JPS6212050Y2 - - Google Patents

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JPS6212050Y2
JPS6212050Y2 JP1982141831U JP14183182U JPS6212050Y2 JP S6212050 Y2 JPS6212050 Y2 JP S6212050Y2 JP 1982141831 U JP1982141831 U JP 1982141831U JP 14183182 U JP14183182 U JP 14183182U JP S6212050 Y2 JPS6212050 Y2 JP S6212050Y2
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JP
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frame
piece
guide arm
guide
protrusion
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JP1982141831U
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JPS5944872U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、無レール走行用引戸の案内装置に
関する。
アルミサツシの如き金属製の窓枠内にガラス障
子とか網戸のような引戸を走行させる場合、下枠
上に設けた突条であるレール上を走行させるとす
れば、その突条レールは掃除の邪魔となり、塵埃
類や雨水の溜り場となり易いものである。このた
め、下枠上から上記突条レールを消去した無レー
ルサツシも今日では次第に普及して来ている。
第3図と第4図はその従来例で、第3図は、引
戸である網戸10はその上框が上枠11の前垂壁
12を挟み、また戸車1を取付けた下框13は上
向きに折曲したガイドアーム5を延出し、下枠4
の下開きガイドレール3とガイドアーム5を係合
し、下枠上面をフラツトに仕上げたものである。
しかしこの場合、ガイドアーム5と下框13は一
体であり、引戸の建込・建外共に面倒である。
第4図は、戸車フレーム2に長孔15、ガイド
アーム5にビス孔16を施し、戸車フレーム2と
ガイドアーム5を上下動可能にビス18を以て螺
着するようにしたもので、第3図の改良版であ
る。しかしこの場合、ガイドアーム5の上下移動
はビス18を介して行なうものであり、ビスの緩
締に伴う引戸の建込・建外に煩わしい。
また実開昭57−61050号の如く、障子に設けた
直立して上下動するロツドに、下枠のガイド溝内
へ係合する突子を腕を介して直立して設け、障子
に波形に屈曲した板バネを直立してその一端を固
定するとともに、該バネの一つの山部が腕の上下
する軌跡と交差して設け、板バネで突子を弾力的
に高位置よりの下降及び低位置よりの上昇を阻止
し、且つ低位置の状態でロツドの下端が障子の下
端面より下方へ突出可能に形成したものでは、ロ
ツドの径は小さいものであるので、そのロツドが
折れ曲がる虞れがあり、建付けを行なうことがで
きなくなる場合も生じ、また、ロツドが突出する
分、車の走行面からガイド溝までの寸法が大きく
なり、コスト高となる。
さらに、実開昭56−129479号の如く、障子に凹
凸状に連続する波形等の弾板を縦設し、この波形
等の弾板に弾接する滑子を前記外れ止め腕に突設
することにより、外れ止め腕を障子に対して上下
可動に装着するようにして成るものでは、外れ止
め腕と、戸車とは夫々独立状であるので、戸車の
位置調整と、外れ止め腕の位置調整と、を別々に
行なわねばならず、面倒である。
そこで、本考案は上記従来例の難点を解消する
ことを目的として成されたもので、その特徴とす
るところは、引戸框に取付けられると共に前壁下
部に上下にロツク窓が貫設された横断面コ字状の
竪フレームと、該竪フレームの一方の側壁下部に
連設されると共に戸車が軸架された平板状の横フ
レームと、を備えた戸車フレームと;平板状の基
板と、該基板に連設されると共に窓枠の下枠の下
方開口状のガイド溝に係合する係合片と、を備え
たガイドアームと;一方の側壁面が上記ガイドア
ームの基板に固着されると共に、前壁面が鋸刃状
面に形成されかつ後壁面に蟻状溝を有する操作片
と;該操作片から所定の隙間をもつて上記ガイド
アームの基板の後端部に固着されると共に、該ガ
イドアームを上下動自在として、上記戸車フレー
ムの竪フレームの前壁を、該操作片とでもつて挟
持する折曲片と;上記操作片の蟻状溝に係止する
係止片と、該係止片が該蟻状溝に係止した状態に
