JPS62120892A - 多針ミシンにおける針棒切替装置 - Google Patents

多針ミシンにおける針棒切替装置

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JPS62120892A
JPS62120892A JP26166485A JP26166485A JPS62120892A JP S62120892 A JPS62120892 A JP S62120892A JP 26166485 A JP26166485 A JP 26166485A JP 26166485 A JP26166485 A JP 26166485A JP S62120892 A JPS62120892 A JP S62120892A
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support case
needle
sewing machine
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横江 正明
義和 黒野
浩二 林
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は複数本の針棒を備えた針棒支持ケースを横移
動させることにより、副棒を所望のものに切替えて縫製
される糸を変更し得るようにした多針ミシンにおける側
棒切替装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のミシンは例えば特開昭59−17985
8号公報に記載されているように、針棒支持ケースの側
方にエアシリンダ等の駆動手段を配置するとともに、そ
の駆動手段と針棒支持ケースとを連結し、その駆動手段
により針棒支持ケースを針棒切替のために移動させるよ
うにし、針棒はミシンアーム内の駆動手段と連結されて
上下されるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の多針ミシンにおいては、針棒支持ケ
ースを移動させるための構成と、2!棒を上下動させる
ための構成とがそれぞれ別個に設けられているため、大
型化して構成が複雑になる欠陥があった。又、針棒支持
ケース移動のための駆動手段としてエアシリンダを使用
した場合にはそのエアシリンダのピストンロッドにこじ
れが生じ針棒支持ケースを円滑に移動できないおそれが
あった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) ミシンのアームの端部に上下方向に延びるようにそれぞ
れ回転可能に支持され、かつ間隔をおいて配置された一
対の回転軸と、それら一対の回転軸に摺動可能に挿嵌支
承され、かつ第1の駆動手段の作用によりそれら一対の
回転軸に沿い上下に往復動される昇降体と、その昇降体
の近傍においてミシンのアームの端部に横移動可能に支
承され、下端にそれぞれ針を有する複数の針棒を上下動
可能に支持する針棒支持ケースと、前記各針棒は前記各
釦枠支持ケースの移動に伴って前記昇降体に順次対向す
ることと、前記昇降体に対向する針棒が上下動されて縫
製動作が行われるように昇降体とそれに対向する針棒と
を連結する連結手段と、前記針棒支持クース上に設けら
れた従動ギアと、その従動ギアと噛合するように前記一
対の回転軸のうちの一方に固定された駆動ギアと、その
駆動ギアを直接もしくは前記一方の回転軸を介して回転
駆動し前記従動ギアを介して前記針棒支持ケースを横移
動するための第2の駆動手段と、前記針棒支持ケースの
位置決めのためにその針棒支持ケース上に設けられた被
係合部と、その被係合部と係合するように前記一対の回
転軸のうちの他方に固定された係止部材と、その係止部
材を直接もしくは他方の回転軸を介して回動さけ前記被
係合部に対する係合M脱を行わせるための第3の駆動手
段とを設けた。
