JPS6186155A - 自動工具交換装置 - Google Patents

自動工具交換装置

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JPS6186155A
JPS6186155A JP20760784A JP20760784A JPS6186155A JP S6186155 A JPS6186155 A JP S6186155A JP 20760784 A JP20760784 A JP 20760784A JP 20760784 A JP20760784 A JP 20760784A JP S6186155 A JPS6186155 A JP S6186155A
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JP
Japan
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tool
column
tool magazine
tools
gripping
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JP20760784A
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English (en)
Inventor
Genjuro Horikawa
堀川 源十郎
Kyuichi Sato
久一 佐藤
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マシニングセンタに設備され、工具を自動的
に交換する自動工具交換装置に関する。
従来、マシニングセンタの自動工具交換装置の動作は、
油圧シリンダによる各動作の連続であシ、動作の完了確
認→次の動作の指令→作動、の繰り返しで構成されてい
る。例えば、第10図(飢(b)に示すマシニングセン
タでFi第11図のフローチャートの如く、また、第1
2図(a)t (b)に示すマシニングセンタでは第1
S図のフローチャートの如く、それぞれ各動作が繰り返
される。ここで、図中1は主軸、2はコラム、3は工具
ローダ、3aは工具ローダ3の把持アーム、4は工具マ
ガジンである。
このように、従来の自動工具交換装置の動作はおよそ油
気圧シリンダ等による多、数の動作の連続であることか
ら・ζ各動作端の確認から、次の動作開始に到るロスタ
イムの合計は非常に大きく、そのため、全体の作動サイ
クルタイムを短縮するのが困難であった。また、全体と
して動作数が多く、しかも、盛沢山のメカニズムを小さ
い空間に詰め込むので、装置の構造が複雑になり、製作
費が高くなるといった問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、作動サイ
クルタイムを大幅に短縮することができる上、構造が簡
単で製作費が低減できる自動工具交換装置を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するために1本発明は、主軸を備え、該
主軸の軸線に直交する水平方向に移動自在に設けられた
コラムの近傍に、複数の工具を上記主軸忙保持された工
具と平行な位置に順次繰9出す工具マガジンをコラムの
移動方向に離間させて設け、かつ、該工具マガジンと上
記コラムとの間に、コラムの移動方向に沿う鉛直面内で
旋回自在で主軸の軸線方向に移動l゛在な把持アームの
両端に1工具を把持する把持爪がそれぞれ備えられガレ
ンに保持された工具を順次把持するとともに1把持アー
ムを180度旋回してこれら工具を互いに入れ替え、コ
ラムの工具マガジンからの離間によってこれら工具の把
持を解いてこれら工具を工具マガジンと主軸に保持させ
る工具ローダを配設したもので、コラムの移動によって
工具ローダによる工具の把持および解放がなされるよう
にしたものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図において示すものは本発明に係る自
動、再具交換装置を備えたコラムトラバース型のマシニ
ングセンタで、ペース10の上KX軸方向に動くサドル
11が載置され、かつ、該サドル11の上KZ軸方向に
動くコラム12が設けられると共に、該コラムト2にt
iY軸方向に上下する主軸13がその軸線を2軸方向く
向けて設けられており、ワークテーブル14は固定され
ている。また、上記コラム12のtK1図における左方
には、工具マガジン15が固定して設けられ、該工具マ
ガジン15と上記コラム12との間には、工具ローダ1
