JPS6211385B2 - - Google Patents

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JPS6211385B2
JPS6211385B2 JP53107986A JP10798678A JPS6211385B2 JP S6211385 B2 JPS6211385 B2 JP S6211385B2 JP 53107986 A JP53107986 A JP 53107986A JP 10798678 A JP10798678 A JP 10798678A JP S6211385 B2 JPS6211385 B2 JP S6211385B2
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kanji
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JP53107986A
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Yasuji Kobuchi
Masaki Uno
Hoaki Kobayashi
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Sharp Corp
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Publication of JPS5534758A publication Critical patent/JPS5534758A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は日本語情報処理における仮名漢字変換
に関するものである。特に自動変換等種々ある仮
名漢字変換のうち変換部指定を基本とする逐時変
換方式であり、更に具体的には、何らかの方法で
作成(キーボードからの入力、記憶媒体からの読
み出し等)された仮名の文章をデイスプレイ上で
変換部を指定することにより漢字に変換する方式
に関する。
本発明は変換部指定方式の仮名漢字変換に関す
るものである。特に変換部の指定方式が従来と異
なる新規な方式である。従来の仮名漢字変換方式
は、仮名入力の時点で各種の方法にて変換部の指
定を行ない、その指定部分の漢字への変換を行つ
ている。本発明における方式は、仮名入力時には
変換部指定を行わず、そのままCRT等のソフト
コピー上に表示させ、入力が完了したあと、ソフ
トコピー上でライトペン等を使つて変換部を指定
していく方式である。つまり、入力された仮名の
文章を順次文章メモリ手段へ貯蔵させる入力動作
モードと、前記文章メモリ手段に貯蔵された仮名
文章に対して漢字変換を行わせる変換モードとを
別個に独立して備えるものである。
以下図面を参照して本発明の内容を詳述する。
第1図は本発明に基づくシステムのブロツク図で
ある。図中1は仮名入力装置、2は変換部指定装
置、3は仮名漢字変換装置、4は出力装置であ
る。仮名入力装置1は、仮名キーボードはもちろ
ん、紙テープ各種磁気媒体等からの読取装置、ま
た電送受信装置等が考えられる。同様に出力装置
4としても、漢字プリンタを始めとして各種考え
られる。第2図は、第1図で示す変換部指定装置
2のより詳しいブロツク図である。2-1は文章バ
ツフアであり、仮名入力装置1から入力された仮
名の文章を貯蔵する。2-2は表示装置であり、文
章バツフア2-1の内容を表示している。また2-3
はライトペン等の位置指示装置であつて、表示画
面の位置を指定することが出来る。つまり表示装
置2-2の表示内容と文章バツフア2-1とを一対一
の対応関係に構成しておくことにより、位置指示
装置2-3から、表示面のある文字を指示すれば、
文章バツフア2-1内の対応する文字を指定したと
同等になる。第3図はこの対応関係をより具体的
に示す模式図である。
位置指定装置2-3の一部である指示ペン2-4
で、操作者が表示装置2-2の2行目の2字目の
「か」を指示することにより、位置指定装置2-3
では表示装置2-2の12の位置として判断され
る。前述のごとく文章バツフア2-1と表示装置2
-2とは一対一に対応しているので、文章バツフア
と対照することにより、指示したところの文字が
認識される。このような位置指定装置2-3につい
ては各種既知の技術があるので、具体的回路構成
については述べない。また、本発明の説明上必要
とするのは、位置指定装置ではなく、対応する文
章バツフアの文字の情報であるので以後の説明に
