JPH07121538A - スペルチェック装置 - Google Patents
スペルチェック装置Info
- Publication number
- JPH07121538A JPH07121538A JP5268900A JP26890093A JPH07121538A JP H07121538 A JPH07121538 A JP H07121538A JP 5268900 A JP5268900 A JP 5268900A JP 26890093 A JP26890093 A JP 26890093A JP H07121538 A JPH07121538 A JP H07121538A
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- Japan
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- spelling
- dictionary
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作成した外国語文章をスペルチェックする際
に、スペルの正誤判定だけでなく、スペルミスと思われ
る単語の正しいスペルの単語を推定しユーザに出す。 【構成】 入力部1より入力された文章を辞書検索部2
により単語に分解し、スペル・音訳辞書3をスペル検索
する。該当する単語が無ければ、発音記号日本語変換部
4と発音予測部5により前記単語の音訳を求め、この音
訳によりスペル・音訳辞書3を音訳検索する。
に、スペルの正誤判定だけでなく、スペルミスと思われ
る単語の正しいスペルの単語を推定しユーザに出す。 【構成】 入力部1より入力された文章を辞書検索部2
により単語に分解し、スペル・音訳辞書3をスペル検索
する。該当する単語が無ければ、発音記号日本語変換部
4と発音予測部5により前記単語の音訳を求め、この音
訳によりスペル・音訳辞書3を音訳検索する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペルチェック装置に
関し、より詳細には、曖昧にしか覚えていない単語のス
ペル(綴り)に対して、正しいスペル(綴り)を推定し
て、ユーザに参考用として出力するスペルチェック装置
に関する。例えば、自然言語処理,外国語作文練習機,
校正支援に適用されるものである。
関し、より詳細には、曖昧にしか覚えていない単語のス
ペル(綴り)に対して、正しいスペル(綴り)を推定し
て、ユーザに参考用として出力するスペルチェック装置
に関する。例えば、自然言語処理,外国語作文練習機,
校正支援に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】文書作成装置等で外国語文(英語や仏語
等)を作成した場合、この作成した文章を人がタイプミ
ス等のスペルチェックを一語一語行うことは、非常に大
変である。そこで、従来技術としては、特開昭62−2
43065号公報に記載の「複数言語のスペルチェック
が可能な文書作成装置」や、特開昭62−138961
号公報に記載の「文書作成装置」のようなものがある。
等)を作成した場合、この作成した文章を人がタイプミ
ス等のスペルチェックを一語一語行うことは、非常に大
変である。そこで、従来技術としては、特開昭62−2
43065号公報に記載の「複数言語のスペルチェック
が可能な文書作成装置」や、特開昭62−138961
号公報に記載の「文書作成装置」のようなものがある。
【0003】特開昭62−243065号公報に記載の
ものは、キーボードからのデータをメモリに記憶させ、
各国言語の単語を記憶する辞書メモリを検索し、辞書メ
モリに無い時は、スペルミスとして知らせることによ
り、文書作成時のタイプミスの減少を図るものである。
ものは、キーボードからのデータをメモリに記憶させ、
各国言語の単語を記憶する辞書メモリを検索し、辞書メ
モリに無い時は、スペルミスとして知らせることによ
り、文書作成時のタイプミスの減少を図るものである。
【0004】特開昭62−138961号公報に記載の
ものは、スペルチェック・プロセッサを設けてユーザが
スペルに不安のあるスペルのチェックをシステム側で行
うようにすることにより、入力する際におけるミススペ
ルの不安に伴う辞書引きを最少限に留め、外国文作成の
効率を向上するものである。
ものは、スペルチェック・プロセッサを設けてユーザが
スペルに不安のあるスペルのチェックをシステム側で行
