JPS62117968A - 板材の固定方法及び板材固定用部材 - Google Patents

板材の固定方法及び板材固定用部材

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JPS62117968A
JPS62117968A JP25557685A JP25557685A JPS62117968A JP S62117968 A JPS62117968 A JP S62117968A JP 25557685 A JP25557685 A JP 25557685A JP 25557685 A JP25557685 A JP 25557685A JP S62117968 A JPS62117968 A JP S62117968A
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加藤 道広
坪田 敏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、板ガラスや樹脂板或いは金属板等の板材を、
フェンスや手摺或いはスクリーン等として施工する場合
に、この板材を躯体等に形成した取付溝に固定する方法
、及び、そのために用いる板材固定用部材に関する。
【従来の技術〕
上述した板材を取付溝に固定する方法として一般によく
知られているものに、ボルトとナツトとを用いるものが
ある。この方法は、取付溝内に固定されて板材の孔等に
挿通されるボルトと、このボルトに螺合するナツトとに
よって、板材を挟持固定するものである。つまり、この
方法における板材固定用部材は、ボルトとナツトとの組
み合わせである。
しかし、この板材固定用部材を用いて板材を固定する方
法の場合には、通常は取付溝内にモルタル等の充填剤が
充填されてこの板材固定用部材が埋没することとなるの
で、板材が破損した時等の交換作業が極めて困難である
。また、板材に孔等を形成する必要があることから、施
工のための工程が多くかかることとなる。
そこで、それらの不都合を解消して板材の交換作業の容
易化並びに施工工程の短縮化を計るべく、取付溝内に嵌
装された板材辺部と取付溝の側面との間に、スラリー状
石膏を内蔵する口の開いた可撓性袋体を位置させ、この
石膏の硬化で板材を取付溝に固定する方法が提案されて
いる(例えば、特開昭57−123364号公報参照)
つまり、この方法における板材固定用部材は、スラリー
状石膏を内蔵する可撓性袋体である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来構成の板材固定用部材を用いて板
材を固定する方法には、次のような問題があり、改良の
余地があった。
つまり、この方法は、スラリー状石膏を可撓性袋体の中
に流し込むものであり、しかも、可撓性袋体は口の開い
た状態で取付溝の側面と板材辺部との間に位置している
から、作業能率が悪く、スラリー状石膏が可撓性袋体の
口からこぼれて施工場所を汚す虞れがあった。
さらに、例えば、片側にすぐ壁があるといった、片側か
らしか施工ができないような場所において、従来の板材
固定用部材を用いた板材の固定方法を施工不能側にも採
用する際には、施工可能な側からチューブ等を用いてス
ラリー状石膏を注入する等の手段を取らざるを得ない。
そのため、スラリー状石膏の充填量の確認が困難で、ス
ラリー状石膏の充填量不足に起因した固定強度の低下や
、口の開いた可撓性袋体からのスラリー状石膏の横溢に
起因した施工場所の汚れが生じがちであった。
また、階段等のように傾斜した部分に施工する場合には
、可撓性袋体の口が開いているから、スラリー状石膏は
その表面が水平になり、板材に対して断面視において三
角形状ないし台形状に当接した状態で硬化することとな
るので、板材の取付強度が低下してしまうものであった
その上、石膏は耐水性がな(、取付溝と板材との隙間に
シーリング材を施工されるのが通常であるにしても、こ
のシーリング材が破断された場合には雨水などが口の開
いた可撓性袋体の内部に浸入して取付強度が著しく低下
することを合わせ考えると、屋外の雨掛り部分等での使
用には適さないものであった。
さらに、スラリー状石膏を得るために、施工現場で水と
石膏とを所定の割合で混合する必要があり、手間がかか
