JPS6140745Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140745Y2 JPS6140745Y2 JP6489382U JP6489382U JPS6140745Y2 JP S6140745 Y2 JPS6140745 Y2 JP S6140745Y2 JP 6489382 U JP6489382 U JP 6489382U JP 6489382 U JP6489382 U JP 6489382U JP S6140745 Y2 JPS6140745 Y2 JP S6140745Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass foam
- hydraulic cement
- metal reinforcing
- wire mesh
- materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金網、鉄筋等の金属補強材を埋設した
補強ガラス発泡体に関する。
補強ガラス発泡体に関する。
従来より金網等の金属補強材を埋設したセメン
ト製品については周知であるが、ガラス発泡体の
線膨張係数が８×10-6／℃であるのに対して、た
とえば、鉄のそれは15×10-6／℃と大きいため、
ガラス発泡体に金網等の金属補強材を埋設するこ
とは、冷却時ガラス発泡体と金網等との結合強度
が小さく剥離する等実用上問題であつた。
ト製品については周知であるが、ガラス発泡体の
線膨張係数が８×10-6／℃であるのに対して、た
とえば、鉄のそれは15×10-6／℃と大きいため、
ガラス発泡体に金網等の金属補強材を埋設するこ
とは、冷却時ガラス発泡体と金網等との結合強度
が小さく剥離する等実用上問題であつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなしたもの
で、水硬性セメントを結合材として金網、鉄筋等
の金属補強材をガラス発泡体に埋設することによ
り、ガラス発泡体と金属補強材との結合強度を高
めると共に曲げ強度が大きく耐衝撃性能および遮
音性能が向上し、しかもガラス発泡体の特性をそ
のまま保持した補強ガラス発泡体を提供すること
を目的とする。
で、水硬性セメントを結合材として金網、鉄筋等
の金属補強材をガラス発泡体に埋設することによ
り、ガラス発泡体と金属補強材との結合強度を高
めると共に曲げ強度が大きく耐衝撃性能および遮
音性能が向上し、しかもガラス発泡体の特性をそ
のまま保持した補強ガラス発泡体を提供すること
を目的とする。
すなわち本考案の補強ガラス発泡体は、ガラス
発泡体１に、水硬性セメント２と一体化した金
網、鉄筋等の金属補強材３を埋設させて成ること
を特徴とする。以下本考案を添付の図面に示す実
施例に基づいて説明する。第１図は本考案の一実
施例を示しており、板状に切断した独立気泡を有
するガラス発泡体１間に、結合材としての水硬性
セメント２と一体化した金属補強材３、たとえば
鉄筋３ａを埋設している。ガラス発泡体１の密度
は用途に応じて適宜決定すればよいが、0.13〜
0.3ｇ／cm3の範囲で選択するのが一般的である。
この鉄筋３ａをガラス発泡体１に埋設することに
より曲げ強度が大きくなるだけでなく耐衝撃性能
および遮音性能が向上する。またガラス発泡体１
は独立気泡を有するため吸水性がほとんどなく、
水硬性セメント２のスラリー中の水分を吸水する
ことがないことから水硬性セメント２をそのまま
の状態で養生硬化させることができしかも板状に
切断したガラス発泡体１の表面には無数の微小孔
が存在しており水硬性セメント２とガラス発泡体
１との接着効果を高めている。これによりガラス
発泡体１と水硬性セメント２との結合強度は大き
く、剥離するようなこともない。なお水硬性セメ
ント２にはPVA、MCをはじめとする種々の水溶
性接着剤、その他の合成樹脂系水溶性接着剤、水
系合成樹脂エマルジン等を混入してもよく、それ
により水硬性セメント２とガラス発泡体の結合強
度をさらに高めることができる。またガラス発泡
体としては第２図および第３図に示すような凹部
４を有する断面形状の板状のガラス発泡体１をも
採用することができ、この場合凹部４によりガラ
ス発泡体１と水硬性セメントの結合強度はさらに
大きくなる。このようにして成る補強ガラス発泡
体はガラス発泡体の特性である軽量で不燃、断熱
性、耐水性が良好であるという長所もそのまま有
しており、天井材、壁材等建材として種々の用途
に使用できる。
発泡体１に、水硬性セメント２と一体化した金
網、鉄筋等の金属補強材３を埋設させて成ること
を特徴とする。以下本考案を添付の図面に示す実
施例に基づいて説明する。第１図は本考案の一実
施例を示しており、板状に切断した独立気泡を有
するガラス発泡体１間に、結合材としての水硬性
セメント２と一体化した金属補強材３、たとえば
