JPS62120866A - 球排出装置 - Google Patents

球排出装置

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JPS62120866A
JPS62120866A JP26174385A JP26174385A JPS62120866A JP S62120866 A JPS62120866 A JP S62120866A JP 26174385 A JP26174385 A JP 26174385A JP 26174385 A JP26174385 A JP 26174385A JP S62120866 A JPS62120866 A JP S62120866A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野] この発明は、パチンコ遊技店に配置されるパチンコ遊技
機の賞品球排出装置および自動球貸機に利用して好適な
球排出装置に関する。
[従来技術と問題点] 一般にパチンコ遊技機の具備する遊技盤の裏面には、賞
品球排出機構が装着されている。この賞品球排出機構は
、発射装置より弾発されたパチンコた球が遊技盤に設け
られたセーフ口(入賞口)に流入した場合に、所定数(
例えば13個)のパチンコ球を受は皿に排出して遊技者
に賞品球としてもたらせるもので、セーフ口に流入した
球を検出して、該検出信号に基づき一定数の球の排出を
行う排出器を有している。
しかしながら、従来のパチンコ遊技機における賞品球排
出機構にあっては下記の様な不都合及び欠点があった。
すなわち、従来は各遊技機ごとに賞品球排出機構が遊技
盤の裏面に一体的に装着されるので、遊技盤を新しいも
のと取り替える場合には賞品球排出機構も取り替える必
要があり、遊技盤のコストが高くなって不経済であった
また、パチンコ遊技機への予備球の補給及び。
球貸機への球の補給等は、各パチンコ機ごと、或は球貸
機ごとに補給樋を設け、共通の供給樋に接続しなければ
ならなかった。このため、パチンコ店の島設備が繁雑と
なるばかりでなく、上記値を余裕を持って構成すること
ができないので、樋内にて球詰まり等が発生しやすい原
因ともなっていた。
また、パチンコ店の島設備単位での集中管理を行う場合
に、管理システムの集中管理装置に各遊技機や球貸機の
機械部品の作動回数等を伝達するためのケーブルが非常
に多くなり、その接続作業および保持管理が面倒なもの
になるという問題点もあった。
[発明の目的コ この発明の目的は、パチンコ店において遊技盤を新しい
ものと取り替える場合のコストを低減するとともに、取
替え作業も簡単に行えるようにすることにある。
この発明の他の目的は、パチンコ店の島設備を簡略化し
て球詰まり等の故障の発生を低減できるようにするとと
もに、保守管理も“容易に行えるようにすることにある
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
[発明の構成] この発明は、パチンコ球の流下経路の途中に阻止部材(
ストッパ)を臨ませて球の流下を制御するとともに、流
下経路には検出器を設けて排出される球の数を計数し、
所定数になった時点で阻止部材により球の流下を停止さ
せることにより任意の数のパチンコ球を排出できるよう
にする。また、流下経路の終端には球の流出方向を左右
2つの流出口または前方の流出口のいずれかに変換させ
る流路切換え手段を設け、前方の流出口は装線出口とす
るとともに、左右の流出口にはそれぞれ両サイドに配置
されるパチンコ遊技機から賞品球導出路を延設させてそ
の開口端部を対向せしめるようにすることによって、コ
イン検出器やセーフ球検出器等からの排出要求信号の性
質に応じて排出球数および流路を切り換え、所望の流出
口に所定数のパチンコ球を排出できるようにする。
これによって、パチンコ店の島設備の各パチンコ遊技機
間に自動球貸機および賞品球排出装置を兼ねた永久設備
として設置することにより、島設備を簡略化して球詰ま
り等の故障の発生を低減できるようにするとともに、保
守管理も容易に行えるようにするという上記目的を達成
するものである。
[実施例] この発明は、パチンコ球の流下経路内に通常は阻止部材
(ストッパ)を進入させて球の通過を阻止するとともに
、排出要求に基づいてこの阻止部材を流下経路から後退
