JPH077477Y2 - 目地部材 - Google Patents

目地部材

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JPH077477Y2
JPH077477Y2 JP1989002764U JP276489U JPH077477Y2 JP H077477 Y2 JPH077477 Y2 JP H077477Y2 JP 1989002764 U JP1989002764 U JP 1989002764U JP 276489 U JP276489 U JP 276489U JP H077477 Y2 JPH077477 Y2 JP H077477Y2
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JP
Japan
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material layer
heat insulating
insulating material
joint member
longitudinal direction
Prior art date
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JP1989002764U
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JPH0295738U (ja
Inventor
宝一 佐藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は外装材同士の目地部に挿着される目地部材に関
する。
【従来の技術】
従来の防火構造の外壁にあっては、第12図に示すように
外装材1同士の目地部2に樹脂層11を被覆した金属製の
目地部材A′が挿着されて形成されている。
【考案が解決しようとする課題】
従来にあっては目地部材A′が木製の胴縁10に連続して
いるため、熱伝導により胴縁10が加熱されて防火性が低
下してしまい、防火構造の認定が不可能になってしまっ
ていた。 このため、本考案者は既に第13図に示すように上部が断
熱材層3で形成され、下部が金属材層4で形成された目
地部材A″を開発しているが、この目地部材A″にあっ
ては、第14図に示すように外装材1に溝部5が形成され
ていた場合には目地部材A″が溝部5で突出してしま
い、納まりが悪くなり、一体感が損なわれていた。 本考案は上記課題を解決するために為されたものであ
り、その目的とするところは、断熱性を具備して熱の胴
縁までへの伝導を抑制でき、防火性も具備し、しかも外
装材との納まりも良好な目地部材を提供することにあ
る。
【課題を解決するための手段】
本考案は、外装材1同士の目地部2に挿着される目地部
材であって、上部を断熱材層3で形成すると共に下部を
金属材層4で形成し、金属材層4の中程上面の長手方向
に突設された凸条8′に、その長手方向に沿って所定の
間隔をおいて凹所8が形成され、その凸条8′の上面に
沿いながら断熱材層3を設着して、断熱材層3に外装材
1の溝部5と同じ断面形状の凹部6を設け、かつ断熱材
層3の長手方向両側部から軟質のひれ片12,12を延出し
て成るものであり、この構成により上記課題が解決され
たものである。 [作用] 火によって燃えても上部の断熱材層層3により熱を遮断
でき、しかも下部の金属材層4により防火性が確保さ
れ、又、凹部6により外装材1との納まりが良好となる
ものである。 かつ、軟質のひれ片12,12は、外装材1の溝部5を含む
表面に沿ってその外装材1の側端面に圧接されることに
なり、外観上体裁よく、しかも水密性も良好に仕上げる
ことができる。 [実施例] 断面ハット型の金属板材により金属材層4が形成されて
おり、この金属材層4の上に樹脂又はゴムにより断熱材
層3が形成されている。断熱材層3の長手方向両側部か
らは軟質のひれ片12が延出している。断熱材層3には長
手方向に沿って所定の間隔をおいて凹部6が形成されて
いる。この凹部6は外装材1の溝部5と対応して設けら
れており、断面形状も溝部5と同一である。 第1図に示す実施例にあっては、断熱材層3は第2図に
示すようにひれ片12と一体的に押出成形されており、こ
の断熱材層3が金属材層4と貼り合わされるか、あるい
は金属材層4に一体的に成形されるかして目地部材Aが
形成されている。金属材層4は第4図に示すように金属
板材7を断面ハット型に屈曲加工すると共に凹加工を行
って凹所8を形成し、この凹所8の突出部8aを内側に折
り曲げて形成されており、この凹所8部分により断熱材
