JPS6352217B2 - - Google Patents
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- JPS6352217B2 JPS6352217B2 JP56148183A JP14818381A JPS6352217B2 JP S6352217 B2 JPS6352217 B2 JP S6352217B2 JP 56148183 A JP56148183 A JP 56148183A JP 14818381 A JP14818381 A JP 14818381A JP S6352217 B2 JPS6352217 B2 JP S6352217B2
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- JP
- Japan
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- engine
- cylinder
- crankshaft
- wall
- blocks
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 17
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 17
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/36—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/40—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling cylinder heads with means for directing, guiding, or distributing liquid stream
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/247—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated in parallel with the cylinder axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、V型水冷多気筒内燃機関、特に自動
二輪車搭載用として好適な前記機関に関するもの
である。
二輪車搭載用として好適な前記機関に関するもの
である。
V型水冷多気筒内燃機関では、両エンジンブロ
ツク間のV字状空間において吸気管や気化器等の
配置が容易であること、エンジンブロツクに形成
される水ジヤケツトと、ラジエタとを連絡する冷
却水配管が可及的にエンジンブロツクに近接して
コンパクトに配置されて他物と干渉することがな
いようにすると共に他の機器のレイアウトや取付
けをし易くすること、エンジンブロツクの水ジヤ
ケツト内にエア溜りができないようにすること等
が要求される。
ツク間のV字状空間において吸気管や気化器等の
配置が容易であること、エンジンブロツクに形成
される水ジヤケツトと、ラジエタとを連絡する冷
却水配管が可及的にエンジンブロツクに近接して
コンパクトに配置されて他物と干渉することがな
いようにすると共に他の機器のレイアウトや取付
けをし易くすること、エンジンブロツクの水ジヤ
ケツト内にエア溜りができないようにすること等
が要求される。
そこで本発明は上記要求をすべて満足するよう
にした、V型水冷多気筒内燃機関を提供すること
を主な目的とするものである。
にした、V型水冷多気筒内燃機関を提供すること
を主な目的とするものである。
そして上記目的を達成するために本発明は、2
つのエンジンブロツクをクランク軸の軸線と直交
する方向に互いにV字状に傾斜して配置し、各エ
ンジンブロツクは、そのクランク軸方向中央部に
動弁カム駆動機構を収容したカムチヤンバを、そ
の両側にそれぞれシリンダを備えると共に、その
両シリンダの外側面間より該カムチヤンバの外側
壁を外方へ膨出させ、さらに両エンジンブロツク
のシリンダヘツドの相対向する側面には、各シリ
ンダの燃焼室に連通する吸気ポートと、各シリン
ダの水ジヤケツトに連通する排水ポートとをそれ
ぞれ開口するようにした、V型水冷多気筒内燃機
関において、前記2つのエンジンブロツクの相対
向する吸気ポートをV字状空間の上方よりみてそ
れらの軸線が互いに交わることがないようにクラ
ンク軸方向に齟齬して配置すると共に、各エンジ
ンブロツクにおいて一方の吸気ポートの前記外側
壁寄りの側方と、他方の吸気ポートの前記外側壁
から遠ざかる側方とにそれぞれ凹部を形成し、そ
の各凹部には、該凹部に近いシリンダに対応した
前記排水ポートを配置したことを特徴とする。
つのエンジンブロツクをクランク軸の軸線と直交
する方向に互いにV字状に傾斜して配置し、各エ
ンジンブロツクは、そのクランク軸方向中央部に
動弁カム駆動機構を収容したカムチヤンバを、そ
