JPS60142989A - 5−o−メチルビサミノ−ルの製造法 - Google Patents
5−o−メチルビサミノ−ルの製造法Info
- Publication number
- JPS60142989A JPS60142989A JP58248004A JP24800483A JPS60142989A JP S60142989 A JPS60142989 A JP S60142989A JP 58248004 A JP58248004 A JP 58248004A JP 24800483 A JP24800483 A JP 24800483A JP S60142989 A JPS60142989 A JP S60142989A
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式、
で表わされる5−0−メチルビサミノールの新規な製造
方法に関する。
方法に関する。
光学活性体(2S)−5−o−メチルビサミノールは既
に、秦ら〔日本薬学会第98年会講演要旨集、302−
s−ジ(1978))により、セリ科植物ハマウド(A
ngelica japonica A、 Gray
) から単離さiている。また、佐々木らは、防風(L
ede Bouriellae Radix )から、
上記化合物を抽出単離し、この化合物が血圧降下作用を
有しており、医薬として重畳な化合物であることを報告
している(特開昭58−55419 )。しかし、この
化合物を医薬として提供するためには、ノ・マウドから
の抽出という手段は産業的には実用的でなく、捷だ、実
際にも、この化合物の単離には困難を伴う。そこで、従
来から、実用性のある化学的な合成による製造法の開発
が望捷れていた。
に、秦ら〔日本薬学会第98年会講演要旨集、302−
s−ジ(1978))により、セリ科植物ハマウド(A
ngelica japonica A、 Gray
) から単離さiている。また、佐々木らは、防風(L
ede Bouriellae Radix )から、
上記化合物を抽出単離し、この化合物が血圧降下作用を
有しており、医薬として重畳な化合物であることを報告
している(特開昭58−55419 )。しかし、この
化合物を医薬として提供するためには、ノ・マウドから
の抽出という手段は産業的には実用的でなく、捷だ、実
際にも、この化合物の単離には困難を伴う。そこで、従
来から、実用性のある化学的な合成による製造法の開発
が望捷れていた。
光学活性な(2,、s)−s −o−メチルビサミノー
ルあるいは、そのラセミ体の全合成の例は、これまで全
く報告されていないが、5位のメトキシ基が水酸基であ
るビサミノールの製造方法は、既に知られているC :
r、 c、 s、 perkin 1巻150M(19
75))。従って、この方法で、ピザミノールを合成し
、これをメチル化することにより、5−0−メチルビサ
ミノールを得ることは可能である。しかし、この方法は
、反応位の位置選択性が悪く、全収率が著しく低いとい
う欠点がある。
ルあるいは、そのラセミ体の全合成の例は、これまで全
く報告されていないが、5位のメトキシ基が水酸基であ
るビサミノールの製造方法は、既に知られているC :
r、 c、 s、 perkin 1巻150M(19
75))。従って、この方法で、ピザミノールを合成し
、これをメチル化することにより、5−0−メチルビサ
ミノールを得ることは可能である。しかし、この方法は
、反応位の位置選択性が悪く、全収率が著しく低いとい
う欠点がある。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果5−0−メチルビ
サミノールの効果的な新規ダメ造方法を見出した。即ち
、この方法は、ビサミノールのこれまでに知られている
製造方法とは全く異なり、各製造過程の反応は、完全に
、位ig選択性がありかっ高収率をもって進行し、他の
異性体の生成余池が、全く無いという特徴的利点を有す
る。
サミノールの効果的な新規ダメ造方法を見出した。即ち
、この方法は、ビサミノールのこれまでに知られている
製造方法とは全く異なり、各製造過程の反応は、完全に
、位ig選択性がありかっ高収率をもって進行し、他の
異性体の生成余池が、全く無いという特徴的利点を有す
る。
本発明の製造方法は、以下の如く式示することかできる
。
。
以下に本発明方法の最も好ましい態様をそのプロセスに
従い説明する。
従い説明する。
a)前掲の化学式(1)で表わされる5−アセチル−6
−ヒドロキシ−4−メトキン−2、−(1’−ヒドロキ
シ−1′−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾ
フランの6位の水酸基を選択的にアセチル化することに
より、化学式(2)で表わされる5−アセチル−6−ア
セチルオキシ−4−メトキ/−2−(1’−ヒドロキシ
−17−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾフ
ランヲ得ルことができる。アセチル化の方法としては、
ビリジン中、無水酢酸あるいは、塩化アセチルを作用さ
せる方、去を使用することができるが、無水酢酸を使用
することにより、反応はW量的に進行する。
−ヒドロキシ−4−メトキン−2、−(1’−ヒドロキ
シ−1′−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾ
フランの6位の水酸基を選択的にアセチル化することに
より、化学式(2)で表わされる5−アセチル−6−ア
セチルオキシ−4−メトキ/−2−(1’−ヒドロキシ
−17−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾフ
ランヲ得ルことができる。アセチル化の方法としては、
ビリジン中、無水酢酸あるいは、塩化アセチルを作用さ
せる方、去を使用することができるが、無水酢酸を使用
することにより、反応はW量的に進行する。
b)上記a)工程で得られた前掲の化学式(2)で表わ
される5−アセチル−6−アセチルオキシ−4−メトキ
7−2−(1’−ヒドロキシ−1′−メチルエチル)−
2,3−ジヒドロベンゾフランをツメチルスルホキシド
中、無水酢酸を用いてヱ温で反応させることにより、前
掲化学式(3)で表わされる5−アセチル−6−アセチ