させることにより球を流下させるようにしたストッパ式
の球排出装置を利用して高速の球排出を実現する。
しかしながら、この種のストッパ大球排出装置は、カウ
ント機能に着目すると近時のセンサ技術や電子工学の進
歩のために極めて高精度のものを得ることができるが、
そのストッパ機能に関しては、必ずしも上記カウント機
能に対して十分な応答性を保証し得るものではなかった
そこで、本発明者はストッパ大球排出装置におけるスト
ッパ機能に関して、十分な応答性が得られない要因につ
いて検討した。
そ−の結果、ストッパ大球排出装置では、機構的な制約
からセンサの位置と阻止部材(ストッパ)の位置を一致
させることは不可能であり、あるパチンコ球がセンサの
位置を通過してから阻止部材による停止位置に到着する
までに若干の時間がかかる。また、上記のように若干の
タイミングをおいて阻止部材を作動させながら、常に所
定数のパチンコ球のみを排出するためには、少なくとも
センサから阻止部材までの間を通過するパチンコ球の流
下速度が一定しており、しかも阻止部材が作動する直前
には、そのパチンコ球と1次のパチンコ球との間にある
程度の間隔がなければならない。
しかるに、現実には流下経路内を流下するパチンコ球の
流速や球間隔は様々な要因のために太きなバラツキを持
っている。そして、パチンコ球の流速に対して阻止部材
の相対的な作動タイミングが僅かに早くても、また僅か
に遅くても所定数のパチンコ球を正確に排出できること
は保証できない。つまり、阻止部材の作動時間が一定で
あっても流下する球の速度や球間隔のバラツキによって
作動タイミングが毎回具なってしまい、確実性が保証さ
れないという欠点があることが分かった。
この発明は、上記のようなストッパ大球排出装置の欠点
を、第1図〜第6図に示すように流下経路および阻止部
材を改良することで解消した。
この実施例の球排出装置は、第1図および第2図に示す
ように、パチンコ球排出経路の主要部を構成する機構成
部材1と、このパチンコ球排出経路内を流下するパチン
コ球の流下を阻止したり解除したりするための球排出装
置2を保持する保持体3とが一体的に形成されている。
保持体3には、球排出装置2の駆動手段たるソレノイド
21が固定されている。
上記機構成部材1は、ゆるやかに傾斜した整列樋11と
、この整列樋11の流下端部から略垂直下方に延設され
た調流値13と、整列樋11と調流値13との接続部に
あって流下する球を約90度方向転換せしめる調整部1
2と、上記調流値13の下端から約45度斜め下方に向
かって延設された誘導樋14と、この誘導樋14の終端
から略垂直下方に延設された排出樋15とにより構成さ
れている。
誘導樋14と排出樋15の境界部近傍には、機構成部材
1の外側壁から一対の支持片16が突出され、この支持
片16間には、支軸4が横架されている。
特に限定されるものではないが、この実施例では、パチ
ンコ球の排出経路が2条形成されており。
この2条の排出経路に対応して、上記支軸4には一対の
扇状の流下阻止部材22が回転自在に装着されている。
流下阻止部材22に対応してソレノイド21も一対設け
られている。そして、この流下阻止部材22の先端部が
、上記機構成部材1の内壁部に設けられたスリットより
進入し、上記誘導樋14内に突出されている。上記流下
阻止部材22の先端後部は、リンク部材23を介して上
記ソレノイド21のプランジャ21aの先端部に連結さ
れており、プランジャ21aの伸縮に伴なって流下阻止
部材22が支軸4の回りに往復回動され、先端部が誘導
樋14内に進入したり、後退したりするようになってい
る。
また、誘導樋14の側壁は外部に膨出されて、収納部1
7が形成され、この収納部17には透過型光センサから
なる流下球検出器5が挿入されている。収納部17につ
いては、第6図にその詳細が示されている。また、第6
図にはこの収納部17に連続して形成された流下阻止部
材22の進入用のスリット19が示されている。
なお、上記保持体3の上部には、上記ソレノイド21や
流下球検出器5がら引き出されたリード線を一箇所に集
中させ、かつパチンコ遊技機の制御装置等と接続するた
めの配線を前方から一括して接続できるようにするため
のコネクタ6が配設されている。
さらに、この実施例では、上記のごとくユニット化され
た球排出装置2と機構成部材1の上端すなわち排出経路