の両側にそれぞれシリンダを備えると共に、その
両シリンダの外側面間より該カムチヤンバの外側
壁を外方へ膨出させ、さらに両エンジンブロツク
のシリンダヘツドの相対向する側面には、各シリ
ンダの燃焼室に連通する吸気ポートと、各シリン
ダの水ジヤケツトに連通する排水ポートとをそれ
ぞれ開口するようにした、V型水冷多気筒内燃機
関において、前記2つのエンジンブロツクの相対
向する吸気ポートをV字状空間の上方よりみてそ
れらの軸線が互いに交わることがないようにクラ
ンク軸方向に齟齬して配置すると共に、各エンジ
ンブロツクにおいて一方の吸気ポートの前記外側
壁寄りの側方と、他方の吸気ポートの前記外側壁
から遠ざかる側方とにそれぞれ凹部を形成し、そ
の各凹部には、該凹部に近いシリンダに対応した
前記排水ポートを配置したことを特徴とする。
以下、図面により本発明の1実施例について説
明する。
明する。
第1図において、自動二輪車の車体フレームF
には、水冷式V型多気筒内燃機関Eが横向き(そ
のクランク軸4が車体フレームFの縦方向と直交
する方向)に搭載されており、この内燃機関Eは
車体フレームFの前方に傾斜する第1のエンジン
ブロツク1と、車体フレームFの後方に傾斜する
第2のエンジンブロツク2と、それら両エンジン
ブロツク1,2の下部に連設されてクランクケー
スとミツシヨンケースを一体化したパワーユニツ
トケース3とを有し、第1,第2のエンジンブロ
ツク1,2間には側面よりみてV字状空間部Cが
形成される。
には、水冷式V型多気筒内燃機関Eが横向き(そ
のクランク軸4が車体フレームFの縦方向と直交
する方向)に搭載されており、この内燃機関Eは
車体フレームFの前方に傾斜する第1のエンジン
ブロツク1と、車体フレームFの後方に傾斜する
第2のエンジンブロツク2と、それら両エンジン
ブロツク1,2の下部に連設されてクランクケー
スとミツシヨンケースを一体化したパワーユニツ
トケース3とを有し、第1,第2のエンジンブロ
ツク1,2間には側面よりみてV字状空間部Cが
形成される。
第1,第2のエンジンブロツク1,2は通常の
ようにシリンダブロツク5上にシリンダヘツド6
を複数本のボルト7…によつて一体に結合して構
成されている。各エンジンブロツク1,2はその
クランク軸4方向中央部に動弁カム駆動機構8を
収容したカムチヤンバ9が配備されていると共に
これを挟んでその左右にシリンダ101,102が
形成され、その両シリンダ101,102の外側面
間よりカムチヤンバ9の外側壁9aが外方へ膨出
している。各シリンダ101,102はそれぞれ4
つの弁すなわち2つの吸気弁11,11、排気弁
12,12とを備え、吸気弁11,11はV字状
空間部C側に、排気弁12,12は空間部Cから
遠ざかる側に位置する。
ようにシリンダブロツク5上にシリンダヘツド6
を複数本のボルト7…によつて一体に結合して構
成されている。各エンジンブロツク1,2はその
クランク軸4方向中央部に動弁カム駆動機構8を
収容したカムチヤンバ9が配備されていると共に
これを挟んでその左右にシリンダ101,102が
形成され、その両シリンダ101,102の外側面
間よりカムチヤンバ9の外側壁9aが外方へ膨出
している。各シリンダ101,102はそれぞれ4
つの弁すなわち2つの吸気弁11,11、排気弁
12,12とを備え、吸気弁11,11はV字状
空間部C側に、排気弁12,12は空間部Cから
遠ざかる側に位置する。
前記パワーユニツトケース3の一側面には、ク
ランク軸4により駆動される発電機13が、さら
にその後方に同じくクランク軸4により駆動され
る冷却水ポンプ14が配設される。冷却水ポンプ
14の吸込口15および吐出口16には、それぞ
れ吸込パイプ17および吐出パイプ18が接続さ
れ、吸込パイプ17は発電機13の下面外周を巻
込んだ後、車体フレームFのダウンチユーブに沿
つて前方にのび、その開口端が、車体フレームF
前部に設けられるラジエタ19の出力20に連通
され、また前記吐出パイプ18も発電機13の下
面外周を巻込んでその開口端が、第1、第2エン
ジンブロツク1,2間のV字状空間部Cの谷部に
形成される冷却水分配部22に連通され、その冷
却水分配部22内の冷却水は左右の第1、第2エ
ンジンブロツク1,2内の一方のシリンダ101,
102の水ジヤケツトに直接供給され、さらに冷
却水分配管23を介して他のシリンダ101,1
02周りの水ジヤケツトに分配供給される。
ランク軸4により駆動される発電機13が、さら
にその後方に同じくクランク軸4により駆動され
る冷却水ポンプ14が配設される。冷却水ポンプ
14の吸込口15および吐出口16には、それぞ
れ吸込パイプ17および吐出パイプ18が接続さ
れ、吸込パイプ17は発電機13の下面外周を巻
込んだ後、車体フレームFのダウンチユーブに沿
つて前方にのび、その開口端が、車体フレームF
前部に設けられるラジエタ19の出力20に連通
され、また前記吐出パイプ18も発電機13の下
面外周を巻込んでその開口端が、第1、第2エン