ルオキシー4−メトキシ−2−(1’−メチルチオメト
キシ−1′−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベン
ゾフランをほぼ定量的に得る。ここで3級の水酸基をメ
チルチオメチル基で保護することは重要であり、この保
護基がないと、次の反応は進行しない。
される5−アセチル−6−アセチルオキシ−4−メトキ
7−2−(1’−ヒドロキシ−1′−メチルエチル)−
2,3−ジヒドロベンゾフランをツメチルスルホキシド
中、無水酢酸を用いてヱ温で反応させることにより、前
掲化学式(3)で表わされる5−アセチル−6−アセチ
ルオキシー4−メトキシ−2−(1’−メチルチオメト
キシ−1′−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベン
ゾフランをほぼ定量的に得る。ここで3級の水酸基をメ
チルチオメチル基で保護することは重要であり、この保
護基がないと、次の反応は進行しない。
C)次に、b)工程で得られた前掲化学式(3)で表わ
される5−アセチル−6−アセチルオキシ−4−メトキ
シ−2−(1’−メチルチオメトキシ−1′−メチルエ
チル) −2,3−ジヒドロベンゾフランに酢酸エステ
ル及び塩基を反応させる。この反応により、6−位のア
セチル基が5−位のアセチル基のメチル基上に転位し、
前掲の化学式(4)で表わされる5 −(3’−オキシ
ブチリル)−6−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−(1
′−メチルチオメトキシ−17−メチルエチル)−2,
3−ジヒドロベンゾフランがほぼ定量的に得られる。こ
の反応に使用しうる酢酸エステルの例としては、酢酸エ
チル、酢酸プロピル等があげられるが、酢酸エチルが望
1しく、又、塩基としては、リチウム、ナトリウム、カ
リウムなどの金属、水素化ナトリウム、水素化カリウム
、等の強塩基を使用できるが、ナトリウムあるいは、カ
リウムが望せしいものである。溶剤としては、テトラヒ
ドロフラン等を使用シラるが、この反応に使用する酢酸
エステル、特に酢酸エチルはそれ自体が溶剤の役割を果
たし、また、望ましいものである。
される5−アセチル−6−アセチルオキシ−4−メトキ
シ−2−(1’−メチルチオメトキシ−1′−メチルエ
チル) −2,3−ジヒドロベンゾフランに酢酸エステ
ル及び塩基を反応させる。この反応により、6−位のア
セチル基が5−位のアセチル基のメチル基上に転位し、
前掲の化学式(4)で表わされる5 −(3’−オキシ
ブチリル)−6−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−(1
′−メチルチオメトキシ−17−メチルエチル)−2,
3−ジヒドロベンゾフランがほぼ定量的に得られる。こ
の反応に使用しうる酢酸エステルの例としては、酢酸エ
チル、酢酸プロピル等があげられるが、酢酸エチルが望
1しく、又、塩基としては、リチウム、ナトリウム、カ
リウムなどの金属、水素化ナトリウム、水素化カリウム
、等の強塩基を使用できるが、ナトリウムあるいは、カ
リウムが望せしいものである。溶剤としては、テトラヒ
ドロフラン等を使用シラるが、この反応に使用する酢酸
エステル、特に酢酸エチルはそれ自体が溶剤の役割を果
たし、また、望ましいものである。
d)次に、上記化学式(4)で表わされる5−(3’−
オキシブチリル)−6−ヒドロキシ−4−メトキシ−2
−(1’−メチルチオメトキシ−17−メチルエチル)
−2:3−ジヒドロベンゾフラ4に酸を加えると、環
化反応と共に保護基も同時に外れ、−挙に目的化合物5
−o−メチルビサミノールを得ることができる。この反
応は、加熱還流下で行うことが好適であシ、溶剤として
は、水、アルコール類、エーテル類等、特に反応に直接
関与しないものを使用しうるが、特にエタノールが望ま
しい。
オキシブチリル)−6−ヒドロキシ−4−メトキシ−2
−(1’−メチルチオメトキシ−17−メチルエチル)
−2:3−ジヒドロベンゾフラ4に酸を加えると、環
化反応と共に保護基も同時に外れ、−挙に目的化合物5
−o−メチルビサミノールを得ることができる。この反
応は、加熱還流下で行うことが好適であシ、溶剤として
は、水、アルコール類、エーテル類等、特に反応に直接
関与しないものを使用しうるが、特にエタノールが望ま
しい。
上記a)の工程において、化学式(1)で表わされる5
−アセチル−6−ヒドロキラー4−メトキン−2−(1
’−ヒドロキシ−17−メチルエチル) −2,3−ジ
ヒドロベンゾフランとしてラセミ体を使用した場合は、
ラセミ体の5−〇−メチルビサミノールが得られ、8体
を使用した場合は(2S)−5−0−メチルビサミノー
ルが、賛だ、R体を使用した場合は(2R)−5−0−
メチルビサミノールが得られる。
−アセチル−6−ヒドロキラー4−メトキン−2−(1
’−ヒドロキシ−17−メチルエチル) −2,3−ジ
ヒドロベンゾフランとしてラセミ体を使用した場合は、
ラセミ体の5−〇−メチルビサミノールが得られ、8体
を使用した場合は(2S)−5−0−メチルビサミノー
ルが、賛だ、R体を使用した場合は(2R)−5−0−
メチルビサミノールが得られる。
本発明方法によシ得られる5−0−メチルビサミノール
は、血圧降下作用を有するので、医薬品または、その中
間体として有用である。
は、血圧降下作用を有するので、医薬品または、その中
間体として有用である。
本発明の製造方法に使用される原料となる前掲化学式(
Ilで表わされる5−アセチル−6−ヒドロキシ−4−
メトキシ−2−(1’−ヒドロキシ−17−メチルエチ
ル) −2,3−ジヒドロベンゾフランを得る方法とし
ては、例えば以下の式に示す如き方法かめる。
Ilで表わされる5−アセチル−6−ヒドロキシ−4−
メトキシ−2−(1’−ヒドロキシ−17−メチルエチ
ル) −2,3−ジヒドロベンゾフランを得る方法とし
ては、例えば以下の式に示す如き方法かめる。
これを詳細に説明すると、
イ)化学式(I)で表わされる2、4.6− )リヒド
ロキシアセトフエノンに塩基の存在下、化学式([1で
表わされる1−ハロケ゛ノー3−メチルー2−ブテンを
室温で反応させると、化学式([111で表わされる2
、4.6− )リヒドロキシ−3−(3’−メチル−2
