JP3511660B2 - 工具交換装置を備えた工作機械 - Google Patents

工具交換装置を備えた工作機械

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JP3511660B2
JP3511660B2 JP34825293A JP34825293A JP3511660B2 JP 3511660 B2 JP3511660 B2 JP 3511660B2 JP 34825293 A JP34825293 A JP 34825293A JP 34825293 A JP34825293 A JP 34825293A JP 3511660 B2 JP3511660 B2 JP 3511660B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工具交換装置を備えた工
作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種工具を着脱可能に保持するコ
レットを有する工具クランプ機構を内蔵する主軸と、前
記主軸を回転可能に支持する主軸台と、その主軸台を、
前記主軸に保持された工具と相対する被加工物に対して
相対的に、前記主軸の回転軸線と同方向に往復移動可能
に支持するフレームと、複数の各種工具を保持する工具
マガジンと、その工具マガジンに保持された工具の一つ
を選択して前記主軸に装着された工具と交換するための
工具交換装置とを備えた工作機械において、単一のモー
タにより複数のカムを取り付けた工具交換駆動軸を回転
させ、該複数のカムによって、コレットによる工具のク
ランプ及びアンクランプ、工具交換アームによる工具の
把持、工具交換アームの回動運動により主軸と工具マガ
ジン上の工具との交換を行う工具交換装置を備えた工作
機械が、例えば特開平2−262936に知られてい
る。この工具交換装置を備えた工作機械においては、モ
ータによる工具交換駆動軸の1回転の間に、上記の複数
のカムによる一連の動作が行われ工具の交換が完了する
ように構成されている。
【0003】なお、上記の主軸に内蔵された工具クラン
プ機構は、半径方向に突出する工具リリースピンが取り
付けられたドローバーと、該ドローバーに保持されたコ
レットと、該ドローバーへ被加工物と反対方向の弾性力
を付与する皿バネとから主として構成され、該皿バネの
弾性力によりドローバーを押し上げてコレットに工具を
クランプさせると共に、上記複数のカムの内の1つ(円
筒溝カム)に従動するリンクロッドにより、上記工具リ
リースピンを該皿バネの弾性力に対抗して押下げること
によりコレットをアンクランプさせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成に係る工具交換装置においては、加工時の工具の滑り
を防止するため、コレットに工具を強固に把持させるよ
う該コレットを上方へ押し上げる皿バネに比較的大きな
弾性力(付勢力)を与えている。その一方で、コレット
に工具をアンクランプさせる際には、上述したようにモ
ータで円筒溝カムを駆動して、この円筒溝カムの作用を
リンクロッドを介してドローバーへ伝達し、上記皿バネ
の大きな弾性力に対抗して該ドローバーを押し下げる必
要があった。この皿バネの弾性力に対抗するための力を
上記リンクロッドを介してドローバーへ伝達する必要が
あるため、モータには高い出力が要求されると共に、円
筒溝カム、特に、該円筒溝カムの作用をリンクロッドに
渡すカムフォロワーに大きな力が加わるため、カム及カ
ムフォロワーを大型化する必要があった。
【0005】更に、上述したようにモータが工具交換駆
動軸を1回転させ、該工具交換駆動軸に取り付けられた
複数のカムにより、コレットによる工具のクランプ及び
アンクランプ、工具交換アームによる工具の把持、工具
交換アームの回動運動により主軸と工具マガジン上の工
具との交換を行ってるが、このモータの駆動力による上
記一連の動作の中でコレットのアンクランプのために最
も大きなトルクが必要となった。このため、モータは、
このアンクランプ動作を行い得るトルクを有する大型の
ものが選択されていた。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、小出力のモータで小さなカムによ
り、コレットのクランプのために弾性手段により付与さ
れている弾性力に対抗してコレットをアンクランプさせ
得る工具交換装置を備えた工作機械を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、本発明においては、各種工具を着脱可能に保持する
