JPS5973479A - 無機質発泡粒積層板の製造法 - Google Patents
無機質発泡粒積層板の製造法Info
- Publication number
- JPS5973479A JPS5973479A JP18351682A JP18351682A JPS5973479A JP S5973479 A JPS5973479 A JP S5973479A JP 18351682 A JP18351682 A JP 18351682A JP 18351682 A JP18351682 A JP 18351682A JP S5973479 A JPS5973479 A JP S5973479A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water glass
- foam
- foamed
- inorganic
- binder
- Prior art date
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- Granted
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は無機質発泡粒積層板に関する。その目的は軽
量、高断熱性であって不燃建材となし得る積層板を提案
するにある。
量、高断熱性であって不燃建材となし得る積層板を提案
するにある。
黒曜石、真珠岩、松脂面、ひる石、シラス等の発泡性鉱
物粒は加熱すると発泡し、内部に独立気泡を多く有する
無機質発泡粒となる。これら発泡粒は断熱性が高く、し
かも不燃であるので、建材用断熱材として注目されてい
る。この発泡粒は発進時相互に融着せしめたυ、あるい
はバインダーを用いて固着せしめ板状体となし、あるい
はその板状体を芯材となし表面に表面材を積層して強度
および防水性を改善した積層板となし用いようとする試
みがある。
物粒は加熱すると発泡し、内部に独立気泡を多く有する
無機質発泡粒となる。これら発泡粒は断熱性が高く、し
かも不燃であるので、建材用断熱材として注目されてい
る。この発泡粒は発進時相互に融着せしめたυ、あるい
はバインダーを用いて固着せしめ板状体となし、あるい
はその板状体を芯材となし表面に表面材を積層して強度
および防水性を改善した積層板となし用いようとする試
みがある。
発泡粒板状体の表面に表面材を積層してなった積層板は
発泡粒の粒間空隙に水や湿気の浸入が防止できる。しか
し発泡粒が相互に融着してなった板状体は脆弱であり、
積層板となし、でも界面で剥離し易く、厚み方向の剪断
応力によって発泡粒層が破J几し易い。また、有様質の
バインダーを用、いたものは無機質発泡粒の不燃性を損
ない、しかも耐熱性、寸法安定性が劣る欠点があった。
発泡粒の粒間空隙に水や湿気の浸入が防止できる。しか
し発泡粒が相互に融着してなった板状体は脆弱であり、
積層板となし、でも界面で剥離し易く、厚み方向の剪断
応力によって発泡粒層が破J几し易い。また、有様質の
バインダーを用、いたものは無機質発泡粒の不燃性を損
ない、しかも耐熱性、寸法安定性が劣る欠点があった。
この発明は上記問題点に着目してなされたものであり、
その要旨は無機質発泡粒層の表面に表面材を積層し構成
してなシ、前記発泡粒層の粒相互間および発泡粒層と表
面材層との間は水ガラスをバインダーとなし固着してな
ることを特徴とする無機質発泡粒積層板である。
その要旨は無機質発泡粒層の表面に表面材を積層し構成
してなシ、前記発泡粒層の粒相互間および発泡粒層と表
面材層との間は水ガラスをバインダーとなし固着してな
ることを特徴とする無機質発泡粒積層板である。
水ガラスは無機質発泡粒との親和性が高く、その表面に
よくなじみ付着して固化し、発泡粒相互を強固に固着し
、自己融着してなったものに比べ強度が著しく向上する
。また、/(インダーによシラス発泡粒の不燃性を損な
うことがなく、必要に応じ水ガラスバインダーを発泡固
化せしめて)くインダーに工す高嵩密度化を防止し、同
時に断熱性の一層の向上を図ることもできる。
よくなじみ付着して固化し、発泡粒相互を強固に固着し
、自己融着してなったものに比べ強度が著しく向上する
。また、/(インダーによシラス発泡粒の不燃性を損な
うことがなく、必要に応じ水ガラスバインダーを発泡固
化せしめて)くインダーに工す高嵩密度化を防止し、同
時に断熱性の一層の向上を図ることもできる。
無機質発泡粒の原料としては黒曜石、真珠岩、松脂石、
シラス、ヒル石あるいはそれらの混合物から選択できる
。なかでも、嵩密度0.1〜0.5p/ml程度の黒曜
石、あるいはシラス発泡粒は好適である。表面材を積層
して得た積層板は見かけ比重0.3〜1.0程度であ如
、その寸法は通常60X240cm、90×180c1
rt、厚さ10〜70期程度である。なお、原料発泡粒
の粒径は黒曜石で2〜15門、シラスで10〜500m
μ程度のものが一般に用いられる。
シラス、ヒル石あるいはそれらの混合物から選択できる
。なかでも、嵩密度0.1〜0.5p/ml程度の黒曜
石、あるいはシラス発泡粒は好適である。表面材を積層
