JPS6190772A - 化粧材の製造法 - Google Patents

化粧材の製造法

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JPS6190772A
JPS6190772A JP21370784A JP21370784A JPS6190772A JP S6190772 A JPS6190772 A JP S6190772A JP 21370784 A JP21370784 A JP 21370784A JP 21370784 A JP21370784 A JP 21370784A JP S6190772 A JPS6190772 A JP S6190772A
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JP
Japan
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paint
base material
producing
decorative
flat
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JP21370784A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Itou
伊藤 喜員
Masaru Sato
勝 佐藤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、メタリック調の平面の中の凹部が着色された
化粧材を製造する方法に関するものである。
従来の技術 プラスチックフィルム等の基材に金属蒸着済を形成し、
所望の模様状の凸部を形成し、塗料を塗布してかき取り
、残存塗料を乾燥して装飾用の光輝性成形体を製造する
方法は知られているが、金属蒸着済形成後に成形やエン
ボスにより凸部を形成すると、形成の際に蒸着面に亀裂
や傷が入り、高価な蒸着シートの歩留りを悪くする上に
、エンボス等により予定しなかった亀裂や傷に塗料が充
填され、所期の目的を達することができないという問題
がある。
発明が解決しようとする問題点 従って、本発明においては、所定の凹部に塗料が充填さ
れて着色され、亀裂や傷等の欠点がない化粧材を歩留り
良く製造する方法を提供すること?目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明の化粧材の製造法は、平坦部と凹部な有する基材
表面に金属蒸着を行ない、その後、金属蒸着済の基材表
面に塗料を塗布し、しかる後、塗布された塗料が未乾燥
のうちに基材表面の平坦部相当部分に付着した塗料をか
きとることにより平坦部相当部分の塗料を除去すると共
に凹部相当部に塗料を充填し、その後、塗料を乾燥させ
ることを特徴とするものである。
第7図は本発明の方法で得られる化粧材の一例を示すも
ので、基材/には凹部コと平坦部3とが形成されており
、基材/の表面には金属蒸着済上が平坦部3及び凹部ユ
の形状に沿って形成され、かつ、凹部の金属蒸着済上に
は塗料Sが充填されている。
第2図は本発明の方法によって得られる化粧材の他の例
を示すもので、第1図の化粧材の表面に、更に、透明保
護層6を有している。
第3図は、更に別の例を示すものであり、基材lの表面
には金属蒸着済ヶとの間に印刷7が施されている状態を
示す。
本発明の製造法を以下、順を追って説明すると、まず、
本発明においては平坦部3と凹部コとを有する基材/を
準備する。
好ましい基材lとしては合成樹脂、例えば、硬質もしく
は軟質のポリ塩化ビニル樹脂、ポリメタクリル酸メチル
樹脂等のアクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂、ポリ    )エチレンテレフタレート樹
脂、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂、ポリアミド樹脂
等からなるフィルムもしくはシートを挙げることができ
、これら合成樹脂のフィルムもしくはシートは所望の形
状とは逆型の形状のエンボス版を用いてロールエンホス
法モジ<ハ平フレスエンボス法によりエンボスする等に
より、平坦部3と凹部コを形成することができる。基材
lは単独でも、他のプラスチックや布等との複合体であ
ってもよい。
基材/としては上記の合成樹脂からなるもの以外にも、
一般に化粧材の基材として使用されるものであれば、い
ずれも使用しうる。合成樹脂以外からなる基材には、基
材自体の製造時、もしくは基材の製造後に適宜な手段に
よって賦型し、平坦部3と凹部コとを形成しておく。
基材lには、必要に応じ、金属蒸着済すや、印刷7との
接着を向上させる意味で適当な処理を施しておいてもよ
い。例えば前記した合成樹脂からなるフィルムもしくは
シートの場合には、アクリル酸エステル系、塩化ビニル
/酢酸ビニル共重合系、線状ポリエステル系、セルロー
スエステル系、ポリウレタン系等の樹脂の溶液を塗′布
してアンダーコート層を形成しておくか、又は、コロナ
放電処理等を施しておくとよい。
凹部コは必要に応じ、その深さ、巾、断面形状、及び設
ける密度を適宜に調整しうる。凹部コは布目、木目、石
目、もしくはその他の形状を模して形成するのがよい。
基材lの表面には予め印刷7を施してあってもよく、印
刷7は第3図のように平坦部3のみならず、凹部λに形
成してあってもよい。印刷7と金属蒸着済lの相乗効果
は後述する。
基材lの表面、即ち、平坦部と凹部を有する面には適宜
な手段により金属蒸着済を形成する。
金属蒸着済グを形成する手段としては、蒸着、スパッタ
リング、CvD1イオンブレーティング、著しくは分子
線エピタキシー等を挙げることができ、金属としては、
アルミニウム、銅、クロム、亜鉛等、もしくはその他の
金属を用いることができる。金属蒸着済lの厚みとして
は0.03μm−0/μmであり、金属蒸着済ダに特に
透光性を要するセミ蒸着の場合には0.03μm〜0.