るものであった。
本第1発明の目的は、上記実情に鑑み、板材の交換作業
が容易なこと、並びに、施工時に板材に穿孔等の加工を
施さなくてもよいこと等の利点を有しながら、施工が容
易で施工場所を汚す虞れがなく、しかも、施工形態によ
って取付強度が低下することがなく、さらに、屋外の雨
掛り部分に対する施工も可能な板材の固定方法を提供す
ることにある。また、本第2発明の目的は、このような
板材の固定方法に用いるに適し、しかも、施工現場にお
ける計量等の作業を不要にできる板材固定用部材を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本第1発明による板材の固定方法の特徴は、硬化性の流
動体を、非透水性を有する可撓性袋体内に密封し、この
可撓性袋体を、取付溝内に嵌装した板材辺部とこの取付
溝の側面との間に位置させ、前記硬化性の流動体の硬化
で板材を取付溝に固定することにある。
また、本第2発明による板材固定用部材の特徴構成は、
非透水性を有する可撓性袋体の内部に、混合されること
で硬化性の流動体となるA剤とB刑とが各別に封入され
、それらA刑とB剤とを隔てる接着部が前記可撓性袋体
の内面どうしを接着して形成され、この接着部が、この
接着部を引き離す方向の所定以上の力によって剥離する
剥離部を有していることにある。
〔作 用〕
つまり、本第1発明による板材の固定方法は、硬化性の
流動体が可撓性袋体の内部に密封された状態で、例えば
、この可撓性袋体を取付溝の側面と板材辺部との間に挿
入することによって、板材を固定するための作業が完了
するものであるから、硬化性の流動体が可撓性袋体の外
部に横溢することがない。
また、硬化性の流動体が内部に密封された可撓性袋体を
、両面接着テープや接着剤等の接着手段によって板材辺
部に取り付けた後に取付溝内に嵌装するようにすれば、
片側にすぐ壁があるような場所や階段等の傾斜した場所
に施工する場合であっても、流動体の充填不足、或いは
、横溢等の虞れなく、通常の状態と全(同じ状態で、板
材を取付溝に固定することが可能になる。
さらに、硬化性の流動体は、硬化した場合にも可撓性袋
体の内部に密封されたままであるから、シーリング材が
併用されない場合であっても、耐水性を有するこの可撓
性袋体によって、雨水等の浸入から保護されることとな
るのである。
また、板材及び取付溝の側面には可撓性袋体が当接して
いるだけであるから、板材の交換作業も比較的容易に行
え、板材に穿孔する必要もない。
一方、本第2発明による板材固定用部材を用いて板材を
取付溝に固定するに際しては、先ず、板材の辺部を取付
溝内に嵌装し、喫等によって位置決めする。そして、例
えば、この板材固定用部材のA剤が封入された部分或い
はB剤が封入された部分の袋体を押圧する。これにより
、両側を隔てる接着部を引き離す方向の力が生じて剥離
部が剥離し、A剤とB剤とが混じり始める。そして、さ
らに袋体を押圧する等して両側を充分に混合することで
硬化性の流動体が形成され、この流動体の硬化が開始さ
れる。この状態の板材固定用部材を、板材辺部と取付溝
の側面との間に挿入すれば、硬化性の流動体は硬化に伴
って、板材辺部と取付溝側面とを強く押し付けることと
なる。これにより、板材が取付溝に強固に固定されるの
である。
そして、混合されることで硬化性の流動体となる、それ
らA剤とB剤とは、ともに非透水性を有する可撓性袋体
の内部に封入されたものであり、それら両側を隔てる接
着部が、その接着部を引き離す方向に生じる所定以上の
力によって剥離する。I’ll離部を有しているから、
両側の混合も袋体の内部で行われる。さらに、両側の封
入も予め定められた混合比に応じて工場等で行うことが
できるから、施工現場における計量や攪拌或いは袋体へ
の充填といった作業を不要にできるとともに、そのため
の道具や器具が不要になる。
〔発明の効果〕
その結果、本第1発明の板材の固定方法によれば、施工
現場での袋体への充填の作業を不要にすることができる
とともに、硬化性の流動体が施工時に可撓性袋体の外部
に横溢することがないから、作業能率の向上が計れるよ
うになるとともに、施工現場を汚す虞れが少なくなった
また、壁際や階段等のような施工形態が異なる場所にお
いても、通常の状態と全く同じ固定状態が得られ、取付
