JPS6241628A - 電気掃除機の吸込具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用する電気掃除機の吸込具
に関するものである。

従来の技術 従来の電気掃除機の吸込具は、例えば、特開昭６７−１
８０９２９号公報に示されているように、第５図、第６
図のような構造になっていた。

すなわち、吸込具本体１の下部に吸込口２を開放した吸
込室３が設けられていた。４はタービンで、６，６は２
個の通気口で、通気口６はタービン４の下半分と対向し
ており、通気口らはタービン４の側方へ向かっている。

７は切換レバーで遮蔽板８により上記通気口５，６のい
ずれか一方と択一的に連通ずる開口９が形成しである。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、切換レバー７を切
換えて通気口５を開口させて、掃除を行なうと空気量の
多い時（例えば吸込具を空中に持ち上げたり、じゅうた
んに軽く置いた時）は吸込空気が多く、吸気口６を通り
タービン４に当たる力が強いため、タービン４は高トル
クで回転する。

さらに回転ブラシ１ｏにかかる負荷が小さいため、ター
ビン４の回転数は非常に高くなり、タービン４と回転ブ
ラシ１０の軸受の寿命が短かくなり、高速回転のため振
動と騒音が大きくなるという欠点があった。

また逆に空気量の少ない時（例えば毛足の長いな 密亀ゆうたんを掃除した時）はタービン４のトルクが低
下するとともに、回転ブラシ１０の負荷が犬きくなるた
め、回転ブラシ１０の回転数が急激に吐くなり、集塵性
能が吐下するという欠点もあった。

そこで本発明は上記従来の欠点を解消したもので、吸込
空気が多くても少なくてもタービンの回転］・ルクを可
及的に一定に保ち、タービンと回転ブラシの回転数を安
定化して、軸受の耐久性向上。

騒音、振動の低減、集塵性能の向上を図るものである。

問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
タービン軸に遠心力で少なくとも外側へひろがる弾性体
を設けたものである。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、吸込空気流が多い場合はタービンに当たる空
気の勢いが強く、タービンは高速回転する。この高速回
軸のため、弾性体は遠心力により外側へひろがり空気の
抵抗を受けて、ブレーキがかかり、タービンの回転数が
大きくなりすぎるのを防止することができる。

このように、空気流が多い時タービンの過回転を防止し
、軸受部の耐久性の向上、振動、騒音の防止をはかるこ
とができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図〜第２図において、２１は上、下本体部材２２．
２３をバンパー２４を介して結合して得た吸込具本体で
、その前方には回転ブラシ２５を内蔵した吸込室２６が
、後方にはエアータービン２７を内蔵したタービン室２
８がそれぞれ形成しである。２９は略半円筒状の接続ケ
ースで、上記タービン室２８の後方部分を形成し、上下
本体部材２２．２３に俯仰自在に連接されている。３Ｑ
は接続ケース２９の開口部に回動自在に接続された接続
バイブにして、これは延長管、ホース（図示せず）を介
して真空掃除機の吸引側に接続される。３１．３２は前
記吸込室２６及びタービン室２８との間の隔壁３３に設
けた通気口である。通気口３１はエアータービン２７と
対向しており、また通気口３２は非対向である。さらに
通気口３２は切換レバー３４と一体に形成された遮蔽板
３６により開閉可能となっている。前記エアータービン
２７の一端からはタービン軸３６が前記接続ケース２９
の側壁３７を貫通してタービン室２８外へ突出しており
、ベルト３８を介して前記回転ブラシ２５と連絡されて
いる。３９は前記タービン軸３５の軸受である。

さて第３図は、前記エアータービン２７の取付部を示し
、タービン軸３６にエアータービン２７が取付られ、同
タービン軸３６へのエアー１’−ビン２７の取付部３６
ａは第２図に示すように０面カットがされている。また
タービン軸３６の先３ｅｂは軸径が大きくなり、タービ
ン２７が先から抜けないようになっている。軸受３９の
タービン軸との接触部はオイレスメタル４０にて構成さ
れ、その側面にスラストワッシャ４１を介して板バネな
どの弾性体４２が設けられている。

上記構成において、今、遮蔽板３５を閉じた状態で掃除
機を運転すると、吸込室２６→通気口３１→と流入した
吸引空気はエアータービン２７に当たり、エアータービ
ン２７を回転させ、接続ケース２９→接続パイプ３ｏ→
延長管、ホース（図示せず）と流入し、掃除機にいたり
、上記エアータービン２７の回転は、タービン軸３６、
ベルト３８を介し、回転ブラシ２５を回転させ、じゅう
たん等の掃除を行なう。

遮蔽板３６を開いた状態で掃除機を運転すると、吸込室
２６→通気口３２と流入した吸引空気は、エアータービ
ン２７に当たることなく接続ケース２９→接続バイブ３
ｏ→延長管、ホース（図示せず）と流入して掃除機にい
たり、回転ブラシ２５が回転することなく、床面の掃除
を行なう。

さらに詳細に弾性体４２の動作を説明する。第４図に示
すように、タービン軸３６の回転によって弾性体４２の
外側部４２ａは遠心力によって外側へひらき、反軸受部
４２ｂは反軸受側へひらく。

吸込具を空中に持ち上げた時、吸込空気流が多くなると
、タービン軸３６の回転数も高くなり、仮バネ４２は実
線から破線で示すように外側及び反軸受側へひらく。こ
のため、弾性体４２の回転方向の空気との接続面積が大
きくなり、弾性体４２には空気によりブレーキがかかり
、エアータービン２了の過回転が防止される。

また、弾性体４２がオイレスメタル４０の近くに設けら
れており、空気をかきまぜるため、オイレスメタル４Ｑ
は冷却されて、オイルの飛散が少なくなり、かつ、エア
ータービン２７側からオイレスメタル４０１ｊｌｌｌへ
ゴミが入って来た場合、弾性体４２の反軸受部４２ｂに
よりゴミははじきとばされてオイレスメタル４０側へと
どくことはない。

発明の効果 以上のように本発明によれば、タービン軸に遠心力によ
って外側へひらく弾性体を設けることにより、吸引空気
の多い時のエアータービンの過回転を防止でき、軸受の
耐久性の向上、振動、騒音の防止を図ることができるも
ので“ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における吸込具の上本体部を
外した状態での上面図、第２図は同側断面図、第３図は
同エアータービン部の部分断面図、第４図は同弾性体部
の斜視図、第５図は従来例の吸込具の上面図、第６図は
同側断面図である。 ２５・・・・・・回転ブラシ、２７・・・・・・エアー
タービン、３６・・・・・・タービン軸、４２・・・・
・・弾性体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第４
図 ３６−−−ターヒ゛ン釉 ４２−伸性体 第　５　図　　　　　　　　　　　　　　４−　タービ
ンθ−吹気口 π−回転７゛フシ 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 真空掃除機の吸引空気によって回転されるエアータービ
   ンと、このエアータービンに連係した回転ブラシとを具
   備し、上記エアータービンのタービン軸には遠心力によ
   り少なくとも外側へ広がる弾性体を設けた電気掃除機の
   吸込具。