JPS6028377B2 - ロ−ル状マグネットの製造法 - Google Patents

ロ−ル状マグネットの製造法

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JPS6028377B2
JPS6028377B2 JP1358579A JP1358579A JPS6028377B2 JP S6028377 B2 JPS6028377 B2 JP S6028377B2 JP 1358579 A JP1358579 A JP 1358579A JP 1358579 A JP1358579 A JP 1358579A JP S6028377 B2 JPS6028377 B2 JP S6028377B2
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JP
Japan
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magnetic
magnet
shaped
magnetic field
fan
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Expired
Application number
JP1358579A
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JPS55105315A (en
Inventor
耕二 肥谷
敬之 三好
寛治 町田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS55105315A publication Critical patent/JPS55105315A/ja
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁場成形によって外周に複数の磁極を有するロ
ール状マグネットの製造法に係り、磁気異方性のフェラ
イト粒子を内部まで磁極を中心に強磁性軸を放射状に配
列させロール外周の磁力を強くしたものを提供しようと
するものである。
一般に電子写真複写機などに使用される。ール状マグネ
ットは第1図に示すようにシャフト1の外周に円筒状マ
グネット2を固着し、このマグネット2の外周面に複数
の磁極を有する構成となっていた。このマグネット2と
しては等方性煉結フェライトマグネットを長い期間利用
されているが、この等万性競結フェライトマグネットは
焼絹によって得るため、寸法の安定性に欠けるなど問題
の多いものとなっていた。
このようなことから、最近では磁気異方性処理をしたフ
ェライト粒子と、このフェライト粒子を接合するゴムや
合成樹脂の媒質とを混合した複合フェライトマグネット
を用いたものが利用されている。
このような複合フェライトマグネットを用いてロール状
マグネットを製造する従釆の方法としては第2図に示す
ように中央にシャフト1を配置し、その周囲にマグネッ
ト分の空間をもって中空状の磁場成形金型3を配置して
いる。
すなわち、磁場成形金型3の中心部は一定間隔に放射状
に伸びた磁性片4と、この磁性片4間に非磁性金属片5
を配置し、この磁性片4と非磁性金属片5で円筒を構成
し、磁性片4の周囲には磁場をかけるためのコイル6が
巻回されて構成されている。このような磁場成形金型3
に磁気異万性処理をしたフェライト粒子と媒質の混合物
を注入し、コイル6に電流を印加して必要な磁極位置c
および極性に合せて磁界dを加えて磁場成形する。この
ように構成したロール状マグネットは第3図のように磁
極を中心に放射方向に磁気配向したものとなる。しかし
ながら、ロール外周の磁極数によって、磁場成形金型3
の磁性片4のスペースが制限され、マグネット2の内部
にまで磁気配向を与える磁界が加わらないため、完全に
異方性が活用されず磁力の小さいロール状マグネットし
か得られなし、ことになつていた。次に第4図、第5図
に示す従来の方法について説明する。
中心に内磁路7をもち、一定のマグネット分の間隔をも
って外周磁路8をもった磁場成形金型9を用い、上記両
磁路7,8間に混合物を注入し、外周磁路8から内磁略
7に向って磁界iを加え、磁気異方性のフェライト粒子
iの強磁性軸をロール状の放射方向に配列させ、消磁し
た後、ロール外周の必要磁極数だけ極性を変えて着磁す
る方法である。この方法において、成形時に加わる磁界
iはロール状の内・外周の2極磁路7,8に加えられる
ため、マグネット全体が磁気異方性に配列されやすいが
、ロール外周に極性の異なる複数の磁極1を着磁すると
きの着磁磁束の流れが有効に活用されないため、さらに
磁力の小さいロール状マグネットになってしまうもので
あった。
本発明は磁場成形法による上記2つの従来の欠点を除去
し、有効点のみを活かした押出しおよび射出成形等の磁
場成形法によるロール状マグネットの製造法に関するも
のである。
すなわち、磁極を中心に強磁性軸が放射状に配列するよ