(作用) 従って、ミシンのアーム上の一対の回転軸のうちの一方
に支持された駆動ギヤが第2の駆動手段により回転され
ると、その駆動ギヤと噛合する従動ギヤを介して針棒支
持ケースが横移動され、各針棒は前記一対の回転軸上の
昇降体と対向したときに連結手段によりその昇降体と連
結されて第1の駆動手段により上下動される。又、針棒
と昇降体とが連結されたときに前記回転軸のうらの他方
に固定された係止部材が第3の駆動手段により副棒支持
ケース上の被係合部と係合して針棒支持ケースの位置決
めが行われる。以上のように、アームに支持した一対の
回転軸上に、針棒支持ケースを移動させるための駆動ギ
ヤと、4棒を上■動させるための昇降体と、針棒支持ケ
ースを位置決めするための係止部材とが設けられ、構成
の簡素化と小型化を図ることができる。又、針棒支持ケ
ースは駆動・ギヤの回転によりこじれたりすることなく
円滑に移動される。さらに、昇降体は一対の回転軸上に
支持されており、その一対の回転軸が昇降体の回り止め
を兼ねる。
(実施例) 以下この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
第2図に示すように、ミシンのフレーム1はベッド2と
、そのベッド2上に立設された脚柱部3と、その脚柱部
3より横方向へ延びるアーム4とからなる。第3図〜第
5図に示すように、前記7−ム4にはミシン主軸5が軸
受6を介して水平方向へ延びるように回転可能に支持さ
れ、前記アーム2外に位l!7vるその端部にはこのミ
シン主軸5を手動回転させるための操作体7が固定され
ている。アーム4の後端811にはミシン駆動モータ8
が固定され、そのモータ軸9上には駆動ギヤ10が固定
されている。この駆動ギ(710は前記ミシン1軸5上
に固定された従動ギヤ11と噛合して、ミシン駆動モー
タ8によりミシン主軸5が回転される。
前記の脚柱部3には軸受12により伝達軸13が上上方
向に延びるように回転可能に支持され、その上下両端に
はベベルギヤ14が固定されるとともに、上端のベベル
ギヤ14が前記ミシン主軸5上に固定された別のベベル
ギヤ15と噛合している。前記ベッド2内には釜駆動@
16が回転可能に支持され、その一端に固定したベベル
ギヤ17が前記伝達軸13の下端のベベルギ〜715と
噛合するとともに、他端が図示しない糸輪捕捉器に連結
されている。そして、ミシン主軸5の回転により前記伝
達軸13及び釜駆動軸16を介して糸輪捕捉器が回転さ
れ、この糸輪捕捉器により上糸のループが捕捉される。
なお、前記ミシン主IIIth5とアーム4との間には
ミシン主軸5の回転位置を検出する検出器(図示しない
)が設けられており、その検出;Sと接続された制御手
段(図示しない)の作用によりミシン主軸5を常に所定
の回転位置で停止できるようになっている。
第1図、第6図、第7図及び第8図に示すように、前記
アーム4の前喘部にはそれぞれL下方向へ延びる第1.
第2の回転軸21.22が上下の軸受23により回転可
能に支持され、第1の回転軸21のF下両端にはそれぞ
れ駆動ギヤとしての一対のビニA°ン24が固定されて
いる。この明細書では第1図、第2図、第3図、第5図
等の左側を前部、右側を接部とする1、第1.第2の回
転軸21.22には駆動手段としての下部昇降体25が
その両端の筒状部26において上下動可能に嵌挿支持さ
れている。又、その下部昇降体25の上方において両回
転軸21.22には下部昇降体27がその両端の筒状部
28において上下動可能に挿嵌支持されている。
第1図及び第10図に示すように、前記ミシン主@4の
+fl GWにはクランクアーム29が固定され、その
先端にはクランクピン3oを介してクランクロッド31
が回動可能に連結されでいる。そして、曲記下部背、降
体25に固定したピン32に前記クランクロッド31が
連結されており、ミシン主軸5が回転されるとこのクラ
ンク機構の作用により下部nR体25が両回転軸21.