の始端部を構成する整列樋11の入口に、第2図に鎖線
Aで示すごとく、パチンコ球の貯留タンク7内の球を案
内する供給樋1oの終端部が連結されるようになってい
る。供給@10の終端部近傍には、段差をなす減圧部1
8が形成されている。
第3図には、減圧部18を有する上記供給樋10を、機
構成部材1および球排出装置2とともにユニット化した
実施例が示されている。
この実施例では、上記実施例における2条の流下経路を
構成する各樋部材と各流下経路に対応した流下阻止部材
22およびその駆動手段たるソレノイド21が、それぞ
れ一対の平行プレート24間に保持−されている。そし
て、これら2組の平行プレート24は、連結杆25によ
って互いに一体的に結合されている。また、供給樋10
は平行プレート24の後端部に配設された連結杆25上
に載置されている。
これによって、機構成部材1、球排出装置2および供給
樋10が2組の平行プレート24間、に一体的に保持さ
れ、パチンコ遊技機やその周辺の球貸し機等内に、球排
出装置としてワンタッチで組み込むことができるととも
に、装置全体をコンパクトに構成できるようになる。
なお、第3図の実施例では、流下阻止部材22の側部に
ストッパピン26を突設し、これを平行プレート24に
形成された円弧状のガイド孔24aに供給させて、流下
阻止部材22の回動範囲の規制を行なっている。また、
平行プレート24の前端下部に横架したピン27には、
流下阻止部材22の先端部との間にスプリング28を張
架させて、ソレノイド21内の復帰バネ21bによる流
下阻止部材22の回動を補助し、排出終了時に速やかに
流下阻止部材22を回動させて流下球の排出を阻止でき
るようになっている。ただし、スプリング28を設けた
場合、ソレノイド21内には復帰バネ21bを設けない
ようにすることも可能である。
上記実施例の場合、供給樋10および整列樋11を一つ
の整列樋と考えることができる。その場合、減圧部18
は整列樋の途中に設けられることになる。
次に上記のごとく構成された流下経路(1)と球排出装
置の作用を、第4図を用いて詳細に説明する。
扇形の流下阻止部材22が第4図に実線で示すごとく誘
導路14内に進入している状態では、流下経路(1)内
に整列されたパチンコ球Bは、際先端の球B工が流下阻
止部材22の外周面に接触することで停止されている。
このとき、誘導樋14内に2個の球B1.B2が、また
、調流4$13内に3個の球B、、B、、B、が収納さ
れるように、誘導樋14と調流部13の寸法が各々決定
されている。しかも、調流部13内の最上方の球B5は
、整列樋11内の球B、、 B。
・・・・に押されて、テーパ状の調整部12に当接され
るようになっている。調整部12に向かって押圧される
ことにより球B、は調整部12から反発力を受けて、そ
の反発力は球B、およびその下方の球B4. B3・・
・・に伝わり、それらを下方へ押し上げるように作用す
る。その結果、流下阻止部材22が第4図に破線Cで示
すごとく誘導樋14内から後退されたとき、調整部12
からの反発力および球の自重によって、調流@taおよ
び誘導樋14内の球B工〜B、は速やかに流下し始める
ようになる。
球B1〜BSが流下すると整列樋11内の球BstB7
・・・・がこれに続いて流下を開始する。そして、整列
樋11の出口で先ず調整部12に衝突して流下速度を減
じられ、かつ流下方向が水平方向から垂直方向へ略90
°変換され、調流部13に入る。
そこでは自重による加速が行なわれるため、調整部12
で減速される後続の球との間に球間隔が確保されるよう
になる。そのため、検出器5の出力波形は第5図に示す
ようになり、調流部13内の球B、〜B5の検出間隔t
2に比べて後続の球Bs。
B7・・・・の検出間隔t2が広くなる。その結果、例
えば球B7を検出した時点でソレノイド21を消磁して
やれば、流下阻止部材22の動作に遅れがあっても球B
、が通過する前に、流下を阻止してやることができるよ
うになる。
一方、整列樋11には減圧部18が設けられているため
、減圧部18の上流側の球B1□、B1□。
・・・・を通して伝わって来る上流側の球の重量による
球圧力は水平方向作用するため、減圧部18によってか
なりの部分が吸収される。これによって、停止(待機)
状態で球B1□に伝わってきた球圧力は調流部13や誘
