JPS62106902A - 多孔性ポリマ−の製造方法 - Google Patents

多孔性ポリマ−の製造方法

Info

Publication number
JPS62106902A
JPS62106902A JP24662385A JP24662385A JPS62106902A JP S62106902 A JPS62106902 A JP S62106902A JP 24662385 A JP24662385 A JP 24662385A JP 24662385 A JP24662385 A JP 24662385A JP S62106902 A JPS62106902 A JP S62106902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
emulsion
soluble
monomer
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24662385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0311282B2 (ja
Inventor
Shinya Hirokawa
広川 信哉
Sanae Fujita
早苗 藤田
Koji Masamizu
正水 孝二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP24662385A priority Critical patent/JPS62106902A/ja
Priority to US06/922,991 priority patent/US4742086A/en
Priority to NL8602749A priority patent/NL8602749A/nl
Priority to DE19863637057 priority patent/DE3637057A1/de
Publication of JPS62106902A publication Critical patent/JPS62106902A/ja
Priority to US07/157,225 priority patent/US4839395A/en
Publication of JPH0311282B2 publication Critical patent/JPH0311282B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内部に空孔を有する多孔性ポリマー、特に見掛
は比重が小さく、吸水性、通気性、’i’il力性に富
む吸水性ポリマーの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
逆ト目懸濁重合方法によりアクリル酸やアクリル酸アル
カリ金属塩などのエチレン性不飽和モノマーを重合して
吸水性樹脂を製造する神々の方法が知られている。例え
ば、逆相°懸濁重合又は逆相乳化重合を採用し、ビニル
モノマー水溶液中に高分子分散剤(特開昭57−167
307号)あるいは界面活性剤(特開昭58−3264
1号)を添加して吸水性ポリマーのぬれ性を改良するこ
とが行なわれている。しかしながら、上記吸水性ポリマ
ーを例えば生理用ナプキンや紙おむつなどの吸水剤とし
て用いる場合には、さらに弾力性があること、見掛は比
重が小さくて綿状パルプ等と混合しやすいこと、吸水性
、通気性にすぐれること等実用上の性能が必要とされる
が、従来の方法で製造した吸水性ポリマーは必ずしも上
記要求性能を満足するものではなかった。
一方、疎水性モノマーを水性分散媒中で重合するにあた
り、モノマート目には非イオン界面活性剤を、又水相に
はイオン性界面活性剤を含有させて水相/モノマー相/
水相型の、いわゆるW10/W型エマルジョンを形成さ
せた後に重合を行なって、平均粒径0,5〜50μの球
状の空胞を有する球状ポリマー、特に化粧料等に用いる
素材を得る方法(特開昭59−193901号)が知ら
れている。しかしながら水溶性モノマーを重合させるに
あたり、この方法をそのまま用いても前記実用特性をイ
l1rJえた吸水性ポリマーを製造することはできなか
った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、内部に空孔を有するポリマー、特に見掛は比
重が小さく、吸水性、通気性、弾力性に富むポリマーを
製造することを目的とする。さらに本発明は、上記物性
を有する球状の吸水性ポリマーを製造することを目的と
する。
〔問題点を解決するだめの手段〕 本発明は、水溶性重合性モノマーを重合するに際し、単
なる逆←目懸濁又は逆相乳化組合ではなくて、中間相に
前記モノマーを含む相を配置したQ 、/W10型のエ
マルジョンを形成して重合を行なうと、効率よく多孔性
ポリマーを得ることができるという知見に基づいてなさ
れたのである。
すなわち、本発明は、多孔性ポリマーを製造するにあた
り、次の工程: (1)  水溶性界面活性剤又は水溶性高分子分散剤を
用いて、内部が疎水性相てあり外←目が少なくとも1種
の水溶性重合性モノマーを含む水(目である○/Wエマ
ルジョンをつくる工程、 (2)  前記○/Wエマルジョンを、油溶性界面活性
剤又は油溶性高分子分散剤を含む疎水性分散媒に加えて
O/W/Oエマルジョンをつくる工程、及び (3)  モノマーを重合させる工程、を含むことを特
徴とする多孔性ポリマーの製造方法を提供する。
本発明において用いる水溶性重合性モノマーとしては、
オレフィン系不飽和カルボン酸、オレフィン系不飽和ス
