JPS6210533Y2 - - Google Patents

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JPS6210533Y2
JPS6210533Y2 JP15053781U JP15053781U JPS6210533Y2 JP S6210533 Y2 JPS6210533 Y2 JP S6210533Y2 JP 15053781 U JP15053781 U JP 15053781U JP 15053781 U JP15053781 U JP 15053781U JP S6210533 Y2 JPS6210533 Y2 JP S6210533Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
gasket
annular groove
fitting
fitting body
pressure fluid
Prior art date
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JP15053781U
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JPS5855869U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、互いに嵌合しあう一対の嵌合体から
なる継手の上記両嵌合体間に配設されたガスケツ
トの脱着装置に関する。
第1図に示すものはオートクレーブ(加硫缶)
であつて、缶本体1と蓋2とを有し、その両者
1,2間には、アダムソン継手3が配設されてい
て、該継手3の互いに嵌合しあう一対の嵌合体3
A,3Bのうち、一方3Aは缶本体1に、他方3
Bは蓋2にそれぞれ取付けられている。また第2
図に示すごとく一方の嵌合体3Aの端面に形成さ
れた環状溝4内にガスケツト5を一定範囲内移動
自在に挿入し、上記環状溝4に連通する圧力流体
注入口6を介して環状溝4内に圧力流体として例
えば蒸気を注入し、これによつてガスケツト5を
他方の嵌合体3Bの端面に押し付けてシールする
ように構成している。
そして従来では、他方の嵌合体3Bの端面に押
し付けたガスケツト5をその他方の嵌合体3Bか
ら離間させる手段が設けられていないので、継手
開放時にガスケツト5の頭部を「こする」ことと
なり、このガスケツト5を損傷させている。また
継手開放後、作業員が木ハンマーでガスケツト5
をたたいて環状溝4内に戻しているが、これでは
人手を要すると共に大口径の場合には人力でやる
ので安全性および装着の信頼性に欠け、操作時間
が長くなるといつた問題点がある。
そこで本考案はかかる問題点を解消したガスケ
ツト脱着装置を提供するものであつて、この目的
を達成するために、互いに嵌合しあう一対の嵌合
体からなる継手の一方の嵌合体の端面に底辺部が
広がつた環状溝を形成するとともに、この環状溝
内に先端部断面が二叉状のガスケツトを一定範囲
内移動自在に挿入し、上記一方の嵌合体に、その
環状溝内のガスケツト先端二叉部分空間に圧力流
体を供給してガスケツトの基部端面を他方の嵌合
体の端面に押し付ける圧力流体注入口を設け、ガ
スケツトに対向する他方の嵌合体の箇所で周方向
適当間隔ごとに複数の穴を貫通して形成し、該各
穴内に摺動体を摺動自在に挿入し、該各摺動体を
ガスケツトに押し付けることにより該ガスケツト
の基部端面を他方の嵌合体から離間させる離間手
段を設けたものであつて、これにより2つの嵌合
体のシールを良好に行なうことはもちろん、継手
開放時にガスケツトの離間が容易になるととも
に、人手により環状溝に戻す手間も省ける。
以下、本考案の一実施例を第3図および第4図
に基づいて説明する。10は環状溝4に連通する
空気抜き口、11はドレン抜き口である。12は
環状溝4内に挿入されたガスケツト5に対向する
他方の嵌合体3Bの箇所で周方向一定間隔ごとに
貫通して形成された複数(この実施例では12個)
の穴であつて、小径部12Aと大径部12Bとか
らなる。13は該大径部12Bの開口部の雌ねじ
にねじ込まれた栓であつて中央部には大径部12
Bに連通する連通孔14を形成してある。15は
該連通孔14に接続された圧力流体(蒸気、気体
など)の供給パイプ、16はロツクナツトであ
る。17は摺動体であつて、大径部12B内に摺
動自在に配設されたピストン17Aと、該ピスト
ン17Aの中央部に固着されたロツド17Bと、
該ロツド17Bの先端に固着されるとともに小径
部12A内に摺動自在に配設された突起17Cと
からなる。18はピストン17Aを一方の嵌合体
3Aから離間する方向へ付勢するばねである。
また、ガスケツト5の先端部は断面二叉状に形
成され、圧力流体注入口6はこの二叉部分空間に
開口するように一方の嵌合体3Aに形成されてい
る。また、環状溝4の形状は底辺部が広がるよう
に傾斜側面を有し、この傾斜側面にガスケツト5
の二叉部分の側面が圧接可能になつている。
上記構成に基づいてガスケツト5の脱着手順に
ついて説明する。まずシールをおこなう場合に
は、突起17Cが小径部12A内に位置する状態
において、空気抜き口10およびドレン抜き口1
1を閉鎖する。次に圧力流体注入口6から環状溝
4内のガスケツト5先端二叉部分空間に圧力流体
として例えば蒸気を供給する。すると第4図の仮
想線で示すガスケツト5が他方の嵌合体3B側に
押圧されて第4図の実線に示すごとく他方の嵌合
体3Bの端面に押し付けられ、同時にガスケツト
5の二叉部分側面が環状溝4の傾斜側面に押し付
けられてシールされる。
