JPS62111965A - インド−ル誘導体 - Google Patents
インド−ル誘導体Info
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- JPS62111965A JPS62111965A JP25102285A JP25102285A JPS62111965A JP S62111965 A JPS62111965 A JP S62111965A JP 25102285 A JP25102285 A JP 25102285A JP 25102285 A JP25102285 A JP 25102285A JP S62111965 A JPS62111965 A JP S62111965A
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- JP
- Japan
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- compound
- formula
- methoxyindol
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- general formula
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は医薬品としであるいは医薬品の製造中間体とし
て有用な一般式 (式中のRはシアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、
低級アルコキシカルボニル基、またはカルバモイル基で
ある)で表されるインドール誘導体に関するものである
。
て有用な一般式 (式中のRはシアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、
低級アルコキシカルボニル基、またはカルバモイル基で
ある)で表されるインドール誘導体に関するものである
。
インドール骨格を有する化合物は医薬品として有用なも
のが多く、種々の研究がなされている。
のが多く、種々の研究がなされている。
なかでも、■−メトキシインドール骨格を有する化合物
は特異的な作用を発現させる可能性がある事で注目され
ているが、合成」二難点が多く合成された化合物の例が
少ない。
は特異的な作用を発現させる可能性がある事で注目され
ているが、合成」二難点が多く合成された化合物の例が
少ない。
最近、鎮痛、局所麻酔等の作用をもつ民間薬のゲラキラ
(Murraya Pan1culate (Linn
、) Jack )根皮の成分中に1−メトキシインド
ール骨格をもつ、で表されるインドールアルカロイドの
パニクリジンBが単離され構造確認されたが、このもの
についての効率的な合成法は全く確立されていない。
(Murraya Pan1culate (Linn
、) Jack )根皮の成分中に1−メトキシインド
ール骨格をもつ、で表されるインドールアルカロイドの
パニクリジンBが単離され構造確認されたが、このもの
についての効率的な合成法は全く確立されていない。
CChem、 Pharm、 Bull 33(4)、
1770〜1773 (1985) )〔発明が解
決しようとする問題点〕 医薬品としであるいは医薬品の製造中間体として有用な
1−メトキシインドール骨格化合物である式(II)で
表されるパニクリジンBがゲラキラ根皮から抽出、単離
され構造確認されたが、その製造方法は全く確立されて
おらず、効率的な製造方法の確立が望まれていた。
1770〜1773 (1985) )〔発明が解
決しようとする問題点〕 医薬品としであるいは医薬品の製造中間体として有用な
1−メトキシインドール骨格化合物である式(II)で
表されるパニクリジンBがゲラキラ根皮から抽出、単離
され構造確認されたが、その製造方法は全く確立されて
おらず、効率的な製造方法の確立が望まれていた。
鎮痛、局所麻酔作用をもつ民間薬のゲラキラ根皮の成分
の1つで医薬品としであるいは医薬品の製造中間体とし
て有用なパニクリジンBを効率よく製造する方法を確立
すべく検討した結果、その製造中間体としてきわめて有
用な1−メトキシインドール誘導体を見出し、本発明を
成すに到った。
の1つで医薬品としであるいは医薬品の製造中間体とし
て有用なパニクリジンBを効率よく製造する方法を確立
すべく検討した結果、その製造中間体としてきわめて有
用な1−メトキシインドール誘導体を見出し、本発明を
成すに到った。
例えば、本発明の前記′−一般式f)の化合物でRがホ
ルミル基である化合物を水素化ホウ累す)・リウムで還
元することにより約98%の高収率で(±)−パニクリ
ジンI3を製造することができ、また、一般式(1)の
化合物でRが低級アルコキシカルボニル基、例えばメト
キシカルボニル基である化合物を水素化リチウ11アル
ミニウムを用いて還元することに61ニリ約94%の高
収率で(−4−)−パニクリジンBを製造することがで
きる。
ルミル基である化合物を水素化ホウ累す)・リウムで還
元することにより約98%の高収率で(±)−パニクリ