ジンブロツク1,2間のV字状空間部Cの谷部に
形成される冷却水分配部22に連通され、その冷
却水分配部22内の冷却水は左右の第1、第2エ
ンジンブロツク1,2内の一方のシリンダ101,
102の水ジヤケツトに直接供給され、さらに冷
却水分配管23を介して他のシリンダ101,1
02周りの水ジヤケツトに分配供給される。
第1,第2エンジンブロツク1,2の冷却水の
排水ポートP1,P2;P1,P2はそれぞれそれらの
ブロツク1,2のV字状空間部C側のシリンダヘ
ツド6,6に開口され、それらの排水ポートP1,
P2;P1,P2はそれぞれ還流パイプ24,25お
よび可撓性の導水パイプ26,27を介してラジ
エタ19の入口21に接続される。
排水ポートP1,P2;P1,P2はそれぞれそれらの
ブロツク1,2のV字状空間部C側のシリンダヘ
ツド6,6に開口され、それらの排水ポートP1,
P2;P1,P2はそれぞれ還流パイプ24,25お
よび可撓性の導水パイプ26,27を介してラジ
エタ19の入口21に接続される。
ところで本発明は前記還流パイプ24,25を
エンジンブロツク1,2に可及的に近接してコン
パクトに配管でき、しかも機関Eからの燃焼熱を
うけにくく、かつ各エンジンブロツク1,2内に
空気溜りができないようにしたものである。
エンジンブロツク1,2に可及的に近接してコン
パクトに配管でき、しかも機関Eからの燃焼熱を
うけにくく、かつ各エンジンブロツク1,2内に
空気溜りができないようにしたものである。
前記第1、第2エンジンブロツク1,2は互い
にクランク軸4方向に若干偏位しており各エンジ
ンブロツク1,2はそのクランク軸4方向中央部
に、動弁カム駆動機構8を収容したカムチヤンバ
9,9が形成される。第1,第2エンジンブロツ
ク1,2の相対向する側面には、シリンダ101,
102の燃焼室に連通する吸気ポート281,28
2がそれぞれ開口され、相対向する吸気ポート2
81,282;282,281は第2図に示すように
それらの中心を通る軸線がV字状空間部Cの上方
よりみて互いに交叉することがないようにクラン
ク軸4方向に齟齬してレイアウトされており、そ
れらの吸気ポート281,282;282,281に
それぞれ接続される吸気管、気化器の相互干渉が
容易に回避されてそれらの配置がし易くなつてい
る。
にクランク軸4方向に若干偏位しており各エンジ
ンブロツク1,2はそのクランク軸4方向中央部
に、動弁カム駆動機構8を収容したカムチヤンバ
9,9が形成される。第1,第2エンジンブロツ
ク1,2の相対向する側面には、シリンダ101,
102の燃焼室に連通する吸気ポート281,28
2がそれぞれ開口され、相対向する吸気ポート2
81,282;282,281は第2図に示すように
それらの中心を通る軸線がV字状空間部Cの上方
よりみて互いに交叉することがないようにクラン
ク軸4方向に齟齬してレイアウトされており、そ
れらの吸気ポート281,282;282,281に
それぞれ接続される吸気管、気化器の相互干渉が
容易に回避されてそれらの配置がし易くなつてい
る。
各エンジンブロツク1,2において一方の吸気
ポート281のカムチヤンバ外側壁9a寄りの側
方と、他方の吸気ポート282のカムチヤンバ外
側壁9aから遠ざかる側方とにそれぞれ比較的広
い凹部R1,R2が形成され、その各凹部R1,R2に
は、該凹部R1,R2に近いシリンダ101,102
に対応した前記排水ポートP1,P2が配置される。
それらの排水ポートP1,P2には前記還流パイプ
24,25の彎曲端部24a,25aあるいはそ
の途中から分岐される枝管24b,25bが連通
される。還流パイプ24,25の他端は導水パイ
プ26,27を介してラジエタ19の入口21に
接続される。
ポート281のカムチヤンバ外側壁9a寄りの側
方と、他方の吸気ポート282のカムチヤンバ外
側壁9aから遠ざかる側方とにそれぞれ比較的広
い凹部R1,R2が形成され、その各凹部R1,R2に
は、該凹部R1,R2に近いシリンダ101,102
に対応した前記排水ポートP1,P2が配置される。
それらの排水ポートP1,P2には前記還流パイプ
24,25の彎曲端部24a,25aあるいはそ
の途中から分岐される枝管24b,25bが連通
される。還流パイプ24,25の他端は導水パイ
プ26,27を介してラジエタ19の入口21に
接続される。
エンジンの運転により冷却水ポンプ14が駆動
されると、該ポンプ14からの加圧冷却水は吐出
パイプ18より冷却水分配部22に至り、そこよ
り直接、あるいは分配管23を介して各シリンダ
101,102周りの水ジヤケツトに流入されて第
1、第2エンジンブロツク1,2を冷却した後前
記排水ポートP1,P2;P1,P2より還流パイプ2
4,25、導水パイプ26,27を通つてラジエ
タ19へ導かれ、ラジエタ19で冷却された冷却
水は吸込パイプ17を通つて冷却水ポンプ14に
還流される。
されると、該ポンプ14からの加圧冷却水は吐出
パイプ18より冷却水分配部22に至り、そこよ