コレットを有する工具クランプ機構を内蔵する主軸と、
前記主軸を回転可能に支持する主軸台と、その主軸台
を、前記主軸に保持された工具と相対する被加工物に対
して相対的に、前記主軸の回転軸線と同方向に往復移動
可能に支持するフレームと、複数の各種工具を保持する
工具マガジンと、その工具マガジンに保持された工具の
一つを選択して前記主軸に装着された工具と交換するた
めの工具交換装置と、単一のモータにより回動されるカ
ム群であって前記工具交換装置の駆動用カム及び前記工
具クランプ機構の駆動用カムを含むカム群とを備えた工
作機械であって、前記工具クランプ機構が、前記コレッ
トを支持するドローバーと、前記ドローバーに設けられ
たリリースピンと、該ドローバーへ被加工物とは反対方
向の弾性力を付加して、該コレットに工具をクランプさ
せる弾性手段とを有し、前記工具クランプ機構の駆動用
カムに従動するリンクロッドであって、該リンクロッド
を構成する内の1つのロッドが、前記ドローバーの移動
方向に垂直に配置された回転軸に揺動自在に支持され、
アンクランプの際に、前記ロッドの端部が、前記リリー
スピンを押圧して前記ドローバーを被加工物方向に移動
させてコレットに工具をアンクランプさせ;クランプの
際に前記ロッドの該端部が、前記リリースピンから離
れ、前記弾性手段によって前記ドローバーを被加工物の
反対方向に移動させてコレットに工具をクランプさせる
リンクロッドと、該リンクロッドの前記ロッドの前記端
部の反対側の端部へ、前記ドローバーを被加工物方向に
移動させる方向へ前記弾性手段の弾性力に対抗するアン
クランプのための付勢力を付与する引っ張りバネと、
備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】このように本発明を構成したことにより、該工
具クランプ機構の駆動用カムがモータにより回動され、
この工具クランプ機構の駆動用カムに従動するリンクロ
ッドが、該ドローバーを被加工物方向へ移動させてコレ
ットのアンクランプを行う際に、付勢手段が、該リンク
ロッドへ該ドローバーを被加工物方向に移動させる方向
へ該弾性手段の弾性力に対抗するための付勢力を付与す
る。この付勢手段の付勢力を付加することにより、モー
タの負荷を軽減するとともに、小さなカムで、該弾性手
段の弾性力に対抗してコレットをアンクランプさせるこ
とができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面に従って具体的
に説明する。図2は本発明に係る工具交換装が搭載され
たマシニングセンタを示す斜視図、図3は平面図であ
る。基台1に直立して固定されたコラム2に主軸台3が
支持されている。主軸台3はリニアガイド4に案内され
Z軸送りモータ5及び送りねじ6により上下方向に移動
される。テーブル7は水平面でX−Y方向に移動可能で
ある。主軸台3には主軸11及び主軸11に直線連結さ
れた主軸モータ10の他に、回転型の工具マガジン8が
搭載されている。工具マガジン8はマガジンモータ12
により回転され選択工具が割出される。また、主軸台3
には、工具マガジン8と主軸11との間で工具13を交
換する工具交換装置(ATC装置)が組込まれている。
両端に工具把持爪15を備えた旋回アーム16、工具交
換駆動モータ17(以下ATCモータ17と称す)等が
その部材である。
【0010】図1は本発明に係る工具交換装置の機構の
概要を示す模式図である。ATCモータ17の回転はウ
ォーム21及びウォーム歯車22により工具交換駆動軸
23(以下ATC駆動軸23と称する)に伝えられる。
ATC駆動軸は軸受24、25により主軸台に回転自在
に軸支されている。ATC駆動軸23には4つのカムが
設けられている。
【0011】一方、第1のスリーブ26が軸受27、2
8により主軸台3に回転自在に軸支されている。第1の
スリーブ26の内周面にはスプラインキー29が形成さ
れ、第2のスリーブ30のスプライン部31が係合す
る。第2のスリーブ30は第1のスリーブ26の内周面
及びメタル軸受32を介して主軸台3に支承され、第1
のスリーブ26と一体に回転されると共に軸方向に摺動
可能である。第2のスリーブ30の先端には旋回アーム
16が固定されている。第2のスリーブ30は旋回アー
ム軸をなす。旋回アーム16内には工具把持爪15を開
閉する開閉機構が内蔵されている。その開閉機構の駆動
部に、第2のスリーブ30に挿通され主軸台3に回転自
在に支持された回動ロッド33が係合し、回動ロッド3
3の回転により工具把持爪15を開閉する。そして、旋
回アーム16の回転及び軸方向への移動により主軸11