ジンI3を製造することができ、また、一般式(1)の
化合物でRが低級アルコキシカルボニル基、例えばメト
キシカルボニル基である化合物を水素化リチウ11アル
ミニウムを用いて還元することに61ニリ約94%の高
収率で(−4−)−パニクリジンBを製造することがで
きる。
また、本発明の一般式(1)で表される化合物は、官能
基Rの特性を生かして側鎖の導入、延長、閉環などを行
うことができ、種々の1−メトキシインドール誘導体の
製造中間体としても有用である。
基Rの特性を生かして側鎖の導入、延長、閉環などを行
うことができ、種々の1−メトキシインドール誘導体の
製造中間体としても有用である。
本発明の一般式(1)の化合物を製造するには、式
で表される4−(1−メトキシインドール−3−イル)
−2−ブタノンに塩基、例えばポタシウムt−ブトキシ
ドの存在下に11−)ルエンスルホニルイソシアナイド
(TosMIC)を反応させることにより、一般式(I
)の化合物でRがシアン基である、式 で表される化合物を得ることができ、この式(Ia)の
化合物を適当な還元剤、例えば水素化ジイソブチルアル
ミニウム(DIBAL)と反応させ、常法に従って処理
することによって、一般式(I)の化合物でRがホルミ
ル基である、式 で表される化合物を(1)ることができる。
−2−ブタノンに塩基、例えばポタシウムt−ブトキシ
ドの存在下に11−)ルエンスルホニルイソシアナイド
(TosMIC)を反応させることにより、一般式(I
)の化合物でRがシアン基である、式 で表される化合物を得ることができ、この式(Ia)の
化合物を適当な還元剤、例えば水素化ジイソブチルアル
ミニウム(DIBAL)と反応させ、常法に従って処理
することによって、一般式(I)の化合物でRがホルミ
ル基である、式 で表される化合物を(1)ることができる。
また、前記Ha)の化合物を常法により加水分解するこ
とにより、一般式(1)の化合物でRがカルボキシル基
である、式 で表される化合物を得ることができ、この式(I C)
の化合物を常法に従いエステル化することにより、一般
式(I)の化合物でRが低級アルコキシカルボニル基で
ある化合物を製造することができる。特に、Rがメトキ
シカルボニル基である、式 で表される化合物は、式(IC)の化合物とジアゾメタ
ンとを不活性溶媒中で反応させることによって容易に得
ることができる。
とにより、一般式(1)の化合物でRがカルボキシル基
である、式 で表される化合物を得ることができ、この式(I C)
の化合物を常法に従いエステル化することにより、一般
式(I)の化合物でRが低級アルコキシカルボニル基で
ある化合物を製造することができる。特に、Rがメトキ
シカルボニル基である、式 で表される化合物は、式(IC)の化合物とジアゾメタ
ンとを不活性溶媒中で反応させることによって容易に得
ることができる。
一般式(I)の化合物でRがカルバモイル基である化合
物は、前記式(Ia)の化合物を部分加水分解するか、
前記式(Ic)の化合物の反応性官能的誘導体とアミン
類とを反応させることによって製造することができる。
物は、前記式(Ia)の化合物を部分加水分解するか、
前記式(Ic)の化合物の反応性官能的誘導体とアミン
類とを反応させることによって製造することができる。
本発明の一般式(I)の化合物の製造において出発原料
として用いられる、前記式(III)で表される化合物
は公知化合物であり、文献記載の方法、またはその類似
方法によって製造することができる。例えば、1−メト
キシインドールとメチルビニルケトンとを酢酸および無
水酢酸の混合液中で、加熱して反応させることにより製
造することができる。(J、 Chem、Soc、、
Perkin I、 1978. 1117〜11
25:] また、■−メトキシインドールにヨー素を反応させて1
−メトキシ−3−ヨードインドールを得、ついでこれを
テトラ−n−ブチルアンモニウムプロミドおよび酢酸パ
ラジウムの存在下に1−ブテン−3−オールと反応させ
ることにより、あるいは1−メトキシ−3−ホルミルイ
ンドールとアセトンでアルドール縮合を行い、得られる
4−(1,メトキンインドール−3〜イル)−3−ブテ
ン−2−オンをパラジウム炭素をもちいて接触還元する
ことなどによって製造することができる。
として用いられる、前記式(III)で表される化合物
は公知化合物であり、文献記載の方法、またはその類似
方法によって製造することができる。例えば、1−メト
キシインドールとメチルビニルケトンとを酢酸および無
水酢酸の混合液中で、加熱して反応させることにより製
造することができる。(J、 Chem、Soc、、
Perkin I、 1978. 1117〜11
25:] また、■−メトキシインドールにヨー素を反応させて1
−メトキシ−3−ヨードインドールを得、ついでこれを
テトラ−n−ブチルアンモニウムプロミドおよび酢酸パ
ラジウムの存在下に1−ブテン−3−オールと反応させ
ることにより、あるいは1−メトキシ−3−ホルミルイ
ンドールとアセトンでアルドール縮合を行い、得られる
4−(1,メトキンインドール−3〜イル)−3−ブテ