して得た積層板は見かけ比重0.3〜1.0程度であ如
、その寸法は通常60X240cm、90×180c1
rt、厚さ10〜70期程度である。なお、原料発泡粒
の粒径は黒曜石で2〜15門、シラスで10〜500m
μ程度のものが一般に用いられる。
表面材としては石綿紙、ガラス繊維クロス、珪酸カルシ
ウム板、石膏ボード、ガラス繊維強化石膏板あるいはス
ラグ板、石綿スレート板等の不燃材料を用いると積層板
全体が不燃となυ好ましい。
ウム板、石膏ボード、ガラス繊維強化石膏板あるいはス
ラグ板、石綿スレート板等の不燃材料を用いると積層板
全体が不燃となυ好ましい。
しかし合成繊維クロス、合板等を用いることもできるし
、合成繊維等の多孔質物質を表面材とした場合は、バイ
ンダーである水ガラスを含浸あるいは塗着同化して不燃
に準じる物性とするとともできる。また水ガラスは白色
子ft7な而を形成できるので美粧性を損なうこともな
い。表面材は軽量で引張強度が高く、シかも水ガラスと
の接着性のよいものが、軽量・高強度の積層板を得る上
で好適である。表面材は発泡粒層の片表面にのみ積層し
てもよいが、両表面に積層したものの方が表裏の強度が
釣合い、さらに曲げ剛性も向上し好ましい。
、合成繊維等の多孔質物質を表面材とした場合は、バイ
ンダーである水ガラスを含浸あるいは塗着同化して不燃
に準じる物性とするとともできる。また水ガラスは白色
子ft7な而を形成できるので美粧性を損なうこともな
い。表面材は軽量で引張強度が高く、シかも水ガラスと
の接着性のよいものが、軽量・高強度の積層板を得る上
で好適である。表面材は発泡粒層の片表面にのみ積層し
てもよいが、両表面に積層したものの方が表裏の強度が
釣合い、さらに曲げ剛性も向上し好ましい。
両表面に積ノーシた複合板、例えば内装、間仕切り板と
して用いる際、曲げ強度が高いので上下端部のみを建物
躯体に固定し、中間部の下地を省略することもできる。
して用いる際、曲げ強度が高いので上下端部のみを建物
躯体に固定し、中間部の下地を省略することもできる。
この積層板を製造する態様例を以下に記述する。
■ 水ガラス、緩効性ゲル化剤、起泡剤および水を混合
し、起泡処理し発泡倍率2倍以上の泡状物となし、さら
に水ガラスおよび水ガラス硬化剤を混合してバインダー
となし、これにシラス発泡粒を混和し、型枠内で常温固
化し板状に成形する。この板状体の両表面に水ガラスを
含浸せしめたガラス繊維クロスを貼着、固化して複合板
とする。
し、起泡処理し発泡倍率2倍以上の泡状物となし、さら
に水ガラスおよび水ガラス硬化剤を混合してバインダー
となし、これにシラス発泡粒を混和し、型枠内で常温固
化し板状に成形する。この板状体の両表面に水ガラスを
含浸せしめたガラス繊維クロスを貼着、固化して複合板
とする。
第1図はこのようにしてなった複合板であって、シラス
発泡粒1は相互に水ガラス発泡体2をバインダーとなし
固着し一体をなし無機質発泡粒層を形成し、その両表面
に水ガラスを含浸同化したガラス繊維クロス3が固着積
層し複合板を構成している。なお、起泡剤を添加せず、
発泡処理をしない気泡がない水ガラスをバインダーとし
複合板を得ることもできる。
発泡粒1は相互に水ガラス発泡体2をバインダーとなし
固着し一体をなし無機質発泡粒層を形成し、その両表面
に水ガラスを含浸同化したガラス繊維クロス3が固着積
層し複合板を構成している。なお、起泡剤を添加せず、
発泡処理をしない気泡がない水ガラスをバインダーとし
複合板を得ることもできる。
■ 型枠底面に合板4.0朋を敷き、その上に黒曜石発
泡粒と水ガラス、硬化剤など添加物からなる水混合スラ
リーを流し込み、その上にさらに合板を載置し、プレス
して3層を圧縮し板状に固化して複合板とする。
泡粒と水ガラス、硬化剤など添加物からなる水混合スラ
リーを流し込み、その上にさらに合板を載置し、プレス
して3層を圧縮し板状に固化して複合板とする。
第2図はこの複合板であって、黒曜石発泡粒44の粒間
を水ガラス固化物5がバインダーとなり充填されて固着
一体をなし無機質発泡粒層を形成しその両表面に合板6
,6を固着積層し複合板を構成している。なお合板6の
代シに石綿スレー)[等の不燃材を用い全体を不燃化す
ることができるし、合板の上に水ガラス、あるいは水ガ
ラス系塗料を含浸せしめて準不燃化することも可能であ
る。
を水ガラス固化物5がバインダーとなり充填されて固着
一体をなし無機質発泡粒層を形成しその両表面に合板6
,6を固着積層し複合板を構成している。なお合板6の
代シに石綿スレー)[等の不燃材を用い全体を不燃化す
ることができるし、合板の上に水ガラス、あるいは水ガ
ラス系塗料を含浸せしめて準不燃化することも可能であ
る。
この複合板は軽量、高強度、高断熱性を具備し発泡粒層
が吸湿し断熱性が低下することもない。
が吸湿し断熱性が低下することもない。
この複合板は以上の構成であ妙、高断熱性、軽量で高い
曲げ強度、防水防湿性を備え、不燃性を付与することが
ズきる。従って不燃、耐湿性断熱パネルとし゛C好適で
ある。なかでも両表面に表面材をfλ層した複合板は寸
