JPS60116642A - 2−モノ−置換メチル−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノン誘導体 - Google Patents

2−モノ−置換メチル−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノン誘導体

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JPS60116642A
JPS60116642A JP22329683A JP22329683A JPS60116642A JP S60116642 A JPS60116642 A JP S60116642A JP 22329683 A JP22329683 A JP 22329683A JP 22329683 A JP22329683 A JP 22329683A JP S60116642 A JPS60116642 A JP S60116642A
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JP
Japan
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dimethyl
cyclo
hexenone
group
compound
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Pending
Application number
JP22329683A
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English (en)
Inventor
Kunimoto Kato
國基 加藤
Takao Izawa
伊沢 孝夫
Nobuyoshi Shimada
嶋田 信義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(I) 〔式中Xはハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロオキシ
基または下記式 %式% (式中Yはカルボニル基またはスルホニル基、Rは(1
)フェニル基で置換されていてもよい低級アルキル基ま
たは低級アルケニル基または(2)低級アルキル基で置
換されていてもよいフェニル基を示す。)で示される基
を示す。〕で表わされる2−モノー置換メチル−5,5
−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノン誘導体に関するも
のである。
本発明の化合物は抗腫瘍活性を示し、抗腫瘍剤として有
用なものである。
抗腫瘍活性を有する植物成分の中にはベルルピン、ヘレ
ナリンやエレファントビン等のようにα−メチレン−γ
(あるいはδ−)−ラクトン が化合物の構造内に共通して存在するものがある。
本発明者らは上記ラクトン構造に着目して、新たな抗腫
瘍活性を有する化合物を種々研究の結果、前記一般式(
1)で示される新規化合物が抗腫瘍活性を示すことを見
い出し本発明を完成した。
一般式(1)において、ハロゲン原子としては塩素原子
、臭素原子またはヨウ素原子などがあげられる。また低
級アルキル基としては炭素数1ないし5のアルキル基、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基などがあげられ、低級アルケニル基としては例
えば炭素数2−5のアルケニル基、具体的にはビニル基
、プロペニル基、ブテニル基またはペンテニル基などが
あげられる。これらの基はフェニル基で置換されていて
もよく、例えばベンジル基、フェニルプロピル基、フェ
ニルプロペニル基などがあげられる。
また一般式(I)において、低級アルキル基で置換され
てもよいフェニル基としては、フェニル基、メチルフェ
ニル基、プロピルフェニル基などがあげられる。
一般式(I)のXとして好ましいものとしては、例えば
ハロゲン原子(より好ましくは臭素原子またはヨウ素原
子)、ニトロオキシ基、フェニルアルキル(C1〜3)
カルボニルオキシ基、炭素数C3〜C4の不飽和アルケ
ニルオキシ基、例えばクロトニルオキシ基、シンナモイ
ルオキシ基まタハアルキル(C1〜C3) fR換フェ
ニルスルホニルオキシ基、例工ばp −)ルエンスルポ
ニルオキシ基などがあげられる。
本発明の化合物の代表的なものを具体的にあげれば次の
通りで、ある。
化合物南 化合物名 (1) 2−ニトロキシメチル−5,5−ジメチル−シ
クロ−2−ヘキセノン (2) ″2−ヒドロキシメチルー5.5−ジメチル−
シクロ−2−ヘキセノン (3) 2−ヨウトメチル−5,5−ジメチル−シクロ