22に沿いその両回転軸21.、.22上を上F!jさ
れる。
第1図、第7図及び第9図に示ずJ、うに、前記ミシン
主軸5の近傍においてアーム4には支持軸33がミシン
主軸5の軸線と平行な軸線上に回転可能に支持され、そ
の前端に固定された従動ギヤ34がアイドルギヤ35を
介してミシン1軸5上に固定した駆動ギヤ36に連結さ
れている。6U記支持軸33の後端部にはクランクアー
ム37が固定され、その先端にはクランクピン38を介
してクランクロッド39が回動可能に取付けられている
。又、アーム4の一部にピン18によりに回動可能に支
持した支持7−ム40の先端が前記クランクロッド39
にピン41により回動可能に連結されている。又、前記
下部昇降体27の背面に形成した横漏42に前記クラン
クo ’yド39の先端に固定したピン43が1ffi
 ′vJ可能に嵌合されている。
そして、前記ミシン主軸4が回転されると、その回転が
前記駆動ギヤ36、アイドルギヤ35及び従動ギヤ34
を介して支持軸33に伝達され、この支持軸33の回転
に基づき、前記クランク7−ム37等のクランクn 8
4及び支持アーム40の作用により、下部昇降体27が
第1.第2の回転軸21.22に沿いその第1.第2の
回転軸21゜22上を前記下部昇降体25とは異なるタ
イミングにて上下動される。
アーム4の前端上面にはブラケット51を介して正逆回
転可能なり苔駆動セータ52が固定され、そのモータ軸
53上に固定したギ曳754が前記第1の回転軸21の
上端のビニオン24に噛合している。。
第1図、第5図、第6図及び第13図に示すJ:うに、
アーム4の前端開口部には複数の板材よりなる蓋板61
が固定され、その上下両端縁にはあり形のガイド面62
が形成されている。前記蓋板61の前面には針棒支持ケ
ース63が配置され、その上下のフレーム64には後部
カバー65を介して上下一対のガイド部材55が固定さ
れている。
そして、そのガイド部材55に形成したガイド面66が
前記あり形のガイド面62に摺動可能に係合し、この両
ガイド面62.66の係合により前記側棒支持ケース6
3が左右方向へ直線的に横移!lJm能に支持されてい
る。前記上下のフレーム64にはそれぞれ前記上下のビ
ニオン24と噛合する従動ギヤとしての一対のラック6
7が固定されており、前記選択駆動モータ52の正逆回
転により両ピニオン24が正逆いずれかへ回転されると
、ラック67を介して針棒支持ケース63が左右いずれ
かへ横移動される。このラック67、前記切替駆動モー
タ52及びビニオン24等により針棒支持ケース63を
移動さぼるための作動手段が構成されている。上部のフ
レーム64の左右両端には規制板68がそれぞれ固定さ
れており、引棒支持ケース63がその移動範囲の左右両
端にそれぞれ位置したときに前記切替駆動モータ52の
1ラケツト51に固定した2本のストッパ69のいずれ
かに当接して、針棒支持ケース63がアーム4から脱落
するのを防止するようになっている。
第13図に示すように、前記蓋板61には上下方向へ延
びる嵌合溝70と、その嵌合溝70どそれぞれ交差する
ように左右方向へ延びる下部ガイド溝71及び上部ガイ
ド溝72が透設されている。
嵌合溝70の両側における下部ガイドW471にはぞれ
ぞれ[■合溝70側へ下降するカム部73が形成されて
いる。一方、前記F部昇降体25及び上部昇降体27の
それぞれ前面には上下一対の突出部74.75よりなる
ピン挟持部76.77が形成されており、それらのビン
挾持部76.77は前記嵌合溝70にF下動可能に嵌合
されている。
又、上下のそれぞれの両突出部75及び74間の間隔が
上下のガイド溝72.71の幅とほぼ同一になっている
ととbに、下部突出部74の上方側のbのには前記カム
部73の1縁に連続し得る斜面78が形成されている。
第1図、第6図及び第7図に示すように、前記S1俸支
持ケース63の前記上下のフレーム64間にはそれぞれ
上下方向へ延びる複数本の針棒79がカラー80を介し
て上下動可能に支持されている。この実施例では合計6
本の針棒79が設けられ、それらが等間隔をおいて配置
