JPS6212032Y2 - - Google Patents

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JPS6212032Y2
JPS6212032Y2 JP1981012704U JP1270481U JPS6212032Y2 JP S6212032 Y2 JPS6212032 Y2 JP S6212032Y2 JP 1981012704 U JP1981012704 U JP 1981012704U JP 1270481 U JP1270481 U JP 1270481U JP S6212032 Y2 JPS6212032 Y2 JP S6212032Y2
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JP1981012704U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は布基礎コンクリートの打設に際して、
立上り部型枠を下部より支える金属製支持台に関
する。
布基礎コンクリートの打設に際して、布基礎の
ベース部とその上部の立上り部を同時に打設する
いわゆる一体打工法が、手間を省き、工期の短縮
が可能なため近年盛んに行われるようになつてい
る。この一体打工法に使用される型枠は、第1図
の縦断面にみられるように、ベース部型枠11,
11と立上り部型枠12,12とで構成されてい
る。そして、両側の立上り部型枠12,12の間
隔を所定幅に保つために型枠保持具13が用いら
れる。本考案の支持台は型枠保持具13の下部
より立上り部型枠12を支えるものである。なお
符号14は配筋のための鉄筋である。
布基礎コンクリートの一体打工法においては、
立上り部型枠12はベース部型枠11の高さだけ
浮かした状態で型枠組みをする必要があり、従来
はそのためにコンクリートブロツクを使用する例
が多かつた。しかし、コンクリートブロツクは短
時間では製造できず製造に手間がかかり重くて取
扱いに不便であり、鉄筋受け部などの薄肉部が落
した場合に割れたり、そのために怪我をすること
もあり、また、積載容積を小さくすることができ
ないので運賃が高く、一個当りの価格も高いなど
の難点が多かつたのである。
布基礎コンクリートの一体打工法においては、
平滑面を形成し難いグリ石等の上に支持台が置か
れ、しかも、組立てた時、数百Kgにもなる型枠を
上に載せるので、支持台1個当り100〜200Kgの荷
重がかかることになり、実開昭54−11014号や実
開昭53−156342号、更には実開昭53−125214号で
提案されているような1点とか2点支持のものは
非常に不安定で用いられない。特に引例実開昭53
−125214号で提案されているものは支承部が棒材
であるから、上に型枠を載せて十分に耐えるよう
にするには、材料を太くせねばならず、重量の増
大と大幅なコストアツプが避けられない難点も有
している。実開昭53−156342号には受金具を地面
につき立てて使用するものが記され、その中央に
配筋を支持可能な凹部を設けたものがみられる
が、前述したように、通常、コンクリート打設部
はグリ石等を敷詰めた上からつき固めており、こ
のような器材が容易に突き立つ状態にはない。ま
た、容易に突き立つようでは型枠を載せた場合に
沈み込んでしまい、使用に耐えない。すなわち、
支持具が沈み込むと布基礎が波を打ち、コンクリ
ートの強度が低下する。上記従来提案されている
ような棒体の上に安定に支持することは困難であ
る。
本考案は上記のような難点を、プレス加工によ
つて得られる特殊構造の軽量な金属製支持台とす
ることによつて、解決したものである。その特徴
とするところは、板材の全長をほぼ二山状に形成
して、上面に左右型枠保持具載置部と、左右下端
縁及び中央下面に接地部を設け、型枠保持具載置
部と接地部のほぼ中間で中央接地部上に配筋支持
部を設けた点にある。
このような構造とすることによつて、棒材と異
なつて幅がある板材をプレス加工することによつ
て得られる3点支持の特殊構造となつている。特
に、本考案の支持台が広幅の板材を用い、しか
も、下面に広い接地面積の接地部を保有している
ことにより、左右及び中央で広幅の接地部が安定
に支持する作用と、そのことにより生じる横倒れ
や中央が下らないといつた効果とによつて、従来
のものと比較して、布基礎の仕上り精度に大きな
差がでてくるのである。
以下図面によつて詳細に説明する。
図面は本考案の例示であつて、第2図は第1図
に用いた金属製支持台の斜視図である。本考案の