0!iμm程度が好ましく、金属光沢を金属蒸着済グに
金属光沢を付与する場合には0.05μm〜0、/μm
程度が好ましい。
上記の厚みの金属蒸着済亭を形成した際に凹部ユが埋め
られないために、凹部コの深さは少くとも金属蒸着済の
厚みよりも深くしておくことが望ましい。
なお、基材表面に印刷7が形成されているときは、印刷
70部分と、印刷7のない基材表面との表面の微細凹凸
状態に伴なって金属蒸着済ダの表面の艶状態を変化させ
ることができる。
金属蒸着済ダを形成した基材の表面には塗料Sを塗布し
、塗布された塗料が未乾燥のうちに塗料をかきとる。
ここで用いる塗料としては種々のものを用いることがで
きるが、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニ
ル共重合体、線状ポリエステル樹脂、セルロースエステ
ル系樹脂、セルロースエーテル系樹脂、ポリアミド樹脂
、ポリビニルブーF−7−ル樹脂、ポリウレタン樹脂、
エポキシ樹脂、メラミン樹脂、もしくはフタル酸樹脂等
の合成樹脂、又は天然樹脂をベヒクルとし、染料もしく
は顔料の着色剤、体質顔料、可塑剤、溶剤、希釈剤等を
適宜に混練して作成したものである。
上記の塗料はロールコートもしくはナイフコート等の公
知の塗布方法により、基材/の表面の金属蒸着済り上に
塗布し、その直後の、塗料が未乾燥のうちにドクターブ
レード、スキージ−1もしくはワイピングペーパー等で
かきとるか、或いは一旦塗布してからかきとるかわりに
、ドクターブレードもしくはスキージ−に接して塗料を
基材の金属蒸着済にたらし、ドクターブレードもしくは
スキージ−を移動させることにより、塗布とかきとすな
実質上同時に行なうこともできる。
塗料の色相、明度、彩度等は所定のものになるよう塗料
を調整するが、例えば、木目の導管を凹部として形成し
た、木目の凹部には、その相種の導管の色に合わせて調
整する。
なお、塗料Sは凹部λにも金属光沢を持たせ    、
るときは塗料自体を無色透明にするか、或いは透明性の
高い着色剤(染料もしくは微細な粒子からなる顔料)を
用いて着色した有色透明のものとすればよい。
上記の工程を経ると、塗料は平坦部相当部では除去され
、凹部相当部に充填されるが、場合によってはドクター
ブレード等のかきとり手段の形状や当て方を変えること
により、平坦部相当部にも若干の塗料を残すようにして
もよく、このようにすると、金属蒸着済グへの指紋付着
の防止、及び若干の耐腐食性の向上が可能になる。
金属蒸着済ケを保護してその腐食を防止する目的で、金
属蒸着済q上に透明保護層6を形成するのがよく、透明
保護層6を構成する合成樹脂としては塩化ビニル/酢酸
ビニル共重合体、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、も
しくはフッ素樹脂等を用いることができ、これらの合成
樹脂を有機溶剤に溶解して作成した透明合成樹脂塗料を
ロールコータ−、ワイヤーバーコーター等を用いて塗布
し、乾燥することにより透明保護層6とする。透明保護
層の乾燥時塗布量は例えば左g/rn’程度である。
作用・効果 本発明の方法によれば平坦部と凹部な予め有する基材に
金網蒸着層を形成するので、従来の方法のようにエンボ
ス等により亀裂や傷の発生することがなく、歩留りが向
上する上、金属光沢と凹部に充填された塗料からなる立
体的な化粧材が得られる。
用途 本発明の方法で得られる化粧材は金属光沢と立体感を有
し、意匠効果が高いため、家電、家具、もしくは雑貨等
の表面化粧材や、建築内装材もしくは建築外装材の仕上
げ材として利用できるし、又、金属蒸着済の断熱効果と
意匠効果を利用してブラインド等に利用できる。
特に基材として透明フィルムを用い金属蒸着済をセミ蒸
着により形成したときは、凹部の塗料が浮き出して見え
るので、透光性のブラインド、又は装飾効果も兼ねた窓
貼り用フィルムとしても利用できる。
実施例/ 硬質塩化ビニル樹脂の着色不透明フィルム(厚さ/jθ
μ)に木目のエンボスを行ない、表面にアルミニウムを
約aθ6μの厚さになるよう真空蒸着した。次に蒸着面
にアクリル酸エステルのトルエン溶液に無機顔料を分散
