JPS6194627A - 電気掃除機の床ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はタービンにより駆動する回転ブラシを有する電
気掃除機の床ノズルに関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来この種電気掃除機の床ノズルにおいては、吸い込む
風量によってタービンの回転数が変化するため、床ノズ
ルを被掃除面より浮かした時、吸引風量が多くなるので
タービンの回転数が上がるーそのため、タービン及び回
転ブラ／が高速で回転するので、騒音が高くなるととも
に、タービン及び回転ブラシの軸受の摩耗が激しくなり
、寿命を短める原因となっていた− この問題を解消する方法として床ノズルを被掃除面より
浮かした時に開口するバイパスを設け、吸引風量の一部
がバイパスを通ることにより、タービンに衝突する風量
が少なくなるようにし、タービン及び回転ブラシの回転
数を落とす方法があるが、バイパスが開口された時、バ
イパス全空気が通路する際に風切り音が生じるため、騒
音低下に対してマイナスの要因となっていた。

発明の目的 本発明は上記問題点を解消するもので、床ノズルを被掃
除面より浮かした時、バイパスを設けずに、タービン及
び回転ブラシの回転数（回転速度）を落とし、床ノズル
を持ち上げた時の騒音を下げるとともに、その際のター
ビン及び回転ブラシの軸受の摩耗を低減し、軸受の寿命
を伸ばすものである。

発明の構成 本発明は、タービン室に回動自在に接続体を設け、該接
続体の回動支点を、タービンの後方底部に設けるととも
に上記接続体にタービン全回動向体に取着することによ
り、通常使用時は、タービンの下の空気通路が狭く、吸
引空気の大半がタービンに衝突して、高回転出力が得ら
れるが、床ノズルを被掃除面より浮かせた場合は前記回
動支点を中１しに、床ノズルの自重により、タービン室
が回動し、タービン下方の空気通路が広がり、タービン
に衝突しない空気の通過量が増えるので、床ノズルを浮
かせ、吸引空気が増えてもタービンに衝突する空気量は
変わらず、従ってタービンの回転数が上がらないので、
低騒音でかつ、タービン及び回転プランの軸受の摩耗の
少ない床ノズルが得られる〜 実施例の説明 以下添付図面に沿って本発明の一実施例について説明す
る、 第１図〜第３図において、１は床ノズル本体であり、回
転ブラシ２を内蔵する吸込室３と、タービン４を内蔵す
るタービン室６が壁６によって区画されている。回転ブ
ラシ２は吸込室３内に回転自在に取着してあり、ブラシ
毛７を吸込口８より外部へ突出してなる。タービン４よ
り突設させた軸９は軸受１０に通しであるが軸受１ｏの
固定方法は後述する。

１１は上記軸９の先端と回転プラン２に一体に形成した
犬プーリー２′に張架したベルトである。

壁６にはタービン４に対向する位置に小連通口１２、タ
ービン４に非対向の位置に大連通口１３が設けてあり、
大連通口１３は切換レバー１４に一体に設けた蓋１５に
より開閉される。

１６はタービン室に回動自在に取着した接続体で、その
回動支点１７はタービン４の後方底部に設けである。接
続体１６には前記タービン軸の軸受１０が固定してあり
、タービン４は接続体１６に回動自在に支持されている
。

また接続体１６にはタービン室６に連通ずる接続パイプ
１８が一体に設けである。

１９は、接続体１６の上部に回動自在に固定したアイド
ルプーリーで、接続体１６の回動により、回転プラノ２
とタービン４の距離が変化し、ベルト１１の張力が変わ
るのを吸収するもので通常使用では、ベルト１１に圧接
されている。　　　−２０，２１はストッパーである。

上記構成において、じゅうたん等を掃除する場合は、切
換レバー１４を操作し、蓋１６により大だ吸引空気は小
連通口１２よりタービン室６に入１す、タービン４に衝
突する。そしてタービン４を回転させた後、接続パイプ
１８を通１て延長管→ホース→掃除機本体へと至る。

