JPS62121809A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPS62121809A
JPS62121809A JP61179088A JP17908886A JPS62121809A JP S62121809 A JPS62121809 A JP S62121809A JP 61179088 A JP61179088 A JP 61179088A JP 17908886 A JP17908886 A JP 17908886A JP S62121809 A JPS62121809 A JP S62121809A
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speed cam
cam
speed
valve
low
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Kazuo Inoue
和雄 井上
Kenichi Nagahiro
長弘 憲一
Yoshio Ajiki
安食 嘉夫
Masaaki Kato
加藤 正彰
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、機関の回転に同期して回転駆動されるカムシ
ャフトに、吸気弁あるいは排気弁に対応してカムが一体
化され、カムシャフトには、前記カムの回転動作に応じ
て前記吸気弁あるいは排気弁を開閉駆動するためのロッ
カアームが枢支される内燃機関の動弁装置に関する。
(2)従来の技術 かかる動弁装置において、バルブ径およびバルブリフト
iは、最高馬力を出力するのに必要な混合気量を吸入し
たときに流入抵抗により馬力低下が生じないように高速
を重視して設定するのが一般的である。
ところで、低速域から高速域まで、同一のパルプタイミ
ングおよび同一リフト量で吸気弁を駆動すると、各回転
数に応じて吸気量が異なるので、燃焼室内への混合気流
人速度が異なる。すなわち低速時には、混合気流人速度
が低下して、燃焼室内での混合気の乱れが小さくなり、
燃焼速度も遅くなる。このため、燃焼効率低下による燃
費の増大、ならびに燃焼速度低下によるノッキング限界
の低下を余儀なくされる。
そこで、かかる問題を解決するために、低速運転時には
吸気弁あるいは排気弁の一部を閉弁体止させ、高速運転
時には両吸気弁あるいは排気弁を開閉作動させるように
したものが、たとえば特開昭59−226216号公報
で開示されている。
(3)発明が解決しようとする問題点 上記従来の技術では、低速時と、高速時とに分けて動弁
制御■を行っているが、運転領域をより細分化して動弁
制御を行なえば、機関出力の向上および燃費の低減を図
ることができるであろう。
本発明は、かかる事情に迄みてなされたものであり、速
度頭載を細分化して動弁制御を行ない、機関出力の向上
および燃費の低減を可能とした内燃機関の動弁装置を提
供することを目的とする。
B1発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明によれば
、カムシャフトには、3つ以上の複数のカムが相互に隣
接して設けられ、口、カシャフトには各カムに個別に隣
接するロッカアームが枢支され、相互に隣接するロッカ
アーム間には、両者間の連結および連結解除を切換可能
な連結切換手段が相互に独立して作動し得るようにして
それぞれ設けられる。
(2)作 用 機関の運転状態に応して各連結切換手段を個別に作動せ
しめることにより、ロッカアームの作動態様を異ならせ
ることができ、より細分化した動弁制御が可能となる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
先ず本発明の第1実施例を示す第1図および第2図にお
いて、内燃機関の機関本体には一対の吸気弁1a、lb
が配設されており、それらの吸気弁1a、lbは、機関
の回転に同期して2の回転比で駆動されるカムシャフト
2に一体的に設けられた第1低速用カム3、第2低速用
カム3′および高速用カム5と、カムシャフト2と平行
なロッカシャフト6に枢支される第1.第2および第3
0ツカアーム7.8.9との働きによって開閉駆動され
る。
カムシャフト2は機関本体の上方で回転自在に配設され
ており、高速用カム5は両吸気弁1a。
lb間に対応する位置でカムシャフト2に一体的に設け
られる。しかも、第1低速用カム3は機関の低速運転時
に対応した形状を有するものであり、カムシャフト2の
