JPS59157543A - 溶融金属の電極間隙自動調節型微粒子生成プラズマ発光分光分析装置 - Google Patents

溶融金属の電極間隙自動調節型微粒子生成プラズマ発光分光分析装置

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JPS59157543A
JPS59157543A JP58030881A JP3088183A JPS59157543A JP S59157543 A JPS59157543 A JP S59157543A JP 58030881 A JP58030881 A JP 58030881A JP 3088183 A JP3088183 A JP 3088183A JP S59157543 A JPS59157543 A JP S59157543A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、溶融金属表面と対電極間に高電圧ケかけてス
パークなどの電気的放電7行わせ、溶融金属中の成分組
成を代表する超微粒子を蒸発させ、これ?離れた場所に
設定しであるプラズマ発光分光分析装置に不活性ガス流
で搬送し、溶融金属中の各種成分含有率乞オンラインリ
アルタイムで分析すること2目的とする溶融金属の直接
発光分光分析装置に関するものである。
金属製造業における製造工程管理には、ザンプリングし
て固化させたブロック試料を対象とするスパーク発光分
光分析が多用されている。しかI7′近年とくに鉄鋼業
に見られるようにより迅速な製造工程管理あるいは多段
精錬製鋼法などの新製造プロセスの操業管理のために、
溶銑や溶鋼のような溶融金属ケ直接対象とするオンライ
ンリアルタイムの分析手法の開発が強く要請されている
。ごれまで、溶融金属ケArガスを用いた特殊な噴霧器
によって微粉化して発光分光分析する方法(RrSRA
   Annual  Report   :  78
(1,96fi  )。
65.78(1967)、35(1968))など各種
の手法により研究開発が試みられてきた。しかし、これ
らの方法はこれまで実際に製造現場で実用されたことは
なく、いずれも実験室規模で試みられたに過ぎない。
実際の製造現場で実用可能な溶融金属の直接分析装置の
実現ケはかるには、先ず、その製造現場は高温、振動、
ダス) tcど測定環境が非常に悪い点ケ考慮しなけれ
ばならない。このような劣悪な測定環境下ではトラブル
が起る分光、検出器等の精密測定機器は溶融金属の存在
場所から離して設置し、溶融金属は電気的放電l「どに
よって微粉化して搬送するなどの方法が有望になる。本
発明は溶融金属ケ0.111m以下で粒度分布域が狭い
超微粒子ケ安定して発生させる方法、搬送管内壁への微
粒子のイ」着残留ケ防IL、シて数10mの長距離ケ効
率よく搬送する方法及び分析装置への導入方法等乞中心
に研究開発を進め、簡単・迅速に高い精度・感度で分析
でき、実用的な所規分析装置ケ提供するにいたったもの
である。
第1図、第2図に示す本発明実施例装置により本発明の
詳細について説明する。本発明装置は、大別すると微粒
子生成プローブ1、湯面レベル計:38と連動する同プ
ローブの土工位置調節装置20、スパーク放電装置18
、微粒子搬送管22、搬送ガス分配装置24及びプラズ
マ励起源ケ有する発光分光分析装置37から構成される
。微粒子生成プローブ]は、溶融金属13と対電極8間
に高電圧ケかけてスパーク放電2行わせ、溶融金属2局
部的に更に高温の過熱状態に保ち、金属の組成を代表す
る微粒子ケ煙状に蒸発させる働きをする部分である。
対電極8は、先端ケとがらせた2〜5 turnφ程度