ルホン酸、オレフィン系不飽和アミン及びオレフィン系
不飽和エーテルなどの重合性不飽和基を有するビニルモ
ノマーがあげられる。
このうち、スルホン酸基を有するビニルモノマーとして
は、例えばアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸、
了りルスルホン酸などの不飽和スルホン酸があげられ、
アミン基を有するビニルモノマーとしては、例えばアク
リルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリレートなど
の不飽和アミンがあげられる。又、カルボキシレートし
くはカルボキシレート基を有するビニルモノマーとして
は、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フ
マール酸などの不飽和カルボン酸、アクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸、フマール酸などの不飽和カルボン
酸エステル、例えばメトキシポリエヂレングリコールメ
タクリレート、フェノキシポリエチレングリコールメタ
クリレートなどであり、アクリル酸、メタクリル酸など
の水溶性塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩、アンモニウム塩などの不飽和カルボン酸塩などが
あげられる。本発明においては、重合性モノマーとして
上記の水溶性モノマーのみを用いるのが好ましいが、水
溶性ビニルモノマーと共重合し得る水不溶性モノマー、
例えば炭素数1〜18のアルキル基を有するアクリル酸
、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸などの不飽和
カルボン酸エステルモノマーを全モノマーの50%重量
(以下%と略称する)以下の量、例えば1〜50%の量
で併用することができる。
本発明では、先づ工程〔1)において上記重合性モノマ
ー及び水溶性界面活性剤又は水溶性高分子分散剤を用い
て、内部が疎水性相であり外相が上記重合性モノマーを
含む水相であるO/Wエマルジョン(いワユル0i1i
口Water 型エマルジー3ン)を形成する。
ここで水溶性界面活性剤としては、水溶性であれば任意
の界面活性剤を用いることができる。具体向にはアニオ
ン界面活性剤、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンラウリル硫酸ナトリウムなどの炭素数1
0〜18の硫酸塩類、HL B 7.0以上のノニオン
界面活性剤、例えば、モノステアリン酸ポリオキシエチ
レングリセリンエステル、モノイソステアリン酸ポリオ
キシエチレングリセリンエステル、ロジンエステル、ポ
リオキシエチレンロジンエステルナトノ脂肪酸エステル
類が例示される。又、水溶性高分子分散剤としては、ケ
ン化度60〜95モル%で重合度が100〜3000の
ポリビニルアルコールやポリビニルアルコールにスルホ
ン酸基あるいは、カルボン酸基を導入した変性ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレンオキシド、ヒドロキシエチ
ルセルロース、アラビアガムなどが例示される。
本発明において○/W型のエマルジョンをどのようにし
てつくってもよいが、例えば上記重合性モノマー濃度が
30%以上、好ましくは35〜50%、水溶性界面活性
剤をモノマーに対して0、001〜20%、好ましくは
0.01〜10%含む水溶液を調製し、これに疎水性有
機化合物を添加して攪拌しO/W型エマルジョンを形成
する。
ここで用いる疎水性有機化合物としては、n−ペンタン
、シクロペンクン、n−へキサン、シクロヘキサン、n
−へブタン、メチルシクロヘキサンなどの脂肪族炭化水
素、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素、n−ブ
チルアルコール、n −アミルアルコールなどの炭素数
4〜6の脂肪族アルコール、メチルエチルケトンなどの
脂肪族ケトン類、酢酸エチルなどの脂肪族エステル頌な
どをあげることができ、これらを一種又は2種以上の混
合物として用いることができる。又、疎水性有機化合物
の添加量は、モノマー水溶液に対して二〜150%の範
囲とするのが好ましい。
本発明におい−では、重合開始に先だち、上記○/Wエ
マルジョンにあらかじめ重合開始剤を添加しておくのが
望ましい。重合開始剤としては、メチルエチルケトンパ
ーオキシド、メチルイソブチルケトンパーオキシドなど
のケトンパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、
t−ブチルクミルパーオキシドなどのジアルキルパーオ
キシド、を−ブチルパーアセテート、t−ブチルパーイ
ソブチレート、t−ブチルピバレートなどのアルキルパ
ーニスデル、過酸化水素、過硫酸カリウム、過硫酸アン
モニウムなどの過硫酸塩、過塩素酸カリウム、過塩素酸
ナトリウムなどの過塩素酸、塩素酸カリ、臭累酸カリな
どのハロゲン酸塩、2−(カルバモイルアゾ)−イゾブ
チロニトリル、2゜2′−アゾビス(N、N−ジメチレ
ンイソ−ブチルアミジン)ジヒドロクロリド、2.2’
−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロリド
、2.2′−アゾビス(N、N’−ジメチレンイソブチ
ルアミジン)、4.4’−アゾビス(4−シアノペンタ
ノイックアシド)、アゾビスイソブチロニトリル、2.