半径方向に沿う外方への突出量が比較的小さい高位部3
aを有する。また高速用カム5は機関の高速運転時に対
応した形状を有するものであり、カムシャフト2の半径
方向外方への突出量を第1低速用カム3の高位部3aよ
りも大としかつその高位部3aよりも広い中心角範囲に
わたる高位部5aを有する。さらに、第2低速用カム3
′も機関の低速運転時に対応した形状を有するものであ
り、カムシャフト2の半径方向に沿う外方への突出量が
比較的小さい高位部3′aを有し、この高位部3′ a
は前記高位部3aよりも小さい。
ロッカシャフト6は、カムシャフト2よりも下方で固定
配置される。このロッカシャフト6には、高速用カム5
に対応する第10ツカアーム7と、第1低速用カム3に
対応する第20ツカアーム8と、第2低速用カム3′に
対応する第30ツカアーム9とが枢支され、各ロッカア
ーム?、8.9の上部には各カム3.3’、5に摺接す
るカムスリッパ7a、8a、9aが設けられる。また第
2゜第30ツカアーム8.9は、吸気弁1a、lbの上
方に延設されており、その先端には吸気弁1a。
1bの上端に当接し得るタペットねじ12.13が進退
可能に螺着される。
一方、吸気弁1a、lbの上部には鍔部14゜15が設
けられており、この鍔部14.15と機関本体との間に
は、吸気弁1a、lbを囲繞する弁ばね16,17が介
装される。これらの弁ばね16.17により吸気弁1a
、lbは上方すなわち閉弁方向にけて付勢される。
第3図において、第107カアーム7の端部下面には、
押圧手段として有底円筒状のりフタ■9が当接されてお
り、このリフタ19は機関本体との間に介装したばね力
の比較的弱いリフタばね20により上方に付勢される。
これにより第10ツカアーム7のカムスリッパ7aは高
速用カム5に弾発的に摺接される。
第4図において、第1および第20ツカアーム7.8は
相互に摺接されており、それらの相対角変位を可能とす
る状態と、両口ツカアーム7.8を一体に連結する状態
とを切換可能な第1連結切換手段21が第1および第2
0ツカアーム7.8間に設けられる。また第1および第
30ツカアーム7.9も相互に摺接されており、それら
の相対角変位を可能とする状態と、両口ツカアーム7゜
9を一体的に連結する状態とを切換可能な第2連結切換
手段22が第1および第30ツカアーム7゜9間に設け
られる。
第1および第2連結切換手段21.22は、基本的には
同一の構成を有するものであり、以下、第1連結切換手
段21の構成についてのみ詳述し、第2連結切換手段2
2についての詳細な説明を省略する。
第1連結切換手段21は、第1および第20ツカアーム
7.8間を連結する位置およびその連結を解除する位置
間で移動可能なピストン23と、そのピストン23の移
動を規制するストッパ24と、ピストン23を連結解除
位置側に移動させるべくストッパ24を付勢するばね2
5とを備える。
第10ツカアーム7には、第20フカアーム8側に向け
て開放するとともに、ロッカシャフト6と平行な第1ガ
イド穴26が穿設されており、この第1ガイド穴26の
閉塞端側には段部27を介して小径部28が設けられる
。第1ガイド穴26にはピストン23が摺合されており
、このピストン23と第1ガイド穴26の閉塞端との間
に油圧室29が画成される。
第10ツカアーム7には、油圧室29に連通ずる油路3
0が穿設され、ロッカシャフト6内には油圧供給源(図
示せず)に通じる油路31が穿設される。さらに両袖路
30,31は、ロッカシャフト6の側壁に穿設された連
通孔32を介して、第10フカアーム7の揺動状態に拘
らず常時連通する。
第20ツカアーム8には、第1ガイド穴26に対応して
、第10ツカアーム7側に向けて開放した第2ガイド穴
35が穿設されており、この第2ガイド穴35に円板状
のス)7パ24が摺合される。第2ガイド穴35の閉塞
端側には規制段部36を介して小径部37が設けられ、
また前記閉塞端には小径部37と同軸の挿通孔38が穿
設される。しかもストッパ24に同軸かつ一体的に設け
られた案内棒39が挿通孔38に挿通される。さらに、
ストッパ24と第2ガイド穴35の閉塞端との間には案
内棒39を囲繞するコイル状のばね25が介装される。
ピストン23の軸方向長さは、その一端が段部27に当
接したときに、その他端が第1および第20ツカアーム
7.8間に位置するように、またストッパ24を規制段
部36に当接させるまで第2ガイド穴35内に入り込ん
だときに、一端が第1ガイド穴26内に残るように設定
される。
第1および第2連結切換手段21.22における油路3