と工具マガジン8の工具ポット34との間で工具13を
交換する。
【0012】ATC駆動軸23に設けられた第1のカム
は2枚の板カム35、36からなる複合カムであり、い
わゆるパラレルカム37と称されるものである。2枚の
板カム35、36は、第1のスリーブ26と一体に構成
された従動子38の従節ローラ39、40に当接し、第
1のスリーブ26の回転位置を規制する。そして、AT
C駆動軸23の一回転の間に第1のスリーブ26を間欠
的に180°回転させる。
【0013】ATC駆動軸23に設けられた第2のカム
は円筒部材41の周面に形成された第1の円筒溝カム4
2である。第1の円筒溝カム42に従動して揺動される
揺動レバー43に設けられた接触子44が、第2のスリ
ーブ30の外周の円周溝45に係合し、第2のスリーブ
30の軸方向位置を規制する。ATC駆動軸23の一回
転の間に第2のスリーブ30は軸方向に間欠的に一往復
される。
【0014】ATC駆動軸23に設けられた第3のカム
は円板46の上面に形成された平面溝カム47である。
平面溝カム47に従動して往復動されるラック48が回
動ロッド33のピニオン49と係合し、回動ロッド33
の回動位置を規制する。回動ロッド33の回動位置に従
って工具把持爪15が開閉される。
【0015】ATC駆動軸23に設けられた第4のカム
は円筒部材41の上部に形成された第2の円筒溝カム5
1である。第2の円筒溝カム51にロッド125、18
0、182かなら成るリンクロッドを従動させ、該ロッ
ド182により工具着脱装置のドローバー53に連結さ
れた工具リリースピン54を押圧し、主軸11の工具1
3をアンクランプ状態とすることが可能である。このロ
ッド180とロッド182のリンク部分には、引っ張り
バネ181が配置されており、ロッド182へ主軸11
のアンクランプのための付勢力を付加している。
【0016】以下、上記の機構の詳細について説明す
る。図4は主軸台3の左側面を覆う工具マガジン8を取
外して見た図3のA−A線矢視図であり、図5は第2の
スリーブ30の縦断面図である。主軸台3の上部に円筒
形状のブラケット57が固定されている。その円筒状ブ
ラケット57及び主軸台3のリブ部58に軸受59、6
0を介して第1のスリーブ26が回転自在に支承されて
いる。第1のスリーブ26は、多数の従節ローラ39、
40を支承する上下3枚の円板からなるパラレルカム3
7の従動子38と一体に構成されている。また、その内
周面にはスプラインキー29が形成されている。
【0017】第2のスリーブ30の上部にはスプライン
31が形成され、そのスプライン31が第1のスリーブ
26のスプラインキー29と係合して第2のスリーブ3
0の上部を支承する。第2のスリーブ30の下部はメタ
ル軸受32により主軸台3に回転自在かつ軸方向に移動
自在に支承されている。第2のスリーブ30の中央部外
周にはリング部材61がねじ62により固定されてお
り、そのリング部材61の円周溝45に揺動レバー43
の接触子44が係合して第2のスリーブ30の軸方向位
置を規制し支持している。
【0018】第2のスリーブ30の内部には、工具把持
爪15を開閉するための回動ロッド33が挿通されてい
る。回動ロッド33は上端部を円筒状ブラケット57内
で軸受63により回転自在に支持されている。回動ロッ
ド33は軸方向には移動することができない。回動ロッ
ド33の上端に設けられたピニオン49は、円筒状ブラ
ケット57に摺動自在に支持され平面溝カム47に従動
して往復動されるラック48と係合する。
【0019】第2のスリーブ30を回転駆動するカムイ
ンデックス機構について図5及び図6Aを参照し説明す
る。図6Aは図4のB−B線断面図である。ATC駆動
軸23に固定された2枚の板カム35、36はそれぞれ
真円部35A、36Aと山部35B、36Bとからなる
カム輪郭を有し、2枚の板カム35、36の山部35
B、36Bは互いにずらして構成されている。第1のス
リーブ26と一体に形成された3枚の円板38の間に
は、それぞれ4つの従節ローラ39、40が回転自在に
支持されパラレルカム37の従動子38を構成してい
る。上段の従節ローラ39と下段の従節ローラ40とは
互い違いに位置するように配設されている。2枚の板カ
ム35、36はそれぞれ4つの従節ローラ39、40の
いずれかに当接する。
【0020】ATC駆動軸23の回転に従い、板カム3
5、36の山部35B、36Bが一種のギアの様になっ
て従節ローラ39、40と噛み合い、従動子38即ち第
1のスリーブ26を回転させる。また、図6Aに示す様
に板カム35、36の真円部35A、36Aが従節ロー