て該操作片の後壁面より突出しかつ上記竪フレー
ムのロツク窓に嵌合する突部と、からなり、該突
部が上方のロツク窓に嵌合した状態にて、上記ガ
イドアームの係合片をガイド溝に係合させ、か
つ、該突部が下方のロツク窓に嵌合した状態に
て、該係合片のガイド溝への係合を解除させる弾
板と;から構成された点にある。
以下において、本考案の一実施例を図面にもと
づいて説明すれば、第1図は本考案に係る引戸案
内装置の斜視図を示し、第2図は分解斜視図を示
している。
戸車フレーム2は、横断面コ字状の竪フレーム
2bと、該竪フレーム2bの一方の側壁下端に連
設されると共に戸車1が軸架された平板状の横フ
レーム2aと、からなる外観L字状の金属製品
で、竪フレーム2bの前壁下部に上下二個のロツ
ク窓6,6を施してある。
ガイドアーム5は、平板状の基板5aと、該基
板5aに連設されると共に窓枠の下枠の下方開口
状のガイド溝3に係合する係合片5bと、からな
る外観L字状の金属製の折曲部品で、基板5aに
操作片7とコ字状の折曲片20を所定の隙間aを
存して固着している。操作片7は基板5aにイン
サート成形される。
また、操作片7は樹脂製のブロツク品で、一方
の側壁面が上記基板5aに固着されると共に、前
壁面にすべり止め用の鋸刃状面7a、後壁面に蟻
状溝7bを各形成し、蟻状溝7bに弾板8を装す
る。弾板8はU字状の突部8aと突部8aの両辺
を外折した係止片8b,8bからなる弾力性に富
んだ曲子で、係止片8bを操作片7の蟻状溝7b
に嵌着し、突部8aを操作片7の後壁面より突出
させる。
戸車フレーム2は、方形に框組された引戸框に
固定的に装される。また、操作片7と折曲片20
の隙間aに竪フレーム2bの前壁を鋏み込み、ガ
イドアーム5が上下動するように、該ガイドアー
ム5が戸車フレーム2に納められる。そして、こ
の納められた状態にて、戸車フレーム2に設けら
れたストツパー21,22が内折される。従つ
て、このストツパー21,22は折曲片20を規
制し、ストツパー21でガイドアーム5の過剰上
昇、ストツパー22で同ガイドアーム5の脱落を
各防止する。なお、上述の所定の隙間aとは、竪
フレーム2bの前壁が操作片7と折曲片20との
間に介装可能な隙間をいう。
本考案において、指で操作片7の鋸刃面7aを
押上げると、操作片7は上昇し、弾板8の突部8
aが上部のロツク窓6に強制的に嵌合し、上記ガ
イドアーム5の係合片5bをガイド溝3に係合さ
せた状態にて、該ガイドアーム5を保持させて、
引戸の建込みを行なう。また鋸刃状面を指で押下
げると、操作片7は下降し、弾板8の突部8aが
下方のロツク窓6に嵌合し、下枠ガイド溝3とガ
イドアーム5の係合を解除し、引戸の建外しを可
能にする。
なお、戸車フレーム2の竪フレーム2bに施し
た長孔14は引戸の建付調整用であり、この長孔
14の長径に見合つただけ引戸の高さ調整は可能
で、その調整ビス17は引戸竪框よりドライバー
を以つて螺着される。またガイドアーム5に設け
た冠体9は、ガイド溝3におけるガイドアーム5
の左右の動揺を防止する。
〔考案の効果〕
本考案の引戸装置によれば、 ガイドアーム5を、係合片5bがガイド溝3
に係合した状態と、該係合片5bのガイド溝3
への係合を解除した状態と、の2通りに保持す
ることができる。つまり、戸車1とガイドアー
ム5との位置関係は、2通りであるので、戸車
1の高さ調整が行なわれた場合、ガイドアーム
5の高さ調整を行なう必要がない。
突部8aが下方のロツク窓6に嵌合した状態
で、係合片5bが窓枠の下枠のガイド溝3に対
応するように、窓枠に嵌め込んで、操作部7を
上昇させて、該突部8aを上方のロツク窓6に
嵌合させれば、係合片5bがガイド溝3に係合
し、簡単かつ迅速にこの装置が使用された引戸
を窓枠に建込みすることができる。
この建込まれた状態から、この引戸を持ち上
げれば、係合片5bはガイド溝3を形成する下
枠の垂下壁にて下方へ押圧され、突部8aが下
方のロツク窓6に嵌合されることになり、係合
片5bのガイド溝3への係合が解除される。従
つて、この引戸の建外しも簡単かつ迅速に行な
うことができる。
つまり、本考案の引戸案内装置は、実開昭57
−61050号に記載された考案の有する欠点、及
び実開昭56−129479号に記載された考案の有す
る欠点を、有するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例を示す斜視図、
第2図は分解斜視図である。第3図は従来例の建
込まれた状態の簡略断面図、第4図はその従来例
の斜視図である。 1……戸車、2……戸車フレーム、2a……横
フレーム、2b……竪フレーム、3……ガイド
溝、5……ガイドアーム、5a……基板、5b…
…係合片、6……ロツク窓、7……操作片、7a