1は、ロッカシャフト6内に圧入、固定されたスチール
ボール33で相互に隔絶されており、したがって第1お
よび第2連結切換手段21゜22は、相互に独立して切
換作動を行うことができる。
次にこの実施例の作用について説明すると、機関の低速
運転時には、第4図で示すように第1および第2連結切
換手段21.22を連結解除側に作動せしめる。すなわ
ち油圧室29の油圧を解放すると、ストッパ24がばね
25のばね力により第10ツカアーム7側に移動し、ピ
ストン23は段部27に当接するまで後退せしめられる
。この状態でピストン23およびストッパ24の当接面
は、第1および第20ツカアーム7.8の摺接面、なら
びに第1および第30ツカアーム7.9の摺接面と対応
する位置にあり、したがって第1.第2および第30ツ
カアーム?、8.9は相互に摺接して相対角変位可能な
状態にある。
このような連結解除状態にあっては、第10ツカアーム
7の揺動動作が第2および第30ツカアーム8.9に影
響を及ぼすことはなく、第20ツカアーム8は第1低速
用カム3との摺接に応じて揺動し、第30ツカアーム9
は第2低速用カム3′との摺接に応じて揺動する。した
がって一方の吸気弁1aは第20ツカアーム8により開
閉駆動され、他方の吸気弁1bは第30ツカアーム9に
より開閉駆動される。この際、第10ツカアーム7はり
フタばね20の比較的弱いばね力により高速用カム5に
摺接しているだけであるので、動弁系の摩擦損失は低く
抑えられる。
このようにして機関の低速運転時には、一方の吸気弁1
aが第1低速用カム3の形状に応じたタイミングおよび
リフト量で開閉作動し、他方の吸気弁1bは第2低速用
カム3′の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開
閉作動する。したがって低速運転に適した混合気流人速
度が得られ、燃費の低減およびノッキング防止を図るこ
とができる。しかも両像速用カム3.3′の形状が異な
るので、燃焼室内の混合気の乱れを大とし、これによっ
ても燃費の低減を図ることができる。さらに、両吸気弁
1a、lbが休止しないので、カーボンの付着によるシ
ール性の悪化を防止するとともに、燃料溜りが生じるこ
とも防止することができる。
機関の中速運転時には、第1連結切換手段21により、
第5図で示すように、第1および第20ツカアーム7.
8が連結され、第1および第30ツカアーム7.9は連
結を解除したままである。
すなわち、第1連結切換手段21の油圧室29に油圧が
供給されることにより、ピストン23はばね25のばね
力に抗してストッパ24を押圧しながら第2ガイド穴3
5内に嵌入し、ストッパ24が規制段部36に押付けら
れる。この状態で第1および第20ツカアーム7.8は
相対回動を阻止され、一体的に揺動する。
したがって一方の吸気弁1aは、高速用カム5の形状に
応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動し、他方の
吸気弁1bは第2低速用カム3′の形状に応じたタイミ
ングおよびリフ、ト量で開閉作動する。これにより、中
速運転に応じた混合気。
流入速度が得られるとともに、低速運転時と同様に燃焼
室内での混合気の乱れを大として、燃費の低減を図るこ
とができる。
機関の高速運転に際しては、第2連結切換手段22によ
り、第6図で示すように、第1および第30ツカアーム
7.9を連結する。すなわち第2連結切換手段22の油
圧室29に油圧を供給することにより、第1および第3
0ツカアーム7.9を連結する。この際、第1および第
20ツカアーム7.8の第1連結切換手段21による連
結状態は持続されており、したがって全ロッカアーム7
゜8.9は高速用カム5によって揺動する。この結果、
両吸気弁1a、lbは、高速用カム5の形状に応じたタ
イミングおよびリフト量で開閉作動し、吸入効率の向上
により高出力、高トルクを得ることができる。
また、機関の中速運転時に、第7図で示すように、第1
および第20ツカアーム7.8間の連結を解除した状態
で、第1および第307カアーム7.9間を連結するよ
うにしてもよい。こうすれば、一方の吸気弁1aは第1
低速用カム3の形状に応じたタイミングおよびリフト量
で開閉作動し、他方の吸気弁1bは高速用カム5の形状
に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動するので
、これによっても前述の中速運転時と同様の効果を達成
し得ることができる。