2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレ
ロニトリル)、2.2’−アゾビス(2,4−ジメチル
バレロニトリル)、(1−フェニルエチル)アゾジフェ
ニルメタン、2.2′アゾビスイソブチロニトリル、ジ
メチル−2,2’−アゾビスイソブチレート、2,2′
−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1゜1′−
アゾビス(1−シクロ−ヘキサンカルボニトリル)、 
 2.2′−アゾビス(2,4,4’−トリメチルペン
タン)、2−フェニルア7”−2゜4−ジメチル−4−
メトキシバレロニトリル、2゜2′−アゾビス(2−メ
チルプロパン)などのアゾ化合物をあげることができる
。上記重合開始剤は、一種又は2癲以上の混合物として
用いることができる。尚、重合開始剤は、モノマーに対
して0、001〜10%、好ましくは0.01〜5%の
量で使用される。
本発明の工程(2)では、上記0/Wエマルジヨンを油
溶性界面活性剤又は油溶性高分子分散剤を含む疎水性分
散媒に加えて○/W10型エマルジョンを形成する。つ
まり上記0/Wを疎水性相(○)の中に分散させるので
ある。ここで分散手段としては前記0/Wエマルジヨン
を一括添加した後攪拌する方法又は滴下しながら攪拌す
る方法などにより行なうことができる。
ここで用いる油溶性界面活性剤としては、HLB7以ド
の非イオン界面活性剤、例えばソルビタンオレエート、
ソルビタンステアレート、ソルビクンラウレー トなど
のソルビタン脂肪酸エステルや〜キサテ/ルソ/ウムフ
タレート、セチルステアリルソソウムフタレートなどの
7タレートが好ましw’J′1つ 又、油溶性高分子分散剤としては、エチルセルロース、
エチルヒドロキンエチルセルロース、ベンンルセルロー
スなどのセルロースエーテル、セルロースアセテート、
セルロースブチレート、セル℃】−スアセテ゛−ドブチ
ルなどのセルロースエステル、マイレン化ポリブタンエ
ン、マイレン化ボ°1ニチレ/、マ・イレン化α−オレ
フィン1;どを用・7)ろ二どがてきる。−れらの油溶
性界面活性剤又は1分子分(1り剤を、疎水性分散媒中
に1〜25%となるようにあらかじめ添加しておくのが
よい。
尚、疎水性分散媒としては、上記○/Wエマルジョンの
項において例示した疎水性の有機化合物を用5すること
ができる。この際、最内部に用いた疎水性有機化合物と
同じものを疎水性分散媒として用いることもてきる。又
、疎水性分散媒の使用t1は任きであるが、経済性、作
業性などか−)前記○/Wエマルノヨン100重量邪当
、つ、10〜’r OO千111部とするのが好まし7
)。
本発明では工程(3)において、前記07/W/Oエマ
ルジョン形成後又は形成と同時に重合を開始する。重合
の開始は常法により行なうことができるが、重合温度は
550℃以上とし反応時間は30分〜6時間の範囲であ
ることが好ましい。
本発明は、上記の工程をとることを基本とするが、本発
明方法の実施にあたり、重合前、重合時または重合後の
いずれかに公知の架(合剤添す11する−とができる。
イ′jl!え、f、゛Xワ僑フイ11どして、ま、\1
.′、−ンアリルア・フリルアミド、)アリルアミン、
ンアリルメタクリルアミド、シアリルテフタレート、ジ
アリルマレート、シアリルテレフタレート、トリアリル
シアヌレート、トリアリルホスフェートなどのポリアリ
ル化合物、ジビニルベンセン、N。
N−メチレンビスアクリルアミド、エチレンクリコール
ジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレ−ト
、クリセリントリメタクリレートなどのポリビニル化合
物、エチレンクリコールジグ′す7//ルエーテル、ポ
リエチレンクリコールシクリ、/ンルエーテルなどのポ
リクリシジルエーテル、エビ・70ルヒドリン、α−メ
チルクロルヒトリンデ;七゛フ)ハロエポキン化合物、