おいては、位置の指示は文章バツフアの文字を直
接指定したと考えて説明する。
次に本発明における方式の仮名漢字変換を遂行
する際に、基本となる変換辞書フアイルの構成に
ついて述べる。
(1) 辞書フアイルに収録する漢字は、単独漢字及
び2字の熟語を基本とする。
(2) 辞書フアイルは、入力の仮名の第一音により
大分類する。
(3) 入力の仮名の第一音によつて分類された各々
の辞書フアイルは、収録漢字及び熟語の「よみ
がな」の字数で小分類しその字数の多いものか
ら順に配列する。
第4図は大分類を模式化した一例である。第5
図は大分類されたうちの「あ」の変換辞書フアイ
ルの構成を示す模式図である。「よみがな」の字
数によつて1〜6まで小分類しており、その小分
類の中で「よみがな」と漢字あるいは熟語とが対
応するようになつている。この第5図に示す例で
は、「よみがな」6字の小分類に属する漢字また
は熟語がないことを示している。
上述の変換辞書フアイルを使つて仮名漢字変換
の処理をする上で、変換辞書フアイルとの対照を
する前に、入力を変換処理に適合するように、変
換部指定装置2(位置指定装置2-3)により指定
された、入力の前処理が必要となる。第6図は前
処理を説明するためのものであり、図は文章バツ
フア2-1の一部分を切り出したものであり、右側
の数値は文章バツフア2-1のどこが指定されたか
を明瞭にするための仮りの番地である。また符号
5は文章バツフア2-1から取出された仮名情報が
入力される入力バツフアつまり漢字変換処理のた
めのバツフアであり、R0及びR1〜R6の7つ
のレジスタから構成されている。変換部指定装置
により、仮番地1が指定されれば、「か」を文章
バツフア2-1から入力バツフアのレジスタR0に移
す。このレジスタR0の内容が「よみがな」情報
の第一音である。この第一音によつて、この場合
ならば第4図で示した変換辞書フアイルの大分類
された「か」の部分を呼び出すことになる。
ここでレジスタR0に移されたデータについて
考えてみる。レジスタR0に収納されたデータ
は、仮名漢字変換を目的として、指示されたデー
タであるからして変換の対象とならない文字の入
力に対しては以後の変換処理を迂回させてやる必
要がある。この処理を第7図のブロツク図で説明
する。6は変換対象文字判定回路である。該変換
対象文字判定回路6は、レジスタR0のデータを
変換対象文字と判断した場合、このデータをレジ
スタR0に戻す。また変換対象文字でないと判断
された場合文章バツフア2-1に戻す。判定回路6
で変換対象でないと判断される文字は、 (1) 仮名以外の文字、漢字、アルフアベツト、数
字、記号、句読点およびカタカナ。
(2) 仮名の一部 拗音(ゃ.ゅ.ょ.〓)、促音
(っ)、撥音(ん)、を、小文字(あ.い.う.
え.お)である。
「よみがな」の第一音は上記(1)(2)の文字から始
まることはないからである。本発明の説明におい
ては変換対象を仮名としているが、カタカナも対
象に含めること、または対象をカタカナだけにす
ることも可能である。変換対象としてレジスタ
R0に戻されたデータは、変換指定部の第一音と
して正当化されたことになり、仮番地1以降の一
連のデータが入力データとして入力バツフア5に
収納される。入力バツフアはレジスタR0からR7
までであるが変換辞書フアイルとして対照される
のはR6〜R1の6つデータである。6つのデータ
としたのは、変換辞書フアイルへは2字の熟語ま
でを基本としているので「よみがな」の字数とし
ては一般的には長くても6字で十分だからであ
る。よつて文章バツフアの内容は仮番地1の
「か」に引き続き、仮番地2の内容「な」から引
き続いてレジスタR0→R1→R2……R6と順次シフ
トさせる。レジスタR6まで詰まつた時、入力バ
ツフア5は、第11図aのごとくなる。
ここで普通の日本語の文章を考えてみると「よ
みがな」の部分に仮名の「を」がくることはな
い。また当然のことながら前記の仮名以外の文字
が「よみがな」となることもない。これらのこと
を考えると第一音から順次R6の方へ、シフトし
て行く段階で、文章バツフア2-1からレジスタR0
に移す毎に第一音のチエツクと同様にして判定回
路を設けてチエツクすることにより、変換辞書フ
アイルとの対照の前にレジスタR1〜R6に収納さ
れる入力データを限定することが可能である。第
8図にシフト判定回路のブロツク図を示す。7は
シフト判定回路、また8はシフト数カウンタであ
る。文章バツフア2-1からデータは順次レジスタ
R0に取り込まれこのレジスタR0において、“仮名
以外の文字”または「を」及び小文字(あ.い.
