JPH0318509B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0318509B2 JPH0318509B2 JP21553784A JP21553784A JPH0318509B2 JP H0318509 B2 JPH0318509 B2 JP H0318509B2 JP 21553784 A JP21553784 A JP 21553784A JP 21553784 A JP21553784 A JP 21553784A JP H0318509 B2 JPH0318509 B2 JP H0318509B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flocking
- flocked
- compressed air
- interior parts
- short fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 13
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 4
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000002054 transplantation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車のガーニツシユ類やアームレス
類、成形ドアトリム類その他の自動車内装部品の
表面に植毛による変化に富んだ模様を有する装飾
加工を行うための自動車内装部品の装飾加工法に
関するものである。
類、成形ドアトリム類その他の自動車内装部品の
表面に植毛による変化に富んだ模様を有する装飾
加工を行うための自動車内装部品の装飾加工法に
関するものである。
(従来の技術)
自動車内装部品の装飾加工は塗装によるもの、
装飾シートの被着によるものが一般的であるが、
前者による装飾は変化に乏しく、また、後者によ
るものは内装部品本体の表面に複雑な凹凸のない
ものに限定される。そこで、植毛による装飾加工
法も一部研究されている。
装飾シートの被着によるものが一般的であるが、
前者による装飾は変化に乏しく、また、後者によ
るものは内装部品本体の表面に複雑な凹凸のない
ものに限定される。そこで、植毛による装飾加工
法も一部研究されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、従来の植毛による装飾加工法は被植
毛品の表面に接着剤を塗布して静電植毛加工を施
すだけであるため、得られる植毛面はビロード状
の単調な平面のみであつて装飾効果に乏しく、そ
のまま自動車内装部品の装飾加工法として利用す
ることはできない。
毛品の表面に接着剤を塗布して静電植毛加工を施
すだけであるため、得られる植毛面はビロード状
の単調な平面のみであつて装飾効果に乏しく、そ
のまま自動車内装部品の装飾加工法として利用す
ることはできない。
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記のような問題点を解決した自動車
内装部品の装飾加工法を目的として完成されたも
ので、内装部品本体の所要部表面に接着剤を塗布
して静電植毛を施して植毛面を形成した直後に任
意の模様状に抜き孔を配設した圧縮空気吹き付け
用の型材を植毛面に近接対向させ、該抜き孔を通
じて植毛面に向け噴射される圧縮空気流をもつて
前記植毛面を形成している短繊維群の一部の植毛
方向を変えて表面の植毛面に植毛方向の変化した
凹模様部を形成することを特徴とするものであ
る。
内装部品の装飾加工法を目的として完成されたも
ので、内装部品本体の所要部表面に接着剤を塗布
して静電植毛を施して植毛面を形成した直後に任
意の模様状に抜き孔を配設した圧縮空気吹き付け
用の型材を植毛面に近接対向させ、該抜き孔を通
じて植毛面に向け噴射される圧縮空気流をもつて
前記植毛面を形成している短繊維群の一部の植毛
方向を変えて表面の植毛面に植毛方向の変化した
凹模様部を形成することを特徴とするものであ
る。
本発明においては先ず内装部品本体の所要部表
面に植毛用の接着剤を塗布したうえ静電植毛機の
高圧静電気電場を通過させることにより無数の短
繊維を常法により静電植毛し、内装部品本体の表
面所要部に均斉な密度で全面的に直立状態として
無数の短繊維が密植された植毛面を形成する。こ
れまでの工程は従来の静電植毛法と何等変るとこ
ろはないが、本発明方法は次工程に大きな特徴が
ある。すなわち、植毛面が形成されたら前記密着
材を硬化することがない植毛直後において任意の
抜き模様を有する圧縮空気吹き付け用の型材を植
毛面に近接対向させたうえ該抜き模様を通じて圧
縮空気を前記植毛面に噴射させ、この圧縮空気流
をもつて植毛面を形成している短繊維群の一部の
植毛方向を変位させる。そして、植毛面の一部の
短繊維群が圧縮空気流により伏倒されて植毛面に
型材の抜き模様に対応する凹模様部が形成された
ら、この凹模様部を固定するため速やかに乾燥室
に送り込んで接着剤を硬化すればよい。
面に植毛用の接着剤を塗布したうえ静電植毛機の
高圧静電気電場を通過させることにより無数の短
繊維を常法により静電植毛し、内装部品本体の表
面所要部に均斉な密度で全面的に直立状態として
無数の短繊維が密植された植毛面を形成する。こ
れまでの工程は従来の静電植毛法と何等変るとこ
ろはないが、本発明方法は次工程に大きな特徴が
ある。すなわち、植毛面が形成されたら前記密着
材を硬化することがない植毛直後において任意の
抜き模様を有する圧縮空気吹き付け用の型材を植
毛面に近接対向させたうえ該抜き模様を通じて圧
縮空気を前記植毛面に噴射させ、この圧縮空気流
をもつて植毛面を形成している短繊維群の一部の
植毛方向を変位させる。そして、植毛面の一部の
短繊維群が圧縮空気流により伏倒されて植毛面に
型材の抜き模様に対応する凹模様部が形成された
ら、この凹模様部を固定するため速やかに乾燥室
に送り込んで接着剤を硬化すればよい。