導樋14内の球81〜B、にほとんど伝わらなくなるた
め、流下阻止部材22に作用する圧力も小さくなる。そ
の結果、比較的小さな力で流下阻止部材22を後退させ
ることができるようになる。整列樋11の傾斜角は7″
前後が望ましい。
さらに、流下経路は、流下阻止部材22によって流下が
阻止されている状態で調流部12の最上方に位置する球
B、の中心05が、整列樋11内に整列している球86
〜B1゜の中心06〜o1゜を結ぶ中心線の延長線より
下方に位置されるように、誘4樋14および調流樋13
の寸法が決定されている。
そのため、待機中の球86〜B1゜からB、へ伝わる圧
力は球B5を押し下げるような分力を生じる。
これによって、流下阻止部材22が後退したときに、調
流樋13最上方の球B、が後続の球B、と調流樋13の
外側壁13aとの間に挟まれて、球B、〜B4の流下に
追従して流下しようとするのを妨げられることがない。
誘導樋14の途中に設けられている流下球検出器5は、
その検出光軸Fが樋内を流下する球の中心から少し外れ
た位置に来るように配設されている。検出光軸Fが球の
中心を通るように位置決めされていると複数個の球が連
続して流下して来た場合、検出信号のパルス間隔が狭く
なって正確な計数が行えなくなるおそれがある。しかる
にこの実施例では、上記のごとく、検出光軸Fを球の中
心からずらしたことにより、正確な計数が可能となる。
また、上記実施例では、扇形をなす流下阻止部材22a
の回転面が流下する球の中心の流下軌跡と一致するよう
に流下阻止部材22が取付けられ、誘導樋14の上方か
ら下方に向かって樋内に進入するように移動されて、流
下する球を停止させるようになっている。そのため、流
下する球が停止するとき流下阻止部材22に働く衝撃力
を、流下阻止部材22の回転範囲を制限するストッパ部
(例えば第3図におけるガイド孔24aの端部もしくは
流下阻止部材22が進入する誘導樋14のスリット端部
)で受は止めることができるので、容易に停止時に働く
衝撃に耐える強度を持たせることができる。
しかも、最下端の球B、は扇形の流下阻止部材22の外
周面に接触して停止されるため、最下端の球B工が流下
阻止部材22の外周面と誘導樋14の壁面との間に食い
込むような形で停止されても、流下阻止部材22が後退
される時にはその外周面で球B1を回転させるようにし
ながら離れていく。そのため、比較的小さな力で流下阻
止部材22を後退させることができ、流下阻止部材22
と誘導樋14の壁面との間に球が挟まれて動かなくなる
ようなことがなくなる。
さらに、流下阻止部材22の回転中心と誘導樋14内の
最下端の球B□の中心O工とを結ぶ線が水平になるよう
に配設されている。そのため、流下阻止部材22の端部
が球B□の外周からはずれると直ぐに球B1が流下可能
になり、流下阻止部材22の回転に伴って球B□が少し
ずり下がってから阻止力が外され、流下を開始するよう
なことがない。
また、上記実施例において、調流1413と誘導樋14
とのなす角度αはO〜90’の範囲にあればよいが、4
5@前後に設定してやると、調流樋13内で加速された
流下球のスピードを大きく減速させることがなく、シか
も停止時に流下阻止部材22にかかる負荷を軽減させる
ことができる。
さらに、上記実施例では、流下阻止部材22によって球
の流下が阻止されている状態で、流下阻止部材22と誘
導樋14内の最下端の球B0との接触点から球の直径分
だけ離された点を通る鉛直線Gと排出樋15の壁面15
aとの距離dが球の半径rよりも小さく、かつr −r
 a o sαよりも大きくなる(r−rcosα(d
 < r )ように誘導樋14の終端14aの位置が決
定されている。
これによって、流下阻止部材22が誘導樋14内に進入
して球の流下を阻止する際に、最後に排出される球が流
下阻止部材22の端面22aで後押しされるようにして
排出されたとき、誘導樋14の終端14aまで来ると排
出樋15内に流下して流下阻止部材22から逃げること
ができる。そのため、最終排出球がいつまでも誘導樋1
5内に残って、流下阻止部材22が進入するときの妨げ
とならず、迅速な排出の停止が可能となる。
ただし、誘導樋14は鎖線Eのごとく延長させておくよ
うにすることもできる。
なお、流下阻止部材22を誘導樋14内に進入させる力
を与える手段として、第3図に示す実施例のようにスプ
