JPS6211130A - 液状導電性材料の現場分析 - Google Patents

液状導電性材料の現場分析

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JPS6211130A
JPS6211130A JP61056013A JP5601386A JPS6211130A JP S6211130 A JPS6211130 A JP S6211130A JP 61056013 A JP61056013 A JP 61056013A JP 5601386 A JP5601386 A JP 5601386A JP S6211130 A JPS6211130 A JP S6211130A
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probe
housing
sampling
inner housing
electrode
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JP61056013A
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マリオ・アンドレス・セインズ
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Allied Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/66Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light electrically excited, e.g. electroluminescence
    • G01N21/69Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light electrically excited, e.g. electroluminescence specially adapted for fluids, e.g. molten metal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S73/00Measuring and testing
    • Y10S73/09Molten metal samplers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液状導電性材料の構成元素を測定するための方
法および装置に関する。より詳細には、本発明は溶融合
金の構成元素の測定に関する。
合金の物理的特性、たとえば強度、硬度、靭性および耐
食性は、一部は金属組成に依存する。特にこれらの特性
は構成する合金元素の量に依存する。
合金の組成を測定するためには、一般に溶融合金から液
体試料を取出し、固化させ、次いで化学的手段または分
光測定手段により分析する。分析によって正確な組成が
示されると、溶融物を注型して目的の製品を得る。効果
的な生産には、迅速かつ正確な分析が要求される。溶融
物中で継続している化学的過程によって、試料を取出す
時点と分析される時点との間で組成が変化する可能性が
あるからである。時間の隔りが大きすぎると、分析は溶
融物の真の組成を表わさないかも仰れない。
溶融合金の正確な“実時間(real t ime )
 ”分析を行うだめの試みが行われている。米国特許第
3.659.944号(1972年5月2日にエム・ポ
ジツクに交付)は、溶融金属の直接連続分光測定のだめ
の装置を開示する。米国特許第3.645゜628号(
1972年2月29日にエム・ポジツクらに交付ンは溶
融金属の直接分光分析のための装置を提供し、これは使
い捨て延長管を備えた元伝達管を含む。米国特許第3.
672.774号(1972年6月27日にポジツクら
に交付)は、溶融金属の直接分光測定試験のための装置
を提供する。
米国特許第3,669,546号(1972年6月13
日にジエイ・エム・フィルロジェットに交付)は、電極
と溶融金属の表面との間のスパークにより生じる光を受
信する特殊な光透過装置を開示する。この装置は元を最
小限の変化において分光写真手段へ透過する。
しかしこの先行技術のスパーク発光測定装置は多くの欠
点をもつ。スパークは放射線の多くを吸収するので、ス
パークは効果的な発光を生じるものではない。その結果
、生じる発光の直線的な動的範囲はむしろ短かい。スパ
ーク発光分析法の他の欠点は、サンプリングした溶融物
の表面がスラグを含まず、材料本体を代表するものでな
ければならない点である。重要なパラメーターは溶融物
表面の幾何学性状およびカウンター電極(Coxn−1
ar electrode)  である。特にカウンタ
ー電極と溶融物表面とのギャップ距離、すなわち間隔は
常に実質的に一定でなければならない。ギャップ距離の
動的変化は分析の正確度および結果の精度を減じる可能
性がある。また、電極から浸食された材料が励起された
試料からの発光を妨害するので、スパーク発光法はマト
リックス効果をも生じる。放出された元は分光計に導か
れなければならないので、元は介在する大気中の分子に
より、また光学システムに用いられる透過ミラーおよび
レンズにより散乱、収束する。このためには分光計を溶
融金属の近くに設置し、また光を導くために特殊な複雑
な光学素子を使用しなければならない。
一般に先行技術の装置は溶融金属をサンブリング地点に
までポンプ送りするか、あるいは試料を溶融物表面付近
(この場会スラグが分析を妨害する可能性がある)から
採取する。このような方法は正確な現場分析を行うのに
は役立たない。スパーク発光装置も後続の試料および分
析を妨害する可能性のある残留蒸気を生成し、またこれ
らの装置は溶融物の均質性を確認するために溶融組成物
上の種々の位置および溶融物内の種々の深さにおいてデ
ータを得ることができない。
米国特許第3.606,540号(1971年9月20
日にアール・ブイ・ウィリアムスらに交付)は溶融金属
を微粒化するためにガス流を用いる。
霧状の溶融液滴はガス流によって導管を経てプラズマ分
光計へ導かれる。分光計によって液滴が分析される。導
管内に形成された特殊なガスバリヤ−は液滴を管壁から
離しておくためのものである。
しかしウィリアムスらのアトマイザ−型の装置は必ずし
も十分に満足すべきものではない。このガスアトマイザ
−による液滴は一般に流動ガスによって効果的に輸送す
るためには太きすぎる。液滴がなお輸送管壁で固化し、
管を目詰りさせる可能性がある。また先きの試料の残渣
が後続試料の分析を妨害する可能性もある。
米国特許第3.602.595号(了−ル・エル・ダー
ルキスト)は電源の陽極と試料採取すべき材料との間に
アークを生じる装置を開示する。このアークが、材料の
液滴を含むエーロゾルを生成させ、このエーロゾルがガ
ス流によって分光分析のために運ばれる。米国特許第3
.685.911号(1972年8月22日にアール・
エル・グールキストらに交付)は毛管内に安定なアーク
プラズマ乞発生させる装置を提供する。プラズマ中へ尋
人された材料は励起されて発光し、これらの発光光線が
分光計によって分析される。