層3に凹部6が形成される。 第5図に示す実施例にあっては、金属材層4は金属板材
7が断面逆T字状に屈曲加工され、縦片が所定の間隔を
置いて切り欠かれて切欠部13が形成され、この縦片に断
熱材層3が下面の係止溝9にて係止されて一体的に連結
されている。 この目地部材Aは第9図に示すように無機質製の外装材
1同士の目地部2に挿着され、凹部6と溝部5が合致さ
れる。目地部材Aは金属材層4の連結片4aで木製の胴縁
10に取付けられ、連結片4aに外装材1の側端部の裏面が
配置され、側端面をひれ片12に圧接させて複数枚の外装
材1が胴縁10に取付けられて外壁が構成される。 目地部材A同士は、第10図及び第11図に示すように一端
部の断熱材層3を部分的に除去して金属材層4を露出さ
せ、この金属材層4部分を潰して、他端部の金属材層4
部分に挿入して接続される。
【考案の効果】
本考案は外装材同士の目地部に挿着される目地部材であ
って、上部を断熱材層で形成すると共に下部を金属材層
で形成しているので、火によって燃えても上部の断熱材
層により熱を遮断でき、胴縁への熱伝導を抑制できるも
のであり、しかも下部の金属材層により防火性が確保さ
れるものであり、又、断熱材層に外装材の溝部と同じ断
面形状の凹部を設けているので、凹部により外装材との
納まりが良好となるものである。 しかも金属材層の中程上面の長手方向に突設された凸条
に、その長手方向に沿って所定の間隔をおいて凹部が形
成されており、その凸条の上面に沿いながら断熱材層を
設着するだけで、断熱材層に外装材の溝部と同じ断面形
状の凹部を簡単に設けることができる。かつ断熱材層の
長手方向両側部から軟質のひれ片を延出しているから、
軟質のひれ片は、外装材の溝部を含む表面に沿ってその
外装材の側端面に圧接されることになり、外観上体裁よ
く、しかも水密性も良好に仕上げることができるなどの
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断斜視図、第2
図は同上にける断熱材層を示す一部破断斜視図、第3図
は同上における金属材層を示す斜視図、第4図(a)
(b)は金属材層の形成を示す工程図、第5図は本考案
の他の実施例を示す一部破断斜視図、第6図は同上の断
熱材層を示す斜視図、第7図は同上の金属材層を示す斜
視図、第8図は金属材層の形成を示す工程図、第9図は
同上の施工例を示す一部破断斜視図、第10図は同上の端
部の加工を示す斜視図、第11図は目地部材同士の連結を
示す断面図、第12図は従来例の施工例を示す断面図、第
13図は他の従来例を示す一部破断斜視図、第14図は同上
の施工例を示す一部破断斜視図であって、Aは目地部
材、1は外装材、2は目地部、3は断熱材層、4は金属
材層、5は溝部、6は凹部、8は凹所、8′は凸条であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装材同士の目地部に挿着される目地部材
    であって、上部を断熱材層で形成すると共に下部を金属
    材層で形成し、金属材層の中程上面の長手方向に突設さ
    れた凸条に、その長手方向に沿って所定の間隔をおいて
    凹所が形成され、その凸条の上面に沿いながら断熱材層
    を設着して、断熱材層に外装材の溝部と同じ断面形状の
    凹部を設け、かつ断熱材層の長手方向両側部から軟質の
    ひれ片を延出して成る目地部材。
JP1989002764U 1989-01-14 1989-01-14 目地部材 Expired - Lifetime JPH077477Y2 (ja)

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JPH0295738U JPH0295738U (ja) 1990-07-31
JPH077477Y2 true JPH077477Y2 (ja) 1995-02-22

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JPH0781335B2 (ja) * 1992-04-23 1995-08-30 元旦ビューティ工業株式会社 目地カバー材及び耐火屋根
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JPH0323933Y2 (ja) * 1985-02-13 1991-05-24
JPH0527603Y2 (ja) * 1986-02-25 1993-07-14
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