JPS6193866A - 自動車内装部品の装飾加工法 - Google Patents
自動車内装部品の装飾加工法Info
- Publication number
- JPS6193866A JPS6193866A JP21553784A JP21553784A JPS6193866A JP S6193866 A JPS6193866 A JP S6193866A JP 21553784 A JP21553784 A JP 21553784A JP 21553784 A JP21553784 A JP 21553784A JP S6193866 A JPS6193866 A JP S6193866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flocking
- compressed air
- flocked
- adhesive
- flocked surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車のガーニッシュ類やアームレスト類、成
形ドアトリム類その他の自動車内装部品の表面に植毛に
よる変化に冨んだ模様を有する装飾加工を行うための自
動車内装部品の装飾加工法に関するものである。
形ドアトリム類その他の自動車内装部品の表面に植毛に
よる変化に冨んだ模様を有する装飾加工を行うための自
動車内装部品の装飾加工法に関するものである。
(従来の技術)
自動車内装部品の装飾加工は塗装によるもの、装飾シー
トの被着によるものが一般的であるが、前者による装飾
は変化に乏しく、また、後者によるものは内装部品本体
の表面に複雑な凹凸のないものに限定される。そこで、
植毛による装飾加工法も一部研究されている。
トの被着によるものが一般的であるが、前者による装飾
は変化に乏しく、また、後者によるものは内装部品本体
の表面に複雑な凹凸のないものに限定される。そこで、
植毛による装飾加工法も一部研究されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、従来の植毛による装飾加工法は被植毛品の表
面ば接着剤を塗布して静電植毛加工を施すだけであるた
め、得られる植毛面はビロード状の単調な平面のみであ
って装飾効果に乏しく、そのまま自動車内装部品の装飾
加工法として利用することはできない。
面ば接着剤を塗布して静電植毛加工を施すだけであるた
め、得られる植毛面はビロード状の単調な平面のみであ
って装飾効果に乏しく、そのまま自動車内装部品の装飾
加工法として利用することはできない。
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記のような問題点を解決した自動車内装部品
の装飾加工法を目的として完成されたもので、内装部品
本体の所要部表面に接着剤を塗布して静電植毛を施して
植毛面を形成した直後に任意の模様状に抜き孔を配設し
た圧縮空気吹き付は用の型材を植毛面に近接対向させ、
該抜き孔を通じて植毛面に向け噴射される圧縮空気流を
もって前記植毛面を形成している短繊維群の一部の植毛
方向を変えて表面の植毛面に植毛方向の変化した凹模様
部を形成することを特徴とするものである本発明におい
ては先ず内装部品本体の所要部表面に植毛用の接着剤を
塗布したうえ静電植毛機の高圧静電気電場を通過させる
ことにより無数の短。
の装飾加工法を目的として完成されたもので、内装部品
本体の所要部表面に接着剤を塗布して静電植毛を施して
植毛面を形成した直後に任意の模様状に抜き孔を配設し
た圧縮空気吹き付は用の型材を植毛面に近接対向させ、
該抜き孔を通じて植毛面に向け噴射される圧縮空気流を
もって前記植毛面を形成している短繊維群の一部の植毛
方向を変えて表面の植毛面に植毛方向の変化した凹模様
部を形成することを特徴とするものである本発明におい
ては先ず内装部品本体の所要部表面に植毛用の接着剤を
塗布したうえ静電植毛機の高圧静電気電場を通過させる
ことにより無数の短。
繊維を常法により静電植毛し、内装部品本体の表面所要
部に均斉な密度で全面的に直立状態として無数の短繊維
が密植された植毛面を形成する。これまでの工程は従来
の静電植毛法と何等変ると°ころはないが、本発明方法
は次工程に大きな特徴がある。すなわち、植毛面が形成
されたら前記接着剤を硬化することがない植毛直後にお
いて任意の抜き模様を有する圧縮空気吹き付は用の型材
を植毛面に近接対向させたうえ該抜き模様を通じて圧1
縮空気を前記植毛面に噴射させ、この圧縮
空気流をもって植毛面を形成している短繊維群の一部の
植毛方向を変化させる。そして、植毛面の一部の短繊維
群が圧縮空気流により伏倒されて植毛面に前記型材の抜
き模様に対応する凹模様部が形成されたら、この凹模様
部を固定するため速やかに乾燥室に送り込んで接着剤を
硬化すればよい。
部に均斉な密度で全面的に直立状態として無数の短繊維
が密植された植毛面を形成する。これまでの工程は従来
の静電植毛法と何等変ると°ころはないが、本発明方法
は次工程に大きな特徴がある。すなわち、植毛面が形成
されたら前記接着剤を硬化することがない植毛直後にお
いて任意の抜き模様を有する圧縮空気吹き付は用の型材
を植毛面に近接対向させたうえ該抜き模様を通じて圧1
縮空気を前記植毛面に噴射させ、この圧縮
空気流をもって植毛面を形成している短繊維群の一部の
植毛方向を変化させる。そして、植毛面の一部の短繊維
群が圧縮空気流により伏倒されて植毛面に前記型材の抜
き模様に対応する凹模様部が形成されたら、この凹模様
部を固定するため速やかに乾燥室に送り込んで接着剤を
硬化すればよい。
(実施例)
A、B、S樹脂をもって成形された表面に凹凸のある自
動車用センターピラーガニッシュを内装部品本体(1)
とし・て接着剤塗布台にセットし、その植毛すべき表面
に粘度が5000〜8000”’のアクリル樹脂系水性
エマルジョンを植毛用の接着剤として200〜250g
/rr?程度の塗布量で全面的に塗布した。次に、この
内装部品本体(1)を°植毛室に入れ、高圧静電気り、
C3〜3.5万V、植毛時間50〜60秒の条件で植毛
密度が120〜150g/rrfとなるように長さl
wに裁断した3デニールのポリアミド系繊維を植毛すべ
き短繊維として植毛して植毛面(2)を形成した。そし
て、植毛面(2)が形成されたら、接着剤が硬化するこ