しかしダールキストにより教示される装置は溶融した材
料の信頼すべき、または−貫して再現性のある分析値を
与えろことができなかった。液状溶融物の表面は波立ち
、移動するので、スパークQこよって分析に十分な量の
エーロゾルを一貫して生成するのに必要なスパークギャ
ップを維持するのが困難になる。
従って一般の装置、たとえば前記のものは、溶融金属に
つき正確な信頼できる実時間分析を効果的に行うことが
できなかった。スパーク装置は分″yf:、測定のため
の発光を生じるのには不十分であり、またこれらのスパ
ークシステムは元を分析のために分光計へ伝達するのに
複雑な光学素子を必要とした。微粒化システムは輸送管
の目詰りを生じやすく、新たな試料がしばしば先きの試
料により残された残渣によって汚染された。しかし後続
の公党分析のためにエーロゾルχ生成するスパーク装置
は、正確な分析のために十分な濃度の粒子を含むエーロ
ゾルを溶融試料から信頼性をもって生成することができ
なかった。アークは時に分析信号を与えずに液体の移動
および排除を生じることがあった。分析信号がある場合
、その強度は経時的に大幅に変動し、この変動のため分
析の精度が許容できないほど低下した。さらに、試料採
取される液体からの材料がスペーク電極を汚染し、その
後の分析を妨げる可能性があった。
本発明は、液状導電性材料の構成元素を迅速に、効果的
に、かつ正確に測定するための方法および装置を提供す
る。
一般にこの装置は、非反応性ガスを内包すべく構成され
た試料採取チェンバーを定めるプローブハウジング、お
よび液状材料のアリコートを試料採取チェンバーに導入
するための入口手段を含む。
内側ハウジングがプローブハウジング内に位置し、これ
に対し縦方向に移動可能である。ハウジング調整手段が
内側ハウジング乞ブロープハウジングに対し縦方向に選
択的に配置する。スパーク電極が内側ハウジング内に配
置され、試料採取チェンバーと連絡している。この電極
は内側ハウジングに対し縦方向に移動可能であり、スパ
ーク電極と上記液体アリコートの自由表面の間でアーク
放電し、これにより上記ガスおよび上記了りコートの材
料の粒子からなるエーロゾル試料を生成すべく構成され
ている。スパーク電極調整手段が、スパーク電極を内側
ハウジングに対し縦方向に選択的に配置して、スパーク
電極の放電部を内側ハウジングの試料採取用末端部から
よりも上記液体自由表面から離れて位置させる。ガス入
口手段が、選ばれた圧力の非反応性雰囲気を試料採取チ
ェンバー内に与え、内側ハウジングを貫流し、アーク領
域を頁流し、そして試料採取チェンバーを貫流するガス
の流れを与える。出口手段が上記のガスおよびエーロゾ
ル試料の流れを試料採取室から排出する方向に向ける。
本発明はさらに液状導電性材料を試料採取するための手
段を提供する。この方法は内側ハウジングをプローブハ
ウジング内の選ばれた縦位置に配置する工程を含む。ス
パーク電極が内側ハウジング内の収縮した位置に配置さ
れ、これによりスパーク電極の放電部が内側ハウジング
の試料採取用不端部から内側へ第1の選ばれた距離だけ
間隔を置いて配置される。液状材料のアリコート試料が
、プローブハウジングにより定められかつ内側ハウジン
グ試料採取部およびスパーク電極と流体連絡をもつ試料
採取チェンバー中へ導入される。選ばれた圧力の非反応
性ガス雰囲気が試料採取チェンバー内に4見られ、基準
液面が検出される。基準液面において、上記アリコート
の液体自由表面の位置は内側ハウジング試料採取用不端
部の位置と実質約0こ同じである。液体自由表面と内側
ハウジング試料採取用末端部の間の相対距離乞変化させ
、内側ハウジング試料採取部が液体自由表面から移動し
て選ばれた分離ギャップだけ間隔装置いて配置された分
離位置乞確立する。スパーク電極が内側ハウジング内に
おいて内側ハウジング試料採取用末端部から内側へ選ば
れた作動距離だけ間隔な置いた作動位置に配置される。
スパーク電極と液体アリコート自由表面の間でアーク放
電し、これにより上記ガス中の上記材料の粒子からなる
エーロゾル試料を生成させる。試料採取チェンバーを貫
流し、そしてアーク領域を貫流する前記非反応性ガスの
流れが与えられる。この非反応性ガスおよびエーロゾル
試料の流れが試料採取チェンバーから排出する方向に向
けられる。
縦方向に移動可能な内側ハウジングにより、内側ハウジ
ングをブロープハウジング末端から内側へ、特定の液体
の試料採取に最適な距離を置いた位置に有利に設定しつ
る。縦方向に移動可能なスパーク電極により、電極が収
縮した位置に配置され、これによりプローブが液状材料
中へ挿入される際に電極の汚染が最小限に抑えられる。
さらに、移動可能なスパーク電極によって、電極をス/
で一りギャップ距離に配置することができ、これは試料
採取される個々の液状材料につき最適なものにすること
ができる。
離れた位置にある分析手段と流体連絡をもつエーロゾル
発生プローブという配置は、溶融金属または腐食性液体
などの材料中における構成元素の実時間定量分析に特に
有利である。これらの材料7用いる製造過程は、分光計
およびコンピューターの高感度の電子工学および機械工
学にとって著しく不都合な環境で行われる場合が多い。
たとえば、鋼炉付近に位置するコンピューターに必要と
される空調7行5ことは実際的でない。さらに分光計お
よび/または元搬送用光学素子は一般に清浄な九学衣面
乞袈求する。溶融金属はこれらの表面に凝縮してそれら
の性能を低下させる粒子を生じる可能性がある。しかし
本発明の装置は、分析手段を分析用に定められた一定容
積の液体から100フイート(約307FL)以上の位
置に置くことができる。
一般の電気発光分析システムにおいては、単一の発光放
電が試料から原子を浸食しくまたは他の形で試料材料を
取出す)、分散させ、脱浴媒相し、微粒化し、イオン化
し、特に励起することが求められる。本発明は有利には
別個の試料採取工程および励起工程を備えて29、従っ
て妨害するマトリックス効果乞最小限に抑えることがで
きる。さらに試料採取工程および励起工程の独立した制
御によって、各工程を最適なものにすることができる。
誘導カップリングしたプラズマにより生じる放射発光の
強度の直線的な動的範囲はスパークにより生じる発光の
直線的な動的範囲よりも著しく大きいので、本発明は濃
度を測定しうる有効範囲がより大きい。また本発明によ
れば代りにエーロゾル試料を生成し、次いでこれを離れ
た位置にある励起手段へ輸送することによって、光を離
れた位置にある分光計へ伝達するために複雑な光学素子
を使用することが避けられる。エーロゾル試料は輸送管
を目詰りさせることなく数百フィートの距離を輸送する
ことができ、新たな試料が先きの試料により汚染される
ことは実質上ない。
さらに本発明は試料採取される液体とスパーク電極の間
に選ばれたスパークギャップ距離を与え、これを維持す
ることができ、かつアーク領域に制御された流量および
流速を与えることができる。
これらの要素によジ、分光分析器により分析した際に一
貫した高い強度の信号7与えることができるエーロゾル
試料7a1′侶頼性をもって生成するという本発明の可
能性が改善される。
本発明は有利には溶融物内の選ばれた深さの位置に配置