グルタールアルデヒ1−′、2す;、t−hザールーー
どのポリアルデヒド、グリセ°、1.・なと゛の“fリ
オール、エチレンシアミンなどノパリアミン、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレートなどのヒドロキノビニル化
合物、また力ルンウム、マク不ソウム、亜鉛および−r
ルミニウムなと○ρ価イオンを生じる無機塩または有1
曳金属塩なとをあげろことができる。また、フェノール
ポリオキンエチレンタリンジルエーテルなどのモノグリ
/ノル化合物を改質剤として用いることができろっ上記
架橋剤または、モノグリンジル化合物を使用する場合に
は、最終生成物であるポリマーの所望の性状に従い任意
の量とすることができるが、頭常11′:、成ポリマー
に対して001〜10%の・範囲となる。Fうj=する
のが好まし”5)。さろに、上記O/W10エマルジョ
ンの各相には、重合促進剤等の化合物などを添加してお
くことができる。
以上のようにして製造したポリマーは、重合後直接又は
溶媒をデカンチー/コンや遠心分離により除去した後に
、減圧乾燥機、流動乾燥機などの手段を用いて乾遅し、
必要に応じて粉砕、造粒し理を施して使用することがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明方法に従うと見掛は比重が小さく、坩(力性に富
み、しかも吸水性、通気性にすぐれた9 7L性の球状
重合体を’M 9することができる。
従って、本発明により製造された多孔性の球状(R@体
は、特に吸水性がよいので人体に接ずろ←、盲な種々の
衛生材料例えば、生理用ナプキン、′、且オムツ、病人
用ンーツ、タンポン、衛生綿などに使用できる。また、
長時間使用してもゲル構造が劣化しにくいことから、種
々の用途、例えば農l芸用としての保水剤、土木建築用
の上水剤として使用可能であり、また形状、弾力性、吸
水性、通気性の・F要視される化粧品へも応用もできる
。さらに吸湿性、通気性の重要視される結露防止剤やイ
オン交換樹脂などの用途にも用いることができる。
上記用途に加えて、本発明により製造した吸水性樹脂は
、着色剤、香料などの添加剤や充てん剤を加えたり、紙
、繊維などの異種材料と組み合わせて用いることもでき
る。さらに重合性モノマーの性質により、吸水性樹脂以
外の別の特性を有する多孔性ポリマーをつくることがで
きる。
次に、実施例により本発明を説明するが、本発明は、こ
れらにより限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例1 攪拌後、還流冷却器、・):り下ロート8よび窒素ガス
導入管を備えた1βの四つロフラスコに、シクロヘキサ
ン300gとエチルセルロース3g(バーキュレス社製
、商品名N−50)を加えて攪拌し窒素ガスを吹き込ん
で溶存酸素を追い出し、70℃まで昇温した。また、別
のフラスコ中で水酸化ナトリウム43gを水130gに
溶解し、これにアクリル酸(AA)100gを加えてで
きた水溶液に、過硫酸アンモニウム(7’l P S 
) 0.16 g、変性ポリビニルアルコール(日本合
成社製、商品名oks−3266)4g及びエチレング
リコールジクリンシルエーテル25mg、さろにヘキサ
ン54gを加えて攪拌し窒素ガスを吹き込んて1容(7
酸素を追い出してモノマー水溶液(○/Wエマルジョン
)を調整した。次に上記四つロフラスコ中の分散媒を4
0Orpmの速度で充分攪拌させながら、O/Wエマル
ジョンを1時間かけて滴下し、さらに3時間重合した。
その後これらを直#5e4圧下、80℃にて乾煙し、多
孔性の球状重合体を寿だ。
実糸例2 変性ポリビニルアルコール0代わり(こトチノルスルホ
ン酸ナトリウム50mg、ヘキサンの代わりに酢酸エチ
ル27gを用いた外は実施例1と同様の方法で重合を行
ない、多孔性の球状重合体を尋だ。
実施例3 変性ポリビニルアルコールの代わりに部分ケン化ビニル
アルコール(日本合成社製、商品名OOH−17)4.