ン−2−オンをパラジウム炭素をもちいて接触還元する
ことなどによって製造することができる。
本発明の内容を以下の参考例および実施例を用いてさら
に具体的に説明する1、なお、各参考例中の化合物の融
点はいずれも未補正である。
に具体的に説明する1、なお、各参考例中の化合物の融
点はいずれも未補正である。
参考例 1
3−ヨード−1〜メトキシインドール
1−メトキシインドール10]、6mgをメタノール3
.0mgに溶解し、これにヨウ素350.8mg、モル
ホリン216.4mgおよびメタノール1.0mgの混
合溶液を加え、36〜40℃で約4時間かきまぜた。反
応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて脱色し、塩化
メチレンで抽出し、塩化アンモニウム水溶液で洗浄後、
無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去
した。残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー
(展開溶媒:塩化メチレン/n−ヘキサン−2/3)で
精製して、目的物の3−ヨード−1−メトキシインドー
ル51.3mg (27,2%)を得た。
.0mgに溶解し、これにヨウ素350.8mg、モル
ホリン216.4mgおよびメタノール1.0mgの混
合溶液を加え、36〜40℃で約4時間かきまぜた。反
応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて脱色し、塩化
メチレンで抽出し、塩化アンモニウム水溶液で洗浄後、
無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去
した。残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー
(展開溶媒:塩化メチレン/n−ヘキサン−2/3)で
精製して、目的物の3−ヨード−1−メトキシインドー
ル51.3mg (27,2%)を得た。
無色プリズム晶
融 点 : 45.0〜46.0℃(ジエチルエ
ーテル−n−ヘキサン) IR(film) νmax : 3120.1570.1438.13
22.1218゜1066 cm−’ NMR(CCL) δ: 3.96(3tl、 s)、 6.69〜7.
34(5N、 m)参考例 2 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−ブタ
ノ上 3−ヨード−1−メトキシインドール63.6mgをジ
メチルホルムアミド1.0mf2に溶解し、これに3−
ブテン−2−オール67.2mg(/Iモル当里)、テ
トラ−叶プチルアンモニウl、プロミド75.[1mg
、酢酸パラジウム13.0mgおよびトリエチルアミン
0.5mjを加えて、90〜95℃で約17時間かき」
:ぜた。
ーテル−n−ヘキサン) IR(film) νmax : 3120.1570.1438.13
22.1218゜1066 cm−’ NMR(CCL) δ: 3.96(3tl、 s)、 6.69〜7.
34(5N、 m)参考例 2 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−ブタ
ノ上 3−ヨード−1−メトキシインドール63.6mgをジ
メチルホルムアミド1.0mf2に溶解し、これに3−
ブテン−2−オール67.2mg(/Iモル当里)、テ
トラ−叶プチルアンモニウl、プロミド75.[1mg
、酢酸パラジウム13.0mgおよびトリエチルアミン
0.5mjを加えて、90〜95℃で約17時間かき」
:ぜた。
反応終了後、酢酸エチルエステル30−を加え、シリカ
膜ろ過して固形物を除去した。ろ液を飽和炭酸水素す)
IJつl、水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫
酸す) IJウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。
膜ろ過して固形物を除去した。ろ液を飽和炭酸水素す)
IJつl、水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫
酸す) IJウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。
残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(展開
溶媒;塩化メチレン/n−ヘキサン−7/3)で精製し
て、目的物の4−(1−メトキシインドール−3−イル
)−2−ブタノン]、8.0mg(35,9%)を得た
。
溶媒;塩化メチレン/n−ヘキサン−7/3)で精製し
て、目的物の4−(1−メトキシインドール−3−イル
)−2−ブタノン]、8.0mg(35,9%)を得た
。
無色油秋物
IR(film)
v□X: 2940. 1708. 1452. 1
356. 1160 cnr’NMR(CDCl2) δ: 2.08(3H,S)、 2.58 〜3.
