形
状の二輪車用シートクック1ンパツドで、しかも、軟質
層と硬質層との異硬度層を有するクッションパッドであ
りながら、単一の型によって容易に成形することが可能
となる。更に、その軟質の表面層の厚さを適宜設定する
ことができ、最適の支持力と着座フィーリングとを備え
たクッションパッドとすることが可能となる。そして、
軟質の表面層と硬質のクッション基材とが完全に一体化
するので、その間が剥離することもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明による二輪車用シートクッションパッ
ドの一実施例を、一部破断 して示す斜視図。 第2図は、そのクッションパッドの製造方法の一実施例
を示すもので、その(A) 〜(D)は、その製造過程のそれぞれ 異なる段階における型及びその内部の 発泡原液の状態を示す縦断面図であ る。 1・・・クッションパッド 4・・・クッション基材      5・・・表面層1
0・・・型   11・・・上型   12・・・下型
13・・・第1の発泡原液 14・・・第2の発泡原液 第1図 第一 (A) (B) 1゜ (C) (D) 1゜ 12    1!、rム)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比較的硬質のプラスチックフォームからなるクッ
    ション基材4の上面及び左右両側面に、連続して軟質の
    プラスチックフォームからなるほぼ均一厚さの表面層5
    が、積層状に一体形成されている、 二輪車用シートクッションパッド。
  2. (2)発泡して軟質のプラスチックフォームとなる第1
    の発泡原液13を型10の中に注入し、その第1の発泡
    原液13を発泡させながら、その上方から、発泡して比
    較的硬質のプラスチックフォームとなる第2の発泡原液
    14を注入し、 その第2の発泡原液14を前記第1の発泡原液13の下
    方に潜り込ませて、前記型10の内部にこれら第1及び
    第2の発泡原液13、14の層を形成させ、発泡硬化さ
    せることを特徴とする、 二輪車用シートクッションパッドの製造方 法。
JP60150048A 1985-07-10 1985-07-10 二輪車用シ−トクツシヨンパツド及びその製造方法 Pending JPS6212486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60150048A JPS6212486A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 二輪車用シ−トクツシヨンパツド及びその製造方法

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JP60150048A JPS6212486A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 二輪車用シ−トクツシヨンパツド及びその製造方法

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JPS6212486A true JPS6212486A (ja) 1987-01-21

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ID=15488366

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JP60150048A Pending JPS6212486A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 二輪車用シ−トクツシヨンパツド及びその製造方法

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JP (1) JPS6212486A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01210317A (ja) * 1988-02-18 1989-08-23 Inoue Mtp Co Ltd 発泡成形品の製造方法
JP2007093157A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Matsushita Environment Airconditioning Eng Co Ltd 高温処理装置

Cited By (2)

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