JPS6039545B2 - 両面化粧パネル板の製造方法 - Google Patents
両面化粧パネル板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6039545B2 JPS6039545B2 JP50092688A JP9268875A JPS6039545B2 JP S6039545 B2 JPS6039545 B2 JP S6039545B2 JP 50092688 A JP50092688 A JP 50092688A JP 9268875 A JP9268875 A JP 9268875A JP S6039545 B2 JPS6039545 B2 JP S6039545B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plates
- double
- panel board
- decorative panel
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、室の間切り、天井板、デスク板等に使用する
不燃性の両面化粧パネル板の製造方法に関するものであ
る。
不燃性の両面化粧パネル板の製造方法に関するものであ
る。
従釆のこの種化粧パネル板は、金属の型材で組まれた枠
組の両面に化粧用金属板を溶接等で張設して作っている
。
組の両面に化粧用金属板を溶接等で張設して作っている
。
しかし、このものは、強度大で不燃性を有する反面、金
属型村で枠組を製作しなければならないので高価である
と共に、遮音及び防音の効果が少なく、且つこれに物が
当った場合の打撃音が反響する等の欠点があった。そこ
で最近では、片面化粧パネルを第１図のように２枚裏面
のボード２，２どうしを接着剤３を介して一体的に接着
して両面化粧パネル板とすることが行なわれているが、
このものは、強度、遮音及び防音効果に優れ、且つ打撃
が反響しない反面、接着剤として有機系の接着剤を使用
しなければならないので、必ずしも不燃性とはいい難く
、しかも、ボートは定尺板から適宜裁断して使用するの
で材料ロスが多く、且つその裁断、接着等に多数の手数
を要してコストが嵩むのであった。
属型村で枠組を製作しなければならないので高価である
と共に、遮音及び防音の効果が少なく、且つこれに物が
当った場合の打撃音が反響する等の欠点があった。そこ
で最近では、片面化粧パネルを第１図のように２枚裏面
のボード２，２どうしを接着剤３を介して一体的に接着
して両面化粧パネル板とすることが行なわれているが、
このものは、強度、遮音及び防音効果に優れ、且つ打撃
が反響しない反面、接着剤として有機系の接着剤を使用
しなければならないので、必ずしも不燃性とはいい難く
、しかも、ボートは定尺板から適宜裁断して使用するの
で材料ロスが多く、且つその裁断、接着等に多数の手数
を要してコストが嵩むのであった。
本発明は、２枚のイＱ雑用金属板の周縁部をそれぞれ略
直角に折曲して当該折曲部が互に鉄まるように形成する
一方、粒状の軽量骨材に、不燃性の結合剤と硬化剤とを
適宜加えて混合し、これを前記２枚の化粧用金属板の内
面間に充填し、当該化粧用金属板を互に近接するように
加圧成形することにより、前記問題を解消したものであ
り、これを実施例図面について説明すると、２枚のイ○
佐用金属板１，１′の周縁部をそれぞれ略直角に折曲し
て当該折曲部が互に鉄まるように形成する一方、黒曜石
を粒状の状態で多孔質に膨張した粒状黒曜石パーラィト
６０の重量部に、水ガラス１０００重量部を加えて、更
にセメント１０の重量部、水５０重量部を加えてよく混
合し、このセメント等を混合したパーラィト４を、前記
２枚の化粧用金属板１，１′の内面間に充填し、更にこ
の化粧用金属板１，１′を互に近接するように加圧成形
する。例えば本実施例では、セメント等を混合したパー
ラィト４を他方の化粧用金属板１に充填し、次いでこれ
に一方の化粧用金属板１′を被せ、更に一方の化粧用金
属板１′を他方の化粧用金属板１に向って互に近接する
ように適宜時間加圧成形する。すると、各パーラィト粒
子は水ガラスでその相互間及び両化粧用金属板１，１′
において相互に結合した状態で、セメントにて硬化する
ことになるから、両化粧用金属板１，１′間には粒状パ
ーラィト層４が一定の厚さで一体的に形成でき、この結
果第３図に示すような両面化粧パネルが−挙に得られる
。この場合、実験によれば、加圧成形に際して加える力
は１の当り２〜６ｋ９位が適当であり、また、前記配合
割合において加圧時の温度を８び０にした場合には加圧