次にガスケツト5を他方の嵌合体3Bから離間
させる場合には、圧力流体注入口6を閉鎖し、空
気抜き口10を開放してガスケツト5の背圧を開
放する。次に供給パイプ15を介して大径部12
B内に圧力流体を供給すればよい。これによつて
第4図の実線のピストン17Aがばね18に抗し
て押圧され、ロツド17Bを介して突起17Cが
第4図の仮想線に示すごとくガスケツト4を押し
付け、この結果、該ガスケツト4が他方の嵌合体
3Bから離間し、環状溝4の中におさまる。その
後パイプ15から圧力流体を供給するのを停止す
ると、ばね18の付勢力によりピストン17Aお
よびロツド17Bを介して突起17Cが小径部1
2A内に引き戻されるものである。
以上述べたごとく本考案のガスケツト脱着装置
によれば、圧力流体注入口からの圧力流体により
ガスケツトを他方の嵌合体の端面および環状溝の
側面に押し付けてシールを良好におこなうことが
できることはもちろんのこと、継手開放時には離
間手段により各摺動体をガスケツトに押し付ける
ことによつて該ガスケツトを他方の嵌合体の端面
から離間させて環状溝内におさめることが容易に
できるものである。したがつて継手開放時にガス
ケツトの頭部を「こする」ことがなくなり、また
人手を必要とせずに環状溝内におさめることがで
き、安全性および装着の信頼性に優れ、操作時間
も短かくてすむものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はオートクレーブの一部切欠き側面図、
第2図は継手部分の横断面図、第3図および第4
図は本考案の一実施例を示し、第3図は継手の正
面図、第4図は第3図の−矢視図である。 3……アダムソン継手、3A,3B……嵌合
体、4……環状溝、5……ガスケツト、6……圧
力流体注入口、10……空気抜き口、11……ド
レン抜き口、12……穴、15……圧力流体供給
パイプ、17……摺動体、17C……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに嵌合しあう一対の嵌合体からなる継手の
    一方の嵌合体の端面に底辺部が広がつた環状溝を
    形成するとともに、この環状溝内に先端部断面が
    二叉状のガスケツトを一定範囲内移動自在に挿入
    し、上記一方の嵌合体に、その環状溝内のガスケ
    ツト先端二叉部分空間に圧力流体を供給してガス
    ケツトの基部端面を他方の嵌合体の端面に押し付
    ける圧力流体注入口を設け、ガスケツトに対向す
    る他方の嵌合体の箇所で周方向適当間隔ごとに複
    数の穴を貫通して形成し、該各穴内に摺動体を摺
    動自在に挿入し、該各摺動体をガスケツトに押し
    付けることにより該ガスケツトの基部端面を他方
    の嵌合体から離間させる離間手段を設けたことを
    特徴とするガスケツト脱着装置。
JP15053781U 1981-10-08 1981-10-08 ガスケツト脱着装置 Granted JPS5855869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15053781U JPS5855869U (ja) 1981-10-08 1981-10-08 ガスケツト脱着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15053781U JPS5855869U (ja) 1981-10-08 1981-10-08 ガスケツト脱着装置

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Publication Number Publication Date
JPS5855869U JPS5855869U (ja) 1983-04-15
JPS6210533Y2 true JPS6210533Y2 (ja) 1987-03-12

Family

ID=29943257

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15053781U Granted JPS5855869U (ja) 1981-10-08 1981-10-08 ガスケツト脱着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111195878A (zh) * 2020-01-10 2020-05-26 中国航发沈阳发动机研究所 一种发动机孔探堵头拆装工具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5899257B2 (ja) * 2014-03-05 2016-04-06 大陽日酸株式会社 冷却装置の気密構造

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CN111195878A (zh) * 2020-01-10 2020-05-26 中国航发沈阳发动机研究所 一种发动机孔探堵头拆装工具
CN111195878B (zh) * 2020-01-10 2021-10-22 中国航发沈阳发动机研究所 一种发动机孔探堵头拆装工具

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Publication number Publication date
JPS5855869U (ja) 1983-04-15

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