第8図は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実
施例に対応する部分には同一の符号を付す。
カムシャフト2には、低速用カム3、中速用カム4およ
び高速用カム5が、中速用カム4の両側に低速用カム3
および高速用カム5を配置するようにして一体的に設け
られる。また中速用カム4に摺接するとともに一方の吸
気弁1aに当接する第10ツカアーム7と、高速用カム
5にFH接する第20ツカアームつと、低速用5Jツム
3に摺接するとともに他方の吸気弁1bに当接する第3
0ツカアームつとがロッカシャフト6に枢支され、第2
0ツカシャフト8は高速用力1.5側に弾発付勢される
しかも第1および第20ツカアーム7.8間、ならびに
第1および第30ツカアーム7.9間には第1実施例の
連結切換手段21.22と同様の連結切換手段がそれぞ
れ設けられる。
この第2実施例では、機関の低速時には第1および第2
0ツカアーム7.8間、ならびに第1および第30ツカ
アーム7.9間の連結がそれぞれ解除されており、一方
の吸気弁1aは中速用カム4の形状に応じたタイミング
およびリフト量で開閉作動し、他方の吸気弁1bは低速
用カム3の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開
閉作動する。
また機関の中速運転時には、第1および第207カアー
ム7.8間が連結され、第1および第30ツカアーム7
.9間の連結は解除されたままである。これにより一方
の吸気弁1aは高速用カム5の形状に応じたタイミング
およびリフト量で開閉作動し、他方の吸気弁1bは低速
用カム3の形状に応じたタイミングおよびリフトffl
で開閉作動する。
さらに機関の高速運転時には、第1および第20ツカア
ーム7.8間、ならびに第1第30ツカアーム7.9間
がそれぞれ連結され、両吸気弁1a、]、bは高速用カ
ム5の形状に応じたタイミングおよびリフト両で開閉作
動する。
第9図、第10図および第1)図は本発明の第3、第4
および第5実施例をそれぞれ示すものである。これらの
実施例は、低速用カム3、中速用カム4および高速用カ
ム5の配置と、第1〜第30ツカアーム7〜9および吸
気弁1a、lbの組合せとを第2実施例とは異ならせた
ものであり、第1および第20ツカアーム7.8間なら
びに第1および第30ンカアーム7,9間をそれぞれ個
別に連結および連結解除自在にしている。
これにより、第3実施例では機関の低速運転時に一方の
吸気弁1aを低速用カム3、他方の吸気弁1bを中速用
カム4にそれぞれ応動させ、中速運転時に一方の吸気弁
1aを高速用カム3、他方の吸気弁1bを中速用カム4
にそれぞれ応fJ+させ、変速運転時には両吸気弁1a
、lbを高速用カム5に応動させることができる。また
第4実施例では、機関の低速運転時に一方の吸気弁1a
を低速用カム3、他方の吸気弁1bを高速用カム5にそ
れぞれ応動させ、中速運転時に一方の吸気弁1aを中速
用カム4、他方の吸気弁1bを高連用カム5にそれぞれ
応動させ、高速運転時には両吸気弁la、Ibを高速用
カム5に応動させることができる。さらに第5実施例で
も、第4実施例と同様に、機関の低速運転時には一方の
吸気弁1aを低速用カム3に、他方の吸気弁1bを高速
用カム5にそれぞれ応動させ、中速運転時には一方の吸
気弁1aを中速用カム4、他方の吸気弁1bを高速用カ
ム5にそれぞれ応動させ、高速運転時には両吸気弁1a
、lbを高速用カム5に応動させることができる。
第12図〜第17図は本発明の第6実施例を示すもので
あり、前述の各実施例に対応する部分には同一の参照符
号を付す。
機関本体には単一の吸気弁1が配置されており、この吸
気弁1は、低速用カム3、中速用カム4および高速用カ
ム5と、第1.第2および第30ツカアーム7.8.9
とによって開閉駆動される。
低速用カム3は吸気弁1に対応する位置でカムシャフト
2に一体的に設けられ、また中速用カム4および高速用
カム5は低連用カム3の両側でカムシャフト2に一体的
に設けられる。また吸気弁Iに当接する第10ツカアー
ム7が低速用カム3に摺接され、中速用カム4に摺接す
る第20ツカアーム8と、高速用カム5に摺接する第3
0ツカアーム9とが第10ツカアーム7の両側に配置さ
れる。さらに第2および第30ツカアーム8,9はリフ
タ19により中速用カム4および高速用カム5側に弾発
付勢される。
第1および第20ツカアーム7.8間、ならびに第1お
よび第30フカアーム7.9間には第1および第2連結
切換手段21.22がそれぞれ設けられる。