されている。各針棒79の下端には目礼103を有する
針81が取(t 4〕られている。ぞして、81棒支持
ケース63の横移動に伴い前記各2182が副板81の
針孔83を介して前記糸輪捕捉器に順次対向し、その対
向位置においてその針棒79が上下動することにより針
81と糸輪捕捉器との協働によりミシンベッド1上の加
工布(図示しない)上に縫目が形成される。前記各針棒
79の上下はぼ中間部にはそれぞれスリーブ84が固定
されている。各スリーブ84の前後両面にはそれぞれ止
めピン85及び連結ビン86が突設され、針棒支持ケー
ス63の横移動に伴いこの連結ビン86が前記下部ガイ
ドffs 71内を摺!e案内されるとともに、その下
部ガイド溝71のカム部73及び前記斜面78を経て前
記下部昇降体25のビン挾持部76に挾持されるように
なっており、これにより針棒79と下部昇降体25とが
連結されて、針棒79が下部昇降体25とともに上T”
!IJされる。この連結ビン86とビン挾持部76とに
よりI棒79と下部昇降体25とを連結するための連結
手段が構成されでいる。そして、ミシン停止時には下部
、上部昇降体25.27はその上下動範囲の上端にて停
止するようになっており、この場合には第13図に示す
ように両昇降体25.27がそれぞれ前記嵌合溝70と
5部、上部ガイド溝71.72との交叉部に位置し、両
胃降体25.27のビン挟持部76゜77がそれぞれガ
イド溝71.72と連通するようになっている。
第1図、16図及び第7図に示すように、前記各針棒7
9と対応するように前記下部のフレーム64と11棒支
持ケース63の顔面を形成する面板87との間に形成し
た案内溝88内には板材よりなるイ[押え89が上下動
可能に挿通され、その下端に前記加工布を上方から押圧
する押え足90が形成されている。布押え89の上端に
は前記止めビン85に掛止めされる掛止部91が形成さ
れるとともに、はぼ中間部にはばね受(〕92が固定さ
れている。そして、ばね受け92は針棒79に緩く挿嵌
されていてこのばね受け92と前記スリーブ84との間
には」イルバネ93が介装されていて、4棒79が第1
図に実線で示す上方位置に配置されたときには布押え7
9の上端の掛止部91が前記止めビン85に掛止めされ
て前記押え足9Oが前記針81の先端とほぼ同じ高さに
位置するとともに、第1図に2点鎖線で示すように針棒
79の下方移動されると押え足90は加工布の上面を押
圧し針棒79がさらに下方移動して6コイルバネ93の
ばね力に抗して布押え89はその位置を保持する。
前記スリーブ84の上方において、針棒79上には天秤
体94がその筒状部95において上下摺動可能に挿嵌支
承され、糸挿通孔96に備えた前端部分が針棒支持ケー
スの縦溝97を介して前部外方へ突出している。この天
秤体94には後方へ向かって連結ビン98が突設されて
おり、この連結ピン98は針棒支持ケース63の横移動
に伴い前記上部ガイド溝72内を移動し、針棒79が縫
製位置に配置されたときに前記上部昇降体27のビン挟
持部77内に挾持されて、この天秤体971と前記上部
昇降体27とが連結される。従って、この状態において
上部貸降体27の上下動に伴い天秤体94が上下動され
る。
第1図、第6図、第7図及び第15図に示4ように、針
棒支持ケース63の後部カバー65の内面には前記各針
棒79とそれぞれ相対するように板ばねよりなる保持手
段としての保持部材99が各別に固定されている。その
保持部材99には下方へ向かってばね片100が形成さ
れ、その下端には前記スリーブ84上の止めビン85に
弾性係合可能な係合部101が形成されている。又、前
記ばね片100には切込みが形成されて保持部102が
形成されている1、そして、針棒79がN製のための上
下動範囲内に位置しているとぎには前記止めビン85及
び天秤体94がそれぞれ係合部101及び保持部102
の下方に位置している。
又、^η記下部ガイド溝71のカム部73の作用により
S1捧79が上方の待機位置に配置されたときには、止
めビン85が係合部101に係合してその係合により針