強度の低下を招来することがなくなった。さらに、硬化
性の流動体が耐水性を有する可撓性袋体に保護されてい
るから、屋外のmmり部分においても全く同様に板材を
強固に固定でき、適用可能な範囲が拡がった。
しかも、板材の交換作業も容易に行え、板材に穿孔する
必要もなく、全体として、施工性及び汎用性に優れ、取
付強度が安定した板材の固定方法を提供できるようにな
った。
一方、本第2発明の板材固定部材を用いれば、このよう
な板材の固定方法に用いるに適するのみならず、施工現
場での計量や攪拌といった作業も不要にでき、そのため
の器具を用意する必要もなくせることと相俟って、施工
を極めて容易に行えるから、より一層の作業能率の向上
が計れるようになった。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第1図に示すように、本第2発明による板材固定用部材
(F)は、非透水性を有する可撓性袋体(1)、及び、
この可撓性袋体(1)の内部に各別に封入された、ポリ
オール類と触媒と発泡剤とを混合したA剤(2)、及び
、イソシアナート類を主成分とするB剤(3)から構成
されている。
なお、A剤(2)とB剤(3)とは、混合されることで
硬化性の流動体の一例である、発泡ウレタン樹脂(X)
となるものである。
可撓性袋体(1)は、ポリエステルフィルム(4)、ア
ルミ箔(5)、及び、ポリエチレン(6)をその順に積
層した2枚のラミネートフィルムからなり、それら2枚
のラミネートフィルムをポリエステルフィルム(4)ど
うしが対向する状態で向き合わせ、その四周を溶着して
封止したものである。
また、A剤(2)とB剤(3)とは、対向するポリエス
テルフィルム(4)どうしの間に不織布(7)を挾んだ
状態で、四周よりは弱い封止を施した接着部(八)によ
って隔てられている。そして、例えば可撓性袋体(1)
に対する押圧で、この接着部(A)を引き離す方向に所
定以上の力が生じることによって、接着部(^)の一部
或いは全部が剥離するようになっている。
この板材固定用部材(F)の作成方法を説明すると、先
ず、2枚のラミネートフィルムを向き合わせ、対向する
長手方向の端縁どうしを融着して封止した後、長手方向
中間部においてその端縁どうしを繋ぐ状態に不織布(7
)を挾んで封止して接着部(A)を形成する。この状態
で、未だ封止されていない可撓性袋体(1)の一方の端
縁の開口部から、A剤(2)を注入し、脱気処理した後
、この端縁を封止する。そして、この可撓性袋体(1)
の姿勢を反転し、他方の端縁の開口部から、B剤(3)
を注入し、同様に脱気処理した後、この端縁も封止する
次に、この板材固定用部材(F)を用いた本第1発明に
よる板材(S)の固定方法について説明する。なお説明
は板材(S)として板ガラスを用い、この仮ガラス(S
)を手摺壁(−)として用いる場合について行うが、板
材(S)は板ガラスに限定されることはなく、樹脂板や
金属板等であってもよく、また、その板材(S)の用途
も、板材の辺部の一例である下辺<Il>のみの固定に
よって自立する手摺壁(W)に限定されることはなく、
フェンスやスクリーン、或いは、板材(S)の四辺を固
定する嵌殺し窓であってもよい。
板材としての板ガラス(S)を手摺壁(−)として施工
するに際して、先ず、第2図(イ)に示すように、施工
場所の床(F)に取付溝(G)を形成する。
この実施例における取付溝(G)は、床(Y)を構成す
るコンクリート(8)内に埋没固定された、一対のアン
グル鋼材(9)の間に形成されるものである。
次に、第2図CI+)に示すように、この取付溝(G)
の底にセツティングブロック(10)を敷き、このセツ
ティングブロック(10)の上に載る状態で、板ガラス
(S)の下辺(1)を取付溝(G)内に嵌装する。そし
て、+!(11)を適宜用いることによって、この板ガ
ラス(S)の建ちと手摺壁(−)としての通りとを修正
する。なお、図中(12)は板ガラス(S)の上辺に嵌
装固定された手摺笠木である。
次に、第2図(ハ)に示すように、板材固定用部材(F
)を、板ガラス(S)の下辺(Iりと取付溝(G)の側
面(m)との間の隙間に挿入する。先ず、可撓性袋体(
1)を押圧する。この場合、押圧する部分は、A剤(2