ラ39、40に当接しているときは、上下段の互い違い
の従節ローラ39、40が板カム35、36の真円部3
5A、36Aを挟んだ状態になり、板カム35、36の
回転にかかわらず従動子38即ち第1のスリーブ26は
完全にロックされた停止状態になる。板カム35、36
のカム輪郭は180°の回転で従動子38を180°回
転し、残りの180°の回転では従動子38を停止状態
にロックするように形成されている。
【0021】第2のスリーブ30を軸方向に往復動させ
る軸送り機構について図4及び図6Bを参照し説明す
る。図6Bは図4のC−C線断面図である。揺動レバー
43が主軸台3の隔壁65に設けられた軸66を支点と
して揺動自在に支承されている。揺動レバー43の中央
部には側方に突出した円筒形状のカムフォロワー67が
設けられ、先端部にはローラからなる接触子44が設け
られている。カムフォロワー67は第1の円筒溝カム4
2に係合され、先端の接触子44は第2のスリーブ30
に固定されたリング部材61の円周溝45に係合されて
いる。ATC駆動軸23の回転に従い第2のスリーブ3
0が軸方向に上下動される。
【0022】回動ロッド33を平面溝カム47に従動し
て回動する機構について図7及び図8を参照し説明す
る。図7は図4のD−D線階段断面図、図8は図7のE
−E線矢視図である。主軸台3の天井壁70に水平レバ
ー71が中央部を軸72に支承され、水平面内で揺動自
在に取付けられている。水平レバー71の一端には下方
に突出した円筒状のカムフォロワー73が設けられ、他
端には上方に突出した円筒状の接触子74が設けられて
いる。回動ロッド33の上端を支持する円筒状ブラケッ
ト57には水平方向に貫通する円形の案内孔75が形成
され、その案内孔75にラック48が摺動自在に挿通さ
れ案内されている。ラック48は回動ロッド33の上端
に設けられたピニオン49と噛合する。円筒状ブラケッ
ト57の側面から突出したラック48の後端部には係合
溝76が形成され、その係合溝76に水平レバー71の
接触子74が係合する。また、水平レバー71のカムフ
ォロワー73は平面溝カム47に係合する。ATC駆動
軸23の回転に従い、水平レバー71が揺動され、ラッ
ク48が前後に摺動されて回動ロッド33が回動され
る。
【0023】回動ロッド33の回動に従って工具把持爪
15を開閉する把持爪開閉機構について図5及び図9を
参照して説明する。図9は図5のK−K線断面図であ
る。回動ロッドの下端部には円筒形状をしたソケット8
0がピン81により取付られている。ソケット80は第
2のスリーブ30の内周面に摺接し、回動ロッド33の
下端を第2のスリーブ30の回転中心軸線上に支持す
る。回動ロッド33の下端には、水平方向に突出して係
合ピン82が設けられている。一方、第2のスリーブ3
0の先端に固定された旋回アーム16の中心には、ピニ
オン軸83が軸受84、85を介して垂直に軸支されて
いる。ピニオン軸83の上端面には回動ロッド33の係
合ピン82と係合するためのU字溝86が形成されてい
る。図5に示す様に、第2のスリーブ30が上昇端に位
置したときに、係合ピン82がU字溝86に係合し回動
ロッド33の回動に従動してピニオン軸83が回動され
る。
【0024】旋回アーム16内には、ピニオン軸83の
ピニオンに噛合すラック部材88がケーシング89に案
内され左右に摺動自在に設けられている。ラック部材8
8は、その先端部90がケーシング89から突出し工具
ホルダの溝に係合するノッチを兼ねる部材である。ラッ
ク部材88の摺動面をなす側面には2つのV溝91、9
2が垂直に形成されている。ケーシング89の上記V溝
91、92に対応する位置に孔93が設けられ、その孔
93に、ねじ94によって圧縮されたバネ95により付
勢されたボール96が配設されている。ボール96はV
溝91、92に係合可能であり、ラック部材88を前進
位置又は後退位置に保持することができる。ラック部材
88の中央部には長孔状の透孔97が設けられ、その透
孔97を挿通して2本の固定ピン98、99が直立して
ケーシング89に固定されている。透孔97はラック部
材88の直線移動を逃すためのものである。
【0025】一方の工具把持爪15Aが2つのレバー1
01、102により固定ピン98、99に連結されてい
る。各レバー101、102はピン103、104によ
り工具把持爪15Aと連結されており、各レバー10
1、102は揺動自在である。一方の工具把持爪15A
を連結するレバー101、102はラック部材88の上
方で固定ピン98、99に連結し、対となる他方の工具
把持爪15Bを連結するレバー105、106はラック