しつる操作可能な試料採取用プローブ7含み、これによ
り上層のスラグを避けて正確な現場測定値が得られ、溶
融物の組成および均質性を測定することができる。付随
する分光計は光学カップリングを生じることなく離れた
位置に配置することができるので、これをより簡便に設
置し、操作できる。
従って一般のスパーク発光型およびガスアトマイザ−型
の装置と比較して本発明は導電性液体(たとえば溶融合
金)の現場試料をより効果的にかつより正確に分析する
。種々の位置から採取した試料は液体の組成および均質
性についての実時間情報を与え、これによってこれらの
因子をより厳密に制御することができる。
本発明は、自動合金添加を達成するのに適したハードウ
ェア、温度測定のための光学的高温計、ならびにこれら
の個々の過程を制御するためのコンピューターハードウ
ェアおよびソフトウェアと組合せた場合、金属製造過程
全体を完全に自動化することができる。本発明により得
られる組成測定値ケ用いて、冶金学的添加成分の性質お
よび量を判定することができる。たとえば鋼の製造に際
して、温度および組成の組合せ測定により、BOF(B
asic Oxygen Fxrnace 、  基礎
酸素炉)溶融物中へ酸素を導入する速度および様式を判
定することができる。この方法の潜在的利点にはエネル
ギー、材料および労務費の低減が含まれ、一方では同時
に製品の品質の改良が保証される。
本発明の好ましい実施態様に関する下記の詳細な記述お
よび添付の図面を参照すると本発明はより十分に理解さ
れ、他の利点も明らかになるであろう。
第1図は公党分析システムの略図ケ示す。
第2図は本発明の装置の略図を示す。
第3図は本発明の現場用プローブの略図ケ示す。
第4図は本発明のプローブの縦断面略図を示す。
第5図は他のプローブの断面略図?示す。
第6図はスパークギャップの調節が不適切である状態に
関する、時間の関数としての分析器出力信号強度の代表
的プロットを示す。
第7図はスズ(Sn)を含有する溶融物試料に関する、
時間の関数としての分析器信号強度(波長303.28
1Lm)の代表的プロット7示す。
第8図は金CAu)を含有する浴融物に関する、時間の
関数としての信号強度(波長267.60nmのの代表
的プロットである。
第9図は銅(Cu )暑含有する溶融物に関する、時間
の関数としてのイぎ号強度(波長324.75n mの
)の代表的プロットである。
第1OA−10Dは浴融はんだに含有される4種の元素
に関する、肩効損度の関数としての測定濃度の代表的プ
ロットケ示す。
第11図はエーロゾル生成スパークに供給された電力の
関数としての分析器の信号強度の代表例を示すグラフで
ある。
第12図は調節可能な内側ハウジングおよび調節可能な
スパーク電極を備えた本発明のプローブ形状の縦断面図
を示す。
本発明の好ましい実施態様を溶融合金の分析に関して記
述するが、本発明を用いていかなる導電性液体をも分析
できろことは明らかである。たとえば、めっき浴を連続
的に監視し、浴中の材料の適切な@度を維持するための
添加を行うことができる。またフッ化ナトリウム?用い
てボーキサイトを精練してアルミニウムを製造する際に
も、ナトリウムとアルミニウムの最適比率暑維持するた
めにスラリーを監視することができる。
図面の第1図Oこついては、一般に試料採取手段1およ
び分析手段からなる先行技術の分析装置の略図が示され
ている。分析手段には励起手段2および検出手段3が含
まれる。検出手段3には分光計4およびコンピューター
データ処理装置30が含まれる。
試料採取手段1は操作可能な状態でスパーク電極に接続
したスパーク発生手段7を備えている。
非反応性ガス、たとえばアルゴンガスが加圧されたガス
の供給源12から適切な導管9ケ経て試料5へ導かれ、
適切な雰囲気を与える。次いでスパーク発生器7が試料
5(導電性材料)と電極46の間でスパーク放電する。
スパーク8によって少量の粒子が試料から浸食されて、
アルゴンガス中のエーロゾル試料を生成する。このエー
ロゾル試料は各元素を試料5内に認められる濃度で含有
するであろう。加圧されたアルゴンガスが次いで励起手
段2による励起および分光計4による測定のために、導
管lOを経てエーロゾル試料を分析手段へ輸送する。
第2図は本発明の装置の略図を示す。本発明の各構成要
素は先行技術の分析装置のものに類似するが、ただし本
発明の場合スパーク電極46がプローブ71の内側に入
れられ、試料5の代わりに導電性液体からなる試料アリ
コート50を用いる。
プローブ手段71を導を性液状材料(たとえば浴融金属
36)に挿入して、そのアリコート容積50をプローブ
内に定めることができる。非反応性ガス(たとえばアル
ゴンまたはヘリウム〕が加圧されたガス供給源12から
導管9′(!l−経て供給され、アリコート試料上に非
反応性ガスの雰囲気を与える。調節器90が導管9乞通
るガスの圧力および流量を制御し、モニター88がプロ
ーブ71に与えられる圧力寂よび流速を監視する。任意
の調節器63は導管10を通るガスの圧力および流速ン
制御することができ、任意のモニター89はプローブ7
1と励磁器2の間に与えられる圧力および流速を監視す
ることができる。本発明の好ましい観点においては、調
節器90により選ばれる操作圧力を決定するために、溶
融物のfffおよび試料採取の深さが採用される。励磁
器2の流速はこのシステムのオリフィスを制限すること
によって、たとえば導管9、プローブ71または導管1
01こめるオリフィスを制限することによって定められ
る。
試料採取手段6は融食、浸食その他の様式で非反応性ガ
ス中におけるきわめて微細な粒子のエーロゾル乞生成す
る。加圧されたガス流によりエーロゾルが流体導管10
を経て、離れた位置にある励起手段2および検出手段3
からなる分析手段へ輸送される。励起手段はエーロゾル
粒子中の材料を励起して特徴的な発光スペクトルを生じ
、これが分光計4およびコンピューター30からなる検
出手段3により分析される。
試料採取手段6は、スパーク発生装置7およびこれに付
随するプローブ内?i極46からなるものが好ましい。
しかし他の手段、たとえばレーザー、イオンビーム、高
周波ビーム、マイクロ波ビーム、または超音波装置など
をプローブ71と共に用いて、アリコート50中に認め
られる@夏の元素からなる目的のエーロゾル粒子乞発生
させつることは明らかである。
励起手段2はたとえば加熱によす粒子乞励起し、粒子か
らこれに含まれる構成元素に特徴的な原子発光スペクト
ルを放射させる。放出される放射線(発光スペクトル)
の特徴的な周波数により構成元素が確認され、放射線の
強度はその量を示す。
図示された実施態様においては、エーロゾル試料はプロ
ーブ71から導管10および任意のチェンバー14を経
て、高周波発生装置17により小動される誘導カップリ
ングされたプラズマトーチ16中へ向けられる。プラズ
マトーチはニー゛ロゾル試料中の原子乞励起して特徴的
な発光スペクトル18を放射し、次いでこれが検出手段
3によって検出される。
検出手段3は励起手段2と共に離れた位置にあり、分光
計4およびコンピューターデータ処理手段30からなる
。図示された実施態様においては、放射線が分光計4の
入口スリット20から入り、反射型回折格子22(第1
図)により各種スペクトル周波数に分離され、分散され