棒79が通常の作動ストロークよりも上の休止位置に弾
性的に保持されるとと乙に、第16図に示すように連結
ビン86と係合部101との係合によりばね片100全
体が湾曲して保持部102の上端が天秤体94側に突出
し、その天秤体94と係合して天秤体94を所定の高さ
位置に保持する。
第1図、第5図及び第14図に示すように、前記針棒支
持ケース63の上下のフレーム64の上面及び下面には
被係合部としての7個の位置決め部材111がそれぞれ
上下で対をなすように等間隔をおいて固定され、それら
のうらの第14図における上端のものを除く6対のもの
は前記各針棒79に対応している。この各位置決め部材
111には後方へ向かって開口するV型の位置決め溝1
12がそれぞれ形成されるとともに、上部側の位置決め
部材111の一側突出部は検出片113になっている。
一方、前記検出片113の移動域に位置するように前記
アーム4の上面には光電センサ114が固定されており
、この光Tiセンサ114は前記検出片113を検出し
て作動信号を出力し、これにより前記切賛駆動モータ5
2の作動が制御される。
第1図、第5図及び第14図に示すように、前記位置決
め部材111の移動域に近接して前記第1の回転軸22
の上下両端には係止部材としての上下一対の位置決めレ
バー116が固定され、その一端には位置決め爪117
が形成されている。
又、アーム4の(ti QEにはブラグッl−118を
介してロータリーソレノイド119が固定され、その出
力軸120と前記位置決めレバー116の他端との間に
は連結リンク121が介在されている。
連結リンク121とアーム4との間にはコイルバネ12
2が張設されている。そして、前記ロータリーソレノイ
ド119の非励磁時には前記コイルバネ122のばね力
により前記位置決め爪117が位置決め部材111から
離間づる位置に位置決めレバー116が回動配置され、
いずれかの針棒79と下部昇降体25とが連結された状
態においてロータリーソレノイド119の励磁された時
には出力軸120が回動されて連結リンク121を介し
て上部の位置決めレバー116が回動されるとともに、
第2の回転@22を介して下部の位置決めレバー116
ち同時に回動され、その位置決め爪117が位置決め部
材111の位置決め溝112内に挟入して、その位置決
め部材111との係合により針棒支持ケース63を前記
連結状態にて移動不能に固定する。
第1図及び第12図に示すように、アーム4上には県立
て台123が固定され、その上面には前記各天秤体94
に対応して上糸ボビン124を立設配置できるとともに
、各上糸ボビン124からの上糸125を針棒支持ケー
ス63の方向へ案内する糸ガイド126が設けられてい
る。
又、第1図及び第12図に示すように針棒支持ケース6
3の面板87の上端にはそれぞれ各針棒79と対応する
ように合計6個の糸調子皿127が取付けられ、前記糸
ガイド126から前記各天秤体94の糸挿通孔96に至
る各上糸125に所要の張力を付与するようになってい
る。なお、この各糸調子器127は一対の糸調子皿12
8を喝えた周知構成のものが使用されている。前記面板
87の下部には糸案内孔129を備え・た糸ガイド13
0が取付けられ、前記天秤体94の糸挿通孔96からの
上糸125を前記針81の目孔103に案内するように
なっている。
次の以上のように構成されたミシンの作用を説明する。
さて、ミシンの停止時にはロータリーソレノイド119
が非励磁状態にあって、コイルバネ122のばね力によ
り連結リンク121を介して位置決めレバー116がい
ずれかの位置決め部材111の位置決め溝112内に係
合して、その位置決め部材111ど対応する針棒79及
び天秤体94がそれぞれT”i昇降体25及び上部昇降
体27と連結された縫製位置に配置されている。
この状態においてミシン駆動モータ8によりミシン主軸
5が回転されると、クランクアーム29等のクランク機
構を介してF部貨降体25が第1゜第2の回転軸21.
22上を上下に移動され、このため、針棒79も第1.
