JPH03134154A - ヘアライン状金属蒸着層の形成方法 - Google Patents

ヘアライン状金属蒸着層の形成方法

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JPH03134154A
JPH03134154A JP27013189A JP27013189A JPH03134154A JP H03134154 A JPH03134154 A JP H03134154A JP 27013189 A JP27013189 A JP 27013189A JP 27013189 A JP27013189 A JP 27013189A JP H03134154 A JPH03134154 A JP H03134154A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
hairline
soluble resin
layer
vapor deposition
Prior art date
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Pending
Application number
JP27013189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kitamura
洋一 北村
Shigetomo Sakakibara
茂知 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、基材フィルム上に、金属光沢を持った条痕模
様を部分的に形成する方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、完全に見当の一致した条痕模
様と金属蒸着層を形成する方法に関する。
(従来の技術) 条痕模様を有する金属蒸着層を形成する方法は・従来か
ら良く知られている。
すなわち、サンドブラスト等の切削方法によりヘアライ
ン模様を形成した基材フィルム上に金属蒸着層を形成す
る方法である。無機充填材を含むインキを印刷した後金
属蒸着する方法もあるが、この方法では基材表面にラン
ダムな凹凸を形成してマット化した金属蒸着層が形成で
きるにとどまり、ヘアライン模様のような方向性のある
凹凸を有する金属蒸着層を形成することはできない。
一方、金属蒸着層を部分的に形成する方法も種々知られ
ている0代表的には遮蔽物を介して金属蒸着した後遮蔽
物を除去する方法である。遮蔽物には水溶性樹脂層が利
用でき、水洗によって除去できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、基材フィルム上に、ヘアライン模様を有
する金属蒸着層を見当良く形成することはできなかった
例えば予めヘアライン模様を形成した基材フィルムに水
溶性樹脂を印刷し、金属蒸着した後水洗すると、ヘアラ
イン状の金属蒸着層が部分的に形成できるが、金属蒸着
層の存在しない部分にもへアライン模様か存在する結果
となる。
(課題を解決するための手段) この問題を解決するため、本発明は、基材フィルムの片
面に部分的に水溶性樹脂層を設け、この水溶性樹脂層の
厚みより浅い条痕模様を全面に施した後、金属蒸着層を
形成し、次いで水洗することを特徴とするヘアライン状
金属蒸着層の形成方法を提供する。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
本発明に係る基材フィルム(1)は水溶性樹脂層と金属
蒸着層の支持体となるものである。ヘアライン状の金属
蒸着層を部分的に形成する点から、表面平滑なものが望
ましい。
基材フィルム(1)の材質は任意のもので良いが、プラ
スチックが好ましい、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリカーボネート等である。セロハンであ
っても良い、また、これらの積層材料であっても良い。
なお、基材フィルム(1)が、適当な支持体上に剥離容
易な剥離層を設けた積層構造を有する場合は、得られる
製品を転写箔とすることができる。
すなわち、接着剤を介して被転写体に接着し、支持体の
みを剥離除去して金属蒸着層を転写できる。
このような支持体と剥離層の組合せは公知である。
例えばポリエステルフィルムとアクリル系樹脂である。
水溶性樹脂層(2)は、ヘアライン模様と金属蒸着層を
見当良(形成するためのもので、基材フィルム(1)の
片面に部分的に形成する。
水溶性樹脂としてはポリアクリル酸又はその塩、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
イミン、カゼイン、ヒドロキシプロピルセルロース等の
セルロース樹脂、デンプン等の樹脂が使用できる。また
炭酸カルシウム等の無機充填材を混合して、水溶性樹脂
層の水の浸透性を向上することもできる。
水溶性樹脂層(2)は文字状、絵柄状等の形状に部分的
に形成する。形成はスクリーン印刷、グラビア印刷等の
方法によれば良い(第1図)。
条痕模m (3)は、ヘアライン状に、水溶性樹脂層の
設けられた基材フィルム全面に刻設する。