の小径の丸棒が適切であり、材質は蒸発消耗の少ない高
融点金属であるタングステンなどが適シテいる。先端を
円錐状にとがらせた形状は、微粒子を常時一定速度で蒸
発させる上で重要である。対電極8先端部と溶融金属1
3表面との間隙’> 5 mmとしてスパーク放電ケ飛
ばすと約1101Wφの範囲内でパルス放電が繰り返さ
れ、放電カラム14も安定して形成され、微粒子の蒸発
散も常時安定1−1良好な分析結果が得られる。湯面レ
ベルが多少変動しても常に対電極先端からの放電カラム
14が形成され、微粒子の蒸発量の変動もごくわずかに
抑えることができた。電極間間隙v 5 mrRに設定
した場合、±2in1Mの湯面の変動が起っても微粒子
の生成量の変動は5チ以内に抑制できた。しかし、対電
極先端ケ丸棒の断面としたり、微粒子導入管3のパイプ
断面乞直接電極先端として用いた場合は、安定 5− した放電カラムが形成されず、とくに湯面の変動が起っ
た場合は放電カラムが移動し、微粒子の蒸発散の再現性
が得られなくなり、分析精度を極端に低下させた。この
ような理由から、微粒子導入管3は対電極8の電導体と
して用いるが、スパーク放電用の対電極はこの導入管3
の先端に固設するようにした。この固設の方法はいくつ
かあるが、第2図及び第3図に示すように微粒子導入管
3の下端に円筒状の電極ホルダー6を溶接などによって
接続し、電極ホルダー6の中心部に対電極8を垂直に挿
入し、微粒子導入ロア7開けるようにしてビス9などで
固定する方法が適当である。
微粒子導入管3は鋼や銅製の内径2〜3粗φ程度の小径
の管乞用いるが、上部は耐熱絶縁材7介して冷却筒2頂
部に固定保持される。微粒子導入管3の外側にはアルミ
ナやマグネシアなどの耐熱絶縁管4が被覆されるが、そ
の外周には同心円状にわずかな間隙5ができるように冷
却筒2内部には穴があけられており、この間隙5の上部
はArなどの不活性ガス供給管15が取りつけられ、下
部 6− はガス吹き出しく]10につながっている。冷却筒2内
体は、溶融金属の輻射熱による加熱を防止するために空
冷あるいは水冷によって冷却できる機構ケ備えている。
又冷却筒2の下部周囲には窒化ホウ素などの絶縁耐火材
でてきた円筒月が取り伺けられており、下端乞溶融金属
13中に浸漬して内部に小空間室12ヲ形成している。
上記の微粒子導入管3の下端に対電極8を取り付けた電
極ホルダ一部6は、この小空間室12につきでており、
対電極8の先端部は溶融金属表面1:31/rC垂直に
対向し、5〜10mInの範囲で一定間隔ケもって設定
され、対電極先端部のわずか土部に微粒子導入ロアがF
向きに開1]シている。ガス吹き出し口10は小空間室
12の頂部に位置し、微粒子導入ロアよりも十部位置に
ある方が蒸発した微粒子の効率的導入に適している。
対電極8先端部と溶融金属表面13間に高電圧ケかけて
スパーク放電を飛ばし、蒸発生成した溶融金属の超微粒
子は、Arガス吹き出し口10から吐出し7vArガス
流に乗って、対電極8先端直」:に位置する微粒子導入
ロアに迅速に運び込まれる。
小空間室]2は直径30mtnφ、高さ3QIIIB以
下の小容積であり、蒸発微粒子の拡散は起りに<<、生
成すると同時に効率よく導入ロアへ導入される。
吹き込まれる不活性ガスは、小空間室]2内の大気7追
い出してスパーク放電が起り易い雰囲気7つくるためと
、生成した微粒子を分析計へ搬送するために必要となる
。ガスの種類は、生成する微粒子の粒径や量に影響し、
Ar + He + Ar  H2などが用いられるが
通常はA、rガスが適当である。生成した微粒子の拡散
を防ぐために放電7行う空間室12ケ極力小さくする必