鉄筋３ａを埋設している。ガラス発泡体１の密度
は用途に応じて適宜決定すればよいが、0.13〜
0.3ｇ／cm3の範囲で選択するのが一般的である。
この鉄筋３ａをガラス発泡体１に埋設することに
より曲げ強度が大きくなるだけでなく耐衝撃性能
および遮音性能が向上する。またガラス発泡体１
は独立気泡を有するため吸水性がほとんどなく、
水硬性セメント２のスラリー中の水分を吸水する
ことがないことから水硬性セメント２をそのまま
の状態で養生硬化させることができしかも板状に
切断したガラス発泡体１の表面には無数の微小孔
が存在しており水硬性セメント２とガラス発泡体
１との接着効果を高めている。これによりガラス
発泡体１と水硬性セメント２との結合強度は大き
く、剥離するようなこともない。なお水硬性セメ
ント２にはPVA、MCをはじめとする種々の水溶
性接着剤、その他の合成樹脂系水溶性接着剤、水
系合成樹脂エマルジン等を混入してもよく、それ
により水硬性セメント２とガラス発泡体の結合強
度をさらに高めることができる。またガラス発泡
体としては第２図および第３図に示すような凹部
４を有する断面形状の板状のガラス発泡体１をも
採用することができ、この場合凹部４によりガラ
ス発泡体１と水硬性セメントの結合強度はさらに
大きくなる。このようにして成る補強ガラス発泡
体はガラス発泡体の特性である軽量で不燃、断熱
性、耐水性が良好であるという長所もそのまま有
しており、天井材、壁材等建材として種々の用途
に使用できる。
以上説明したように本考案の補強ガラス発泡体
は、ガラス発泡体に、水硬性セメントと一体化し
た金網、鉄筋等の金属補強材を埋設させて成るの
で、ガラス発泡体と金属補強材との結合強度も大
きく剥離することなどもなく、埋設した金属補強
材により曲げ強度が大きくかつ耐衝撃性および遮
音性が向上しており、しかもガラス発泡体自体の
特性である軽量で不燃性、断熱性および耐水性が
良好であるという長所をそのまま保持しており、
天井材、壁材をはじめ建材として種々の用途に利
用きるものである。
は、ガラス発泡体に、水硬性セメントと一体化し
た金網、鉄筋等の金属補強材を埋設させて成るの
で、ガラス発泡体と金属補強材との結合強度も大
きく剥離することなどもなく、埋設した金属補強
材により曲げ強度が大きくかつ耐衝撃性および遮
音性が向上しており、しかもガラス発泡体自体の
特性である軽量で不燃性、断熱性および耐水性が
良好であるという長所をそのまま保持しており、
天井材、壁材をはじめ建材として種々の用途に利
用きるものである。
第１図、第２図、第３図はそれぞれ本発明の実
施例を示す断面図であつて、１はガラス発泡体、
２は水硬性セメント、３ａは鉄筋である。
施例を示す断面図であつて、１はガラス発泡体、
２は水硬性セメント、３ａは鉄筋である。
Claims (1)
- ガラス発泡体に、水硬性セメントと一体化した
金網、鉄筋等の金属補強材を埋設させて成る補強
ガラス発泡体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6489382U JPS58168542U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 補強ガラス発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6489382U JPS58168542U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 補強ガラス発泡体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58168542U JPS58168542U (ja) | 1983-11-10 |
| JPS6140745Y2 true JPS6140745Y2 (ja) | 1986-11-20 |
Family
ID=30074903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6489382U Granted JPS58168542U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 補強ガラス発泡体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58168542U (ja) |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP6489382U patent/JPS58168542U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58168542U (ja) | 1983-11-10 |
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