り直接、あるいは分配管23を介して各シリンダ
101,102周りの水ジヤケツトに流入されて第
1、第2エンジンブロツク1,2を冷却した後前
記排水ポートP1,P2;P1,P2より還流パイプ2
4,25、導水パイプ26,27を通つてラジエ
タ19へ導かれ、ラジエタ19で冷却された冷却
水は吸込パイプ17を通つて冷却水ポンプ14に
還流される。
以上のように本発明によれば、2つのエンジン
ブロツクをクランク軸の軸線と直交する方向に互
いにV字状に傾斜して配置し、各エンジンブロツ
クは、そのクランク軸方向中央部に動弁カム駆動
機構を収容したカムチヤンバを、その両側にそれ
ぞれシリンダを備えると共に、その両シリンダの
外側面間より該カムチヤンバの外側壁を外方へ膨
出させ、さらに両エンジンブロツクのシリンダヘ
ツドの相対向する側面には、各シリンダの燃焼室
に連通する吸気ポートと、各シリンダの水ジヤケ
ツトに連通する排水ポートとをそれぞれ開口する
ようにした、V型水冷多気筒内燃機関において、
前記2つのエンジンブロツクの相対向する吸気ポ
ートをV字状空間の上方よりみてそれらの軸線が
互いに交わることがないようにクランク軸方向に
齟齬して配置したので、それら吸気ポートに接続
される吸気管や気化器等の燃料供給装置の相互干
渉を容易に回避できてそれらの配置が容易にな
る。
ブロツクをクランク軸の軸線と直交する方向に互
いにV字状に傾斜して配置し、各エンジンブロツ
クは、そのクランク軸方向中央部に動弁カム駆動
機構を収容したカムチヤンバを、その両側にそれ
ぞれシリンダを備えると共に、その両シリンダの
外側面間より該カムチヤンバの外側壁を外方へ膨
出させ、さらに両エンジンブロツクのシリンダヘ
ツドの相対向する側面には、各シリンダの燃焼室
に連通する吸気ポートと、各シリンダの水ジヤケ
ツトに連通する排水ポートとをそれぞれ開口する
ようにした、V型水冷多気筒内燃機関において、
前記2つのエンジンブロツクの相対向する吸気ポ
ートをV字状空間の上方よりみてそれらの軸線が
互いに交わることがないようにクランク軸方向に
齟齬して配置したので、それら吸気ポートに接続
される吸気管や気化器等の燃料供給装置の相互干
渉を容易に回避できてそれらの配置が容易にな
る。
また各エンジンブロツクにおいて一方の吸気ポ
ートのカムチヤンバ外側壁寄りの側方と、他方の
吸気ポートの同外側壁から遠ざかる側方とにそれ
ぞれ凹部を形成し、その各凹部には、該凹部に近
いシリンダに対応した前記排水ポートを配置した
ので、両エンジンブロツクの相対向する側面に
は、そのクランク軸方向中央部にカムチヤンバ外
側壁が膨出するも、その外側壁や吸気ポートに邪
魔されることなく各シリンダの排水ポートをエン
ジンブロツクの高位置すなわちシリンダヘツドに
容易に開口させることができ、従つてその高位置
の排水ポートの排出効果によつて、各シリンダの
水ジヤケツト内に空気溜りが発生するのを有効に
防止することができ、しかも各凹部内への排水ポ
ートの配置によつて、各排水ポートに接続される
冷却水パイプを気化器等の他の機器に干渉しない
ようエンジンブロツクの周囲に可及的に近づけて
コンパクトに配置することができ、他の機器のレ
イアウトや取付けが容易となる。
ートのカムチヤンバ外側壁寄りの側方と、他方の
吸気ポートの同外側壁から遠ざかる側方とにそれ
ぞれ凹部を形成し、その各凹部には、該凹部に近
いシリンダに対応した前記排水ポートを配置した
ので、両エンジンブロツクの相対向する側面に
は、そのクランク軸方向中央部にカムチヤンバ外
側壁が膨出するも、その外側壁や吸気ポートに邪
魔されることなく各シリンダの排水ポートをエン
ジンブロツクの高位置すなわちシリンダヘツドに
容易に開口させることができ、従つてその高位置
の排水ポートの排出効果によつて、各シリンダの
水ジヤケツト内に空気溜りが発生するのを有効に
防止することができ、しかも各凹部内への排水ポ
ートの配置によつて、各排水ポートに接続される
冷却水パイプを気化器等の他の機器に干渉しない
ようエンジンブロツクの周囲に可及的に近づけて
コンパクトに配置することができ、他の機器のレ
イアウトや取付けが容易となる。
第1図は本発明内燃機関を備えた自動二輪車の
側面図、第2図は本発明内燃機関の平面図、第3
図はその一部の横断面図である。 P1,P2…排水ポート、R1,R2…凹部、1,2
…第1、第2のエンジンブロツク、4…クランク
軸、6…シリンダブロツク、8…動弁カム駆動機
構、9…カムチヤンバ、9a…外側壁、101,
102…シリンダ、281,282…吸気ポート。
側面図、第2図は本発明内燃機関の平面図、第3
図はその一部の横断面図である。 P1,P2…排水ポート、R1,R2…凹部、1,2
…第1、第2のエンジンブロツク、4…クランク
軸、6…シリンダブロツク、8…動弁カム駆動機
構、9…カムチヤンバ、9a…外側壁、101,
102…シリンダ、281,282…吸気ポート。
Claims (1)
- 1 2つのエンジンブロツク1,2をクランク軸
4の軸線と直交する方向に互いにV字状に傾斜し