時間は約２分あれば十分で、前記配合割合及び加圧力を
適宜増減することによって、加圧成形後の機械的強度及
び加圧時間、温度を任意に調節できるのである。
直角に折曲して当該折曲部が互に鉄まるように形成する
一方、粒状の軽量骨材に、不燃性の結合剤と硬化剤とを
適宜加えて混合し、これを前記２枚の化粧用金属板の内
面間に充填し、当該化粧用金属板を互に近接するように
加圧成形することにより、前記問題を解消したものであ
り、これを実施例図面について説明すると、２枚のイ○
佐用金属板１，１′の周縁部をそれぞれ略直角に折曲し
て当該折曲部が互に鉄まるように形成する一方、黒曜石
を粒状の状態で多孔質に膨張した粒状黒曜石パーラィト
６０の重量部に、水ガラス１０００重量部を加えて、更
にセメント１０の重量部、水５０重量部を加えてよく混
合し、このセメント等を混合したパーラィト４を、前記
２枚の化粧用金属板１，１′の内面間に充填し、更にこ
の化粧用金属板１，１′を互に近接するように加圧成形
する。例えば本実施例では、セメント等を混合したパー
ラィト４を他方の化粧用金属板１に充填し、次いでこれ
に一方の化粧用金属板１′を被せ、更に一方の化粧用金
属板１′を他方の化粧用金属板１に向って互に近接する
ように適宜時間加圧成形する。すると、各パーラィト粒
子は水ガラスでその相互間及び両化粧用金属板１，１′
において相互に結合した状態で、セメントにて硬化する
ことになるから、両化粧用金属板１，１′間には粒状パ
ーラィト層４が一定の厚さで一体的に形成でき、この結
果第３図に示すような両面化粧パネルが−挙に得られる
。この場合、実験によれば、加圧成形に際して加える力
は１の当り２〜６ｋ９位が適当であり、また、前記配合
割合において加圧時の温度を８び０にした場合には加圧
時間は約２分あれば十分で、前記配合割合及び加圧力を
適宜増減することによって、加圧成形後の機械的強度及
び加圧時間、温度を任意に調節できるのである。
なお、前記実施例の粒状黒腰石パーラィト４に代えて、
多孔質の蛙石軽量骨材、真珠岩バーラィト軽量骨材、桂
糠士軽量骨材等、他の軽量骨村を使用しても良く、結合
剤としては水ガラスのほかに、他の不燃性結合剤が、ま
た、硬化剤としてはセメントのほかに、ケィフッ化ソー
ダ、酸化マグネシウム、アルミン酸ソーダ等の不燃性硬
化剤が使用できる。
多孔質の蛙石軽量骨材、真珠岩バーラィト軽量骨材、桂
糠士軽量骨材等、他の軽量骨村を使用しても良く、結合
剤としては水ガラスのほかに、他の不燃性結合剤が、ま
た、硬化剤としてはセメントのほかに、ケィフッ化ソー
ダ、酸化マグネシウム、アルミン酸ソーダ等の不燃性硬
化剤が使用できる。
以上要するに、本発明は、２枚の化粧用金属板の周綾部
をそれぞれ略直角に折曲して当該折曲部が互に鉄まるよ
うに形成する一方、粒状の軽量骨材に不燃性の結合剤と
硬化剤とを適宜加えて混合し、次いでこれを前記２枚の
化粧用金属板の内面間に加圧成形することを特徴とする
両面化粧パネル板の製造方法に関するものであり、軽量
骨材層の両面に化粧用金属板を各々一体的に加圧成形し
て、軽量骨材層を前記２枚のイ○鮭用金属板で包むよう
にしたから、ここに得られた製品は、従来の石膏ボード
張りパネル板等とは比較にならないほどの強度を有し、
且つ粒状の軽量骨材を主材とするから、従来品より高い
遮音及び防音効果を有すると共に、打撃に対する反響も
少なくなり、且つ重量も従来品の略半分程度になるので
あり、しかもアスファルト等の有機材料を全く使用して
いないから不燃性なのである。
をそれぞれ略直角に折曲して当該折曲部が互に鉄まるよ
うに形成する一方、粒状の軽量骨材に不燃性の結合剤と
硬化剤とを適宜加えて混合し、次いでこれを前記２枚の
化粧用金属板の内面間に加圧成形することを特徴とする
両面化粧パネル板の製造方法に関するものであり、軽量
骨材層の両面に化粧用金属板を各々一体的に加圧成形し
て、軽量骨材層を前記２枚のイ○鮭用金属板で包むよう
にしたから、ここに得られた製品は、従来の石膏ボード
張りパネル板等とは比較にならないほどの強度を有し、
且つ粒状の軽量骨材を主材とするから、従来品より高い
遮音及び防音効果を有すると共に、打撃に対する反響も
少なくなり、且つ重量も従来品の略半分程度になるので
あり、しかもアスファルト等の有機材料を全く使用して
いないから不燃性なのである。
その上本発明は、粒状の軽量骨材に結合剤と硬化剤を加
え、これを、互に鉄め合せ可能に形成した一対の化粧用
金属板の内面間に加圧成形するだけで両面化粧パネル板
が一挙に得られるから、従来の石膏ボード張りパネル板
のような材料ロスを生ずることがない上に、裁断及び接
