JPH04104188A - 部分蒸着層および回折格子もしくはホログラム層を有するシートおよびその製造方法 - Google Patents

部分蒸着層および回折格子もしくはホログラム層を有するシートおよびその製造方法

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JPH04104188A
JPH04104188A JP22000890A JP22000890A JPH04104188A JP H04104188 A JPH04104188 A JP H04104188A JP 22000890 A JP22000890 A JP 22000890A JP 22000890 A JP22000890 A JP 22000890A JP H04104188 A JPH04104188 A JP H04104188A
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JP
Japan
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sheet
layer
hologram
partially
vapor deposited
Prior art date
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JP22000890A
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English (en)
Inventor
Yuji Kuwabara
祐司 桑原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Holo Graphy (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1部分蒸着層および回折格子もしくはホログ
ラム層を有するシートおよびその製造方法に関する。本
発明のシートは、蒸着層部分に対応する回折光もしくは
ホログラム像を与え、装飾性に富んでいる。
〔従来の技術〕
従来、ホログラムを利用した装飾用シートは、基材シー
ト上に部分的に(通常は装飾模様に対応して)ホログラ
ムを形成することにより製造されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし従来の部分的ホログラム形成法は、模様に対応す
るホログラム原版の製造に多数の工程と時間を必要とし
、費用がかかる。
従って、本発明の課題は、ホログラムを利用した装飾シ
ートを簡単かつ経済的な手段で提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記の課題を達成するもので、透明な基材シー
ト、その片面上に部分的に施された金属蒸着層、および
該金属蒸着層上または該基材シートのもう一方の面上に
全面に付与された回折格子もしくはホログラム層から構
成されていることを特徴とする、部分蒸着層および回折
格子もしくはホログラム層を有するシートである。
本発明はさらに、透明または不透明な基材シート、その
片面上に全面に付与された回折格子もしくはホログラム
層、およびその上に部分的に施された金属蒸着層から構
成されている事を特徴とする、部分蒸着層および回折格
子もしくはホログラム層を有するシートである。
これら本発明のシートは、下記の方法により製造するこ
とができる。
透明な基材シートの片面に部分的に金属蒸着層を設け、
次いで該部分的金属蒸着層上にまたは該基材シートのも
う一方の面上に全面に回折格子もしくはホログラム層を
形成するか、あるいは透明または不透明な基材シートの
片面に全面に回折格子もしくはホログラム層を形成し、
次いでその上に部分的に金属蒸着層を設ける。
本発明による部分蒸着層および回折格子もしくはホログ
ラム層を有するシートの基本的構成を第1図に断面図と
して示す。この図において、1は基材シート、2は部分
金属蒸着層、3は回折格子もしくはホログラム層である
本発明において、基材シートとしては、例えば次の樹脂
製のシートを用いることができる。ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
テレフタレート/イソフタレート共重合体等のポリエス
テル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチル
ペンテン等のポリオレフィン樹脂、ポリフッ化ビニル、
ポリ、フッ化ビニリデン、ポリ4フツ化エチレン、エチ
レン/4フツ化エチレン共重合体等のポリフッ化エチレ
ン系樹脂、ナイロン6、ナイロン6.6等のポリアミド
、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、
エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/ビニルアル
コール共重合体、ポリビニルアルコール、ビニロン等の
ビニル重合体、三酢酸セルロース、セロファン等のセル
ロース系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリ
ル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブ
チル等のアクリル系樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネ
ート、ボリアリレート、ポリイミド等。これらのシート
は単層であってよく、あるいは複数の同種または異種の
シートの積層物であってもよい。
基材シートは一般に約6〜200μmの厚さを有する。
第1図AおよびBに示す本発明のシートのためには、透
明な基材シートが用いられ、第1図Cに示す本発明のシ
ートのためには、透明または不透明な基材シートを用い
ることができる。
金属蒸着層としては、アルミニウム、クロム、ニッケル
の蒸着層が一般に用いられ、耐光性および耐食性を考慮
すると、クロム蒸着層が好ましい。
基材シートの表面に金属蒸着層を設けるために、好まし
くはブライマー層、特に好ましくはポリウレタン系樹脂
のブライマー層が施される。
金属蒸着層を部分的に(または模様状に)設けるには、
常法により、例えば水溶性インキを模様状に設けたのち
金属を蒸着し、次いで水洗することができる。こうして
水溶性インキの上に蒸着された金属層は洗浄除去され、
水溶性インキの存在しなかった部分にのみ金属蒸着層が
残る。この方法のほかに、全面に金属を蒸着したのち、
その上に耐酸性または耐アルカリ性の樹脂により模様層
(いわゆるレジスト層)を設け、次いで常法によりエツ
チングすることもできる。この場合はレジスト層が存在
する部分に金属蒸着層が残る。レジスト層を形成するた
めには既知のレジストインキを用いて常法により印刷す
ることができる。レジストインキは着色されていてもよ
い。
このようして基材シートの片面に部分的に施された金属
蒸着層の上に、あるいはその反対側に、回折格子または
ホログラム層を全面に付与することにより、それぞれ第
1図AまたはBに示す本発明のシートが得られる。回折
格子もしくはホログラム層の付与は、例えば特開昭58
−184986号公報(光透過性フィルムとホログラム
エンボス版の間に紫外線もしくは電子線硬化性樹脂液を
充填したのち、紫外線または電子線を照射し、脱型する
)、および同61〜156273号公報(基材フィルム
上に固体状態反応性樹脂の塗膜を設け、この塗膜に熱圧
によりホログラムエンボスを付与したのち樹脂を硬化さ
せる)に記載の方法によって行うことができる。
一方、基材シートの片面にまず上記の方法により回折格
子もしくはホログラム層を全面に形成し、次いでその上
に上記の方法により部分的に金属蒸着層を設けることに
より、第1図Cに示す本発明のシートが得られる。
第2図は上記の製造工程を説明するための上面図であり
、第2図Aは水溶性インキを用いる場合、第2図Bはレ
ジストインキを用いる場合を示す。
本発明のシートは、例えば装飾材(例えば合せ硝子の中
間シート)として、さらに包装用、広告媒体用、デイス
プレィ用等に用いることかできる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 ホログラム加工された厚さ50μmのポリエチレンテレ
フタレート基材シートの片面(ホログラム層面)に、水
溶性インキ(昭和インク製、シルク用水洗ブライマーN
α4;粘度1000cps)を用いて連続多色シルク印
刷機により、原反の絵柄と同調するように、蒸着を残し
ておきたい部分以外の全面に印刷を行った。
この印刷面の全面に、アルミニウム蒸着層をスパッタリ
ングにより350人の厚さに設けたのち水洗すると、水
溶性インキ層の上に存在するアルミニウム蒸着層は水溶
性インキ層と共に除去され、第1図Cに示す本発明のシ
ートが得られた。
実施例2 実施例Iで用いたのと同じ基材シートの、ホログラム面
層に、アルミニウム蒸着層(厚さ350人)をスパッタ
リングにより全面に設けた。
次いでアルミニウム蒸着層の上に、アルカリエツチング
用レジストインキ(大日精化製、VMALシルク用メジ
ウムD;粘度1000cps)を用いて、原反の絵柄と
同調するように印刷した。
この印刷されたシートを1%水酸化ナトリウム水溶液で
アルカリエツチングを行うと、レジストインキ層が存在
する部分にアルミニウム蒸着層が残り、その他の部分の
アルミニウム蒸着層は除去された。こうして第1図Cに
示す本発明のシートが得られた。
実施例3 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート基材シート
の片面に、まず実施例1と同じ水溶性インキを用いて部
分的に印刷を行い、次いでこの印刷面に同様にしてアル
ミニウム蒸着したのち水洗した。こうして得られた部分
アルミニウム蒸着層の上にホログラム層を付与すると、
第1図Aに示す本発明のシートが得られた。
実施例4 実施例2と同様に操作したが、基材シートのホログラム
加工されていない面にアルミニウム蒸着層を全面に設け
、次いでこの蒸着層の上にレジストインキで印刷したの
ち、アルカリエツチングした。こうして第1図Bに示す
本発明のシートが得られた。
〔発明の効果〕
本発明のシートは、従来のものと異なり、全面に回折格
子もしくはホログラム層を有しているが、蒸着層の部分
においてのみ回折光またはホログラム像か可視化され、
これにより模様状の回折光またはホログラム像が得られ
る。非蒸着部の回折光またはホログラム像はほとんど目
立たず、無視することができる。このように、全面に回
折格子またはホログラム層を設けうろことにより、回折
格子またはホログラム原版の製造を著しく簡略化でき、
その結果、従来よりも少ない工程、時間および費用で、
装飾性に富んだシートを提供することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシートの基本的構成を示す断面図、第
2図は本発明のシート製造工程の例を説明するための上
面図である。 1・・・・・・基材シート 2・・・・・・部分金属蒸着層 3・・・・・・回折格子もしくはホログラム層第2 第