う.え.お)ではないことが、シフト判定回路7
にてチエツクされると、8のシフト数カウンタを
+1とするとともに、R0,R1〜R6の7組のシフ
トレジスタ内で一つずつデータをシフトさせる。
シフト数カウンタ8の内容がになつた時は、レジ
スタR1〜R6が一杯になつたということであり、
文章バツフア2-1からレジスタR0へのデータ取込
みを止める。また、シフト判定回路7のチエツク
にひつかかつたデータは、文章バツフア2-1の元
の位置に戻し、文章バツフア2-1からレジスタR0
へのデータの取込みを止める。いずれの場合にも
レジスタR0へのデータ取込みを止めた時R1から
R6のレジスタの中に限定された入力データが存
在することになりその有効データ数はシフト数カ
ウンタ8の内容に存在する。
次に、仮名を漢字に変換するための処理につい
て説明する。前述のごとく前処理において、入力
バツフアのレジスタR6〜R1に仮名の入力データ
が構成され、シフト数カウンタ8内に有効データ
の数、即ちR1から何個のレジスタが使われてい
るかを示す数が収容されている。第6図を例に採
つて引き続き説明すると、前処理により入力バツ
フアは、第11図bのようになつており、シフト
数カウンタ8は2になつている。変換辞書フアイ
ルの「か」の大分類には、レジスタR2に収容さ
れた「か」がレジスタR0で変換対象文字の判定
をした時にアクセスしている。そして、上記の入
力データが定まつた時点で、今度は「か」の変換
辞書フアイルの「よみがな」2の小分類を呼び出
し入力に対応する漢字あるいは熟語を探索するこ
とになる。
第9図は変換辞書フアイル探索のための回路の
ブロツク図である。図中9はレジスタF6〜F1
ら成る探索バツフア、10はレジスタR6〜R1
レジスタF6〜F1の一致検出回路、11は変換辞
書フアイルの一部である。
小分類の変換辞書フアイル11-2へのアクセス
場所が決まつたら、その先頭位置からまず「よみ
がな」情報を探索バツフアF6〜F1に取り込む。
この時、よみがな情報の字数2の小分類にアクセ
スしている時にはレジスタF2,F1のみに、変換
辞書フアイル11から「よみがな」情報が入る。
入力バツフア5と探索バツフア6のそれぞれの内
容が同一であるかどうかが一致検出回路10でチ
エツクされる。一致しない場合はその小分類変換
辞書フアイルの中から次の「よみがな」情報を探
索バツフアに取り込み、同じ一致チエツクを繰り
返すことになる。この例の場合、変換辞書フアイ
ル11に「かな」という「よみがな」情報が入つ
ているので何回かの一致検出の繰り返しにより、
一致検出回路10から一致信号が得られる。この
時変換辞書フアイル11から「かな」に対応する
漢字情報「仮名」及び「金」を取り出すことが出
来る。
上記例では、「かな」に対して「仮名」という
熟語と「金」という漢字の対応が得られたわけで
ある。このように自動変換でない仮名漢字変換に
おいては、同音異字、同音異語等の1つの入力に
対して2つ以上の出力が対応する場合が非常に多
い。本発明の変換方式においては、このような時
の処理をしやすくするために、使用頻度の最も高
いものが自動的に選択され表示されるよう辞書フ
アイル11内に情報を持たせる。又、第2図の表
示装置2-2の一部を使つて、その他の同音異字異
語等を全て表示し、今必要な文字が最高使用頻度
の出力でない場合には、第1図の変換部指定装置
2を使つて、任意の同音異字、同音異語を指定出
来るようにしている。この指定により、指定され
た文字と表示中の文字とを変換する。
仮名漢字変換において、文章バツフア2-1には
変換された漢字の情報が入る。第12図はその例
を示すが、初めの状態を第12図aで示してい
る。そして、「かな」が入力となつて変換され、
「仮名」となつた時の文章バツフアは2-1の内容
を第12図bに、また「金」の場合は第12図c
のようになる。第12図cにおいて、「かな」が
変換された時、(SP)に対応して表示装置2-2
は一字分の空白が発生することになる。この場合
仮名漢字変換によつて字数の違いにより、発生す
る空白(SP)に対しては、一般の空白と異なる
特定の文字コードを使用しておくと、変換処理が
全て終わつてから、例えば「編集」等の特別な処