すなわち、水溶性樹脂層の存在する部分ではその表面を
、ない部分では基材フィルム表面を刻設する。刻設はサ
ンドブラストによって可能である。
条痕模様(3)は、水溶性樹脂層(2)の厚みより浅く
形成する。水溶性樹脂層(3)の厚みより深い場合は基
材フィルム(1)を傷つけることになる。もっとも、印
刷により形成された水溶性樹脂層(2)の厚みはムラが
あり、条痕模様(3)の深さを厳密にコントロールする
ことも困難であるから、水溶性樹脂層(2)の状態を目
視で確認しながら刻設することが望ましい0条痕(3)
は部分的に深さを変えることもできる(第2図)。
金属蒸着層(4)は装飾のために設けられる。
金属としてはアルミニウム、鉄、スズ、銅、銀、クロム
等が使用できるが、アルミニウムが安価である。蒸着は
常法によって良く、抵抗加熱又は誘導加熱による真空蒸
着、スパッタリング等で可能である。遮蔽物を用いる必
要もない、金属蒸着層(4)は100〜1000オング
ストロームの厚さに設ければ良い(第3図)。
水洗は、水溶性樹脂層とその上の金属蒸着層を除去して
基材フィルムを露出するために行なう。
すなわち、フィルムを水中に浸漬し、水溶性樹脂層が溶
解膨潤したところで、軽くふきとれば良い。
水には、表面活性剤、アルコール系溶剤を0. 1〜5
%添加しても良い。
得られるフィルムはヘアライン模様を有する金属蒸着層
が部分的に形成されたもので、金属蒸着層には全面にわ
たってヘアライン模様が形成されており、金属蒸着層の
存在しない部分にはヘアライン模様が存在しない(第4
図)、金属蒸着層の上には、更に他の材料を積層するこ
ともできる。
紙、フィルム、塗料、接着剤等である。
(実施例) 厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの
片面に、ポリビニルアルコールを部分的にグラビア印刷
した。
十分に乾燥した後、フィルム表面をサンドプラストして
ヘアライン模様を刻設した。刻設は、目視によりポリビ
ニルアルコール層を突き抜けることがないようにコント
ロールして、全面に行なった。なお、刻設は部分的に深
さを変化させて行なった。
次いで抵抗加熱による真空蒸着により、アルミニウムを
全面に400オングストロームの厚さに蒸着した。
最後に水洗して金属蒸着層を部分化した。
得られた製品は、金属蒸着層が部分的に存在し、この金
属蒸着層には全面にヘアライン状の模様が設けられてお
り、見える角度により反射光の位置が変化して美しく見
えた。また金属蒸着層のない部分ではヘアライン模様も
なく、透明であった。
(効果) 本発明によれば、ヘアライン模様と完全に見ゴの一致し
た部分的な金属蒸着層を形成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の工程を示す断面図。 第1図は水溶性樹脂層形成工程、第2図は刻設工程、第
3図は蒸着工程、第4図は水洗工程を示す。 (1)・・・基材フィルム (2)・・・水溶性樹脂層
(3)・・・条痕模様   (4)・・・金属蒸着層許
  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材フィルムの片面に部分的に水溶性樹脂層を設
    け、この水溶性樹脂層の厚みより浅い条痕模様を全面に
    施した後、金属蒸着層を形成し、次いで水洗することを
    特徴とするヘアライン状金属蒸着層の形成方法。
JP27013189A 1989-10-17 1989-10-17 ヘアライン状金属蒸着層の形成方法 Pending JPH03134154A (ja)

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JP27013189A JPH03134154A (ja) 1989-10-17 1989-10-17 ヘアライン状金属蒸着層の形成方法

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JP (1) JPH03134154A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002044439A1 (en) * 2000-11-29 2002-06-06 Mipa S.P.A. Process for the preparation of printed and partially metalized plastic films
JP2004510610A (ja) * 2000-10-09 2004-04-08 ヒューエック フォリエン ゲゼルシャフト エム.ベー.ハー. 金属被覆されたフィルム及びその製造方法並びに利用法

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JP2004510610A (ja) * 2000-10-09 2004-04-08 ヒューエック フォリエン ゲゼルシャフト エム.ベー.ハー. 金属被覆されたフィルム及びその製造方法並びに利用法
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