要があるが、そのために通常10〜20β/―で吹き込
まれるArガスによって溶融金属表面が冷却されるへい
害が起り易くなる。微粒子を伴なって導入管3を通過す
るA「ガス温度は数100度に達するが、本発明のAr
ガスの吹き込みは導入管3の外壁に作った間隙5を通っ
て供給されるために、熱交換作用によって予熱されてか
ら吹き込まれるので溶融金属表面の冷却は防止できる。
又、蒸発生成した超微粒子は管内壁の温度が低いと即座
に内壁に付着する性質ケもち、微粒子の定量的な搬送が
困難になる。あるいは、微粒子搬送管22ケ数10mの
ように長尺とした場合に起り易くなる管内t[どに付着
残留する微粒子を洗浄する目的で断続的(C高圧をかけ
てArガス?高速で吹き込む必要がある。これらの目的
から冷却筒2内に設ける微粒子導入管3は冷却筒2に直
接接触して冷却されず、またArガス吹き込み間隙5は
極力狭(するとともにガスが導入管3外壁に効率よく接
触するように微粒子導入管3の外側に狭い間隙乞もって
同心固状に2重管構造とすることが必要である。
また、長時間連続して放電ケ飛ばしていると対電極8の
先端部に蒸発生成した微粒子の一部が付着してくるため
に、断続的に極性7逆にして放電させ付着した微粒+7
蒸発除去するなどの方法をとる。しかし、長時間連続分
析の場合には、対電極の交換が必要になる。この交換は
迅速に行わなければならないが、本発明では対電極8と
微粒子導入管3y!:′一体化しであるために冷却筒2
上部の 9− 固定具を取りはずして上方に引きぬく簡単な操作で迅速
に交換できる利点がある。
溶融金属乞直接分析する場合にもつとも問題になるのは
湯面のレベル変動が激しいことで、レベルが解重状態に
あるものはまれである。すなわち、成分含有率7知る分
析の目的は金属製造の工程管理であるために、製造過程
での直接分析が必要であり、製造過程における溶融金属
湯面ば通常安定していない。鉄鋼製造を例にとれば、溶
鉱炉から樋に流れ出てくる溶銑は時々刻々湯の量が変化
するし、そのあとの鍋中で行う脱リン、脱硫、脱炭など
の処理では湯面の変動は激しく沸とう状態Z呈している
。機械的な工夫や比較的安定している時期を選んで分析
ゲ実施することにしても、スパーク放電によって微粒子
を蒸発生成するときの対電極8先端と溶融金属表面13
との間隙は通常10龍以下にする必要があるために、湯
面レベル変動の対策が必須になる。そこで、本発明では
第1図に示すように湯面レベル検出器38に溶融金属1
3表面に対向して設置し、湯面レベルを常時検出し、1
0− この検出信号にJ:って対電極8馨保持した微粒子生成
グローブ]の冷却筒2を上下に駆動する上下位置調節装
置20ン作動させて対電極と溶融金属間の電極間間隙を
一定間隔に保持する方法ケとった′。
湯面レベル検出器は静電容量型などのものが適当である
が、微粒子生成グローブ】あるいは同プローブの支持架
台19などに固定保持する。同グローブ1の十下動の駆
動源側は電動機及びスクリュージヤツキ等を用い、同グ
ローブの土部に取り付ける。湯表面の小きざみなレベル
変動は、耐火箇月を溶融金属中に浸漬して小空間室12
ケ形成することによりかなり消失するが、湯面レベル計
38によるレベル検出精度は±Q、 5 mm以十で、
検出信号に上下動動作に変換する速IWも速く、本方式
によれば電極間間隙を常時5 mm±1 mmに調節す
ることができ、微粒子の生成を安定して行え良好な精度
で分析を実施することが可能になった。
溶融金属13乞微粒子に変換する方法は種々あるが、前
述の引用文献のように高速のArガス流によるスプレー
作用で噴霧する方法では生成した微粒子径は10〜1.