部材88の下方で固定ピン98、99に連結する。各レ
バー101、102及び105、106の揺動を可能と
するスペースを空けるため、ラック部材88の透孔97
が設けられた附近は上下面が削られ板厚が薄くされてい
る。
【0026】ピニオン軸83が回転駆動されラック部材
88が前進すると、ラック部材88の後方の段部107
がレバー101の側端を押圧し、固定ピン98を中心に
レバー101が回転されて工具把持爪15Aを閉じる。
そして、ボール96がV溝91に係合した状態でラック
部材88が保持される。その後、第2のスリーブ30が
下降し回動ロッド33の係合ピン82とU字溝86との
係合が外れ、ピニオン軸83がフリーになった状態で
も、作用角の関係から工具把持爪15からの力によりラ
ック部材88が移動することはない。回動ロッド33に
よりピニオン軸83が逆方向に回転されラック部材88
が後退すると、ラック部材88の前方の段部108がレ
バー102の側端を押圧し、工具把持爪15Aを開く。
【0027】工具着脱装置駆動機構について図10、図
11及び図12を参照し説明する。図10は図4のF−
F線断面図、図11は図10のG−G線断面図、図12
は主軸の縦断面を示す図10のH−H線断面図である。
先ず図10及び図11を参照し、主軸台3の側壁111
には、上下方向に延びる突出部112が形成され、その
内側面には内面に円柱形状の空間を有するフランジ部1
13が形成されている。主軸台3の隔壁65には、内面
に前記フランジ部113と略同一の空間を有するフラン
ジ部114が形成されている。そして、前記フランジ部
113、114の空間には、すべり軸受121、122
が夫々取付けられ、そのすべり軸受121、122には
夫々支持棒123、124が上下方向に摺動可能に支持
されている。その各支持棒123、124の上部には、
ロッド125がねじ126、127により夫々固定され
ている。ロッド125の先端は主軸台3の隔壁65の窓
128を挿通してATC駆動軸23が配設された室に達
するようにされている。そのロッド125の先端にはカ
ムフォロワー116が回転自在に取付られ、第2の円筒
溝カム51に係合する。
【0028】ロッド125とは垂直な方向にロッド18
0が配設される。ロッド180は側壁111及び隔壁6
5に支持された水平軸117に中央部を支承され上下方
向に揺動自在である。ロッド180の一端には上下方向
に二つに分かれた二股部118が形成され(図12参
照)、その二股部118がロッド125の略中間部を挟
持して、ロッド180がロッド125に係合されてい
る。ロッド180の他端には、ロッド182が連結軸1
83により連結されている。該ロッド182は、側壁1
11及び隔壁65に支持された水平軸184に中央部を
支承され上下方向に揺動自在である。ロッド182の他
端は水平方向にY字状に2つに分かれ、そのY字部11
9が主軸11の側面に突出した工具リリースピン54を
上方から押圧可能である。上記ロッド125、180、
182がリンクロッドを形成して、第2の円筒溝カム5
1の作用力を該工具リリースピン54へ伝達するように
成っている。このロッド180とロッド182とを連結
する該連結軸183は、側壁111に設けられたピン1
85(図12参照)に支持された引っ張りバネ181に
より上方へ付勢されている。
【0029】工具着脱装置について図12を参照し説明
する。この装置は、テーパー形状のアーパー130及び
プルスタッド131を備える工具13を着脱自在に装着
するものである。軸11の軸端面にはアーパー130が
密着しテーパー嵌合するテーパー孔132が設けられて
いる。テーパー孔132に連通する上方のコレット室1
33には円筒形状をしたコレット134が軸方向に摺動
自在に設けられている。コレット134の周上に設けら
れた複数の小さなテーパー孔135にボール136が配
設され、複数のボール136がプルスタッド131のネ
ック部を囲むように保持されている。コレット134が
上昇したときには、各ボール136はコレット室133
上部のテーパ部137に押圧されて中心方向に移動し、
複数のボール136がプルスタッド131を挟持して引
き上げる。一方、コレット134が下降したときは、図
12に示す様に、コレット室133の側壁がやや拡がっ
ているため各ボール136は径方向に逃げることがで
き、プルスタッド131は自由にコレット134内を通
過することができる。
【0030】コレット134にはドローバー53が固着
され、ドローバー53の上端には、ねじによりプラグ1
38が固定されている。プラグ138は主軸11の中空
部内を軸方向に摺動自在である。プラグ138と、主軸