うようにすることにより、入力する際におけるミススペ
ルの不安に伴う辞書引きを最少限に留め、外国文作成の
効率を向上するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術は、いずれも辞書内の単語と入力された単語とのスペ
ルのマッチングの成功・不成功でスペルチェックを行っ
ているのみである。ユーザが外国語のスペルミスをする
場合は、単なるミス(打ち間違い等)の場合もあるが、
曖昧にしかスペルを覚えていない場合が多い。しかし、
これら従来技術によるスペルチェック装置では、このよ
うな曖昧にしかスペルを覚えていないユーザに対して
は、何ら解決手段を有していないという問題があった。
本発明では、スペルミスチェックに留まらず、一歩進め
て、ユーザが本来意図していたと思われる単語を推定
し、正しいスペル(候補)を出すことができるスペルチ
ェック装置を提供することを目的とする。
術は、いずれも辞書内の単語と入力された単語とのスペ
ルのマッチングの成功・不成功でスペルチェックを行っ
ているのみである。ユーザが外国語のスペルミスをする
場合は、単なるミス(打ち間違い等)の場合もあるが、
曖昧にしかスペルを覚えていない場合が多い。しかし、
これら従来技術によるスペルチェック装置では、このよ
うな曖昧にしかスペルを覚えていないユーザに対して
は、何ら解決手段を有していないという問題があった。
本発明では、スペルミスチェックに留まらず、一歩進め
て、ユーザが本来意図していたと思われる単語を推定
し、正しいスペル(候補)を出すことができるスペルチ
ェック装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)対象言語文字列を入力する入力部
と、目的言語文字を表示する出力部と、入力された対象
言語文字列を単語単位に分割し、辞書検索をして発音記
号を得る辞書検索部と、最低限入力言語のスペルと該ス
ペルの日本語音訳情報を有するスペル・音訳辞書と、前
記スペル・音訳辞書に未登録語が入力された場合に、ス
ペルから発音記号を予測して前記未登録語の発音記号列
を生成する発音予測部と、前記発音記号列から音訳を生
成する発音記号日本語変換部とから成り、入力された対
象言語文字列に対しスペルミスがあるかどうかを検索
し、スペルミスの可能性がある単語は、該単語に対して
音訳を生成し、該音訳によりユーザが本来意図していた
と思われる単語を推定し、該単語の正しいスペルを参考
用に出力すること、更には、(2)外国語単語の日本語
情報が搭載されている対訳辞書と、該対訳辞書を検索し
情報を受けとる対訳情報検索・付与部を有し、前記推定
した正しいスペルの単語に前記日本語情報を添えること
を特徴としたものである。
決するために、(1)対象言語文字列を入力する入力部
と、目的言語文字を表示する出力部と、入力された対象
言語文字列を単語単位に分割し、辞書検索をして発音記
号を得る辞書検索部と、最低限入力言語のスペルと該ス
ペルの日本語音訳情報を有するスペル・音訳辞書と、前
記スペル・音訳辞書に未登録語が入力された場合に、ス
ペルから発音記号を予測して前記未登録語の発音記号列
を生成する発音予測部と、前記発音記号列から音訳を生
成する発音記号日本語変換部とから成り、入力された対
象言語文字列に対しスペルミスがあるかどうかを検索
し、スペルミスの可能性がある単語は、該単語に対して
音訳を生成し、該音訳によりユーザが本来意図していた
と思われる単語を推定し、該単語の正しいスペルを参考
用に出力すること、更には、(2)外国語単語の日本語
情報が搭載されている対訳辞書と、該対訳辞書を検索し
情報を受けとる対訳情報検索・付与部を有し、前記推定
した正しいスペルの単語に前記日本語情報を添えること
を特徴としたものである。
【0007】
【作用】スペルミスと思われる単語を音訳辞書により、
ユーザが本来意図していた単語に推定し、該推定した単
語を参考用として出力する。
ユーザが本来意図していた単語に推定し、該推定した単
語を参考用として出力する。
【0008】
【実施例】英語などのように、発音とスペルが不一致に
なりやすい言語を、その言語を母国語としないユーザが
記述しようとする場合、発音にひきずられてスペルミス
をする可能性がある。単なるタイプミス(打ち間違い)
ならば、従来技術のように、辞書にない旨をユーザに通
報してやれば、すぐ気がつくであろうが、曖昧にしかス
ペルを覚えていない場合などには、正しいスペルをみれ
ばすぐ気がつく単語も、何も情報があたえられなけれ