うに成形時に磁界を加え、マグネット内部にまで磁気配
向が揃えられるように成形時の磁場成形金型の磁路を配
慮したものである。以下、本発明の実施例を図面第6図
、第7図により説明する。
第6図において、10は上面に扇状の凹部11を連続し
て設けた磁性体よりなる下型で、12は下面にほゞ挟状
の非磁性体13を等間隔に組込んで扇状の外周面を形成
する磁性体製の上型で、14,15は非磁性体によって
構成される側型であり、上記下型10、上型12には磁
場をかけるためのコイル16,17が設けられている。
上記4つの型によって扇状の空間が外周部で−部連続す
るように必要磁極数だけ並設形成されている。この扇状
の空間の外周部oを全部加算すると第7図のマグネット
2の外周となり、扇状の空間の内周部qを全部加算する
とマグネット2の内周となるように礎成されている。そ
して、この扇状の空間部には磁気異方性処理をすること
により磁気異方性を有するフェライト粒子を含む複合フ
ェライトマグネット材料が充てんされる。また、個所の
扇状の空間は1つの磁極rの範囲に限定され、外周対称
着磁の場合は等分になるが非対称着磁の場合は個々の扇
状の空間の大きさに差をつける。
なお、上型12の磁路tは磁極rの幅に合せて設定し、
外周部o全て同一極として電流をコイル16に流し、下
型10の磁路vに向って磁束wを流すため2極磁界でよ
く、構成が簡単となり大きな磁界を加えることができる
また、扇状の空間の側辺まで内周都滋路vがあるため、
磁束wは距離の近い所に多く流れ、第6図のように磁極
rを中心に放射状にフェライト粒子yは強磁性軸が向く
ようになる。
成形後、外周部oは全て同一極になっているため、一度
消磁する必要があるが、成形金型からマグネットの取出
しを考慮すると磁場成形後は消磁するのが一般的である
このようにして成形されたものをシャフト1の周囲に巻
付ければ、第7図のようなロール状マグネットとなり、
これに磁極部rに着磁することによってロール状マグネ
ットは完成品となる。
異方性の磁気配向は磁極rから隣接する磁極r′まで看
磁磁束の最も流れやすい方向に配列しているため、有効
に着磁これ強磁力となる。同一形状にて、ロール状マグ
ネットの表面の磁束密度を比較すると、従来例(第2図
・第3図)・・・800〜1000ガウス従来例(第4
図・第5図)・・・700〜900ガウス本発明(第6
図・第7図)・・・1000〜1200ガウスとなった
以上のように本発明のロール状マグネットの製造法によ
れば、表面磁束密度の大きなものとすることができ、小
形化することができるとともに、成形時に材料に加えら
れる磁界が強いためマグネット全体が均−した磁気配向
になり、全体の磁力が安定し、比重が3.5と低いため
軽量とすることができるなどの数多くの利点をもったロ
ール状マグネットを提供することができ、工業的価値の
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なロ−ル状マグネットの斜視図、第2図
は従来のロール状マグネットの成形法を示す説明図、第
3図は同方法により得たロール状マグネットの側面図、
第4図は他の従来成形法の説明図、第5図は同方法によ
り得たロール状マグネットの側面図、第6図は本発明の
ロール状マグネットの製造法の一実施例を示す成形時の
説明図、第7図は同方法より得たロール状マグネットの
側面図である。 1……シヤフト、2……マグネット、10……下型、1
1・・・・・・凹部、12…・・・上型、13・・・・
・・非磁性体、14,15・・・・・・側型、16,1
7・・・・・・コイル。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気異方性を有するフエライト粒子と、このフエラ
    イト粒子を接合する媒質とを混合した複合フエライトマ
    グネツト材料にて外周に複数の磁極をもつロール状マグ
    ネツトを製造する方法において、必要磁極数だけ分割し
    た扇状の成形金型で扇状の外周から扇状の側面および内
    周に磁束を流す磁場成形を行ない、消磁後、シヤフトの
    周囲に巻付けてロール状とし、外周の所定の磁極に着磁
    することを特徴としたロール状マグネツトの製造法。
JP1358579A 1979-02-08 1979-02-08 ロ−ル状マグネットの製造法 Expired JPS6028377B2 (ja)

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JPS55105315A JPS55105315A (en) 1980-08-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS62129563U (ja) * 1986-02-10 1987-08-15

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