6が配設されて偽る。
上記工具ローダ16ij、一端をマガジン本体21  
’忙固定した上下一対のレール17.17に架装されて
X軸方向に移動自在に設けられたフレーム18の前面に
、後記する駆動機構によってX軸方向に沿う鉛直面内で
旋回せしめられ、Z軸方向に移動せしめられる把持アー
ム19が設けられるとともに1該把持アーム19の両端
に、工具Tを把持する把持爪20,20がそれぞれ備え
られて成るもので、そのフレーム18には、上記工具マ
ガジン15のマガジン本体21に固着された係止部材2
20貫通孔22aに移動自在に挿通されて、軸線をX軸
方向に向けて配設され、かっばね23が外嵌された案内
ロッド24の一端(第1図における右端)が固着されて
おシ、該案内ロッド24の他端忙はストッパ部材25が
固着されている。そして、該ストッパ部材25によシ、
上記フレーム18のX軸方向の右行(第1図におけfA
方向の移動)が一定範囲内に制約されて、工具ローダ1
6と上記工具マガジン15との間隔が所定範囲内に抑え
られる一方、ばね23により、フレーム18のX軸方向
の左行(同図におけるB方向の移動)が制約されて、工
具ローダ16と工具マガジン15との間隔が所定間隔よ
シ広がらないようになっている。こζで、上記ばね23
0代りに油空圧シリンダを用いても構わない。
wE4図ないし第7図を参照して上記工具ローダ16を
さらに詳しく説明すると、上記フレーム18の第4図に
おいて右上部には減速機付きの電動モータ26が出力軸
27を7レー′ム18内に突出させて取り付けられ、そ
の出力軸27に第1伝動装置28と第2伝動装置29が
連結されている。上記第1伝動装置28は、出力軸27
に固定された歯車30、フレーム18に取り付けられた
第1中間軸311C支持されて上記歯車30に噛み合わ
された中間歯車32.7レーム18KMRシ付けられた
第2中間軸33に支持された第1ゼネバドライバ34、
上記中間歯車32に噛み合わされて上記第1ゼネバドラ
イバ34に固定された歯車35、7レーム18に取り付
けられた第3中間軸36に支持これ上記第1ゼネバドラ
イバ34により、間欠的に回転させられる第1ゼネバホ
イール37、該第1ゼネバホイール37に固定された歯
車38、フレーム18に回転自在に支持(−シて設けら
れ、かつスプライン軸39が同軸線上に取り付けられる
と共に1上記歯車38に噛み合わされている歯車40と
から構成されている。そして、第5図に示すように、第
1ゼネバドライバ34が120度回転すると、その駆動
ピン41が第1ゼネバホイール37の溝42に噛み合っ
て第1ゼネバホイール37が60度回転するようになっ
ている。なお、上記において歯車30と歯車35の歯数
比は1対2に、また歯車38と歯車40の歯数比は3対
1に設定されている。したがって、モータ26の出力軸
27が2回転すると歯車35が1回転し、また、第1ゼ
ネバドライバ34がその1回転中の120度分回転する
間に第1ゼネバホイール37が60度回転し、それによ
りスプライン軸39が180度回転する。
また、第2伝動装置29は、出力軸27に固定された歯
車43、フレーム18に取り付けられた第4中間軸44
に支持されて上記歯車43に噛み合わされた中間歯車4
5、前記第2中間軸33に支持された第2ゼネバドライ
バ46、該第2ゼネバドライバ46に固定されて上記中
間歯車45にf粛み合わされた歯TL47、前記第3中
間軸36に支持され上記第2ゼネバドライバ46により
間欠的に回転させられる第2ゼネバホイール48、該第
2ゼネバホイール48に固定された歯車49、前記スプ
ライン軸39に遊嵌されて上記歯車49に噛み合わされ
た歯車50とからなる。そして、第2ゼネバドライバ4
6が120度回転すると、上記第1ゼネバドライバ34
と同様に、その駆動ビンが第2ゼネバホイール48の溝
に噛み合って第2ゼネバホイール48が60度回転する
ようになっている。また、歯車43と歯車47の歯数比
は1対11C,歯車49と歯車50の歯数比は5対IK
それぞれ設定されている。この場合は、出力軸27が1
回転すると歯車47も1回転し、また、第2ゼネバドラ
イバ46がその1回転中の120度分回転することによ
シ第2ゼネバホイール48が60度回転し、それにより
歯車50が180度回転する。
一方、フレーム20の第4図において下部には、スプラ
イン軸39を中心に配して中空の固定部材51が固定さ
れ、可動部材52を軸方向と周方向に移動t1つ回動自
在に支持している。上記可動部材52は、前記一対の把
持アーム19を180度対向位置に備え、前記スプライ
ン軸39の軸方向に相対移動自在に、かつスプライン軸