ば、単に辞書に未登録であるだけなのか、自分がスペル
を誤っているのかすぐにはわからない場合が多い。そこ
で、本発明は、従来技術に対して下記の特徴を付加した
ものである。
なりやすい言語を、その言語を母国語としないユーザが
記述しようとする場合、発音にひきずられてスペルミス
をする可能性がある。単なるタイプミス(打ち間違い)
ならば、従来技術のように、辞書にない旨をユーザに通
報してやれば、すぐ気がつくであろうが、曖昧にしかス
ペルを覚えていない場合などには、正しいスペルをみれ
ばすぐ気がつく単語も、何も情報があたえられなけれ
ば、単に辞書に未登録であるだけなのか、自分がスペル
を誤っているのかすぐにはわからない場合が多い。そこ
で、本発明は、従来技術に対して下記の特徴を付加した
ものである。
【0009】スペルの正誤判定のみでなく、ユーザが
本来意図していたと思われる単語を推定し、正しいスペ
ルを参考用に出力する。 推定の方法として音訳を利用し、その類似度でユーザ
が本来意図していたと思われる単語を検索し、正解候補
を出力する。 以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
本来意図していたと思われる単語を推定し、正しいスペ
ルを参考用に出力する。 推定の方法として音訳を利用し、その類似度でユーザ
が本来意図していたと思われる単語を検索し、正解候補
を出力する。 以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明によるスペルチェック装置
の一実施例を説明するためのブロック図で、図中、1は
入力部、2は辞書検索部、3はスペル・音訳辞書、4は
発音記号日本語変換部、5は発音予測部、6は対訳情報
検索・付与部、7は対訳辞書、8は出力部である。
の一実施例を説明するためのブロック図で、図中、1は
入力部、2は辞書検索部、3はスペル・音訳辞書、4は
発音記号日本語変換部、5は発音予測部、6は対訳情報
検索・付与部、7は対訳辞書、8は出力部である。
【0011】入力部1の入力手段としては、例えば、ペ
ン(タッチ)入力/キーボード入力/OCR(Optical
Character Reader:光学式文字読取装置)入力などがあ
る。また、出力部8の出力手段としては、例えば、画面
表示/プリントアウトなどがある。辞書検索部2は、入
力外国語綴を単語などの単位に分割し、図2(a)に示
すスペル・音訳辞書3の辞書を検索して当該単語の発音
記号を得る。また、発音記号日本語変換部4によって生
成された音訳でもスペル・音訳辞書3を検索する。スペ
ル・音訳辞書3は、入力言語のスペルとその日本語音訳
情報が搭載されている。
ン(タッチ)入力/キーボード入力/OCR(Optical
Character Reader:光学式文字読取装置)入力などがあ
る。また、出力部8の出力手段としては、例えば、画面
表示/プリントアウトなどがある。辞書検索部2は、入
力外国語綴を単語などの単位に分割し、図2(a)に示
すスペル・音訳辞書3の辞書を検索して当該単語の発音
記号を得る。また、発音記号日本語変換部4によって生
成された音訳でもスペル・音訳辞書3を検索する。スペ
ル・音訳辞書3は、入力言語のスペルとその日本語音訳
情報が搭載されている。
【0012】音訳は、予め各単語ごとに求めておくが、
求めるにあたっては、当該スペルを下記の発音記号日本
語変換部4と発音予測部5に通して得るなり、発音記号
がわかっている場合は、発音記号日本語変換部4だけを
通して得るなりしておく。発音記号日本語変換部4は、
発音記号列から音訳(読みがな)を生成する。発音予測
部5は、前記スペル・音訳辞書3の辞書に未登録の単語
などの発音記号をスペルなどから予測し、当該発音記号
列を生成する。対訳情報検索・付与部6は、前記音訳に
よりスペル・音訳辞書3を検索し、得られた単語の情報
を図2(b)に示す対訳辞書7を検索し、情報を受けと
る。対訳辞書7は、いわゆる英和辞書,仏和辞書,…と
いったものであり、当該外国語単語の日本語訳や文法情
報などが搭載されている。
求めるにあたっては、当該スペルを下記の発音記号日本
語変換部4と発音予測部5に通して得るなり、発音記号
がわかっている場合は、発音記号日本語変換部4だけを
通して得るなりしておく。発音記号日本語変換部4は、
発音記号列から音訳(読みがな)を生成する。発音予測
部5は、前記スペル・音訳辞書3の辞書に未登録の単語
などの発音記号をスペルなどから予測し、当該発音記号
列を生成する。対訳情報検索・付与部6は、前記音訳に