この第6実施例では、機関の低速運転時には第15図で
示すように両連結切換手段21.22を連結解除側に作
動せしめる。このようにすると、第2および第30ツカ
アーム8.9の揺動動作が第10ツカアーム7に影響を
及ぼすことはなく、吸気弁1は第10ツカアーム7によ
り開閉駆動される。したがって、吸気弁1は低速用カム
3の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動
し、低速運転に応じた混合気流人速度が得られ、燃費の
向上およびノンキングの防止を図ることができる。
機関の中速運転時には、第1連結切換手段21により第
16図で示すように第1および第20゜カアーム7.8
が連結され、第1および第30ツカアーム7.9の連結
は解除されたままとなる。
これにより吸気弁1は、中速用カム4の形状に応じたタ
イミングおよびリフト量で開閉作動し、中速運転に応じ
た混合気流人速度が得られる。
機関の高速運転時には、第17図で示すように第1連結
切換手段21により第1および第20ツカアーム7.8
を連結するとともに、第2連結切換手段22によって第
1および第30フカアーム7.9を連結する。これによ
り吸気弁1は高速用カム5の形状に応じたタイミングお
よびリフト量で開閉作動し、吸入効率の向上により高出
力、高トルクを得ることかできる。
第18図は本発明の第7実施例を示すものであり、中速
用カム4の両側に低連用カム3および高速用カム5が配
置される。また中速用カム4には第107カアーム7、
高速用カム5には第20ツカアーム8が摺接され、低速
用カム3に摺接する第30ツカアーム9に吸気弁1が当
接される。また第1および第20ツカアーム7.8は中
速用カム4および高速用カム5側に弾発付勢される。
この第7実施例でも第6実施例と同様の作用、効果を得
ることができる。
第19図は本発明の第8実施例を示すものであり、中速
用カム4の両側に高速用カム5および低速用カム3が配
置され、中速用カム4および高速用カム5に摺接する第
1および第20ツカアーム7.8はそれらのカム4.5
側に弾発付勢され、低速用カム3に摺接する第30ツカ
アーム9に一対の吸気弁1a、lbが当接される。しか
も第1および第20ツカアーム7.8間ならびに第1お
よび第30ツカアーム7.9は、連結および連結解除自
在である。
第20図は本発明の第9実施例を示すものであり、低速
用カム3の両側に中速用カム4および高速用カム5が配
置され、低速用カム3に摺接する第10ツカアーム7に
一対の吸気弁1a、lbが当接される。また中速用カム
4および開運用カム5に摺接する第2および第30ツカ
アーム8.9はそれらのカム4.5側に弾発付勢され、
第[および第20ツカアーム7.8間ならびに第1およ
び第307カアーム7.9間は連結および連結解除自在
である。
以上の各実施例では吸気弁を駆動するための動弁装置に
ついて述べたが、本発明を排気弁に関連して実施するこ
とも可能である。
また、吸気弁あるいは排気弁のタイミングおよびリフト
eを変化させるだけでなく、一部の吸気弁あるいは排気
弁を休止させたり、1気筒単位で全吸気弁あるいは排気
弁を休止させたりすることも可能である。
C9発明の効果 以上のように本発明によれば、カムシャフトには、3つ
以上の複数のカムが相互に隣接して設けられ、ロッカシ
ャフトには各カムに個別に摺接するロッカアームが枢支
され、相互に隣接するロッカアーム間には、両者間の連
結および連結解除を切換可能な連結切換手段が、相互に
独立して作動し得るようにしてそれぞれ設けられるので
、機関の速度範囲を3以上に細分化して動弁制御を行な
うことができ、機関出力の向上および燃費の低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の第1実施例を示すものであり
、第1図は縦断側面図であって第2図の1−I線断面図
、第2図は第1図の平面図、第3図は第2図のin−m
線断面図、第4図は各ロッカアームの連結を解除したと
きの第1図■−1VvA断面図、第5図は第1および第
20ツカアームを連結したときの第4図に対応した断面
図、第6図は各ロッカアームを連結したときの第4図に
対応した断面図、第7図は中速時における制御態様の変
形例を示す図、第8図、第9図、第10図および第1)
図は本発明の第2.第3.第4、および第5実施例の第
2図に対応した平面図、第12図〜第17図は本発明の
第6実施例を示すものであり、第12図は縦断側面図で
あって第13図のX■−xn線断面図、第13図は第1
