JPS62104754A - オフセツト又は凸版印刷機用のインキつぼ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インキ調量装置を有し・該インキ調量装置を
介してインキ出しローラの軸線方向で区分毎にそれぞれ
のインキ調量ギャップが調節可能であり、更に、インキ
調量装置の調量部材がインキ調量装置を覆う弾性的なシ
ートを介してばねカニでインキ出しローラに圧着可能で
かつ弾性的なシートをインキ出しローラに対して接線方
向で移動可能に固定している形式のものに関する。

従来の技術 弾性的なシートの第１の目的は、インキつぼ内に存在す
るインキによってインキ調量装置もしくはインキ調量装
置の調節機構が汚染されることを防止するのに用いると
いうことにある。

前記シートはその弾性に基づいて調量部材のその都度の
位置に追従できかつこれによって調量されたインキ量が
貫流せしめられるインキ出しローラに対するインキ調量
ギャップの大きさを異ならせることができる。これにも
かかわらす調量部材は弾性的なシートを介して回転する
インキ出しローラに支持されるので、この支持個所にお
いてシートはある程度摩耗せしめられる。

シートは前記支持個所において時がたつにつれて摩損し
かつこれによって薄くなる。これによって長期に亘って
不変にギャップ幅が維持されなくなり、インキ調量に不
都合な影響が及ぼされるようになる。このことは印刷機
械において今日すでに一般化している遠隔制御のために
は所望されない。

更にＰイッ連邦共和国特許出願公開第２９２８１２５号
明細書ではこのようなシートの耐用寿命を延ばす提案が
成されている。このばあいインキつぼの上側範囲には弾
性的なシートを固定する保持装置が設けられていて、該
保持装置ヲ介してシートは手動操作により段階的にイン
キ出しローラに対して接線方向に移動させられ、これに
よって移動後、表面がまだ摩耗していない新しいシート
部分がインキ出しローラに接触させられる。

これによってシートの耐用寿命が延ばされかつ例えばシ
ート交換のような付加的な作業を余り頻繁に行なわずに
済むようになる。しかしながらこのばあいインキ調量を
最良に行なえないという欠点がある。このばあいシート
の段階的な移動によって著しく摩耗した範囲と摩耗して
いない範囲との間に制御技術的に補償しなければならな
いインキ調量ギャップの段状のジャンプが生ぜしめられ
るようになる。つまりシートは均一に摩耗させられない
。更に実地においては、どんな時間間隔でシート交換又
は弾性的なシートの後調節を行なうかは、作業員の載量
に委ねられている。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、シートの耐用寿命を著しく延すことが
できしかも摩耗が極めてわずかで均一に行なわれること
によりギャップ幅を不変に維持でき、これにより補償制
御を行なわずに済むように、弾性的なシートによって覆
われるインキ調量装置を有するオフセット又は凸版印刷
機用のインキつぼを改良することにある。

問題点を解決するための手段 前記課題は本発明によれば、シートの保持体に調節部材
が配属されていて、該調節部材が、シートをわずかな送
りで連続的にインキ出しローラに対して接線方向で移動
させる電動式の、壓動装置に連結されていることによっ
て解決された。

発明の作用効果 量 本発明によって、遠隔制御可能なインキ調節装置のため
に最良の調節条件を得ることができ、この調節条件を長
期間に亘って不変に維持できるということにある。

実施例 第１図では概略的にオフセット・枚葉紙輪転機の印刷機
構１が図示されている。インキ装置面 ２および湿し装置３を介して版胴牛の版画２２がインキ
付けされるかもしくは湿めらされる。