−2−ヘキセノン (4)2−アセトキシメチル−5,5−ジメチル−シク
ロ−2−ヘキセノン (5)2−クロトニルオシキメチル−5,5−ジメチル
−シクロ−2−ヘキセノン (6) 2−ベンジルカルボキシメチル−5,5−ジメ
チル−シクロ−2−ヘキセノン (7) 2−シンナモイルオキシメチル−5,5−ジメ
チル−シクロ−2−ヘキセノン (8) 2−(p−)ルエンスルホニルオキシ)メチル
−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノン次に、一
般式0)で表わされる本発明化合物の製造法について述
べる。
囚 一般式(1)で表わされる化合物のうちXが″ログ
ン原子である化合物は公知の化合物2−カルボエトキシ
メチル−5,5−ジメチル−シクロヘキサン−1,3−
ジオン(r C1(HMI S CHEBER,ICl
4TEJ 87巻1258頁〜1267頁(1954)
)を原料として、下記式(1)に従い3段階の製造中間
体を経て製造することができる。
2−カルボエトキシメチル 即ち (1) 上式(1)に従い、無水ベンゼン中で2−カル
ボエトキシメチル−5,5−ジメチル−シクロヘキサン
−1,3−ジオン1当量とシュウ酸クロリド1当量以上
好ましくは2.0〜2.5当量とを室温で混じ、溶媒の
沸点付近で反応させて通常の精製法、例えば溶媒等を留
去しシリカゲルカラ云クロマトグラフィーな行い目的の
化合物2−カルボエトキジメチル−3−クロロ−5,5
−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノン(5)を単離ff
l製tルことができる。
(2) この化合物(5)を還元的に脱塩素反応をする
ことで、2−カルボエトキシメチル−5゜5−ジメチル
−7オロー2−ヘキセノン刊を製造することができる。
この脱塩素反応は、化合物(5)をメタノール中に、亜
鉛−銀錯体を加え反応させ、目的とする化合物(B)が
液状で得ることができ、この化合物(B)は単離精製す
ることなく、もしくは所望により精製しても良く、欠の
アルカリ加水分解反応に使用される。
(3) この化合物(BJは、アルカリ加水分解反応を
行うことで、2−カルボキシメチル−5゜5−ジメチル
−シクロ−2−ヘキセノン(CIに容易に変換される。
この加水分解反応は通常水酸化物好ましくは水酸化カリ
ウムを用いてメタノール中で行われる。得られた化合物
の粉末は、精製することなく次の反て得られる。
(4) この化合物(C)とハロゲンもしくはハロゲン
化剤例えばヨウ素とをバートン(D、H,R,。
Barton )らの方法(H,P、 Faro、’ 
E−P−8erebr−yakov、 andN、 F
’、Woolsey ; J、 C,S 2458頁(
1965))に従い反応させることにより2−ヨウトメ
チル−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノンを得
ることができる。
即ち、化合物(C)1当量と四酢酸鉛1当量を混合し、
タングステン光の照射のもとでヨウ素1当量を反応させ
、通常の精製法であるシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーな行って精製することにより液体で目的化合物が得
られる。
(B) 次に一般式(IJにおいて、Xがヒドロキシ基
、ニトロオキシ基または一〇−Y−Rで示される基を示
す場合の化合物の製造法について述べる。
これらの化合物は一般式(I)においてXがハロゲン原
子である化合物から製造することがでる。
(1) このうちXにヒドロキシ基、ニトロキシ基をも
つ化合物(化合物N[Ll、2)は、例えば、2−ヨウ
トメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノン
(化合物13)1当量と2〜3当量の硝酸銀を含水アセ
トン中で反応させ、はぼ同割合で製造することができ、
もしくは、選択的にXにヒドロキシ基を持つ化合物を製
造したい場合は、2−ヨウドメチル−5,5−ジメチル
−シクロ−2−へキセノン1当量と1当量以上の過塩素
酸銀を含水アセトン中で反応させ製造することができる
(2) また、一般式(I)で表わされる化合物のうち
Xに一〇−Y−I’(で示される基である化合物は、X
がハロゲン原子である化合物、例えば化合物(3)に一
般式(社) R−Y−0−Ag [ll (式中R及びYは前記と同じ基を示す。)で示される化
合物を反応させることにより得られる。
具体的には、まず化合物N(3)2−ヨウトメチル−5
,5−ジメチル−シクロ−2−へキセノン1当量と一般
式lで表わされる有機酸銀塩1当量以上好ましくは1.