[)8(4H,A2B2゜m)、 3.93(311
,s)、 6.81〜7.51(5H,m)11ig
h MS : m/e (C+3H+JO2として)計
算値 217.1.102 実測値 217.1118 参考例 3 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−3−ブテ
ン−2−オン 1−メトキシ−3−インドール力ルノイルデヒト984
.3mgをメタノール101TLi2およびアセトン1
0m7!の混合溶媒に溶解し、これに2N−水酸化ナト
リウム水溶液5.0m7!を加えて室温下約6時間かき
まぜた。減圧下に溶媒を留去し、残留物に飽和食塩水5
0mAを加えて塩化メチレン−メタノール(95:5)
混合溶媒で抽出した。抽出液を塩化アンモニウム水溶液
および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリラムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:塩化メチレン)
で精製して、目的物の4−(1−メトキシインドール−
3−イル)−3−ブテン−2−オン1.1662 g
(96,4%)を得た。
356. 1160 cnr’NMR(CDCl2) δ: 2.08(3H,S)、 2.58 〜3.
[)8(4H,A2B2゜m)、 3.93(311
,s)、 6.81〜7.51(5H,m)11ig
h MS : m/e (C+3H+JO2として)計
算値 217.1.102 実測値 217.1118 参考例 3 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−3−ブテ
ン−2−オン 1−メトキシ−3−インドール力ルノイルデヒト984
.3mgをメタノール101TLi2およびアセトン1
0m7!の混合溶媒に溶解し、これに2N−水酸化ナト
リウム水溶液5.0m7!を加えて室温下約6時間かき
まぜた。減圧下に溶媒を留去し、残留物に飽和食塩水5
0mAを加えて塩化メチレン−メタノール(95:5)
混合溶媒で抽出した。抽出液を塩化アンモニウム水溶液
および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリラムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:塩化メチレン)
で精製して、目的物の4−(1−メトキシインドール−
3−イル)−3−ブテン−2−オン1.1662 g
(96,4%)を得た。
淡黄色プリズム晶
融 点 : 79〜81℃
(ジエチルエーテル−叶ヘキサン)
IR(KBr)
ν、、、 : 1656.16]7 cm ’NMR
(CCI、) δ: 2.18(3N、 s)、 3.99(3H,s
)、 6.46(1)1゜d、 J=1611z)、
6.78〜7.26(3H,m)、 7.38(ltl
、 s)、 7.41(Ill、 d、 J=1611
z)、 7.52〜7、80 (1N、 m) 元素分析値 (C+3H+JO2として)0% 1
1% N% 計算値 ?2.54 6.09 6.51実
測値 72. (il 6.06 6.5
2参考例 4 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−ブタ
ノーイ 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−3−ブテ
ン−2−オン46.4mgをクロロホルム1.5−に溶
解し、10%パラジウム炭素24.0mgを加え、水素
気流下、1気圧で接触還元を行った。反応液にクロロホ
ルム20+neを加え、シリカ膜ろ過して、触媒を除去
し、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分取
薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:塩化メチレン)で
精製して、Rf値0.76〜0.64のバンドから、目
的物の4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2
−ブタノン16.7 mg (’35.7%)を得た。
(CCI、) δ: 2.18(3N、 s)、 3.99(3H,s
)、 6.46(1)1゜d、 J=1611z)、
6.78〜7.26(3H,m)、 7.38(ltl
、 s)、 7.41(Ill、 d、 J=1611
z)、 7.52〜7、80 (1N、 m) 元素分析値 (C+3H+JO2として)0% 1
1% N% 計算値 ?2.54 6.09 6.51実
測値 72. (il 6.06 6.5
2参考例 4 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−ブタ
ノーイ 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−3−ブテ
ン−2−オン46.4mgをクロロホルム1.5−に溶
解し、10%パラジウム炭素24.0mgを加え、水素
気流下、1気圧で接触還元を行った。反応液にクロロホ
ルム20+neを加え、シリカ膜ろ過して、触媒を除去
し、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分取
薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:塩化メチレン)で
精製して、Rf値0.76〜0.64のバンドから、目
的物の4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2
−ブタノン16.7 mg (’35.7%)を得た。
そのほかに、Rf値0.52〜0.44のバンドから脱
メトキシ体の4−(インドール−3−イル)−2−ブタ
ノン6.4mgが得られ、Rf値0.44〜0.32の