ヘキサンの代わりにシクロヘキサン81gを用いた外は
実施例1と同様の方法で重合を行ない、多孔性の球状重
合体を得た。
実)缶例4 アクリル酸100gの代わりに、アクリル酸80gと、
アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸ナトリウム(
AMPS)20gを用い、水酸化ナトリウム43gの代
わりに水酸化ナトリウム34gを用い、又、変性ポリビ
ニルアルコールの代わりにロジン(、E O) 、5 
エステル4gを用いた外は実施例1と同様の方法で重合
を行ない、多孔性の球状重合体を碍た。尚、上記(E 
O) 1s はエチレンオキシド平均15モル付加の意
味である。
実施例5 アクリル9100gの代わりに、アクリル酸80gとジ
メチルアミノエチルメタクリレート(DM)2.Ogを
用い、水酸化ナトリウム43gの代わりに 水酸化ナト
リウム34gを、ヘキサンの代わりにシクロヘキサン5
4gを、又、変性ポリビニルアルコールの代わりに、イ
ソステアリン酸(E、O)s。グリセリンエステル0.
2gを用いた外は実施例1と同様の方法で重合を行ない
、多孔性の球状重合体を得た。
1と較例1 把拌機、還流冷却器、滴下ロートおよび窒素がス導入管
を付けた1βの四つロフラスコにノクロヘキサン300
gとエチルセルロース3.0 gを加えて攪拌し、窒素
ガスを吹き込んで溶存酸素を追い出し70℃まで昇温し
た。また、別のフラスコ中で、水酸化す)IJウム43
gを水130gに溶かし、これにアクリル酸100gを
加えてできた水溶液に、過硫酸アンモニウム(/へP 
S ) 0.16gとエチレングリコールソグリシンル
エーテル25mgを添加溶解し溶存酸素を追い出してモ
ノマー溶液を調製した。次に上記四つロフラスコ中に系
を400「2mの速度で十分攪拌させながら、1記モノ
マー水溶液を1時間かけて滴下し、さらに3時間重合し
た。重合後、直接減圧下80℃にで乾煙し、球状重合体
を丹だ。
比較例2 モノマー水溶液中に、変性ポリビニルアルコール4gを
加えた以外は、比較例1と同様の方法で(5合を行ない
球状重合体を11だ。
実施例1〜4及び比較例1〜2で辱だポリマーの性能を
まとめて表−1に示す。尚、表中の初期吸水速度は、次
の用にして測定した。
0初期吸水速度 6X8clI+の紙製ティーバック型の袋にポリマー 
0.3 gを入れ、この袋を立ててポリマーを底に軽く
詰めた。これを300mfのビーカーに入れた生理食塩
水中に1分間袋を立てた形で浸・−装置7た。1分間浸
4i’j後水を切り、重量を測定した。この値から風袋
の吸水量を差引き、ポリマー1 g当りの吸水量に換算
した。
次に実施例1において、O/Wエマルジョンをシクロヘ
キサン中に添加したときの○/W10エマルジョン粒子
構造の光学顕微鏡写真を第3図に、○/Wエマルジョン
を添加後、攪拌により生成した重合中の○/IN/Oエ
マルジョン粒子構造の光学顕微鏡写真を第1図及び第2
図に示す。又、比較例1において重合中のエマルジョン
粒子構造の光学顕微鏡写真を第4図に示す。
表−1の結果及び第1図〜第4図より、本発明に1より
○/W10エマルジョンを形成して重合を行なうと、極
めてすぐれた性能を有するポリマーが得られることがわ
かる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明による重合中の○/W/O
エマルジョン粒子構造の光学顕微鏡写真であり、第3図
は本発明によるO / Wエマルジョンをシクロヘキサ
ン中に添加したときに生成したO/W10エマルジョン
粒子構造の光学顕微鏡写真である。第4図は従来の方法
による重合中のエマルジョン粒子構造の光学顕微鏡写真
である。 第1図 第2図 第3図 第4図 手続補正書 特許庁長官宇賀道部殿    (。 1、事件の表示  昭和60年特許願第246623号
2、発明の名称   多孔性ポリマーの製造方法3、補
正をする者 事件との関係   出願人 名称  (676)ライオン株式会社 4、代理人 住 所 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号電話(代
) 211−8741 6、補正の対象    明細書の発明の詳細な説明の欄
および図面の簡単な説明の欄 ■、 明細書第9頁第9行の“N、N−ジメチレン”を
IN、N’  −ジメチレン」と訂正する。 2、 同第11頁第15行の“1〜25%”を「0.1
〜25%」と訂正する。 3゜ 同第12頁第12行、第13行および第13頁第
16行の“架橋”を「架橋」と訂正する。 4、 同第12頁第13行および第18行〜第19行の
“’N、N”をrN、N’ Jと訂正する。 5、 同第15頁第13行の“攪拌後”を「攪拌機」と
訂正する。 6、 同第21頁を次のとおり訂正する。 「 次に実施例1において、0/Wエマルジヨンをシク
ロヘキサン中に滴下開始後に生成したO/W10エマル
ジョン粒子構造の光学顕微鏡写真を第1図1乙実施例5
においてO/Wエマルジョン滴下開始後に生成した○/
W10エマルジョン粒子構造の光学顕微鏡写真を第2図
に示す。又、比較例1及、び2においてモノマー水溶液
滴下後に生成したW10エマルジョン粒子構造の光学顕
微鏡写真をそれぞれ第4図及び第3図に示す。 表−1の結果及び第1図〜第4図より、本発明によりO
/W10エマルジョンを形成して重合を行なうと、極め
てすぐれた性能を有するポリマーが得られることがわか
る。 4、図面の簡単な説明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多孔性ポリマーを製造するにあたり、次の工程: (1)水溶性界面活性剤又は水溶性高分子分散剤を用い
    て、内部が疎水性相であり外相が少なくとも1種の水溶
    性重合性モノマーを含む水相であるO/Wエマルジョン