これによって印刷像がゴム胴５を介して、ゴム胴とこの
ゴム胴に向けて接近させられる対応圧胴６との間を貫通
案内される枚葉紙７に付けられる。

特に枚葉紙７の幅に亘ってみて、印刷像に関連して新鮮
インキ必要量は異っているので、インキつぼ９のインキ
調量装置８を介して区分毎にインキ量が適当に調量され
る。

インキ調量装置８はインキつぼ長手方向でみて並べて配
置されたそれぞれ区分幅の多数の加圧条片１０を有して
いて、該加圧条片に前端で同様に区分幅のそれぞれ１つ
の調量部材１１が支承されている。各調量部材１１は調
節機構（図示せず）を介してその縦軸線１２を中心とし
て回転可能でかつ更に所定の周方向範囲に亘ってほぼ区
分幅全体に亘ってのびる偏心的な切欠き１３を有してい
る。残された端面側の支持ウェブ１４を介して調量部材
１１はインキ出しローラ１５に支持されていて、このば
あい支持力は加圧条片１０に作用する圧縮ばね１６のば
ね力によって生ぜしめられる。すべての加圧条片１０お
よび調量部材１１はインキっぽの全長に亘ってのびる弾
性的なシート３３によって覆われている。これによって
インキ調量装置はインキつぼ内に存在するインキ１８に
よる汚染を防止される。詳細なインキ調量形式は例えば
Ｐイッ連邦共和国特許第２６４８０９８号および第３０
１８７８４号明細書で明らかにされている。

支持ウェブ１４と回転するインキ出しローラ１５との接
触個所１９では弾性的なシート３３はある程度摩耗する
。

第２図では弾性的なシート３３の耐用寿命を著しく延ば
す機構の実施例を示している。このためにシート３３は
インキつぼ９の下側範囲で貯蔵ローラ３４に巻き付けら
れていてかつインキつぼの上側範囲でインキつぼの全長
に亘ってのびるローラ３５に巻き付けられている。ロー
ラ３５の一方の端面には歯車３６が設けられていて、こ
の歯車は、モータ・伝動ユニット３８によって回転せし
められる別の歯車３７と協働する。このばあい伝動装置
は、モータ回転数を著しく減速できるように、構成され
ている。従って弾性的なシートの送り、即ち、移動運動
は許容摩耗範囲内で調節できる。歯車の寸法を異なわせ
ることによって付加的に減速度に影響を及ぼすことがで
きる。

本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、種々
の態様で実施できる。従って所望の効果を得るために著
しく構造費用をかけずに別の駆動および伝達機構を弾性
的なシートに作用させることができ、このばあいシート
運動方向でシートの弾性を減少させることもできる。

更に、適当に組込まれた又は接続された、例えば貯蔵ロ
ーラ３４におけるシート貯蔵厚さを検出する音響式の又
は光学式の信号発生器によって、貯蔵シートの終端を表
示することもでき、これによって貯蔵シートを適時に交
換することができるようになる。

更に、シートの連続的な移動によってインキ調量ギャッ
プ内に場合によっては存在するごみ等を除くことができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は本
発明によるインキっぽを有するオフセット・枚葉紙輪転
機の印刷機構を示す図、第２図は弾性的なシートの耐用
寿命を著しく延ばす機構の実施例図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、インキ調量装置（８）を有し、該インキ調量装置を
   介してインキ出しローラ（１５）の軸線方向で区分毎に
   その都度のインキ調量ギャップが調節可能であり、更に
   、インキ調量装置の調量部材（１１）がインキ調量装置
   を覆うシート（３３）を介してインキ出しローラに圧着
   可能でかつシートをインキ出しローラに対して接線方向
   で移動可能に固定している、オフセット又は凸版印刷機
   用のインキつぼにおいて、シート（３３）の保持体（３
   ５）に調節部材（３６、３７）が配属されていて、該調
   節部材が、シートをわずかな送りで連続的にインキ出し
   ローラ（１５）に対して接線方向で移動させる電動式の
   駆動装置（３８）に連結されていることを特徴とする、
   オフセット又は凸版印刷機用のインキつぼ。 ２、インキつぼ（９）の下側範囲に貯蔵ローラ（３４）
   が設けられていてかつインキつぼ（９）の上側範囲にシ
   ート（３３）を巻き取るためにインキつぼ全長に亘つて
   のびるローラ（３５）が設けられていて、このローラ（
   ３５）に調節部材として歯車駆動装置（３６、３７）が
   作用していて、この歯車駆動装置に駆動装置としてモー
   タ・伝動ユニット（３８）が接続されている特許請求の
   範囲第１項記載のインキつぼ。 ３、貯蔵シートの終端を表示するために適当に組込まれ
   た又は接続された音響式の又は光学式の信号発生器が設
   けられている特許請求の範囲第１項記載のインキつぼ。