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明な基材シート、その片面上に部分的に施され
    た金属蒸着層、および該金属蒸着層上または該基材シー
    トのもう一方の面上に全面に付与された回折格子もしく
    はホログラム層から構成されていることを特徴とする、
    部分蒸着層および回折格子もしくはホログラム層を有す
    るシート。
  2. (2)透明または不透明な基材シート、その片面上に全
    面に付与された回折格子もしくはホログラム層、および
    その上に部分的に施された金属蒸着層から構成されてい
    ることを特徴とする、部分蒸着層および回折もしくはホ
    ログラム層を有するシート。
  3. (3)透明な基材シートの片面に部分的に金属蒸着層を
    設け、次いで該部分的金属蒸着層上にまたは該基材シー
    トのもう一方の面上に全面に回折格子もしくはホログラ
    ム層を形成することを特徴とする、請求項1記載の部分
    蒸着層および回折格子もしくはホログラム層を有するシ
    ートの製造方法。
  4. (4)透明または不透明な基材シートの片面に全面に回
    折格子もしくはホログラム層を形成し、次いでその上に
    部分的に金属蒸着層を設けることを特徴とする、請求項
    2記載の部分蒸着層および回折格子もしくはホログラム
    層を有するシートの製造方法。
JP22000890A 1990-08-23 1990-08-23 部分蒸着層および回折格子もしくはホログラム層を有するシートおよびその製造方法 Pending JPH04104188A (ja)

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