理により文章バツフア2-1内から、変換によつて
発生した空白(SP)に対応する文字コードを全
て取り除き、完成した文章とすることが出来る。
ところで第6図において仮番地(1)の「か」が変換
部として変換部指示装置2にて指定された場合に
は、今までの説明のように前処理において、入力
が2字「かな」と限定されたが、 次に仮番地4の「か」を指定した場合について
説明する。この場合、前処理において何等チエツ
クにひつかからないで、入力バツフア5は、第1
1図cのごとくなり、シフト数カウンタ8は6と
なる。従つて、変換辞書フアイル11において大
分類「か」小分類「6」の部分を用いて、探索処
理を実行することになる。「よみがな」6字の小
分類の変換辞書フアイルを使用して前例と同様
に、入力バツフア5と探索バツフア9との一致信
号が発生するまで処理を続け、一致した場合には
対応する漢字または熟語に変換されるわけであ
る。しかし今回のごとき「かんじにへん」に対応
するような漢字及び2字の熟語は変換辞書フアイ
ル11には存在しないので、変換辞書フアイル1
1の6字の小分類の中で、最後まで達し、次の小
分類の先頭マークである「5」を読み出すことに
なる。この時点で6字の入力が存在しないことが
判明するので、入力バツフア5の「よみがな」情
報を減らすことになる。この処理を第11図のブ
ロツク図で説明する。第11図において12は接
続判定回路、8′はシフト数カウンタである。R6
〜R1に「かんじにへん」という6字の情報が第
11図cに示す如く入つていたわけであるが、第
11図dに示すように1レジスタ分ずつ逆シフト
され、レジスタR5〜R1が「よみがな」情報5字
の小分類で一致を探索することになるわけであ
る。ところで、ここでレジスタR0に移された
「ん」について考察してみるに、一般的日本語文
章において、漢字または、熟語があつて、そのす
ぐ後に「ん」が続く場合はないと言える。
更に、他の仮名文字で、漢字あるいは熟語のす
ぐあとに接続しない文字がある。これらをまとめ
ると、 (1) 撥音「ん」 (2) 拗音「ゃ,ゅ,ょ,〓」 上記2種類になる。即ち、レジスタR0に上記
文字情報が逆シフトされてきた時、入力バツフア
5の内容も無効と考えてよいので、レジスタR0
の内容を文章バツフア2-1の元の位置に返すとと
もに、もう1レジスタ分だけ逆シフトしてもよい
ことになる。仮名漢字変換処理の際、一致が得ら
れずに1レジスタ分の逆シフトが発生した時、上
記1,2の文字情報であることを検出する回路が
接続判定回路12である。接続判定回路12にお
いて接続不可と判断された場合、その時の入力バ
ツフアの内容の情報が変換辞書フアイルの中に存
在しないと考えてよい。この処理は、1レジスタ
分の逆、シフトの度にシフト数カウンタ8′を1
ずつ減数することにより実行できる。始めに説明
を省略したがレジスタR6〜R1まで6つのデータ
が入つている時のレジスタR0について同様の判
定を施すことにより6つのデータが5つのデータ
になる場合のあることは明白である。
以上の説明から、「かんじにへん」の入力から
「かんじにへ」をスキツプして「かんじに」まで
進み、大分類「か」、小分類「4」の変換辞書フ
アイル11を使つて一致検出処理を繰り返す。例
に示す入力の場合、「かんじに」でも一致は得ら
れず、更に1レジスタ分のシフトが発生し、「か
んじ」となつた時に、例えば「漢字」、「幹事」、
「監事」の3つの対応を得ることが出来る。第一
頻度のものが仮名と置き換わり、その他は表示装
置2-2の一部の特定領域に表示され、位置指定装
置2-3により、第一頻度のものと、入れ替えられ
ることは前述の通りである。
更に別の例として、第6図において仮番地(8)の
「へ」が指定された場合について説明する。この
時、変換辞書フアイル11の大分類「へ」にアク
セスするのは今までの説明で明らかであるが、こ
の大分類「へ」の辞書フアイル11が、例えば第
13図のように構成されているとして考える。
仮番地(8)が指定された時、前処理等を施されて
最初の入力データは、レジスタR6〜R1が第11
図eに示す如く、「へんかんする」、レジスタR0
が「(ほ)」となり、第13図から小分類「6」は
対応がなく、小分類「5」でも一致するものがな