バンドから出発原料8.2mg(回収率17ゴ%)が回
収された。
メトキシ体の4−(インドール−3−イル)−2−ブタ
ノン6.4mgが得られ、Rf値0.44〜0.32の
バンドから出発原料8.2mg(回収率17ゴ%)が回
収された。
本参考例で得られた目的化合物の物理恒数は参考例2で
得られた化合物のものとすべて一致した。
得られた化合物のものとすべて一致した。
実施例 1
4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−ブタ
ノン70.4mgとp−)ルエンスルホニルメチルイソ
シアナイド(TosM[C) 139.3−mg(2,
2モル当量)とを6.4−のジメトキシエタンに溶解し
た。この溶液に、アルゴン気流中、水冷下かきまぜなが
らボタシウムt−ブトキシド160mg、t−ブタノー
ル1.6mjおよびジメトキシエタン1.6−の溶液を
5分間かけて滴下した。滴下後、水冷下に約1時間、次
いで、室温で約1時間攪拌し、適量の飽和食塩水を加え
て塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減圧下に溶媒を
留去した。残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフ
ィー(展開溶媒:塩化メチレン)テ精製して、Rf値0
.77〜0.45のバンドから、目的の4−(1−メト
キシインドール−3−イル)−2−メチルブタンニトリ
ル62.0 mg (83,8%)を得た。
ノン70.4mgとp−)ルエンスルホニルメチルイソ
シアナイド(TosM[C) 139.3−mg(2,
2モル当量)とを6.4−のジメトキシエタンに溶解し
た。この溶液に、アルゴン気流中、水冷下かきまぜなが
らボタシウムt−ブトキシド160mg、t−ブタノー
ル1.6mjおよびジメトキシエタン1.6−の溶液を
5分間かけて滴下した。滴下後、水冷下に約1時間、次
いで、室温で約1時間攪拌し、適量の飽和食塩水を加え
て塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減圧下に溶媒を
留去した。残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフ
ィー(展開溶媒:塩化メチレン)テ精製して、Rf値0
.77〜0.45のバンドから、目的の4−(1−メト
キシインドール−3−イル)−2−メチルブタンニトリ
ル62.0 mg (83,8%)を得た。
無色油状物
IR(film)
ν、、、: 2980. 2940. 2240.
1450. 1098゜1032 cm−’ NMR(CDCl2) δ: 1.33(3H,d、 J=7.3Hz)、
1.79〜2.11(2H。
1450. 1098゜1032 cm−’ NMR(CDCl2) δ: 1.33(3H,d、 J=7.3Hz)、
1.79〜2.11(2H。
m)、 2.60(Ift、 5ext、 7.
3flz)、 2.80〜3.04(2H,m)、
4.05(3H,s)、 6.95〜7.61(5
H,m) High MS : m/e (CI48111N20
として)計算値 228.1261 実測値 228.1272 実施例 2 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−メチ
ルブタンニトリル180.3mgをトルエン4dに溶解
し、これにアルゴン気流下、−10℃で攪拌しながら水
素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL)の1モル
トルエン溶液0.95 me (1,2モル当量)を滴
下した。
3flz)、 2.80〜3.04(2H,m)、
4.05(3H,s)、 6.95〜7.61(5
H,m) High MS : m/e (CI48111N20
として)計算値 228.1261 実測値 228.1272 実施例 2 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−メチ
ルブタンニトリル180.3mgをトルエン4dに溶解
し、これにアルゴン気流下、−10℃で攪拌しながら水
素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL)の1モル
トルエン溶液0.95 me (1,2モル当量)を滴
下した。
滴下後約2時間かけて室温まで温度をあげ、これに水冷
上飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて過剰のDIBA
Lを分解した。反応液に適量のロッシェル塩水溶液を加
えた後、酢酸エチルエステルで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸す)IJウムで乾燥した後、
減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分取薄層
クロマトグラフィー(展開溶媒ニジエチルエーテル/叶
ヘキサン=215)で精製して、Rf値0.54〜0.
34のバンド力1ら、目的の4−(1−メトキンインド
ール−3−イル)−2−メチルブチルアルデヒド1.6
1.2 mg (88,2%)を得た。
上飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて過剰のDIBA
Lを分解した。反応液に適量のロッシェル塩水溶液を加
えた後、酢酸エチルエステルで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸す)IJウムで乾燥した後、
減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲル分取薄層
クロマトグラフィー(展開溶媒ニジエチルエーテル/叶
ヘキサン=215)で精製して、Rf値0.54〜0.
