JPS6192256A - 金属サイデイング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、防音、断熱性のみならず防火性能を一層向上
させた金属サイディング忙関するものである。

（従来の技術及び問題点） 表面板と裏面板間に硬質ポリウレタン等の断熱性芯材を
充填してなる金属サイディングは、断熱性、遮音性等Ｋ
ｉすれ且つモルタル等の湿式１法による外装材に比較し
施工が簡単である等の利点があるため住宅その他の建造
物の外装材として近年とみに脚光を浴びてきている。

この金属サイディングは一般に長方形のパネル形状に構
成され、その一端１［ＩＫは連結用の雌型ジヨイント部
がまた他端側には雄型ジヨイント部が形成されていて、
施工の際には隣接するサイディングの雌型ジヨイント部
と雄型ジヨイント部を順次嵌合して一連状に連結し得る
ようＫなりている。

しかし、この種従来の金属サイディングは表面板として
鋼板等が使用されているが、裏面板としては一般にアル
ミ箔や紙（裏打紙）を使用しているものが多くしかも連
結部のところでは表面の鋼板が裏面板側に回り込み裏面
板の端部近傍で重合した構造となっている。そのため表
面板側が加熱されると熱伝導により連結部から上記重合
部へ直接熱が伝わり、核部の温度上昇が裏面板の部分よ
りも著しく大きくなる結果防火性能に支障をきたす欠点
があった。

（問題点を解決するための手段） そこで本発明は、金属サイディングのジヨイント部又は
ジヨイント部近３傍の側面に穴又は切込みを設けたこと
により、上記従来の欠点を解消しようとするものである
。

（作用） 即ち、表面板が加熱された時、熱はジヨイント部を通っ
て裏面板端部への重合部に伝わるが、穴加工又は切込み
加工を施すことＫよって熱伝導が極力小さくなるように
したものである。

（実施例） 本発明の構成を図面に示された一実施例について説明す
れば、Ａは鋼板からなる表面板１とアルミ箔又は厚紙（
裏打紙）からなる裏面板２間に硬質発泡ポリウレタン等
の断熱性芯材３を充填してなる金属サイディングであっ
て、その上下方向両端部は夫々折曲加工されていて、そ
゛の折曲端部は裏面板２の端部に回り込んで核部に重合
部４が形成されている。そして一方の折曲部には凹溝状
の雌型ジヨイント部５が、また他方の折曲部には該雌型
ジヨイント部５に嵌合する凸状の雄型ジヨイント部６が
形成されている。

ところで、上記雌型及び雄型ジヨイント部５゜６又はこ
れらのジ璽インド部５，６近傍の側面７には穴８，８、
…が近接状態で複数個穿設されていて、表面板１が加熱
された際、これらの穴８，８゜・・・Ｋよシ裏面板２側
への熱伝導が極力少なくなるようＫなっている。上記穴
８，８、…の形状は図示のような方形穴のみならず、丸
穴、だ円穴等いかなる形状のものでもよく、また現場施
工の際釘打ちしない側は第２図に示す如くノコで切断す
る等の方法により全長にわたって切込み９を設けてもよ
い。

よい。

なお、第３図のものは穴８，８、…を表面板１のジヨイ
ント部５，６に連なる立上り片１０に設けた構造のもの
である。

図中１ａは表面板ＩＫ設けた補強用のリプ、１１は釘で
ある。

本発明の実施例は上記した如くであるが、折曲部の形状
、雌型及び雄型ジヨイント部５，６の構造・形状等は図
示例のものに限定されるものではなく、発明の要旨に反
しない限り実施に際し種々変果し得る。また、表面板１
と裏面板２の双方を鋼板製としたものにおいても採用し
得る。

（効果） 本発明は上記したように、１表面板と裏面板間に断熱性
芯部充填してなる金属サイディングの少なくとも表面板
を金属板により構成し、該表面板の両端部を夫々折曲加
工してその折曲端部を裏面板の端部に重合させると共に
、一方の折曲部には雌型ジヨイント部を、他方の折曲部
には該雌型ジヨイント部に嵌合する雄型ジヨイント部を
形成し、これらジヨイント部又はジヨイント部近傍の側
面に穴又は切込みを設けた工から、表面板側が加熱され
ても連結部を通って裏面板側に伝わる熱伝導は穴又は切
込みの存在により極力小さくし得て、金属サイディング
における防火性能を一層高めることができ、しかも特別
な部材を付加したり芯材の材質を変えたりする必要は全
くなく、単に表面板に設けたジヨイント部又はその近傍
に穴加工又は切込み加工を施すのみでよいからコストア
ップをきたしたシ外観上の見栄えを損ったりすることが
ない等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の全体斜視図ζ第３図はジヨ
イント部に連なる立上り片に穴加工を施したものの縦断
側面図、第４図は本発明の取付状態を示す縦断側面図で
ある。 図中、１は表面板、２は裏面板、３は断熱性芯材、５は
雌型ジヨイント部、６は雄型ジヨイント部、８，８、…
は穴、９は切込み。 第１図 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）「表面板１と裏面板２間に断熱性芯材３を充填し
   てなる金属サイデイングの少なくとも表面板１を金属板
   により構成し、該表面板１の両端部を夫々折曲加工して
   その折曲端部を裏面板２の端部に重合させると共に、一
   方の折曲部には雌型ジョイント部５を、他方の折曲部に
   は該雌型ジョイント部５に嵌合する雄型ジョイント部６
   を形成し、これらジョイント部５、６又はジョイント部
   ５、６近傍の側面７に穴８、８、…又は切込み９を設け
   た」 ことを特徴とする金属サイデイング。
2. （２）雌型又は雄型ジョイント部５、６のうち一方のジ
   ョイント部又はその近傍の側面７に穴８、８、…を、他
   方のジョイント部又はその近傍の側面７に切込み９を設
   けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の金属
   サイデイング。