7−ブテニル)アセトフェノンが得られる。この際、化
合物(TI)としては、プロミドあるいはクロリドが用
いられるが、特に、クロリドがi什適であり゛、この場
合の塩基としては、リチウム、ナトリウム、カリウムな
どの金属、アルキルリチウム、水素化ナトリウム、水素
化カリウム、ナトリウムアルコキシド、カリウムアルコ
キシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどから選
択されるが、水素化ナトリウムが好適である。溶剤とし
ては、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,2
−ノメトキシエタン、ジエチレングリコールノメトキシ
エーテルなどのエーテル類あるいは、エタノール、メタ
ノールなどのアルコール類の中から選択される溶剤を用
いるが、テトラヒドロフランが好適である。
ロキシアセトフエノンに塩基の存在下、化学式([1で
表わされる1−ハロケ゛ノー3−メチルー2−ブテンを
室温で反応させると、化学式([111で表わされる2
、4.6− )リヒドロキシ−3−(3’−メチル−2
7−ブテニル)アセトフェノンが得られる。この際、化
合物(TI)としては、プロミドあるいはクロリドが用
いられるが、特に、クロリドがi什適であり゛、この場
合の塩基としては、リチウム、ナトリウム、カリウムな
どの金属、アルキルリチウム、水素化ナトリウム、水素
化カリウム、ナトリウムアルコキシド、カリウムアルコ
キシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどから選
択されるが、水素化ナトリウムが好適である。溶剤とし
ては、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,2
−ノメトキシエタン、ジエチレングリコールノメトキシ
エーテルなどのエーテル類あるいは、エタノール、メタ
ノールなどのアルコール類の中から選択される溶剤を用
いるが、テトラヒドロフランが好適である。
口)前記化学式(III)で表わされる、2,4.6−
)リヒドロキシ−3−(3’−メチル−21−ブテニ
ル)アセトフェノンに、塩基の存在下でノ・ロケ゛ン化
物RX C但しXは、ノ・ロケ゛ン原子例えば、Brあ
るいはctを示す。〕を室温で反応させると、化合物(
1■)の4.6−位の水酸基が、RXのRによって保護
された化合物6V)が得られる。保護基としてのRは、
ベアジル基、バラニトロベンノル基、2.4−ジニトロ
ベンジル基、オルトニトロベンジル7、バラ−1’ロモ
ペンノル基等、還元的に容易に除去し得るものが用いら
れ、塩基としては、水素化ナトリウムあるいは炭酸カリ
ウムなどが用いられ、溶剤としては、アセトノあるいは
、ツメチルホルムアミドなどが用いられる。塩基として
炭酸カリウム、溶剤としてジメチルホルムアミドの覗合
せは好適に用いられる。
)リヒドロキシ−3−(3’−メチル−21−ブテニ
ル)アセトフェノンに、塩基の存在下でノ・ロケ゛ン化
物RX C但しXは、ノ・ロケ゛ン原子例えば、Brあ
るいはctを示す。〕を室温で反応させると、化合物(
1■)の4.6−位の水酸基が、RXのRによって保護
された化合物6V)が得られる。保護基としてのRは、
ベアジル基、バラニトロベンノル基、2.4−ジニトロ
ベンジル基、オルトニトロベンジル7、バラ−1’ロモ
ペンノル基等、還元的に容易に除去し得るものが用いら
れ、塩基としては、水素化ナトリウムあるいは炭酸カリ
ウムなどが用いられ、溶剤としては、アセトノあるいは
、ツメチルホルムアミドなどが用いられる。塩基として
炭酸カリウム、溶剤としてジメチルホルムアミドの覗合
せは好適に用いられる。
ハ)前記化合物■に水素化ナトリウムの存在下、ヨウ化
メチルを反応させるか、又は、アセト/中、炭酸カリウ
ムの存在下、ツメチル硫酸を室温で反応させ、2−位の
水酸基をメチル化することにより、化合物停)が得られ
る。
メチルを反応させるか、又は、アセト/中、炭酸カリウ
ムの存在下、ツメチル硫酸を室温で反応させ、2−位の
水酸基をメチル化することにより、化合物停)が得られ
る。
二)次に、この化合物(V)に、過酸0り)を反応させ
ると、2’、 3’−位に位置する二重結合が工Iキン
化された化合物(■)がほぼ定量的に得られる。
ると、2’、 3’−位に位置する二重結合が工Iキン
化された化合物(■)がほぼ定量的に得られる。
用いられろ過酸は、化学式(Vll中Rユがフェニル基
、メタクロロフェニル基、バラニトロフェニル基、水素
原子、アルキル基又はトリフルオロメチル基であるいず
れかの過酸から選択されるが、特に、・ぐラニトロ過安
息香酸あるいはメタクロロ過安息香酸が好適である。又
、溶剤としては、メチレンクロリドあるいは、クロロホ
ルムが用いられるが、メチレンクロリドが好適である。
、メタクロロフェニル基、バラニトロフェニル基、水素
原子、アルキル基又はトリフルオロメチル基であるいず
れかの過酸から選択されるが、特に、・ぐラニトロ過安
息香酸あるいはメタクロロ過安息香酸が好適である。又
、溶剤としては、メチレンクロリドあるいは、クロロホ
ルムが用いられるが、メチレンクロリドが好適である。
ホ)前記化合物(■)をアミンの存在下、5%−・ぐラ
ノウムー炭素を用いて、水素添加を行うと、室温で10
〜15分で、反応が完了し、保護基が除去され、ジヒド
ロベンゾフラン環が形成され、5−アセチル−6−ヒド
ロキシ−4−メトキ7−2−(1’−ヒドロキシ−1′
−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾフランが
定量的に得られる。この反応は、アミンの存在が重要な
条件であり、アミンを用いずに水素団≦加を行うと、環
化反応は、著しく遅くなるばかりでなく、ベンゾフラン
誘導体の他に、分離困雌なベンゾビラン誘導体の生成が
伴い、反応を複雑にする。
ノウムー炭素を用いて、水素添加を行うと、室温で10
〜15分で、反応が完了し、保護基が除去され、ジヒド
ロベンゾフラン環が形成され、5−アセチル−6−ヒド
ロキシ−4−メトキ7−2−(1’−ヒドロキシ−1′
−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾフランが
定量的に得られる。この反応は、アミンの存在が重要な
条件であり、アミンを用いずに水素団≦加を行うと、環
化反応は、著しく遅くなるばかりでなく、ベンゾフラン
誘導体の他に、分離困雌なベンゾビラン誘導体の生成が
伴い、反応を複雑にする。
使用するアミンとしては、トリエチルアミンが好適であ
り、ま・た、溶剤としては、酢酸エチノペエタノール、
メタノールなどが用いられるが、エタノールが好適であ
る。
り、ま・た、溶剤としては、酢酸エチノペエタノール、
メタノールなどが用いられるが、エタノールが好適であ
る。
以下に、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明は、これにより何ら制限されるものではない
。
が、本発明は、これにより何ら制限されるものではない
。
実施例I
H3CH3
5−アセチル−6−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−(
1’−ヒドロキシ−1′−メチルエチル)−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン532 my 、 無水酢r’&2
2.5 rn/!及びビリゾ72.5rnl!の混合溶
液を、−夜室温で楡拌した後、反応混合物を氷−飽和重
博水100m1中に圧加し、0℃で30分間攪拌した。
1’−ヒドロキシ−1′−メチルエチル)−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン532 my 、 無水酢r’&2
2.5 rn/!及びビリゾ72.5rnl!の混合溶
液を、−夜室温で楡拌した後、反応混合物を氷−飽和重
博水100m1中に圧加し、0℃で30分間攪拌した。
この混合物を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を順次
、水洗、飽和硫酸銅水溶液と漁とぅ、水洗、飽和食塩水
と振とう、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過、溶剤留去
し、ノエチルエーテルでg HH晶することにょシ、無
色プリズム晶の、5−アセチル−6−7セチルオキシー
4−メトキン−2−(1′−ヒドロキシ−1′−メチル
エチル’) −2,3−ジヒドロベンゾフラン616m
7カ定骨的に得られた。
、水洗、飽和硫酸銅水溶液と漁とぅ、水洗、飽和食塩水
と振とう、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過、溶剤留去
し、ノエチルエーテルでg HH晶することにょシ、無
色プリズム晶の、5−アセチル−6−7セチルオキシー
4−メトキン−2−(1′−ヒドロキシ−1′−メチル
エチル’) −2,3−ジヒドロベンゾフラン616m
7カ定骨的に得られた。
m、1)、 : 82〜84°C
’H−NMR: 1.22(3H,8)、 1.32
(3H,s 1δ]Jpm(CDC73) 2.21
(3H2S)+ 2.44 (3H,s) 。
(3H,s 1δ]Jpm(CDC73) 2.21
(3H2S)+ 2.44 (3H,s) 。
3.26 (2H,a、 J=9H7,)、 3.88
(3,a、 s )、 11.6.3 (I H,t、
J=9Hz)、 6.25 (I H,S )。
(3,a、 s )、 11.6.3 (I H,t、
J=9Hz)、 6.25 (I H,S )。
工Rv’4g”、 cm−’ : 3440.2980
.2928.1770.1670゜1.644. 16
08. 1582. 1470. 1444゜1412
、 1364. 1342. 1316. 1296゜
1258、]、]、98. 11.66、、 1128
. 1094゜1064、 1010. 97(1,9
62,946゜900.854,798゜ 実施例2 5−アセチル−6−アセチルオキシ−4−メトキ7−2
−(1’−ヒドロキシ−17−メチルエチル) −2,
3−ジヒドロベンゾフラン600mgのジメチルスルホ
キシド(9rtt8 ’)溶液に、無水酢1’)l 9
+rtllを加え、室温で2日間攪拌した労、反応混
合物を50℃に加温しながら、減圧下(l mmHg)
、溶剤を留去した。得られた残留物を、酢酸エチルに溶
解し、この溶液を順次、飽和重情水、飽和食塩水と振と
り、無水減酸ナトリウムで乾燥、濾過、溶剤留去し、傅
られた残留巴吻をn−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶剤
(n−へキサン。
.2928.1770.1670゜1.644. 16
08. 1582. 1470. 1444゜1412
、 1364. 1342. 1316. 1296゜
1258、]、]、98. 11.66、、 1128
. 1094゜1064、 1010. 97(1,9
62,946゜900.854,798゜ 実施例2 5−アセチル−6−アセチルオキシ−4−メトキ7−2
−(1’−ヒドロキシ−17−メチルエチル) −2,
3−ジヒドロベンゾフラン600mgのジメチルスルホ
キシド(9rtt8 ’)溶液に、無水酢1’)l 9
+rtllを加え、室温で2日間攪拌した労、反応混
合物を50℃に加温しながら、減圧下(l mmHg)
、溶剤を留去した。得られた残留物を、酢酸エチルに溶
解し、この溶液を順次、飽和重情水、飽和食塩水と振と
り、無水減酸ナトリウムで乾燥、濾過、溶剤留去し、傅
られた残留巴吻をn−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶剤
(n−へキサン。
酢酸エチル=21)を用いてシリカケ9ルカラムクロマ
トグラフイーにより精製すると、5−アセチル−6−ア
セチルオキシ−4−メトキシ−2−(、i′−メチルチ
オメトキシ−1′−メチルエチル) −2,3−ジヒド
ロベンゾフラン630mg(収率87.9’ly )が
得られた。
トグラフイーにより精製すると、5−アセチル−6−ア
セチルオキシ−4−メトキシ−2−(、i′−メチルチ
オメトキシ−1′−メチルエチル) −2,3−ジヒド
ロベンゾフラン630mg(収率87.9’ly )が
得られた。
’H−NMR: 1.29(3H,e)、 1.32(
3H,S)。
3H,S)。
δppm(CDCta) 2.13(3H,8)、2.
