JPH0379315B2 - - Google Patents
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- JPH0379315B2 JPH0379315B2 JP709583A JP709583A JPH0379315B2 JP H0379315 B2 JPH0379315 B2 JP H0379315B2 JP 709583 A JP709583 A JP 709583A JP 709583 A JP709583 A JP 709583A JP H0379315 B2 JPH0379315 B2 JP H0379315B2
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- JP
- Japan
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- paint
- inorganic
- coater
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- micropores
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はミカゲ石風の無機質化粧板の製造方
法に関する。
法に関する。
従来、セメントを主成分とした無機質板材が広
く使用されているが、この種無機質板材は素材の
色彩が無彩色であるため装飾性に乏しく、従つて
表面に塗装を施すことが多い。
く使用されているが、この種無機質板材は素材の
色彩が無彩色であるため装飾性に乏しく、従つて
表面に塗装を施すことが多い。
この発明は上記に鑑み、無機質化粧板にミカゲ
石風の塗装を簡単に施すことのできる方法を得る
ことを目的としてなされたものであつて、軽量骨
材又は熱可塑性合成樹脂ビーズが混入され、か
つ、オートクレーブで養生硬化された無機質製板
材の表面に、該表面がケバ立たない程度に研摩処
理を施し、次いで着色した塗料をスポンジコータ
ーで塗布し、下塗りを施した後、クリヤー塗料あ
るいは着色した塗料をフローコーターで塗布し、
上塗りを行い、次いで乾燥させることを特徴とす
るものである。
石風の塗装を簡単に施すことのできる方法を得る
ことを目的としてなされたものであつて、軽量骨
材又は熱可塑性合成樹脂ビーズが混入され、か
つ、オートクレーブで養生硬化された無機質製板
材の表面に、該表面がケバ立たない程度に研摩処
理を施し、次いで着色した塗料をスポンジコータ
ーで塗布し、下塗りを施した後、クリヤー塗料あ
るいは着色した塗料をフローコーターで塗布し、
上塗りを行い、次いで乾燥させることを特徴とす
るものである。
以下、この発明を実施例により説明する。
この発明のミカゲ石風の無機質化粧板の製造方
法は、まず、セメント、補強繊維、骨材を原料と
する無機質材料に、軽量骨材、例えば軽石、シラ
スバルーンなどの発泡性無機質軽量骨材、あるい
は熱可塑性合成樹脂ビーズＡを混入されて成形さ
れ、かつ、オートクレーブで養生硬化された無機
質板材１の表面に、この表面がケバ立たない程度
に研摩処理を施し、第１図に示すように、軽量骨
材あるいは合成樹脂ビーズによる微小孔２…２が
表面にあらわれるように処理を行つた後、この表
面に着色した塗料３をスポンジコーターで塗布
し、第２図に示すように板材１の平滑表面１Ａと
微小孔２…２内面に均一に塗装面を行きわたらせ
ることにより下塗り塗装を行い、次いでこの下塗
り塗装表面上に、クリヤー塗料あるいは着色した
塗料４をフローコーターで塗布し、上塗りを行
い、次いで乾燥させることにより構成されてい
る。
法は、まず、セメント、補強繊維、骨材を原料と
する無機質材料に、軽量骨材、例えば軽石、シラ
スバルーンなどの発泡性無機質軽量骨材、あるい
は熱可塑性合成樹脂ビーズＡを混入されて成形さ
れ、かつ、オートクレーブで養生硬化された無機
質板材１の表面に、この表面がケバ立たない程度
に研摩処理を施し、第１図に示すように、軽量骨
材あるいは合成樹脂ビーズによる微小孔２…２が
表面にあらわれるように処理を行つた後、この表
面に着色した塗料３をスポンジコーターで塗布
し、第２図に示すように板材１の平滑表面１Ａと
微小孔２…２内面に均一に塗装面を行きわたらせ
ることにより下塗り塗装を行い、次いでこの下塗
り塗装表面上に、クリヤー塗料あるいは着色した
塗料４をフローコーターで塗布し、上塗りを行
い、次いで乾燥させることにより構成されてい
る。
上記において、フローコーターで塗料４を塗布
する場合、塗料４の表面張力の影響により、直径
２mm程度以下の微小孔２…２内部には塗料４が流
入せず、いわゆるピンホール状となつて第３図に
示すように塗り残された状態となる。
する場合、塗料４の表面張力の影響により、直径
２mm程度以下の微小孔２…２内部には塗料４が流
入せず、いわゆるピンホール状となつて第３図に
示すように塗り残された状態となる。
従つて、板材１の平滑表面１Ａ上には均一に塗
料４が塗布されるが、微小孔２…２内面には、ス
ポンジコーターにより塗布された塗料３のみとな
り、微小孔の存在が外観的に強調される結果、表