0〜1.7当量を無水シクロヘキサン中に混じ、室温で
反応させることにより製造される。反応混合液から目的
物を得るには通常の精製法例えばシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーを6単離すればよい−。また、目的物が
結晶化した場合は、適当な溶媒を用いて再結晶を6目的
物を単離することができる化合物■で表わされる有機酸
銀塩は、相当する有機酸例えば酢酸、クロトン酸、桂皮
酸、p−トルエンスルホン酸などの1当量を1当量以上
の水酸化ナトリウム水溶液に溶かした水溶液に1当量の
硝酸銀水溶液を反応させた時の沈澱物を十分乾燥するこ
とにより黒色粉末として得ることができる。
次に本発明化合物の抗腫瘍活性を示す。
本発明の化合物の抗腫瘍活性の評価は、本発明化合物の
各種濃度におけるHe La細胞の生育抑制作用を、処
理されたHeLa細胞の培養後の残存細胞数の測定を行
うことにより調べた。
得られた結果から算出した50%生育抑制率(ICso
)を次表に示す。
上表から明らかな様に、本発明の化合物は、HeLa細
胞に対して生育抑制作用があり、抗腫瘍剤としての用途
が期待される。
以下実施例により本発明化合物の製造法を具体的に説明
する。
実施例1゜ 2−ヨウトメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘ
キセノンの製造 2−カル、ボキシメチルー5,5−ジメチルーククロー
2−へキセノン0.5510.03モル)の四塩化炭素
30m1溶液に窒素ガス導入下で白色結晶の四酢酸鉛1
.70#(0,04モル)を加え、加熱還流下タングス
テン光の照射のもとで四塩化炭素20m1に溶解したヨ
ウ素0.4 P(0,015モル)を30分間〜1時間
かけて滴下した。溶液の已が消えなくなるのを確認後ろ
過したのちる液をチオ硫酸ナトリウム水溶液、水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥乾固、減圧下溶媒を留去
すると油状物質o、rtが得られた′。これをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム
)を行い精製し、6.46tの無色液状物質を得た。収
率57.1%。
film 。
IRシ、naX、 16821137811173HM
Rδ(CDCl2):1.05(6H,s)、2.20
(2H。
d、J=4.3Hz)、2.31(2H,s)。
4.00 (2H、br、s)、 6.97 (IH。
i 、 J=4.3Hz ) Mass(M/Z) ;264(M) C9H13IO
実施例2゜ 2−ヒドロキシメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2
−ヘキセノン及び2−ニトロキシメチル−5,5−ジメ
チル−シクロ−2−ヘキセノンの製造2−ヨウトメチル
ー5.5−ジメチル−シクロ−2−へキセノン0.16
p(0,6ミリモル)を50%含水アセトン5 mlに
溶解し、硝酸銀Q、27 F (1,6ミリモル)の5
0%含水アセトン5 ml溶液を加え室温で1時間攪拌
した。水を加え、ジエチルエーテルで抽出後、水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下溶媒を留去して
油状物90■を得た。クロロホルム、メタノール4’0
 対1 ヲ溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーな行い無色透明な液体として、2−ヒドロキシメ
チル−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノン40
.8ダ収率44.5%および2−ニトロキシメチル−5
゜5−ジメチル−シクロ−2−へキセノン50.7mg
NMRδ(CDCII) : 1.03 (6H,s 
) 、 2.30 (2H。
d 、 J=4.2I−1z) 、 2.31 (2H
,s )。
4.27(2H,br、s)、6.77(IH、t 、
 J=4.2Hz) Mass (M/Z ) 、; 154 (M”) C
11H14022−ニトロキシメチル−5,5−ジメチ
ル−シクロ−2−ヘキセノン film IR,ν (ffi−’) ; 1680 、1633
 、1280ax NMRδ(CDCIg) ;1.05(6H,s)、2
.33(2H。
s ) 、 2.34 (2H,d 、J=4.4Hz
)。
5.09(2H,br、s)、6.95(IH、t 、
J−4,41−141 −1z) (M/Z ) ; 199 (M ) C9
H13NO4実施例3 2−ヒドロキシメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2
−ヘキセノンの選択的な製造法 2−ヨウトメチル−5,5−9−メチル−シクロ−2−
へキセノン0.24 g−(0,9ミリモル)を50%
含水アセトン12m1に溶解し、過塩素酸銀0.27P
(1,2ミ!jモル)の1 ml水溶液を加え室温で3
0分間攪拌した。ろ過後水を加え、酢酸エチルで抽出し
、水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下譲縮
して1501ff9の油状物を得た。
クロロホルム、メタノール50対1の溶媒系テシリカゲ
ル力ラムクロマトグラフィーを行い、無色透明な液体1
22mpを得た。収率86.2%、本物質の■1を及び
NMRスペクトルは、前記と一致した。
実施例4゜ 2−アセトキシメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2
−ヘキセノンの製造 2−ヨウトメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘ
キセノy 0.18 S’(0,66ミリモル)を5 
mlの無水シクロ−\キサンに溶解し、酢酸銀0.18
f−(1,1ミ!Jモル)を加え、室温で6時間攪拌し
た。
ろ過後ろ液を減圧下濃縮して得られた残渣をクロロホル
ムを溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製を行うと無色透明な液体69.7ダを得た。収率5
3.9%。
IRI/謬:” (crn−”) ;1740,168
0.1372NMRδ(CDCl2) ; 1.05(
6I−1,s) 、 2.06(3H。
s ) 、 2.31 (21−1、d 、 J=4.