金属製支持台は、この実施例に限らず以下に例
示する実施例のいずれもが、全長をほぼ二山状に
形成し、上面左右に型枠保持具載置部2,2と、
左右の両下端縁に端縁接地部3,3及び下面中央
に中央接地部4を設けている。特に中央にぐり石
等と接する中央接地部4を設けた点は、左右両下
端縁にのみ接地部を設けたものに比べて、全長の
中央部分が下るいわゆるへたり現象が全く生じな
い完全なものとすることができたのである。本考
案では中央接地部4を設けたことに伴い、布基礎
のベース部長手方向に配設する鉄筋14の支持
を、型枠保持具載置部2と中央接地部4のほぼ中
間位置で中央接地部4上に設けた配筋支持部5で
行うこととした。第2図に示した第1実施例にお
いては、配筋支持部5は支持台の中央に向い合
つた斜面6,6に支持部材装着穴7,7を設け
て、この間に方形の配筋支持部材8を渡架した構
造である。
配筋支持部5は上記の例では支持台の本体と
は別部材のものを、予めあるいは使用に際して装
着するものであるが、第3図aに示したように、
中央接地部4の一部を切り曲げて相手方斜面に点
溶接等で固着してもよい。第4図aにその様子を
示した。支持台本体と一体の切曲片9によつて配
筋支持部5が形成されている。また、両斜面6,
6(垂直壁の場合は側面)を切り曲げて、b図に
みられるように、中央で突き合せ、これを点溶接
等によつて固着してもよい。なお、第4図、第5
図は支持台の中央部にあたる要部縦断面図であ
る。第4図a,bの例において、点溶接等の固着
を述べたが、切込みを入れておいて、施工時にこ
れを折曲げて使用する方式をとつてもよい。
配筋支持部5の他の実施例としては、第5図a
に示したように、中央接地部4とその両側に起立
する斜面6,6に切込みを入れて途中で切り離す
ことなく、そのまま折曲げて、型枠保持具載置部
2と接地部のほぼ中間に位置させてもよい。ま
た、第5図bに示したように両斜面6,6間に両
端を折返した配筋支持片10を渡架し固着したも
のも本考案の目的を達成することができる。
更に、図示は省略するが、かかる配筋支持部の
その他の例としては、前記例では両斜面6,6の
中間に1ケ所設けているが、これを両斜面の両側
に2ケ所設けても良いし、前記例では配筋支持部
の板方向を水平方向にしているが、これを垂直方
向にする(第2図、第4図a,b、第5図bの変
形)など、種々の態様をとることができる。更に
また、中央の接地部4を一部切起してほぼ垂直に
起立させた支持片とすることもできるし、第10
図に示したように、支持台の中央に向い合つた
斜面6,6を曲折して段差を付け、これを互につ
き合わせて中央接地部4と型枠保持具載置部2の
ほぼ中間に平坦面を形成してもよい。後者の場合
左右の型枠保持具載置部2,2を別々にプレス加
工して得られた二部材をスポツト溶接等で溶着す
ると製造が容易である。
以上のように配筋支持部5の形状は本考案の思
想を基本にして種々具体化できるのである。
本考案の金属製支持台の型枠保持具載置部2
は、その上に載置する型枠保持具13の安定化を
図るために種々の形態をとることができる。第2
図に示した例では、両縁をリブ構造にして型枠保
持具が横幅方向へ移動して外れるのを防いでい
る。一方長手方向には移動可能として、載置位置
の調節ができるようにしている。第3図aに示し
た例では、型枠保持具載置部2,2に、それぞれ
型枠保持具13が嵌るだけの間隔をとつて両縁付
近に切起し15,15を設けている。型枠保持具
13を載せた様子は第3図bに示した斜視図にみ
られる通りである。
型枠保持具13を長手方向に載置位置調節が可
能としながら、横幅方向へ外れるのを防ぐための
構造として、他の例を挙げると、第6図〜第9図
の斜視図にみられるように多くのものが考えられ
る。これら実施例にいずれも第4図〜5図に示し
たような配筋支持部5のいずれかを任意に設ける
ことができる。第6図a,bにみられる例は、型
枠保持具載置部2,2の横幅を狭くして、底辺を
全長チヤンネル状とした両縁にスカート部16を
有した型枠保持具13を載置する構造の金属製支
持台である。配筋支持部5には第5図bに示した
配筋支持片10が用いられている。第7図a,b
にみられるように型枠保持具載置部2,2に長手
方向の突条を形成し、前記と同様な型枠保持具1
3を載置する構造としてもよい。第8図a,bに
みれらる例は、型枠保持具載置部2,2に切起し
爪17,17を設けたもので、載置する型枠保持
具13には中央長手方向に長穴18を設けてい
る。この支持台はまた第6図bにみられるような
底辺がチヤンネル状の型枠保持具を用いることも
