JPS6210353A - 既存建物の断熱施工法 - Google Patents
既存建物の断熱施工法Info
- Publication number
- JPS6210353A JPS6210353A JP14701185A JP14701185A JPS6210353A JP S6210353 A JPS6210353 A JP S6210353A JP 14701185 A JP14701185 A JP 14701185A JP 14701185 A JP14701185 A JP 14701185A JP S6210353 A JPS6210353 A JP S6210353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam board
- heat insulating
- existing building
- construction method
- insulating construction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は特に寒冷地等に最適な既存建物の断熱施工法に
係り、詳細には施工が簡単であるのみならず、断熱効果
に加えて不燃効果も大である既存建物の断熱施工法に関
する。
係り、詳細には施工が簡単であるのみならず、断熱効果
に加えて不燃効果も大である既存建物の断熱施工法に関
する。
一般住宅等の建物に対する断熱施工は通常新築工事の際
に外壁内に断熱材を挿入することにより行われるが、北
海道等の寒冷地では既存の建物への断熱施工が強く望ま
れている。
に外壁内に断熱材を挿入することにより行われるが、北
海道等の寒冷地では既存の建物への断熱施工が強く望ま
れている。
既存建物への断熱施工法として従来、建物の外壁に孔を
あけ、この孔を通して壁体内に発泡性ポリウレタン樹脂
液を注入して壁体内で発泡硬化せしめる方法、あるいは
外壁の一部を切り開き、ここから壁体内にガラス繊維等
の断熱材を充填する方法等が知られているが、施工工事
が厄介であって手間がかかるのみならず、断熱効果が不
充分であった。
あけ、この孔を通して壁体内に発泡性ポリウレタン樹脂
液を注入して壁体内で発泡硬化せしめる方法、あるいは
外壁の一部を切り開き、ここから壁体内にガラス繊維等
の断熱材を充填する方法等が知られているが、施工工事
が厄介であって手間がかかるのみならず、断熱効果が不
充分であった。
本発明の目的は施工が簡単で手間がかからず、かつ断熱
効果が大であるのみならず不燃効果も大である、従来技
術に存する前述の欠点を改良した既存建物の断熱施工法
を提供することにある。
効果が大であるのみならず不燃効果も大である、従来技
術に存する前述の欠点を改良した既存建物の断熱施工法
を提供することにある。
前述の目的を達成するため、本発明によれば、既存建物
の外壁面に発泡体ボードを張りつけ、その上にさらにモ
ルタル仕上げ材を塗布することを特徴とし、前記発泡体
ボードが主成分としての炭酸カルシウム粉末と、補強材
としての無機質繊維材料と、結合材とから構成され、前
記モルタル仕上げ材が前記発泡体ボードの粉末とセメン
トとから構成されてなることを特徴とする。
の外壁面に発泡体ボードを張りつけ、その上にさらにモ
ルタル仕上げ材を塗布することを特徴とし、前記発泡体
ボードが主成分としての炭酸カルシウム粉末と、補強材
としての無機質繊維材料と、結合材とから構成され、前
記モルタル仕上げ材が前記発泡体ボードの粉末とセメン
トとから構成されてなることを特徴とする。
以下、本発明を添付図面を用いて具体的に詳述する。
図面は、本発明施工法の説明図である。1は既存建物の
壁体であって、Aは室内側、Bは室外側である。この壁
体1の外壁面2に接着剤3を介して発泡体ボード4を張
りつける。接着剤3はペースト状モルタル材あるいは後
述の発泡体ボードと同じ材質のペースト等いかなるもの
であってもよく、これをだんご状にして外壁面2に付着
し、この上に発泡体ボード4を押圧して張りつける。も
ちろん、くぎ等により張りつけても構わない0発泡体ボ
ード4ば、主成分としての炭酸カルシウム粉末と、補強
材としてのガラス繊維等の無機質繊維材料と、ポリ塩化
ビニル樹脂粉末等の結合材(バインダー)とを、例えば
炭酸カルシウム粉末85重量部、結合材15重量部およ
び無機質繊維材料適当量の割合で、発泡剤として例えば
トルエンを用いて混練してペースト状とし、このペース
ト状混練物を成形型に充填して例えば280℃の温度で
加熱し、発泡させて得られる断熱性ならびに不燃性の優
れた材料である。この大きさ、厚さ等は任意であるが、
特に厚さに関しては断熱効果等を考慮して30鶴、40
鶴、50鶴、100鰭等である。
壁体であって、Aは室内側、Bは室外側である。この壁
体1の外壁面2に接着剤3を介して発泡体ボード4を張
りつける。接着剤3はペースト状モルタル材あるいは後
述の発泡体ボードと同じ材質のペースト等いかなるもの
であってもよく、これをだんご状にして外壁面2に付着
し、この上に発泡体ボード4を押圧して張りつける。も
ちろん、くぎ等により張りつけても構わない0発泡体ボ
ード4ば、主成分としての炭酸カルシウム粉末と、補強
材としてのガラス繊維等の無機質繊維材料と、ポリ塩化
ビニル樹脂粉末等の結合材(バインダー)とを、例えば
炭酸カルシウム粉末85重量部、結合材15重量部およ
び無機質繊維材料適当量の割合で、発泡剤として例えば
トルエンを用いて混練してペースト状とし、このペース
ト状混練物を成形型に充填して例えば280℃の温度で
加熱し、発泡させて得られる断熱性ならびに不燃性の優
れた材料である。この大きさ、厚さ等は任意であるが、
特に厚さに関しては断熱効果等を考慮して30鶴、40
鶴、50鶴、100鰭等である。
さらに本発明では前述の発泡体ボード4の上にモルタル