て配置し、各エンジンブロツク1,2は、そのク
ランク軸4方向中央部に動弁カム駆動機構8を収
容したカムチヤンバ9を、その両側にそれぞれシ
リンダ101,102を備えると共に、その両シリ
ンダ101,102の外側面間より該カムチヤンバ
9の外側壁9aを外方へ膨出させ、さらに両エン
ジンブロツク1,2のシリンダヘツド6,6の相
対向する側面には、各シリンダ101,102の燃
焼室に連通する吸気ポート281,282と、各シ
リンダ101,102の水ジヤケツトに連通する排
水ポートP1,P2とをそれぞれ開口するようにし
た、V型水冷多気筒内燃機関において、前記2つ
のエンジンブロツク1,2の相対向する吸気ポー
ト281,282;282,281をV字状空間の上
方よりみてそれらの軸線が互いに交わることがな
いようにクランク軸4方向に齟齬して配置すると
共に、各エンジンブロツク1,2において一方の
吸気ポート281の前記外側壁9a寄りの側方と、
他方の吸気ポート282の前記外側壁9aから遠
ざかる側方とにそれぞれ凹部R1,R2を形成し、
その各凹部R1,R2には、該凹部R1,R2に近いシ
リンダ101,102に対応した前記排水ポート
P1,P2を配置したことを特徴とする、V型水冷
多気筒内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14818381A JPS5851247A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | V型水冷多気筒内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14818381A JPS5851247A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | V型水冷多気筒内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5851247A JPS5851247A (ja) | 1983-03-25 |
JPS6352217B2 true JPS6352217B2 (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=15447096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14818381A Granted JPS5851247A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | V型水冷多気筒内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851247A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01176311U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-15 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3500532A1 (de) * | 1985-01-07 | 1986-07-10 | Heinrich-Hertz-Institut für Nachrichtentechnik Berlin GmbH, 1000 Berlin | Muldex fuer optische uebertragungssysteme |
JP3183223B2 (ja) | 1997-07-30 | 2001-07-09 | 日本電気株式会社 | 光回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56106019A (en) * | 1980-01-25 | 1981-08-24 | Yamaha Motor Co Ltd | Water-cooling device for motor cycle engine |
-
1981
- 1981-09-19 JP JP14818381A patent/JPS5851247A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56106019A (en) * | 1980-01-25 | 1981-08-24 | Yamaha Motor Co Ltd | Water-cooling device for motor cycle engine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01176311U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5851247A (ja) | 1983-03-25 |
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