着剤塗布等の作業が不必要で、作業性が高く、且つ材料
費も安価であることから、コストを著しく低減できる効
果を有する。
え、これを、互に鉄め合せ可能に形成した一対の化粧用
金属板の内面間に加圧成形するだけで両面化粧パネル板
が一挙に得られるから、従来の石膏ボード張りパネル板
のような材料ロスを生ずることがない上に、裁断及び接
着剤塗布等の作業が不必要で、作業性が高く、且つ材料
費も安価であることから、コストを著しく低減できる効
果を有する。
第１図は従来の両面化粧パネル板の断面図、第２図及び
第３図は本発明方法における両面化粧パネル板の製造の
一例を示す断面図である。 ４・・・粒状パーラィト、１，１′…化粧用金属板。 第１図 第２図 第３図
第３図は本発明方法における両面化粧パネル板の製造の
一例を示す断面図である。 ４・・・粒状パーラィト、１，１′…化粧用金属板。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ ２枚の化粧用金属板の周縁部をそれぞれ略直角に折
曲して当該折曲部が互に嵌まるように形成する一方、粒
状の軽量骨材に不燃性の結合剤と硬化剤とを適宜加えて
混合し、これを前記２枚の化粧用金属板の内面間に充填
し、当該化粧用金属板を互に近接するように加圧成形す
ることを特徴とする両面化粧パネル板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50092688A JPS6039545B2 (ja) | 1975-07-29 | 1975-07-29 | 両面化粧パネル板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50092688A JPS6039545B2 (ja) | 1975-07-29 | 1975-07-29 | 両面化粧パネル板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5215518A JPS5215518A (en) | 1977-02-05 |
| JPS6039545B2 true JPS6039545B2 (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=14061418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50092688A Expired JPS6039545B2 (ja) | 1975-07-29 | 1975-07-29 | 両面化粧パネル板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039545B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6328237U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-24 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS591195B2 (ja) * | 1977-07-20 | 1984-01-10 | 和夫 増田 | プラスチツク化粧板の製法 |
| JPS5460652U (ja) * | 1977-10-06 | 1979-04-26 | ||
| JPS591196B2 (ja) * | 1978-09-26 | 1984-01-10 | 東洋工芸工業株式会社 | プラスチツク化粧板の製法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4852821A (ja) * | 1971-11-05 | 1973-07-25 |
-
1975
- 1975-07-29 JP JP50092688A patent/JPS6039545B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4852821A (ja) * | 1971-11-05 | 1973-07-25 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6328237U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5215518A (en) | 1977-02-05 |
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