JPS62101880A

JPS62101880A - 内燃機関の燃料供給装置

Info

Publication number: JPS62101880A
Application number: JP60242508A
Authority: JP
Inventors: Manabu Sukai; 須貝　学
Original assignee: Fuji Heavy Industries Ltd
Current assignee: Subaru Corp
Priority date: 1985-10-29
Filing date: 1985-10-29
Publication date: 1987-05-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野】

本発明は、水平対向型エンジンなどの内燃機関の燃料供
給装置に関するものである。

【従来の技術１２つに分けられたシリンダグループに対し、混合気通路
を各シリンダグループへ分岐連通するようにした吸気マ
ニホールドを、エンジン本体上部に配設し、吸気マニホ
ールドの下方に冷却水通路を一体形成した吸気マニホー
ルドが、実公昭５７−４７４１８　号公報に示されてい
る。【発明が解決しようとする問題点ｌ上述の従来技術である気化器を有する燃料供給装置では
、分岐する混合気通路に冷却水通路が形成されていても
、気化器は、冷却水通路から離れた吸気通路の立上った
部分に取付けられているため、エンジン及び冷却水通路
による熱の影響を受けることが比較的少ない。しかし、
燃料噴射弁を各気筒に設ける場合、燃料供給通路を各気
筒の近辺まで配設しなければならない。しかしその燃料
供給通路はエンジン本体及び冷却水通路からの熱的影響
の少ない部位に設けなければならないという問題があっ
た。本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、吸気管
およびこれと連通ずるチャンバの下側において燃料供給
管を通すことができる空間を用意し、ここを利用して、
エンジンｆ’ｓ　＋うの熱的影響の少ない状態で、各燃
料噴射弁への燃料供給ができるように、吸気マニホール
ドを構成している内燃機関の燃料供給装置を提供しよう
とするものである。（問題点を解決するための手段］この目的のため、本発明は左右バンクにわけられたシリ
ンダグループに対し、それぞれ吸気管を介して２つのチ
ャンバを配設し、該２つのチャンバを吸気通路にて連通
ずることにより一体的に形成された吸気マニホールドを
設け、上記吸気管とチャンバとによって、エンジン本体
上に上下に広く且つ前後に延びる空間を構成すると共に
、上記空間に前後左右方向に延びる燃料供給管を配設し
、各シリンダグループに対する燃料噴射弁への燃料供給
を行なうように構成されている。【作　　用】その結果、燃料供給管は、吸気管およびチャンバの下側
空間を通ることで、エンジン本体から離間した位置で配
管でき、しかも、前後に延びているので、自動車走行中
の空気流がチャンバの下側空間を流れて、この部分の温
度を下げる効果があるので、燃料供給管への熱的影響が
さけられる。そして、吸気マニホールドの前側が燃料供給管の配管の
ために使用されないので、オルタネータなどの補機の設
置に充分な空間を提供できることになる。【実　施　例１以下、本発明の一実施例を第１図ないし第６図を参照し
て具体的に説明する。図に示す内燃機関は、水平対向型
６気筒エンジンであり、エンジン本体１上には吸気通路
ブロック２を介して吸気マニホールド３が装着されてい
る。上記吸気マニホールド３は、エンジン正面から見て
、倒立扇形状をなす箱型のチャンバ３ａ、　３ａを左右
に具備し、中央に両チャンバ３ａ、　３ａを接続する吸
気通路３ｂを具備すると共に、両チャンバ３ａ、　３ａ
からそれぞれ各気固に連通される吸気管３Ｃを一体に形
成したもので、各吸気管３Ｃはその接続フランジ３ｄを
断熱性がスケット４を介して上記吸気通路ブロック２に
接続している。その結果、吸気管３Ｃおよびチャンバ３
ａによって、吸気マニホールド３下には、エンジン本体
１の上に位置して、前方から見て山形をなす空間が前後
に延びる形で形成される。また、上記吸気通路ブロック２には、各気筒の吸気ボー
トに連通される連通路２ａ、　２ｂ、　２ｃが形成して
あり、上記吸気通路ブロック２自体はエンジン本体１の
シリンダヘッド部分１ａに接続されている。また、上記
吸気通路ブロック２には、各連通路２ａ、　２ｂ、　２