る。分離された各周波数の放射線は出口スリット24か
ら出て増幅装置(たとえば光電子増倍管26、入射スペ
・クトルによジ生じる各種信号を増幅する〕に入る。
増幅された出力信号は積分手段28で積分され、コンピ
ューター30でデータ処理されて、溶融物36中の構成
元素およびその量の読みを与える。
好ましくはコンピューター30は試料採取手段lのスパ
ーク強度を制御するためのフィードバック手段19暑も
含む。
溶融合金を調製する際には、浴融物の組成を迅速かつ正
確に監視することが重要である。浴融物の組成が固体金
属の物理的特性、たとえば強度、硬度、靭性、耐食性お
よび耐疲労性Z実質的に決定するからである。原料乞溶
融物に導入するのに伴って、正確な量の合金元素および
接種物(1nnoculant ) を添加して、目的
とする溶融物組成を維持しなければならない。従って、
必要な合金元素および接種物の添加量を決定するために
は、溶融物の正確な分析が必要である。本発明の現場試
料採取用プローブは材料の試料を溶融物中の種々の位置
から迅速かつ効果的に取出すのに符に好適である。この
プローブは選ばれた位置および深さに移動させて一定容
積の溶融金属試料を迅速に採取することができる。
第3図および第4図は本発明の試料採取用プローブ(一
般に70)乞よジ詳細に示すものであり、この場会、長
いプローブハウジング32が試料採取チェンバー34を
定める。導管62、環66、開口68およびノズル54
からなるガス供給手段がチェンバー34内に非反応性ガ
スの雰囲気を与える。オリフィス40および場合により
弁38からなる入口手段が導電性材料を試料採取チェン
バーへ導入する。ギャップ調整手段、たとえは液面セン
サー/検出器42および操作部92が、液体の自由表面
55とスパーク電極46の間の選ばれたスパークギャッ
プ距離を副足し、選択的に調整する。を極46はカウン
ター電極とも呼ばれる。
圧力調整手段、たとえば弁31は非反応性ガスの圧力を
調整して、スパーク′屯極46と液体自由表面55の間
に実質的に一定のスパークギャップ距離76を維持する
。スパーク電極46および外側電極48は、スパーク電
極46とここに導入された容積の導電性材料の自由表面
55の間で了−り放電すべく構成および配置されている
。このスパークによジ、ガス中における上記材料のエー
ロゾル試料が生成する。−次いで加圧手段41が、二−
ロゾル粒子乞液体アリコート50から掃去するのに十分
な流速でアーク52領域のガス乞移動させ、流動させる
。次いでこの流動ガスがエーロゾル試料をチェンバー3
4から分析手段の励起手段2へ輸送する。次いで分析手
段がエーロゾル試料乞分析して、液状導電性材料の構成
元素乞測定する。
プローブハウジング32は、分析される個々の液体の温
度および腐食作用に抵抗性の材料から構成される。溶融
金属用プローブの場合、ハウジング32は好ましくは非
腐食性の高融点金属(たとえばステンレス/s4)まγ
こは耐熱材料たとえばアルミナ(A t20 s ) 
 またはセラミックスから構成される。
電力リード線44がハウジング32内へ伸びてスパーク
電極46と接続しており、スパーク電極はチェンバー3
4173の操作可能な位置にある。リード線44は電気
絶縁体56によってブロープハウジングから遮断され、
外側電極48はそこに含まれる液体と操作可能な電気接
点を形成すべく調整されている。そして電極46と48
が操作可能な状態で適切なリード線によってスパーク発
生装置7に接続する。
加圧された非反応性ガス、たとえばアルゴン、ヘリウム
またはネオンが導管62を経てハウジング32(こ入り
、環66を通過し、次いで開口68およびノズル54を
経てチェンバー34に入り、チェンバー34内に非反応
性の雰囲気ヶ与える。
ガス出口開口61の大きさを調整することにより、また
適切な制御手段(たとえば弁31)によってガスの圧力
乞制御することによジ、不活性ガスはチェンバー34内
の歌曲を調節することもできる。
不活性ガスはチェンバー34からオリフィス61および
導管60乞経て流出し、次いで弁63によって選択的に
方向づけられ、導管587貫流してこのシステム乞パー
ジするか、あるいは導管10を貫流する。導管60およ
び10を経る方向に向けられるガス流はエーロゾル試料
をチェンバー34から励起手段2へ移動させるための輸
送手段の一例となる。場合により存在する弁38は溶融
金鴇がオリフィス40を経てチェンバー34へ入るのン
制御し、チェンバー34内に配置されたレベル検出器は
この中の液面乞検出する。しかし好ましくは、液体貫流
オリフィス40はチェンバー34内の不活性ガスの圧力
によって制御される。
溶融金属中での試料採取操作に際しては、加圧された非
反応性の、または不活性のガスがノズル54ン経てチェ
ンバー34中へ流入し、オリフィス40および開口61
の双方ケ経てチェンバーから排出される。最初の高圧ガ
ス流の一撃〔約20t/分および圧力40 psi (
約2.8k111/cr!L2〕が弁63によって導管
58を経る方向に向けられ、分析を妨害する可能性のあ
る残留材料ンこのシステムからパージする。パージのの
ち、ガス流は減少し、弁63によって導管64を経る方
向に向けられる。プローブ70は頂部のスラグ層37ン
通過して浴融合金36中へ挿入され、適切な位置調整手
段によりI6融物中の希望する深さおよび位置に選択的
に配置される。この位置調整中はガスの圧力は溶融物の
金属静圧ヘッド7越えるに調節され、これによV金属ま
たはスラグがチェンバー34に入るのが阻止される。プ
ローブ70が目的に従つて配置されると、チェンバー3
4中のガスの圧力乞低下させ、これによV液面下の一定
答槓の成体金属がオリフィス40i経てチェンバー34
に入る。これにより材料のアリコート50がチェンバー
内に供給される。レベル検出器42からなるギャップ指
示手段が、スパーク電極46と敵面55の間のギャップ
距離を定める液面を検出する。適宜なスパーク開始液面
に達した時点でスパーク発生装置7が約12〜17KV
の高い電圧?電極46と48の間に与え、電極46と液
体底面55の間にアーク52χ発生させる(すなわち放
電する)。アーク52は材料乞その表面55から浸食し
、これにより不活性ガス中における金属のエーロゾル試
料を生成する。不活性ガス流によりこのエーロゾルがオ
リフィス61を経て輸送され、導管60および10がエ
ーロゾルを励起手段2中のプラズマへ導く。エーロゾル
が長距離にわたってガス流により効果的に輸送されるた
めには、エーロゾル粒子の寸法は約0.1μm以下でな
ければならない。本発明の方法および装置は、直径約4
〜1100yLのエーロゾル粒子7肩利に生成する。
特定の励起手段2の要件に調相した注入速度7得るため
に特定のガス流速7選ぶ。たとえば励磁器および分光計
がヤレル・アッシュ社(マサチュセツツ州ウェルタム)
により製造されるモデル86−632からなる場合、好
ましいガス流速は約帆6〜lt1分である。
励起された材料試料からの輻射発光スペクトルは分光計
4およびコンピューター30にょジデータ処理され、試
料の構成元素およびその量が測定される。分析の読みは
約60秒以内に得られる。
好−IL(&!、コンピューター30はチェンバー34