……鋸刃状面、7b……蟻状溝、8……弾板、8
a……突部、8b……係止片、20……折曲片、
a……隙間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 引戸框に取付けられると共に前壁下部に上下に
    ロツク窓6,6が貫設された横断面コ字状の竪フ
    レーム2bと、該竪フレーム2bの一方の側壁下
    部に連設されると共に戸車1が軸架された平板状
    の横フレーム2aと、を備えた戸車フレーム2
    と、 平板状の基板5aと、該基板5aに連設される
    と共に窓枠の下枠の下方開口状のガイド溝3に係
    合する係合片5bと、を備えたガイドアーム5
    と、 一方の側壁面が上記ガイドアーム5の基板5a
    に固着されると共に、前壁面が鋸刃状面7aに形
    成されかつ後壁面に蟻状溝7bを有する操作片7
    と、 該操作片7から所定の隙間aをもつて上記ガイ
    ドアーム5の基板5aの後端部に固着されると共
    に、該ガイドアーム5を上下動自在として、上記
    戸車フレーム2の竪フレーム2bの前壁を、該操
    作片7とでもつて挟持する折曲片20と、 上記操作片7の蟻状溝7aに係止する係止片8
    b,8bと、該係止片8b,8bが該蟻状溝7a
    に係止した状態にて該操作片7の後壁面より突出
    しかつ上記竪フレーム2bのロツク窓6,6に嵌
    合する突部8aと、からなり、該突部8aが上方
    のロツク窓6に嵌合した状態にて、上記ガイドア
    ーム5の係合片5bをガイド溝3に係合させ、か
    つ、該突部8aが下方のロツク窓6に嵌合した状
    態にて該係合片5bのガイド溝3への係合を解除
    させる弾板8と、 から構成されたことを特徴とする引戸案内装
    置。
JP14183182U 1982-09-17 1982-09-17 引戸案内装置 Granted JPS5944872U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14183182U JPS5944872U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 引戸案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14183182U JPS5944872U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 引戸案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5944872U JPS5944872U (ja) 1984-03-24
JPS6212050Y2 true JPS6212050Y2 (ja) 1987-03-25

Family

ID=30317099

Family Applications (1)

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JP14183182U Granted JPS5944872U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 引戸案内装置

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JP (1) JPS5944872U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761050B2 (ja) * 1974-11-18 1982-12-22 Nippon Zeon Co

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922871Y2 (ja) * 1980-03-03 1984-07-07 株式会社日本アルミ 外れ止め腕の装着構造
JPS5761050U (ja) * 1980-09-29 1982-04-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761050B2 (ja) * 1974-11-18 1982-12-22 Nippon Zeon Co

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Publication number Publication date
JPS5944872U (ja) 1984-03-24

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