)が封入された部分であっても、B剤(3)が封入され
た部分であってもよい。これにより、A剤(2)或いは
B剤(3)を介して可撓性袋体(1)に引張力が作用し
、両者を隔てる接着部(A)を引き離す方向の力が生じ
る。従って、この接着部(A)の一部ないし全部が剥離
し、両側の混合が始まる。
続いて、さらに可撓性袋体(1)を押圧することによっ
て、A剤(2)とB剤(3)とが充分に混合され、硬化
性の流動体の一例である発泡ウレタン樹脂(X)となり
、硬化が始まる。この状態で、板材固定用部材(F)を
板ガラス(S)の下辺(1)と取付溝(G)の側面(m
)との間の隙間に挿入するのである。なお、板材固定用
部材(F)は、A剤(2)とB剤(3)とが混合される
前に平らに置かれた状態で、その厚みが板ガラス(S)
の下辺(1)と取付溝(G)の側面(m)との間隔より
もやや小さくなるように作成されている。また、板材固
定用部材(F)は保形性を有しており、板ガラス(S)
の下辺(1)と取付溝(G)の側面(m)との間に容易
に挿入できるようにしである。
発泡ウレタン樹脂(X)は硬化の進行とともに膨張し、
板ガラス(S)の下辺(1)と取付溝(G)の側面(m
)とをともに強く押し付けることとなり、板ガラス(S
)が取付溝(G)に強固に固定される。
この状態から楔(11)を撤去した状態が第2図(ニ)
に示される。その後、第2図(ネ)に示すように、取付
溝(G)の側面(m)と板ガラス(S)との間の隙間に
バックアツプ材(13)を挿入し、その上にシリコーン
系等のシーリング材(14)によりシールを行って手摺
壁(誓)の施工が完了する。
手摺壁(−)は、通常、複数枚の板ガラス(S)を連続
させて形成されるものであり、1枚の板ガラス(S)に
ついて、片側で2〜3個、両側合わせて4〜6個の板材
固定用部材(17)が用いられることとなる。第3図は
手摺壁(誓)の施工が完了した状態を示しており、この
図に示すものでは、1枚・の板ガラス(S)について、
片側で3個、両側で6個の板材固定用部材(F)が用い
られている。なお、板材固定用部材(F)を1枚の板ガ
ラス(S)について何個用いるかは、板ガラス(S)の
面積或いは手摺壁(−)の高さ等に応じて適当に変更可
能である。なお、図中(17)はシリコーン系のシーリ
ング材である。
そして、上で述べたように、この板材固定用部材(P)
は、A剤(2)とB剤(3)とが、ともに予め所定の混
合比に応じて工場等で可撓性袋体(1)の内部に封入さ
れたものであり、それらの混合も可撓性袋体(1)の内
部で行われるものであるから、施工現場における計量や
攪拌或いは可撓性袋体への充填といった作業を不要にす
ることができ、作業能率の向上が計れるとともに施工現
場を汚すことも少なくできるのである。
次に、別の施工場所における板材としての板ガラス(S
)の固定方法を説明する。第4図に示すように、この施
工場所では、手摺壁(讐)の片側に建物等の壁(に)が
あり、この壁(K)側からの施工が不可能になっている
このような施工場所では、先ず、板ガラス(S)の下辺
(1)の片側面に、A剤(2)とB剤(3)とを混合し
て発泡ウレタン樹脂(X) とした状態の板材固定用部
材(F)を、両面接着テープによって貼り付ける。続い
て、楔の役目をするゴム材(15)、及び、仕上げ材と
なる弾性目地材(16)を、夫々、同様に両面接着テー
プによって貼り付ける。この板ガラス(S)を、上述し
た各村を貼り付けた側を壁(に)に向けた状態で取付溝
(G)内に嵌装する。その後、施工可能な側から、楔(
11)を用いて、先程と同様に板ガラス(S)の建ちと
手摺壁(−)としての通りとを修正する。この状態が第
4図に示される。なお、図中(10)はセツティングブ
ロック、(12)は手摺笠木である。この後、板ガラス
(S)の下辺(1)と取付溝の側面(m)との間に、板
材固定用部材(F)を挿入するが、先程と同様の手順で
あるので説明は省略する。
そして、上で述べたように、板材(S)の片側からの施
工が困難な施工場所においても、通常とほぼ同様の施工
方法によって、同じ固定状態が得られる。また、図示は
しないが、階段等のような傾斜した施工場所においても
全く同し固定状態が得られる。従って、施工形態が異な
る場合であっても、通常と同じ板材(S)の取付強度が
得られるのである。
