JPS6198701A - 重合温度の制御方法 - Google Patents

重合温度の制御方法

Info

Publication number
JPS6198701A
JPS6198701A JP22060184A JP22060184A JPS6198701A JP S6198701 A JPS6198701 A JP S6198701A JP 22060184 A JP22060184 A JP 22060184A JP 22060184 A JP22060184 A JP 22060184A JP S6198701 A JPS6198701 A JP S6198701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
temperature
reflux condenser
heat
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22060184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0542442B2 (ja
Inventor
Tadashi Asanuma
正 浅沼
Yoshiyuki Funakoshi
船越 良幸
Kaneo Ito
伊藤 包夫
Akihiko Nakajima
明彦 中島
Mitsugi Ito
伊藤 貢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP22060184A priority Critical patent/JPS6198701A/ja
Publication of JPS6198701A publication Critical patent/JPS6198701A/ja
Publication of JPH0542442B2 publication Critical patent/JPH0542442B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は単量体を重合して重合体を製造するに際し重合
熱の除去法に関する。詳しくは重合熱を還流冷却器を用
いて除去して重合温度を11711 御する制御法に関
する。
従来の技術 重合反応を行うに除し発生する重合熱を反応機の壁を介
しであるいは反応機内に熱交換器を設けて除去すること
は公知であり、大型の反応機では上記方法では伝熱面積
が大きくとれないことから液状媒体の潜熱を利用する還
流冷却器を用いる方法も公知である。また、還流冷却器
は冷却能力が大きく特定の制御値を採用することで応答
性良く重合熱を除去することができることが提案されて
いる。(特公昭58−45961号) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述の方法を用いても大型の反応機では還
流冷却器で除去しなければならない熱量が大きいため、
冷却剤流の流量を微妙に変動させるのは技術的に困難で
あり、1ことえ流量の異なるいくつかの冷却剤流のライ
ンを設は小さい除熱量の変動には流量の少ない冷却剤流
の流量を制御するという工夫を行っても重合熱を一定に
制御するのは極めて困難であった。
問題点を解決するための手段 本発明者らは上記問題を解決する方法について鋭意検討
仁だ結果、特定の部位を制御することによって極めて制
御性良く重合熱を除去して一定温度で重合反応を行うこ
とが可能であることを見い出し本発明を完成した。
即ち本発明は、揮発性液状媒体の存在下揮発性媒体を蒸
発させ還流冷却器で蒸気を凝縮し、凝縮液及び非凝縮ガ
スを反応器に戻し、しかも調節可能な冷却剤流で還流冷
却器り冷却することによって重合熱を除去して重合温度
を制御する方法において、非凝縮ガスの少な(とも1)
を還流冷却器・\の蒸気の供給路へ導入可能とし冷却剤
流量及び非凝縮ガスの蒸気の供給路への導入量によって
制御することを特徴とする重合温度の制御方法に関する
本発明の制御法は還流冷却器付きの反応機を用いて一合
行う方法であればすべての単量体の重合に適用でき、特
に単量体そのものが揮発性液状媒体である塊状重合法で
重合反応を行う場合に適用すると還流冷却器で除去すべ
き重合熱の量が大きく、本発明の制御法が効果的である
重合に用いる単量体としてはプロピレン、塩化ビニル、
塩化ビニリチン、ブテン−1、ヘキセノ−1、スチレン
、p−メチルスチレンなどの2重結合が付加反応で重合
する比較的重合熱の大きいものがあげられ、さらに上記
単量体相互の共重合或はエチレンとの共重合反応を行う
際に適用できる。
又1重合反しは回分的であっても連続的であっても適用
できるが特に前もって重合熱の発生パターンの変化の予
想が困難である連続的■合反応に適用すると効果的であ
る。
本発明の態様を図面を用いて説明する 重合槽1で揮発性液状媒体の存在下に単量体が重合され
る。重合熱は揮発性液状媒体の蒸気をライン4を経て還
流冷却器2に導入し、還流冷却器には流量調節弁14を
経てライン7、J:り冷却剤が導入されライン8より排
出することによって凝縮される。凝縮された液体はライ
ン6、J:すit合槽icもどり凝縮しなかつf二非凝
縮ガスはプロワ−6で昇圧され、1)は流量調節弁10
を経てライン9より重合槽にもどり1)は流量調節弁1
1を経てライン5.cウライン4に導入される。流醍訓
節弁11.10.14はそれぞれ制御器16により重合
槽の温度を検知する温度計12に従って制御器される。
温度計12によって検知された温度による調節弁10.
11.14の制御方法については公知の種々の方法が適
用でき調節弁駆動のためのサーボ機構、サーボ機構への
信号を温度Vこ比り11シタ信号から作るための変換方
法、或は演算処理方法については特に制限はないが通常
は、重合槽の温度の変化率に対して特定の制限値を設け
、制限値以下では調節弁10.11の変化で対応し、制
限値以上では調節弁10.11と連動させて調節弁14
を操作1−ることで行われる。
作用 本発明の方法で重合熱を除去することによって制御性良
く重合温度を制御できる理由は、還流冷却器で凝縮しな
い非凝縮ガスを還流冷却器への蒸気の供給路へ導入する
ことにより還流冷却器へ導入される蒸気量、言い換えれ
ば凝縮される蒸気の量を微妙に制御できる(即ち除熱量
を微妙に制・卸できる)ことから重合温度が一定に制菌
できるからであると推定される。
実施例 以下に実施例を挙げ本発明をさらに説明する。
実施例 内容積40m゛の重合槽を用い液状プロピレンを液状媒
体として用いる塊状重合法で、三塩化チタンとジエチル
アルミニウムクロライドからなる触媒を用いて連続的に
重合した。
重合槽は冷却可能なジャケットで覆われて2つ(最大除
熱量600 MccLJ!、/H)はぼ一定温度の冷却
水を一定量導入することで重合熱の1)を除去し、第1
図に示すような還流冷却器(最大除熱量2000 Mc
cL−1/I−1)を重合槽温度で制御する構造となっ
ている。
重合反応は、約30mJの容積にスラリーがなるように
制飢jされながら毎時2.4T/I−1でポリプロピレ
ンが型造されるように触媒を三塩化チタンとして1.2
 kg/ Hで装入しながら連続重合を実施した。この
時気相の水素、7jlJ度が7条となるように装入され
得られるポリプロピレンの分子量が制御されている。
上記条件で重合温度が7o″Cとなるように設定1=f
101寺間ノ重合を行った。又比較のために調節弁11
を閉とし調節弁1oを開とした運転も行った。第2図に
10時間の運転の際の温度の変化を示す。比較実施では
温度の変化が大きく、このため温度が低く圧力が低い時
には重合槽からのスラリーの排出が困難となり、又温度
が高く圧力が高い時にはスラリーの排出量が多くなり、
スラリーの容積を一定に保つのが困碓な上に得られるポ
リプロピレンの立体規則性がやや低くなった。
実施例においては、検出された温度による調節弁10.
11.14の制御は以下のようにして行われた。
検出端12により検出さ7jた重合槽温度が制御器15
において設定温度70′Cと比較され設定温度より高く
重合槽温度の変化率が制限値以下の時は調節弁11の弁
開度をさらに小さくし、上記特定の制限値以上では調節
弁14の弁開度を大きくし、調節弁11の弁開度を調節
した。
同様に設定温度より低い場合は上記の逆の操作を調節弁
で行うようVcfる。
又重合槽温度の変化率が制御器16において演算処理さ
れるに当り調節弁10を温度変化率の関数[よりフィー
ドバック制御することで制御系の安定性を増した。
発明の効果 本発明の方法を実施することにより一定の温度で制御性
良く、重合反応を行うことが可能となりポリ塩化ビニル
、ポリプロピレンなど重合温度によって品質が大きく変
化するポリマーでモ一定品質のものを製造することが可
能となり、又、塊状重合法では温度の変rヒが即圧力の
変化となるためスラ1)−等の移液に問題が生ずるがそ
のような問題も解決でき工業的に極めて価1直がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実が(iするための装置1′1
”の−例を示す図面であり、第2図は重合槽の温度の変
化を示す図面である。 特許出1顧人  三井東圧化学株式会社凹  面 第 1 凹