とがないように直ちに第1図に示すような抜き孔(4)
が模様状に配設された型材(3)を該抜き孔(4)を有
する面が植毛面に近接対向するようにセットし、該型材
(3)の空洞(5)に圧縮空気供給管(6)より圧縮空
気を供給し、抜き孔(4)から噴射される圧縮空気流を
もって植毛面(2)を形成している短繊維群の一部の植
毛方向の変化した凹模様部(7)を多数形成した。なお
、前記圧縮空気を噴射するに際し、植毛面(2)と型材
(3)との間隔は7〜lO順、圧縮空気の圧力は2〜3
kg / cra、噴射時間は3〜5秒とした。
動車用センターピラーガニッシュを内装部品本体(1)
とし・て接着剤塗布台にセットし、その植毛すべき表面
に粘度が5000〜8000”’のアクリル樹脂系水性
エマルジョンを植毛用の接着剤として200〜250g
/rr?程度の塗布量で全面的に塗布した。次に、この
内装部品本体(1)を°植毛室に入れ、高圧静電気り、
C3〜3.5万V、植毛時間50〜60秒の条件で植毛
密度が120〜150g/rrfとなるように長さl
wに裁断した3デニールのポリアミド系繊維を植毛すべ
き短繊維として植毛して植毛面(2)を形成した。そし
て、植毛面(2)が形成されたら、接着剤が硬化するこ
とがないように直ちに第1図に示すような抜き孔(4)
が模様状に配設された型材(3)を該抜き孔(4)を有
する面が植毛面に近接対向するようにセットし、該型材
(3)の空洞(5)に圧縮空気供給管(6)より圧縮空
気を供給し、抜き孔(4)から噴射される圧縮空気流を
もって植毛面(2)を形成している短繊維群の一部の植
毛方向の変化した凹模様部(7)を多数形成した。なお
、前記圧縮空気を噴射するに際し、植毛面(2)と型材
(3)との間隔は7〜lO順、圧縮空気の圧力は2〜3
kg / cra、噴射時間は3〜5秒とした。
このようにして得られた自動車内装部品は第2図に示す
ように、内装部品本体(1)の表面の植毛面に植毛方向
が徐々に変化した凹模様部(7)が格子枠状に形成され
たもので、しかも、この凹模様部(7)は中心の谷部か
ら堤状の隆起部間にある無数の短繊維が中心に近い程徐
々に伏倒量が多くなるよう放射状に植毛方向を変化させ
たもので、ビロード状で肌触りがよいという植毛製品特
有の性質を有しているのみならず植毛方向の変化した凹
模様部(7]が立体怒を付与し、光線の反射の変化によ
る面白味と相まって興趣に富んだ装飾効果を発揮するも
のであった。
ように、内装部品本体(1)の表面の植毛面に植毛方向
が徐々に変化した凹模様部(7)が格子枠状に形成され
たもので、しかも、この凹模様部(7)は中心の谷部か
ら堤状の隆起部間にある無数の短繊維が中心に近い程徐
々に伏倒量が多くなるよう放射状に植毛方向を変化させ
たもので、ビロード状で肌触りがよいという植毛製品特
有の性質を有しているのみならず植毛方向の変化した凹
模様部(7]が立体怒を付与し、光線の反射の変化によ
る面白味と相まって興趣に富んだ装飾効果を発揮するも
のであった。
(発明の効果)
本発明は前記説明から明らかなように、装飾効果に優れ
た自動車内装部品を周知の静電植毛法と圧縮空気吹き付
けとの巧妙な組み合せによって容易に得ることができる
もので、装飾シートの被着ができない内装部品本体の表
面形状に凹凸があるものでも装飾加工が簡単なため量産
上も適しており、従来の自動車内装部品の装飾加工法の
問題点を解決したものとして業界の発展に寄与するとこ
ろ極めて大きいものがある。
た自動車内装部品を周知の静電植毛法と圧縮空気吹き付
けとの巧妙な組み合せによって容易に得ることができる
もので、装飾シートの被着ができない内装部品本体の表
面形状に凹凸があるものでも装飾加工が簡単なため量産
上も適しており、従来の自動車内装部品の装飾加工法の
問題点を解決したものとして業界の発展に寄与するとこ
ろ極めて大きいものがある。
第1図は本発明方法の実施例の1工程を示す一部切欠正
面図、第2図は本発明方法によって得られた自動車内装
部品の一部切欠斜視図である。 (1);内装部品本体、(2):植毛面、(3):型材
、(4):抜き孔、(7):植毛方向の変化した凹模様
部。
面図、第2図は本発明方法によって得られた自動車内装
部品の一部切欠斜視図である。 (1);内装部品本体、(2):植毛面、(3):型材
、(4):抜き孔、(7):植毛方向の変化した凹模様
部。
Claims (1)
- 内装部品本体の所要部表面に接着剤を塗布して静電植毛
を施して植毛面を形成した直後に任意の模様状に抜き孔
を配設した圧縮空気吹き付け用の型材を植毛面に近接対
向させ、該抜き孔を通じて植毛面に向け噴射される圧縮
空気流をもって前記植毛面を形成している短繊維群の一
部の植毛方向を変えて表面の植毛面に植毛方向の変化し
た凹模様部を形成することを特徴とする自動車内装部品
の装飾加工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21553784A JPS6193866A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 自動車内装部品の装飾加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21553784A JPS6193866A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 自動車内装部品の装飾加工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6193866A true JPS6193866A (ja) | 1986-05-12 |
JPH0318509B2 JPH0318509B2 (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=16674068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21553784A Granted JPS6193866A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 自動車内装部品の装飾加工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6193866A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006281522A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Og Corp | 装飾加工品の製造方法及び装飾加工品 |