20(3H,s)。
20(3H,s)。
2.44 (3H,S )、 3.31 (2H,d。
J=9H2)、 3.89 (3H,8)、 4.61
(2H,s )、 4’、72 (I H,t、 :r
=9Hz)、 6.24 (I H,8)。
(2H,s )、 4’、72 (I H,t、 :r
=9Hz)、 6.24 (I H,8)。
MS m/z(%l : 368(M+、 10)、
268(M)、 249(45)。
268(M)、 249(45)。
248 (15)、 233 (27)、 220 (
15)、 207(1(10)。
15)、 207(1(10)。
実Jfli 汐り3
H3
5−アセチル−6−アセチルオキシ−4−メトキシ−2
−(1’−メチルチオメトキ/i/’メチルエチル)−
2,3−ジヒドロベンゾフラン300mflを無水酢酸
エチル(2ntl! )に溶解した。
−(1’−メチルチオメトキ/i/’メチルエチル)−
2,3−ジヒドロベンゾフラン300mflを無水酢酸
エチル(2ntl! )に溶解した。
この溶液に、窒素気流下、金属す) IJウム65 m
9を加え、反応混合物を超音波で激しく攪拌しながら、
25〜35℃で2時間反応させた。反応終了後、少量の
メタノールを加え、借拌した後、反応混合物を0℃で希
塩酸を用いて注意深く中和した。次に、この反応混合物
を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を順次飽和重曹水
と振とり、水洗、飽和食塩水と振とう、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濾過、溶剤留去すると、5−(3’−オキ
シブチリル)−6−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−(
1’−メチルチオメトキシ−1′−メチルエチル) −
2,3−ジヒドロベンゾフランが黄色プリズム晶として
270■(収率90,0%)得られた。
9を加え、反応混合物を超音波で激しく攪拌しながら、
25〜35℃で2時間反応させた。反応終了後、少量の
メタノールを加え、借拌した後、反応混合物を0℃で希
塩酸を用いて注意深く中和した。次に、この反応混合物
を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を順次飽和重曹水
と振とり、水洗、飽和食塩水と振とう、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濾過、溶剤留去すると、5−(3’−オキ
シブチリル)−6−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−(
1’−メチルチオメトキシ−1′−メチルエチル) −
2,3−ジヒドロベンゾフランが黄色プリズム晶として
270■(収率90,0%)得られた。
黄色プリズム晶(再結晶溶媒:n−ヘキサン−酢酸エチ
ル) 融点二85〜87°G Br よりν x 、2980.2916.2840.171
2.1626゜n− 1574、1474,1444,1422,1392゜
1370、1346.1292.1250.1186゜
1162、1138.1110.1,068.1060
゜1026、998.974.956.922.894
゜848、816゜ MS(m/z、%) : 368 (M”、 16%)
、 249 (41)、 233(17)、 217
(12)、 207 (26)、 193(24)、
191 (74)、61(100)。
ル) 融点二85〜87°G Br よりν x 、2980.2916.2840.171
2.1626゜n− 1574、1474,1444,1422,1392゜
1370、1346.1292.1250.1186゜
1162、1138.1110.1,068.1060
゜1026、998.974.956.922.894
゜848、816゜ MS(m/z、%) : 368 (M”、 16%)
、 249 (41)、 233(17)、 217
(12)、 207 (26)、 193(24)、
191 (74)、61(100)。
次に5− (3’−オキシプチリル)−6−ヒドロキシ
−4−メトキシ−2−(1’−メチルチオメトキシ−1
′−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾフラン
33.3mgのエタノール(0,5m6)溶液K 10
%硫酸(1mg)を加えて1時間還流した。この反応
混液を室温に戻し、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層
を順次、飽和重曹水と振とり、水洗、飽和食塩水と振と
り、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過、溶剤留去し、得
られた残留物を90%メタノールを用いてノーリット(
N0rit ;Wal(o )カラムを通過させた。溶
剤留去後、酢酸エチル−n−ヘキサ/混合溶剤より再結
晶すると、5−0−メチルビサミノールが無色プリズム
晶として14 my (収率53.4% )を得られた
。
−4−メトキシ−2−(1’−メチルチオメトキシ−1
′−メチルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾフラン
33.3mgのエタノール(0,5m6)溶液K 10
%硫酸(1mg)を加えて1時間還流した。この反応
混液を室温に戻し、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層
を順次、飽和重曹水と振とり、水洗、飽和食塩水と振と
り、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過、溶剤留去し、得
られた残留物を90%メタノールを用いてノーリット(
N0rit ;Wal(o )カラムを通過させた。溶
剤留去後、酢酸エチル−n−ヘキサ/混合溶剤より再結
晶すると、5−0−メチルビサミノールが無色プリズム
晶として14 my (収率53.4% )を得られた
。
IRWKBrCrn−” : 3452. 1656.
1628. 16(18,1466゜aX 1430、1388.1364.1350.1324゜
1252、1232.1172.1156.1096゜
1082、954.834゜ ”H−NMR:1.24(3H,Ilり、 1.35(
3H,8)。
1628. 16(18,1466゜aX 1430、1388.1364.1350.1324゜
1252、1232.1172.1156.1096゜
1082、954.834゜ ”H−NMR:1.24(3H,Ilり、 1.35(
3H,8)。
δppm(CDCt3) 2.27(3H,8)、3.
25(2H,d。
25(2H,d。
J=9H2)、 3.93 (3H,8)、 4.72
(I H,t、J=9H2)、5.98 (LH。
(I H,t、J=9H2)、5.98 (LH。
S)、6.52(IH,s)。
MSm/z IH: 290 (M+、 100 )、
272 (20)、 257(10)。
272 (20)、 257(10)。
232 (13)、 231 (59)、 213 (
69)。
69)。
次に、実施例1で用いる本製造方法の原料となる5−ア
セチル−6−ヒドロキシ−4−メトキン−2−(1’−
ヒドロキシ−17−メチルエチル) −2,3−ジヒド
ロベンゾフランの製造方法の具体例を示す。
セチル−6−ヒドロキシ−4−メトキン−2−(1’−
ヒドロキシ−17−メチルエチル) −2,3−ジヒド
ロベンゾフランの製造方法の具体例を示す。
例 1
H3
水素化ナトリウム743 mg(α)%NaH)と無水
テトラヒドロフラン5 mlの懸濁液に2.4.6−
トリヒドロキシアセトフェノン3.129の無水テトラ
ヒドロフラン(10カtli )溶液を加え、得られた
混合物を室温で1時間攪拌した後、この混合物に、1〜
クロロ−3−メチル−2−ブテン1.95Pを攪拌しな
からゆっくシと加えた。この反応混合物を室温で24時
間攪拌した後、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を順
次、水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過、溶剤留去
し、得られた残留物をn−へキサンと酢酸エチルの混合
溶剤(n−ヘキサン:酢酸エチル−3:1)を用いてシ
リカケ8ルカラムクロマトグラフイーにより精製し、ベ
ンゼンから再結晶すると、2,4.6−トリヒドロキシ
ー3− (3’−メチル−27−ブテニル)アセトフェ
ノンが黄色プリズム晶として2.8 r (収率63.