い。小分数「4」において初めて「へんかん」→
「返還」という対応で一致出力が出て、文章バツ
フア2-1の仮名は漢字に置きかえられ字数の減つ
た部分には特定コードの空白(SP)を埋める。
「へんかん」に対しては、辞書フアイル11中に
は「変換」という対応がないため、この例の文章
の文意に不適合である。こういう場合、更に続け
て探索を続けるための「続行キー」を第1図に示
す仮名入力装置1に併設しておくことにより、入
力バツフア5の内容を1レジスタ分逆シフトし、
シフト数カウンタ8′も減数して一致検出の処理
を続けることになる。まず入力バツフア「へん
か」となり、この状態で第12図の小分類「3」
にアクセスすると、「変化」で対応があるので再
び不適合出力となつてしまうことになる。しかし
前述のごとく接続判定回路12が動作し、レジス
タR3〜R1が「へんか」の時レジスタR0には
「ん」がシフトされているので小分類「3」はス
キツプし、小分類「2」へレジスタR2〜R1
「へん」としてアクセスする。ここで一致が得ら
れるので、「へん」の漢字1字として変換が実行
される。このように、熟語での変換が出来ない場
合も一字毎の漢字の変換処理に容易に移ることが
出来るので、総合的な変換効率が向上することに
なる。
以上の様に本発明による仮名漢字変換の特徴
は、 1 変換部指定が仮名入力と完全に分離してい
る、つまり入力された仮名の文章情報を順次文
章メモリ手段へ貯蔵させる入力動作モードと、
前記文章メモリ手段に貯蔵された仮名文章に対
して漢字変換を行わせる変換モードとを分離し
ているのでこの入力動作モード時には日本語の
文章の読みにしたがつて仮名をベタ入力するだ
けで、漢字変換対象部分に対して注意を払うこ
となしに仮名入力のみに専念でき、日本語の処
理で一番面倒な文章入力操作を迅速にかつ心労
をそれ程受けずに入力処理できる。そしてこの
入力後の変換モードでは入力された仮名文章を
見て漢字変換部だけを指定するだけで、この指
定操作だけに専念できてこの指示操作及び変換
処理が迅速になり、全体として一番厄介な日本
語の入力から漢字混り文への変換処理を効率的
に処理できるものとなり、また前記漢字変換の
指定のしかたにもフレキシビリテイ性をもたせ
ることができる。
2 表示装置を介して処理するので、同音異字、
同音異語更に誤変換に対して、、すぐに次の適
正な処理に移ることが出来る。
3 入力データを最大6字対応する漢字で2字ま
でに限定した上での最長一致法を利用してい
る。このため、熟語と漢字または熟語と熟語の
組み合わせを許した場合に比べて辞書フアイル
が小さくて済むことをねらいにしているが、字
数の変更は可能である。
また、一般的には熟語→漢字の順で探索が実
行されるので漢字1字単位の変換の場合には非
常に多くの同音異字がある(当用漢字だけで考
えても「しよう」という読みの漢字は63字)た
め多くの出力から適正な漢字を選択する必要が
あるけれども熟語処理の場合には、漢字と漢字
の組み合わせとなるために、熟語の出力の数は
限定され普通1〜2、特に多い場合でも5〜8
種類前後である。更に熟語として辞書フアイル
に登録されていない場合にも熟語から順次、漢
字単位の変換に移行できるために操作者の負担
も少ない。
4 1,2と関連するが、従来のような入力時に
変換部を指定する方法は、変換出力がまとめて
出力されるために、文章チエツク時に同音異語
等に対して誤りを見落とす可能性があるが、本
方式では、同音異語、異字を表示装置に出すの
で、操作者のチエツクが十分に行われる。例え
ば「かんしん」という入力に対して「感心」、
「関心」、「歓心」と3つの出力が考えられる時
「政治に感心がある」という変換出力だけがあ
つても操作者は誤りに気がつきにくいが仮名で
「かんしん」という変換を要求した場合に、も
し「感心」が最も使用頻度が高く「政治に感心
がある」となつてもその部分の変換時に同音異
語の「関心」及び「歓心」が同時に表示装置に
出てくるので操作者の注意を喚起することにな
り、二次的なメリツトがある。
5 本方式を自動仮名、漢字変換と比較した場合
本方式は操作者が変換処理に介在するという点
では、負担が大きいと考えられがちである。し