リング23を使用した場合には、そのスプリング23は
、第3図に破線Cで示すごとく、流下阻止部材22の端
部が誘導樋14に進入し始めたときスプリング28の作
用線りが流下阻止部材22の端面22aとほぼ直角にな
るように配設しておくのがよい。これによって、流下阻
止部材22が誘導樋14内の球に接触したときに最も回
転速度を早くして、歯切れよく流下球を停止させること
ができるようになる。
第7図および第8図は、本発明に係る球排出装置をパチ
ンコ店の島設備の遊技機と遊技機との間に設けられる球
貸機に応用した場合の一実施例を示す。この実施例の球
貸機はパチンコ遊技機の賞品球排出装置をも兼用するよ
うに構成されている。
球貸機本体60の上部には、予備球の貯留タンク61が
設けられ、貯留タンク61の下部には、2条の通路を有
するシュート62が接続されている。このシュート62
は下方に向かってS字状に蛇行した形状となっており、
貯留タンク61からシュート62内に入った予備球はシ
ュート62内を蛇行しながら流下する途中で2列に整列
される。
上記シュート62の流下端部に1例えば第3図に示すよ
うなユニット化された球排出装置63が配設されている
また、球貸機本体60の前面には、コイン投入口64と
その返却口65、表示ランプ66および装線の流出装置
67が設けられており、コイン投入口64にコインが投
入されると、球貸機60内のコインセレクタ70が所定
のコインを選別してコイン回収樋71へ流し、コイン検
出器72がこれを検出して、正しいコインの場合には球
排出装置63を作動させて、所定数(例えば25個)の
装線を排出する。上記球排出装置63によって排出され
た装線は、導出樋68を通って装線出口67へ誘導され
るようになっている。
誤ったコインが投入されると、コインセレクタ70がこ
れを選別してコイン返却口65へ返却する。また、正し
いコインはコイン回収樋71を通して回収する。
さらに、球貸機本体60内には、一枚のコインに対する
貸球数や一個の入賞球に対する賞品球数、貯留タンク6
1が空になったときの補給数等を設定するためのスイッ
チボックス73およびスイッチボックス73内の設定値
や上記コイン検出器72からの信号に基づいて球排出装
置63を制御する制御ボックス74が設けられている。
スイッチボックス73の各設定器は、遊技店の管理者が
営業の開始に先立って、又は営業中必要に応じて設定す
ることができる。制御ボックス74は、シュート62内
の検出器もしくは球排出装置63内の流下球検出器5(
第2図参照)からの信号によって、シュート62内に球
がないと判断すると、表示ランプ66を消灯させ、排出
不能状態であることを知らせる。
なお、75は、球貸機の電源ボックスである。
この実施例の球貸機においては、球排出装置63が任意
の個数の球を排出できるので、スイッチボックス73を
用いて1コイン当りの貸球数を自由に設定することがで
き、物価上昇に伴う値上げの際に球貸機の部品を交換す
る必要がない。
さらに、この実施例では、上記球排出装置63の下端に
流路切換装置80が設けられている。
この流路切換装置80は、第9図に示すように排出され
た球の流れの向きを変えるための3つのシャッタ81a
、81b、81cを有している。
このうち、シャッタ81aは通常起立した状態にされて
おり、球排出装置63の作動に対応して同図破線Mのよ
うに回動されると、排出された球の方向を左側出口88
aに向かうよう変更させる。
同様に、シャッタ81bは反時計回り方向へ回動される
ことにより、球の方向を右側出口88bに向かうよう変
換させる。シャッタ81aと81bがともに起立されて
いると、排出球はシャッタ81aおよび81bよりも下
方に配設されたシャッタ81cの方向に流下する。
一方、シャッタ81cは、第10図に示すように、装線
出口67に連通された導出樋78の入口部に配設されて
おり、破線Nのように傾倒された状態では、値下して来
た球を導出樋78へ導く。
シャッタ81cが起立されると、排出球はそのまま球抜
樋79内へ真っ直ぐ流下して、島設備内の回収樋(図示
省略)へ排出される。
上記シャッタ81a〜81cは、それぞれ第11図に示
すような開閉駆動機構によって回動されるようになって
いる。すなわち、各シャッタ81a〜81cの基部に固
設された支軸82の一端に、作動ピン83を有する作動