11の中空部に形成された段部139との間に一群の皿
バネ140が弾力的に圧縮介挿されている。皿バネ14
0の強い弾性力によりプラグ138は上方に付勢され、
ドローバー53及びコレット134が上方に付勢されて
いる。主軸11には長円形の長孔141が対向的に設け
られ、その長孔141からプラグ138に直交して挿通
固定された工具リリースピン54が突出している。
【0031】工具交換駆動モータ17により第2の円筒
溝カム51が回動され、該円筒溝カム51のカム高さが
高くなると、ロッド125が高い位置をとり、ロッド1
80が図12の時計方向に回動され、ロッド180とロ
ッド182と間の連結軸183がバネ181の付勢力に
対抗して下げられ、そして、ロッド182が反時計方向
に回動されそのY字部119は工具リリースピン54か
ら離れる。この状態において、皿バネ140の強い弾性
力により工具リリースピン54は上方に付勢され、ドロ
ーバー53に支持されたコレット134が引き上げられ
工具をクランプする。
【0032】他方、工具交換駆動モータ17により第2
の円筒溝カム51が更に回動され、該円筒溝カム51の
カム高さが低くなると、図12に示すようにロッド12
5が低い位置をとり、ロッド180が反時計方向に回動
され、ロッド182が時計方向に回動され該Y字部11
9が工具リリースピン54を上方から押圧する。この際
に、ロッド180とロッド182と間の連結軸183に
取り付けられたバネ181が、ロッド182の時計方向
の回動へ付勢力を付加する。これにより、ロッド182
のY字部119は、該皿バネ140の強い弾性力に対抗
して工具リリースピン54を下方に押圧し、コレット1
34が押し下げられ工具をアンクランプする。即ち、皿
バネ140の弾性力に対抗してコレット134をアンク
ランプする際に、ロッド182が引っ張りバネ181に
より付勢されているため、小さな出力の工具交換駆動モ
ータ17でコレット134をアンクランプさせることが
できる。また、このコレット134のアンクランプの際
に円筒溝カム51へ加わる力が小さくなる。
【0033】工具マガジン8の構造について図13を参
照し説明する。図13は図3のJ−J線断面図である。
フレーム150の中央部に突出した円筒状部分151
に、軸受152を介して円盤153が回転自在に支持さ
れている。円盤153の裏面に固定された環体154に
は、同一円周上に多数のローラ155が配設されてい
る。これらのローラ155はバレルカム156のカムフ
ォロワーをなす。カム軸157が垂直にフレーム150
に軸支されている。円筒部材にスパイラル状に溝が創成
されたバレルカム156がカム軸157に固定され、複
数のローラ155と係合する。カム軸157は減速機1
58を介してフレーム150上部に配設されたマガジン
モータ12に連結されている。カム軸157の回転に従
動して次々にローラ155がバレルカム156に係合
し、円盤153を回転駆動する。
【0034】円盤の表面には多数の工具の工具ポット3
4を支持する支持部材160が固定されている。支持部
材160は円盤153の周囲で放射状にかつ内部の方向
(図面左方向)に延出し、その各延出部161に設けら
れた支持軸162に各工具ポット34が揺動可能に支持
されている。各工具ポット34には圧縮バネ164で付
勢されたボール165からなるラッチ機構が設けられて
おり、工具13を圧縮バネ164の付勢力に抗して強く
押し込むとプルスタッド131にボール165が係合し
て工具13が保持され、圧縮バネ164の付勢力に抗し
て強く引き抜くと工具13を工具ポット34から取外す
ことができる。
【0035】各工具ポット34の後端にはピン166が
設けられている。このピン166に係合可能なU字溝1
67を有するスライダ168が上下方向に摺動自在にフ
レーム150下方に支持され、エアーシリンダ170の
ピストンロッド171に連結されている。最も下の位置
に割出された工具ポット34のピン166がスライダ1
68のU字溝167に係合する。ピストンロッド171
を後退してスライダ168を上昇させることにより、想
像線に示す様に、割出された工具ポット34が90°回
転されてマガジンから取出され、旋回アーム16により
工具交換が可能な姿勢にされる。マガジンの周囲を囲む
円筒状のカバー172は工具13が取出される最下部の
箇所だけ切り欠かれている。
【0036】以上の構成に基き作動について図14及び
図15を参照し説明する。図14は工具交換装置の作動
を示すタイミングチャート、図15はシーケンス図であ
る。加工が終了するとZ軸送りモータ5が駆動され、工
具13が被加工物と干渉しない位置まで主軸台3が上昇