9係)得られた。
テトラヒドロフラン5 mlの懸濁液に2.4.6−
トリヒドロキシアセトフェノン3.129の無水テトラ
ヒドロフラン(10カtli )溶液を加え、得られた
混合物を室温で1時間攪拌した後、この混合物に、1〜
クロロ−3−メチル−2−ブテン1.95Pを攪拌しな
からゆっくシと加えた。この反応混合物を室温で24時
間攪拌した後、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を順
次、水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過、溶剤留去
し、得られた残留物をn−へキサンと酢酸エチルの混合
溶剤(n−ヘキサン:酢酸エチル−3:1)を用いてシ
リカケ8ルカラムクロマトグラフイーにより精製し、ベ
ンゼンから再結晶すると、2,4.6−トリヒドロキシ
ー3− (3’−メチル−27−ブテニル)アセトフェ
ノンが黄色プリズム晶として2.8 r (収率63.
9係)得られた。
融点=173〜174°C
IR叱臂頁cm−” : 3424.3328.163
8.1602.1566゜1455、137(1,12
80,1234,1170゜1150、 ’1070.
816゜ 1H−NMR: 1.64(3H,s)、 1.73(
3H,s)。
8.1602.1566゜1455、137(1,12
80,1234,1170゜1150、 ’1070.
816゜ 1H−NMR: 1.64(3H,s)、 1.73(
3H,s)。
δppm(cDc7.、) 2.60 (3H,s )
、 3.25 (2H,d。
、 3.25 (2H,d。
J=7.5Hz)、 5.20 (l H,t、 J=
7.5Hz)、 5.90 (I H,B )。
7.5Hz)、 5.90 (I H,B )。
MSm/z(%) : 236 (M”、89)、 2
21 (31)、 203 (6)。
21 (31)、 203 (6)。
193 (25)、 181 (Zoo )、 168
(33)、 165(22)。
(33)、 165(22)。
例 2
−27−プテニ5ル)アセトフェノン32と、炭酸カリ
ウム5.27fの混合物を無水ツメチルホルムアミド1
5m/?中で30分間室温で激しく攪拌した後、この反
応混合物に、ペンノルプロミド(3,3m6)のジメチ
ルホルムアミド(10tul)溶液を加え、室温でさら
に3時間激しく相伴した。この優反応混合物を酢酸エチ
ルで抽出し、得られた酢酸・ エチル層を順次、水洗、
飽和食塩水と振とう、無水硫酸ナトリウムで乾燥、f過
、溶剤留去し、得られた残留物をメタノールで再結晶す
ると、4.6−ノベノジルオキ/−2−ヒドロキシ−3
−(3’−メチル−27−ブテニル)アセトフェノン2
.207(収率41.6係)が得られた。
ウム5.27fの混合物を無水ツメチルホルムアミド1
5m/?中で30分間室温で激しく攪拌した後、この反
応混合物に、ペンノルプロミド(3,3m6)のジメチ
ルホルムアミド(10tul)溶液を加え、室温でさら
に3時間激しく相伴した。この優反応混合物を酢酸エチ
ルで抽出し、得られた酢酸・ エチル層を順次、水洗、
飽和食塩水と振とう、無水硫酸ナトリウムで乾燥、f過
、溶剤留去し、得られた残留物をメタノールで再結晶す
ると、4.6−ノベノジルオキ/−2−ヒドロキシ−3
−(3’−メチル−27−ブテニル)アセトフェノン2
.207(収率41.6係)が得られた。
融点=116〜117°C
工RuKBrCm−” : 3172.2916.17
42. 1614.1590゜aX 1452、 142fi、1398. 1280. 1
258゜1202、 1174. 1152.1082
. 1008゜802゜ ”H−NMR: 1.67(6a、S)、2.55(3
H,s)。
42. 1614.1590゜aX 1452、 142fi、1398. 1280. 1
258゜1202、 1174. 1152.1082
. 1008゜802゜ ”H−NMR: 1.67(6a、S)、2.55(3
H,s)。
δpI)m(CDC4) 3.32(2H,d、、T=
7.5Hz)、5.03(2H,Ill )、5.09
(2H,[] )、5.22(I H,t、J=7.
5Hz)+ 6.04 (IH。
7.5Hz)、5.03(2H,Ill )、5.09
(2H,[] )、5.22(I H,t、J=7.
5Hz)+ 6.04 (IH。
s)、7.’36(5H,s)、7.37(5H。
S )、 13.’91 (I H,S )。
MS m/z(el)): 416(M 、5)、36
1(2)、326(4)。
1(2)、326(4)。
325 (13)、 283 (6)、 181 (3
)、91(100)。
)、91(100)。
例 3
4.6−ジペンジルオキシー2−ヒドロキシ−3−(3
’−メチル−27−ブテニル)アセトフェノン2.Ol
と炭酸カリウム2.82を無水アセト720 、、l中
、室温で30分間攪拌した。次に、ジメチル硫酸4.0
:11を加えて、4日間攪拌した後、水5 ntli、
アンモニア水5 mlを加え、室温で加分間攪拌し、エ
ーテル抽出した。エーテル層を順次、水洗、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥、溶剤留去し、得られた残留物をn−へ
キサンと酢酸エチルの混合溶剤(n−へキサノ:酢酸エ
チル=1o : i )を用いてシリカダルカラムクロ
マトグラフィーにより、精製すると、4,6−ジペンジ
ルオキシー2−メトキノ−3−(3’−メチル−2′−
ブテニル)アセトフェノンが無色油状物質として1.8
8fI(収率90.9% )得られた。
’−メチル−27−ブテニル)アセトフェノン2.Ol
と炭酸カリウム2.82を無水アセト720 、、l中
、室温で30分間攪拌した。次に、ジメチル硫酸4.0
:11を加えて、4日間攪拌した後、水5 ntli、
アンモニア水5 mlを加え、室温で加分間攪拌し、エ
ーテル抽出した。エーテル層を順次、水洗、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥、溶剤留去し、得られた残留物をn−へ
キサンと酢酸エチルの混合溶剤(n−へキサノ:酢酸エ
チル=1o : i )を用いてシリカダルカラムクロ
マトグラフィーにより、精製すると、4,6−ジペンジ
ルオキシー2−メトキノ−3−(3’−メチル−2′−
ブテニル)アセトフェノンが無色油状物質として1.8
8fI(収率90.9% )得られた。
1H−NMR: 1.57(3H,B )、 1.58
(3H,S)。
(3H,S)。
δppm(cDc73) 2.40(3H,s)、3.