アーム84が取付けられている。そして、作動ピン83
には、一端がソレノイド85のプランジャ85aにピン
結合された作動レバー86の他端に形成された長孔86
aに係合され、ソレノイド85のオン、オフによって、
シャッタ81a〜81cが開閉動作されるようになって
いる。、87は、復帰用のバネである。
上記シャッタの開閉駆動機構は、第7図におけるゲート
ボックス89内に配設しである。
上記ソレノイド85は、床袋機本体60下部の制御ボッ
クス74からの指令によって、左右のパチンコ遊技機に
おける入賞球の発生あるいは床袋機内のコイン検出器7
2からの検出信号に応答してそれぞれ対応するシャッタ
81a〜81cを動作させて、球排出装置63から排出
された球を所望の通路へ向かって流出させる。
従って、この実施例の兼用型床貸機を使用する場合には
、第12図に示すように、両サイドに配設されるパチン
コ遊技機100a、100bの裏機構盤に、床袋機60
側に向かって延設され、先端開口部が前記球排出装置6
3の左右の出口88aと88bにそれぞれ対向するよう
な賞品球導出樋48a、48bを設けてやる。また、各
遊技機に設けられた検出器や駆動源との接続を行う中継
器110から引き出されたリード線111と、制御ボッ
クス74から引き出されたリード線74aとをコネクタ
を介して接線してやる。
このようにすれば各パチンコ遊技機にはそれぞれ賞品球
排出装置を設ける必要がない。その結果、パチンコ遊技
機の機種を交換する場合にも、裏機構の主要部はそのま
まにして、前面の遊技盤のみを交換するだけでよく、台
の入替えに要する費用が少なくて済む。
上記の場合、賞品球導出fl!48a、48bの基部を
パチンコ遊技機の中心線上に位置させ、かつ約180度
回動可能な構造にしてやることにより、床袋機60の左
右に配設されるパチンコ遊技機の構成を変える必要をな
くし、単に取り付は後賞品球導出樋48a (48b)
の開口端の向きを変えるだけで済むようにすることも可
能である。
また、この実施例では、スイッチボックス73において
、シャッタ81a〜81cの切換え状態に応じて装線出
口67はもちろん左右の球出口88aおよび88bへ排
出される球の数をそれぞれ別個に設定できるに構成する
ことによって、一台の床袋機で複数の機種に対応できる
ようにして、床袋機60の左右にそれぞれ賞品球数の異
なる別機種を配設させることもできる。
床袋機本体60の上部の貯留タンク61内が空になると
、制御ボックス74からの信号によって上方に配設した
補給装置90を動作させて供給樋92によって供給され
るパチンコ球を導出路91より所定数だけ補給するよう
になっている。
第13図には、上記制御ボックス74内の制御装置の構
成例を示す。
この制御装置200は、マイクロコンピュータ等からな
る中央処理部201を有しており、中央処理部201は
ROM(リード・オンリ・メモリ)のようなプログラム
メモリ202内に格納されたプログラムの命令を順次読
み込んで実行し、所定の排出処理制御を行う。プログラ
ム実行に際して必要な賞品球数や装線数のような排出球
数に関するデータは、外部の設定器から読み込んでRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)のようなデータメモ
リ203内に保持する。
制御装置200には、上記実施例における床袋機60内
のコイン検出器72や球排出装置63内の流下球検出器
5からの検出信号および両サイドのパチンコ遊技機10
0a、100b内のセーフ球検出器101a、101b
やアウト球検出器102a、102b等からの検出信号
が入力されており、その信号は入力ポート211,21
2を介して中央処理部201に供給される。
また、集中管理室等から送られて来る貯留タンク61内
の予備球の球抜き要求信号、貯留タンク61に対する補
給指令信号および補給装置90内の補給球検出器95か
らの検出信号が制御装置20oに入力されており、その
信号は入力ポート213を介して中央処理部201に供
給される。
さらに1床袋機60内に設けられているスイッチボック
ス73内の打止め数設定器73aや補給数設定器73b
、賞品球設定器73c、装線数設定器73dにより設定
されたデータが入力ポート214を介して中央処理部2
01に供給されている。
また、遊技客が遊技機の発射装置の操作ダイヤルを操作