34のバンド力1ら、目的の4−(1−メトキンインド
ール−3−イル)−2−メチルブチルアルデヒド1.6
1.2 mg (88,2%)を得た。
無色油状物
IR(film)
ν+aax : 2725.1722.1453 c
m−’NMR(CC]4) δ: 1.07(3tl、 d、 J=6.5Hz)、
1.40〜2.49(3H。
m−’NMR(CC]4) δ: 1.07(3tl、 d、 J=6.5Hz)、
1.40〜2.49(3H。
m)、 2.67(211,t、 J=711z)、
3.9143H,s)。
3.9143H,s)。
6.79(Itl、 brs)、 6.69−7.42
(4H,m)。
(4H,m)。
9、30 (ltl、 d、 J=1.511z)1日
High MS : m/e (CI48I7NO2と
して)計算値 231.1258 実測値 231.1278 実施例 3 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−メチ
ル4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−メ
チルブタンニトリル17.]、mgを40%水酸化カリ
ウム水溶液1+nj!およびメタノール−水(1:1)
混合液1dの溶液に溶解し、約4時間加熱還流した。反
応溶液を放冷後、適量の飽和食塩水を加え、氷冷下に2
N−塩酸を加えてpH1とした。塩化メチレン−メタノ
ール(95:5)混合溶媒で抽出し、飽和食塩水で洗浄
、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留
去した。残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィ
ー(展開溶媒ニジエチルエーテル/n−ヘキサン−3/
1)で精製して、Rf値0.54〜0.37のバンドか
ら、目的の4−(1−メトキシインドール−3−イル)
−2−メチル酪酸4.Omg (21,6%)を得た。
して)計算値 231.1258 実測値 231.1278 実施例 3 4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−メチ
ル4−(1−メトキシインドール−3−イル)−2−メ
チルブタンニトリル17.]、mgを40%水酸化カリ
ウム水溶液1+nj!およびメタノール−水(1:1)
混合液1dの溶液に溶解し、約4時間加熱還流した。反
応溶液を放冷後、適量の飽和食塩水を加え、氷冷下に2
N−塩酸を加えてpH1とした。塩化メチレン−メタノ
ール(95:5)混合溶媒で抽出し、飽和食塩水で洗浄
、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留
去した。残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィ
ー(展開溶媒ニジエチルエーテル/n−ヘキサン−3/
1)で精製して、Rf値0.54〜0.37のバンドか
ら、目的の4−(1−メトキシインドール−3−イル)
−2−メチル酪酸4.Omg (21,6%)を得た。
また、Rf値0.85〜0.74のバンドから出発原料
を2.9mg(回収率17.0%)回収し、nf値0.
28〜0.1のバンドから、脱メトキシ体の4−(イン
ドール−3−イル)−2−メチル酪酸8. Omg (
4,9,1%)を得た。
を2.9mg(回収率17.0%)回収し、nf値0.
28〜0.1のバンドから、脱メトキシ体の4−(イン
ドール−3−イル)−2−メチル酪酸8. Omg (
4,9,1%)を得た。
無色油状物
TR(film)
νつ、、 : 3500〜2300. 1702.