よりスペル・音訳辞書3を検索し、得られた単語の情報
を図2(b)に示す対訳辞書7を検索し、情報を受けと
る。対訳辞書7は、いわゆる英和辞書,仏和辞書,…と
いったものであり、当該外国語単語の日本語訳や文法情
報などが搭載されている。
【0013】図3は、本発明によるスペルチェック装置
の動作を説明するためのフローチャートである。以下、
各ステップに従って順に説明する。なお、以下の例で
は、便宜上英語で行うが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
の動作を説明するためのフローチャートである。以下、
各ステップに従って順に説明する。なお、以下の例で
は、便宜上英語で行うが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
【0014】step1:入力 例えば、英語で“cut”を“kat”と誤り、「kat it u
p」と入力したとする。step2 :単語分割 辞書検索に先立って単語分割を行う。本例の場合、例え
ば図3に示すように“kat/it/up”と分割されたとす
る(図中“/”は分割区切りとする)。step3 :スペルによる辞書検索 まず、各単語ごとにスペルによって“スペル・音訳辞書
3”を検索する。この辞書には、第1フィールドにスペ
ル、第2フィールドに当該音訳が記述される。 step4 :辞書引き結果で分岐 辞書に該当する単語があれば問題ない。辞書に未登録の
場合、スペルミスの可能性があるとみなしstep5に入
る。本例の場合、“it”と“up”は辞書にあるが、“ka
t”が未登録語になりstep5に入る。step5 :綴からの発音予測 スペルからの発音記号への変換ルールによって発音記号
が生成される。スペルからの発音記号を得るための規則
については、例えば「「−綴り字と発音のルール− 英
語のフォニックス」、竹林 滋、The Japan Times 」な
どがある。step6 :発音記号から発音を日本文字に変換 発音記号列に対し、音を日本文字に対応づけて表現する
(音訳)。step7 :音訳による辞書検索 step6で得た音訳でスペル・音訳辞書3を再度辞書引き
する。本例の場合、音訳“カット”に該当するものとし
て、“cut”が検索される。対訳情報検索・付与部6及
び対訳辞書7が有ればstep8へ、無ければ“cut”を解
候補としてstep9へとぶ。step8 :対訳辞書検索,対訳情報受けとり step7で得られた単語、本例では“cut”で対訳辞書を
検索し、対訳情報受けとり解候補の補足情報として追加
する。step9 :出力 スペルミスの可能性ありとみなした単語に対し、参考情
報として解候補を出力する。
p」と入力したとする。step2 :単語分割 辞書検索に先立って単語分割を行う。本例の場合、例え
ば図3に示すように“kat/it/up”と分割されたとす
る(図中“/”は分割区切りとする)。step3 :スペルによる辞書検索 まず、各単語ごとにスペルによって“スペル・音訳辞書
3”を検索する。この辞書には、第1フィールドにスペ
ル、第2フィールドに当該音訳が記述される。 step4 :辞書引き結果で分岐 辞書に該当する単語があれば問題ない。辞書に未登録の
場合、スペルミスの可能性があるとみなしstep5に入
る。本例の場合、“it”と“up”は辞書にあるが、“ka
t”が未登録語になりstep5に入る。step5 :綴からの発音予測 スペルからの発音記号への変換ルールによって発音記号
が生成される。スペルからの発音記号を得るための規則
については、例えば「「−綴り字と発音のルール− 英
語のフォニックス」、竹林 滋、The Japan Times 」な
どがある。step6 :発音記号から発音を日本文字に変換 発音記号列に対し、音を日本文字に対応づけて表現する
(音訳)。step7 :音訳による辞書検索 step6で得た音訳でスペル・音訳辞書3を再度辞書引き
する。本例の場合、音訳“カット”に該当するものとし
て、“cut”が検索される。対訳情報検索・付与部6及
び対訳辞書7が有ればstep8へ、無ければ“cut”を解
候補としてstep9へとぶ。step8 :対訳辞書検索,対訳情報受けとり step7で得られた単語、本例では“cut”で対訳辞書を
検索し、対訳情報受けとり解候補の補足情報として追加
する。step9 :出力 スペルミスの可能性ありとみなした単語に対し、参考情
報として解候補を出力する。
【0015】図4は、綴から発音記号列を予測生成する