することによって発射指令検出器103が作動されると
、その検出信号は入力ポート215を介して中央処理部
201に供給されるようになっている。
中央処理部201は、発射指令信号が入力されると、出
力ポート224よりドライバ234へ制御信号を送って
打球発射装置104を駆動させる。
コイン検出器72からの検出信号が入って来ると、出力
ポート221,222よりドライバ231゜232へ制
御信号を送って流路切換え装置80のシャッタ81cの
ソレノイド5OLC(85)を駆動してシャッタ81c
を傾倒させるとともに、球排出装置63の駆動用ソレノ
イド5OL3 (21)を駆動し、流下球検出器5から
の信号に基づいてソレノイド5OL3を適当なタイミン
グで停止させ、所定数の装線を装線出口67より排出さ
せる。
左側のパチンコ遊技機100aのセーフ球検出器101
aからの検出信号が入って来ると、出力ポート222よ
りドライバ231,232へ制御信号を送って、流路切
換え装置80のシャッタ81aのソレノイド5OLAを
駆動して、シャッタ81aを傾倒させるとともに、排出
用のソレノイド5QL3を駆動して、所定数の賞品球を
パチンコ遊技機100aの賞品球導出樋48aへ排出さ
せる。同様しこ、右側のパチンコ遊技機100bからの
セーフ球検出信号が入って来ると、ソレノイド5OL3
と5OLBを駆動して右側の遊技機の賞品球導出樋48
bへ所定数の賞品球を排出させる。
また、セーフ球発生時には、出力ポート225より増幅
器235へ信号を送って、スピーカSPKを駆動して、
入賞報知音を発生させる。
一方1球抜き要求信号が入って来ると、シャッタ81a
〜81cを起立させたまま、ソレノイド5OL3を駆動
して、貯留タンク61内の予備球を球抜き樋79へ排出
させる。
補給要求信号が入って来ると、中央処理部201は、出
力ポート223よりドライバ233へ制御信号を送って
、補給球検出信号を監視しながら補給装!2190を駆
動して、貯留タンク61内へ所定数の予備球を補給させ
る。
さらに、中央処理部201は、左右のパチンコ遊技機か
ら入力されるセーフ球検出信号およびアウト球検出信号
に基づいて演算処理を行い、出球数等を算出して、デー
タメモリ203内に記憶するとともに、打止め数設定器
73aにより設定された打止め数に達したか否か判定す
る、そして。
打止め数1こ達した場合には、たとえそのとき発射指令
検出器103からの検出信号が入ってきていても、出力
ポート224よりドライバ234に信号を送って、打球
発射装置104を停止させる。
また、打止め数に達したことは、入出力ボート226よ
りデータ交換器236を介して集中管理室との間i接続
されたデータ伝送ライン240へ出力され、集中管理室
へ知らされる。打止め処理後、集中管理室から打止め解
除信号がデータ転送ライン240を通して送られて来る
か、遊技機に設けられた打止め解除スイッチ106がオ
ンされると、その信号は入出力ポート226または入力
ポート216より中央処理部201へ入力される。
すると、中央処理部201はデータメモリ203内に保
持されているセーフ球数やアウト球数の記憶をクリアし
、その後発射指令信号が入力されたならば、打球発射装
置104を駆動できるようにする。
さらに、中央処理装置201は、自己の制御下にあるパ
チンコ遊技機において、非常に入賞率の高くなる特別遊
技態様(大当り)が発生した場合や打止め数に達した際
に所定の効果音をスピーカSPKより発生させたり、あ
るいは球貸機本体60に不正なコインが投入されたこと
を検出した信号に基づいてスピーカSPKより警告音を
発生させるようにすることもできる。
[効果] 以上説明したように、この発明は、パチンコ球の流下経
路の途中に阻止部材(ストッパ)を臨ませて球の流下を
制御するとともに、流下経路には検出器を設けて排出さ
れる球の数を計数して所定数になった時点で阻止部材に
より球の流下を停止させることにより任意の数のパチン
コ球を排出できるようにするとともに、流下経路の終端
には球の流出方向を左右2つの流出口または前方の流出
口のいずれかに変換させる流路切換え手段を設け、前方
の流出口は装線出口とするとともに、左右の流出口には
それぞれ両サイドに配置されるパチンコ遊技機から賞品
球導出路を延設させてその開口端部を対向せしめるよう