法安だ性が高く、IN湿性強度も一層向上するので、長
尺物(例えば長さ240(x)として扱うことができ、
家内の間仕切り等に用いる際に上下端のみを同足し取付
けができる。また鋸引き、釘打ちして施工ができるので
加工性も優れでいる。
曲げ強度、防水防湿性を備え、不燃性を付与することが
ズきる。従って不燃、耐湿性断熱パネルとし゛C好適で
ある。なかでも両表面に表面材をfλ層した複合板は寸
法安だ性が高く、IN湿性強度も一層向上するので、長
尺物(例えば長さ240(x)として扱うことができ、
家内の間仕切り等に用いる際に上下端のみを同足し取付
けができる。また鋸引き、釘打ちして施工ができるので
加工性も優れでいる。
第1図、第2図はこの発明の態様例を示す複合板の断面
図である。 l・・シラス発泡粒、2・・水ガラス発泡体、3・・ガ
ラス4a維クロス、 4・・黒曜石発泡粒、5・・水ガラス固化物、6・・合
板。 第1図 ] 第2図
図である。 l・・シラス発泡粒、2・・水ガラス発泡体、3・・ガ
ラス4a維クロス、 4・・黒曜石発泡粒、5・・水ガラス固化物、6・・合
板。 第1図 ] 第2図
Claims (1)
- (1)無機質発泡粒層の表面に表面材を積層して構成し
てなり、前記発泡粒層の粒相互間および発泡粒層と表面
材層との間は水ガラスをバインダーとなし固着してなる
ことを特徴とする無機質発泡粒積層板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18351682A JPS5973479A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 無機質発泡粒積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18351682A JPS5973479A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 無機質発泡粒積層板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5973479A true JPS5973479A (ja) | 1984-04-25 |
JPH049755B2 JPH049755B2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=16137206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18351682A Granted JPS5973479A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 無機質発泡粒積層板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5973479A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006143484A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Kazuo Kume | 断熱材とその製造方法 |
WO2007073746A1 (de) * | 2005-12-16 | 2007-07-05 | Gluske Gmbh | Brandschutzmaterial |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52115824A (en) * | 1976-03-25 | 1977-09-28 | Nitta Belt Kk | Inorganic foam body and production thereof |
-
1982
- 1982-10-19 JP JP18351682A patent/JPS5973479A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52115824A (en) * | 1976-03-25 | 1977-09-28 | Nitta Belt Kk | Inorganic foam body and production thereof |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006143484A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Kazuo Kume | 断熱材とその製造方法 |
WO2007073746A1 (de) * | 2005-12-16 | 2007-07-05 | Gluske Gmbh | Brandschutzmaterial |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH049755B2 (ja) | 1992-02-21 |
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