内のスパーク発生装置およびスパーク開始液面を制御す
るフィードバック信号を与えるべく操作可能な状態に接
続されている。このフィードバックにより電極46と表
面55の間のスパークギャップ距離を調節して、スパー
ク520強度ン最適なものにする。
蒸発および化学反応の結果、金)f4製造過程Qこおけ
る溶融物の組成は動的である。従って、時間が経過する
とチェンバー34内のアリコート50はもはや溶融物の
試料36を代表しなくなる。試料の狭わすものが適正で
あることを保証するために、頻繁に溶融物試料36から
追加のアリコートを採取すべきである。新たなアリコー
ト50は、古いアリコート乞チェ/バー34から溶融物
本体36中へ押し戻すのに十分な程度にプローブ71内
の圧力7高め、次いでプローブ71内にもとのガス圧力
を回復させることによって得られる。これにより新たな
アリコート50がチェンバー34中へ入り、ギャップ7
6を再確立する。これは先きに設定されたスパークギャ
ップと実質的に変わらない。
第5図は特に有利なプローブ形状の断面略図の代表例を
示す。これは本発明の他の観点である。
プローブ71は外側プローブハウジング32馨含む。こ
れは試料採取チェンバー34を定め、好ましくは管状、
円筒形の形状暑もつ。チェンバー34はこれと連絡して
配置され1こスパーク(カウンター)電極46をもち、
非反応性ガスを内包する構造ンもつ。ハウジング32の
一端に配置された開口40は導電注液体36のアリコー
ト32乞チエンバー34中へ導入する入ロ手段′jjr
:提供する。
スパーク電極46は試料採取チェンバー34と連絡をも
ち、電極46と液体了りコート50の自由狭面55の間
でアークを発生させる(すなわち放電する)べく配置さ
れている。アークは非反応性ガス中における導電性材料
粒子からなるエーロゾル試料を生成する。
内側ハウジング78はプローブハウジング32内に堅固
に固定配置され、プローブハウジング32およびスパー
ク電極46と実質的に同軸に位置する。管状の内側ハウ
ジングは電極46の周囲に位置し、開放した不調部分9
4Yもち、これが試料採取チェンバー34と連絡する。
電気絶縁体56が電極46をハウジング78から遮断し
、この電極を内側ハウジングに対して固定された関係に
保持する。内側ハウジング78は下方へ電極46よりも
一定距離72だけアリコート50に近接して伸びる。
ガス入口手段は、環状領域86と連絡する導管58から
なる。ガス入口手段は選ばれた圧力の非反応性ガス雰囲
気を試料採取チェンバー34内に与え、内側ハウジング
78を貫流し、アーク領域84ビ貫流して試料採取チェ
ンバー34に入るガスの流れを生じる。
電極46および内側ハウジング78の特定の配置により
、電極46と液体了りコートの自由表面55の間の基準
ギヤツブ距@724検出するための正確な指示手段が与
えられる。操作に際しては、ガスが内環86に入り、内
側ハウジング78および試料採取チェンバー34内に選
ばれた圧力を与え、プローブ71が溶融物36中へ挿入
される。
溶融物中の一定の深さ番こおいて、液面55が上昇して
内側ハウジング末端部分94に接触し、内側ハウジング
78からのガス流を遮断するであろう。
ガス流の最初の停止は、電極46と表面55の間のギャ
ップが゛不履行(default)ギャップ”距離72
に等しいこと乞示す。ガスの流れが停止する正確な深さ
は、環86内の圧力および溶融物36の密度の関数であ
る。一定の浴pB’$ (g体〕組成については、ガス
流の遮断が起こる深さは当業者が容易に計算でき、流入
ガス圧を調節器9゜で調節することにま!ll変化さぜ
うる。
基準キャップが検出されると、ギャップ設定手段92が
電極46と表面55の距離を基準となる“不履行”ギャ
ップから、選ばれたスパークギャップ距離76へ選択的
に変化させろ。ギャップ設定手段92は、たとえばプロ
ーブ71を矢印方向に選択的に上下に移動させる操作機
構からなる。
ギャップを付加距離74だけ増大させてスパークギャッ
プ76となすために必要な上向きの運動量も、内側ハウ
ジング78内の圧力および溶融物36の密度の関数であ
る。しかし必要な運動量は当業者が容易に計算できる。
プローブ71の垂直並進運動は、目的とするスパークギ
ャップを設定するのに必要な厳密なガス圧を検量せずに
、有利にスパークギャップ76を設定する。本発明の好
ましい実施態様においては、スパークギャップ76は約
3〜5mmである。いずれにしろ、プラズマ励磁器によ
り最も安定な、利用可能な1ぎ号強度乞与える最適なス
パークギャップ設定は、採取される液体の個々の組成に
依存するであろう。
アーク領域84のガス流を制御するための流動制御手段
は、環86に与えられる調節されたガス圧、分離ギャッ
プ距離74、ハウジング78中へのガス入口手段の形状
、および出口導管60から排出される際の調節された流
速からなる。これらの要素が一体となって、エーロゾル
粒子を表面55および液体了りコート50から集めて掃
去するのに十分な流速82ヶ与える。
輸送および出口手段は、外環87を経てチェンバー34
と連絡する出口導管60からなる。この輸送手段はガス
流およびエーロゾル試料を試料採取チェンバー34から
排出させる方向へ向ける。
導管10を経由するガス流は、エーロゾルを移動させ、
分析手段へ導く。
本発明の他の観点は、内側ハウジング78およびアーク
領域84を通過するガス乱流を生じるプローブ形状であ
る。特に入口導管58が半径方向に内側ハウジング78
の一力側へ偏り、内側ハウジング中へ接線力向のガス流
成分を与えるべく選択的な角度をなす。その結果、流入
ガス流はハウジング78に対して渦状の周速成分を生じ
る。この渦流ガスは縦方向にハウジング78を貫流し、
アーク領域84を貫流して、スパークにより生じたエー
ロゾル粒子を効果的に集め、これらをアリコート50か
ら出口管60の力へ掃去する。ガス流の操作は、末端部
分から出る(およびこの周辺の)流速82が少なくとも
約10crn/秒である場合に特に効果的である。
本発明のさらに他の観点においては、試料採取チェンバ
ー34内のガス圧がプローブ71を溶融物中へ挿入する
際に選択的に制御される。試料採取チェンバー内の圧力
は、プローブ71が移動して基準ギャップ位置を確立す
る間は、チェンバーを貫流するガス流を減少させるべく
調整される。
試料採取チェンバーのガス圧を低下させると溶融物中へ
のガスの吹込みが有利に減少し、試料採取チェンバー3
4内における液体材料の動揺および飛散が少なくなり、
プローブをより正確に基準ギャップ位置に設定すること
ができる。長期間のスパーク発生および試料採取ののち
には、スパーク陽極が汚染し、異常な量のエーロゾル試
料を生成し始める。従って、分光計による分析信号の強
度も異常になる。陽極の汚染を除去し、信号強度におけ
る望ましい安定性を回復するためには、プローブ71を
スパークギャップ設定位置からこれよりも大きな他の設
定位置へ移動させ、陽極からスパークを発生させる。こ
の処置で汚染を効果的に除去することができる。このの
ち、プローブ71を目的とするスパークギャップに8設
定し、試料採取を再開する。他の方法の場合、プローブ
に与えられる電力の極性を逆転させ、この変更した電力
によりプローブ内でスパークを生じさせることによって