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)揮発性液状媒体の存在下揮発性媒体を蒸発させ還流
    冷却器で蒸気を凝縮し、凝縮液及び非凝縮ガスを反応器
    に戻し、しかも調節可能な冷却剤流で還流冷却器を冷却
    することによつて重合熱を除去して重合温度を制御する
    方法において、非凝縮ガスの少くとも1部を還流冷却器
    への蒸気の供給路へ導入可能とし、冷却剤流量及び非凝
    縮ガスの蒸気の供給路への導入量によつて制御すること
    を特徴とする重合温度の制御方法。 2)揮発性液状媒体が単量体である特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
JP22060184A 1984-10-22 1984-10-22 重合温度の制御方法 Granted JPS6198701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22060184A JPS6198701A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 重合温度の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22060184A JPS6198701A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 重合温度の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6198701A true JPS6198701A (ja) 1986-05-17
JPH0542442B2 JPH0542442B2 (ja) 1993-06-28

Family

ID=16753531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22060184A Granted JPS6198701A (ja) 1984-10-22 1984-10-22 重合温度の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6198701A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725906A (ja) * 1993-05-11 1995-01-27 Idemitsu Petrochem Co Ltd スチレン系重合体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725906A (ja) * 1993-05-11 1995-01-27 Idemitsu Petrochem Co Ltd スチレン系重合体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0542442B2 (ja) 1993-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2701968B2 (ja) 重合体の回収方法
EP0040992A1 (en) Process for multi-step gas-phase polymerization of olefins
KR910005941B1 (ko) 중합온도의 제어방법
CA1163780A (en) Method and apparatus for the heat removal from polymerization reactor
KR20010022316A (ko) 기체상 중합반응의 조절방법
JP2005517768A (ja) ループ反応炉を用いる連続スラリー重合化処理
US3257362A (en) Control of olefin polymerization reactions
JPS6198701A (ja) 重合温度の制御方法
US6753387B1 (en) Temperature controlling system for olefin polymerization reactors
KR890004064B1 (ko) 프로필렌 단일중합체 또는 공중합체의 제조방법
JPS62153302A (ja) 重合温度の制御方法
GB2034722A (en) Ethylene polymerization and apparatus therefor
JPS62153303A (ja) 重合温度の制御方法
US3341622A (en) Process for conducting a continuous polymerization reaction
US5098967A (en) Method of controlling the molecular weight of polypropylene
US3412779A (en) Solvent and polymer recovery in a solution polymerization process
JPS61101511A (ja) プロピレンのブロツク共重合体の製造方法
JPH062777B2 (ja) プロピレンの連続気相重合方法
JPH10279611A (ja) 気相重合装置
JPS61138612A (ja) プロピレンの共重合方法
JPH0384014A (ja) プロピレン―エチレンブロック共重合体の製造方法
JPS6189211A (ja) プロピレンの重合方法
JP3465353B2 (ja) 重合反応方法
JPS6181409A (ja) 分子量の制御方法
JPH01263107A (ja) プロピレン−エチレンブロック共重合体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term