タービン４の回転はベルト１１を介して回転プラン２に
伝達され、回転ブラシ２が回転することにより、じゅう
たんについた糸くず等をかき上げ優れた集塵性能を発揮
する。

床、たたみ等を掃除する場合は、大連通口１３を開口さ
せる。すると吸引空気の多くは大連通口１３よりタービ
ン室６に入り、タービン４に衝突せず接続パイプ１８を
通り掃除機本体へと至る。

そのとき小連通口１２からも多少吸引空気がタービン室
６に入るが、その量が少ないので、タービン４に衝突し
ても、回転させるまでは至らず、従ってタービン４に連
動する回転ブラシ２も回動しない。

よって床、たたみ等を回転ブラシ２の回転で傷つけるこ
となく掃除ができる。なお床、たたみ面の塵埃は吸引力
だけで充分捕獲できるので、回転ブラシ２を回転させる
必要はない。

今、じゅうたん等を掃除する場合、タービン４を回転さ
せるが、床ノズルを被掃除面より浮かせた場合、吸込口
８から入る吸引空気が増える。

従来例においてはこの場合、タービン４の回転数が上が
り、高騒音及び、タービン４と回転ブラシ２の軸受の消
耗の原因となっていた・しかし本発明においては、床ノ
ズルを被掃除面より浮かした場合、回転ブラシ２等の重
みにより床ノズル本体１が回動支点１７を中心に下方に
回動する。そのため通常使用時では、狭く設定してあっ
たタービン４下の空気通路Ｎが、床ノズル本体１が回動
することにより、広がり、第３図に示すごとく広い空気
通路Ｗになる・ よ−、て、タービン４に衝突しない空気の通路が広がる
ことになり、床ノ、ズルを浮かせて吸引空気量が増えて
も、その大半は、タービン４下を通過するので、タービ
ン４に衝突する空気量は変わらず、タービン４の回転数
は上がらない。

従って床ノズルを被掃除面より浮かせても、低騒音で、
かつタービン４及び回転ブラシ２の軸受摩耗が少なく、
軸受寿命の長い床ノズルが得られる。

発明の効果 このように本発明は、タービン室に回動自体に接続体を
設け、該接続体の回動支点を、タービンの後方底部の位
置に設けるとともに、上記接続体にタービン全回動自在
に取着しているので、通常使用時はタービンの下の空気
通路が狭く設定されており、吸引空気の大半がタービン
に衝突して高回転出力が得られるが、床ノズルを被掃除
面より浮かせた場合、床ノズルの自重により、前記回動
支点を中心にしてタービン室を有する床ノズル本体が回
動するので、タービン室底部が下が−でタービン下の空
気通路が広がり、タービンに衝突しない空気の通過量が
増える。従って吸引空気が増えてもタービンに衝突する
空気量は変わらず、タービンの回転数が上がらないので
床ノズルヲ浮かせても低騒音で、かつタービン及び回転
プランの軸受の摩耗が少ない床ノズルが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気掃除機の床ノズルの平
面断面図、第２図、第３図は同側面断面図である、 １・・・・・・床ノズル本体、２・・・・・回転ブラシ
、３・・・、・、吸込室、４・・・・・・タービン、６
・・・・・タービン室、１６・・・・・・接続体、１７
・・・・・・回動支点、Ｎ、Ｗ・・・・・空気通路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ブラシを内蔵する吸込室と、タービンを内蔵するタ
   ービン室を有する床ノズル本体において上記タービン室
   に回動自在に接続体を設け該接続の回動支点をタービン
   の後方底部の位置に設けるとともに、上記接続体にター
   ビンを回動自在に取着し、タービン下の空気通路が、前
   記回動支点を中心にした床ノズル本体の回動によって変
   化するようになした電気掃除機の床ノズル。