した赤褐色塗料を塗布し、塗布直後にドクターで平坦部
の塗料を実質的に除去すると同時に、凹部に着色塗料を
埋め込んだ。乾燥後、平坦部はメタリック調で、凹部の
着色模様がメタリック調バックグラウンドの中に浮き出
た美しい化粧シートが得られた。
実施例コ 透明な硬質塩化ビニル樹脂フィルム(厚さ100μ)に
細かい布目のエンボスを行ない、表面にアルミニウムを
約0.03μの厚さになるようセミ真空蒸着した。次に
セミ真空蒸着面にポリウレタン系のベヒクルに有機顔料
を分散した透明着色塗料を塗布し、塗布直後にドクター
でかきとり、平坦部の塗料を実質的に除去すると同時に
、凹部に着色塗料を埋め込んだ。乾燥後、クロス調の化
粧シートが得られた。その表面に塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体の有機溶剤溶液を約3 !!/rrt (固
形分)塗工し、透光性でシルキーなロールブラインド用
材を作った。
実施例3 ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(厚さSθμ
)に、グラビアインキで階調性のある木目を有する版深
の深い版胴な用いて印刷し、約& −/θμのインキを
付着させた。次に印刷模様の凹凸の深さに対応したエン
ボス版を用い、印刷に同調したエンボスを付与した。表
面にクロムを真空蒸着し、その上に、塩化ビニル−酢酸
ビニル系ベヒクルに無機顔料を分散させた着色塗料を塗
布し、塗布直後にドクターでしごき、平坦部の塗料を実
質的に除去し、乾燥し、金属の階調模様とエンボスの着
色模様が同調した美しい化粧シートを得た。     
     ゛1
【図面の簡単な説明】
第7図〜第3図は、いずれも本発明の方法によって得ら
れる化粧材の断面図である。 l・・・・・・・・・・・基  材 コ・・・・・・・・・・・凹  部 3・・・・・・・・・・・平坦部 グ・・・・・・・・・・・金属蒸着済 5・・・・・・・・・・・塗  料 6・・・・・・・・・・・透明保護層 7・・・・・・・・・・・印  刷 第1図 第2図 第3図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平坦部と凹部とを有する基材表面に金属蒸着を行
    ない、その後、金属蒸着済の基材表面に塗料を塗布し、
    しかる後、塗布された塗料が未乾燥のうちに基材表面の
    平坦部相当部分に付着した塗料をかきとることにより平
    坦部相当部分の塗料を除去すると共に凹部相当部に塗料
    を充填し、その後、塗料を乾燥させることを特徴とする
    化粧材の製造法。
  2. (2)基材が透明であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の化粧材の製造法。
  3. (3)基材が不透明であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の化粧材の製造法。
  4. (4)凹部が布目状に形成されている基材を用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項いずれか記
    載の化粧材の製造法。
  5. (5)凹部が木目状に形成されている基材を用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項いずれか記
    載の化粧材の製造法。
  6. (6)凹部が石目状に形成されている基材を用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項いずれか記
    載の化粧材の製造法。
  7. (7)表面に印刷が施されている基材を用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第6項いずれか記載の
    化粧材の製造法。
  8. (8)塗料を乾燥後、更に透明保護層を形成することを
    含む特許請求の範囲第1項〜第7項いずれか記載の化粧
    材の製造法。
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