23(2H,d。
23(2H,d。
J=7.5Hz)、 3.64. (3H,s )。
4.92 (2H,B )、 4.93 (2I(、S
)。
)。
6.25(LH,S)、 7.25(5H,s)。
7.27 (5H,s )。
MS m/z(%) : 430 (M+、43)、
340 (6)、 339 (12)。
340 (6)、 339 (12)。
297 (18)、 249 (1,2)、9]、(1
00)。
00)。
また、上式の反応を、別法で行った例を以下に示す。
水素化ナトリウム288■(604NaH)と無水テト
ラヒドロフラン1 trt(3の懸濁液に、4,6−ノ
ベンジルオキシー2−ヒドロキシ−3−(3’−メチル
−2′−ブテニル)アセトフェノン27の無水テトラヒ
ドロフラン(7ml)溶液を0℃で加乏、加分間扮拌し
た。この後徐々に室温に戻した債、ヨウ化メチル3罰を
加乏−夜室温で攪拌した。反応終了移、少量のメタノー
ルを加え、反応混合物を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチ
ル層を順次、水洗、飽和食塩水と振とう、無水硫酸ナト
リウムで乾燥、ろ過、溶剤留去し、得られた油状残留物
をn−ヘキサ/と酢酸エチルの混合溶剤(n−ヘキサン
:酢酸エチル−6:1)を用いてシリカダルカラムクロ
マトグラフィーによす精製すると、4,6−ジペンジル
オキシ=2−メトキシ−3−(3’−メチル−2′−ブ
テニル)アセトフェノンが無色油状物質として1.52
(収率72.6% )得られた。
ラヒドロフラン1 trt(3の懸濁液に、4,6−ノ
ベンジルオキシー2−ヒドロキシ−3−(3’−メチル
−2′−ブテニル)アセトフェノン27の無水テトラヒ
ドロフラン(7ml)溶液を0℃で加乏、加分間扮拌し
た。この後徐々に室温に戻した債、ヨウ化メチル3罰を
加乏−夜室温で攪拌した。反応終了移、少量のメタノー
ルを加え、反応混合物を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチ
ル層を順次、水洗、飽和食塩水と振とう、無水硫酸ナト
リウムで乾燥、ろ過、溶剤留去し、得られた油状残留物
をn−ヘキサ/と酢酸エチルの混合溶剤(n−ヘキサン
:酢酸エチル−6:1)を用いてシリカダルカラムクロ
マトグラフィーによす精製すると、4,6−ジペンジル
オキシ=2−メトキシ−3−(3’−メチル−2′−ブ
テニル)アセトフェノンが無色油状物質として1.52
(収率72.6% )得られた。
例 4
C/
4.6−ジペンジルオキシー2−メトキシ−3−(3′
−メチル−2′−ブテニル)アセトフェノン1.29F
をメチレンクロリド7 tnlに溶解し、この溶液に、
メタクロロ過安息香酸776.6m9のメチレンクロリ
ド(9m#)溶液を0℃で、攪拌しながら少しづつ加え
た。この反応混合物を00Gで、15分間攪拌し、更に
室温で15分間攪拌した。
−メチル−2′−ブテニル)アセトフェノン1.29F
をメチレンクロリド7 tnlに溶解し、この溶液に、
メタクロロ過安息香酸776.6m9のメチレンクロリ
ド(9m#)溶液を0℃で、攪拌しながら少しづつ加え
た。この反応混合物を00Gで、15分間攪拌し、更に
室温で15分間攪拌した。
この後、]0係チオ硫酸ナトリウム水溶液を加え攪拌し
、反応混合物を酢酸エチルで抽出した。
、反応混合物を酢酸エチルで抽出した。
次に、酢酸エチル層を順次、飽和重曹水と振とり、水洗
、飽和食塩水と振とう、無水硫酸ナトリウムで乾燥、i
5過、溶剤留去すると、4,6−ジペンジルオキシー2
−メトキシ−3−’(3’−メチル−2’、 3’−エ
ポキシブチル)アセトフェノン1.37が雫−な無色油
状物質として得られた。
、飽和食塩水と振とう、無水硫酸ナトリウムで乾燥、i
5過、溶剤留去すると、4,6−ジペンジルオキシー2
−メトキシ−3−’(3’−メチル−2’、 3’−エ
ポキシブチル)アセトフェノン1.37が雫−な無色油
状物質として得られた。
(収率97.2チ)
1H−NMR: 1−16(3H,8)、1.23(3
H,S)。
H,S)。
δppm(CDCt3) 2.42 (3H,S )、
2.70〜2’、85(3H,m)、3.68(3H
,El)。
2.70〜2’、85(3H,m)、3.68(3H
,El)。
4.93 (3H,e )、 4..96 (2H,s
)。
)。
6.27 < I H,S)、 7= (5H,8)。
7.28 (5H,S )。
MS m/Zf%) :祠6 (Mj、 1.3)、
376 (11)、 375 (4(,1)。
376 (11)、 375 (4(,1)。
333 (1,5)、 285 (8)、91.(10
0’)。
0’)。
例 5
H3
4,6−ジペンジルオキシー2−メトキシ−3−(3′
−メチル−2′、3′−エポキシブチル)アセトフェノ
ン96071gとトリエチルアミン0.42+a#のエ
タノール(31ml )混合溶液を、水素ガスを充分吸
収させた5チー・ぐラジウム−炭素とエタノール10祷
の懸濁液中に加え、この混合物を水素ガス中(常圧)、
室温で15分間攪拌した。この後、反応混合物を力」過
し、溶剤を留去すると、5−アセチル−6−ヒドロキシ
−4−メトキシ−2−(1’−ヒドロキシ−17−メチ
ルエチル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン590m9
が結晶として定量的に得られた。この物は、メタノール
で再結晶することによシ、無色プリズム品を与えた。
−メチル−2′、3′−エポキシブチル)アセトフェノ
ン96071gとトリエチルアミン0.42+a#のエ
タノール(31ml )混合溶液を、水素ガスを充分吸
収させた5チー・ぐラジウム−炭素とエタノール10祷
の懸濁液中に加え、この混合物を水素ガス中(常圧)、
室温で15分間攪拌した。この後、反応混合物を力」過
し、溶剤を留去すると、5−アセチル−6−ヒドロキシ
−4−メトキシ−2−(1’−ヒドロキシ−17−メチ
ルエチル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン590m9
が結晶として定量的に得られた。この物は、メタノール
で再結晶することによシ、無色プリズム品を与えた。
融点=128〜130°C
K13r −1。
IRνmaXO1,35(18+ 2976、2932
+ 162L 1602゜1.582.1476、.1
460.1,424.1,366゜1330、1318
.1286.1252.1198゜1182、1148