第2の回転軸21.22に沿って上下動される。一方、
ミシン主軸5の回転により駆動ギA736、アイドルギ
ヤ35及び従動ギA734を介して支持軸33が回転さ
れ、その回転によりクランク7−ム37等のクランク機
構及び支持アーム40の作用ににり上部昇降体27が前
記下部昇降体25とは異なるタイミングにて上下動され
る。このため、天秤体94がピン挾持部77と連結ピン
98との連結を介して針棒79上を上下動される。以上
のようにして、針81と糸輪捕捉器とにより加工布上に
縫目が形成されるとともに、天秤体94により糸の取上
げが行われて、前記縫目の先締めが行われる。
次に、糸替えは以下のようにして行われる。まず制御装
置の作用により上下の昇降体25.27が第13図の位
置で停止されるようにミシン駆動モータ8の回転が停止
されて、針棒79が針上位置で停止されるとともに、天
秤体94がその上下llJ範囲の上端位置で停止される
。又、この停止とほぼ同時にベッド2内において糸切断
装置(図示しない)により上糸125の切断が行われる
。次に、ロータリーソレノイド119が励磁されて、連
結リンク121を介して第14図に2点鎖線で示すよう
に上部の位置決めレバー116及び第2の回転軸22と
下部の位置決めレバー116とが回動され、その位置決
め爪117が位置決め部材111から離間して針棒支持
ケース63の固定が解除される。引続き、切替駆動モー
タ52が正逆いずれかの方向へ回転し、ビニオン24の
回転によりラック67を介して針棒支持ケース63が左
右いずれかの方向へ移動される。この針棒支持ケース6
3の移動により、針棒79の連結ビン86が下部昇降体
25のピン挾持部76から下部ガイド溝71のカム部7
3内に移行し、そのカム部73の作用により縫製のため
の上下動範囲の上方の休出位置へ移動配置される。この
針棒79の上方移動により、止めビン85がそれと対応
する保持部材99の係合部101に弾性係合して針棒7
9が休止位置に保持される。そして、保合部101を有
するばね片100の撓曲により保持部102が天秤体9
4の下端面に対向し、その天秤体94を下方から支持す
る状態になる。従って、針棒支持ケース63の横移動に
より針棒79及び天秤体94の″11結ピン86.98
がガイド溝71.72からそれぞれ外れて6、針棒79
及び天秤体94は前記上方位置に保持される。
このように針棒支持ケース63の移動により、所要の針
棒79に対応する検出片113が光電センサ114によ
り検出されると、切替駆動モータ52の回転が停止され
て針棒支持ケース63の横移動が停止される。そして、
前記ロータリーソレノイド119が消磁状態になり、コ
イルバネ1−22の作用により位置決めレバー116が
回動されて前記所要の針棒79に対応する位置決め部材
]11の位置決め溝112内に係合し、針棒支持ケース
63が固定される。一方、針棒79は非v1¥J位置か
ら縫製位置への移動に伴い下部ガイド溝71のカム部7
3の作用により下部昇降体25のピン挾持部76に挾持
されて連結される位置まで移動される。又、その針棒7
9上の天秤体94も上部昇降体27との連結位置に移動
配置される。従って、前述したようにミシン駆動モータ
8によりミシン主軸8が回転されると、針棒79及び天
秤体94が上下動されて別の上糸125によるIi製が
行われる。
なお、針棒支持ケース63が第14図の下方へ移動して
位置決め部材111がこの第14図の上端の位置決め部
材111に係合し、針棒支持ケース63がその位置で固
定された場合には全ての針棒79がF部昇降体25から
外れて休止装置に配置されるとともに、全ての天秤体9
4が下部昇降体27から外れて上方位置に配置保持され
る。
発明の効果 以上実施例にて例示したように、この発明においては、
ミシンのアームに支持した一対の回転軸上に、針棒支持
ケースを横移動さμるための駆動ギA7と、針棒を上F
勅させるための昇降体と、針棒支持ケースを位置決めす
るための係止部材とを設Cブたことにより、それらの駆
動ギヤ等の部材をアーム上に配置できるとともに、一対
の回転軸が昇降体の回り止めを兼ね、このため小型化に
Tt”5できるどともに、構成を筒中にでき、しかも針
棒支持ケースを駆動ギヤの回転によりこじれたりするこ
となく円滑に移動できる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明を具体化した一実施例を示すものであっ
て、第1図は要部を示す正断面図、第2図はアーム全体
を示す側面図、第3図はミシン駆動モータの部分を示す
側断面図、第4図はミシン駆動モータとミシン主軸との