例を示す。着目表記の直前要素(列)と、直後要素
(列)が参照でき、着目表記の発音予測ができたら、着
目表記が次文字にシフトするアルゴリズムを用意し、下
記の表1のようなデータ群を搭載する。本実施例は、前
記文献「綴り字と発音のルール−英語のフォニクス」の
ルールを使用しているが、本発明は、これに拘束される
ものではない。
例を示す。着目表記の直前要素(列)と、直後要素
(列)が参照でき、着目表記の発音予測ができたら、着
目表記が次文字にシフトするアルゴリズムを用意し、下
記の表1のようなデータ群を搭載する。本実施例は、前
記文献「綴り字と発音のルール−英語のフォニクス」の
ルールを使用しているが、本発明は、これに拘束される
ものではない。
【0016】
【表1】
【0017】例として、“cut”の発音記号を予測す
る。前記「綴り字と発音のルール」から、“cut”の発
音記号予測に該当するルールを抽出すると、下記のよう
になる(以下、混乱を避けるため、表記のスペル
は“,”で、発音記号は(,)で表す)。 “c”について適応されるルール例:「母音字a,o,u
の前の“c”は(k)と発音される」:“c”→(k) “u”について適応されるルール例:「単語末で母音字
のあとに子音字が続いたら、その母音字は短音として発
音される」:“u”の短音は初期値から→(Λ) “t”について適応されるルール例:「子音字のb,d,
…,t,w,…は規則的な発音を示す」:“t”初期値か
ら→(t) 以上から、“cut”→(kΛt)が導かれる。これら
を上記のデータ構造で示すと、図4のようになる。
る。前記「綴り字と発音のルール」から、“cut”の発
音記号予測に該当するルールを抽出すると、下記のよう
になる(以下、混乱を避けるため、表記のスペル
は“,”で、発音記号は(,)で表す)。 “c”について適応されるルール例:「母音字a,o,u
の前の“c”は(k)と発音される」:“c”→(k) “u”について適応されるルール例:「単語末で母音字
のあとに子音字が続いたら、その母音字は短音として発
音される」:“u”の短音は初期値から→(Λ) “t”について適応されるルール例:「子音字のb,d,
…,t,w,…は規則的な発音を示す」:“t”初期値か
ら→(t) 以上から、“cut”→(kΛt)が導かれる。これら
を上記のデータ構造で示すと、図4のようになる。
【0018】図5は、発音記号から音訳を生成する例を
示す。同図は、図4の綴りから発音記号を予測生成する
場合と同様のデータ構造及びアルゴリズムであり、前記
図4中のf4の中味が発音記号から音訳に変わったもの
である。
示す。同図は、図4の綴りから発音記号を予測生成する
場合と同様のデータ構造及びアルゴリズムであり、前記
図4中のf4の中味が発音記号から音訳に変わったもの
である。
【0019】
【発明の効果】請求項1に対応する効果:スペルミスと
思われる単語のユーザが本来意図していたと思われる単
語に推定する方法として音訳を利用し、その類似度でユ
ーザが本来意図していたと思われる単語を推定し、スペ
ルの正誤判定のみでなく、参考用に正解候補も出すの
で、ユーザは自分が誤っているのか否か、誤っている場
合は、正解をチェックの結果と共に知ることができるの
で、ユーザは効率的に作業を続行することができる。請
求項2に対応する効果:推定して得た正解(候補)単語
に対訳などの情報を付与することで、ユーザが本来意図
していた単語であるかどうか速やかに判断できるので、
ユーザの便宜をはかることができる。
思われる単語のユーザが本来意図していたと思われる単
語に推定する方法として音訳を利用し、その類似度でユ
ーザが本来意図していたと思われる単語を推定し、スペ
ルの正誤判定のみでなく、参考用に正解候補も出すの
で、ユーザは自分が誤っているのか否か、誤っている場
合は、正解をチェックの結果と共に知ることができるの
で、ユーザは効率的に作業を続行することができる。請
求項2に対応する効果:推定して得た正解(候補)単語
に対訳などの情報を付与することで、ユーザが本来意図
していた単語であるかどうか速やかに判断できるので、
ユーザの便宜をはかることができる。
【図1】 本発明によるスペルチェック装置の一実施例
を説明するためのブロック図である。
を説明するためのブロック図である。
【図2】 本発明におけるスペル・音訳辞書,及び対訳
辞書の例を示す図である。
辞書の例を示す図である。