39と一緒に周方向に回転するようにスプライン軸39
に嵌合して取り付けられた軸受け53に、中空軸54を
介して連結されておジ、スプラインuJ39とともに周
方向に回転する構成となっている。
さらにまた、前記固定部材51の内部には、一端にカム
フォロワ55を備えた筒体56が、固定部材51に固着
された滑シキー57を滑り#58に入れて嵌挿され、他
端に設けられたボールベアリング59で中空軸54を支
持している。上記中空軸54と筒体56の間には、外周
面にカム溝ωを形成したバレルカム61が上記カムフォ
ロワ55をカム溝601C入れ、かつその一端を、前記
歯車50に取り付けた固定板621C固定して嵌挿され
ている。そして、歯車50によるバレルカム61の周方
向の回転でカム7オロワ55と一緒に筒体56および可
動部材52が軸方向に移動させられるようになっている
なお、上記において、第2ゼネバホイール48が作動し
た後停止すると、第1ゼネバホイール37が作動を開始
し、その後第1ゼネバホイール37が停止すると第2ゼ
ネバホイール48が再ヒ作動するよう罠なっている。ま
た、カム溝60#iバレルカム61の1回転でカムフォ
ロワ55を前後(第4図で左右)K1往復させるように
なっている。
さらに、前記把持アーム19ti、上記可動部材52に
固着されたもので、その両端には、工具Tを挾んで保持
する一対の前記把持爪20が枢軸63で回動自在に取り
付けられている。把持爪20はその先端に挾みローラ6
4を備え、自体の根端部と把持アーム19との間に入れ
られた押しばね65の作用により、枢軸63を支点に回
動して挾みローラ64で工具Tを把持する構成となって
いる。
また、上記の把持アーム19には、ストッパ66がその
先端を把持アーム19の溝19 aK突出させ、かつ上
記把持爪20の根端部に設けられた係止片67の回動面
に出没自在に取り付けられている。該ストッパ67は、
ばね68に、よル上記係止片67の回動面に押し動かさ
れて、把持爪20の緩み回動を阻止し、把持爪20に把
持された工具Tの脱落を防止するものであシ、把持アー
ム19の溝19aに突出された先端を、フレーム18の
所定位置に固定されているピン86に、よす、押すれる
と、第7図のように、係止片67の回動面から遅mして
把持爪20からの工具Tの数多外しを自由にする構成と
なっている。69は押しばね65による把持爪20の過
回動を防止しているストッパピンである。87は押しば
ね65の一端を支持すると共に、ストッパ66の把持ア
ーム19からの脱出を防止する蓋部材である。88は、
把持アーム19の後面に、前記溝19&に貫通してあけ
た孔であり、前記ピン86が自由に挿通し得る大きさに
形成されている。
一方、前記コラム12には、該コラム12のX軸方向へ
の移動によって前記主軸13のコレットチャック70を
開閉するチャック開閉手段71が付設されている。すな
わち、コラム12の後端(第2図における左上部)には
、中空部72&とX軸方向く貫通する貫通孔72bを備
えた取り付は部材72が固着され、その貫通孔72bに
ブツシュピン73が、第2図において左側にくるその先
端を、該取り付は部材72の端面よυ外方に突出させか
つその基端を上記中空部72&内に突出させて、X軸方
向に移動自在に挿通されており、該ブツシュピン730
基端には、ブツシュビン73の外方への抜けを防止する
係止部材74が取り付けられている。また、コラム12
に軸線を上下に向けて取シ付けられた枢軸75には、略
り字状のてこレバー76が水平面内で回動自在に取り付
けられ、該でこレバー76の一端は、取り付は部材72
の中空部72&に嵌め込まれたばね77忙より付勢され
て上記ブツシュビン73の基端に当接せしめられるとと
もに、その他端は、主軸13の中心に装着されているブ
ツシュロッド790基端に当接せしめられている。上記
ブツシュロッド刃は、常時ばね78によフ主軸13の後
方側に付勢されて先端のコレットチャック7oを閉じる
一方、上記レバー76によりばね78の付勢力に抗して
主軸13の前方側に押されて先端のコレットチャック7
0を開放するようになっている。またさら忙、前記工具
マガジン15のマガジン本体21の所定位置に設けられ
た取り付は部材80には、上記コラム12が工具マガジ
ン15へ接近したとき、上記ブツシュビン73の先端が
衝突するストッパ81が、そのX軸方向の位置を調整可
能に螺着されている。そして、コラム12がX軸方向を
左行して工具マガジン15へ接近すると、ストッパ81
にブツシュビン73が衝突しててこレバー76が第2図
において時計回りの方向に回動され、これによりブツシ