間の歯中磯構を示す断面図、第5図はアームの平断面図
、第6図は針棒ケースを分離した状態を示す要部の正断
面図、第7図はアームの一部破断正断面図、第8図は下
部昇降体を示す平断面図、第9図は上部昇降体を示す平
断面図、第10図は針棒のためのクランク機構を示す断
面図、第11図は天秤体のためのクランクi構を示す正
断面図、第12図はアームの正面図、第13図は嵌合溝
、上下のガイド溝の作用を示す正断面図、第14図は針
棒クースの位置決め機構を示す平面図、第15図は保持
部材の斜視図、第16図は保持部材の作用を示す正面図
である。 4・・・アーム、8・・・ミシン駆動モータ、21・・
・第1の回転軸、22・・・第2の回転軸、24・・・
ピニオン、25・・・下部昇降体、52・・・切替駆動
モータ、63・・・側棒支持ケース、67・・・ラック
、76・・・ビン挾持部、79・・・針棒、81・・・
針、86・・・連結ビン、111・・・位置決め部材、
116・・・位置決めレバー、119・・・ロータリー
ソレノイド。 特許出願人   ブラナー工業株式会社代 理 人  
 弁理士 恩1)博°α第4図 ム 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ミシンのアーム(4)の端部に上下方向に延びるよ
    うにそれぞれ回転可能に支持され、かつ間隔をおいて配
    置された一対の回転軸(21)、(22)と、 それら一対の回転軸(21)、(22)に摺動可能に挿
    嵌支承され、かつ第1の駆動手段(8)の作用によりそ
    れら一対の回転軸(21)、(22)に沿い上下に往復
    動される昇降体(25)と、その昇降体(25)の近傍
    においてミシンのアーム(4)の端部に横移動可能に支
    承され、下端にそれぞれ針(81)を有する複数の針棒
    (79)を上下動可能に支持する針棒支持ケース(63
    )と、 前記各針棒(79)は前記各針棒支持ケース(63)の
    移動に伴って前記昇降体(25)に順次対向することと
    、 前記昇降体(25)に対向する針棒(79)が上下動さ
    れて縫製動作が行われるように昇降体(25)とそれに
    対向する針棒(79)とを連結する連結手段(76、8
    6)と、 前記針棒支持ケース(63)上に設けられた従動ギア(
    67)と、 その従動ギア(67)と噛合するように前記一対の回転
    軸(21)、(22)のうちの一方に固定された駆動ギ
    ア(24)と、 その駆動ギア(24)を直接もしくは前記一方の回転軸
    を介して回転駆動し前記従動ギア(67)を介して前記
    針棒支持ケース(63)を横移動するための第2の駆動
    手段(52)と、 前記針棒支持ケース(63)の位置決めのためにその針
    棒支持ケース(63)上に設けられた被係合部(111
    )と、 その被係合部(111)と係合するように前記一対の回
    転軸(21)、(22)のうちの他方(22)に固定さ
    れた係止部材(116)と、その係止部材(116)を
    直接もしくは他方の回転軸(22)を介して回動させ前
    記被係合部(111)に対する係合離脱を行わせるため
    の第3の駆動手段(119)と を設けたことを特徴とする多針ミシンにおける針棒切替
    装置。
JP26166485A 1985-11-20 1985-11-20 多針ミシンにおける針棒切替装置 Granted JPS62120892A (ja)

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JPH0566840B2 JPH0566840B2 (ja) 1993-09-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108103688A (zh) * 2018-02-12 2018-06-01 北京大豪科技股份有限公司 一种刺绣机更换底线机构的定位抓取结构及刺绣机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108103688A (zh) * 2018-02-12 2018-06-01 北京大豪科技股份有限公司 一种刺绣机更换底线机构的定位抓取结构及刺绣机

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JPH0566840B2 (ja) 1993-09-22

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