4Hz)。
2.32(2H,s)、4.75(2H。
br、 s ) 、 6.84 (11−1、1、J=
4.4Hz) Mass (M/Z) :196(M) C11l−1
1603実施例5゜ 2−クロトニルオキシメチル−5,5−ジメチル−シク
ロ−2−ヘキセノン 2−ヨウトメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2−へ
キセノン0.26 P (1,0ミリモル)を5 rn
lの無水シクロヘキサンに溶解し、クロトン酸銀0.2
、@(1,0ミリモル)を加え、室温で3時間攪拌した
。実施例4と同様の精製操作を行った後、得られた粗結
晶をn−ペンタンより再結晶を行うと、無色の針状結晶
88.8〜を得た。収率40.2%。
m、P、(34,3℃) 11% ν1(Br(cm−’);1720,1687
.1660ax NMRδ(CDCIg);1.03(6H,s)、1.
19(3H。
d、d、 J=7.0 、2.0Hz)、 2.29(
2H、d 、、J:4.4 H2) 、 2.29(2
H2S)14.80(2H1br。
s ) 、5−82 (11−I r d 、q 、J
 −15,6、2,0Hz)、 6.81 (IH。
t 、 J =4.4 Hz) 、−6,95(I H
d 、 q 、 J=15.6 、7.0Hz)Mas
s(M/Z) ;222(M)CuHxsOa実施例6
゜ 2−ベンジルカルボキシメチル−5,5−ジメチル−シ
クロ−2−ヘキセノンの製造 2−ヨウトメチル−5,5−ジメチル−シフC−2−へ
キセノン0.11 p (0,4ミリモル)を5 me
の無水シクロヘキサンに溶解し、フェニル酢酸銀0.1
3PC0,5ミリモル)を加え、室温で2時間攪拌した
。実施例4と同様の精製操作を行い、無色透明な液体7
2.1〜を得た。収率63.0%。
11(、v”m(an−’);1740,1678.1
602ax NMRδ(CDCIs);1.00(6H,s)、2.
24(2H。
d 、J=4.2Hz)、 2.27 (2H,s)。
3.60(2H,s)、4.80(2H。
br、s)、6.64(11−1,t、J=4.2Hz
)、 7.20 (511、s )+ Mass(M/Z) ;272(M) C4yllz+
+03実施例7゜ 2−シンナモイルオキシメチル−5,5−ジメチル−シ
クロ−2−ヘキセノンの製造 2−ヨウトメチルー5,5−ジメチル−シクロ−2−へ
キセノン62mg(0,2ミリモル)を2.5 mlの
無水シクロヘキサンに溶解し、桂皮酸銀85rn?(0
,3ミ!Jモル)を加え、室温で2時間攪拌した。
実施例4と同様の精製操作を行い、無色透明な液体27
.2 mgを得た。収率40.7%。
IRI/”m(cm−”);1720,1678,16
40゜ax 580 NMRδ(CD01g) ; 1.05 (6H,s 
) 、 2.32 (2H。
d 、 J=4.1’Hz)+ 2.32 (21−1
,s ) 。
4.92(2H,br、s)、6.45(IH、d 、
J=16.2Hz)、6.88(IH,t 、J=4.
、IHz)、7.21〜7.51(5H,m’)、7.
66(II−1゜d 、 J=16.2H2) Mass(M/Z)’ ;284(M) C+5l−1
2oO+実施例8゜ 2−(p−)ルエンスルホニルオキシ)メチル−5,5
−ジメチル−シクロ−2−ヘキセノンの製造 2−ヨウトメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2−ヘ
キセノン58〜(0,2ミリモル)を3 rnlの無水
シクロヘキサンに溶解し、p−トルエンスルホン酸銀9
2■(0,3ミリモル)を加え、室温で1時間攪拌した
。実施例7と同様の精製操作を行い、無色透明な液体3
2循を得た。収率47.8%。
lRνfi1m(ctn″’);168σ、1598.