    をつくる工程、(2)前記O/Wエマルジョンを、油溶
    性界面活性剤又は油溶性高分子分散剤を含む疎水性分散
    媒に加えてO/W/Oエマルジョンをつくる工程、及び (3)モノマーを重合させる工程、 を含むことを特徴とする多孔性ポリマーの製造方法。 2、水溶性モノマーを含む水層が、重合開始剤を含んで
    いる特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP24662385A 1985-11-02 1985-11-02 多孔性ポリマ−の製造方法 Granted JPS62106902A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24662385A JPS62106902A (ja) 1985-11-02 1985-11-02 多孔性ポリマ−の製造方法
US06/922,991 US4742086A (en) 1985-11-02 1986-10-24 Process for manufacturing porous polymer
NL8602749A NL8602749A (nl) 1985-11-02 1986-10-31 Werkwijze voor het bereiden van een poreus polymeer en daaruit vervaardigde absorberende voorwerpen.
DE19863637057 DE3637057A1 (de) 1985-11-02 1986-10-31 Verfahren zur herstellung eines poroesen polymeren
US07/157,225 US4839395A (en) 1985-11-02 1988-02-18 Absorbing article

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24662385A JPS62106902A (ja) 1985-11-02 1985-11-02 多孔性ポリマ−の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106902A true JPS62106902A (ja) 1987-05-18
JPH0311282B2 JPH0311282B2 (ja) 1991-02-15

Family

ID=17151156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24662385A Granted JPS62106902A (ja) 1985-11-02 1985-11-02 多孔性ポリマ−の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62106902A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02194079A (ja) * 1988-11-30 1990-07-31 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 中空のアクリレートポリマー微小球およびその製造方法
US5596056A (en) * 1992-10-23 1997-01-21 Kao Corporation Process for producing polymer particles with irregular shape by polymerizing a water-soluble polymerizable monomer
US5621055A (en) * 1992-09-10 1997-04-15 Kao Corporation Process for producing polymer particles with irregular shape
JPH10501173A (ja) * 1994-06-06 1998-02-03 バイオポーア コーポレイション ポリマーマイクロビーズ及びその製造方法
JP2006342306A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Sumitomo Seika Chem Co Ltd 多孔質吸水性ポリマー粒子の製造法
JP2009144170A (ja) * 1998-01-16 2009-07-02 Exploit Des Prod Pour Les Ind Chim Sepc:Soc ラテックス組成物
US8241819B2 (en) * 2002-04-05 2012-08-14 Smart Holograms Limited Method for forming a volume holographic sensor in a porous medium
WO2012176342A1 (ja) * 2011-06-24 2012-12-27 住友精化株式会社 吸水性樹脂の製造方法
JP2013503927A (ja) * 2009-09-04 2013-02-04 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー粒子
JPWO2018159803A1 (ja) * 2017-03-02 2019-12-26 住友精化株式会社 吸水性樹脂及び土嚢

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02194079A (ja) * 1988-11-30 1990-07-31 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 中空のアクリレートポリマー微小球およびその製造方法