WO2009118654A1 (en) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | Tamicare Ltd. | Methods to produce stretchable products |
US9731319B2 (en) | 2004-11-05 | 2017-08-15 | Tamicare Ltd. | Stretchable sheets comprising a variety of layers and zones and methods to produce such products |
-
1984
- 1984-10-15 JP JP21553784A patent/JPS6193866A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8323764B2 (en) | 2004-11-05 | 2012-12-04 | Tamicare Ltd. | Methods to produce stretchable products |
US9731319B2 (en) | 2004-11-05 | 2017-08-15 | Tamicare Ltd. | Stretchable sheets comprising a variety of layers and zones and methods to produce such products |
JP2006281522A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Og Corp | 装飾加工品の製造方法及び装飾加工品 |
WO2009118654A1 (en) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | Tamicare Ltd. | Methods to produce stretchable products |
JP2011515251A (ja) * | 2008-03-26 | 2011-05-19 | タミケア リミテッド | 伸縮性のある製品を製造するための方法 |
RU2506160C2 (ru) * | 2008-03-26 | 2014-02-10 | Тэмикеа Лтд. | Способы получения растягивающихся изделий |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0318509B2 (ja) | 1991-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3235438A (en) | Molded elastomeric product having integral flexible hair-like filaments | |
US3098262A (en) | Elastomeric product, process and apparatus | |
ATE210522T1 (de) | Artikel, die durch beschichtung hergestellt sind und dessen herstellung verfahren | |
ATE232781T1 (de) | Verfahren zum herstellen von dekorativen kraftfahrzeuginnenverkleidungen mit vollständiger und lichtstabiler polyurethanelastomerbeschichtung | |
US3959434A (en) | Three dimensional decorative material and process for producing same | |
JPH1071677A (ja) | ヘアライン模様を有する樹脂成形品 | |
GB1071561A (en) | Moulding of plastic | |
JPS6193866A (ja) | 自動車内装部品の装飾加工法 | |
JP3709503B2 (ja) | 原材に近付いた表現を施した加飾成形品並びにその製造方法並びに成形基材 | |
JPS59224328A (ja) | 平滑な塗装下地面を有するr−rimウレタン樹脂成形品の製造方法 | |
JPH071626A (ja) | 植毛内装部品とその製造法 | |
JPS59142113A (ja) | 樹脂成形品とその製造方法 | |
KR100295624B1 (ko) | 화장용구의 수지 성형품에 천연 가죽과 같은 무늬를성형하는 방법 | |
JPS59142112A (ja) | 樹脂成形品とその製造方法 | |
JPS614577A (ja) | 植毛加工部の意匠化方法 | |
JP2003529476A (ja) | 人工爪製造法及びそれにより製造される人工爪 | |
JPS60122078A (ja) | 樹脂成形品の部分塗装方法 | |
JPS62253439A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
JPS62253440A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
JPS62257469A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
JPS62257476A (ja) | 樹脂成形品の製造方法 | |
JPS62257468A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
USRE16963E (en) | Hugo manovii | |
JPH0379315B2 (ja) | ||
KR19990030486A (ko) | 포장용 원단의 제조방법 |