 OOμm程度以上で粒径が大きいために長距離搬送は
困難であり、又粒度分布の幅が太きいために励起発光さ
せた際の発光強度の変動が大きく分析精度が悪い等の問
題がある。直流アークあるいはアークカラムケ水冷に」
:るピンチ効果で収束したプラズマア−り照射による過
熱蒸発による方法では、対電極と溶融金属表面との電極
間ギヤツブ乞1〜2市程度の極めて短かい距離に保たな
ければある一定量以上の微粒子の蒸発が起らず、かつ蒸
気圧の低い成分の蒸発が優先するいわゆる選択蒸発が起
り易く、溶融金属の成分組成7代表する微粒子ケ安定し
て生成させることが難しい。レーザー照射による方法は
、非導電性物質に適用できる利点乞もつが、C02レー
ザーのように連続レーザーでは蒸発量が少なく、ジャイ
アントパルスレーザ−を採用せざるン得ないが、1秒間
に数10回以十での高出力での照射が不可能なことから
、これもまた正確なオンライン分析用にはあまり適当で
ない。
本発明者らは溶融金属Z微粒子として蒸発生成するエネ
ルギー源の適正について詳#lな研究を続けた結果、最
適な方法としてスパーク放電を選定した。すなわち、溶
融金属13中に浸漬した炭素や高融点金属から成る棒状
電極17ヲ試料極として陰極とし、溶融金属13表面に
先端がわずかな間隙ケもって設置した対電極8に導通す
る微粒子導入管3の上端に取り付けた端子16乞陽極と
してスパーク放電装置18に結線し、両極に高電圧をか
けてスパーク放電7行い溶融金属13ヲ微粒子として蒸
発させる。溶融金属を微粒子として蒸発搬送し、溶融金
属中の各種含有成分量を分析するためには、含有成分を
代表する微粒子を安定して発生させることがとくに重要
であるが、スパーク放電における各放電定数の設定の仕
方も影響を与える。自己誘導10μH1静電容渚3μF
、抵抗1Ω、電圧10tOOVに設定したスパークライ
クのスパーク放電と各定数を150μH,8μF、OΩ
、700Vに設定したアークライクのスパーク放電(放
電電流波形からみると前者はピーク電流値200A。
保持時間30μs、後者は各々が8OA、400μs)
13− の面放電条件で鉄鋼試料を対象に微粒子を発生させ各成
分ビ繰り返して分析した結果、0.50%含有するS+
の分析値の変動係数は前者が25%。
後者が11.6%、]、、00%含有するMnは各々3
,8チ、]、2.6係、0.30チ含有するCIJは各
々5.1%、14.2%などの結果が得られた。すなわ
ち、上記のようにアークライクよりもスパークライクの
スパーク放電の方が安定して溶融金属中の各成分ケ微粒
子として蒸発させるのに適している。放電周波数につい
ては、50〜800 Hz までについて調べたが、2
00 Hz以」−のように単位時間当りの放電回数が多
い方が分析精度の点から有利であった。
溶融金属中の成分分析を目的とする本発明においては、
微粒子7単に生成する場合と異なり、蒸発微粒子を一定
流速の搬送ガスと共に常時安定して分析装置37へ送り
込まねばならず、よシ効率の良い微粒子の搬送技術が必
要になる。本発明では、溶融金属13表面より蒸発して
対電極8先端直上方向に立ち昇った微粒子を、周囲への
拡散7防ぎ、14− Arガス吹き込み管5のAl1より吹き出して微粒子導
入管:3下端の開口部7へ流れ込むArガス流に乗せて
迅速に運び去る方法ケとった。微粒子が発生する小空間
室12は微粒子導入管3の開口部7以外に出口がl[い
ために、Arガス流に引き込まれて常時一定の希釈倍率
馨もって導入管3の開1]部7へ送り込まれる。対電極
8先端部と溶融金属表向で形成する放電カラム14の放
電を乱さずに、かつ微粒子を安定して同開口部7へ送り
込むためのArガス流流形形成るためには、Arガス吹
き出し円管5の下端の吹き出し口10は微粒子導入管3