できる。以上に記述した金属製支持台は、その全
体を第9図に示したような全長リブ形状とするこ
とによつて、材料の節減を図りながら高強度、軽
量化をも実現することができる。その場合におい
て、型枠保持具載置部2と配筋支持部5はこれま
で詳述した例を各々組合せることにより、本考案
の目的を達成することが可能である。なお、型枠
保持具載置部2は平坦なもので、横方向への型枠
保持具の移動を規制しない構造のものでも、載置
部の幅を広くすることにより、多少不便ではある
が使用に供することができる。
本考案の金属製支持台は以上のような構造であ
るから、プレス加工によつて簡単に製作でき安価
かつ大量生産が可能である。保管時とか運搬時に
は多数個を積重ねる形状とすることができるので
倉庫面積が小さくてすみ、運賃も安い。使用に際
しては、従来のコンクリートブロツク等に比べて
非常に軽いので取扱いが容易である。また、接地
部を中央にも設けているので金属製でありながら
へたり(座屈)が生じない。そして、打設コンク
リートが支持台の内部にまで充填されるので布基
礎の強度増大に役立つ等の多くの長所を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金属製支持台を用いた布基礎
型枠の縦断面図である。第2図、第3図a、第6
図a〜第8図a及び第9〜10図は本考案の金属
製支持台の斜視図である。第4図〜第5図は要部
縦断面図である。第3図b及び第6図b〜第8図
bは型枠保持具を装着したときの斜視図である。 ……金属製支持台、2……型枠保持具載置
部、3……端縁接地部、4……中央接地部、5…
…配筋支持部、6……斜面、7……支持部材装着
穴、8……配筋支持部材、9……切曲片、10…
…配筋支持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材全長をほぼ二山状に形成して、上面に左右
    型枠保持具載置部2,2と、左右下端縁及び中央
    下面に端縁接地部3,3及び中央接地部4を設
    け、型枠保持具載置部2と接地部のほぼ中間で中
    央接地部4上に配筋支持部5を設けたことを特徴
    とする布基礎型枠の金属製支持台。
JP1981012704U 1981-01-31 1981-01-31 Expired JPS6212032Y2 (ja)

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JP1981012704U JPS6212032Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31

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JPS57125867U JPS57125867U (ja) 1982-08-05
JPS6212032Y2 true JPS6212032Y2 (ja) 1987-03-25

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ID=29810810

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612134Y2 (ja) * 1986-07-07 1994-03-30 伸光企業株式会社 建築用布基礎形成型枠保持金具

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JPS5411014B2 (ja) * 1973-05-26 1979-05-11

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JPS5753815Y2 (ja) * 1977-03-11 1982-11-20
JPS53156342U (ja) * 1977-05-14 1978-12-08
JPS5411014U (ja) * 1977-06-24 1979-01-24

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JPS5411014B2 (ja) * 1973-05-26 1979-05-11

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JPS57125867U (ja) 1982-08-05

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