1450. 1232゜736 am−’ NMR(CCI、) δ: 1.21(31(、d、 J=711z>、 1
.44〜2.52(3H。
1450. 1232゜736 am−’ NMR(CCI、) δ: 1.21(31(、d、 J=711z>、 1
.44〜2.52(3H。
m)、 2.69(211,t、 J=7tlz)、
3.91(311,s)。
3.91(311,s)。
6.61〜?’、42(5ft、 m)、 10.49
(IH,br)1(igh MS : m/e (Cz
H17NO3として)計算値 247.1208 実測値 247.1228 実施例 4 4−(1−メトレキインドール−3−イル)−2−メチ
ル酪酸メチル 4=(1−メトキシインドール−3−イル)−2−メチ
ル酪酸7.6Ingをジエチルエーテル0.5m7!に
溶解し、これにジアゾメタンのジエチルエーテル溶液を
発泡がおさまるまで加え、さらに少過剰を追加して室温
上駒10分間放置した。反応終了後、減圧下に溶媒を留
去して、目的の4−(1−メトキシインドール−3−イ
ル)−2−メチル醋酸メチル8.0mg(定量的)を得
た。
(IH,br)1(igh MS : m/e (Cz
H17NO3として)計算値 247.1208 実測値 247.1228 実施例 4 4−(1−メトレキインドール−3−イル)−2−メチ
ル酪酸メチル 4=(1−メトキシインドール−3−イル)−2−メチ
ル酪酸7.6Ingをジエチルエーテル0.5m7!に
溶解し、これにジアゾメタンのジエチルエーテル溶液を
発泡がおさまるまで加え、さらに少過剰を追加して室温
上駒10分間放置した。反応終了後、減圧下に溶媒を留
去して、目的の4−(1−メトキシインドール−3−イ
ル)−2−メチル醋酸メチル8.0mg(定量的)を得
た。
無色油状物
IR(film)
ν□□: 2940.1738.1452.1204
.1164゜738 c++r’ NMR(CCl2) δ: 1.10(3fl、 d、 J=7Hz)、 1
.38〜2.44(3H。
.1164゜738 c++r’ NMR(CCl2) δ: 1.10(3fl、 d、 J=7Hz)、 1
.38〜2.44(3H。
m)、 2.61(2H,t、 、J=7Hz)、 3
.53(3H,s)。
.53(3H,s)。
3.92(311,s)、 6.78(1)1. br
s)、 6.68〜7.44(4H,m) 11igh MS : m/e (CI58I9NO3
として)計算値 261.1363 実測値 261.1357 〔発明の効果〕 本発明の一般式(I)の化合物は1−メトキシインドー
ル骨格を有ずろ医薬品の製造中間体としてきわめて有用
である。、 例えば、本発明の一般式(1)の化合物でRがホルミル
基あるいはメトキシカルボニル化合物を還元することに
より、きわめて容易に高収率で医薬品として有用なイン
ドールアルカロイドのく一七)−パニクリジンI3を製
造することができる。
s)、 6.68〜7.44(4H,m) 11igh MS : m/e (CI58I9NO3
として)計算値 261.1363 実測値 261.1357 〔発明の効果〕 本発明の一般式(I)の化合物は1−メトキシインドー
ル骨格を有ずろ医薬品の製造中間体としてきわめて有用
である。、 例えば、本発明の一般式(1)の化合物でRがホルミル
基あるいはメトキシカルボニル化合物を還元することに
より、きわめて容易に高収率で医薬品として有用なイン
ドールアルカロイドのく一七)−パニクリジンI3を製
造することができる。
さらに、本発明の一般式(1)の化合物は、側鎖の導入
、延長、閉環などを行うことができ、医薬品として有用
な、種々の1−メ)・キシインドール骨格を有する化合
物に導くことができる。
、延長、閉環などを行うことができ、医薬品として有用
な、種々の1−メ)・キシインドール骨格を有する化合
物に導くことができる。
本発明の一般式(1)の化合物から導かれる(±)−パ
ニクリジンBは、鎮痛、局所麻酔剤に用いられる民間薬
のミカン科ゲツキツ[:MurrayaPanicul
ate (Linn.) Jack )根皮の成分の1
つであり、消炎、鎮痛効果を示す、医薬品として有用な
インドールアルカロイドである。
ニクリジンBは、鎮痛、局所麻酔剤に用いられる民間薬
のミカン科ゲツキツ[:MurrayaPanicul
ate (Linn.) Jack )根皮の成分の1
つであり、消炎、鎮痛効果を示す、医薬品として有用な
インドールアルカロイドである。
本発明の一般式(I)の化合物を製造中間体として用い
ることにより、このように医薬品として有用な1−メト
キシインドール誘導体を効率よく製造することができる
。
ることにより、このように医薬品として有用な1−メト
キシインドール誘導体を効率よく製造することができる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のRはシアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、
低級アルコキシカルボニル基または、カルバモイル基で
ある)で表されるインドール誘導体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25102285A JPH0233700B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | Indoorujudotai |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25102285A JPH0233700B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | Indoorujudotai |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62111965A true JPS62111965A (ja) | 1987-05-22 |
JPH0233700B2 JPH0233700B2 (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=17216457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25102285A Expired - Lifetime JPH0233700B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | Indoorujudotai |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0233700B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06334208A (ja) * | 1993-05-19 | 1994-12-02 | Nec Corp | 太陽発電装置 |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP25102285A patent/JPH0233700B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06334208A (ja) * | 1993-05-19 | 1994-12-02 | Nec Corp | 太陽発電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0233700B2 (ja) | 1990-07-30 |
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