.1106.1072.980゜948、868.82
6゜ ’H−NMR: 1.23 (3H,8)、 1.34
(3H,s)。
+ 162L 1602゜1.582.1476、.1
460.1,424.1,366゜1330、1318
.1286.1252.1198゜1182、1148
.1106.1072.980゜948、868.82
6゜ ’H−NMR: 1.23 (3H,8)、 1.34
(3H,s)。
δpprn(cDct、) 2.60 (3H,e )
、 3.23 (2H,d。
、 3.23 (2H,d。
J=911z)、 3.95 (3H,8)、 4.6
4(I H,t、 J=9)IZ)、、6.11 (I
H。
4(I H,t、 J=9)IZ)、、6.11 (I
H。
e )、 13L80 (I H,’8 )、 1.5
0〜1.80 (I H,bs )。
0〜1.80 (I H,bs )。
bis m/z(%l : 266 (M 、58)、
251 (2])’、 233 (45)。
251 (2])’、 233 (45)。
208 (34)、 207 (52)、 193 (
ss)、 28(Zoo)。
ss)、 28(Zoo)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (])式、 で表わされる5 −(3’−オキソブチリル)−6−ヒ
Fロキ/−4−メトキシ−2−(1’−メチルチオメト
キシ−17−メチルエチル)−2,3−ジヒドロベンゾ
フランに酸を作用させることを特徴とする式、 で辰わされる5−0−メチルビサミノールの製造方法。 (2)式、 H3 で表わされる5−アセチル−6−アセチルオキシー4−
メトキン−2(17−メチルチオメトキン−1′−メチ
ルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾフランに酢酸エ
ステル及び塩基を反応させ、式、 CIも で表わされる5 −(3’−オキソブチリル)−6−ヒ
ドロキシ−4−メトキシ−2−(x’−メチルチオメト
キン−1′−メチルエチル)=2.3−ジヒドロベンゾ
フランを得、これに酸を作用させることよシなる式、 で表わされる5−o−メチルビサミノールの少J造方法
。 (3)式、 で表わされる5−アセチル−6−アセチルオキ/−4−
メトキシ−2−(1’−ヒドロキシ−1′−メチルエチ
ル) −:2.3−ジヒドロベンゾフランにジメチルス
ルホキシド中、無水酢酸を作用させることにより、式、
′ H3 で表わされる5−アセチル−6−アセチルオキ7−4−
メトキン−2−(1′−メチルテオメトキ/−17−メ
チルエチル) −2,3−ジヒドロベンゾフランを得、
これに酢酸エステル及び塩基を反応させて式、 で表わされる5 −(3’−オキシプチリル)=6−ヒ
ドロキシ−4−メトキン−2−(1’−メチルチオメト
キ/−17−メチルエチル2、3−ジヒドロベンゾフラ
ンを得、更にこれに、酸を作用させることよりなる式、 H3 で表わされる5−o−メチルビサミノールの製造方法。 (・1) 式、 H3 で表わされる5−アセチル−6−ヒドロキシ−4−メト
キシ−2 −’( 1’−ヒドロキシ−1′−メチルエ
チル) − 2.3−ジヒドロベンゾフランの6位の水
酸基をアセチル化することにより式、 H3 で表わされる5−アセチル−6−アセチルオキシ−4−
メトキン−2 − ( 1’−ヒドロキシ=l”Jチル
エチル) − 2.3−ジヒドロベンゾフランを得、こ
れにジメチルスルホキノド中、無水酢酸を作用させるこ
とにより、式、H3 で表わされる5−アセチル−6−アセチルオキシー4−
メトキシ−2 − ( 1′−メチルチオメトキ/−1
′−メチルエチル) − 2.3−ジヒドロベンゾフラ
ンを得、これに酢酸エステル及び塩基を反応させて、式
、 で表わされる5−( 3’−オキシズチリル)−6−ヒ
ドロキシ−4−メトキ/−2−(1’−メチルチオメト
キン−1′−メチルエチル)−2、3−ジヒドロベンゾ
フランを得、更にこれに酸を作用させることよシなる式
、 で表わされる5−o−メチルビザミノールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248004A JPS60142989A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 5−o−メチルビサミノ−ルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248004A JPS60142989A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 5−o−メチルビサミノ−ルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60142989A true JPS60142989A (ja) | 1985-07-29 |
Family
ID=17171755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58248004A Pending JPS60142989A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 5−o−メチルビサミノ−ルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60142989A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015168625A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 株式会社ツムラ | 4’−o−グルコシル−5−o−メチルビサミノールの製造方法 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP58248004A patent/JPS60142989A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015168625A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 株式会社ツムラ | 4’−o−グルコシル−5−o−メチルビサミノールの製造方法 |
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