される(状態202)。同時に主軸11の定位置停止が
行なわれる(状態202)。また、工具マガジン8のシ
リンダ170が上昇され割出された工具ポット34が9
0°回転され工具交換が可能な姿勢にされる(状態30
2)。
【0037】主軸定位置停止が確認されると直ちにAT
Cモータ17が駆動されATC駆動軸23が回転を始め
る。ATC駆動軸23が約20°回転したところから平
面溝カム47のカム高さが上昇を始め、回動ロッド33
を回転して工具把持爪15を閉じる(状態203、30
3)。これにより、主軸11及び工具マガジン8の工具
13が旋回アーム16に保持される。ATC駆動軸23
が約35°回転すると第2の円筒溝カム51のカム高さ
が下降を始め、ロッド182により工具リリースピン5
4を押し下げ、主軸11に保持された工具13をアンク
ランプ状態にする(状態204)。さらにATC駆動軸
23の回転が進み約65°の回転角に達すると、第1の
円筒溝カム42のカム高さが下降を始め、第2のスリー
ブ30を下降させて工具13の抜取りを開始する(状態
205、305)。
【0038】工具13の抜取りはATC駆動軸23の6
5°から115°の回転角の間に行なわれる。一方、A
TC駆動軸23が約90°の回転角に達するとパラレル
カム37の2枚の板カム35、36の山部35B、36
Bが従節ローラ39、40に当接し始め、第1のスリー
ブ26を回転させて旋回アーム16の回転が開始される
(状態206)。ここで、ATC駆動軸23の回転角が
90°から115°の間には、第2のスリーブ30の下
降による工具13の抜取り動作と旋回アーム16の回転
による工具13の交換動作が一部重複して行なわれる
(図14に401で示す)。このように、動作を一部重
複させることにより工具交換時間をより短縮することが
できる。旋回アーム16はATC駆動軸23の90°か
ら270°までの間に180°回転され工具位置が交換
される。
【0039】そして、ATC駆動軸23が約255°の
位置まで回転すると、第1の円筒溝カム42のカム高さ
が上昇を始め、第2のスリーブ30が上昇して新しい工
具13の挿入が開始される(状態207、307)。こ
こでも、旋回アーム16の回転と上昇とが一部重複して
行なわれ(図14に402で示す)、工具交換時間の短
縮が図られている。次に、ATC駆動軸23が約305
°の位置まで回転すると、第2の円筒溝カム51のカム
高さが上昇してロッド182が工具リリースピン54か
ら離れ、皿バネ140の付勢力により工具13が主軸1
1にクランプされる(状態208)。そして、ATC駆
動軸23の回転が320°から350°の間に、平面溝
カム47のカム高さが下降し、回動ロッド33が逆回転
されて工具把持爪15が開かれて(状態209、30
9)、工具13が旋回アーム16から離脱する。
【0040】ATC駆動軸23が1回転し最初の状態に
戻ると、ATCモータ17が停止され、工具交換が終了
する。工具交換が終了すると直ちにZ軸送りモータ5及
び主軸モータ10が駆動され(状態210)、次の加工
作業に入る(状態211)。一方、工具マガジン8で
は、シリンダ170が下降し工具ポット34が90°回
転されて格納され(状態310)、マガジンモータ12
が駆動されて次に交換する工具の割出しが開始され(状
態311)、次の工具交換に備える。図14では動作を
明確に示すため各カム37、42、47、51のカム輪
郭が直線的に変化するかのように図示したが、実際には
各カムのカム輪郭は滑らかな曲線に形成され、各部材に
ショックを与えることなく高速に動作させることを可能
としている。
【0041】以上説明した実施例においては、円筒溝カ
ム51の作用を3本のロッド125、180、182か
ら成るリンクロッドにより工具リリースピン54へ伝達
したが、このリンクロッドは、2本のロッドから成る構
成とすることも可能である。また、皿バネ140の弾性
力に対抗する力を加えるために、付勢手段として引っ張
りバネ181を用いたが、このバネ181の代わりに他
の弾性体、例えば、ゴム等を用いることができる。更
に、引っ張りバネ181の代わりに圧縮バネを、該引っ
張りバネ181と反対位置に置くことも可能である。ま
た、この実施例では、リンクロッドへのバネ181によ
る付勢力を、ロッド180とロッド182との間の連結
軸183に加えたが、この付勢力を他の適宜の場所に付
与することによっても本発明の目的を達成することがで
きる。
【0042】本実施例によれば、コレット134のクラ
ンプのための皿バネ140の弾性力に対抗してコレット
134をアンクランプさせる際に、ロッド182が引っ