先の実施例での板側の固定方法としては、混合されるこ
とで硬化性の流動体(X)となるA剤(2)とB剤(3
)とが各別に封入された可撓性袋体(1)を、取付溝(
G)の側面(m)と板材辺部(1)との間に挿入するも
のを説明した。これに替えて、−液性の発泡ウレタン樹
脂等の硬化性の流動体(X)を施工現場で可撓性袋体(
1)の内部に注入して密封した後、取付溝(G)の側面
(m)と板材辺部(l)との間に挿入するようにしても
よい。
先の実施例で説明した板材固定用部材(1”)において
は、接着部(A)を形成するに際して、その全長に亘っ
て不織布(7)を挾んでラミネートフィルムの内面どう
しを封止していたが、接着部(A)の一部分のみを不織
布(7)を挾んだ封止構造としてもよい。そして、この
ように、接着部(A)を引き離す方向へ所定以上の力が
掛かることで剥離する部分を剥離部(T)と称する。ま
た、剥離部(T)の構造も、不織布(7)を挾んで封止
するものに替えて、強度を弱める離型剤を塗布した後に
封止するものとする等、適宜変更可能である。
先の実施例での板材固定用部材(F)は、可撓性袋体(
1)の内部を接着部(八)によって部分し、それら部分
された部分に、混合されることで発泡ウレタン樹脂(X
)となるA剤(2)とB剤(3)とを各別に封入したも
のを説明した。このような構成に替えて、ポリオール類
とイソシアナート類とを主成分とするものをA剤(2)
とし、触媒と発泡材とを混合したものをB剤としてもよ
い。
また、それらA剤(2)或いはB剤(3)自体を、さら
に分けた状態で、同じような接着部を隔てて各別に封入
するような構成としてもよい。
また、先の実施例の板材固定用部材(F)におけるA剤
(2)を封入した部分、或いは、B剤(3)を封入した
部分に隣接して、脱気状態の空間を同じような接着部を
介して設け、A剤(2)とB剤(3)とを混合した発泡
ウレタン樹脂(X)をこの空間内にも充填させることで
、施工時における板材固定用部材(F)の厚みがより小
さくなるような構成にする、等の変形も可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本第2発明の板
材固定用部材の一部切欠斜視図、第2図(イ)ないしく
ネ)は本第2発明の板材固定用部材を用いた本第1発明
による板材の固定方法の工程を示す断面図、第3図は手
摺壁の仕上がり状態を示す一部切欠側面図、第4図は別
の施工場所における板材の固定方法の工程の一部を示す
断面図である。 (1)・・・・・・可撓性袋体、(2)・・・・・・入
側、(3)・・・・・・B剤、(八)・・・・・・接着
部、(G)・・・・・・取付溝、(S)・・・・・・板
材、(T)・・・・・・剥離部、(X)・・・・・・硬
化性の流動体1.(7り・・・・・・板材辺部、(m)
・・・・・・取付溝の側面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]硬化性の流動体(X)を、非透水性を有する可撓
    性袋体(1)内に密封し、この可撓性袋体(1)を、取
    付溝(G)内に嵌装した板材辺部(l)とこの取付溝(
    G)の側面(m)との間に位置させ、前記硬化性の流動
    体(X)の硬化で板材(S)を取付溝(S)に固定する
    板材の固定方法。 [2]取付溝(G)内に嵌装した板材辺部(l)とこの
    取付溝(G)の側面(m)との間に位置して板材(S)
    を取付溝(G)に固定する板材固定用部材であって、非
    透水性を有する可撓性袋体(1)の内部に、混合される
    ことで硬化性の流動体(X)となるA剤(2)とB剤(
    3)とが各別に封入され、それらA剤(2)とB剤(3
    )とを隔てる接着部(A)が前記可撓性袋体(1)の内
    面どうしを接着して形成され、この接着部(A)が、こ
    の接着部(A)を引き離す方向の所定以上の力によって
    剥離する剥離部(T)を有している板材固定用部材。
JP25557685A 1985-11-14 1985-11-14 板材の固定方法及び板材固定用部材 Granted JPS62117968A (ja)

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