かしながら、現時点での自動変換方式は未だ完
全でなく、将来においても100%の変換は不可
能だという意見もあ。この点から自動変換の技
術が進歩するほど、その出力は完全に近いもの
となるがその中から、わずかに混入している誤
変換をピツクアツプすることは操作者にとつて
は至難の技とも言えるので一概に自動変換が秀
れているとは言えない。
逆に、自動変換の場合、変換辞書フアイルの
他に膨大な文法情報を必要とするが本方式の変
換の場合変換辞書フアイルは比較的小容量で済
み文法情報もほとんど要らない。更に、回路も
より小規模でよいことは明らかである。
以上、本発明に基づく仮名漢字変換について説
明してきたが本発明の一応用として、入力機構と
して音声を利用することが出来る。入力された音
声は、音声認識機構を介して、表示装置に表われ
るようにし、本方式の仮名漢字変換を使い非常に
効率的に漢字混じりの文章を作り上げることが出
来ることは、今までの説明から明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体の構成を示すブロツク
図、第2図は第1図の一部の回路構成を詳述する
ためのブロツク図、第3図は第2図の具体例を説
明するために供する図、第4図は本発明の変換辞
書フアイルの全体の構成を示す図、第5図は第4
図を詳細に示した一部分の変換辞書フアイルを示
す図、第6図から第10図は本発明の仮名を漢字
に変換する各過程を示す各ブロツク図、第11図
から第13図は第6図から第10図までのブロツ
ク図における動作を説明するために供する図であ
る。 1:仮名入力装置、2:変換部指定装置、2
-1:文章バツフア(一時記憶部)、2-2:表示装
置、2-3:位置指示装置、3:仮名漢字変換装
置、4:出力装置、5:入力バツフア、11:変
換辞書フアイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力された仮名の文章情報を順次文章メモリ
    手段へ貯蔵させる入力動作モードと、前記文章メ
    モリ手段に貯蔵された仮名文章に対して漢字変換
    を行わせる変換モードとを別個に独立して備える
    一方、 前記入力動作モードの後に操作される変換モー
    ドにおいて、前記文章メモリ手段に貯蔵された仮
    名文章情報を表示する表示部、 前記表示部に表示された仮名文章情報の中の、
    任意の1文字を指定する変換部指定手段、 変換対象となる仮名文字列が導入記憶される入
    力バツフア、 前記変換部指定手段による指定操作に基づい
    て、少なくとも前記指定された仮名文字が予め決
    められた変換対象文字であるか否かを判定して変
    換対象文字であるときに、前記指定された仮名文
    字からそれに引き続く複数の仮名からなる文字列
    を前記入力バツフアの容量の範囲内で順次文章メ
    モリから入力バツフアに導入制御する手段、 前記入力バツフアに導入された仮名文字列と比
    較照合するための、予め仮名に対応する漢字情報
    を記憶した変換辞書フアイル、 上記変換モード時に変換部指定手段の指定操作
    により上記入力バツフアに導入された仮名文字列
    について変換辞書フアイルの仮名との一致検索を
    行わせる検出手段を備え、前記検出手段の一致検
    出において一致しないときには順次入力バツフア
    の仮名文字列の末尾を除いて前記変換フアイルの
    仮名と一致検索を行わせて一致した仮名に対応す
    る漢字情報を得るようにしたことを特徴とする仮
    名漢字変換方式。
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JPS5534758A JPS5534758A (en) 1980-03-11
JPS6211385B2 true JPS6211385B2 (ja) 1987-03-12

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ID=14473077

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