下端の開口部7よりもわずかに土部に位置する必要があ
る。
微粒子導入管3に導入された微粒子はArガス流に乗せ
られて、絶縁コネクター21によって接続される微粒子
搬送管22ヲ通って搬送ガス分配装置24に搬送される
か、本発明のように微粒子を対象に分析ケ行う場合には
、これらの内壁に微粒子乞付看残留させないことが重要
な問題になる。微粒子導入管3は溶融金属の高熱によっ
て加熱されているので微粒子は付着しにくくあまり問題
はないが、搬送管′、′)、2は距離が長くl「ると温
度が低下して付着残留が起り易くなる。その結果、搬送
ガス中の微粒子濃度が変動したり、コンタミネーション
となって正確な分析値が得られなくなる。従って、搬送
管22はなるべく小径として搬送ガスの流速ケ速くする
。図面に示す如く加熱装置23ケ取り付けて常時加熱し
ておく、あるいは−塵付着した微粒子は付着後短時間以
内では容易に剥離できるので搬送ガス?更に高速で吹き
込んで洗浄する、方法などを採用した。
搬送ガス分配装置24は、搬送管22より搬送ガスで送
られてきた微粒子乞一旦小空間部で拡散させ更に均一化
をはかる。プラズマト−チ29へ導入する搬送ガスの竜
適流FFt y得るためにある一定部分を系外に排出し
て搬送ガスの分配ン行う。あるいは搬送されてくる間に
凝集が進んで特に粗大化した粒子を系外に排除して微細
粒子のみをプラズマトーチ29へ送り込むための分粒な
どを行う、ためのものである。分配装置24は外周に加
熱装置23ケ取り伺けた小径の円筒管で微粒子搬送管2
2ケ側壁より挿入して管末端開[]部25を土向きに、
微粒子供給管26ケ円筒管の土部より搬送管末端開口部
25と一定間隔ンもって相対するように取り付け、円筒
管底部には流計調節器28を備えた排出管27に取り付
けである。この3本の管はいずれも10mmφ以下の細
管で、和犬粒子及び余剰の微粒子及び搬送ガスは底部排
出管:27より糸外に排出され、残りの微粒子は一定流
量の搬送ガスと共に供給管:26へ導入される。
微粒子供給管26はプラズマ励起発光分光分析装置:3
7に接続される。導入された微粒子は図示の如く、微粒
子供給管26、プラズマガス供給管30.冷却ガス供給
管31からなる3重管プラズマトーチ29に運び込まれ
、高周波発生装置;32によって形成される高温のAr
プラズマ部33に達して励起発光される。励起光は分光
器34で分光され、光電子増倍管等から成る検出器35
、成分含有率算出装#:36によって各々のスペクトル
線強度が測定され、溶融金層中の各成分含有率を迅速に
求められる。微粒17− 子を励起発光させる分析装置37としては、高周波誘導
結合型発光分光分析装置が最も適していたがそのほかの
各種アーク放電等のプラズマ励起発光分光分析装置ある
いは原子吸光分析装置などを適用できる。
本発明装置の分析操作について簡単に述べる。
先ず支持架台1つに駆動源20ヲもって取り付けられた
微粒子生成グローブを、Arガス吹き込み管15にAr
ガス乞吹き込みながら溶融金属13表面に向って下降さ
せる。Arガス吹き出し口10からArガス乞吹き出さ
せ、耐火筒11内の大気を追い出しながら、耐火筒II
下端を溶融金属13中に浸漬し、小空間室12ヲ密閉状
とする。対電極8先端部と溶融金属13表面間は湯面レ
ベル計38と土工位置調節装置20によって所定の間隔
に自動的に調節され、スパーク放電装置18の動作によ
り試料電極17と対電極8間(【高電圧をかけてスパー
ク放電ケ飛ばす。
蒸発生成した微粒子は微粒子導入管3、搬送管22、ガ
ス分配装置24ヲ経てプラズマトーチ29に送り込まれ
励起発光するが、10秒間程度の積分発光強18− 度値から各成分含有率ケ測定する。分析終了後、微粒子
生成プローブ1のArガス吹込み管15からArガスを