、スパーク陽陽から汚染を除(ことができる。この場合
、生じろ逆方向の電流により汚染が除かれる。
第12図は本発明の他の形態の断面略図を示す。
試料採取用プローブ71は、その底部遠位末端部130
において試料採取チェンバー34を定める外側プローブ
ハウジング32を含む。開口40かうなる入口手段が液
状材料36のアリコートを試料採取チェンバー34に導
入する。内側ハウジング78がプローブハウジング32
の内側に位置し、これに対し縦方向に移動可能である。
プローブハウジング支持簀子112およびC−保持装置
座金102が内側ハウジング78をプローブハウジング
32の軸方向長さに対し縦方向に選択的に配置する。ス
パーク電極46が内側ハウジング78の内側に配置され
、試料採取チェンバー34と連絡している。電極46は
内側ハウジング78に対し縦方向に移動可能であり、ス
パーク電極放電部120と液体アリコート自由表面の間
でアーク放電すべく構成されている。これにより、チェ
ンバー34に含まれる非反応性ガス中の上記材料の粒子
からなるエーロゾル試料が生成する。スパーク電極調整
手段、たとえばマイクロメーター型調整装置106がス
パーク電極46を内側ハウジング78の軸方向長さに沿
って縦方向に選択的に配置して、電極46の放電部12
0を内側ハウジング78の試料採取用末端部118から
よりも液体自由表面から離れた位置に選択的に配置する
。ガス入口手段、たとえば導管58が選ばれた圧力の非
反応性ガス雰囲気を試料採取チェンバー34内に与える
。ガス入口手段がさらに、内側ハウジング78を貫流し
、アーク領域を貫流し、そして試料採取チェンバー34
を貫流するガスの流れを与える。出口手段、たとえば導
管60がガスおよびエーロゾル試料の流れをチェンバー
34から排出する方向に向ける。
本発明の好ましい形態においては、プローブハウジング
32および内側ハウジング78は中空円筒の形状をもつ
。さらに、内側ハウジング78はプローブハウジング3
2およびスパーク電極46と実質的に同軸に位置する。
プローブハウジング82はその軸末端部に強固に付着し
たプローブハウジング支持簀子112を含む。支持簀子
112はプローブキャリヤー114に増付けられる。構
造をもつ。保持装置ばね機構116が支持簀子112を
実質的にキャリヤー114内に固定した状態に保つ。ハ
ウジング支持簀子112およびキャリヤー簀子114は
適切な材料、たとえば黄銅またはステンレス鋼から構成
される。管状金属コイル110がハウジング支持簀子1
12にらせん状に巻きつき、冷却液、たとえば水を導通
すべく構成されている。冷却コイル110はプローブ7
1内の過度の温度上昇を最小限に抑える。
内側ハウジング78は外側プローブハウジング32に対
し縦方向に滑動可能であり、頂部支持部132を含む。
これはプローブハウジング支持簀子112の末端104
を通過して伸長しうる。頂部104はそこに形成された
複数の実質的に平行な円周溝100をもつ。クランプ手
段、たとえばC−保持装置クリップ102がブローブハ
ウジノグ支持簀子と溝100のうち少なくとも1個を選
択的にはめ合わせて、内側ハウジングをプローブハウジ
ング32に対して選ばれた実質的に一定の位置に保持す
る。
電極調整手段はねじ駆動機構、たとえばマイクロメータ
ー106を含み、これは電極46をスパークさせるべく
接続され、内側ノ・ウジ/グア8の軸力向長さに対して
縦方向に滑動すべく構成されている。測定手段、たとえ
ばディジタル型表示器108がスパーク電$Ji、46
と内側ハウジング78の間の相対的な縦方向位置を表示
する。より詳細には、測定手段は電極スパーク放電部1
20と内側−・ウジング78の試料採取部の間の相対的
な縦方向分離ギャップを表示する。
多孔質の、または穿孔をもつ簀子122はガスを通過さ
せることができ、スパーク電極46を内側ハウジノグア
8の中心に保持するのを補助する。
本発明の特定の実施態様においては、内側ハウジング7
8が最上(最も内側)位置にあると、末端部118がプ
ローブハウジング32の開放端40から内側へ約2イン
チ(約5tM)に位置する。さらにスパーク電極46が
最上位置にあると、電極46のスパーク放電部が内側ハ
ウジング78の開放端118かも内側へ約0.75イン
チ(約2 cm )に位置する。
本発明の他の観点においては、プローブハウジング32
が4電性の炭化ケイ素系耐熱材から構成される。適切な
材料はカンタル・ファーネス・プロダクツ(コネチカッ
ト州ペセル)から得られる。
ブロープハウジングが炭化ケイ素から構成される場合、
別個の外側′電極48を省略できる。炭化ケイ素製プロ
ープハウジング32がスパーク発生装置7により与えら
れる電源に適切に接続しているならば、これが外側電極
として機能しうる。
有利には、本発明の装置は溶融金属の組成を溶融物中の
種々の位置および深さにおいて迅速かつ効果的に分析す
ることができる。これを行うためには、ガス圧を高めて
溶融物の金属静圧ヘッドを越えさせ、チェンバー34か
らオリフィス40を経て先きの金属試料をパージする。
この高められたガス圧およびガス流により、残存エーロ
ゾルもこのシステムから導管62を経てパージされる。
次いでプローブ70を目的位置に移動させ、チェンバー
34内のガス圧を本発明に従って調整して、新たな溶融
金属試料をチェ/バー34中へ導入する。次いでこの新
たな試料を前記の様式で分析する。この操作を所望によ
り反復して、溶融物の均質性に関するデータを求め、ま
た時間の関数としてのその組成を監視することができる
以下の例は本発明をより十分に理解するために提示され
る。本発明の詳細な説明するために示された特定の技術
、条件、材料、割合、および報告されたデータは例示で
あって、本発明の範囲を限定するものと解すべきではな
い。
例   1 鉄基合金をるつぼで溶融し、成分元素を現場用プローブ
で測定した。プローブは中空円筒状の外側ハウジング、
およびこれと同軸に配置された管状の内側ハウジングか
ら成っていた。スパーク′醒極は内側ハウジングと同軸
に固定配置され、内側ハウジングの下端を過ぎて下方へ
伸びていた。外側ハウジングはスパーク電極の末端を過
ぎて下方へ伸びていた。この形状は、スパーク電極の末
端と外側ハウジング内へ導入された4電性溶融液の表面
との間のスパークギャップを厳密に設定する手段を提供
しなかった。加圧された気流は内側ハウジングを貫流し
、スパーク電極の末端を通過する方向に向かった。加圧
されたガス流は次いで内側ハウジングと外側ハウジング
の間の環を経て移動し、出口から排出され、これにより
スパーク電極と外側ハウジングの溶融金属の自由表面と
の間で放電したスパークによって発生したエーロゾル粒
子を輸送した。プローブを鉄基合金溶融物中へ下降させ
、外側ハウジングの末端の周囲にガスを泡立たせること
によりパージした。次いで、泡立ちが停止するまでガス
圧を低下させると、溶融金属のアリコートが外側ハウジ
ング内へ、ス、N6−り電極の末端よりも若干低い水準
にまで流入した。
アリコートと電極の間のスパーク放電により粒子のエー
ロゾルが生成し、これは加圧されたガスの流れにより、
誘導カップリングしたアルコ゛ンプラズマの方へ掃去さ
れた。プラズマはエーロゾル粒子を励起して、鉄元素に