張りバネ181により付勢されるため、小出力の工具交
換駆動モータ17でもコレット134のアンクランプを
行い得る。また、コレット134のアンクランプの際に
円筒溝カム51に加わる力が小さくなるため、該円筒溝
カム51を小型化できる。更に、当該円筒溝カム51の
作用をリンクロッド125、180、182に渡すカム
フォロワー116に加わる力が小さくなるため、円筒溝
カム51とカムフォロワー116との接触による磨耗が
少なくなり、これら部材の耐久性が向上する。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、コ
レットのクランプのための弾性体の弾性力に対抗してコ
レットをアンクランプさせる際に、リンクロッドが付勢
手段により該弾性体の弾性力に対抗するよう付勢される
ため、小出力のモータで小さなカムにより、コレットの
クランプのために弾性手段により付与されている弾性力
に対抗してコレットをアンクランプさせることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 工具交換装置の概要を示す模式図。
【図2】 工具交換装置の外観を示す斜視図。
【図3】 工具交換装置の平面図。
【図4】 図3のA−A線矢示図。
【図5】 第2のスリーブの断面図。
【図6】 図6Aはパラレルカムを示す図4のB−B線
断面図、図6Bは第1の円筒溝カムを示す図4のC−C
断面図。
【図7】 平面溝カムを示す図4のD−D線階段断面
図。
【図8】 図7のE−E線矢示図。
【図9】 旋回アームを示す図5のK−K線断面図。
【図10】 第2の円筒溝カムを示す図4のF−F線断
面図。
【図11】 図10のG−G線断面図。
【図12】 主軸の縦断面を示す図10のH−H線断面
図。
【図13】 工具マガジンの断面を示す図3のJ−J線
断面図。
【図14】 作動を示すタイミングチャート。
【図15】 シーケンス図。
【符号の説明】
11 主軸 17 工具交換駆動モータ 23 ATC駆動軸 51 円筒溝カム 53 ドローバー 125 ロッド 134 コレット 140 皿バネ 180 ロッド 181 バネ 182 ロッド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種工具を着脱可能に保持するコレット
    を有する工具クランプ機構を内蔵する主軸と、前記主軸
    を回転可能に支持する主軸台と、その主軸台を、前記主
    軸に保持された工具と相対する被加工物に対して相対的
    に、前記主軸の回転軸線と同方向に往復移動可能に支持
    するフレームと、複数の各種工具を保持する工具マガジ
    ンと、その工具マガジンに保持された工具の一つを選択
    して前記主軸に装着された工具と交換するための工具交
    換装置と、単一のモータにより回動されるカム群であっ
    て前記工具交換装置の駆動用カム及び前記工具クランプ
    機構の駆動用カムを含むカム群とを備えた工作機械であ
    って、 前記工具クランプ機構が、 前記コレットを支持するドローバーと、前記ドローバーに設けられたリリースピンと、 該ドローバーへ被加工物とは反対方向の弾性力を付加し
    て、該コレットに工具をクランプさせる弾性手段とを有
    し、 前記工具クランプ機構の駆動用カムに従動するリンクロ
    ッドであって、該リンクロッドを構成する内の1つのロ
    ッドが、前記ドローバーの移動方向に垂直に配置された
    回転軸に揺動自在に支持され、アンクランプの際に、前
    記ロッドの端部が、前記リリースピンを押圧して前記ド
    ローバーを被加工物方向に移動させてコレットに工具を
    アンクランプさせ;クランプの際に前記ロッドの該端部
    が、前記リリースピンから離れ、前記弾性手段によって
    前記ドローバーを被加工物の反対方向に移動させてコレ
    ットに工具をクランプさせるリンクロッドと、該リンクロッドの前記ロッドの前記端部の反対側の端部
    へ、 前記ドローバーを被加工物方向に移動させる方向へ
    前記弾性手段の弾性力に対抗するアンクランプのための
    付勢力を付与する付勢手段と、を備えることを特徴とす
    る工具交換装置を備えた工作機械。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段が引っ張りバネから成
    とを特徴とする請求項1の工具交換装置を備えた工作機
    械。
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