JPH0737112B2 - 装飾用積層体 - Google Patents
装飾用積層体Info
- Publication number
- JPH0737112B2 JPH0737112B2 JP5010019A JP1001993A JPH0737112B2 JP H0737112 B2 JPH0737112 B2 JP H0737112B2 JP 5010019 A JP5010019 A JP 5010019A JP 1001993 A JP1001993 A JP 1001993A JP H0737112 B2 JPH0737112 B2 JP H0737112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vapor deposition
- metal vapor
- deposition film
- film
- decorative laminate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、装飾用積層体に関
し、特にステッカ、装飾プレート、エンブレム、銘板な
どに好適な装飾用積層体に関する。
し、特にステッカ、装飾プレート、エンブレム、銘板な
どに好適な装飾用積層体に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の装飾用積層体では、金属箔や金
属蒸着フィルムを用いて金属光沢による美麗さを引き立
たせることは従来から行なわれている。
属蒸着フィルムを用いて金属光沢による美麗さを引き立
たせることは従来から行なわれている。
【０００３】さらに、ホログラムレリープパターンを設
けた合成樹脂フィルムに金属蒸着を施したホログラムフ
ィルムは、金属光沢に加えて特有の干渉色を呈するもの
として装飾用積層体に利用され始めている。
けた合成樹脂フィルムに金属蒸着を施したホログラムフ
ィルムは、金属光沢に加えて特有の干渉色を呈するもの
として装飾用積層体に利用され始めている。
【０００４】
【発明の課題】上記のような金属箔や金属蒸着膜は、エ
ッチング処理によって文字や模様などの様様なパターン
を現出することができるので、装飾用に適した材料と言
うことができるが、金属蒸着フィルムやホログラムフィ
ルムを単独で用いたものは、それ自体の性質を利用した
だけで単調になりがちである。
ッチング処理によって文字や模様などの様様なパターン
を現出することができるので、装飾用に適した材料と言
うことができるが、金属蒸着フィルムやホログラムフィ
ルムを単独で用いたものは、それ自体の性質を利用した
だけで単調になりがちである。
【０００５】また、複雑なパターンや色彩を多く用いる
とそれだけコスト高になる問題もある。
とそれだけコスト高になる問題もある。
【０００６】そこで、この発明の課題は、多彩で興趣の
深い装飾用積層体を安価に得ることである。
深い装飾用積層体を安価に得ることである。
【０００７】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この発
明においては、透明又は半透明基材の一面に、金属蒸着
フィルムをその金属蒸着膜を外面にして積層し、前記基
材を他面に、ホログラムフィルムをその金属蒸着膜を外
面にして積層し、それぞれの金属蒸着膜にレジスト層を
設けてエッチングを施したのである。また、上記基材の
両面にホログラムフィルムを積層し、同様にエッチング
を施してもよい。
明においては、透明又は半透明基材の一面に、金属蒸着
フィルムをその金属蒸着膜を外面にして積層し、前記基
材を他面に、ホログラムフィルムをその金属蒸着膜を外
面にして積層し、それぞれの金属蒸着膜にレジスト層を
設けてエッチングを施したのである。また、上記基材の
両面にホログラムフィルムを積層し、同様にエッチング
を施してもよい。
【０００８】
【作用】例えばホログラムフィルムに適宜パターンをエ
ッチングによって残留させ、金属蒸着フィルムに文字を
残留させて、金属蒸着フィルム側から観察すると、干渉
色によって様様に変化するパターンを背景にして、角度
によって色彩の変化に富む金属色の文字が立体的に浮び
上る。両面がホログラムフィルムの場合も同様である。
ッチングによって残留させ、金属蒸着フィルムに文字を
残留させて、金属蒸着フィルム側から観察すると、干渉
色によって様様に変化するパターンを背景にして、角度
によって色彩の変化に富む金属色の文字が立体的に浮び
上る。両面がホログラムフィルムの場合も同様である。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１０】まず、図１に示すように、透明又は半透明
基材１の一面に、接着剤２を介して金属蒸着フィルム３
を積層し、基材１の他面に、接着剤４を介してホログラ
ムフィルム５を積層する。
基材１の一面に、接着剤２を介して金属蒸着フィルム３
を積層し、基材１の他面に、接着剤４を介してホログラ
ムフィルム５を積層する。
【００１１】前記基材１は、ポリカーボネート、ポリエ
ステル等の合成樹脂より成り、厚さは１００μ〜５mm程
度である。勿論それ以上の厚さがあってもよい。また、
着色顔料を混入しておいたり、予め印刷を施しておくこ
ともできる。
ステル等の合成樹脂より成り、厚さは１００μ〜５mm程
度である。勿論それ以上の厚さがあってもよい。また、
着色顔料を混入しておいたり、予め印刷を施しておくこ
ともできる。
【００１２】前記金属蒸着フィルム３は、ポリエステル
等の合成樹脂フィルム３ａにアルミニウム等の金属蒸着
膜３ｂを形成したものである。
等の合成樹脂フィルム３ａにアルミニウム等の金属蒸着
膜３ｂを形成したものである。
【００１３】また、前記ホログラムフィルム５は、ホロ
グラムレリーフパターンを形成したポリエステル等の合
成樹脂フィルム５ａにアルミニウム等の金属蒸着膜５ｂ
を設けたものである。
グラムレリーフパターンを形成したポリエステル等の合
成樹脂フィルム５ａにアルミニウム等の金属蒸着膜５ｂ
を設けたものである。
【００１４】次に、図２に示すように、前記金属蒸着膜
３ｂ及び５ｂの外面に、任意の文字、模様等のパターン
で透明なレジスト層６及び７を設ける。このレジスト層
６、７は、ウレタン系二液反応型レジストインキが好ま
しく、スクリーン印刷で両面同時に設けることができ
る。また、レジスト層６、７のパターンは、両者で異な
っていてもよく、勿論全面塗布であってもよい。さらに
適宜顔料を混入することができる。
３ｂ及び５ｂの外面に、任意の文字、模様等のパターン
で透明なレジスト層６及び７を設ける。このレジスト層
６、７は、ウレタン系二液反応型レジストインキが好ま
しく、スクリーン印刷で両面同時に設けることができ
る。また、レジスト層６、７のパターンは、両者で異な
っていてもよく、勿論全面塗布であってもよい。さらに