(実施例)
A.B.S樹脂をもつて成形された表面に凹凸のあ
る自動車用センターピラーガニツシユを内装部品
本体1として接着剤塗布台にセツトし、その植毛
にすべき表面に粘度が5000〜8000CPSのアクリル
樹脂系水性エマルジヨンを植毛用の接着剤として
200〜250g/m2程度の塗布量で全面的に塗布し
た。次に、この内装部品本体1を植毛室に入れ、
高圧静電気D.C3〜3.5万V、植毛時間50〜60秒の
条件で植毛密度が120〜150g/m2となるように長
さ1mmに裁断した3デニールのポリアミド系繊維
を植毛すべき短繊維として植毛して植毛面2を形
成した。そして、植毛面2が形成されたら、接着
剤が硬化することがないように直ちに第1図に示
すような抜き孔4が模様状に配設された型材3を
該抜き孔4を有する面が植毛面に近接対向するよ
うにセツトし、該型材3の空洞5に圧縮空気供給
管6より圧縮空気を供給し、抜き孔4から噴射さ
れる圧縮空気流をもつて植毛面2を形成している
短繊維群の一部の植毛方向の変化した凹模様部7
を多数形成した。なお、前記圧縮空気を噴射する
に際し、植毛面2と型材3との間隔は7〜10mm、
圧縮空気の圧力は2〜3Kg/cm2、噴射時間は3〜
5秒とした。
る自動車用センターピラーガニツシユを内装部品
本体1として接着剤塗布台にセツトし、その植毛
にすべき表面に粘度が5000〜8000CPSのアクリル
樹脂系水性エマルジヨンを植毛用の接着剤として
200〜250g/m2程度の塗布量で全面的に塗布し
た。次に、この内装部品本体1を植毛室に入れ、
高圧静電気D.C3〜3.5万V、植毛時間50〜60秒の
条件で植毛密度が120〜150g/m2となるように長
さ1mmに裁断した3デニールのポリアミド系繊維
を植毛すべき短繊維として植毛して植毛面2を形
成した。そして、植毛面2が形成されたら、接着
剤が硬化することがないように直ちに第1図に示
すような抜き孔4が模様状に配設された型材3を
該抜き孔4を有する面が植毛面に近接対向するよ
うにセツトし、該型材3の空洞5に圧縮空気供給
管6より圧縮空気を供給し、抜き孔4から噴射さ
れる圧縮空気流をもつて植毛面2を形成している
短繊維群の一部の植毛方向の変化した凹模様部7
を多数形成した。なお、前記圧縮空気を噴射する
に際し、植毛面2と型材3との間隔は7〜10mm、
圧縮空気の圧力は2〜3Kg/cm2、噴射時間は3〜
5秒とした。
このようにして得られた自動車内装部品は第2
図に示すように、内装部品本体1の表面の植毛面
に植毛方向が徐々に変化した凹模様部7が格子枠
状に形成されたもので、しかも、この凹模様部7
は中心の谷部から堤状の隆起部間にある無数の短
繊維が中心に近い程徐々に伏倒量が多くなるよう
放射状に植毛方向を変化させたもので、ビロード
状で肌触りがよいという植毛製品特有の性質を有
しているのみならず植毛方向の変化した凹模様部
7が立体感を付与し、光線の反射変化による面白
味と相まつて興趣に富んだ装飾効果を発揮するも
のであつた。
図に示すように、内装部品本体1の表面の植毛面
に植毛方向が徐々に変化した凹模様部7が格子枠
状に形成されたもので、しかも、この凹模様部7
は中心の谷部から堤状の隆起部間にある無数の短
繊維が中心に近い程徐々に伏倒量が多くなるよう
放射状に植毛方向を変化させたもので、ビロード
状で肌触りがよいという植毛製品特有の性質を有
しているのみならず植毛方向の変化した凹模様部
7が立体感を付与し、光線の反射変化による面白
味と相まつて興趣に富んだ装飾効果を発揮するも
のであつた。
(発明の効果)
本発明は前記説明から明らかなように、装飾効
果に優れた自動車内装部品を周知の静電植毛法と
圧縮空気吹き付けとの巧妙な組み合せによつて容
易に得ることができるもので、装飾シートの被着
ができない内装部品本体の表面形状に凹凸がある
ものでも装飾加工が簡単なため量産上も適してお
り、従来の自動車内装部品の装飾加工法の問題点
を解決したものとして業界の発展に寄与するとこ
ろ極めて大きいものがある。
果に優れた自動車内装部品を周知の静電植毛法と
圧縮空気吹き付けとの巧妙な組み合せによつて容
易に得ることができるもので、装飾シートの被着
ができない内装部品本体の表面形状に凹凸がある
ものでも装飾加工が簡単なため量産上も適してお
り、従来の自動車内装部品の装飾加工法の問題点
を解決したものとして業界の発展に寄与するとこ
ろ極めて大きいものがある。
第1図は本発明方法の実施例の1工程を示す一
部切欠正面図、第2図は本発明方法によつて得ら
れた自動車内装部品の一部切欠斜視図である。 1:内装部品本体、2:植毛面、3:型材、
4:抜き孔、7:植毛方向の変化した凹模様部。
部切欠正面図、第2図は本発明方法によつて得ら
れた自動車内装部品の一部切欠斜視図である。 1:内装部品本体、2:植毛面、3:型材、
4:抜き孔、7:植毛方向の変化した凹模様部。
Claims (1)
- 1 内装部品本体の所要部表面に接着剤を塗布し
て静電植毛を施して植毛面を形成した直後に任意
の模様状に抜き孔を配設した圧縮空気吹き付け用
の型材を植毛面に近接対向させ、該抜き孔を通じ
て植毛面に向け噴射される圧縮空気流をもつて前
記植毛面を形成している短繊維群の一部の植毛方
向を変えて表面の植毛面に植毛方向の変化した凹
模様部を形成することを特徴とする自動車内装部
品の装飾加工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21553784A JPS6193866A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 自動車内装部品の装飾加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21553784A JPS6193866A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 自動車内装部品の装飾加工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6193866A JPS6193866A (ja) | 1986-05-12 |