ュロッド79が主軸13の前方側に押されてコレットチ
ャック70が開放せしめられる一方、コラム12が工具
マガジン15より離間すると、ばね77によシてこレバ
ー76が第2図において反時計回りの方向に回動され、
これによりばね78によりブツシュロッド79が主軸1
3の後方側に移動してコレットチャック70が閉じられ
るように構成されている。
さらに、前記工具マガジン15は、固定された前記マガ
ジン本体21に、X軸11CGう軸線を中心としてX軸
に直交する面内で回転せしめられるドラム82が設けら
れたもので、該ドラム82の外周面には、周方向に所定
のピッチで12〜16本の工具Tがその各軸線をドラム
82の径方向に向けて放射状に着脱自在に装着され、こ
れら工具Tが、前記主軸13に保持された工具Tと平行
な位置KJi次繰り出されるようになっている。ここで
、上記ドラム82における工具Tの把持は、従来同様複
数のばね83とロックピン84とにより行なわれるよう
罠なっている。また、ドラム82の後方(第1図におけ
る右方)のフレーム89にハ早円環状をなす所定幅のカ
ム板85が、該ドラム82から所定間隔離間し、かつ、
ドラム82の下方側の周縁に沿って固定して取り付けら
れている。そして、上記ロックビン84の内、X軸に沿
う方向に設けられた後方のものがドラム82の下方側に
きた時、その一端はこのカム板85に当接するようにな
っており、これにより、上記ロックビン84が確実に内
方に押し込まれた状態に保たれ、ドラム82の下方側圧
位置した工具Tの下方への落下が防止されるようになっ
ている。
次に、上記構成の自動工具交換装置の作用について説明
する。
所要の駆動装置を作動してコラム12をX軸に涜ってB
方向に左行させて主軸13をX軸原点位置へ移動させる
(ステップSt  )。工具ローダ16は平常時は中間
位置にあり、その把持アーム19は水平な状態に保たれ
ているが、コラム12が左行してくると、主軸13に保
持された旧工具Tが、該工具ローダ16の把持アーム1
9の一方(第1図における右方)の把持爪20に嵌まる
(ステップS、)。そして、コラム12が工具ローダ1
6を工具マガジン15側に押し動かしながら(ステップ
S、)、さらに左行していくと、ブツシュビン73がマ
ガジン本体21のストッパ81に衝突し、ばね77の付
勢力に抗して取り付は部材72の内方に没入せしめられ
、これに伴っててこレバー76が枢軸75を中心に第2
図において時計回りの方向に回動させられてブツシュロ
ッド79をばね78に抗して主軸13の前方側に押し出
し、これによってコレットチャック70による主軸13
の旧工具Tの係止が解かれる(ステップ84  )。
また、工具ローダ16の把持アーム19の他方(第1図
における左方沖把持爪20に1工具マガジン15に保持
され、所定位置に割り出された新工具Tが嵌まシ込む(
ステップSs  )。この状態で、工具ローダ16のモ
ータ26を作動して、把持アーム19を前進させて上記
各工具Tを抜き出した後(ステップS6)、把持アーム
19をX軸Vc沿う鉛直面内で矢印Rの如く180度旋
回させて各工具Tの位置を入れ替え(ステップS、)、
次いで、把持アーム19を後退させてこれら工具Tを主
軸13および工具マガジン15にそれぞれ差し込ム(ス
テップSa )。この工具ローダ16の作動の詳細は後
述する。
このようにして新旧工具Tの入れ替えが終った後は、コ
ラム12をX軸に沿って逆行(右行)させる(ステップ
S、)。すると、工具ローダ16もばね23の付勢力に
よってコラム12に従動して逆行しくステップS、。)
、ストッパ部材25に係止されて中間位置で停止するが
(ステップS5.)、工具マガジン15から離間すると
き、工具マガジン15に差し込まれた上記旧工具Ti把
持爪20から離脱してそのまま工具マガジン15に保持
される(ステップS3.)。また、工具マガジン15か
らコラム12が離間する際、ストッパ81によるブツシ
ュビン73の押し付けが解かれて、ばね77によりてこ
レバー76が枢軸75を中心に第2図にお因で反時計回
りの方向に回動し、これにより、ブツシュロッド79が
ばね78の付勢力によって主軸13の後方側に引き戻さ
れてコレット^−−−チャック70が閉じ、主4711
13に差し込まれている新工具Tが係止される一方(ス
テップS+s)、工具ローダ16が中間位置で停止して
コラム12から離れると、該新工具Tは把持アーム19
の把持爪20から離脱せしめられる(ステップS、4)
そして、コラム12を前進させ(ステップS +s)、
切削を開始するが(ステップ516)、その間に工具マ
ガジン15は次や新工具Tを割り出しくステップSI?
