JPS6211212A - プラスチツク磁石製造用射出成形金型 - Google Patents

プラスチツク磁石製造用射出成形金型

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JPS6211212A
JPS6211212A JP14931585A JP14931585A JPS6211212A JP S6211212 A JPS6211212 A JP S6211212A JP 14931585 A JP14931585 A JP 14931585A JP 14931585 A JP14931585 A JP 14931585A JP S6211212 A JPS6211212 A JP S6211212A
Authority
JP
Japan
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mold
orientation
cavity
section
members
Prior art date
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Pending
Application number
JP14931585A
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English (en)
Inventor
Giichi Kawashima
川島 義一
Kazuhiko Fujiwara
一彦 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6211212A publication Critical patent/JPS6211212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強磁性体粉末を含むプラスチックスを一方向
のみから磁場のかかる装置中に、金型を配置し、射出成
形する際、この金型キャビティ部が透磁率の差がある部
材を交互に組み合せ、この部材と近接する成形品外周部
に配向度の差を生じさせる射出成形用金型に関するもの
である。
〔従来技術〕
従来よりプラスチック磁石の配向方法には面配向、ラジ
アル配向、極配向などが知られている。
本発明によるプラスチックマグネットは主にステッピン
グモーター用ロータに使用されるもので円筒状外周端面
に多極着磁されている。さらに、成形品中央部“にシャ
フトを設置した状態であるため、プラスチックス中のフ
ェライトを配向させるには、ラジアル配向では不適切で
ある。このため、極配向による技術によって配向成形す
る必要がある。この極配向技術は金型の内部にキャビテ
ィ部に近接して、必要極数のコイルをまいたポールピー
スを設置して射出成形時にコイルに電流を流し、強磁性
体を配向させるものである。このため、金型構造がきわ
めて複雑でしかも射出成形時多数固取りができず生産性
が悪いという欠点がある。又、コイル断線の場合には、
金型を製作しなおす必要もあり、工業的には不利な点が
多いものである。
〔発明の目的〕
本発明は従来の極配向技術では実現できなかった生産性
の向上を得んとして研究した結果、一方向よシ磁場を発
生させ異方化する射出成形において金型内キャビティ部
を多極を必要とする面に透磁率のことなった2種の部材
を交互に配置し、各部材の配置位置に相当する成形体部
に強磁性体粉末の配向に差違を生ずるという知見を得、
これに基づき種々研究を進めて本発明を完成するにいた
ったものである。
〔発明の構成〕
本発明は、熱可塑性樹脂中に強磁性体粉末を含有させた
、成形材料を一方向より強磁性体粉末を一定方向に配向
させ得る磁場中に設置された金型のキャビティ部に射出
成形し、2極に配向着磁させる成形技術において、所望
着磁面キャビティ部に近接して透磁率のことなる部材を
交互に組み合せ設置し、成形体に配向度の差をもうける
ことを特徴とするプラスチック磁石製造用射出成形金型
に関するものである。
本発明に用いられる設備構造は図1に示すような構成と
なっている。本発明の主体となる金型1のペースは配向
用コイル2.2′間を流れる磁束の漏洩を防止するため
非磁性材が望ましく、ステンレスあるいはぺ171Jウ
ム銅の合金系のものが良好である。金型内キャビティ部
をはさむヨーク部4.4′にはコイルよシ発生した磁束
をコイルのピールる。本発明の主体となる金型キャビテ
ィ部6は、透磁率のことなる部材で構成されておシ、両
者の差、が大きい程有効である。たとえば、C−メンダ
ーと、ステンレスの組み合せが良い結果を得ている。
以下図面によって本発明の詳細な説明する。
図1は本発明の一実施例に係る製造装置の概略を示して
いる。
図1において金型1は磁場発生用コイル2.2′のビー
ルピース3.3′にはさまれて置かれ、金型内の強磁性
体ヨーク4.4′にポールピースは近接している。
2つのコイル2.2′はコイル後部よシ閉磁回路を作る
よう強磁性体5によって連結されている。
金型キャビティ部6は金型内の強磁性体よシなるヨーク
4.4′にはさまれるように配置している樹脂は射出成
形機7によってキャビティ内に射出される。
金型キャビティは図2に示すような形状をしており、こ
の側面図を(a)に、金型割面からの上面を(b)に、
キャビティ詳細図を(c)に示した。
強磁性体粉末を含む成形材料を射出成形機7により可塑
化し、キャビティ部6にスプール8を通り注入するさい
、このキャビティには金型内ヨーク部4.4′により強
磁性体粉末の磁化容易軸がヨーク部4.4′方向に配向
させるべくコイル2.2′によって磁場をかける。
金型キャビティ部の詳細は図2(c)に示したものであ
るが、このキャビティ部は成形品の内径を規制するコア
13、外径を規制する非磁性部材による壁部11によっ
て形成され、壁部11の外部に透磁率の差のある部材9
.10が交互に配置されている。壁材11は成形品外観
が問われないときは必要がない。このため、キャビティ
中に注入された成形材料中の強磁性体粉末はキャビティ
外周部の透磁率のことなる部材の影響を受は成形品外周
部に規則性のある配向の疎密を生じさせることになる。
本実施例では16分割になるよう透磁率の差のある部材
で組み合せている。例えば透磁率の異る部材9がS−5
5Cの鉄であれば10は5US−304などで組合せる
。得られた成形品を脱磁後、配向度の高い部所すなわち
、表面磁束密度のピーク値のある部所を磁化の中心にく
るよう、8極を着磁し、ローター用永久磁石として使用
した。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、従来の極異方化配向技術に比較
して、金型内部にコイルを巻く必要がないため、金型構
造が簡単で価格も安価になる利点があり、成形時の金型
温度を含めて成形条件の制約もなく、さらに同一金型ベ
ースに多数のキャビティをもうけることが可能であるた
め、生産性が向上し、工業的にはすぐれたものである。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の・一実施例に係る製造装置の概略図であ
る。 図2は金型キャビティ部の概略図で(a)は側面図Φ)
は金型割面の上面を示し、(c)はキャビティ近接部の
材質区分を示している。 図3は本発明の実施例で得られた磁石の平面図であり、
外周部表面の極を端面に表示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  熱可塑性樹脂中に強磁性体粉末を含有させた、成形材
    料を一方向より強磁性体粉末を一定方向に配向させえる
    磁場中に設置された金型のキャビティ部に射出成形し、
    2極に配向着磁した成形品を得る際、この金型キャビテ
    ィ部を透磁率のことなる部材にて交互に組み合せ成形品
    外周上に配向度の差をもうけたことを特徴とするプラス
    チック磁石製造用射出成形金型。
JP14931585A 1985-07-09 1985-07-09 プラスチツク磁石製造用射出成形金型 Pending JPS6211212A (ja)

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