ｃに対応して、燃料噴射弁９ａ、　９ｂ、　９ｃが装着
してあり、また、上記燃料噴射弁９ａ、　９ｂ。９Ｃから上方に立ち上る細い燃料供給管１０ａ　、　１
０ｂ　。１０ｃは上記吸気通路ブロック２の一側に横たわる燃料
供給主管１１に連通されている。上記燃料供給主管１１
は吸気通路ブロック２に設けた受は台部２ｄ。２ｄに対して、燃料供給主管１１に形成したラグＩｌｄ
を介してボルト留めで固着される。そして、上記燃料供
給主管１１の下側には、上記燃料供給管１０ａ　。１０ｂ　、　１０ｃに直結される燃ｒ１供給口１１ａ　
、　１１ｂ　。１１ｃを具備している。そして、上記燃料供給主管１１
はその前後端近傍に設けた燃料吐出口１１ｅおよび燃料
導入口１１［にそれぞれ連通する燃料供給管１２ａ　、
　１２ｂを介して、燃料循環系に接続されている。その
燃料供給管１２ａ　、　１２ｂは、吸気管３Ｃの前後を
迂回して、吸気管３Ｃおよびチャンバ３ａ下に形成され
た前述の空間内に導入され、互いに前後方向に延び、空
間中央部で側方に弯曲され、給気装置本体３下で左右に
延び、後方の配管１２ｃ　、　１２ｄへと連通されてい
る。そして、上記空間内では、上記燃料供給管１２ａ　
、　１２ｂは、吸気管３ｃ、チャンバ３ａに近接し、エ
ンジン本体１側とは出来るだけ離間して配設される。なお、上記吸気マニホールド３の吸気通路３１）の後側
にはスロットルボディ５が接続してあり、スロットルボ
ディ５中に設けられたスロットル弁を操作するリンク機
構６は、上記チャンバ３ａの　つの後側に配置され、ま
た、スロットル弁のアイドル状態を検知するセンナ、す
なわら、スロットルスイッチ７は他方のチャンバ３ａの
後側に配置される。また、吸気通路３ｂの前側にある空
間には、［ＧＲバルブ８が配置されている。このような構成では、燃料供給管１２ａ　、　１２ｂは
吸気管３Ｃとチャンバ３ａとにより構成された下側空間
を利用して前後方向に通され、上記空間の中央で、左右
に延びる形となっているので、吸気マニホールド３の前
側には設置されない。このため、オルタネータなどの補
機を、この位置に設置するのに充分な空間が確保ぐきる
。そして、上記燃料供給管１２ａ　、　１２ｂは、自動
車運転中、空気の流通がよい上記吸気ｉ３ｃおよびチャ
ンバ３ａ下の空間に前後に延びる状態で配置されるので
、エンジンからの熱的影響を回避できる。とくに、この
部分の空間の前側には、補機などが設置されていないの
で、空気流通の点で有利である。【発明の効果１本発明は、以上詳述したようになり、吸気マニホールド
が、その吸気管およびチャンバの下側に充分な空間を確
保した構成になっていることで、燃料供給管をこの位置
に配設でき、燃料噴射弁への燃料供給が達成できるため
、エンジンからの熱的影響を下げられ、あるいは回避で
きることになる。また、上記空間に燃料供給管を通すこ
とにより、吸気マニホールドの前側空間が解放されるの
で、オルタネータなどの補機の設置に充分活用できる利
点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同平
面図、第３図は同側面図、第４図は給気装置本体を取除
いて示した平面図、第５図は一部縦断側面図、第６図は
同縦断正面図である。１・・・エンジン本体、１ａ・・・シリンダヘッド部分
、２・・・吸気通路ブロック、２８〜２Ｃ・・・連通路
、２ｄ・・・受は台部、３・・・吸気マニホールド、３
ａ・・・チャンバ、３ｂ・・・吸気通路、３Ｃ・・・吸
気管、３ｄ・・・接続７ランジ、４・・・ガスケット、
５・・・スロットルボディ、６・・・リンク機構、７・
・・スロ゛ットルスイッチ、８・・・［ＧＲバルブ、９
ａ〜９Ｃ・・・燃料噴射弁、１０ａ〜１０Ｃ・・・燃ｒ
１供給管、１１・・・燃料供給主管、１１ａ〜１１ｃ・
・・燃料供給口、１１ｄ・・・ラグ、１１ｅ・・・燃料
吐出口、１１ｆ・・・燃料導入口、１２ａ　、　１２ｂ
−・・燃料供給管、１２ｃ　、　１２ｄ・・・配管。

Claims

【特許請求の範囲】

左右バンクにわけられた２つのシリンダグループに対し
、それぞれ吸気管を介して２つのチャンバを設け該２つ
のチャンバを吸気通路にて連通することにより一体に形
成された吸気マニホールドを設け、上記吸気管とチャン
バとによつて、エンジン本体上に上下に広く且つ前後に
延びる空間を構成すると共に、上記空間に前後方向に延
びる燃料供給管を配設し、各シリンダグループに対する
燃料噴射弁への燃料供給を行なうように構成したことを
特徴とする内燃機関の燃料供給装置。