にしたので、コイン検出器やセーフ球検出器等からの排
出要求信号の性質に応じて排出球数および流路を切り換
えて所望の流出口に所定数のパチンコ球を排出できると
いう作用により、パチンコ遊技機自体に賞品球排出装置
を持たせなくて済むようになり、これによって遊技機を
新しいものと取り替える場合のコストを軽減することが
できるとともに、遊技機の裏機構の構成が簡単になるた
め交換作業も容易になるという効果がある。
さらに、従来は床袋機とその両サイドの遊技機の貯留タ
ンクに対してそれぞれ別個の補給装置が必要であったも
のが一つで済むようになるため供給樋に接続され途中に
補給装置を有する補給樋の数が少なくなり、パチンコ店
の島設備内が整然となって各樋内での球詰まりが解消さ
れるとともに、保守点検も容易になるという効果がある
また、パチンコ店の島単位あるいは店全体での集中管理
を行う場合においても、管理システムを構成するのに必
要なケーブルの数を減少できるため、システム全体が簡
略化されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る球排出装置の一実施例を示す斜
視図、 第2図は、その球排出装置の側面図、 第3図は5球排出装置の第2の実施例を示す斜視図、 第4図は、その流下経路と流下阻止部材の作用を示す説
明図、 第5図は流下球検出器の出力波形を示す波形図、第6図
は、上記流下経路の構成例を示す説明図。 第7図は、本発明に係る賞品球排出装置と床袋機とを兼
ねた球排出装置の一実施例を示す斜視図。 第8図は、同じくそれを正面側から見た斜視図、第9図
および第10図は、流路切換え装置の構成例を示す断面
正面図および断面側面図。 第11図は、流路切換え装置を構成するシャッタの駆動
機構の一例を示す斜視図、 第12図は、実施例の床袋機とパチンコ遊技機との取付
は関係を示す斜視図、 第13図は、本発明に係る球排出装置の制御装置の一実
施例を示すブロック図である。 1・・・・流下経路(機端成部材)、2・・・・球排出
装置、5・・・・流下球検出器、11・・・・整列樋、
13・・・・調流機、14・・・・誘導樋、15・・・
・排出樋、21・・・・ソレノイド、22・・・・流下
阻止部材、26・・・・ストッパピン、48a、48b
・・・・賞品球導出樋、60・・・・床袋機、61・・
・・貯留タンク、62・・・・シュート、63・・・・
球排出装置、68・・・・装線導出樋、7o・・・・コ
インセレクタ、73・・・・スイッチボックス、74・
・・・制御ボックス、79・・・・球抜樋、80・・・
・流路切換え装置、88a、88b・・・・賞品球出口
、90・・・・補給装置、100a、、1oob・・・
・パチンコ遊技機。 第1図 I/ 第2図 第5図 第6図      ・ミ 第7r71 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前面にコイン投入口および貸球流出口を、また、
    左右両側部には一対の賞品球流出口を有し、内部には上
    記コイン投入口から投入されたコインの選別、検出を行
    うコイン識別装置と、上方から供給されるパチンコ球を
    整列して誘導する誘導樋およびこれに接続された流下経
    路と、この流下経路内に進入、後退可能な阻止部材およ
    びその駆動源と、上記流下経路内を流下する球を検出す
    る流下球検出器とからなる排出機構と、上記流下経路の
    終端に配設され、排出された球を上記貸球流出口または
    左右のいずれかの賞品球流出口へ選択的に流出させるた
    めの流路切換え手段とを備えてなることを特徴とする球
    排出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683086U (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 高砂電器産業株式会社 景品放出ゲーム機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0683086U (ja) * 1993-05-19 1994-11-29 高砂電器産業株式会社 景品放出ゲーム機

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