)、停止する(ステップS、6)。また、ここで上記工
具ローダ16の作動を説明すると、電動モータ26の出
力軸27に取り付けられた歯車43が、電動モータ26
によって回転角0度の状態から120度回転せしめられ
ると、第2ゼネバドライバ46が第2ゼネバホイール4
8に噛み合ってこれを回転させる。ゼネバホイール48
の回転は、歯車49→歯車5o→固定板62→バレルカ
ム61の順にバレルカム61に伝わる。したがってカム
フォロワ55が移動し、筒体56とともに可動部材52
が軸方向に前進する。第2ゼネバホイール48は歯車4
3が240[回転したところで第2ゼネバドライバ46
から外れて停止する。上記可動部材52の前進により、
把持爪20゜20にそhぞれ把持された工具Tが工具マ
ガジン15と主軸13がら引き抜かれる。
歯車43が240度回転すると、今度は第1ゼネバドラ
イバ34が第1ゼネバホイール37に噛み合ってこれを
回転させる。この場合は、第1ゼネバホイール370回
転が、歯車38→歯車40→スプライン軸39→軸受け
53→中空軸54→可動部材52の順に可vJ部材52
に伝達され、可動部材52が把持アーム19と一緒に回
転する。
歯車43が480度回転したところで第1ゼネバホイー
ル37が第1ゼネバドライバ34がら外れ、可動部材5
2は前に述べたように180度回転して停止する。この
可動部材52の回転によって、工具マガジン15から取
り出された新工具Tとそれまで使用されていた旧工具T
とが相互に位置を変える。
上記のように歯車43が480度回転して可動部材52
が180度回転し終ると、再び第2ゼネバホイール48
が作動し、バレルカム61を回転させる。このバレルカ
ム61の回転により、今度は筒体56と可動部材52が
後退し、把持アーム19の把持爪20に把持されている
工具Tを工具マガジン15および主軸13に装着する。
可動部材52が後退端に後退したときには、フレーム1
8に固定しであるビン86が把持アーム19の穴から溝
19a内に突入し、ストッパ66を突出すので、把持爪
20の根端部の係止片67の固定状態が解除され、該把
持爪20はその挾みローラ64の側が開き得る状態とな
るので、工具Tを主軸13に装着後、把持アーム19を
、工具T(主軸13)の中心と可動部材52の中心とを
結ぶ線上を主軸から離れる方向へ移動させると、把持ア
ーム19は押しばね65の弾力に抗して、その挾みロー
ラ63側を開き、主軸13に装着した工具Tを容易に開
放する。上記の作業は歯車43が600度回転したとこ
ろで終了する。その後歯車43は更に240度(合計7
20度)回転して1サイクルが終了する(しかし工具交
換完了の信号は600度の所で出す。)。
このように、上記自動工具交換装置では、fll  工
具Tの向きを変換する動作およびそのための機構が不要
であるため、作動時間が短縮され、かつ、装置の構造が
簡略化されて製作費が低減される。
(2)2つ指型の把持爪20を把持アーム19に備えた
工具ローダ16を移動させることKよって、工具Tを把
持したり把持を解くものであり、把持アーム19の旋回
は、工具Tを主軸13および工具マガジン15から抜き
出した後の位置で180度旋画才るだけであるから、把
持爪20の各工具Tと工具マガジン15のドラム82に
放射状に装着された前後の工具Tとの相互干渉は容易に
回避することができる。
(3)工具マガジン15に対して、メモリランダムある
いは工具直接読み取り等の方式を採用すると、工具番号
と工具ポットの番地との組み合わせを固定する必要がな
いから、工具交換が、工具ローダ16による抜き出し→
180度旋回画才し込み、01回だけで完了する。
(4)工具交換のための工具ローダ16の移動は、方向
もタイミングも丁度コラム12のX軸原点復帰の動作と
同じであることから、コラム12の移動力をそのまま利
用することができ、工具ローダ16の移動用の動力は全