仕上げ材5を塗布する。このモルタル仕上げ材5は発泡
体ボード4の粉末(平均粒径2乃至3龍)とセメントと
を、例えば重量比で1:lの割合で混合してなるもので
あり、この混合物を水で混練してペースト状とし、発泡
体ボード4上に吹きつけ塗装、あるいはヘラ等により塗
布し、乾燥硬化して得られる。このようなモルタル仕上
げ材は通常のモルタル(砂3+セメント1)よりも断熱
効果ならびに不燃効果が大きい、なお、モルタル仕上げ
材5の塗布に際して、補強のためにガラス繊維を編んで
つくられたクロス6をモルタル仕上げ材5内に埋入して
もよい。7は塗装材であって、化粧用としてモルタル仕
上げ材5上に塗布してもよいが、任意である。
仕上げ材5を塗布する。このモルタル仕上げ材5は発泡
体ボード4の粉末(平均粒径2乃至3龍)とセメントと
を、例えば重量比で1:lの割合で混合してなるもので
あり、この混合物を水で混練してペースト状とし、発泡
体ボード4上に吹きつけ塗装、あるいはヘラ等により塗
布し、乾燥硬化して得られる。このようなモルタル仕上
げ材は通常のモルタル(砂3+セメント1)よりも断熱
効果ならびに不燃効果が大きい、なお、モルタル仕上げ
材5の塗布に際して、補強のためにガラス繊維を編んで
つくられたクロス6をモルタル仕上げ材5内に埋入して
もよい。7は塗装材であって、化粧用としてモルタル仕
上げ材5上に塗布してもよいが、任意である。
前述の本発明施工法は既存建物の外壁面に直接、接着剤
等により簡単な操作で施工できるので、施工に手間がか
からず、しかも断熱材として断熱効果の高い、不燃性の
特殊発泡体ボードを用い、かつこの上にさらに断熱効果
の高い、かつ不燃性の特殊なモルタル仕上げ材を塗布し
たから、断熱効果が著しく向上されるのみならず不燃効
果も大であり、特に北海道等の寒冷地において極めて便
利で有効な工法である。
等により簡単な操作で施工できるので、施工に手間がか
からず、しかも断熱材として断熱効果の高い、不燃性の
特殊発泡体ボードを用い、かつこの上にさらに断熱効果
の高い、かつ不燃性の特殊なモルタル仕上げ材を塗布し
たから、断熱効果が著しく向上されるのみならず不燃効
果も大であり、特に北海道等の寒冷地において極めて便
利で有効な工法である。
図面は本発明工法を実施するための説明図である。
1・・・壁体、 2・・・外壁面、 3・・・接着材、
4・・・発泡体ボード、 5・・・モルタル仕上
げ材、 6・・・クロス、7・・・塗装材
4・・・発泡体ボード、 5・・・モルタル仕上
げ材、 6・・・クロス、7・・・塗装材
Claims (1)
- 既存建物の外壁面に発泡体ボードを張りつけ、その上に
さらにモルタル仕上げ材を塗布することを特徴とし、前
記発泡体ボードが主成分としての炭酸カルシウム粉末と
、補強材としての無機質繊維材料と、結合材とから構成
され、前記モルタル仕上げ材が前記発泡体ボードの粉末
とセメントとから構成されてなる既存建物の断熱施工法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14701185A JPH06998B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 既存建物の断熱施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14701185A JPH06998B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 既存建物の断熱施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6210353A true JPS6210353A (ja) | 1987-01-19 |
JPH06998B2 JPH06998B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15420529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14701185A Expired - Lifetime JPH06998B2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 既存建物の断熱施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06998B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004019179A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-01-22 | Torii Toshi Kenchiku Sekkei:Kk | けい酸カルシウム板を用いた外断熱工法 |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP14701185A patent/JPH06998B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004019179A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-01-22 | Torii Toshi Kenchiku Sekkei:Kk | けい酸カルシウム板を用いた外断熱工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06998B2 (ja) | 1994-01-05 |
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Legal Events
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