特徴的な波長375 nmにおける発光を生じた。
第6図は、時間の関数として任意単位(α、U、)で測
定された相対信号強度のプロットの代表例を示す。−貫
した安定な信号強度は維持されな力)つた。
例   2 63.74重量% Sn、−85,83Pb −0,2
197Sb−0,,0929Cu−0,0008Zn−
0,0047Feからなるはんだをるつぼ内で溶融した
。第5図に代表例を示す形状をもつプローブを用いてエ
ーロゾル試料を生成させ、このエーロゾル試料をガス流
により、誘導カップリングしたアルゴンプラズマへ輸送
した。プラズマがエーロゾル粒子を励起して、はんだの
構成元素に特徴的な発光スペクトルを生じた。本発明の
方法および装置を用いることにより正確なスパークギャ
ップが設定され、維持された。
第7図は、スズ元素に特徴的な波長808.2 Snm
における発光に関する、時間の関数としての信号強度の
プロットの代表例を示す。曲線の1開始″部分はスパー
クにより溶融はんだからエーロゾルが発生し始めるのに
伴って信号強度が増大するのを示す。プロットの”定常
状態″部分は、試験分析期間中、信号強度が維持された
ことを示す。
プロットの0停止”部分は、エーロゾルの発生が停止し
た時点で信号強度が低下したことを示す。
本発明の方法および装置は安定な、実質的に一定の信号
強度を維持することができ、これは容易に分析できた。
例   3および4 第8図シま、全元素に特徴的な波長267.60nmに
おける発光に関する、信号強度対時間のプロットの代表
例を示す。第9図は、銅元素に特徴的な波長324.7
5 nmにおける発光に関する、信号強度対時間のプロ
ットの代表例を示す。数分間という長期間にわたる多重
トレースが第9図の定常状態部分に認められた。これら
のプロットは本発明の方法および装置を用いて得られた
。これらのプロットから本発明の方法および装置がはん
だ合金の金および銅成分に特徴的な波長において安定な
定常状態の信号強度を生じうることが明らかで。
ある。
例   5〜8 第10A〜10D図は鉛(Pb )、銅(C’u)、ア
ンチ七ン(Sb)およびスズ(Sn)の元素に関して、
有効濃度(%)の関数としての測定された濃度@)のグ
ラフの代表例を示す。
これらの実験中に例2に記載したはんだの個々の元素成
分は下記の範囲内で変化した。
Sn  6.9.74  − 74.14   重量%
Pb  35.83  − 24.20   劃ICu
   O,2197−1,49重量%Cu  O,09
29−0,0629重量%測定された濃度(→は、内部
基準に対する比率を求めることにより定められた。これ
らの例においては、比率はスズが発する240.82n
mの波長に関して求められた。内部基準に対する比率を
求める方法は、励起された被分析体試料から発生する総
信号強度における変動を補償する。この方法は当技術分
野で周知である。
垂直な・・ツシュマークは、測定された濃度のシグマ標
準偏差1裡を示す。垂直)・ツシュマーク上の点は、標
準偏差内の中心点を示す。測定されたデータが対角線に
近接することは、本発明の方法および装置を用いて得た
分析値がきわめて正確であることを示す。標準偏差の値
が小さいことは、濃度測定値が再現性をもつことを示す
例   9 第11図はスパーク力の関数としての信号強度のグラフ
を示す。溶融はんだ合金の試料中に認めラレる銅、ビス
マス、金、スズおよび鉄元素につき信号強度を示す。本
発明の方法および装置は、信号強度とスパーク力の間で
ほぼ直線関係を示す点で有オリである。直線関係はスパ
ーフカ40〜80チにおいて特に明瞭である。
以上、本発明をかなり十分に詳述したが、これらの詳述
に固執する必要はなく、各種の変更および修正が当業者
には自明であり、これらがすべて特許請求の範囲に定め
られた本発明の範囲に含まれることは理解されるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は分光分析システムの略図を示す。 第2図は本発明の装置の略図を示す。 第3図は本発明の現場用プローブの略図を示す。 第4図は本発明のプローブの縦断面略図を示す。 第5図は他のプローブの断面略図を示す。 第6図はスパークギャップの調節が不適切である状態に
関する、時間の関数としての分析器出力信号強度の代表
的プロットを示す。 第7図はスズ(Sn)を含有する溶融物試料に関する、
時間の関数としての分析器信号強度(波長303.28
 nmの)代表的プロットを示す。 第8図は金(Au )を含有する溶融物に関する、時間
の関数としての信号強度(波長267.60 nmの)
の代表的プロットである。 第9図は銅(C1L)を含有する溶融物に関する、時間
の関数としての信号強度(波長324.75nmの)の
代表的プロットである。 第1OA−10Dは溶融はんだに含有される4種の元素
に関する、有効濃度の関数としての測定−反の代表的プ
ロットを示す。 第11図はエーロゾル生成スパークに供給された電力の
関数としての分析器の信号強度の代表例を示すグラフで
ある。 1:試料採取手段;   2:励起手段;3:検出手段
;     4:分光計;5:試料;       6
:試料採取手段;7:スパーク発生手段;  8ニスパ
ーク;9.10:導管;    12:ガス供給源;1
4:チェンバー;   16:プラズマトーチ;17:
高周波発生装置;  18:発光スペクトル;19:フ
ィードバック手段;20:入口スリット(分光計);2
2:反射型回折格子;   24:出口スリット(分恕
慢;26:光電子増倍肯;  28:積分手段;30:
コ/ピユータ−;   31 :弁;32 : 7’ロ
ーフハウジング;    34 : 試料WJ&チェン
バー;36:浴融吻;      37:スラグ・智;
38:弁;       40ニオリフイス;41: 
          42ニレベル、恢出器;44:リ
ード隙;     46:スパーク成極;48:外11
111 m−隊;      50:試料アリコート;
52:アーク;      54:ノズル;55:孜体
目由表面;  56:電気化縁体;5s:4’l;  
      60:碍管;61:ガス出口開口;   
62:尋自;63:弁;      66:環。 68:開口;      70ニゲローブ;71ニブロ
ーブ;     72:基準ギヤツブ距朧;74:付加
距凍;     76:ヌノ倶ヴキャップ距離78:内
側ハウジングy  a 2 : 流速(ガス);84:
アーク領域;   86:内環;87:外環;    
  88:モニター;89:モニター;     90
:ガス調節器;92:操作部(ギャップ設定手段); 94:内側ハウジング末端; 100:溝;        102:保持装置座金;
104:頂部;          106:マイクロ
メーター;108:デイジタル型表示器; 110:冷却コイル; 112ニブロープハウジング支持員子;114ニブロー
ブキャリヤー;  116:ばね機構;118:試料採
取用末端部;   120:放′框部;122:多孔質
(穿孔)簀子; 130ニブローブ末端;   182:頂部支持部。 (外5名) 4膚(1遁aυ、) @〕せ1弓% ノ!((1,j7.)    0相t!