JPH0318509B2 true JPH0318509B2 (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=16674068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21553784A Granted JPS6193866A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 自動車内装部品の装飾加工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6193866A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9731319B2 (en) | 2004-11-05 | 2017-08-15 | Tamicare Ltd. | Stretchable sheets comprising a variety of layers and zones and methods to produce such products |
US7901740B2 (en) * | 2004-11-05 | 2011-03-08 | Tamicare Ltd. | Methods to produce stretchable products |
JP2006281522A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Og Corp | 装飾加工品の製造方法及び装飾加工品 |
-
1984
- 1984-10-15 JP JP21553784A patent/JPS6193866A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6193866A (ja) | 1986-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3936554A (en) | Three dimensional decorative material and process for producing same | |
US3235438A (en) | Molded elastomeric product having integral flexible hair-like filaments | |
US3098262A (en) | Elastomeric product, process and apparatus | |
DE69717501D1 (de) | Verfahren zum herstellen von dekorativen kraftfahrzeuginnenverkleidungen mit vollständiger und lichtstabiler polyurethanelastomerbeschichtung | |
US4098856A (en) | Method of making a composite mold for making polyurethane foam decorative parts | |
ATE149918T1 (de) | Verfahren zur herstellung von dekorfähigen formteilen | |
US3959434A (en) | Three dimensional decorative material and process for producing same | |
JPH1071677A (ja) | ヘアライン模様を有する樹脂成形品 | |
JPH0318509B2 (ja) | ||
JPH071626A (ja) | 植毛内装部品とその製造法 | |
JPS5816835A (ja) | クツシヨンパツドの製造方法 | |
JPS57182412A (en) | Foamed internal finish material and manufacture thereof | |
JPS62257469A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
JPH0130602B2 (ja) | ||
JPS62257476A (ja) | 樹脂成形品の製造方法 | |
JPS62253439A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
US5342670A (en) | Process for simulating a chaotic pattern on a surface by applying to the surface a nonuniform multilayered coating | |
JPS62253440A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
JPS62257471A (ja) | 装飾用シートの製造方法 | |
GB1438617A (en) | Process and apparatus for the production of decorative articles from vinyl resin plastisols and products thus obtained | |
JPS62257468A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
JPS62277183A (ja) | 装飾用シ−トの製造方法 | |
KR100295624B1 (ko) | 화장용구의 수지 성형품에 천연 가죽과 같은 무늬를성형하는 방법 | |
JPS59224328A (ja) | 平滑な塗装下地面を有するr−rimウレタン樹脂成形品の製造方法 | |
JPS614577A (ja) | 植毛加工部の意匠化方法 |