適宜顔料を混入することができる。
【００１５】上記レジスト層６、７が充分乾燥した後、
両面同時にエッチング処理を行ない、レジスト層６、７
の無い部分を溶解除去すると、図３に示すように、レジ
スト層６、７のパターンに対応する金属蒸着膜３ｂ、５
ｂが残存した装飾用積層体１０が出来上る。
両面同時にエッチング処理を行ない、レジスト層６、７
の無い部分を溶解除去すると、図３に示すように、レジ
スト層６、７のパターンに対応する金属蒸着膜３ｂ、５
ｂが残存した装飾用積層体１０が出来上る。
【００１６】同様にして、基材１の両面にホログラムフ
ィルム５を貼り合せ上述と同様の処理を施して、図４に
示すような装飾用積層体１０を作製することができる。
ィルム５を貼り合せ上述と同様の処理を施して、図４に
示すような装飾用積層体１０を作製することができる。
【００１７】図５に示すように、上記装飾用積層体１０
の片面又は両面に印刷層１１、１２を設けることができ
る。さらに表面保護層１３、１４を設けてもよい。
の片面又は両面に印刷層１１、１２を設けることができ
る。さらに表面保護層１３、１４を設けてもよい。
【００１８】
【効果】この発明によれば、以上のように、透明又は半
透明基材の両面に、それぞれ金属蒸着フィルムとホログ
ラムフィルム又はホログラムフィルムのみを積層し、こ
れらのフィルムの金属蒸着膜を適当なパターンにエッチ
ングしたので、片面のフィルム側から見ると、多彩に変
化するホログラムパターンを背景にして、他面側のパタ
ーンが立体的に浮び上り、美観の非常に優れた積層体が
得られる。
透明基材の両面に、それぞれ金属蒸着フィルムとホログ
ラムフィルム又はホログラムフィルムのみを積層し、こ
れらのフィルムの金属蒸着膜を適当なパターンにエッチ
ングしたので、片面のフィルム側から見ると、多彩に変
化するホログラムパターンを背景にして、他面側のパタ
ーンが立体的に浮び上り、美観の非常に優れた積層体が
得られる。
【００１９】また、この装飾用積層体は、両面印刷及び
両面エッチングによって作製できるので、コスト的にも
有利である。
両面エッチングによって作製できるので、コスト的にも
有利である。
【図１】装飾用積層体の作業工程を示す断面図
【図２】同上の次工程を示す断面図
【図３】装飾用積層体の断面図
【図４】装飾用積層体の他の例を示す断面図
【図５】装飾用積層体に印刷層等を設けた例を示す断面
図
図
１ 透明な基材 ２ 接着剤 ３ 金属蒸着フィルム ３ａ 合成樹脂フィルム ３ｂ 金属蒸着膜 ４ 接着剤 ５ ホログラムフィルム ５ａ 合成樹脂フィルム ５ｂ 金属蒸着膜 ６ レジスト層 ７ レジスト層 １０ 装飾用積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｆ 3/02 Ｇ 7323−5Ｇ Ｗ 7323−5Ｇ 13/08 8621−5Ｇ
Claims (2)
- 【請求項１】 透明又は半透明基材の一面に、金属蒸着
フィルムをその金属蒸着膜を外面にして積層し、前記基
材の他面に、ホログラムフィルムをその金属蒸着膜を外
面にして積層し、それぞれの金属蒸着膜に適宜パターン
のレジスト層を設けてエッチングによりレジスト層のパ
ターンに対応する金属蒸着膜を残存させた装飾用積層
体。 - 【請求項２】 透明又は半透明基材の両面に、ホログラ
ムフィルムをその金属蒸着膜を外面にして積層し、それ
ぞれの金属蒸着膜に適宜パターンのレジスト層を設けて
エッチングによりレジスト層のパターンに対応する金属
蒸着膜を残存させた装飾用積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5010019A JPH0737112B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 装飾用積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5010019A JPH0737112B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 装飾用積層体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218874A JPH06218874A (ja) | 1994-08-09 |
| JPH0737112B2 true JPH0737112B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=11738692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5010019A Expired - Lifetime JPH0737112B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 装飾用積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737112B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010027941A (ko) * | 1999-09-16 | 2001-04-06 | 김현대 | 홀로그램면과 마이크로프리즘 반사면을 복합형성한 반사지 및 그 제조방법 |
| TWI399293B (zh) * | 2008-12-24 | 2013-06-21 | Cheng Chia Yang | Dimensional mark and its system |
| JP5532961B2 (ja) * | 2009-01-28 | 2014-06-25 | 凸版印刷株式会社 | 情報表示パネル |
| KR101463541B1 (ko) * | 2013-06-10 | 2014-11-19 | 주식회사 화진 | 복수 개의 금속층을 구비한 장식 부재 및 장식 부재 제조 방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04104188A (ja) * | 1990-08-23 | 1992-04-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 部分蒸着層および回折格子もしくはホログラム層を有するシートおよびその製造方法 |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP5010019A patent/JPH0737112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06218874A (ja) | 1994-08-09 |
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