r強膚(a、u、) 手続補正書(方式) 昭和61年8月Z日 特許庁長官  黒 1)明 雄  殿 1、事件の表示          回昭和61年特許
 願第56016 号 3、補正をする者 事件との関係   出 願 人 住所 名 称  アライド・コーポレーション4、代理人 5、補正命令の日付  昭和61年 7月29日(発送
日)1、明細書第52頁第7〜9行に「第10A・・・
・・・・・・示す。」とあるのを、次の通りに訂正する
。 「第10A図乃至第10D図は溶融はんだに含有される
4種の元素に関する、有効濃度の関数としての測定濃度
の代表的プロットを示す。」2、同第52頁第12行と
第16行との間に下記を挿入する。 「第12図は調節できる内側ハウジングと調節できるス
パーク電極を有する本発明のプローブの構造を長さ方向
に切断したときの断面図で示した図である。」 以  上

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)内側ハウジングをプローブハウジング内の
    選ばれた縦位置に配置し; (b)スパーク電極を内側ハウジング内の収縮した位置
    に配置し、これによりスパーク電極の放電部が内側ハウ
    ジングの試料採取用末端部から内側へ第1の選ばれた距
    離だけ間隔を置いて配置され;(c)液状材料のアリコ
    ート試料を、プローブハウジングにより定められかつ内
    側ハウジング試料採取部およびスパーク電極と流体連絡
    をもつ試料採取チェンバー中へ導入し; (d)選ばれた圧力の非反応性ガス雰囲気を試料採取チ
    ェンバー内に与え; (e)上記アリコートの液体自由表面の位置が内側ハウ
    ジング試料採取用末端部の位置と実質的に同じである基
    準液面を検出し; (f)上記液体自由表面と内側ハウジング試料採取用末
    端部の間の相対距離を変化させ、内側ハウジング試料採
    取部が液体自由表面から移動して選ばれた分離ギャップ
    距離だけ間隔を置いて配置された分離位置を確立し; (g)スパーク電極を、内側ハウジング内において内側
    ハウジング試料採取用末端部から内側へ選ばれた作動距
    離だけ間隔を置いた作動位置に配置し; (h)スパーク電極と液体アリコート自由表面の間でア
    ーク放電し、これにより上記ガス中の上記材料の粒子か
    らなるエーロゾル試料を生成させ;(i)試料採取チェ
    ンバーを貫流し、そしてアーク領域を貫流する前記非反
    応性ガスの流れを与え;そして (j)この非反応性ガスおよびエーロゾル試料の流れを
    試料採取チェンバーから排出する方向に向ける 工程からなる、液状導電性材料の試料採取法。
  2. (2)検出工程(e)が内側ハウジングの試料採取用末
    端部から排出されるガス流の選ばれた停止または開始を
    検出する工程からなる、特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  3. (3)変化させる工程(f)が、プローブハウジングが
    液状物質内で位置する相対深さを減少させる工程からな
    る、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. (4)変化させる工程(f)が試料採取チェンバーに供
    給される非反応性ガスの圧力を高める工程からなる、特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. (5)(a)非反応性ガスを内包すべく構成された試料
    採取チェンバーを定めるプローブハウジング;(b)液
    状材料のアリコートを試料採取チェンバー中へ導入する
    ための入口手段; (c)プローブハウジング内に位置し、これに対し縦方
    向に移動可能な内側ハウジング; (d)内側ハウジングをプローブハウジングに対し縦方
    向に選択的に配置するためのハウジング調整手段; (e)内側ハウジング内に試料採取チェンバーと連絡し
    た状態で配置されたスパーク電極であって、内側ハウジ
    ングに対して縦方向に移動可能であり、スパーク電極と
    上記液体アリコートの自由表面の間でアーク放電し、こ
    れにより上記ガス中の上記材料の粒子からなるエーロゾ
    ル試料を生成すべく構成された電極; (f)スパーク電極を内側ハウジングに対し縦方向に選
    択的に配置して、スパーク電極の放電部を内側ハウジン
    グの試料採取用末端からよりも上記液体自由表面から選
    択的に離れて位置させるためのスパーク電極調整手段; (g)選ばれた圧力の上記非反応性ガスの雰囲気を試料
    採取チェンバー内に与えるためのガス入口手段;ならび
    に (h)上記のガスおよびエーロゾル試料の流れを試料採
    取チェンバーから排出する方向に向けるための出口手段 からなる、液状導電性材料を試料採取するための試料採
    取用プローブ。
  6. (6)内側ハウジングがプローブハウジングおよびスパ
    ーク電極と実質的に同軸に位置する、特許請求の範囲第
    5項に記載の試料採取用プローブ。
  7. (7)ハウジング調整手段が (a)プローブハウジングの末端を通過して伸長するこ
    とができ、実質的に平行な溝がその円周に形成された内
    側ハウジング先端部;ならびに(b)プローブハウジン
    グと上記溝の少なくとも1個を選択的にはめ合わせて内
    側ハウジングをプローブハウジングに対して選ばれた実
    質的に一定の位置に保持するためのクランプ手段 からなる、特許請求の範囲第5項に記載の試料採取用プ
    ローブ。
  8. (8)電極調整手段が (a)スパーク電極に連結され、該電極を内側ハウジン
    グに対して縦方向に移動させるべく構成されているねじ
    駆動機構;および (b)スパーク電極と内側ハウジングとの相対位置を指
    示するための測定手段 からなる、特許請求の範囲第5項に記載の試料採取用プ
    ローブ。
  9. (9)プローブハウジングが導電性材料から構成されて
    いる、特許請求の範囲第5項に記載の試料採取用プロー
    ブ。
  10. (10)プローブハウジングが導電性耐熱材から構成さ
    れている、特許請求の範囲第5項に記載の試料採取用プ
    ローブ。
  11. (11)プローブハウジングが炭化ケイ素系耐熱材から
    構成されている、特許請求の範囲第10項に記載の試料
    採取用プローブ。
  12. (12)さらに、プローブハウジングの周囲に位置する
    、プローブを冷却液流で冷却するための冷却コイルを含
    む、特許請求の範囲第5項に記載の試料採取用プローブ
JP61056013A 1985-03-13 1986-03-13 液状導電性材料の現場分析 Pending JPS6211130A (ja)

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