面が第４図に示すようにミカゲ石風に仕上げられ
るのである。
料４が塗布されるが、微小孔２…２内面には、ス
ポンジコーターにより塗布された塗料３のみとな
り、微小孔の存在が外観的に強調される結果、表
面が第４図に示すようにミカゲ石風に仕上げられ
るのである。
又、この発明の実施に用いられるスポンジコー
ターは無機質板材１表面の微小孔２…２内に充分
に塗料を行きわたらせ塗布する必要上その硬度は
30〜50の比較的軟かいものが用いられ、又、塗料
３を塗布する際はある程度の圧力で無機質板材１
表面に押圧着される。
ターは無機質板材１表面の微小孔２…２内に充分
に塗料を行きわたらせ塗布する必要上その硬度は
30〜50の比較的軟かいものが用いられ、又、塗料
３を塗布する際はある程度の圧力で無機質板材１
表面に押圧着される。
尚、上記スポンジコーターの硬度及び押圧力を
種々変化させることによつて微小孔に押入し得る
塗料の量を調整することができ、無機質板材１内
に添加混入される軽量骨材や合成樹脂ビーズＡの
粒径を変化させ、微小孔２…２の大きさも自由に
選択することができ、これらを調整選択すること
によつてより一層ミカゲ石風の外観に近ずけるこ
ともできる。
種々変化させることによつて微小孔に押入し得る
塗料の量を調整することができ、無機質板材１内
に添加混入される軽量骨材や合成樹脂ビーズＡの
粒径を変化させ、微小孔２…２の大きさも自由に
選択することができ、これらを調整選択すること
によつてより一層ミカゲ石風の外観に近ずけるこ
ともできる。
さらに、上記スポンジコーターを数段にわたつ
て設け、多色着色することも可能である。
て設け、多色着色することも可能である。
この発明は以上のように構成されているので、
軽量骨材、合成樹脂ビーズなどを添加して成形硬
化された無機質板材を用い、ミカゲ石風の外観を
呈する化粧板を製造することができ、又、従来用
いられている塗装手段を組み合わせることにより
実施できるので実施も容易であるなどの効果を有
する。
軽量骨材、合成樹脂ビーズなどを添加して成形硬
化された無機質板材を用い、ミカゲ石風の外観を
呈する化粧板を製造することができ、又、従来用
いられている塗装手段を組み合わせることにより
実施できるので実施も容易であるなどの効果を有
する。
第１図〜第３図はこの発明の実施過程における
要部拡大断面図、第４図はこの発明により製造さ
れた化粧板材の表面図である。 １……無機質板材、２……微小孔、３……塗料
（スポンジコーター塗布）、４……塗料（フローコ
ーター塗布）。
要部拡大断面図、第４図はこの発明により製造さ
れた化粧板材の表面図である。 １……無機質板材、２……微小孔、３……塗料
（スポンジコーター塗布）、４……塗料（フローコ
ーター塗布）。
Claims (1)
- １ 軽量骨材又は熱可塑性合成樹脂ビーズが混入
され、かつ、オートクレーブで養生硬化された無
機質製板材の表面に、該表面がケバ立たない程度
に研摩処理を施し、次いで着色した塗料をスポン
ジコーターで塗布し、下塗りを施した後、クリヤ
ー塗料あるいは着色した塗料をフローコーターで
塗布し、上塗りを行い、次いで乾燥させることを
特徴とするミカゲ石風の無機質化粧板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP709583A JPS59131590A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | ミカゲ石風の無機質化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP709583A JPS59131590A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | ミカゲ石風の無機質化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59131590A JPS59131590A (ja) | 1984-07-28 |
| JPH0379315B2 true JPH0379315B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=11656515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP709583A Granted JPS59131590A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | ミカゲ石風の無機質化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59131590A (ja) |
-
1983
- 1983-01-18 JP JP709583A patent/JPS59131590A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59131590A (ja) | 1984-07-28 |
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