1553ax NMRδ(CDC13) ;1.00(6Hts)、2
.22(2H2s)。
2.43(3H,s)、4.7(2H。
br13)16.91(11−1,t、J=4.2Hz
)、7.27 (211,d 、J=8.2Hz)、 
7.75 (2j(、d 、 J=8、2 Hz ) Mass (M/Z ) ; 308 (M ) Cl
eLIzoO<8以下参考例により本発明化合物の原料
の製造法を具体的に説明する。
参考例1゜ 2−カルボエトキシメチル−3−クロロ−5,5ニジメ
チル−シクロ−2−ヘキセノン(5)の製造2−カルボ
エトキシメチル−5,5−ジメチル−シクロヘキサン−
1,3−ジオン10.6 P (0,04,7モル)を
無水ベンゼン30rnlに懸濁させ攪拌しながら室温に
てシーウ酸クロリド10m1:を1時間かけて滴下した
。発泡がおさまるのを確認した後、3時間加熱還流した
。反応後、減圧下溶媒を留去して得られた化合物をクロ
ロホルムを溶出酷媒とするシリカゲルカラムクロマドグ
シフイーによって精製し無色透明の液体8.1fを得た
。収率74.4%。
IRv””” (z’);2975,174(Li2S
:LlaX 18O NMRδ(CDCl2) ;1.10(6H,s)、1
.23(3H。
t 、 J=6.8Hz)、 2.33 (21−1。
s)、2.66(21−1,br、s)。
3.47(2H,br、s)、4.10(2H、q 、
 J=6.81−181−1z) (M/Z) ; 2
44 、246 Cl2l−117CI03参考例2゜ 2−カルボエトキシメチル−5,5−ジメチル−シクロ
−2−へキセノン(Blの製造 亜鉛末15.7P(0,24モル)に10%塩酸水溶液
75P6を加え、10分間攪拌後、溶媒を除き、残留物
を含水アセトン、ジエチルエーテルで洗浄し、そこに沸
点付近まで加熱した酢酸に酢酸銀0.510.003モ
ル)を加えた懸濁液を混合し、−分間攪拌後浴液を除き
、残留物を酢酸、ジエチルエーテル、メタノールの順で
洗浄した。得られた黒色粉末を、化合物(5)8.−5
4i’ (,0,035モル)のメタノール30m1溶
液中に加え、室温にて一晩攪拌した。反応終了後ろ過し
たのち溶媒を留去し、得られた残渣をジエチルエーテル
に希釈し、10係塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、水で十分に洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、クロロホルムを溶出溶媒とするシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーを行い無色透明の液体5,
3ψを得た。収率72.3%。
IRv”’m(crn−’);1745.1’680.
1390ax NMrも δ(CDC監3) :1.07(6H,s)
、1.25(3I−1゜t 、J=7.4Hz)、 2
.23(2I−1,s)。
2.27(2H,d、J=4.2Hz)。
3.07(2H,br、s)、4.06(2H,q 、
J=7.411z)、 6.58 ’(I H、t 、
 J =4.211z)Mass (M/Z) ;21
0(M) Cl2Jl−11803参考例3゜ 2−カルボキシメチル−5,5−ジメチル−シクロ−2
−ヘキセノン(Qの製造 2−カルボエトキシメチル−5,5−ジメチル−シクロ
−2−ヘキセノンCB+5.7P(0,027モル)の
メタノール8 ml溶液中に、メタノール10rnlに
溶解した水酸化カリウム2.7 P (0,04モル)
を加え、室温で2時間攪拌した。反応後10%HCI水
溶液で中和し、ジエチルエーテルで抽出し無水硫酸ナト
リウムで乾燥。減圧下溶媒を留去して得られた結晶性物
質をクロロホルム、メタノール20対1の溶媒系でシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製することによっ
て結晶4.1g−を得た。
収率83.、0%。ベンゼン、n−ヘキサンで再結晶を
すると無色針状結晶を得た。(m、p : 83.5°
C)KI3r −+ 。
II?、v (cn+)、3200.1705.167
0naX NMRδ(CDCL+) ;1.05(61−1,s)
 、 2.31(21−1゜d 、 J=3.8l−1
z)、 2.32 (21−1,s)。
3.23 (21−1、br、 s ) 、 6.74
(IH、t 、 J=3.8Hz)、 7.23〜7.
68 (IH、br) Mass (M/Z) ;182(M) Cl0H14
03特許出願人 日本化薬株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 〔式中Xはハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロオキシ
    基または下記式 %式% (式中Yはカルボニル基またはスルホニル基、几は(1
    )フェニル基で置換されていてもよい低級アルキル基ま
    たは低級アルケニル基または(2)低級アルキル基で置
    換されていてもよいフェニル基を示す。)で示される基
    を示す。〕で表わされる2−モノー置換メチル−5,5
    −ジメチル−シクロ−2−ヘキセノン誘導体。
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