【図3】 本発明によるスペルチェック装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明における綴りからの発音記号予測の例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 本発明における発音記号からの音訳生成の例
を示す図である。
を示す図である。
1…入力部、2…辞書検索部、3…スペル・音訳辞書、
4…発音記号日本語変換部、5…発音予測部、6…対訳
情報検索・付与部、7…対訳辞書、8…出力部。
4…発音記号日本語変換部、5…発音予測部、6…対訳
情報検索・付与部、7…対訳辞書、8…出力部。
Claims (2)
- 【請求項1】 対象言語文字列を入力する入力部と、目
的言語文字を表示する出力部と、入力された対象言語文
字列を単語単位に分割し、辞書検索をして発音記号を得
る辞書検索部と、最低限入力言語のスペルと該スペルの
日本語音訳情報を有するスペル・音訳辞書と、前記スペ
ル・音訳辞書に未登録語が入力された場合に、スペルか
ら発音記号を予測して前記未登録語の発音記号列を生成
する発音予測部と、前記発音記号列から音訳を生成する
発音記号日本語変換部とから成り、入力された対象言語
文字列に対しスペルミスがあるかどうかを検索し、スペ
ルミスの可能性がある単語は、該単語に対して音訳を生
成し、該音訳によりユーザが本来意図していたと思われ
る単語を推定し、該単語の正しいスペルを参考用に出力
することを特徴とするスペルチェック装置。 - 【請求項2】 外国語単語の日本語情報が搭載されてい
る対訳辞書と、該対訳辞書を検索し情報を受けとる対訳
情報検索・付与部を有し、前記推定した正しいスペルの
単語に前記日本語情報を添えることを特徴とする請求項
1記載のスペルチェック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5268900A JPH07121538A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | スペルチェック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5268900A JPH07121538A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | スペルチェック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07121538A true JPH07121538A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17464835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5268900A Pending JPH07121538A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | スペルチェック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07121538A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004198818A (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-15 | Benetsuse Corp:Kk | 語学の学習用教材 |
JP2009271903A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Nhn Corp | ウェブページの閲覧中に便利に辞書サービスを提供するための方法及びシステム |
JP4891438B2 (ja) * | 2007-08-27 | 2012-03-07 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | キーパッドテキスト入力の多義性解消 |
JP2023039822A (ja) * | 2021-09-09 | 2023-03-22 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP5268900A patent/JPH07121538A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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