US5621055A (en) * 1992-09-10 1997-04-15 Kao Corporation Process for producing polymer particles with irregular shape
US5596056A (en) * 1992-10-23 1997-01-21 Kao Corporation Process for producing polymer particles with irregular shape by polymerizing a water-soluble polymerizable monomer
JPH10501173A (ja) * 1994-06-06 1998-02-03 バイオポーア コーポレイション ポリマーマイクロビーズ及びその製造方法
JP2009143958A (ja) * 1998-01-16 2009-07-02 Exploit Des Prod Pour Les Ind Chim Sepc:Soc 化粧料組成物
JP2009144170A (ja) * 1998-01-16 2009-07-02 Exploit Des Prod Pour Les Ind Chim Sepc:Soc ラテックス組成物
JP2009144171A (ja) * 1998-01-16 2009-07-02 Exploit Des Prod Pour Les Ind Chim Sepc:Soc 逆転ラテックスの化粧料組成物を製造するための用途
US8241819B2 (en) * 2002-04-05 2012-08-14 Smart Holograms Limited Method for forming a volume holographic sensor in a porous medium
JP2006342306A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Sumitomo Seika Chem Co Ltd 多孔質吸水性ポリマー粒子の製造法
JP2013503927A (ja) * 2009-09-04 2013-02-04 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー粒子
WO2012176342A1 (ja) * 2011-06-24 2012-12-27 住友精化株式会社 吸水性樹脂の製造方法
JPWO2012176342A1 (ja) * 2011-06-24 2015-02-23 住友精化株式会社 吸水性樹脂の製造方法
US9102771B2 (en) 2011-06-24 2015-08-11 Sumitomo Seika Chemicals Co., Ltd. Method for producing a water-absorbent resin
JPWO2018159803A1 (ja) * 2017-03-02 2019-12-26 住友精化株式会社 吸水性樹脂及び土嚢

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0311282B2 (ja) 1991-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3258660B2 (ja) 吸収速度の速い高度に有効な表面積を有するしわのある吸収剤粒子
US4735987A (en) Method for manufacture of high-expansion type absorbent polymer
JPS648006B2 (ja)
JP2530668B2 (ja) 改良された吸水性樹脂の製造法
FR2495163A1 (fr) Procede de production d&#39;hydrogels a fort pouvoir d&#39;absorption de l&#39;eau, obtenus par polymerisation d&#39;acides carboxyliques a,b-insatures
JPH01146902A (ja) 吸収用ポリマー組成物の製造法
NL8602749A (nl) Werkwijze voor het bereiden van een poreus polymeer en daaruit vervaardigde absorberende voorwerpen.
JPS61271303A (ja) 吸水性樹脂の製造方法
JPS62106902A (ja) 多孔性ポリマ−の製造方法
JP3005124B2 (ja) 不定形重合体粒子の製造方法
US4558100A (en) Absorbent compositions
JPH03195713A (ja) 高吸水性ポリマーの製造法
JP4694140B2 (ja) 吸水性樹脂の製造方法
JP4107775B2 (ja) 高吸水性樹脂の製造方法
JPH0726026A (ja) 表面架橋された吸水性ポリマーの製造方法
JPH03287604A (ja) 多孔性にすぐれた吸水性樹脂の製造法
JPS63297408A (ja) 改良された高吸水性樹脂の製造方法
JP3311753B2 (ja) 不定形重合体粒子の製造方法
JPS6028286B2 (ja) ビニル化合物の懸濁重合方法
JPS6028287B2 (ja) ビニル化合物の懸濁重合方法
JP2967952B2 (ja) 多孔性ポリマーの製造方法
JPH09194514A (ja) 高吸水性ポリマーの製造方法
JPS6361005A (ja) 表面架橋した多孔性ポリマ−の製造方法
JPH0725935A (ja) 吸水性の改良された吸水性ポリマーの製造方法
JP2721658B2 (ja) 重合体粒子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term