高圧で断続的に吹き込み、微粒子搬送管22内壁などに
付着した微粒子7洗い落す。次に・微粒子生成プローブ
1乞溶融金属J3よりひき土げ、再び分析する必要が生
じた時間にプローブ1を下降させて上記操作ケ繰り返し
て分析を実施する。
生成した微粒子の粒径及び粒度分布は、プラズマ中で励
起発光して分析する方法において特に定量精度に大きな
影響ケ与えるので重要であるが、本発明装置で溶鋼ケ対
象に発生させた微粒子は大略0.1ttm以下の極めて
微細粒子であり、平均粒径が0.05 ttmの場合0
.04〜0.0611mの範囲に約70%以上が入るよ
うに粒度分布の幅も狭く、プラズマ発光分光分析には最
適であった。
以上説明したように本発明によれば、溶融金属試料中の
含有成分乞サンプリング等の操作を行わずに、迅速かつ
精度よく直接分析することができ金属の精錬や製鋼プロ
セスの操業管理に極めて効果が太きい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例装置全体の説明図、第2図は微粒
子生成プローブ先端部の説明図、第3図は第2図x−x
断面図である。 1・・・微粒子生成プローブ、  2・・・冷却筒、3
・・・微粒子導入管、  5,15・・−Arガス吹込
管、8・・一対電極、 11・・・耐火筒、 ]2・・
−小空間室、13・・−溶融金属、 17・・・試料電
極、 18・・・スパーク放電装置、 20・・・プロ
ーブ士下位置調節装置、22・・−微粒子搬送管、 2
4・・・搬送ガス分配装置、29・・・プラズマト−チ
、34・・・分光器、 37・・・プラズマ発光分光分
析装置、:38・・−湯而レベル計特許出願人代理人 弁理士 矢 葺 知 之 (ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下端には先端が円錐形状の丸棒対電極ケ溶融金属表面に
    対向1−で垂直に取り付け、その直土部に微粒子導入管
    の開口部を設け、上端は微粒子搬送管に接続し、かつ同
    対電極の電導体を兼ねる細径で縦長形状の微粒子導入管
    、同微粒子導入管の外周に同心円状に設け、かつ土部に
    供給口、下端(こ吐出口を有した不活性ガス吹き込み管
    乞介して同導入管を内包して保持し、周囲に冷却構造を
    有した冷却筒、同冷却筒の下部周囲に分析時には下端乞
    溶融金域中に浸漬して内部に密閉状の小空間室を形成す
    るように設置した耐火筒から成る微粒子生成プローブ;
    」:記微粒子導入管上部を陽極とし、溶融金属中に浸漬
    した試料電極を陰極として接続したスパーク放電装置;
    溶融金属表面に対向し、上記微粒子生成プローブないし
    は同グローブの支持架台に固設した湯面レベル計の検出
    信号と連動して対電極先端部と溶融金属表面間の電極間
    隙を所望寸法に制御する働きをもつ同グローブの土部に
    取り付けられた上下位置調節装置;十記微粒子導入管士
    端と接続した微粒子搬送管の末端部、プラズマ発光装置
    への微粒子供給管の下端部及び余剰搬送不活性ガスの排
    出管?取り付けた小形状容器から成る搬送ガス分配装置
    ;同微粒子供給管の末端、高周波誘導結合型プラズマ等
    のプラズマ励起源を有する発光装置、分光器及び検出器
    等から成る発光分光分析装置を主体に構成すること乞特
    徴とする溶融金属の直接分析装置。
JP58030881A 1983-02-28 1983-02-28 溶融金属の電極間隙自動調節型微粒子生成プラズマ発光分光分析装置 Granted JPS59157543A (ja)

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