2図の平面図、第14図は第13図(7)XIV−XI
V線断面図、第15図は各ロッカアームの連結を解除し
たときの第12図xv−xv線断面図、第16図は第1
および第20ツカアームを連結したときの第15図に対
応した断面図、第17図は各ロッカアームを連結したと
きの第15図に対応した断面図、第18図、第19図お
よび第20図は本発明の第7.第8および第9実施例の
第2図に対応した平面図である。 1.1a、lb・・・吸気弁、2・・・カムシャフト、
3.3’、4.5・・・カム、6・・・ロッカシャフト
、7.8.9・・・ロッカアーム、19・・・押圧手段
としてのりフタ、21.22・・・連結切換手段第7図 第1図 第2図 第3図 第10図 第1)図 第8図 第9図 第12図 第13図 第14図 第18図 第19図 第20図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機関の回転に同期して回転駆動されるカムシャフ
    トに、吸気弁あるいは排気弁に対応してカムが一体化さ
    れ、ロッカシャフトには、前記カムの回転動作に応じて
    前記吸気弁あるいは排気弁を開閉駆動するためのロッカ
    アームが枢支される内燃機関の動弁装置において、カム
    シャフトには3つ以上の複数のカムが相互に隣接して設
    けられ、ロッカシャフトには各カムに個別に摺接するロ
    ッカアームが枢支され、相互に隣接するロッカアーム間
    には、両者間の連結および連結解除を切換可能な連結切
    換手段が、相互に独立して作動し得るようにしてそれぞ
    れ設けられることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. (2)カムシャフトには、一対の吸気弁あるいは排気弁
    に対応して、第1低速用カムと、高速用カムと、第1低
    速用カムとは異なる形状の第2低速用カムとが、高速用
    カムの両側に両低速用カムを隣接させるようにして設け
    られ、ロッカシャフトには、高速用カムに摺接するロッ
    カアームと、第1低速用カムに摺接するとともに一方の
    吸気弁あるいは排気弁に当接するロッカアームと、第2
    低速用カムに摺接するとともに他方の吸気弁あるいは排
    気弁に当接するロッカアームとが枢支されることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の内燃機関の動弁
    装置。
  3. (3)前記高速用カムに摺接するロッカアームには、高
    速用ロッカアームに向けて弾発付勢するための押圧手段
    が当接されることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項記載の内燃機関の動弁装置。
  4. (4)カムシャフトには、低速用カムと、中速用カムと
    、高速用カムとが、低速用カムの両側に中速用カムおよ
    び高速用カムを隣接させるようにして設けられ、前記ロ
    ッカシャフトには、低速用カムに摺接するとともに吸気
    弁あるいは排気弁に当接するロッカアームと、中速用カ
    ムに摺接するロッカアームと、高速用カムに摺接するロ
    ッカアームとが枢支されることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の内燃機関の動弁装置。
  5. (5)前記中速用および高速用カムにそれぞれ摺接する
    ロッカアームには、対応するカムに向けて弾発付勢する
    ための押圧手段が当接されることを特徴とする特許請求
    の範囲第(4)項記載の内燃機関の動弁装置。
  6. (6)前記低速用カムに摺接するロッカアームは一対の
    吸気弁あるいは排気弁に当接されることを特徴とする特
    許請求の範囲第(4)項記載の内燃機関の動弁装置。
JP61179088A 1985-07-31 1986-07-30 内燃機関の動弁装置 Granted JPS62121809A (ja)

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JPS64309A (en) * 1987-06-19 1989-01-05 Mazda Motor Corp Tappet valve system for engine
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