く不要である。
(5)主軸13のコレット・チャック70の開閉もまた
コラム12の動きを利用するものであるから、そのため
の動力を何等必要とせず、また、開閉作動に全く時間を
要しない。
(6)シかも、主軸13のコレットチャック70の開放
は、工具Tが工具ローダ16の把持爪20に確実に把持
された後九行なわれ、また、コレットチャック70の閉
止のときはその逆が完全に行なわれるので、安全である
(7)  工具マガジン15は、X軸に直交する面内で
旋回せしめられるドラム82に工具Tを放射状に装着し
たものであるから、装置のスペースが小さくて済む。
(8)上記の結果、動作数が従来に比し大幅に少なくな
り、工具交換に要する時間は、主軸13がら旧工具Tを
抜き去り、新工具Tを装着するまでが2秒に1また、旧
工具刃先の切削完了点から新工具刃先の切削開始点まで
が7秒に短縮され、従来の半分になった。
以上説明したように、本発明の自動工具交換装置は、コ
ラムの移動のみにより、主軸に保持された工具および工
具マガジンに保持ばれた工具を工具ローダに把持させた
り、その把持を解くようにしたものであるから、従来の
ように、工具の把持および解放を行なうための油圧シリ
ンダを設ける必要がなく、構造が簡略化でれて製作費が
低減されるとともに、工具の把持および解放のためのみ
に要する時間がなくなって、全体の作動サイクルタイム
が大きく短kiすれる等の効呆を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は正面略図、第2図は要部の断面図、第3図(a
)は工具マガジンの側面略図、第3図(b)は第3図(
a)の■b矢視断面図、第4図は工具ローダの断面図、
第5図はゼネバドライバとゼネバホイールの作動説明図
、第6図は一部な破断じて示した把持アームの側面図、
第7図tまストッパ部分の断面図、第8図は工具ローダ
の作動サイクル図、第9図は装置の作動の70−チャー
トである。 また、第10図(PL)、 (b)および第12図(a
)、 (b)はそれぞれ従来の装置の平面図と正面図、
第11図および第15図はこれら従来の装置の作動の7
0−チャートである。 12・・・・・・コラム、13・・・・・・主軸、15
・・・・・・工具マガジン、工6・・・・・・工具ロー
ダ、19・・・・・・把持アーム、20・・・・・・把
持爪、71・・・・・・チャック開閉手段。 第1図 ゛  第2図 第3図 −」 b 第3図 (b) 第10図 (b) 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主軸を備え、該主軸の軸線に直交する水平方向に移動自
    在に設けられたコラムの近傍に、複数の工具を上記主軸
    に保持された工具と平行な位置に順次繰り出す工具マガ
    ジンがコラムの移動方向に離間して設けられ、かつ、該
    工具マガジンと上記コラムとの間には、コラムの移動方
    向に沿う鉛直面内で旋回自在で主軸の軸線方向に移動自
    在な把持アームの両端に、工具を把持する把持爪がそれ
    ぞれ備えられて成り、工具マガジンへ接近するコラムに
    よつて押されて上記把持爪に、主軸に保持された工具と
    工具マガジンに保持された工具を順次把持するとともに
    、把持アームを180度旋回してこれら工具を互いに入
    れ替え、コラムの工具マガジンからの離間によつてこれ
    ら工具の把持を解いてこれら工具を工具マガジンと主軸
    に保持させる工具ローダが配設されて成ることを特徴と
    する自動工具交換装置。
JP20760784A 1984-10-03 1984-10-03 自動工具交換装置 Pending JPS6186155A (ja)

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